JP2000308310A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2000308310A
JP2000308310A JP11108910A JP10891099A JP2000308310A JP 2000308310 A JP2000308310 A JP 2000308310A JP 11108910 A JP11108910 A JP 11108910A JP 10891099 A JP10891099 A JP 10891099A JP 2000308310 A JP2000308310 A JP 2000308310A
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Japan
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rotor
core
electric machine
outer periphery
rotating electric
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JP11108910A
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English (en)
Inventor
Mikio Takahata
幹生 高畠
Yutaka Hashiba
豊 橋場
Tadashi Tokumasu
正 徳増
Naoteru Mishima
直輝 三嶋
Kazunori Shioda
和則 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】界磁巻線や電機子巻線の温度上昇を抑えること
のできる回転電機を得ること。 【解決手段】回転子17Aの回転子鉄心8Aの外周に対し
て、螺旋状の溝12Aを形成する。この溝12Aは、断面形
状としてV字状でもよいが、回転子17Aの回転方向に食
い込んだ楔状の溝としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の巻線形の全閉外扇形同期
電動機の一例を示す半断面図である。図10において、電
動機の外枠23の上部には、風胴24が載置され、この風胴
24の内部には、外枠23の上方に対して複数本の放熱管で
構成される熱交換器5が組み込まれている。
【0003】外枠23の軸心には、回転子軸3が貫設さ
れ、外枠23の両側に設けられた軸受19A,19Bを介して
両側を支持されている。回転子軸3の図10において右端
は、風胴24の右端の下部を貫通し、端部には外扇4が圧
入されている。
【0004】回転子軸3の中央部には、回転子鉄心8E
が圧入され、この回転子鉄心8Eの外周側に対して軸方
向に形成された各スロットには、界磁巻線1があらかじ
め挿入されている。
【0005】回転子鉄心8Eの両側には、内扇6が回転
子軸3に圧入されている。外枠23の内周には、固定子鉄
心7Aが固定され、この固定子鉄心7Aは、所定の厚さ
に重ねられた鉄心抜板の間に挿入された図示しない複数
の間隔片によって、複数の放射状の通風ダクト9を形成
している。
【0006】固定子鉄心7Aには、内周に形成されたス
ロットに対して電機子巻線2が挿入され、この電機子巻
線2の両端のコイルエンド部は、固定子鉄心7Aの両端
から突き出ている。
【0007】このように構成された巻線形の全閉外扇形
同期電動機においては、回転子軸3の回転に伴って回転
する外扇4によって、風胴24の右端から吐出された冷却
空気は、矢印11Aに示すように熱交換器5に送り込ま
れ、この熱交換器5の左端から矢印11Bに示すように外
部に放出される。
【0008】一方、回転子軸3とともに回転する内扇6
と回転子鉄心8Eの遠心力によって、内部の冷却空気は
回転子鉄心8Eの外周と固定子鉄心7Aの内周との間に
形成された空隙16に送り込まれ、この空隙16から固定子
鉄心7Eの通風ダクト9を経て、外枠23に形成された通
風口から熱交換器5の放熱管の内部に送り込まれる。
【0009】この放熱管に送り込まれら冷却空気は、矢
印10Gに示すように熱交換器5の両側から外枠23の内部
に環流し、再び内扇6に吸入され空隙16に送り込まれて
前述した経路で環流する。
【0010】このように環流する冷却空気によって、界
磁巻線1と電機子巻線2並びにこれらが挿入された回転
子鉄心8Eと固定子鉄心7Aは冷却され、これらの巻線
と鉄心を絶縁する絶縁樹脂の特性を長期に亘って維持し
ている。
【0011】さらに、全閉形とし熱交換器5で冷却した
冷却空気を内扇6で循環させることで、外気の侵入を防
ぎ、この外気に混入する塵埃の内部への侵入を防いで、
内部の巻線と鉄心間の沿面絶縁特性の低下を防いでい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された回転電機においては、固定子鉄心7Aの内周
と回転子鉄心8Eの外周との間に形成する空隙16が狭い
ので、この空隙16を通過する冷却空気の通風抵抗が高
く、それだけ熱交換器5を介して内部を環流する冷却空
気の風量が少なくなる。
【0013】その結果、界磁巻線1や電機子巻線2の冷
却効果が下がり、これらの巻線から発生する熱で絶縁樹
脂の温度も上がり、この絶縁樹脂の絶縁特性が低下する
おそれがあるだけでなく、この回転電機に要求される小
形化や高出力化の要請に応えられない。そこで、本発明
の目的は、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇を抑えるこ
とのできる回転電機を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、固定子鉄心の円周に形成されたスロットに固定子巻
線が挿入され、回転子鉄心の外周に形成されたスロット
に回転子巻線が挿入された回転電機において、固定子鉄
心の内周又は回転子鉄心の外周に、螺旋状の溝を形成し
たことを特徴とする。
【0015】請求項2に対応する発明は、固定子鉄心の
円周に形成されたスロットに固定子巻線が挿入され、回
転子鉄心の外周に形成されたスロットに回転子巻線が挿
入された回転電機において、固定子鉄心の内周又は回転
子鉄心の外周に、螺旋状の凸部を形成したことを特徴と
する。
【0016】請求項3に対応する発明は、固定子鉄心の
内周又は回転子鉄心の外周に形成した溝の断面形状をV
字状としたことを特徴とする。
【0017】請求項4に対応する発明は、固定子鉄心の
内周又は回転子鉄心の外周に形成した凸部の断面形状を
逆V字状としたことを特徴とする。
【0018】請求項5に対応する発明は、固定子鉄心の
内周又は回転子鉄心の外周に形成した溝の断面形状を回
転子鉄心の回転方向に食い込んだ楔状としたことを特徴
とする。
【0019】請求項6に対応する発明は、固定子鉄心の
内周又は回転子鉄心の外周に形成した凸部の断面形状を
回転子鉄心の回転方向に傾斜した楔状としたことを特徴
とする。
【0020】請求項7に対応する発明は、回転子の軸心
の回転子軸の両側に、回転子鉄心の外周と固定子鉄心の
内周の間の空隙から固定子鉄心の通風ダクトに冷却空気
を導く内扇を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項8に対応する発明は、固定子鉄心の
軸心の回転子軸の両側に、固定子鉄心の通風ダクトから
固定子鉄心の内周と回転子鉄心の外周の間に流入した冷
却空気を吸入する内扇を設けたことを特徴とする。
【0022】請求項9に対応する発明は、通風ダクト
に、この通風ダクトから空隙に流入する冷却空気を回転
子鉄心の外周の溝に導く間隙板を挿入したことを特徴と
する。請求項10に対応する発明は、回転子鉄心の外周に
形成した溝部又は凸部を、回転子鉄心の軸方向の中央部
から片側と他側に逆向きに対称的に形成したことを特徴
とする。請求項11に対応する発明は、固定子鉄心の上部
に熱交換器を設けたことを特徴とする。
【0023】このような手段によって、請求項1及び請
求項3並びに請求項5に対応する発明では、回転子鉄心
の外周と固定子鉄心の内周の間の空隙に流入する冷却空
気の一部を溝に導いて、回転子鉄心の外周を冷却する。
【0024】請求項2及び請求項4並びに請求項6に対
応する発明では、回転子鉄心の外周と固定子鉄心の内周
の間に凸部で形成された螺旋状の流路に冷却空気を流
す。請求項7に対応する発明では、回転子鉄心の外周と
固定子鉄心の内周の間の空隙を流れる冷却空気を内扇に
よって供給する。
【0025】請求項8に対応する発明では、固定子鉄心
の通風ダクトから空隙に流入する冷却空気を内扇によっ
て吸入する。請求項9に対応する発明では、通風ダクト
から回転子鉄心の溝に流入する冷却空気を間隔板で案内
する。請求項10に対応する発明では、空隙を軸方向に流
れる冷却空気の流速を加速させる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転電機の一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の回転
電機の第1の実施形態を示す部分拡大斜視図で、従来の
技術で示した図10の回転電機に組み込まれた回転子に対
応し、請求項1及び請求項3に対応する図である。
【0027】図1において、従来の技術で示した図10の
回転子と異なるところは、回転子鉄心8Aの外周に対し
て、溝12Aを螺旋状に形成したことで、他の固定子など
は図10と同一であり、図示を省略している。
【0028】すなわち、図1で示した回転子17Aには、
回転子鉄心8Aの外周に対して断面がV字状の溝12Aが
螺旋状に形成されている。図3は、図1の“A”部を軸
心と平行に切断した拡大断面図を示し、回転子の外周の
固定子鉄心7Aも示している。
【0029】このような螺旋状の溝12Aが回転子の外周
に形成された回転電機においては、矢印21Aに示すよ
うに回転する回転子の回転に伴って溝12Aの端部から流
入した冷却空気は、矢印10Aに示すように螺旋状の溝12
Aに沿って軸方向に螺旋状に貫流する。
【0030】したがって、回転子と固定子との間に空隙
を通過する冷却空気の風量と回転子の表面の冷却空気の
接触面積を増やすことができるので、回転子巻線と固定
子巻線の冷却効果を上げることができ、これらの巻線と
鉄心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低下を防
ぐことができ、回転電機の寿命を延ばすことができる。
【0031】図2は、本発明の回転電機の第2の実施形
態を示す部分拡大斜視図で、第1の実施形態で示した図
1に対応し、図1と同様に請求項1及び請求項3に対応
する図である。
【0032】図2において、第1の実施形態で示した図
1と異なるところは、固定子の内周に対して螺旋状の溝
を形成したことで、他は、従来の技術で示した図10と同
一である。すなわち、固定子鉄心7Bの内周には、この
図2のB部の拡大断面図を示す図3(b)に示すよう
に、V字状の溝12Bが螺旋状に形成されている。
【0033】このような螺旋状の溝12Bが固定子鉄心7
Bの内周に形成された回転電機においては、矢印21Bに
示すように回転する回転子の回転に伴って溝12Bの端部
から流入した冷却空気は、矢印10Bに示すように螺旋状
の溝12Bに沿って軸方向に貫流する。
【0034】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量と固定子の内周の冷却空気の接
触面積を増やすことができるので、回転子巻線と固定子
巻線の冷却効果を上げることができ、これらの巻線と鉄
心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低下を防ぐ
ことができ、回転電機の寿命を延ばすことができる。
【0035】図4(a)は、本発明の回転電機の第3の
実施形態を示す部分拡大断面図で、第1の実施形態で示
した図1及び図3(a)に対応し、特に請求項5に対応
する図である。
【0036】図4(a)において、第1の実施形態で示
した図1及び図3(a)と異なるところは、回転子の内
周に対して形成した螺旋状の溝の断面形状で、他は、前
述した実施形態で示した図1及び図3(a)と同一であ
る。
【0037】すなわち、回転子鉄心8Cの外周には、矢
印21Cに示す方向に回転する回転子8Cの回転方向と逆
向きに楔状に食い込んだ鋭角の溝12Cが螺旋状に形成さ
れている。
【0038】このような螺旋状の溝12Cが回転子鉄心8
Cの外周に形成された回転電機においては、矢印21Cに
示すように回転する回転子の回転に伴って溝12Cの端部
から流入した冷却空気は、矢印10Cに示すように螺旋状
の溝12Cに沿って軸方向に貫流する。
【0039】しかも、矢印21Cに示す方向に回転する回
転子によって、溝12Cには、空隙16を流れる冷却空気も
流入し、溝12Cの底部の圧力の上昇で、この底部を流れ
る冷却空気の流速が上昇する。
【0040】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量及び流速と回転子の外周の冷却
空気の接触面積を増やすことができるので、回転子巻線
と固定子巻線の冷却効果を上げることができ、これらの
巻線と鉄心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低
下を防ぐことができ、回転電機の寿命を延ばすことがで
きる。
【0041】図4(b)は、本発明の回転電機の第4の
実施形態を示す部分拡大断面図で、第2の実施形態で示
した図2及び図3(b)に対応し、図4(a)と同様に
特に請求項5に対応する図である。
【0042】図4(b)において、第2の実施形態で示
した図2及び図3(b)と異なるところは、固定子の内
周に対して形成した螺旋状の溝の形状で、他は、図2及
び図3(b)と同一である。すなわち、固定子鉄心7C
の内周には、矢印21Dの方向に回転する回転子鉄心8B
の方向に楔状に食い込んだV字状の溝12Dが螺旋状に形
成されている。
【0043】このような螺旋状の溝12Dが固定子鉄心7
Cの内周に形成された回転電機においては、回転子の回
転に伴って溝12Dの端部から流入した冷却空気は、矢印
10Dに示すように螺旋状の溝12Dに沿って軸方向に貫流
する。
【0044】しかも、矢印21Dに示す方向に回転する回
転子によって、溝12Dには、空隙16を流れる冷却空気も
流入し、溝12Dの底部の圧力の上昇で、この底部を流れ
る冷却空気の流速が上昇する。
【0045】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量及び流速と固定子の内周の冷却
空気の接触面積を増やすことができるので、回転子巻線
と固定子巻線の冷却効果を上げることができ、これらの
巻線と鉄心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低
下を防ぐことができ、回転電機の寿命を延ばすことがで
きる。
【0046】図5(a)は、本発明の回転電機の第5の
実施形態を示す部分拡大断面図で、前述した実施形態で
示した図3(a)及び図4(a)に対応し、請求項2及
び請求項4に対応する図である。
【0047】図5(a)において、前述した実施形態で
示した図3(a)及び図4(a)と異なるところは、回
転子外周に対して螺旋状の凸部を形成したことで、他
は、図3(a)及び図4(a)で示した実施形態と同一
である。すなわち、回転子鉄心8Dの外周には、図3
(a)で示した回転子鉄心8Aとは逆に、V字状の凸部
13Aが螺旋状に形成されている。
【0048】このような螺旋状の凸部13Aが回転子鉄心
8Dの外周に形成された回転電機においては、矢印21E
に示すように回転する回転子の回転に伴って隣接した凸
部13Aの間に流入した冷却空気は、矢印10Eに示すよう
に螺旋状の凸部13Aの間を軸方向に貫流する。
【0049】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量と回転子の外周の冷却空気の接
触面積を増やすことができるので、回転子巻線と固定子
巻線の冷却効果を上げることができ、これらの巻線と鉄
心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低下を防ぐ
ことができ、回転電機の寿命を延ばすことができる。
【0050】図5(b)は、本発明の回転電機の第6の
実施形態を示す部分拡大断面図で、前述した実施形態で
示した図3(b)及び図4(b)に対応し、図5(a)
と同様に請求項2及び請求項4に対応する図である。
【0051】図5(b)において、前述した実施形態で
示した図3(b)及び図4(b)と異なるところは、固
定子の内周に対して螺旋状の凸部を形成したことで、他
は、図3(b)及び図4(b)と同一である。すなわ
ち、固定子鉄心7Dの内周には、図5(a)で示した回
転子鉄心8Dの外周に形成した凸部13Aと同形状の凸部
13Bが螺旋状に形成されている。
【0052】このような螺旋状の凸部13Bが固定子鉄心
7Dの内周に形成された回転電機においては、矢印21F
に示すように回転する回転子の回転に伴って凸部13Bの
端部から流入した冷却空気の大部分は、矢印10Fに示す
ように螺旋状の凸部13Bの間を軸方向に貫流する。
【0053】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量と固定子の内周の冷却空気の接
触面積を増やすことができるので、回転子巻線と固定子
巻線の冷却効果を上げることができ、これらの巻線と鉄
心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低下を防ぐ
ことができ、回転電機の寿命を延ばすことができる。
【0054】図6(a)は、本発明の回転電機の第7の
実施形態を示す部分拡大断面図で、前述した実施形態で
示した図3(a),図4(a)及び図5(a)に対応
し、特に請求項6に対応する図である。
【0055】図6(a)において、特に前述した実施形
態で示した図5(a)と異なるところは、回転子の外周
に対して螺旋状に形成した凸部の断面形状で、他は、前
述した図5(a)と同一である。すなわち、回転子鉄心
8Eの外周に対して螺旋状に形成した凸部13Cは、矢印
21Gに示すように回転する回転子の方向に楔状に突き出
ている。
【0056】このような螺旋状の凸部13Cが回転子鉄心
8Eの外周に形成された回転電機においては、矢印21G
に示すように回転する回転子の回転に伴って凸部13Cの
端部の間から流入した冷却空気は、矢印10Gに示すよう
に螺旋状の凸部13Cの間を軸方向に貫流する。
【0057】しかも、矢印21Gに示す方向に回転する回
転子によって、凸部13Cの基部の鋭角部19Aには、空隙
16を流れる冷却空気が流入し、この鋭角部19Aの頂部の
圧力が増え流速が増える。
【0058】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量と回転子の外周の冷却空気の接
触面積を増やすことができるので、回転子巻線と固定子
巻線の冷却効果を上げることができ、これらの巻線と鉄
心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低下を防ぐ
ことができ、回転電機の寿命を延ばすことができる。
【0059】図6(b)は、本発明の回転電機の第8の
実施形態を示す部分拡大断面図で、前述した実施形態で
示した図3(b),図4(b)及び図5(b)に対応
し、図6(a)と同様に請求項6に対応する図である。
【0060】図6(b)において、前述した実施形態で
示した図3(b),図4(b)及び図5(b)と異なる
ところは、固定子の内周に対して形成した螺旋状の凸部
の断面形状で、他は、前述した図3(b),図4(b)
及び図5(b)と同一である。すなわち、固定子鉄心7
Eの内周には、図4(b)で示した固定子鉄心7Cとは
逆に、楔状の凸部13Dが螺旋状に形成されている。
【0061】このような螺旋状の凸部13Dが固定子鉄心
7Eの内周に形成された回転電機においては、矢印21H
に示すように回転する回転子の回転に伴って凸部13Dの
端部から流入した冷却空気は、矢印10Hに示すように螺
旋状の凸部13Dの間を軸方向に貫流する。しかも、矢印
21Hに示すように回転する回転子によって、凸部13Dの
基部の鋭角部19Bに流入した冷却空気は、圧力が増えて
流速が上がる。
【0062】したがって、回転子と固定子の間の空隙を
通過する冷却空気の風量と回転子の外周の冷却空気の接
触面積を増やすことができるので、回転子巻線と固定子
巻線の冷却効果を上げることができ、これらの巻線と鉄
心との間を絶縁する絶縁樹脂の耐電圧特性の低下を防ぐ
ことができ、回転電機の寿命を延ばすことができる。
【0063】図7は、本発明の回転電機の第9の実施形
態を示す部分拡大断面図で、従来の技術で示した図10に
対応し、請求項10に対応する図である。図7は、発電機
の場合に固定子側から回転子側に冷却空気が流れる場合
を示す。
【0064】図7において、回転子鉄心8Fの外周に
は、左側に傾斜して楔状に食い込んだ螺旋状の溝12Eが
回転子鉄心8Fの中央部から左側に形成され、この溝12
Eと対称的に右側に傾斜して楔状に食い込んだ螺旋状の
溝12Fが回転子鉄心8Fの中央部から右側に形成してい
る。
【0065】このような溝12E,12Fが回転子鉄心8F
の外周に形成された回転電機においては、通風ダクト9
から空隙16に流入する冷却空気の一部は、矢印21Jで示
す方向に回転する回転子の螺旋状の溝12E,12Fに従っ
て軸方向に流れる。
【0066】したがって、回転子の外周と固定子との間
に形成された空隙16を流れる冷却空気の風量と回転子の
外周の接触面積を増やすことができるので、回転子巻線
と固定子巻線の冷却効果を上げることができる。
【0067】図8は、本発明の回転電機の第10の実施形
態を示す部分拡大断面図で、前述した図7に対応し、請
求項9に対応する図である。図8において、図7と異な
るところは、固定子鉄心7Fに形成された通風ダクト9
の間に円板状の間隔板22を挿入し、この間隔板22の内周
を螺旋状の溝12Eの方向に折り曲げたことで、他は図7
と同一である。
【0068】このように構成された回転電機において
は、通風ダクト9から空隙16に流入する冷却空気を間隔
板22の折り曲げ部によって、矢印21Kに示すように回転
する回転子の溝12Eに導くことができるので、この溝12
Eに流入する冷却空気の流量を増やすことができ、特に
回転子巻線の冷却効果を上げることができる。
【0069】図9は、本発明の回転電機の第11の実施形
態を示す部分拡大図で、請求項10に対応する図である。
図9においては、回転子8Gの外周には、中央部から左
側に対して図3で示した溝12Aと同一断面形状の溝12G
が形成され、中央部から右側に対しても同一断面形状の
溝12Hが逆向きに形成されている。
【0070】このような溝12G,12Hが逆向きに且つ対
称的に回転子に形成された回転電機においては、矢印21
Lに示すように回転する回転子に従い、通風ダクト9か
ら流入した冷却空気を螺旋状の溝12G,12Lに沿って軸
方向の両側に流出されることができる。
【0071】なお、溝12G,12Hの断面形状は、図3で
示したV字状の溝12Aでなくてもよく、図4(a)で示
した溝12Cでもよく、溝でなくて図5(a)で示した凸
部13Aでもよい。
【0072】さらに、これらの溝や凸部は、回転子側で
なくて固定子側に対して、図3(b),図4(b)及び
図5(b)に示すような溝12B,12D又は凸部13Bでも
よい。
【0073】
【発明の効果】以上、請求項1に対応する発明によれ
ば、固定子鉄心の円周に形成されたスロットに固定子巻
線が挿入され、回転子鉄心の外周に形成されたスロット
に回転子巻線が挿入された回転電機において、固定子鉄
心の内周又は回転子鉄心の外周に、螺旋状の溝を形成す
ることで、回転子鉄心の外周と固定子鉄心の内周の間の
空隙に流入する冷却空気の一部を溝に導いて、回転子鉄
心の外周を冷却したので、界磁巻線や電機子巻線の温度
上昇を抑えることのできる回転電機を得ることができ
る。
【0074】請求項2に対応する発明によれば、固定子
鉄心の円周に形成されたスロットに固定子巻線が挿入さ
れ、回転子鉄心の外周に形成されたスロットに回転子巻
線が挿入された回転電機において、固定子鉄心の内周又
は回転子鉄心の外周に、螺旋状の凸部を形成すること
で、回転子鉄心の外周と固定子鉄心の内周の間に凸部で
形成された螺旋状の流路に冷却空気を流したので、界磁
巻線や電機子巻線の温度上昇を抑えることのできる回転
電機を得ることができる。
【0075】請求項3に対応する発明によれば、固定子
鉄心の内周又は回転子鉄心の外周に形成した溝の断面形
状をV字状とすることで、回転子鉄心の外周と固定子鉄
心の内周の間の空隙に流入する冷却空気の一部をV字状
の溝に導いて、回転子鉄心の外周を冷却したので、界磁
巻線や電機子巻線の温度上昇を抑えることのできる回転
電機を得ることができる。
【0076】請求項4に対応する発明によれば、固定子
鉄心の内周又は回転子鉄心の外周に形成した凸部の断面
形状を逆V字状とすることで、回転子鉄心の外周と固定
子鉄心の内周の間に凸部で形成された螺旋状の流路に冷
却空気を流したので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇
を抑えることのできる回転電機を得ることができる。
【0077】請求項5に対応する発明によれば、固定子
鉄心の内周又は回転子鉄心の外周に形成した溝の断面形
状を回転子鉄心の回転方向に食い込んだ楔状とすること
で、回転子鉄心の外周と固定子鉄心の内周の間の空隙に
流入する冷却空気の一部を楔状の溝に導いて、回転子鉄
心の外周を冷却したので、界磁巻線や電機子巻線の温度
上昇を抑えることのできる回転電機を得ることができ
る。
【0078】請求項6に対応する発明によれば、固定子
鉄心の内周又は回転子鉄心の外周に形成した凸部の断面
形状を回転子鉄心の回転方向に傾斜した楔状とすること
で、回転子鉄心の外周と固定子鉄心の内周の間の楔状の
凸部の間に形成された螺旋状の流路に冷却空気を流した
ので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇を抑えることの
できる回転電機を得ることができる。
【0079】請求項7に対応する発明によれば、回転子
の軸心の回転子軸の両側に、回転子鉄心の外周と固定子
鉄心の内周の間の空隙から固定子鉄心の通風ダクトに冷
却空気を導く内扇を設けることで、回転子鉄心の外周と
固定子鉄心の内周の間の空隙を流れる冷却空気を内扇に
よって供給したので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇
を抑えることのできる回転電機を得ることができる。
【0080】請求項8に対応する発明によれば、固定子
鉄心の軸心の回転子軸の両側に、固定子鉄心の通風ダク
トから固定子鉄心の内周と回転子鉄心の外周の間に流入
した冷却空気を吸入する内扇を設けることで、固定子鉄
心の通風ダクトから空隙に流入する冷却空気を内扇によ
って吸入したので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇を
抑えることのできる回転電機を得ることができる。
【0081】請求項9に対応する発明によれば、通風ダ
クトに、この通風ダクトから空隙に流入する冷却空気を
回転子鉄心の外周の溝に導く間隙板を挿入することで、
通風ダクトから回転子鉄心の溝に流入する冷却空気を間
隔板で案内したので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇
を抑えることのできる回転電機を得ることができる。
【0082】請求項10に対応する発明によれば、回転子
鉄心の外周に形成した溝部又は凸部を、回転子鉄心の軸
方向の中央部から片側と他側に逆向きに対称的に形成す
ることで、空隙を軸方向に流れる冷却空気の流速を加速
させたので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇を抑える
ことのできる回転電機を得ることができる。
【0083】請求項11に対応する発明によれば、固定子
鉄心の上部に熱交換器を設けることで、回転子鉄心の外
周と固定子鉄心の内周の間の空隙を流れる冷却空気を冷
却したので、界磁巻線や電機子巻線の温度上昇を抑える
ことのできる回転電機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の第1の実施形態を示す部分
斜視図。
【図2】本発明の回転電機の第2の実施形態を示す部分
斜視図。
【図3】(a)は、図1のA部の拡大断面図、(b)
は、図2のB部の拡大断面図。
【図4】(a)は、本発明の回転電機第3の実施形態を
示す部分拡大断面図、(b)は、本発明の回転電機の第
4の実施形態を示す部分拡大断面図。
【図5】(a)は、本発明の回転電機第5の実施形態を
示す部分拡大断面図、(b)は、本発明の回転電機の第
6の実施形態を示す部分拡大断面図。
【図6】(a)は、本発明の回転電機第7の実施形態を
示す部分拡大断面図、(b)は、本発明の回転電機の第
8の実施形態を示す部分拡大断面図。
【図7】本発明の回転電機の第9の実施形態を示す部分
拡大断面図。
【図8】本発明の回転電機の第10の実施形態を示す部分
拡大断面図。
【図9】本発明の回転電機の第11の実施形態を示す部分
拡大断面図。
【図10】従来の回転電機の一例を示す半断面図。
【符号の説明】
1…界磁巻線、2…電機子巻線、3…回転軸、4…外
扇、5…熱交換器、6…内扇、7A,7B,7C,7
D,7E,7F…固定子鉄心、8A,8B,8C,8
D,8E…回転子鉄心、9…通風ダクト、10A,10B,
10C,10D,10E,10F,10G,11A,11B…冷却空気
の流れを示す矢印、12A,12B,12C,12D,19A,19
B…溝、13A,13B,13C,13D…凸部、14,15…スロ
ット、16…空隙、17A…回転子、18A…固定子、19A,
19B…軸受、21…回転子の回転方向を示す矢印、22…間
隔片、23…外枠、24…風胴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳増 正 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 三嶋 直輝 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 塩田 和則 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 5H609 BB03 BB19 PP02 PP06 PP07 PP09 QQ02 QQ09 QQ12 QQ13 QQ17 RR03 RR11 RR22 RR27 RR32 RR33 RR36 RR37 RR40 RR42 RR43 RR44 RR52 RR67 RR69 RR73

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の円周に形成されたスロット
    に固定子巻線が挿入され、回転子鉄心の外周に形成され
    たスロットに回転子巻線が挿入された回転電機におい
    て、前記固定子鉄心の内周又は前記回転子鉄心の外周
    に、螺旋状の溝を形成したことを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心の円周に形成されたスロット
    に固定子巻線が挿入され、回転子鉄心の外周に形成され
    たスロットに回転子巻線が挿入された回転電機におい
    て、前記固定子鉄心の内周又は前記回転子鉄心の外周
    に、螺旋状の凸部を形成したことを特徴とする回転電
    機。
  3. 【請求項3】 前記固定子鉄心の内周又は前記回転子鉄
    心の外周に形成した前記溝の断面形状をV字状としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 前記固定子鉄心の内周又は前記回転子鉄
    心の外周に形成した前記凸部の断面形状を逆V字状とし
    たことを特徴とする請求項2記載の回転電機。
  5. 【請求項5】 前記固定子鉄心の内周又は前記回転子鉄
    心の外周に形成した前記溝の断面形状を前記回転子鉄心
    の回転方向に食い込んだ楔状としたことを特徴とする請
    求項1記載の回転電機。
  6. 【請求項6】 前記固定子鉄心の内周又は前記回転子鉄
    心の外周に形成した前記凸部の断面形状を前記回転子鉄
    心の回転方向に傾斜した楔状としたことを特徴とする請
    求項2又は請求項4記載の回転電機。
  7. 【請求項7】 前記回転子の軸心の回転子軸の両側に、
    前記回転子鉄心の外周と前記固定子鉄心の内周の間の空
    隙から前記固定子鉄心の通風ダクトに冷却空気を導く内
    扇を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載の回転電機。
  8. 【請求項8】 前記固定子鉄心の軸心の回転子軸の両側
    に、前記固定子鉄心の通風ダクトから前記固定子鉄心の
    内周と前記回転子鉄心の外周の間に流入した冷却空気を
    吸入する内扇を設けたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項7のいずれかに記載の回転電機。
  9. 【請求項9】 前記通風ダクトに、この通風ダクトから
    前記空隙に流入する冷却空気を前記回転子鉄心の外周の
    溝に導く間隙板を挿入したことを特徴とする請求項8記
    載の回転電機。
  10. 【請求項10】 前記回転子鉄心の外周に形成した前記
    溝部又は前記凸部を、前記回転子鉄心の軸方向の中央部
    から片側と他側に逆向きに対称的に形成したことを特徴
    とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の回転電
    機。
  11. 【請求項11】 前記固定子鉄心の上部に熱交換器を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか
    に記載の回転電機。
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