JP2001231193A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2001231193A
JP2001231193A JP2000041778A JP2000041778A JP2001231193A JP 2001231193 A JP2001231193 A JP 2001231193A JP 2000041778 A JP2000041778 A JP 2000041778A JP 2000041778 A JP2000041778 A JP 2000041778A JP 2001231193 A JP2001231193 A JP 2001231193A
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JP
Japan
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stator
stator core
electric machine
rotating electric
slot
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Pending
Application number
JP2000041778A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ikeda
浩 池田
Hitoshi Katayama
仁 片山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定子コイルを効果的に冷却させてより一層の
出力の増加を図った回転電機を提供する。 【解決手段】本発明に係る回転電機は、固定子26は、
薄板を積み重ねて一つのブロックとして形成する固定子
鉄心22を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定子鉄
心22と隣りの一つ一つの固定子鉄心22との間に通風
ダクト31を備える一方、上記固定子鉄心22に設けた
スロット24に収容され、スロット楔29で固定支持さ
れた固定子コイル25a,25bを備えるとともに、固
定子コイル25a,25bが接する部分の固定子鉄心2
2に通風パス32を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機に係り、
特に、固定子コイルを効果的に冷却する回転電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転電機、例えばタービン発電
機は、図12に示すように、ケーシング1の中央部に回
転子2を配置し、回転子2の外側を固定子3で環状に配
置する構成になっている。
【0003】回転子2は、固定子コイルエンド4を回転
子コイル5と回転子鉄心6とを組み合せて構成するとと
もに、回転子軸12の軸端を軸受(図示せず)で回転自
在に支持させる一方、回転子コイルエンド4を保持環7
で包囲させ、運転中に発生する遠心力に対して回転子コ
イル5が抗することができるように保持環7で保持させ
ている。
【0004】また、固定子3は、例えば薄い珪素鋼板を
軸方向に沿って積み重ねて一つのブロックとして形成し
た固定子鉄心8と、固定子鉄心8の内径側(回転子2
側)に形成したスロットに収容する固定子コイル9とを
組み合せた構成になっている。
【0005】また、回転子2および固定子3は、とも
に、運転中、回転子コイル5および固定子コイル9のそ
れぞれに流れる電流の損失が生じ、温度が上昇するの
で、ラジアルダクト10および通風ダクト11をそれぞ
れ備え、回転子軸12に設けたファン13から供給され
た冷媒ガスをラジアルダクト10および通風ダクト11
のそれぞれに案内し、回転子コイル5および固定子コイ
ル9のそれぞれを冷却させる構成になっている。特に、
固定子3は、具体的な冷却構造として、図13および図
14に示すように、固定子鉄心8の周方向に沿って形成
した各スロット14,14a,14bに、固定子コイル
保持材15を介装して固定子コイル9を収容し、固定子
コイル9の端部にコイル絶縁物16を介装してスロット
楔17,17a,17bで固定支持する一方、各スロッ
ト14,14a,14bの間に、半径方向に向って放射
状に延び、内側間隔片18,18a,18bで冷媒ガス
の流れを画成する通風ダクト11,11a,11bを形
成している。これらの通風ダクト11,11a,11b
は、図14に示すように、例えば珪素鋼板等の薄板を軸
方向に沿って積み重ねて一つのブロックとして形成した
固定子鉄心8に等ピッチで設けられている。また、通風
ダクト11,11a,11bは、固定子鉄心8の外径側
から冷媒ガスを案内する吸気部19と固定子鉄心8の内
径側から冷媒ガスを案内する排気部20との2種類に区
分けされている。
【0006】このような冷却構造を備えた固定子3は、
運転中、回転子軸12の回転に伴ってファン13から供
給される冷媒ガスの一部を、図14で示す通気ダクト1
1,11a,11bの吸気部19における外径側から矢
印ARで案内し、固定子鉄心8の内径側におけるスロ
ット歯先部21から出て行く流れを形成させるととも
に、回転子側からスロット歯先部21を介して通気ダク
ト11,11a,11bの排気部20に矢印ARで案
内された冷媒ガスを固定子鉄心8の外径側から出て行く
流れを形成させ、コイル絶縁物16および固定子コイル
9を冷却させて固定子コイル9から発生する熱を取り除
くようになっている。
【0007】このように、従来の回転電機では、回転子
コイル5および固定子コイル9のそれぞれから発生する
熱に対し、ファン13からの冷媒ガスをラジアルダクト
10および通風ダクト11,11a,11bのそれぞれ
に供給し、ケーシング1内の温度上昇防止に対処させて
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12〜図14で示し
た従来の回転電機では、固定子コイル9から発生した熱
が固定子鉄心8に伝わっている間に通風ダクト11,1
1a,11bを流れる冷媒ガスで熱を取り除くものであ
るが、固定子コイル9と固定子鉄心8との接触状態に依
存する接触熱抵抗の影響を受けて固定子コイル9から発
生する熱による温度上昇がより一層増加することがあっ
た。
【0009】このため、従来の回転電機では、大電流が
流れる固定子コイル9の冷却に対して不充分な点があ
り、より一層の冷却効果を高めてより一層の出力の増加
が望まれていた。
【0010】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、固定子コイルを効果的に冷却させてより一
層の出力の増加を図った回転電機を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転電機
は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載した
ように、ケーシングの中央部に回転子を配置し、その外
側に同心的に固定子を配置した回転電機において、上記
固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックとして形成す
る固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定
子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間に通風ダク
トを備える一方、上記固定子鉄心に設けたスロットに収
容され、スロット楔で固定支持された固定子コイルを備
えるとともに、固定子コイルが接する部分の固定子鉄心
に通風パスを設けたものである。
【0012】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項2に記載したように、通風
パスは、スロット楔を境に両側の固定子鉄心に設けたも
のである。
【0013】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項3に記載したように、スロ
ット楔を境に両側の固定子鉄心に設けた通風パスは、互
い違いに配置したものである。
【0014】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項4に記載したように、通風
パスは、スロット楔を境に片側の固定子鉄心に設けたも
のである。
【0015】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項5に記載したように、通風
パスは、コ字状に切欠いた開口部を備えたものである。
【0016】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項6に記載したように、コ字
状に切欠いた開口部を備えた通風パスは、入口を傾斜状
に形成したものである。
【0017】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項7に記載したように、コ字
状に切欠いた開口部を備えた通風パスは、開口部にジグ
ザグ部を備えたものである。
【0018】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項8に記載したように、固定
子コイルは、テープを幾重にも巻回して凹状の通風パス
を備えたものである。
【0019】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項9に記載したように、通風
パスは、固定子コイルの軸方向に対して螺旋状に形成し
たものである。
【0020】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項10に記載したように、固
定子鉄心は、内径側のスロット歯先部の幅を狭く形成し
たものである。
【0021】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項11に記載したように、ケ
ーシングの中央部に回転子を配置し、その外側に同心的
に固定子を配置した回転電機において、上記固定子は薄
板を積み重ねて一つのブロックとして形成する固定子鉄
心を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定子鉄心と隣
りの一つ一つの固定子鉄心との間に通風ダクトを備え、
上記固定子鉄心に設けたスロットに収容され、スロット
楔で固定支持された固定子コイルを備える一方、固定子
コイルが接する部分の固定子鉄心に通風パスを設けると
ともに、上記固定子鉄心のスロット歯先部を斜め切断
し、切断した部分に新たに絶縁被覆を施工していない薄
板を設け、薄板間に絶縁被覆材を介装させて熱流れ通路
を形成したものである。
【0022】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項12に記載したように、ケ
ーシングの中央部に回転子を配置し、その外側に同心的
に固定子を配置した回転電機において、上記固定子は薄
板を積み重ねて一つのブロックとして形成する固定子鉄
心を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定子鉄心と隣
りの一つ一つの固定子鉄心との間に通風ダクトを備え、
上記固定子鉄心に設けたスロットに収容され、スロット
楔で固定支持された固定子コイルを備える一方、固定子
コイルが接する部分の固定子鉄心に通風パスを設けると
ともに、上記スロットに収容する固定子コイルにブロッ
クを介装させて通路を形成したものである。
【0023】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項13に記載したように、ブ
ロックは丸棒であることを特徴とするものである。
【0024】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項14に記載したように、ケ
ーシングの中央部に回転子を配置し、その外側に同心的
に固定子を配置した回転電機において、上記固定子は薄
板を積み重ねて一つのブロックとして形成する固定子鉄
心を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定子鉄心と隣
りの一つ一つの固定子鉄心との間に通風ダクトを備え、
上記固定子鉄心に設けたスロットに収容され、スロット
楔で固定支持された固定子コイルを備える一方、上記通
風ダクトを吸気部と排気部とに区分けするとともに、上
記吸気部と上記排気部とのそれぞれに連通し、上記固定
子コイルを収容する上記スロットの底部に通路を形成し
たものである。
【0025】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項15に記載したように、ス
ロットの底部に形成した通路は、吸気部と排気部とを区
分けする仕切りを備えたものである。
【0026】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項16に記載したように、ケ
ーシングの中央部に回転子を配置し、その外側に同心的
に固定子を配置した回転電機において、上記固定子は薄
板を積み重ねて一つのブロックとして形成する固定子鉄
心を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定子鉄心と隣
りの一つ一つの固定子鉄心との間に通風ダクトを備える
一方、上記固定子鉄心に設けたスロットに収容され、ス
ロット楔で固定支持された固定子コイルを備えるととも
に、固定子コイルが接する部分の固定子鉄心側に塗布材
をコーティングしたものである。
【0027】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項17に記載したように、ケ
ーシングの中央部に回転子を配置し、その外側に同心的
に固定子を配置した回転電機において、上記固定子は薄
板を積み重ねて一つのブロックとして形成する固定子鉄
心を軸方向に沿って配置し、一つ一つの固定子鉄心と隣
りの一つ一つの固定子鉄心との間に通風ダクトを備え、
上記固定子鉄心に設けたスロットに収容され、スロット
楔で固定支持された固定子コイルを備える一方、上記通
風ダクトを吸気部と排気部とに区分けするとともに、上
記吸気部に連通し、上記固定子コイルを収容する上記ス
ロットの底部に通路を形成し、上記排気部と上記固定子
コイルを収容する上記スロットの底部との間に塗布材を
コーティングしたものである。
【0028】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項18に記載したように、塗
布材は、シリコンゴムであることを特徴とするものであ
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転電機の実
施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明す
る。
【0029】図1は、本発明に係る回転電機の第1実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、図1
は、説明の便宜上、固定子鉄心に設けた通風ダクトを正
面から角度をずらして斜視的に表わしているが、発明の
対象部分は、固定子鉄心の側端面部分である。
【0030】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22と、固定子鉄心22の内径側
のスロット歯先部23の幅を狭くして形成したスロット
(打抜き穴)24,24に収容する固定子コイル25
a,25bとを組み合せて固定子26として構成してい
る。
【0031】この固定子26は、スロット24,24に
収容する固定子コイル25a,25bの側端に固定子保
持材27を介装させるとともに、固定子コイル25bの
端部にコイル絶縁物28を介装させてスロット楔29で
固定子コイル25a,25bを固定支持するようになっ
ている。
【0032】また、固定子26は、固定子鉄心22の内
径側から外径側に向って放射状に延びる内側間隔片3
0,30を周方向に沿って設け、通風ダクト31,31
を形成している。通風ダクト31,31は、軸方向に沿
って一つのブロックとして形成した固定子鉄心22毎に
設けられているが、この場合、外径側から冷媒ガスを案
内する吸気部と内径側から冷媒ガスを案内する排気部と
の2種類に区分けされている。なお、図11は、説明の
便宜上、通風ダクト31,31を吸気部として表わして
いる。
【0033】一方、軸方向に沿って一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22は、その中間部分の側端(固
定子コイル25a,25bに接する側)に、内・外径側
に向って延びるコ字状に切欠いた開口部33,33を備
えた通風パス32,32を設けている。この通風パス3
2,32は、外径側から案内された冷媒ガスを固定子コ
イル25a,25bおよび固定子保持材27の側端に沿
って流れるように構成されている。
【0034】このように、本実施形態は、軸方向に沿っ
て一つのブロックとして形成した固定子鉄心22の中間
部分の側端に内・外径側に向って延びるコ字状に切欠い
た開口部33,33を備えた通風パス32,32を設
け、固定子コイル25a,25bおよび固定子保持材2
7の側端に沿って冷媒ガスが流れるように対流冷却させ
たので、固定子コイル25a,25bから固定子保持材
27を介して固定子鉄心22に伝わる熱を効果的に取り
除くことができ、大電流化に充分に対処することができ
る。なお、本実施形態は、通風ダクト31,31を吸気
部として用いたが、排気部にしてもよい。
【0035】図2は、本発明に係る回転電機の第2実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、図2は
説明の便宜上、図1と同様に、固定子鉄心に設けた通風
ダクトを正面から角度をずらして斜視的に表わしている
が、発明の対象部分は、固定子鉄心の側端面部分であ
る。また、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一
符号を付す。
【0036】本実施形態に係る回転電機は、軸方向に沿
って一つのブロックとして形成した固定子鉄心22の中
間部分の側端に内・外径側に向って延び、入口を傾斜さ
せ、かつコ字状に切欠いた開口部33,33を備えた通
風パス32,32を設けたものである。
【0037】このように、本実施形態は、軸方向に沿っ
て一つのブロックとして形成した固定子鉄心22の中間
部分の側端に、内・外径側に向って延び、入口を傾斜さ
せ、かつコ字状に切欠いた開口部33,33を備えた通
風パス32,32を設け、図示しない回転子側のエアギ
ャップから案内された冷媒ガスを拡散させ、固定子コイ
ル25a,25bおよび固定子保持材27を対流冷却さ
せたので、固定子コイル25a,25bから固定子保持
材27を介して固定子鉄心22に伝わる熱を効果的に取
り除くことができ、大電流化に充分に対処することがで
きる。
【0038】なお、本実施形態は、通風パス32,32
を排気部としているが、吸気部として用いてもよい。
【0039】図3は、本発明に係る回転電機の第3実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、図3は
説明の便宜上、図1と同様に、固定子鉄心に設けた通風
ダクトを正面から角度をずらして斜視的に表わしている
が、発明の対象部分は、固定子鉄心の側端面部分であ
る。また、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一
符号を付す。
【0040】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22の中間部分の側端に、内・外
径側に向って延び、かつ固定子保持材27側にのみコ字
状に切欠いた開口部33,33を備えた通風パス32,
32を設けたものである。
【0041】このように、本実施形態は、軸方向に沿っ
て一つのブロックとして形成した固定子鉄心22の中間
部分の側端に、内・外径側に向って延び、かつ固定子保
持材27側にのみコ字状に切欠いた開口部33,33を
備えた通風パス32,32を設け、固定子コイル25
a,25bおよび固定子保持材27の側端に沿って冷媒
ガスが流れるように対流冷却させたので、固定子コイル
25a,25bから固定子保持材27を介して固定子鉄
心22に伝わる熱をより一層効果的に取り除くことがで
き、大電流化に充分に対処することができる。
【0042】図4は、本発明に係る回転電機の第4実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、図4は
説明の便宜上、図1と同様に、固定子鉄心に設けた通風
ダクトを正面から角度をずらして斜視的に表わしている
が、発明の対象部分は、固定子鉄心の側端面部分であ
る。また、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一
符号を付す。
【0043】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22の中間部分の側端に、内・外
径側に向って延び、かつスロット楔29を境に互い違い
にコ字状に切欠いた開口部33,33を備えた通風パス
32,32を設けたものである。
【0044】このように、本実施形態は、軸方向に沿っ
て一つのブロックとして形成した固定子鉄心22の中間
部分の側端に内・外径側に向って延び、かつスロット楔
29を境に互い違いにコ字状に切欠いた通風パス32,
32を設け、固定子コイル25a,25bおよび固定子
保持材27の側端に沿って冷媒ガスが流れるように対流
冷却させたので、組立て公差に基づく固定子コイル25
a,25bと固定子鉄心22間の接触熱抵抗の影響を低
く抑えることができ、固定子コイル25a,25bから
固定子保持材27を介して固定子鉄心22に伝わる熱を
効果的に取り除くことができ、大電流化に充分に対処す
ることができる。
【0045】図5は、本発明に係る回転電機の第5実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、第1実
施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0046】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22に設けたスロット24に収容
する固定子コイル25a,25bの、その軸方向に対し
てテープ34を螺旋状に幾重にも巻回し、凹状の通風パ
ス32を形成したものである。
【0047】このように、本実施形態は、固定子鉄心2
2に設けたスロット24に収容する固定子コイル25
a,25bにテープ34を螺旋状に幾重にも巻回した凹
状の通風パス32を形成し、通風パス32に冷媒ガスを
流して固定子コイル25a,25bを対流冷却させたの
で、固定子コル25a,25bから発生する熱をより一
層効果的に取り除くことができ、大電流化に充分に対処
することができる。
【0048】図6は、本発明に係る回転電機の第6実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、図6は
説明の便宜上、図1と同様に、固定子鉄心に設けた通風
ダクトを正面から角度をずらして斜視的に表わしている
が、発明の対象部分は、固定子鉄心の側端面部分であ
る。また、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一
符号を付す。
【0049】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22の中間部分の側端に内・外径
側に向って延び、かつコ字状に切欠いた開口部33,3
3の縁辺をじぐざぐ部35に形成して放熱面積を増加さ
せた通風パス32,32を設けたものである。
【0050】このように、本実施形態は、軸方向に沿っ
て一つのブロックとして形成した固定子鉄心22の中間
部分の側端に、内・外径側に向って延び、かつコ字状に
切欠いた開口部33の縁辺をじぐざぐ部35に形成した
通風パス32,32を設け、放熱面積を多くしたので、
固定子コイル25a,25bから発生する熱をより一層
取り除くことができる。特に通風パス32,32におけ
る開口部33,33の縁辺をじぐざぐ部35に形成し、
放熱面積を多くすると、スロット歯先部23で発生する
鉄損による熱を良好に取り除くことができる点で有効で
ある。
【0051】図7は、本発明に係る回転電機の第7実施
形態を示す一部切欠き概略部分図である。なお、第1実
施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0052】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22のスロット歯先部23を斜め
に切断し、切断した部分に新たに絶縁被覆を施工してい
ない薄板36a,36b,36cを設け、薄板36a,
36b,36cの間に絶縁被覆材37a,37b,37
cを介装させた熱流れ通路38a,38b,38cを形
成したものである。
【0053】このように、本実施形態は、固定子鉄心2
2のスロット歯先部23に熱流れ通路38a,38b,
38cを形成したので、スロット歯先部23に発生する
鉄損による熱を滞留させることなく熱流れHFを良好に
流すことができる。
【0054】図8は、本発明に係る回転電機の第8実施
形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、図8は
説明の便宜上、図1と同様に、固定子鉄心に設けた通風
ダクトを正面から角度をずらして斜視的に表わしている
が、発明の対象部分は、固定子鉄心の側端面部分であ
る。また、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一
符号を付す。
【0055】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22のスロット24に収容する固
定子コイル25a,25bのうち、固定子コイル25a
の底部に丸棒等の丸状のブロック39a,39bを装着
し、固定子鉄心22と固定子コイル25aとの間に通路
40を形成したものである。
【0056】このように、本実施形態は、固定子コイル
25aの底部にブロック39a,39bを装着し、固定
子鉄心22と固定子コイル25aとの間に通路40を形
成し、固定子コイル25aを対流冷却させたので、固定
子コイル25aから発生する熱を効果的に取り除くこと
ができ、大電流化に充分に対処することができる。
【0057】図9は、本発明に係る回転電機の第9実施
形態を示す一部切欠き概略縦断面図である。なお、第1
実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0058】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22を軸方向に沿って複数個配置
し、複数個配置した固定子鉄心22のうち、一つ一つの
固定子鉄心22と隣りの一つ一つの固定子鉄心22との
間に通風ダクト31,31を形成し、形成した通風ダク
ト31,31のうち、冷媒ガスGを固定子鉄心22の外
径側から内径側に供給する吸気部41と、冷媒ガスGを
固定子鉄心22の内径側から外径側に供給する排気部4
2とに区分けるとともに、固定子コイル25a,25b
を収容する固定子鉄心22のスロット24の底部に仕切
り43を装着してスロット24の底部に通路44を形成
し、固定子コイル25a,25bに冷媒ガスGが確実に
流れるように図ったものである。
【0059】このように、本実施形態は、固定子コイル
25a,25bを収容する固定子鉄心22のスロット2
4の底部に仕切り43を装着して通路44を形成し、通
路44を介して吸気部41からの冷媒ガスGで固定子コ
イル25a,25bを確実に対流冷却させるとともに、
通路44を介して排気部42からの冷媒ガスGでスロッ
ト楔29により固定支持された固定子コイル25a,2
5bを確実に対流冷却させたので、限られた冷媒ガスG
で固定子コイル25a,25bを効果的に冷却させるこ
とができ、大電流化に充分に対処することができる。
【0060】図10は、本発明に係る回転電機の第10
実施形態を示す一部切欠き部分斜視図である。なお、第
1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0061】本実施形態に係る回転電機は、固定子コイ
ル25a,25bを収容する固定子鉄心22のスロット
24の底部に弾力性に富み、熱伝導の高いシリコンゴム
等の塗布材45をコーティングしたものである。
【0062】このように、本実施形態は、スロット24
の底部に塗布材45をコーティングし、固定子コイル2
5a,25bを固定子鉄心22に密着させたので、固定
子コイル25a,25bと固定子鉄心22間の接触熱抵
抗を低く抑えることができる。
【0063】図11は、本発明に係る回転電機の第11
実施形態を示す一部切欠き概略縦断面図である。なお、
第1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付
す。
【0064】本実施形態に係る回転電機は、例えば薄い
珪素鋼板を軸方向に沿って積み重ね一つのブロックとし
て形成した固定子鉄心22を軸方向に沿って複数個配置
し、複数個配置した固定子鉄心22のうち、一つ一つの
固定子鉄心22と隣りの一つ一つの固定子鉄心22との
間に通風ダクト31,31を形成し、形成した通風ダク
ト31,31のうち、冷媒ガスGを固定子鉄心22の外
径側から内径側に供給する吸気分41と、冷媒ガスGを
固定子鉄心22の内径側から外径側に供給する排気分4
2とに区分けるとともに、吸気分41側の固定子コイル
25a,25bを収容する固定子鉄心22のスロット2
4の底部に弾力性に富み、熱伝導の高いシリコンゴム等
の塗布材47をコーティングしたものである。
【0065】このように、本実施形態は、吸気部41側
の固定子コイル25a,25bを収容する固定子鉄心2
2のスロット24の底部に通路46を形成し、通路46
を介して吸気部41からの冷媒ガスGで固定子コイル2
5a,25bを確実に対流冷却させるとともに、排気部
42側の固定子コイル25a,25bを収容する固定子
鉄心22のスロット24の底部に塗布材47をコーティ
ングし、スロット楔29で固定支持された固定子コイル
25a,25bを冷媒ガスGで確実に対流冷却させたの
で、限らた冷媒ガスGで固定子コイル25a,25bを
効果的に冷却させることができ、大電流化に充分に対処
することができる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る回転
電機は、固定子鉄心のスロットに収容する固定子コイル
から発生する熱や固定子コイルとスロット間で発生する
接触熱抵抗を効果的に取り除く対流冷却手段を備えたの
で、固定子コイルを大電流化させても安定した運転を行
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転電機の第1実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図2】本発明に係る回転電機の第2実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図3】本発明に係る回転電機の第3実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図4】本発明に係る回転電機の第4実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図5】本発明に係る回転電機の第5実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図6】本発明に係る回転電機の第6実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図7】本発明に係る回転電機の第7実施形態を示す一
部切欠き概略部分図。
【図8】本発明に係る回転電機の第8実施形態を示す一
部切欠き部分斜視図。
【図9】本発明に係る回転電機の第9実施形態を示す一
部切欠き概略縦断面図。
【図10】本発明に係る回転電機の第10実施形態を示
す一部切欠き部分斜視図。
【図11】本発明に係る回転電機の第11実施形態を示
す一部切欠き概略縦断面図。
【図12】従来の回転電機を示す一部切欠き概略縦断面
図。
【図13】図12のA−A矢視方向から見た一部切欠き
正面図。
【図14】図13のB−B矢視方向から見た一部切欠き
側面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 回転子 3 固定子 4 回転子コイルエンド 5 回転子コイル 6 回転子鉄心 7 保持環 8 固定子鉄心 9 固定子コイル 10 ラジアルダクト 11,11a,11b 通風ダクト 12 回転子軸 13 ファン 14,14a,14b スロット 15 固定子コイル保持材 16 コイル絶縁物 17,17a,17b スロット楔 18,18a,18b 内側間隔片 19 吸気部 20 排気部 21 スロット歯先部 22 固定子鉄心 23 スロット歯先部 24 スロット 25a,25b 固定子コイル 26 固定子 27 固定子保持材 28 コイル絶縁物 29 スロット楔 30 内側間隔片 31 通風ダクト 32 通風パス 33 開口部 34 テープ 35 じぐざぐ部 36a,36b,36c 薄板 37a,37b,37c 絶縁被覆材 38a,38b,38c 熱流れ通路 39a,39b ブロック 40 通路 41 吸気部 42 排気部 43 仕切り 44 通路 45 塗布材 46 通路 47 塗布材
フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA10 AD05 AD06 AE07 5H604 AA03 BB04 BB14 CC05 CC14 DB16 DB25 QA01 QC01 QC09 5H609 BB03 PP02 PP05 PP06 PP08 PP09 QQ02 QQ03 QQ10 QQ13 QQ14 RR33 RR35 RR36 RR69 RR74

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの中央部に回転子を配置し、
    その外側に同心的に固定子を配置した回転電機におい
    て、上記固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックとし
    て形成する固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ一
    つの固定子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間に
    通風ダクトを備える一方、上記固定子鉄心に設けたスロ
    ットに収容され、スロット楔で固定支持された固定子コ
    イルを備えるとともに、固定子コイルが接する部分の固
    定子鉄心に通風パスを設けたことを特徴とする回転電
    機。
  2. 【請求項2】 通風パスは、スロット楔を境に両側の固
    定子鉄心に設けたことを特徴とする請求項1記載の回転
    電機。
  3. 【請求項3】 スロット楔を境に両側の固定子鉄心に設
    けた通風パスは、互い違いに配置したことを特徴とする
    請求項2記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 通風パスは、スロット楔を境に片側の固
    定子鉄心に設けたことを特徴とする請求項1記載の回転
    電機。
  5. 【請求項5】 通風パスは、コ字状に切欠いた開口部を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  6. 【請求項6】 コ字状に切欠いた開口部を備えた通風パ
    スは、入口を傾斜状に形成したことを特徴とする請求項
    5記載の回転電機。
  7. 【請求項7】 コ字状に切欠いた開口部を備えた通風パ
    スは、開口部にジグザグ部を備えたことを特徴とする請
    求項5記載の回転電機。
  8. 【請求項8】 固定子コイルは、テープを幾重にも巻回
    して凹状の通風パスを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の回転電機。
  9. 【請求項9】 通風パスは、固定子コイルの軸方向に対
    して螺旋状に形成したことを特徴とする請求項8記載の
    回転電機。
  10. 【請求項10】 固定子鉄心は、内径側のスロット歯先
    部の幅を狭く形成したことを特徴とする請求項1記載の
    回転電機。
  11. 【請求項11】 ケーシングの中央部に回転子を配置
    し、その外側に同心的に固定子を配置した回転電機にお
    いて、上記固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックと
    して形成する固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ
    一つの固定子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間
    に通風ダクトを備え、上記固定子鉄心に設けたスロット
    に収容され、スロット楔で固定支持された固定子コイル
    を備える一方、固定子コイルが接する部分の固定子鉄心
    に通風パスを設けるとともに、上記固定子鉄心のスロッ
    ト歯先部を斜め切断し、切断した部分に新たに絶縁被覆
    を施工していない薄板を設け、薄板間に絶縁被覆材を介
    装させて熱流れ通路を形成したことを特徴とする回転電
    機。
  12. 【請求項12】 ケーシングの中央部に回転子を配置
    し、その外側に同心的に固定子を配置した回転電機にお
    いて、上記固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックと
    して形成する固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ
    一つの固定子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間
    に通風ダクトを備え、上記固定子鉄心に設けたスロット
    に収容され、スロット楔で固定支持された固定子コイル
    を備える一方、固定子コイルが接する部分の固定子鉄心
    に通風パスを設けるとともに、上記スロットに収容する
    固定子コイルにブロックを介装させて通路を形成したこ
    とを特徴とする回転電機。
  13. 【請求項13】 ブロックは丸棒であることを特徴とす
    る請求項12記載の回転電機。
  14. 【請求項14】 ケーシングの中央部に回転子を配置
    し、その外側に同心的に固定子を配置した回転電機にお
    いて、上記固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックと
    して形成する固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ
    一つの固定子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間
    に通風ダクトを備え、上記固定子鉄心に設けたスロット
    に収容され、スロット楔で固定支持された固定子コイル
    を備える一方、上記通風ダクトを吸気部と排気部とに区
    分けするとともに、上記吸気部と上記排気部とのそれぞ
    れに連通し、上記固定子コイルを収容する上記スロット
    の底部に通路を形成したことを特徴とする回転電機。
  15. 【請求項15】 スロットの底部に形成した通路は、吸
    気部と排気部とを区分けする仕切りを備えたことを特徴
    とする請求項14記載の回転電機。
  16. 【請求項16】 ケーシングの中央部に回転子を配置
    し、その外側に同心的に固定子を配置した回転電機にお
    いて、上記固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックと
    して形成する固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ
    一つの固定子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間
    に通風ダクトを備える一方、上記固定子鉄心に設けたス
    ロットに収容され、スロット楔で固定支持された固定子
    コイルを備えるとともに、固定子コイルが接する部分の
    固定子鉄心側に塗布材をコーティングしたことを特徴と
    する回転電機。
  17. 【請求項17】 ケーシングの中央部に回転子を配置
    し、その外側に同心的に固定子を配置した回転電機にお
    いて、上記固定子は薄板を積み重ねて一つのブロックと
    して形成する固定子鉄心を軸方向に沿って配置し、一つ
    一つの固定子鉄心と隣りの一つ一つの固定子鉄心との間
    に通風ダクトを備え、上記固定子鉄心に設けたスロット
    に収容され、スロット楔で固定支持された固定子コイル
    を備える一方、上記通風ダクトを吸気部と排気部とに区
    分けするとともに、上記吸気部に連通し、上記固定子コ
    イルを収容する上記スロットの底部に通路を形成し、上
    記排気部と上記固定子コイルを収容する上記スロットの
    底部との間に塗布材をコーティングしたことを特徴とす
    る回転電機。
  18. 【請求項18】 塗布材は、シリコンゴムであることを
    特徴とする請求項16または17記載の回転電機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250503A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Kobe Steel Ltd 超電導モータ
CN110504803A (zh) * 2019-08-08 2019-11-26 浙江大学 支撑装置及包括其的定子及定子铁芯的组装方法
CN114530953A (zh) * 2020-11-05 2022-05-24 丰田自动车株式会社 旋转电机的冷却构造
JP2022151699A (ja) * 2021-03-25 2022-10-07 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト 電気機械用の固定子デバイス及び製造方法

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