JP5016843B2 - 回転電機の回転子 - Google Patents

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    • H02K1/32Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium

Description

本発明は、回転電機の回転子に係わり、特にコイル端部から隣接するコイル相互間に冷却ガスを流すようにした回転子コイルの冷却構造に関する。
タービン発電機などの回転電気機械は、中空円筒形状の固定子と、この中空部の直径よりも幾分直径の小さい円筒形状の回転子とが、空隙(エアーギャップ)を介して同心上に配置された状態で構成されている。この固定子及び回転子は、各々銅などの導電性のバー、いわゆるコイルを鉄心スロットの軸方向に配しており、回転子側のコイルを励磁した状態で回転子を回転させると、固定子側に電流が誘起される。
このとき、固定子や回転子には電気的な損失などに起因する大きな熱が発生するため、特別な冷却を必要とし、回転子にファンを設置するなどして、機内に冷却ガスを送ることで強制冷却を行なっている。特に、回転遠心力を冷却ガス駆動力とする回転子コイルの冷却性能は、発電機の性能や体格を左右する重要な要素となっている。
従来の回転子コイル端部の断面図を図29に、回転子コイル端部の水平展開図を図30に示す。図29、図30で示すように、従来の回転電機の回転子は、回転子コイル10の長手方向に通風溝10Aを設けており、その溝に冷却ガスAを通風させて冷却を行っている。
回転子コイル10は、回転子シャフト13と一体に構成された鉄心30に所定の間隔で円周方向に設けたスロット内に多重環状に積層して装着されており、回転子鉄心端部から外側に位置する回転子コイル10の端部10Eは、エンドリング34及びエンドリング支え35により、回転遠心力に対し保持される。図29で示すように、エンドリング34によって外側を囲繞された回転子コイル10の端部10Eは、コイル間に図31に示す間隔片20を配置して所定の間隔で保持され、回転子コイル端部10Eの最外周部とエンドリング34との間の電気的絶縁を保つために、絶縁筒40が挿入される。
回転子コイル10には、励磁するための界磁電流が流れるため電気的に発熱し、コイル温度が上昇する。回転子コイル10は、絶縁筒40や図示していないが積層された回転子コイル間や鉄心スロットと回転子コイルとの間に絶縁物が挿入されており、それらの絶縁物の耐熱温度などにより温度上限が規定されている。
前述のように冷却ガスは、回転子シャフト13とエンドリング支え35との空隙を通ってエンドリング34内部へ導入され、その一部は回転子コイル10側面に設けられた通風取入れ口より回転子コイル10内の通風路へ導入される。回転子コイル10の通風路に導入された冷却ガスは、通風路内を回転子コイル10の長手方向に流れて回転子コイル10を冷却した後、鉄心内部において半径方向ダクト14を通って回転子外周へ排出される。
この他に、コイル自体には通風溝を設けず、コイル相互間に配置した間隔片の両側面に通風溝を設けると共に、回転子コイルの下部全周に仕切り板を設けてコイル間の冷却を強化する方式が、特許文献1などに示されている。この仕切り板は、図32に示すように、コイル直線部12とコイル円弧部11の境界近傍に開口部が設けられており、矢印方向に冷却ガスを通過させて冷却を行っている。
特表2000-508508号公報
しかしながら、回転子コイルに通風溝10Aを設けた冷却方式では、冷却ガスが長手方向に流れるため、冷却ガス温度が流れの下流ほど高くなり、図30で示すように回転子コイル温度は、冷却ガスの取入れ口10Bのある磁極中心付近のコイル温度に比べて磁極中心から周方向に離れた位置にある鉄心端付近のコイル温度の方が高くなり、さらに外周側に巻線された回転子コイルほど回転子コイルが長くなるため、内周側のコイルよりも外周側のコイルの方が温度は高くなり、回転子コイルの軸方向および周方向に温度分布が大きくなる可能性が大きい。この温度分布の一例を、図33に示す。
回転子コイル温度は、コイルの絶縁物に用いる部材の温度上限により厳しく制限されており、局所的にコイル温度の高い部位が生じた場合、他の部位のコイル温度は十分に温度上限より低い場合でも界磁電流を制限して発熱量を抑える必要が生じ、回転電機の出力を上げることができないという問題がある。さらに、多数巻いたコイル間でコイル温度が異なると、回転子コイルの熱膨張のアンバランスに因る軸振動が生じ、発電機の信頼性が低下するという問題点がある。
一方、特許文献1のように、コイル相互間に配置した間隔片の側面に通風溝を設け、かつ回転子鉄心外側の回転子コイル下に仕切り板を設けて、コイル間を冷却する方式では、コイルの通風溝に比べて通過する冷却ガスの流速が遅いため冷却能力が低く、また仕切り板の部品と組み立て工数が必要となるなど、コストアップに繋がる問題点がある。
ところで、タービン発電機の回転子コイルは、通常数mm程度の厚みを有したコイルを複数層積層して成形されており、この薄いコイルは互いに緊縛、保持されているわけではないので、発電機の運転中、温度上昇に伴って個々に熱伸びする。このため、間隔片としては、できるだけ同じ位置で全てのコイルと接触していることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、間隔片の側面にジグザグ状の通風溝を設けている関係で、間隔片のコイルと接触する面は、千鳥形となって長手方向に不連続である。このため、特許文献1に記載の技術では、側面に通風溝を設けていない無垢の間隔片を採用した回転子に比べてコイル端部の保持力が損なわれるという欠点がある。
本発明は、以上述べた従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、仕切り板等の部品を設けることなく、簡潔な構成で回転子コイルの冷却を充分に行なえるとともに、回転子コイル端部におけるコイル保持力が損なわれることのない回転電機の回転子を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明では、
円筒状の回転子鉄心に鉄心スロットが間隔を保って設けられ、前記鉄心スロットに前記回転子の磁極を中心として多重環状に回転子コイルが積層して装着され、前記回転子コイルの端部はエンドリングにより固定され、前記回転子コイル端部相互間の円周方向の間隙に間隔片が配置されてなる回転電機の回転子において、
前記間隔片は、
前記間隔片の2つの側面の少なくとも一方に前記回転子の軸方向に沿って形成された接触部であって、この接触部の一方における前記接触部の全長の所定の長さが前記回転子の径方向内方に屈曲されて前記間隔片、前記回転子コイルの間に冷却ガス通風路を形成するように構成された接触部を有し、
前記冷却ガス通風路は、一方は前記回転子のシャフトに沿って径方向内方を流れる主流となり、他方は前記間隔片を通った支流となり、かつ前記主流と前記支流との流量比が負の圧力損失になる程度に小さくなるように径方向に複数に分割され、前記間隔片の長手方向に沿って形成された
ことを特徴とする回転電機の回転子、
を提供するものである。
本発明は、回転子コイル端部の導体間に挿入される間隔片の側面のうち、回転子の径方向内部および他の任意部位を除いた部分に切欠き部を設けて冷却ガスの通流を促進したため、簡潔な構成で回転子コイルを有効に冷却することができるとともに、回転子端部におけるコイル保持力が損なわれることのない回転電機の回転子を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(構成)
本発明につき、図1ないし図8により基本的構造例を、次いで図9ないし図12により実施形態1を説明する。図1は、発電機の回転子端部のエンドリングおよび絶縁筒を外した状態で回転子コイル10を上方から見た展開図を示しており、回転子コイル10の端部10Eのうち、回転子鉄心30の外側に位置するコイル円弧部11のコイル導体相互間は空間とし、コイル直線部12の相互間には詳細を図2に示す一体型の間隔片20が設けられている。
間隔片20は、詳細を後述するが両側面をコイル接触部とし、このコイル接触部の一部に長手方向に複数個の切欠き部を設け、切欠き部のない部分には、連通孔を設け、これら切欠き部および連通孔から成る通風路を通して冷却ガスを流し、冷却を終えたガスを鉄心のティース部に設けた貫通孔31に流すように構成されている。なお、この貫通孔31は、図6で示すように、回転子鉄心30のティース部(歯部)33に上下に2個設けられている。
図2は間隔片の一例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は図2(b)を冷却ガスの出口側から見たIV−IV線の端面図である。この例の間隔片20は、図1で示す回転子コイル10の直線部12の側面と接する面、すなわちコイル接触部21の両側に長手方向に所定間隔を空けて複数個の切欠き部22を設け、この切欠き部22の間に挟まれた残余部に連通孔23を穿設し、これら切欠き部22および連通孔23を通して矢印のように、冷却ガスを流すように構成されている。回転子コイル10の端部の直線部12は、切欠き部22において直接冷却ガスと熱交換を行なって冷却される。図2の間隔片20の場合、図2(a)のように切欠き部22で挟まれた部分21hおよび側面下部に位置する回転子の径方向内側部21aが残余部となってコイル接触部21を構成し、回転子コイル10端部10Eの直線部12の側面を保持する。
なお、間隔片20は図2の形状に限定されるものではなく、図3あるいは図4で示すような形状に形成してもよい。図3は、切欠き部22を図示左側の一側面にのみ有する間隔片20Aを示し、図4は、コイル接触部21が左右非対称となるようにした間隔片20Bを示す。なお、図4(a),(b)および(c)はそれぞれ間隔片20Bの正面図、背面図および右側面図である。
図5は、図2の間隔片20を回転子コイル10端部の直線部12間に設置し、切欠き部22で切断した場合の軸方向断面図を示しており、間隔片20によって回転子コイル10の側面にコイル10端部の直線部12と回転子シャフトとの間に形成された下面空間とは独立した通風路26が形成されている。
図6は、間隔片20の端面が接触する回転子鉄心30の横断面図であり、回転子コイル10を収納するスロット32間のティース部33に前記間隔片20の通風路26と連通し、かつ回転子と固定子との間の空隙(エアーギャップ)に連通する冷却ガス排出用の貫通孔31が設けられている。
間隔片の形状は、前述の20,20A,20Bのように一側面あたり1つの通風路26を形成するような形状に限定する必要はなく、間隔片20の径方向内側面21aと間隔片20の高さ方向中央部付近21bとが回転子コイル10側面に接する接触部とするように形成することで、例えば、図7、図8のようにコイル10の直線部12の側面に上下に2分割された通風路26U,26Dを設けるようにしてもよい。
図7(a),(b)は切欠き部22を高さ方向中央部付近に設けた直線状の接触部21bにより上部と下部とに分離した間隔片20C、図8は、前記接触部21bを波線状とした間隔片20Dを示したものである。冷却ガスの流れ方向は、間隔片20C,20Dの長手方向の2つの通風路26U,26Dを通る2本の矢印列A,Bとなる。
実施形態1
図9は、冷却ガスの入口側に位置する接触部21bを全長の1/3〜1/4の範囲において下側すなわち回転子シャフト側にくの字状に屈曲させた間隔片20Eの例を示している。
図9で示す間隔片20Eは、その通風路26を上下に26U,26Dとして分割する接触部21bの形状は、直線的であり、図10に示す間隔片20Fは波線状としたものである。
図11および図12は、径方向内側の接触部21aおよび斜め方向に延長する接触部21bを、コイル円弧部11側終端の内径側21aを超えて21c,21dのように内側に更に延長し、コイル10の内周部よりも内側に突き出した構造とした例を示すものである。この場合、その通風路26を26U,26Dのように上下に分割する接触部21bの形状は、図11の間隔片20Gに示すように、直線的としてもよく、また図12の間隔片20Hに示すように、波線状としてもよい。
図13は本発明の参考例を示したもので、間隔片20Iの回転子外径側接触部21eと径方向内側部21aとを通風路26側に交互に突出するように形成することにより、矢印Aで示すような蛇行状にコイル10直線部12の側面の通風路26を構成したものである。
(作用)
コイル直線部12相互間に設置する間隔片20,20A…20Iにおいて、径方向内側接触部21aで両側のコイル10と接し、それ以外を切り欠いた形状とし、かつ連結板等を用いて一体型とすることによって、コイル10の直線部12の側面にコイル10端部直線部12と回転子シャフト間に形成された流路と分離した通風路26を確保できる。また、間隔片を一体型とするためにコイル10間の断面積が減少することになり、コイル10間を流れる冷却ガスの流速を上昇させることができる。また、回転子鉄心30のスロット間のティース部33に貫通孔31を設けることにより、コイル10の直線部12間を流れる冷却ガスの排出部分を確保することができる。
さらに、間隔片20の径方向内側接触部21aと同様に、間隔片20の高さ方向の中央部付近の接触部21bでコイル10と接するようにすることにより、コイル10側面の通風路26を上下に分割することができる。また、間隔片20のコイル円弧部11側の終端から全長の1/3〜1/4程度の範囲において、接触部21bを斜め方向に設けることにより、間隔片20の下面に冷却ガスの取り込み口を設けることができる。
また、間隔片20の接触面の外径側21eと内径側21aとを通風路26側に交互に突出するように形成することにより、間隔片20による保持能力を強化することができる。
(効果)
上述のように実施形態1によれば、間隔片20〜20Iによってコイル10の側面にコイル10の下の流路と分離した通風路26を設けることにより、回転遠心力により外径側へ誘導される冷却ガスを取り込み、かつ再びコイル10の下の流路に戻ることがないため、コイル10の側面を冷却するために有効に利用することができる。これにより、図33で示す従来の回転子の温度分布よりも改善された図28に示すような温度分布を実現することが可能となる。また、間隔片20の接触部21の位置を変化させることにより、冷却を均一に行なうことができる。
また、回転子鉄心30のティース部33にコイル10間を流れる冷却ガスを空隙(エアギャップ)側に排出する貫通孔31を設けることにより、コイル10間を冷却して高温になった冷却ガスを回転子側に流入させることなく、エアギャップ側に排出させることができ、回転子側に流入するガス温度を極力低く抑えたい大型の回転機に有利な構成となる。
また、コイル10の側面の通風路26を上下に2分することにより、冷却ガスが遠心力により外径側に多く流れるアンバランスを軽減し、均一に冷却できる。また、通風路26を2分するための間隔片20のコイル接触部21bを波形状とすることにより、冷却されないコイルのターン位置を軸方向位置によって変化させることができ、均一な冷却が期待できる。
さらに、冷却ガスの取り込み口をコイル10の下面に配置することにより、回転遠心力の効果をより多く利用することができ、また開口面積も拡大するため、取り込み口における圧力損失を低減することができる。また、コイル10との接触部21a,21bを21c,21dのようにコイル下まで延長することにより、取り込みガス量を増大させることが期待される。また、間隔片20の外径側接触部21eと内径側接触部21aとを通風路26側に交互に突出させることにより、コイル10との接触面積を増加させることができ、コイル10の熱伸び量が大きい大容量機においては、冷却能力と保持能力とを確保することができる。
(構成)
本発明につき、図14ないし図16により基本的構造例を、次いで図17ないし図27を参照して実施形態2を説明する。図14は、発電機の回転子端部の回転子コイル10を上面から見た展開図を示しており、回転子鉄心30の外側に位置する回転子コイル10の端部間において、コイル直線部12には図15に示す一体型の間隔片20Jを設けている。間隔片20Jは図15(a)で示すように冷却ガスAを出口付近で内径側に曲げて流出させる接触部21fを有する。冷却ガスAはコイル10と回転子シャフトとの間に排出された後、鉄心スロット部32の下部に形成されているサブスロット32aに流入するようになっている。なお、間隔片20Jはコイル円弧部11に設置してもよい。図15の間隔片20Jでは、回転子コイル10端部の直線部12と接する面の両側を切り欠いているが、図16に示す間隔片20Kのように、何れか一方を切り欠くことや、図17に示す間隔片20Lのようにコイル10と接する接触部21を左右非対称となるように切り欠いてもよく、基本的に間隔片の内径側でコイル直線部12と接触している構造であればよい。なお、図17(a)は平面図、図17(b)は横断面図、図17(c)は正面図、図17(d)は背面図である。
図18は、図15の間隔片20Jを回転子コイル10端部の直線部12相互間に設置したときの軸方向断面図を示しており、間隔片20Jによってコイル10の側面に、コイル10と回転子シャフト間に形成された下部空間と独立した通風路26が形成されている。この通風路26の延長上の回転子鉄心30の鉄心端直前では、間隔片20Jの内径側でのコイル接触部21aを削って排出口25とし、コイル10と回転子シャフトとの間に形成されたコイル端部の内周側の空間に冷却ガスを排出する構成としている。
なお、間隔片20の形状は、間隔片20の内径側接触部21aと同様に間隔片20の高さ方向の中央接触部21b付近でコイル10と接することでコイル10の側面の通風路26を分割する形状でもよく、分割方法は、図19の間隔片20Mで示すようにコイル10と接する接触部21bを直線的としてもよく、図20で示す間隔片20Nのように波線状として、排出口25から排出させるようにしてもよい。
実施形態2
一方、図21に示すように、間隔片20Oのコイル円弧部11側の終端から全長の1/3〜1/4程度の範囲において間隔片20Oの下面でコイル10の直線部12と接しない部分を設け、その部分においてはコイル10端部10Eの側面に形成されている通風路26を上下に分割する接触部21bの端部から間隔片20のコイル円弧部12側終端の内径側まで、斜め方向にその接触部21bを延長した形状であってもよい。このとき、その通風路26を上下に分割する接触部21bの形状は、図21に示すように、直線的としてもよく、図22に示す間隔片20Pのように波線状としてもよい。
さらに、図23に示す間隔片20Qのように、斜め方向に延長する接触部21をコイル円弧部11側の終端の内径側21aを超えて21c,21dのように内側に延長し、コイル10の下にまで突き出した形状としてもよい。このとき、その通風路26を分割する接触部21bの形状は、図23に示す間隔片20Qのように、直線的としてもよく、図24に示す間隔片20Rのように波線状とすることも有効である。また、図25は参考例として示したもので、図25に示す間隔片20Sのように、図27の絶縁筒に接する外径側21eと鉄心30側の内径側21aとで交互に通風路26側に突出するように設け、蛇行状にコイル10の側面流路を構成することも有効である。
図26は、間隔片20Qを採用した回転子の端部断面図を示す。図27は間隔片20J〜20Sの排出ガスと冷却ガス(主流)との関係を示す図である。
この図26に示すように、回転子シャフトに沿って図示左側から流入した冷却ガス流は、エンドリング34の図示左端に設けられたエンドリング支え35を通過すると回転子シャフトに沿って図示右方向に直進する主流の流れと、間隔片20Qに設けられた通風路26U,26Dを通る流れA,B、および回転子シャフトから離れて図示上方に向かう流れCとに別れる。
そして、間隔片20Qに設けられた通風路26U,26Dを通った流れA,Bは、鉄心端に達すると回転子シャフトに沿って流れてきた主流Cと合流して軸方向に貫通して設けられたサブスロット32aに流れ込み、回転子鉄心を冷却した後空隙から排出される。
この2つの流れの合流ポイントでは、図27に示すような損失が発生する。すなわち、回転子シャフトに沿った流れを主流C、間隔片を通った流れを支流A,Bとし、支流対主流の流量比を横軸に、圧力損失を縦軸にとって流量比に対する圧力損失を表すと図27に示すように、流量比が小さいときは負の損失で流量比が増すに連れて正の値となりかつ値が増す、右肩上がりの特性となる。
この流量比が小さい領域での、支流(間隔片を通る冷却ガス流A,B)を主流(回転子シャフトに沿る冷却ガス流C)が引き込む作用を利用してコイルの冷却効果を向上させる。
(作用)
コイル端部10のコイル直線部12相互間に設置する間隔片20J〜20Sにおいて、内径側接触面によって両側のコイル直線部12と接し、それ以外を切り欠いた形状とし、かつ連結板等を用いて一体型とすることによって、コイル直線部12の一側面又は両側面に当該コイル直線部12のシャフト側に形成されている流路と分離した通風路26を確保できる。また、一体型とするためにコイル10間の断面積が減少することになり、コイル直線部12間を流れる冷却ガスの流速を上昇させることができる。また、回転子鉄心30の鉄心端の直前でコイル直線部12の下の空間に冷却ガスを排出する形状の間隔片20J〜20Lとすることにより、コイル直線部12間を流れる冷却ガスの排出部分を確保することができる。
さらに、間隔片20M〜20Rのように、内径側接触部21aと同様に間隔片20の高さ方向の中央部付近でコイル10と接する接触部21bを設けることで、コイル10の側面の通風路26を上下に2分割することができる。また、間隔片20O〜20Rのコイル円弧部11側の終端から全長の1/3〜1/4程度の範囲において、接触部21bを斜め方向に設けることにより、間隔片20の下面に冷却ガスの取り込み口を設けることができる。
また、間隔片20Sのように、外径側21eと内径側21aとを通風路26側に交互に突出させることにより、間隔片20による保持能力を強化することができる。
(効果)
上述のように、実施形態2によれば、間隔片20J〜20Sによってコイル端部10のコイル直線部12の側面にコイル直線部12のシャフト側に形成されている流路と分離した通風路を設けることにより、回転遠心力により外径側へ誘導される冷却ガスを取り込み、コイル直線部12の側面を通過する間は、コイル直線部12の側面を冷却するために有効利用することができる。これにより、図28に示すような従来の回転子よりも改善された温度分布を実現することができる。
また、間隔片20J〜20Sのコイル接触部21の位置を軸方向に変化させることにより、冷却を均一に行なうことができる。また、この間隔片20J〜20Sの形状によると、回転子鉄心30の直前でコイル端部10と回転子シャフト間に形成されている流路に冷却ガスを戻し、サブスロット33を通して流すことができるため、鉄心30のティース部33に貫通孔31を設ける必要性がなく、コストが低減できるなど、小型の回転電機に有利な構成となる。
また、コイル直線部12の側面の通風路26を上下で2分することにより、冷却ガスが遠心力により外径側に多く流れるアンバランスを軽減し、均一に冷却できる。また、通風路26を2分するための間隔片20のコイル接触部21を波形状とすることにより、冷却されないコイルのターン位置を軸方向に一層変化させることができ、均一な冷却が期待できる。
さらに、間隔片20O〜20Sの冷却ガスの取り込み口をコイル端部10と回転子シャフト間に配置することにより、回転遠心力の効果をより多く利用することができ、また開口面積も拡大するため取り込み口における圧力損失を低減することができる。また、コイル端部10の直線部12の接触部21を21c,21dのようにコイル10の下まで延長することにより、取り込みガス量を増大させることが期待される。また、間隔片20Sの外径側と内径側の接触面とを通風路26側に交互に突出させることにより、コイル端部10の直線部12との接触面積を増加させることができ、回転子コイルの熱伸び量が大きい大容量機においては、冷却能力と保持能力とを確保できる。
本発明に係わる回転電機の回転子鉄心外側の回転子コイルと間隔片の配置位置を示す平面図。 本発明の第1の基本的構造例を持つ回転電機の回転子コイル用間隔片を示し、図2(a)は側面図、図2(b)は平面図、図2(c)は横断面図、図2(d)は端面図 本発明の第1の基本的構造例の第1応用例である回転子コイル用間隔片の断面図。 本発明の第1の基本的構造例の第2応用例である回転子コイル用間隔片を示し、図4(a)は左側面図、図4(b)は右側面図、図4(c)は横断面図。 本発明の第1の基本的構造例である回転子コイル間隔片を設置した断面を示す図。 本発明の第1の基本的構造例である回転子鉄心端部の冷却ガス貫通孔を示す図。 本発明に係る冷却風通風路の第1例である回転子コイル用間隔片を示し、図7(a)は側面図、図7(b)は横断面図。 本発明に係る冷却風通風路の第2例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態1の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態1の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態1の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態1の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の参考例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の第2の基本的構造例を持つ回転電機の回転子鉄心外側の回転子コイルと間隔片の配置位置を示す平面図。 本発明の第2の基本的構造例を持つ回転子コイル用間隔片を示すし、図15(a)は側面図、図15(b)は平面図、図15(c)は横断面図。 本発明の第2の基本的構造例における回転子コイル用間隔片の横断面図。 本発明の第2の基本的構造例における回転子コイル用間隔片を示し、図17(a)は平面図、図17(b)は横断面図、図17(c)は正面図、図17(d)は背面図。 本発明の第2の基本的構造例である回転子コイルに間隔片を設置した状態を示す断面図。 本発明に係る冷却風通風路の回転子コイル用間隔片の他の例の側面図。 本発明に係る冷却風通風路の回転子コイル用間隔片のさらに他の例の側面図。 本発明の実施形態2の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態2の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態2の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態2の第応用例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の参考例である回転子コイル用間隔片の側面図。 本発明の実施形態2による間隔片における冷却風の流れを示す側面図。 図26における冷却風の流れによる冷却作用の基となる流量比対圧力損失の特性を示す特性図。 本発明を適用した場合の、回転子コイルの長手方向温度分布を示す図。 従来の回転電機の回転子の構成を示す軸方向断面図。 従来の回転子コイルの水平方向展開図。 従来の回転子コイルの間隔片を示す斜視図。 従来の回転子コイルを示す斜視図。 従来の回転子コイルの長手方向温度分布を示す図。
10:回転子コイル、10A:通風溝、10B:冷却ガスの取入れ口、
11:コイル円弧部、12:コイル直線部、13:回転子シャフト、
14:半径方向ダクト、20,20A〜20S:間隔片、
21,21a,21b,21e,21f:接触部、22:切欠き部、23:連通孔、
25:排出口、26:通風路、30:回転子鉄心、31:貫通孔、
32:鉄心スロット部、32a:サブスロット、33:ティース部、
34:エンドリング、35:エンドリング支え、A,B:冷却ガス流れ方向。

Claims (4)

  1. 円筒状の回転子鉄心に鉄心スロットが間隔を保って設けられ、前記鉄心スロットに前記回転子の磁極を中心として多重環状に回転子コイルが積層して装着され、前記回転子コイルの端部はエンドリングにより固定され、前記回転子コイル端部相互間の円周方向の間隙に間隔片が配置されてなる回転電機の回転子において、
    前記間隔片は、
    前記間隔片の2つの側面の少なくとも一方に前記回転子の軸方向に沿って形成された接触部であって、この接触部の一方における前記接触部の全長の所定の長さが前記回転子の径方向内方に屈曲されて前記間隔片、前記回転子コイルの間に冷却ガス通風路を形成するように構成された接触部を有し、
    前記冷却ガス通風路は、一方は前記回転子のシャフトに沿って径方向内方を流れる主流となり、他方は前記間隔片を通った支流となり、かつ前記主流と前記支流との流量比が負の圧力損失になる程度に小さくなるように径方向に複数に分割され、前記間隔片の長手方向に沿って形成された
    ことを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 請求項1記載の回転電機の回転子において、
    前記接触部の少なくとも一方は、前記コイルの屈曲部の先端で、先端から前記回転子の径方向の最内方部まで斜めに延びる延長部を有する
    ことを特徴とする回転電機の回転子。
  3. 請求項1記載の回転電機の回転子において、
    前記接触部は、前記回転子の径方向内方の部分で、回転子コア側の端部から前記コイルの各々の直線部の過半の部分に沿って前記冷却ガス通風路の出口を介して前記コイルと連続的に接触している
    ことを特徴とする回転電機の回転子。
  4. 請求項1記載の回転電機の回転子を備えた回転電機。
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