JP3737479B2 - 発電電動機械ロータ用のガス冷却式コイル端及びコイル端冷却方法 - Google Patents

発電電動機械ロータ用のガス冷却式コイル端及びコイル端冷却方法 Download PDF

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    • H02K9/08Arrangements for cooling or ventilating by gaseous cooling medium circulating wholly within the machine casing

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、相互に作用し合う複数の循環セルと方向付けられた流れ噴流とを作り出すように、冷却ガスの複数のストリームをロータコイル端の間の空洞空間内に向けることによって、発電機ロータの冷却を向上させるための構造と方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
大型ターボ発電機のような発電電動機械の出力定格は、導電体の絶縁に必要な温度限界の故に、一定量を超える電流をロータ界磁巻線に供給できる能力によってしばしば制限される。従って、ロータ巻線の効果的冷却は、その機械の出力能力に直接貢献する。このことは、これらの機械の典型的な構造故に直接的な強制冷却が難しく、コスト高になるロータ端部領域において特に言えることである。現今の市場傾向は、低コストでより高い効率と信頼性とを有しかつより高い出力密度を有する発電機を必要としているから、ロータ端部領域の冷却が限定要因となっている。
【0003】
ターボ発電機ロータは、典型的にはロータのスロット内に取り付けられた同心の矩形コイルで構成される。ロータ本体による支持を超えるコイル末端部分(一般にコイル端と呼ばれる)は、典型的には保持リングにより回転力に抗して支持される(図1参照)。相対的位置を維持し、かつ熱負荷のような軸方向負荷に対する機械的安定性を加えるために、同心のコイル端の間には支持ブロックが断続的に置かれる(図2参照)。更に、銅コイルは、それらの外径において、遠心力に抗する保持リングにより半径方向に拘束される。スペースブロックと保持リングとの存在は、銅コイルに曝される多数の冷却媒体領域を生じる。主要な冷却媒体通路は、スピンドルとコイル端底部との間の軸方向通路である。また、コイルの境界面と、ブロックと、保持リング構造の内表面とによりコイルの間には、互いに分離された空洞が形成される。コイル端は、回転力によりコイル端の半径方向下方からこれらの空洞内へ送り込まれる冷却媒体に曝される(図3参照)。この熱伝達は低くなりがちである。その理由は、コンピュータを用いた流体力学的分析により算出された回転する単一のコイル端空洞内における流跡線によれば、冷却媒体流は、空洞に入り、主循環を横切り、空洞から流出するからである。通常この循環は、特に空洞の中心部付近において熱伝達係数が低くなる。従って、これはコイル端における熱除去のための手段ではあるが、能率は比較的良好でない。
【0004】
より多くの冷却ガスをロータ端部領域内に流すために、様々な方式が使用されてきた。これらの冷却方式は全て、(1)導電体内に溝を機械加工するか、あるいは通路を形成することにより、銅製導電体内に直接冷却通路を作って、次に機械のどこか他の領域へガスを圧送すること、及び/又は(2)冷却ガスを導電体の表面上に強制的に流すために、バッフル、流路、及びポンプ要素を付け加えて、比較的高圧及び低圧の領域を作り出すことに依存している。
【0005】
一部のシステムにおいては、冷却ガスをロータコイル端に沿って直接圧送しエアギャップ内に排出可能にするために、高度に応力が加わる保持リングに半径方向の孔を貫通させているが、このようなシステムは、保持リングに加わる大きな機械的応力及びその疲労寿命を考慮した場合、限られた有用性しか持つことができない。
【0006】
従来の強制的ロータ端部冷却方式が使用される場合には、ロータの構造が著しく複雑となりコストが高くなる。例えば、直接冷却される導電体は、冷却通路を形成するために機械加工されるか、あるいは冷却通路が形成されるように製造されなくてはならない。これに加えて、ロータ内のいずれかの場所でガスを排出させるために、出口マニフォルドが設けられなくてはならない。強制冷却方式は、ロータ端部領域が別々の圧力区域に分割されることを必要とし、これに加えて多数のバッフル、流路、及びポンプ要素をも必要とし、この場合もこれらが複雑さとコストを増大させる。
【0007】
これらの強制又は直接冷却方式が使用されない場合には、ロータコイル端は受動的に冷却される。受動冷却は、同心のロータ巻線間に形成されるブラインドの行止り空洞内でガスを循環させるために、ロータの遠心力と回転力とに依存する。ロータコイル端の受動冷却は、時として「自由対流」冷却とも呼ばれる。
【0008】
受動冷却は、直接及び強制冷却を行う能動的システムと比較すると、熱除去能力は低下するが、複雑さとコストが最少化されるという利点をもたらす。典型的な空洞の4つの「側壁」は、同心の導電体とこれらの導電体を隔てる絶縁ブロックとによって形成され、「底」壁(半径方向外側の)は、回転に抗してコイル端を支える保持リングによって形成されるというように、これらの空洞はいずれにしても周囲を囲われているから、同心のロータ巻線間の空洞内へ入る全ての冷却ガスは、流入したのと同じ開口を通って出て行かなくてはならない。冷却ガスは、導電体とロータスピンドルとの間の環状の空間から入る。従って熱除去は、空洞内におけるガスの低い循環速度と、これらの空間に出入りできるガスの限られた量とによって制限される。
【0009】
典型的構成においては、端部領域内の冷却ガスは、ロータ速度に達するほどにはまだ十分に加速されていない、つまり冷却ガスはロータ速度の何割かの速度で回転している。ロータと流体との間の相対的速度による衝突によって、流体が空洞内へ送り込まれるので、流れ方向で言えば下流であり、流体が高いモーメントで流入し、しかも流体冷却媒体が最も低温であるスペースブロック付近において、熱伝達係数は一般的に最高になる。熱伝達係数はまた、一般的に空洞周縁付近でも高い。空洞の中心部は、冷却される度合いが最も低い。
【0010】
受動冷却システムの熱除去能力を増大させることは、低コストで単純かつ高信頼性の構造という利点を保ちながら、ロータの許容電流能力を増大させ、発電機の定格能力を増大させることになる。
【0011】
参考文献としてその開示内容が本明細書に組み込まれている米国特許第5,644,179号は、自然発生するフローセル内に追加的な冷却流を、フローセルと同一方向に直接導入することにより、大きな単一のフロー循環セルの流速を増させて、熱伝達を増大させるための方法を記載している。これは図4及び図5に示されている。この方法は、循環セルの強さを増強することにより、空洞内における熱伝達を増大させるが、それでもなおロータ空洞の中央領域は低速度のままであり、従って低熱伝達のまま取り残される。隅部領域にも同じ低熱伝達がまだ存続する。
【0012】
【発明の概要】
ここに記載された本発明は、熱伝達を増大させるために、単一の大きな循環セルに固有の困難性を克服している。米国特許第5,644,179号に記載されているように、単一の循環セルを増強するために、この循環セルの方向に冷却流を噴射するのではなく、本発明は、空洞の中央領域を貫く複数の循環セルを作り出し、それによってさもなければ冷却流が行きわたらないであろう領域における熱伝達を著しく増大させるための幾つかの方法を記載している。同じ恩恵が空洞の隅部領域にも同様に及ぼされる。
【0013】
従って、本発明のコイル端アセンブリ及び方法は、複数の循環セルと冷却噴流とを作り出すことによって、ロータコイル端空洞の全領域における熱伝達性能を大きく増大させる。ロータ冷却作用におけるデッドゾーンを排除することにより、全体的な冷却効力は著しく増大され、それによって機械の出力定格が増大する。システムは低コスト、取り付け容易で、しかも頑丈であるから、それによって複雑な問題に対する実際的解決策が提供され、発電機の市場性に貢献する。
【0014】
従って、本発明は、ガス冷却式発電電動機械において具体化され、該発電電動機械は、本体部分と、軸方向に延びるコイルと、本体部分の少なくとも1つの端部を超えて軸方向に延びるコイル端とを有するロータと、第1と第2のコイル端の間に置かれた少なくとも1つのスペースブロックとを含み、該スペースブロックが、その内部に形成された、入口開口と出口開口との間で半径方向に延びるダクトを有し、ダクト出口開口が、冷却ガス流をスペースブロックに隣接して形成された空洞のほぼ中央領域の方向へ放出させるために、スペースブロックの中間部分においてスペースブロックの円周方向表面内に配置されている。
【0015】
更に、本発明は、本体部分と軸方向に延びるコイルと本体部分の少なくとも1つの端部を超えて軸方向に延びるコイル端とを有するロータと、第1と第2のコイル端の間に置かれた少なくとも1つのスペースブロックとを含む発電電動機械を冷却する方法において具体化される。この方法は、冷却ガスを、少なくとも1つスペースブロック内で半径方向に延びるダクトを通して半径方向へ向け、次にスペースブロックに対して円周方向に隣接する冷却空洞内へほぼ円周方向に、冷却空洞のほぼ中央領域の方向へ向ける段階を含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の上記及びその他の目的並びに利点は、添付図面と関連してなされる本発明の現在好ましいとされる例示的実施形態に関する以下の一層詳細な説明を注意深く検討することによって、より完全に理解され、その真価が認められるであろう。
【0017】
図面において種々の図を通して同一参照符号は同じ要素を示しているが、その図面を参照すると、図1及び図2は、ガス冷却式発電電動機械のためのロータ10を示しており、この発電電動機械はまた、ロータを取り囲むステータ12を含む。ロータは、ロータスピンドル16上にこれを中心にして置かれ、軸方向に対向する端面を有するほぼ円筒形の本体部分14を含み、図1には、これら2つの端面のうちの1つの端面の一部分18が示されている。本体部分には、ロータ巻線を構成する同心に配設されたコイル22を受けるための、円周方向に間隔を置いて配置された複数の軸方向に延びるスロット20が設けられる。解り易くするために、ロータコイルが5つだけ図示されているが、実用に際しては通常もっと多くのロータコイルが使用される。
【0018】
具体的に言うと、ロータ巻線の一部を構成する多数の導電体バー24が、個々のスロット内で積み重ねられる。隣り合う導電体バーは、電気絶縁層26によって隔てられる。積み重ねられる導電体バーは、銅などの導電性材料で作られ、典型的にはウェッジ26(図1)によりスロット内に保持される。本体部分の対向する各端部において、導電体バー24は末端巻線27により相互に接続され、末端巻線は、端面を超えて軸方向に延び、積み重ねられたコイル端28を形成する。末端巻線も電気絶縁層によって互いに隔てられる。
【0019】
特に図1を参照すると、遠心力に抗してコイル端を定位置に保持するために、本体部分の各端部における末端巻線の周りには、保持リング30が置かれる。保持リングは、その1つの端部において本体部分に固定され、ロータスピンドル16を覆って延びる。保持リング30の遠位端には、中心リング32が取り付けられる。当技術分野では知られているように、保持リング30と中心リング32とは、上記とは異なるやり方で取り付けることも可能であることに注目されたい。ガス入口通路34を形成するために、中心リング32の内径はロータスピンドル16から半径方向に間隔を置いて配置され、また環状空隙36を形成するために、コイル端28はスピンドル16から間隔を置いて配置される。冷却ガスをコイル22へ送給するために、スロット20に沿って形成された多数の軸方向冷却通路38は、環状空隙36を介してガス入口通路34と流体連通している。
【0020】
次に図を参照すると、ロータ10の各端部におけるコイル端28は、多数のスペーサ又はスペースブロック40により、円周方向と軸方向とに隔てられる。(図示を明瞭にするために、図1にスペースブロックは示されていない。)スペースブロックは、隣り合うコイル端28の間の空間内に置かれた、絶縁材料からなる細長いブロックであり、コイル端の半径方向の深さ全体を超えて環状空隙36内まで延びる。従って、末端巻線の同心の積み重ね(以下においてはコイル端と呼ぶ)の間の空間は、幾つかの空洞に分割される。これらの空洞は、その頂部を保持リング30により、また四方を隣接するコイル端28とスペースブロック40とにより境界づけられる。図1において最もよく分るように、これらの空洞の各々は、環状空隙36を介してガス入口通路34と流体連通している。従って、ガス入口通路34を介して、コイル端28とロータスピンドル16との間の環状空隙36に入る冷却ガスの一部は、空洞42に入り、その内部で循環し、次いでコイル端とロータスピンドルとの間の環状空隙36に戻る。図1及び図3には、空気流が矢印で示されている。
【0021】
回転する発電機空洞内で作用する固有のポンプ作用と回転力とは、図3に概略的に示したように、大きな単一のフロー循環セルを生み出す。このフロー循環セルは、空洞の周縁付近で最高速度を示すが、空洞の中央領域における固有の低速度により、中央領域は十分に冷却されないままである。図3から分るように、フローセルの円形運動は冷却流を隅部内に運ばないから、隅部領域の大きな区域も十分には冷却されない。
【0022】
次に本発明を説明する。図6を参照すると、本発明を具体化したロータコイル端の一部分が示されており、空洞142が示され、回転方向が矢印Xで表されている。図6に示した実施形態において、各スペースブロック140は、内部冷却ガスダクト144を備えており、この実施形態における内部冷却ガスダクト144は、それぞれの空洞142の中央領域におけるブロック内に排出口又は出口開口146を有しており、その結果、冷却媒体流が空洞内で互いに反対方向に回転する1対の円形セルを形成し、それによって、通常これまで冷却媒体流が十分でなかった中央領域と隅部領域との両方を含む空洞の全領域内における熱伝達が増大される。
【0023】
各冷却ダクト144は、スペースブロック140の長さに沿って位置し、従ってロータ軸線に対して半径方向に向けられている。ダクトは、コイル端28の半径方向内側又は下方の位置からコイル端の半径方向高さのほぼ中央の位置まで延びており、従って冷却ガスがコイル端28とロータスピンドル16との間の環状空隙36から空洞142内に流れることができる通路を提供する。具体的に言うと、各ダクト144は、スペースブロック140の半径方向内側端部付近に配置された入口開口150からスペースブロックの長さに沿うほぼ中間に配置された出口開口146まで延びる。入口開口150は、冷却流を受けるために、スペースブロックの円周方向に向いた上流側表面上に配置される。図6に見られるように、この例示的実施形態においては、コイル端28とロータスピンドル16との間の環状空隙36と流体連通するように、入口開口はコイル端の下方に延びるスペースブロック部分上に配置される。出口開口146も、スペースブロックの円周方向に向いた表面上に配置され、スペースブロックによって境界づけられる空洞142の1つと流体連通する。
【0024】
冷却媒体流は、ロータ端部領域に入るガスの相対速度に起因する衝突圧力とロータの遠心ポンプ作用とにより、ブロックを通って半径方向へ送り込まれる。上に触れたように、冷却媒体流は、スペースブロック内の排出口150を通って、隣接する空洞の中央領域内へ向けられる。このように向けられた冷却媒体の噴流は、空洞内に互いに反対方向へ回転する1対の循環セルを形成する。次にこのセルの対は、別の循環セルを駆動して、さもなければ冷却媒体流が行き届かないことになる空洞の中央領域と隅部領域とを含む空洞の全領域における熱伝達を増大させる。主冷却媒体噴流は、熱伝達性能を高めて、図に示すように、回転する空洞から排出される。
【0025】
作動中に、ロータの回転は、ガス入口通路34(図1)を介して、コイル端とロータスピンドルとの間の環状空隙36(図6)内へ冷却ガスを引き入れることになる。冷却ガスは、入口開口150を介してダクト144へ送り込まれる。ダクト144内の冷却ガスは、それぞれの出口開口146から対応する空洞内へ吐き出される。冷却媒体流がブロック内のダクト144から空洞142の中央領域内へ向けられるように、出口開口は、空洞の半径方向中間位置付近に配置される。これによって、ただ1つの大きな循環セルの代わりに、複数の循環セルが形成されて、空洞の中央領域及び空洞のその他のあらゆる領域において、熱伝達が高められる。複数の循環セルの発生は、従来技術による単一の循環セルが行きわたることのなかった中央領域及び隅部領域を含む空洞の全ての部分からの熱除去を促進する。
【0026】
図7は、本発明の別の実施形態を示し、この実施形態においては、対向する方向から各空洞に入る冷却噴流を支持ブロックが排出し、それによって互いに反対方向に回転するセルを強めて、冷却流を一層行きわたらせる。更に具体的に言うと、図7は、回転方向が矢印Xで表わされた空洞242を示す、ロータコイル端の一部分を図示したものである。この実施形態においては、各スペースブロック240は、空洞内に複数の循環セルを形成して熱除去を増大させるための内部冷却ガスダクト244を備えている。第1の実施形態のダクトと同様に、各冷却ガスダクト244は、ロータに対して半径方向に向けられ、コイル端28の半径方向内側又は下方の位置からスペースブロックの中央領域付近の位置まで延びる。従ってダクトは、冷却ガスがコイル端28とロータスピンドル16との間の環状空隙36から空洞242の中央領域内へ流れることができる通路を提供する。具体的に言うと、各ダクト244は、スペースブロックの半径方向内側端部付近に配置された入口開口250から、スペースブロック240及びそれぞれの空洞の中央領域付近に配置された第1及び第2の出口開口246、248まで延びる。入口開口は、冷却媒体流を矢印Aで示したように受けるために、スペースブロックの円周方向に向いた表面上に配置される。図7に見られるように、コイル端28とロータスピンドル16との間の環状空隙36と流体連通するように、入口開口250はコイル端28の下方に延びるスペースブロック部分上に配置される。上に述べたように、この実施形態においては、第1及び第2の出口開口246、248は、スペースブロック240の円周方向に向いた各々の表面上にそれぞれ配置され、スペースブロックによって境界づけられたそれぞれの空洞242と流体連通する。更に、図示した実施形態においては、スペースブロック内に円周方向に隣り合う第1と第2の半径方向ダクト通路部分254、256を形成するために、隔壁252が半径方向ダクト244内に設けられる。必要もしくは望ましいと思われる場合には、冷却媒体流がほぼ等しい分量で各通路部分254、256に適当に反らされて、それぞれの出口開口246、248から流出するように、参照符号258で表した通路の円周方向部分内に隔壁を延長させることができる。冷却媒体流は、ダクト付きのブロック240から各空洞242の中央領域へ、空洞の円周方向両側から向けられる。これにより、一層強い複数の循環セルが形成されて、空洞の中央領域及び空洞のその他の全領域において熱伝達が高められる。この場合もまた、冷却媒体流は、衝突圧力と遠心ポンプ作用とにより駆動されて、ダクト付きブロックに流入する。
【0027】
図8は、複数の排出ポートが空洞の全ての領域に冷却媒体流を供給して、回転する空洞内で自然発生する単一の大きな循環セルに起因した熱伝達の固有の困難性を克服することにより、この場合も熱伝達を増大させる、本発明の実施形態を示す。
【0028】
更に具体的に言うと、図8は、回転方向を矢印Xで表した円周方向に隣り合う空洞342を示すロータコイル端の一部分を示す。この実施形態によれば、各スペースブロック340には、空洞のほぼ全ての領域に冷却流を向け、熱伝達を高めるための内部冷却ガスダクト344が設けられている。第1と第2の実施形態のダクトと同様に、各冷却ガスダクトは、ロータに対して半径方向に向けられており、コイル端28の半径方向内側又は下方に配置された入口開口350から延びている。しかしながら、前の実施形態と異なり、冷却ガスダクトは、保持リング30付近の位置まで延びており、複数の出口360、362、364が冷却ガスダクトの長さに沿って、互いに間隔を置いた位置に形成される。具体的に言うと、各ダクトは、スペースブロックの半径方向内側端部付近に配置された入口開口350から、スペースブロック340に沿った長さの約3分の1の位置に配置された第1の出口開口360と、出口に沿った長さの約3分の2の位置に配置された第2の出口開口362と、保持リング30に隣接して配置された第3の出口開口364とを含む複数の出口開口まで延びる。複数の排出孔を介して冷却媒体流を方向付けることにより、先行技術によるような1つの大きな循環セルの代わりに、複数の冷却流ストリームが発生され、それによって、さもなければ冷却媒体流が十分行きわたらないことになる中央領域を含む全領域において、より一様な熱伝達が得られる。
【0029】
図8の実施形態においては、3つの排出孔が示されているが、本実施形態によれば、このような排出孔が少なくとも2つ設けられ、従って図示した3つより多いか、あるいは少ない排出孔を設けることができることにも注目されたい。更に別の実施形態では、図7に示した第2の実施形態と同様に、スペースブロックによって境界づけられたそれぞれの空洞の各々へ流れを向けるために、複数の排出孔を冷却ダクトからスペースブロックの各円周方向へ延びるように形成し、空洞全域への冷却流の十分な分配を更に保証することができる。
【0030】
図8の実施形態において、排出孔又は出口開口360、362、364は、冷却媒体流をほぼ円周方向に向け、従って、ロータの軸線に対して約90度の角度をなす平面内に配置される。図9に示す断面図は、図8の実施形態の変形形態を図示したものである。図9は、冷却噴流が回転する空洞の加熱された壁に直接衝突し、それによって熱伝達を更に増大させるように、冷却噴流を方向付けることにより、図8の複数の冷却噴流を変更かつ改善した実施形態を示す。
【0031】
従って、この実施形態は、スペースブロック440内の通路444の排出通路462(図9にはそのうちの1つだけ示す)が、冷却噴流がコイル端28に直接衝突するように的を定め従って熱伝達を増大させるために、ロータ軸線に対して90度より大きい角度をなす平面内に形成されるように傾斜されていることを除けば、図8の実施形態にほぼ対応する。排出通路は、軸方向に隣り合う両方のロータコイル端に冷却ガスを向けてもよいし、あるいは、1つ又はそれ以上の排出通路が、軸方向に隣り合う1つのロータコイル端に冷却噴流を向け、また1つ又はそれ以上の他の排出孔が、空洞を境界づける2つのロータコイル端のうちの他方へそれらのそれぞれの冷却噴流を向けることができる。別の実施形態においては、円周方向に隣り合うスペースブロックは、それぞれ交互のロータコイル端に冷却噴流を向けることができる。以上に述べたことを考察すれば明らかなように、方向付けられる冷却噴流のその他の並べ換え及び組合せも採用できる。
【0032】
図2に見られるように、コイル端の間の空洞は、円周方向に向いた空洞、すなわち「末端ストラップ」空洞と、軸方向コイル側方空洞とを含む。図6から図8には末端ストラップ空洞が示されているが、本発明は軸方向コイル側方空洞にも等しく適用できることに注目されたい。そのような空洞相互間の主な違いは、軸方向コイル側方空洞は、末端ストラップ空洞のように回転方向に沿って向けられる代わりに、回転方向に直交する方向へ向けられていることである。このことは、空洞に対する軸方向速度成分と円周方向速度成分との関係が逆になり、円周方向速度成分が空洞に対して垂直になり、軸方向速度成分が空洞に対して平行になることを意味する。従ってそのような向きにおいては、入口が円周方向に向き、出口が軸方向に向くように、入口開口と出口開口とは互いに90度をなすように配向されることになる。
【0033】
本発明を、現在最も実用的で好ましいと考えられる実施形態に関連させて説明してきたが、本発明はここに開示した実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロータと向かい合うステータを備える発電電動機械ロータのコイル端領域の一部分の断面図。
【図2】 図1の線2−2に沿って見た、発電電動機械ロータの平面断面図。
【図3】 コイル端空洞に入り、これを通過する受動ガス流を示す概略図。
【図4】 米国特許第5,644,179号に開示された発明の第1の実施形態によるロータコイル端領域の一部分の一部切り欠き斜視図。
【図5】 米国特許第5,644,179号に開示された発明の第2の実施形態を示すロータコイル端領域の一部分の一部切り欠き斜視図。
【図6】 本発明の実施形態における複数の循環セルを作り出すためのアセンブリと方法とを示す部分断面図。
【図7】 熱伝達を向上させるために複数の循環セルを作り出すための別のアセンブリと方法とを示す部分断面図。
【図8】 熱伝達を向上させるために複数の冷却流ストリームを作り出すための、本発明の更に別の実施形態を示す部分断面図。
【図9】 本発明の更に別の実施形態を示す、図8の線9−9に沿って見た図。
【符号の説明】
10 ロータ
12 ステータ
14 本体部分
16 ロータスピンドル
18 本体部分の1つの端部
22 コイル
24 導電体バー
26 ウェッジ
27 末端巻線
28 コイル端
30 保持リング
32 中心リング
34 ガス入口通路
36 環状領域
38 軸方向冷却通路

Claims (12)

  1. スピンドルと、軸方向に延びるコイル端とを有するロータと、
    前記コイル端から該コイル端と前記スピンドルとの間の空隙内まで、半径方向に延びる複数のスペースブロックと、
    互いに隣り合うコイル端とスペースブロックとの間に形成された複数の空洞と、
    を含み、
    少なくとも1つの前記スペースブロックが、内部に形成された半径方向に延びるダクトを有し、該ダクトが、前記半径方向と直交する円周方向に向いたスペースブロックの表面上に形成された入口開口と出口開口との間で延び、
    前記入口開口が、前記ロータの回転方向に向いて且つ前記スペースブロックの前記空隙部に流体連通するようにして配置され、
    前記出口開口が、冷却ガス流を前記空洞のほぼ中央領域の方向へ放出するために、前記スペースブロックの中間部分内に形成されている、
    ことを特徴とするガス冷却式発電電動機械。
  2. スピンドルを有するロータと、
    間隔を置いて配置された同心のコイル端を含み、該コイル端と前記スピンドルとがそれらの間に空隙を形成している、ロータ巻線と、
    前記コイル端の隣り合うコイル端の間に置かれた複数のスペースブロックと、
    を含み、
    前記スペースブロックが、前記ロータの回転方向に向いた前記スペースブロックの表面上に形成された入口開口と出口開口とを含み、前記コイル端と前記スピンドルとの間の前記空隙から、それぞれのコイル端の間に位置する空洞まで前記円周方向と直交する半径方向に延びる内部ダクトを有し、
    前記ダクト出口開口が、冷却ガス流を前記空洞の中央領域の方向へ放出するために、前記スペースブロック内に配置されている、
    ことを特徴とするガス冷却式発電電動機械。
  3. 複数の出口開口があって、少なくとも1つの該出口開口が、前記冷却ガス流を前記空洞のほぼ中央領域の方向へ放出することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の発電電動機械。
  4. 前記出口開口が、前記少なくとも1つのスペースブロックの共通表面内に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の発電電動機械。
  5. 前記出口開口が、前記少なくとも1つのスペースブロックの少なくとも第1と第2の表面内に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の発電電動機械。
  6. 隔壁部材が、第1と第2の通路部分を形成するように、前記ダクト内に配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の発電電動機械。
  7. 前記コイル端の周りに置かれた保持リングを更に含み、前記内部ダクト(344)が、前記コイル端の半径方向内側の位置から前記保持リング付近の位置まで延びていることを特徴とする、請求項3に記載の発電電動機械。
  8. 少なくとも1つの前記出口開口が、それに隣接するコイル端上に冷却ガスを衝突させるために、前記ロータの軸線に対して90度より小さい角度で方向付けられていることを特徴とする、請求項3に記載の発電電動機械。
  9. スピンドルと、軸方向に延びるコイル端とを有するロータと、前記コイル端から該コイル端と前記スピンドルとの間の空隙内まで、半径方向に延びる複数のスペースブロックと、互いに隣り合うコイル端とスペースブロックとの間に形成された複数の空洞とを含む発電電動機械におけるコイル端を冷却する方法であって、
    内部に形成された半径方向に延びるダクトを有する少なくとも1つの前記スペースブロックであって、前記ダクトが、前記半径方向と直交する前記ロータの回転方向に向いたスペースブロックの表面上に形成された入口開口と出口開口との間で延び、かつ前記入口開口が、前記空隙部に流体連通するようにして配置された、前記スペースブロックを準備する段階と、
    冷却ガス流を前記空洞のほぼ中央領域の方向へ放出させるために、前記冷却ガスを、前記入口開口を介して半径方向に延びる前記ダクト内へ、また前記出口開口を介してそれぞれの空洞内へ送り込むように、前記ロータを回転させる段階と、を含むことを特徴とする方法。
  10. 複数の出口開口があり、それにより前記冷却ガスが、前記少なくとも1つのスペースブロックの両側の空洞内へ向けられることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 複数の出口開口があり、それにより前記冷却ガスが、前記空洞の半径方向外側領域、半径方向内側領域、及び中央領域内へ向けられることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 複数の出口開口があり、少なくとも1つの前記出口開口が、それに隣接するコイル端上に冷却ガスを衝突させるために、前記ロータの軸線に対して90度より小さい角度で方向付けられていることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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