JP2000316245A - 回転電気機械の円筒形回転子 - Google Patents

回転電気機械の円筒形回転子

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JP2000316245A
JP2000316245A JP11121223A JP12122399A JP2000316245A JP 2000316245 A JP2000316245 A JP 2000316245A JP 11121223 A JP11121223 A JP 11121223A JP 12122399 A JP12122399 A JP 12122399A JP 2000316245 A JP2000316245 A JP 2000316245A
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rotor
saddle
winding
shaped
cylindrical rotor
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JP11121223A
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Tomoyuki Fujisawa
智之 藤澤
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転子巻線が持つ鞍形コイルの端部部分で発生
する最高温度の低減を図った回転電気機械の円筒形回転
子を提供する。 【解決手段】回転電気機械の円筒形回転子1は、従来例
と対比し、磁極の中心位置付近に連通路(凹溝)21が
形成された外周部絶縁層2と、磁極の中心位置付近に分
岐路(凹溝)32が形成された基板部31を持つスペー
サ3を用いる。凹溝21はそれぞれの回転子巻線5Aが
持つ6個の鞍形コイル52の内、外側に配置された2個
の鞍形コイル52に対する通流路54Yに連通できるよ
うに、外周部絶縁層2の内周面に冷媒ガス流99Cのそ
れぞれの流入側の端部から回転子鉄心部82Aの軸長方
向に沿って形成される。凹溝32は基板部31の反通流
路54Y側の面に中心軸線X−Xを中心にして放射状
に、しかも凹溝21と連通できるように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタービン発電機な
どの回転電気機械の円筒形回転子に係わり、回転子巻線
が持つ鞍形コイルの端部部分で発生する最高温度の低減
に有効なその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】円筒形回転子を持つ回転電気機械は各種
の用途に用いられているが、大容量のものとしてはター
ビン発電機が著名である。以下に、タービン発電機に代
表させて、従来例の回転電気機械の円筒形回転子の説明
を行うことにするが、まずは、一般例の円筒形回転子を
持つ回転電気機械の構成の概要について図5を用いて説
明する。ここで図5は一般例の回転電気機械の主要部を
模式化して示す縦断面図である。なお、図5においてX
−Xは回転軸部の中心軸線である。
【0003】図5において、9は、円筒形回転子8,固
定子7,冷媒ガス99の通流路を持つケーシング6,軸
流ファン69,69と、図示しない冷却装置とを備えた
円筒形回転子を有する一般例の2極の回転電気機械であ
る。円筒形回転子8の外周面と固定子7の内周面と間に
は空隙部91が介在されている。円筒形回転子8は、回
転軸部81,回転軸部81と一体に構成されて回転軸部
81と同心の円柱状の外形を持つ回転子鉄心部82,2
極機に対応した1対の回転子巻線5および保持体83と
を備え、図示しない軸受部を介して回転自在に支持され
ている。
【0004】回転電気機械9では、両回転子巻線5は断
面が平角形状の導電体(平角銅線)を巻回して形成され
た鞍形コイルの複数個を用いて構成されている。それぞ
れの鞍形コイルは、回転子鉄心部82の外周の円周方向
に沿わせて形成されている図示しない複数の巻線溝に、
互いに同心状となる配置関係で装填されている。回転子
巻線5の各鞍形コイルが巻線溝に収納されている部位に
は、回転子鉄心部82の軸長方向に分布して多数の通気
孔88が形成されている。回転子巻線5の巻線溝内に収
納されないことで回転子鉄心部82の両端面から突き出
されて配置される部位である端部89,89は、円筒状
をした保持体83によってその外周側が保持され、円筒
形回転子8が回転することで発生される強大な遠心力に
対して保持されている。
【0005】両軸流ファン69は円筒形回転子8,固定
子7を冷却する冷媒ガス(例えば、空気や水素ガス)9
9を回転電気機械9内に循環させるために設けられ、こ
の事例の場合には、図示のように回転子巻線5の両端部
89の回転軸部81の軸長方向に関する外側の位置のそ
れぞれに配設されている。固定子7は、多数の薄板材製
の鉄心板を積層して形成されて回転軸部81と同心の円
形の内径を持つ固定子鉄心71と、固定子鉄心71に形
成されている図示しない複数の巻線溝に装填された固定
子巻線72とを備える。固定子鉄心71の鉄心板の積層
方向の要所には、冷媒ガス99を通流させるための通風
ダクトの複数個が形成されている。
【0006】回転電気機械9では、ケーシング6は固定
子鉄心71の外周面に外接させて合計4枚の仕切板が固
定子鉄心71の鉄心板の積層方向に間隔を隔てて配設さ
れ、端部側の仕切板と内側の仕切板とを接続するように
して複数の円筒状の連絡ダクトが配設されている。この
4枚の仕切板により区切られることで、固定子鉄心71
の外周側の空間には鉄心板の積層方向に関する中央部に
中央給気ダクトが、鉄心板の積層方向の中央部を除く両
端部のそれぞれには排気ダクトが形成されている。また
ケーシング6の両端部には、それぞれの軸流ファン69
に対応させて吸気ダクトが備えられている。冷却装置
は、円筒形回転子8,固定子7を冷却することで高温と
なった冷媒ガス99から熱を除去する図示しない冷却器
を備えている。
【0007】一般例の回転電気機械9は上述のごとくに
構成されているので、それぞれの軸流ファン69で加圧
されたそれぞれの冷媒ガス99の流れは、まず保持体8
3が配置されている付近で大きく3つに分岐される。す
なわち、それぞれの保持体83の外周部を経て両端部か
ら空隙部91に直接流入する冷媒ガス流99Aと、固定
子巻線72の両端部のそれぞれを冷却した後に連絡ダク
トを経て中央給気ダクトに流入する冷媒ガス流99B
と、回転軸部81の外周面と保持体83との間の空間の
それぞれから円筒形回転子8に流入する冷媒ガス流99
Cとである。
【0008】これ等の冷媒ガス流の内の冷媒ガス流99
Cは、回転子巻線5の端部89を強制対流により冷却し
つつ回転子鉄心部82の端部に到り、冷媒ガス流99C
の内の多くの部分はこの端部から巻線溝部に流入し、回
転子巻線5および回転子鉄心部82を強制対流により冷
却した後、通気孔88から空隙部91に順次流入する。
このようにして、空隙部91で合流されたそれぞれの冷
媒ガス99は、排気ダクトに連通している通風ダクト中
を通流し、固定子鉄心71および固定子巻線72を冷却
しつつそれぞれの排気ダクトに到る。それぞれの排気ダ
クトに到達した冷媒ガス99は、円筒形回転子8,固定
子7を冷却したので比較的に高温になっているが、この
高温の冷媒ガス99は図示しない排気風胴(前記冷却装
置が備える)を経て冷却器に流入して除熱される。冷却
器で除熱されて再び低温に戻った冷媒ガス99は、図示
しない吸気風胴(前記冷却装置が備える)および吸気ダ
クトを経て軸流ファン69に流入される。
【0009】すなわち一般例の回転電気機械9は、冷却
器を介して冷媒ガス99を循環させることで比較的に安
定な運転状態を得ることができているが、この種の回転
電気機械に採用されている円筒形回転子8では、回転子
巻線5の最高温度が端部89に発生し易いので、端部8
9の温度低減に関する検討が種々行われてきている。
【0010】次に、このような検討の結果得られた従来
例の回転電気機械を図6〜図9を用いて説明する。なお
以降の説明では、図5に示した一般例の回転電気機械9
と同一部分には同じ符号を付しその説明を省略する。こ
こで、図6は図5のQ部に対応した部位における従来例
の回転電気機械が持つ円筒形回転子を示す斜視図であ
り、図7は図5のR部に対応した部位における従来例の
回転電気機械を示す断面図である。図8は図5のS部に
対応した部位の図6に示した円筒形回転子の断面図であ
り、図9は図8におけるA−A断面図である。なお、図
6は保持体およびその周辺部を取り除いて回転子巻線の
外周部が露出された状態として示し、図8は図9におけ
るB−B断面図として示している。また、図9において
Y−Yは磁極の中心軸線である。
【0011】図6〜図9において、9Aは、図5に示し
た一般例による回転電気機械9に対して、円筒形回転子
8に替えて円筒形回転子8Aを用いるようにした回転電
気機械である。この円筒形回転子8Aは、回転軸部8
1,回転子鉄心部82A,1対の回転子巻線5A,それ
ぞれ複数のスペーサ54および54A,隔壁体55,仕
切壁体56,外周部絶縁層57,複数の回転子用楔5
8,保持体83などを備えている。円筒形回転子8Aで
は、回転子巻線5Aにはそれぞれの磁極毎に断面が平角
形状の導電体(平角銅線)51を用いて複数層巻回され
た6個の鞍形コイル52が用いられ、回転子鉄心部82
Aに形成された異なる巻線溝84に互いに同心状となる
配置関係で装填されている。この鞍形コイル52を構成
するそれぞれの巻回層は、長さ方向の中央部分で巻線溝
84内に装填される1対の直線状部51Aと、直線状部
51Aの長さ方向の端部の間を接続して配置される1対
の円弧状部51Bとを組み合わせて形成されている。
【0012】直線状部51Aはその長さ方向の中央部分
で巻線溝84に装填され、円弧状部51Bは回転子巻線
5Aの端部89の主要部分を構成している。直線状部5
1Aの長さ方向の中央部分は巻線溝84内に収納される
が、この部位には回転子鉄心部82Aの軸長方向に沿っ
て多数の貫通孔が形成されており、回転子巻線5Aでは
鞍形コイル52を構成する全ての巻回層が持つ貫通孔の
位置は合致している。そうして、回転子巻線5Aでは、
直線状部51Aと円弧状部51Bとは長尺の平角銅線5
1を直角状に曲げ加工することで一体に形成されてい
る。
【0013】なお、巻線溝84に収納されるそれぞれの
鞍形コイル52の外周部には、巻線溝84との電気絶縁
を確保するための図示しない溝絶縁層が形成されてい
る。また、鞍形コイル52と回転子用楔58の間には、
回転子用楔58との電気絶縁を確保するための図示しな
い楔下絶縁層が形成されている。この楔下絶縁層には回
転子鉄心部82Aの軸長方向に沿って多数の貫通孔が形
成されており、それぞれの貫通孔は巻回層が持つ貫通孔
に対向させて形成されている。
【0014】端部89における鞍形コイル52の相互間
にはスペーサ54が、最外位置の鞍形コイル52の外側
面にはスペーサ54Aがそれぞれ配置されて、円筒形回
転子8Aの加減速時に発生する加速度などに対応して端
部89に働く強大な応力に対処している。スペーサ54
は、電気絶縁材製でほぼ平板状の基板部541と、基板
部541の両側面のそれぞれに一定の厚さを持たせて形
成された電気絶縁材製の複数の突起部542とで構成さ
れている。この突起部542は端部89における鞍形コ
イル52の側面に沿わせて冷媒ガス99を通流させる通
流路を確保するために設けられている。スペーサ54A
のスペーサ54に対する相異点は、複数の突起部542
が基板部541の一方の側面のみに備えられていること
である。
【0015】スペーサ54,54Aが持つ基板部541
は、鞍形コイル52の高さ方向寸法Hとほぼ同等の幅寸
法を有し、導体51の長さ方向に沿わせた長さを有して
いる。スペーサ54,54Aにおける突起部542は、
この事例の場合には山形や三角形などの突端部を持つ形
状を有し、その反基板部541側の端面は鞍形コイル5
2を構成する導体51の側面に当接されるようにし、基
板部541の長さ方向に間隔を隔てて形成されている。
この突起部542は、基板部541の幅方向の両端部の
それぞれに、その突端部を内側として、しかも、互いに
位置をほぼ半間隔長だけずらして形成されている。
【0016】端部89における鞍形コイル52を構成す
る導体51の側面には、前記のような構成を持つスペー
サ54,54Aにより、冷媒ガス流99Cが通流される
通流路が突起部542によってジグザグ状とされて形成
されることになる。この通流路を後記する貫通孔55a
と関連付けて視察すると、貫通孔55aから鞍形コイル
52の直線状部51Aに沿って冷媒ガス流99Cの一部
が通流する通流路と、貫通孔55aから鞍形コイル52
の円弧状部51Bに沿ってガス流99Cの一部(以降、
この冷媒ガス流99Cの一部を区分する場合には、冷媒
ガス流99Yと呼ぶ)が通流する通流路54Yとして把
握することができる。なお、突起部(例えば、突起部5
42)が持つ形状としては、矩形状のものなども知られ
ている。
【0017】円筒形回転子8Aでは、それぞれの端部8
9に配置される隔壁体55は、複数の部材を用いて全体
として円筒を構成するようにして電気絶縁材を用いて作
製されており、端部89における鞍形コイル52の内周
側に回転軸部81の外周面との間に空間を隔てて配置さ
れている。隔壁体55には冷媒ガス通流路として、鞍形
コイル52の直線状部51Aと円弧状部51Bとの結合
部位のそれぞれの近傍に、各鞍形コイル52の両側面に
連通する貫通孔55aが、また後記する排気室56Xに
対向する部位に貫通孔55bが、それぞれ形成されてい
る。仕切壁体56は1対が1組になって合計2組が用い
られており、排気室56Xを形成すべき部位を仕切るよ
うにして隔壁体55の内周面に当接されて配置されてい
る。
【0018】両側を仕切壁体56,56で仕切られるこ
とで隔壁体55の内周側に形成される4個の空間の内、
磁極の中間部の直下に位置している2個の空間が、冷媒
ガス流99Cが流入される流入室55Xであり、また、
磁極の中心(図9の中心線Y−Yの位置)の直下に位置
している2個の空間が排気室56Xである。この排気室
56Xは軸流ファン(例えば、軸流ファン69)側の端
部は閉塞され(後記する図2を参照)、反軸流ファン側
の端部は後記する排気溝86に連通されている。なお、
流入室55Xは軸流ファン側の端部は開口され、反軸流
ファン側の端部は後記する通気ダクト84aに連通され
ている。外周部絶縁層57は電気絶縁材を用いて円筒状
に形成され、端部89における鞍形コイル52の外周側
と保持体83の内周側との間に配置されている。
【0019】回転子用楔58は、巻線溝84に装填され
た部分の回転子巻線5Aが円筒形回転子8Aが回転する
ことで発生される強大な遠心力によって巻線溝84から
飛び出さないようにするなどのために、それぞれの巻線
溝84の最外周部の付近に装着されている。回転子用楔
58には回転子鉄心部82Aの軸長方向に沿って多数の
貫通孔58aが形成されており、それぞれの貫通孔58
aは鞍形コイル52に形成されている貫通孔に対向して
形成されている。したがって、鞍形コイル52に形成さ
れている貫通孔,貫通孔58aおよび楔下絶縁層が持つ
貫通孔は冷媒ガス流99Cに関して互いに連通し合って
おり、通気ダクト84aに連通されている。この通気ダ
クト84aは、各巻線溝84の底部に回転子鉄心部82
Aの軸長方向に沿って形成されており、通気ダクト84
aの両端部はそれぞれ流入室55Xに連通されている。
なお、前述通気孔88は円筒形回転子8Aでは、貫通孔
58aと鞍形コイル52および楔下絶縁層が持つ貫通孔
によって構成されていることになる。
【0020】回転子鉄心部82Aは、一般例の前記回転
子鉄心部82に対して、1対の回転子巻線5A,5Aが
持つ鞍形コイル52に対応した個数と位置とに従う複数
の巻線溝84と、同一のハーフ磁極に属すると共に互い
に隣接する巻線溝84の相互間の部位である複数の歯部
85と、複数の排気溝86とが図示の如くに形成されて
いる。各巻線溝84の底部には前記したように通気ダク
ト84aが形成されている。また、最外,最内位置の鞍
形コイル52が装填される巻線溝84の反歯部85側を
形成する回転子鉄心部82Aの部位,および各歯部85
のそれぞれの軸長方向の両端部には、排気路85aが形
成されている。
【0021】従来の一例の円筒形回転子8Aは上述の如
くに構成されているので、回転子巻線5Aの端部89で
は、スペーサ54,54Aが持つ突起部542により冷
媒ガス流99Cの通流路がジグザグ状に形成されること
により、冷媒ガス流99Cが鞍形コイル52の側面と十
分に接触できることになり、鞍形コイル52を効果的に
冷却することができている。このような冷却構成を備え
ることによって、円筒形回転子8Aでは回転子巻線5A
の端部89に対する冷却性能の向上を図ることができて
いる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る回転電気機械の円筒形回転子8Aでは、回転子巻線5
Aの端部89に対する冷却性能の向上をある程度は達成
することが出来ているが、後記するような理由で回転子
巻線5Aの最高温度は、図10(従来例の円筒形回転子
が持つ回転子巻線の導電体の温度上昇値を示すグラフ)
に示すように、多くの場合にまだ端部89に配設されて
いる円弧状部51Bで発生している。そうして、回転子
巻線5Aの場合に最高温度が発生するのは、それぞれの
回転子巻線5Aが持つ6個の鞍形コイル52の内の外側
部分に配置された鞍形コイル52であり、最高温度の発
生部位は、円弧状部51Bの磁極中心(図9の中心線Y
−Yの位置)の直下付近に位置する部分である。
【0023】一般に電気機械の寿命は巻線の電気絶縁の
ために採用されている電気絶縁材の耐熱寿命特性によっ
て決められるので、回転子巻線5Aの端部89の温度が
相対的に高いことは、端部89の温度が使用されている
電気絶縁材の許容温度を越えないように回転子巻線5A
の電流密度を設定しなければならないことを意味する。
この結果として円筒形回転子8Aの、したがって回転電
気機械の体格の大形化を招いたり、または、回転電気機
械の定格出力の低減を余儀なくされる。ところで、回転
子巻線5Aの最高温度がいまだに端部89において発生
している主な理由は次記するとおりである。
【0024】円筒形回転子8Aが備える回転子巻線5
Aでは、円弧状部51Bを冷却する冷媒ガス流99Cの
一部(冷媒ガス流99Y)は、隔壁体55に形成された
貫通孔55aから流入して円弧状部51Bの側部端面に
沿って通流するが、その際、冷媒ガス流99Yの流れ方
向は軸長方向から円周方向に急激に変化する必要があ
る。他方、端部89における直線状部51Aを冷却する
冷媒ガス流99Cでは、その流れ方向は貫通孔55aか
ら流入した後もその通流方向をそのまま維持する。この
ために、貫通孔55a付近を通流する冷媒ガス流99C
の流体抵抗は、直線状部51Aの方と対比して円弧状部
51Bの方が相対的に大きくなり、円弧状部51Bを冷
却する冷媒ガス流99Yの流量が相対的に少なくなる。
このことが主因で円弧状部51Bの温度上昇が高くな
る。
【0025】前記項による問題点を解決するために
幾つかの提案がすでになされており、その一例を図11
に示す。図11は、図6のT部に対応した部位における
従来の異なる例の円筒形回転子の要部の斜視図である。
なお図11では、回転子巻線の円弧状部とスペーサとを
直線状に展開して図示している。図11において、8C
は、図6〜図9に示した従来例による円筒形回転子8A
に対して、回転子巻線5Aに替えて、鞍形コイルの円弧
状部に円弧状部51Cを採用した回転子巻線5Cを用い
るようにした円筒形回転子である。すなわち、回転子巻
線5Cに用いられる鞍形コイル52Cを構成するそれぞ
れの巻回層は、円弧状部51Cと図示しない直線状部5
1Aとを組み合わせて形成されている。
【0026】円弧状部51Cは、冷媒ガス流99Cを円
弧状部内に通流させるための通流路が貫通孔51bとし
て形成されていることが、前記円弧状部51Bと大きく
異なっている。この円弧状部51Cには、貫通孔51b
に対応させ、貫通孔51b内を通流する冷媒ガス流99
Yの円弧状部51Cからの出口として、図示しない隔壁
体55に形成されている図示しない貫通孔55bに対向
する部位に、溝部51cが形成されている。そうして、
貫通孔51b内を通流した冷媒ガス流99Yは、溝部溝
部51cを経て貫通孔55bから図示しない排気室56
Xに流入することができる。円弧状部51Cはこの部位
を通流する電流の密度値を直線状部51A部の密度値と
同等とするために、その断面積を直線状部51Aの断面
積とほぼ同等に設定されており、このために円弧状部5
1Cの幅寸法WC は直線状部51Aの幅寸法とほぼ同等
もしくは若干ではあるが大きく設定されている。
【0027】このような構造を持つ回転子巻線5Cは、
円弧状部を冷却する冷媒ガス流99Yの流量の増大と,
冷媒ガス流99Yに関する円弧状部の放熱面積の増大と
を同時に得て、円弧状部の冷却性能の増大を意図したも
のである。しかしながらこの回転子巻線5Cが持つ構造
は、貫通孔51b内の流体抵抗が円弧状部51C外面部
の流体抵抗よりも相対的に大きくなってしまうことで、
円弧状部51Cによる放熱面積の増加率に比較して円弧
状部51Cの温度上昇の低減率が多くの場合に小さくな
っていることが、発明者らが調査したところにより分か
ってきている。また、回転子巻線5Cでは円弧状部51
Cに貫通孔51bと溝部51cの加工が必要なために、
回転子巻線5Aの場合と対比して製造原価が高価になる
ことも問題点である。
【0028】この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑
みなされ、その目的は、回転子巻線が持つ鞍形コイルの
端部部分で発生する最高温度の低減を図った回転電気機
械の円筒形回転子を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、 1)複数の巻線溝を持つ円柱状の回転子鉄心部と、導電
体を複数層巻回して形成されてそれぞれが異なる巻線溝
に装填されると共に冷媒ガスによって冷却される複数の
鞍形コイルを有する回転子巻線とを備えた回転電気機械
の円筒形回転子において、前記回転子巻線は巻線溝に収
納されない部位である端部を外周側から保持する筒状の
保持体に対して電気絶縁する筒状の外周部絶縁層および
前記端部部分の鞍形コイルの側面部を冷却する冷媒ガス
の通流路を形成するスペーサを有し、外周部絶縁層はス
ペーサにより形成された前記通流路に磁極中心の直下付
近で連通する連通路を有し、最外部に配置される鞍形コ
イルの外側の側面部に配設されるスペーサは前記連通路
に連通する冷媒ガス用の分岐路を持つこと、または、 2)前記1項に記載の手段において、外周部絶縁層に形
成される前記連通路は、磁極中心の直下付近の外周部絶
縁層の内周面に回転子鉄心部の軸長方向に沿って形成さ
れた凹溝部であり、前記スペーサは板状の基板部とこの
基板部の鞍形コイル側の側面に形成された複数の突起部
とを持ちこの突起部の相互間に形成された空間によって
前記通流路を形成し、最外部に配置される鞍形コイルの
外側の側面部に配設されるスペーサに形成される前記分
岐路はスペーサの基板部の反通流路側に形成された凹溝
部であることにより達成される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明に用いる
図には、図6〜図9で付した符号については極力代表的
な符号のみを記すようにしている。図1はこの発明の実
施の形態の一例による回転電気機械の円筒形回転子を示
す断面図、図2は図1におけるV部の断面図、図3は図
2におけるC−C断面図、図4は図2におけるD−D断
面図である。なお、図1は図5のS部に対応した部位の
図3におけるE−E断面図として示している。
【0031】図1〜図4において、1は、図6〜図9に
示した従来例による円筒形回転子8Aに対して、外周部
絶縁層57およびスペーサ54Aに替えて、それぞれ外
周部絶縁層2およびスペーサ3を用いるようにした回転
電気機械の円筒形回転子である。外周部絶縁層2は従来
例の外周部絶縁層57と対比すると、磁極の中心位置
(図3,図4の中心線Y−Yの位置)付近に凹溝21が
形成されていることのみが異なっている。凹溝21はこ
の事例の場合の連通路であり、それぞれの回転子巻線5
Aが持つ6個の鞍形コイル52の内、外側に配置された
2個の鞍形コイル52に対する通流路54Yに連通でき
るように、外周部絶縁層2の内周面に冷媒ガス流99C
のそれぞれの流入側の端部から回転子鉄心部82Aの軸
長方向に沿って形成される。そうしてこの凹溝21は、
磁極中心の直下にある突起部542を避け、この突起部
542を挟むようにして2個を1組として形成されてい
る。
【0032】また、スペーサ3は従来例のスペーサ54
Aと対比すると、磁極の中心位置付近に凹溝32が形成
された基板部31を用いることのみが異なっている。凹
溝32はこの事例の場合の分岐路であり、基板部31の
反通流路54Y側の面に中心軸線X−Xを中心にして放
射状に、しかも凹溝21と連通できるように形成されて
いる。この凹溝32の内周側の端部32aの位置は、保
持体83の内周面83aよりも中心軸線X−X側に位置
するように形成されている。なお59は、排気室56
X,56Xの図示しないそれぞれの軸流ファン(例え
ば、軸流ファン69)側の端部を閉塞する塞ぎ板であ
る。
【0033】図1〜図4に示すこの発明の実施の形態の
一例による円筒形回転子1では前述の構成としたので、
円筒形回転子1には、スペーサ3の凹溝32から外周部
絶縁層2の凹溝21を通流して通流路54Yに到る冷媒
ガス流99Cの通流経路が形成される(以降、この通流
経路を通流する冷媒ガス流99Cの一部を区分する場合
には、冷媒ガス流99Xと呼ぶ)。冷媒ガス流99Xが
通流路54Yに流入する部位に面する鞍形コイル52
(この事例の場合には端部89の磁極中心の直下位置付
近)を冷却する冷媒ガス流99Cの流量は、従来例と同
じ冷媒ガス流99Yに冷媒ガス流99Xが加わるので増
量される。これによって、この部位の鞍形コイル52
は、従来例と対比してその冷却能力が増大される。
【0034】またこの発明による円筒形回転子1では、
冷媒ガス流99Xは冷媒ガス流99Yが湾曲して流れる
部分で冷媒ガス流99Yに対して交差する方向から通流
路54Yに流入するので(図3を参照)、冷媒ガス流9
9Xは通流路54Yへの流入部で冷媒ガス流99Cに渦
流を発生させる。この部位の鞍形コイル52はこの渦流
による乱流効果によっても冷却能力が向上される。そう
して、凹溝21が磁極中心の直下にある突起部542を
挟むようにして2個を1組として形成されているので、
凹溝21の形成個数が1個の場合と比較して、磁極の中
心位置付近に位置する鞍形コイル52を相対的に広い面
積で冷却できている。
【0035】ところで、冷媒ガス流99Xを供給する冷
媒ガス流の供給源は、軸流ファンから吐出された直後に
塞ぎ板59により直進を遮られた冷媒ガス流99Cであ
り(図4,図7を参照)、凹溝32への流入部では軸流
ファンで得られた吐出圧力をまだ保持している。また、
冷媒ガス流99Xが磁極中心の直下位置付近の通流路5
4Yに到達する経路は、凹溝32→凹溝21→通流路5
4Yである。これに対し、冷媒ガス流99Yが磁極中心
の直下位置付近に到達するまでには、「流入室55X→
前記貫通孔55a→ジグザグ状の通流路54Y」という
長い通流経路を要し、この間に各種の流体抵抗が発生し
ている。
【0036】すなわち円筒形回転子1では、鞍形コイル
52の従来例の場合の最高温度の発生部位(端部89の
磁極中心の直下付近)への冷媒ガス流99Cの供給量
を、凹溝21と凹溝32を組み合わせた比較的に単純な
構成によって従来例の円筒形回転子9Aの場合よりも増
量できる。そうして、凹溝21と凹溝32は共に加工が
比較的に容易な電気絶縁材に形成されるので、前述回転
子巻線5Cのように金属材に対して加工を施す場合と対
比して、製造原価の増加は無視できるほど僅かである。
【0037】以上説明したように円筒形回転子1では、
端部89の磁極中心の直下付近に位置して冷媒ガス流9
9Xで冷却される鞍形コイル52は、冷媒ガス流99C
の流量増大による効果と、冷媒ガス流99Xによる乱流
効果とが重畳されることによって、従来例と対比してそ
の冷却能力を大きく増大される。図10に示したよう
に、従来例の場合にはこの部位で最高温度が発生してい
るので、円筒形回転子1では回転子巻線5Aの最高温度
を低下することができて、円筒形回転子1を持つ回転電
気機械の定格出力を増大、または、その体格を小型化す
ることができる。
【0038】前述の説明では、円筒形回転子1の各極毎
の回転子巻線5Aが持つ鞍形コイル52の全個数は6個
であり、連通路である凹溝21はその内の外側に配置さ
れた2個の鞍形コイル52に対する通流路54Yに連通
できるように形成されるとしてきたが、これに限定され
るものではなく、例えば、鞍形コイルの全個数や通流路
54Yに凹溝21が連通される鞍形コイルの個数は、円
筒形回転子の仕様などに対応して適宜に設定することが
できる。
【0039】
【発明の効果】この発明による回転電気機械の円筒形回
転子においては、前記課題を解決するための手段の項で
述べた構成とすることで、従来例の場合に最高温度が発
生していた磁極中心の直下付近の鞍形コイルの端部部分
に対し、この発明による分岐路および連通路を介して通
流する冷媒ガス流を追加して与え、冷媒ガス流の流量増
大と冷媒ガス流相互間の乱流効果とを重畳することで冷
却能力を増大することが可能になる。これによって、回
転電気機械の円筒形回転子の定格出力の増大、または、
体格の小型化が可能になるとの効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例による回転電気機
械の円筒形回転子を示す断面図
【図2】図1におけるV部の断面図
【図3】図2におけるC−C断面図
【図4】図2におけるD−D断面図
【図5】一般例の回転電気機械の主要部を模式化して示
す縦断面図
【図6】図5のQ部に対応した部位における従来例の回
転電気機械が持つ円筒形回転子を示す斜視図
【図7】図5のR部に対応した部位における従来例の回
転電気機械を示す断面図
【図8】図5のS部に対応した部位の図6に示した円筒
形回転子の断面図
【図9】図8におけるA−A断面図
【図10】従来例の円筒形回転子が持つ回転子巻線の導
電体の温度上昇値を示すグラフ
【図11】図6のT部に対応した部位における従来の異
なる例の円筒形回転子の要部の斜視図
【符号の説明】
1 円筒形回転子 2 外周部絶縁層 21 連通路(凹溝) 3 スペーサ 31 基板部 32 分岐路(凹溝) 5A 回転子巻線 52 鞍形コイル 54Y 通流路 82A 回転子鉄心部 99C 冷媒ガス流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA12 BB02 BB09 BB12 CA02 CA04 CB03 CB17 CC03 CC07 CC17 CD22 CE02 CE05 EE25 5H609 BB03 BB19 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 QQ03 QQ10 QQ15 QQ17 QQ18 RR02 RR17 RR21 RR27 RR36 RR51

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の巻線溝を持つ円柱状の回転子鉄心部
    と、導電体を複数層巻回して形成されてそれぞれが異な
    る巻線溝に装填されると共に冷媒ガスによって冷却され
    る複数の鞍形コイルを有する回転子巻線とを備えた回転
    電気機械の円筒形回転子において、 前記回転子巻線は巻線溝に収納されない部位である端部
    を外周側から保持する筒状の保持体に対して電気絶縁す
    る筒状の外周部絶縁層および前記端部部分の鞍形コイル
    の側面部を冷却する冷媒ガスの通流路を形成するスペー
    サを有し、外周部絶縁層はスペーサにより形成された前
    記通流路に磁極中心の直下付近で連通する連通路を有
    し、最外部に配置される鞍形コイルの外側の側面部に配
    設されるスペーサは前記連通路に連通する冷媒ガス用の
    分岐路を持つことを特徴とする回転電気機械の円筒形回
    転子。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の回転電気機械の円筒形回
    転子において、 外周部絶縁層に形成される前記連通路は、磁極中心の直
    下付近の外周部絶縁層の内周面に回転子鉄心部の軸長方
    向に沿って形成された凹溝部であり、前記スペーサは板
    状の基板部とこの基板部の鞍形コイル側の側面に形成さ
    れた複数の突起部とを持ちこの突起部の相互間に形成さ
    れた空間によって前記通流路を形成し、最外部に配置さ
    れる鞍形コイルの外側の側面部に配設されるスペーサに
    形成される前記分岐路はスペーサの基板部の反通流路側
    に形成された凹溝部であることを特徴とする回転電気機
    械の円筒形回転子。
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