JPH11330735A - モジュールとプリント板ユニットとの接続構造 - Google Patents

モジュールとプリント板ユニットとの接続構造

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JPH11330735A
JPH11330735A JP10136877A JP13687798A JPH11330735A JP H11330735 A JPH11330735 A JP H11330735A JP 10136877 A JP10136877 A JP 10136877A JP 13687798 A JP13687798 A JP 13687798A JP H11330735 A JPH11330735 A JP H11330735A
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JP
Japan
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board unit
module
terminal
printed board
pin
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JP10136877A
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English (en)
Inventor
Satoshi Watanabe
聡 渡邉
Norihiro Kumabe
徳弘 隈部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュールとプリント板ユニットとの接続構
造に関し、モジュールの端子とプリント板回路との接続
を着脱可能に接続させる。 【解決手段】 モジュール11のピン状の端子16に
対して対向するプリント板ユニット61に取り付けら
れ、このプリント板ユニット面の回路パターンに接触さ
れた端子接続金具51のばね接触子31に挿入接続させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュールに突設
されてなるピン状の端子と、このモジュールと対向配置
されるプリント板ユニットとの回路接続構造に関する。
【0002】電子・通信装置などにおいては、各種の回
路機能をそなえるプリント板ユニットに対して接続され
るべき、発熱をともなう回路をユニット化するとともに
発熱部分を熱伝導板に熱接触させたモジュールとなし、
単体で取り扱えるようにすることでプリント板ユニット
を合理的かつ効率的に製造しやすくすることが行なわれ
る。
【0003】たとえば、図13に概略の要部のみが側面
図に示される通信装置ユニット1においては、紙面に並
行するように中央部分に金属基板2が設けられ、図示手
前側に回路ユニット3とプリント板ユニット5とが取り
付けられ、図示背面側には別な回路ユニットがそれぞれ
に配置される。
【0004】図示右側には正面板6が取り付けられてお
り、図示左側には図示されないコネクタが設けられ、全
体として図示されない装置筐体に挿入され、装置筐体側
のコネクタによるコネクタどうしプラグイン接続され、
正面板6で装置筐体の前面に取り付け固定される。
【0005】金属基板2面の上側には、一体成型された
多数の放熱ひれ(フィン)7が並行して突設形成されて
おり、上面には電動ファン8が2個設けられている。図
示はしないが、この金属基板2に並行するように、プリ
ント板ユニット5、放熱ひれ7、を覆うよう手前側全体
の側面にカバー板が取り付けられる。
【0006】金属基板2は、熱伝導性と加工性とが良好
で、かつ軽量なアルミニウム合金鋳物、たとえば、ダイ
カスト法により製造される。このようにカバー板を取り
付けることにより、カバー板と金属基板2との間には空
気の流通空間が形成され、下方から流入される空気は、
この空間を通って電動ファン8により上方に強制排出さ
れる。
【0007】つまり、金属基板2と放熱ひれ7とに沿っ
て流れる空気は、これら狭隘な空間を高速度で通過する
にともなって、表面から熱を奪い効果的に冷却すること
が行なわれる。
【0008】図13のプリント板ユニット5の面内に点
線で示される部分には、電源ユニットであるモジュール
11が金属基板2面に取り付けられている。このモジュ
ール11は図14の斜視図に示されるように、金属板で
なる基板12上に電源回路が搭載実装されており、その
表面は合成樹脂の被覆層14により覆われている。
【0009】基板12の両側には取り付けねじ用の切り
込み孔15(図は一方のみが示される)が、それぞれに
設けられている。基板12上に取り付けられた回路部品
からの発熱は、基板12に伝導されるようになってい
る。
【0010】また、合成樹脂の被覆層14を貫通し、そ
の上の両側に並列されて突出される細径ならびに太径な
ピン状の端子16は、内部の電源回路に接続される電源
の入力側およびに出力側の端子である。
【0011】プリント板ユニット5とモジュール11と
の取り付け部分の要部が図15に示され、図13に対応
して、図(a)は側面図、図(b)は背面視、図(c)
は形状から見上げた断面、図にそれぞれ示される。
【0012】金属基板2面上に一対のZ形の金具18が
対向して取り付けられ、このZ形の金具18面にプリン
ト板ユニット5が金属基板2面と並行するよう、ねじ1
9で取り付けられている。
【0013】金属基板2とプリント板ユニット5との対
向間に、モジュール11が金属基板2面に、ねじ21で
取り付けられ、そのピン状の端子16はプリント板ユニ
ット5の回路接続パターンの形成された貫通孔に挿入さ
れ、いずれも表面に突出される。
【0014】各側面図において、プリント板ユニット5
に覆われるモジュール11の取り付け用ねじ21が、点
線でなく実線に示されているのは、プリント板ユニット
5の対応する位置に貫通孔22が形成されており、この
貫通孔22をとおして見えるからである。
【0015】この貫通孔22は、プリント板ユニット5
を取り付けるに先だって、モジュール11を金属基板2
面にねじ21で取り付けるのであるが、この場合締めつ
けることなく適宜に移動可能な仮止め状態としておき、
プリント板ユニット5をZ形の金具18にねじ19で取
り付ける際に、プリント板ユニット5の貫通孔にピン状
の端子16を位置合わせして挿入させ、この状態で、図
16に示されるよう貫通孔22にドライバ25を挿入
し、ねじ21を締めつけ固定させるようにしている。
【0016】モジュール11を金属基板2上に直接取り
付ける理由は、モジュール11の基板12に伝導される
回路部品からの熱が、大きな熱容量を有する金属基板2
に伝達されることにより、放熱ひれ7などからの放熱に
よる冷却効果がきわめて大きいことから、電源回路をプ
リント板ユニット5に取り付け、個別の放熱器を設ける
ことに比して、そのような必要がないことからも好まし
いからである。
【0017】
【従来の技術】従来は、以上のようにしてモジュール1
1のピン状端子16をプリント板ユニット5の貫通孔に
挿入位置決めさせるとともに、モジュール11ならびに
プリント板ユニット5を金属基板2に固定させた状態
で、貫通孔周囲の銅箔でなる回路接続パターンとピン状
の端子16とを半田付けし、電気的接続をさせるように
していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の取り付け
方法によると、モジュール11を金属基板2に取り付け
固定状態としてからではピン状の端子16を、プリント
板ユニット5の半田付け接続すべき貫通孔に位置合わせ
させるのが困難か、不可能なことから、モジュール11
を仮止め状態としてプリント板ユニット5と位置合わせ
することが必要なことであった。
【0019】また、モジュール11を金属基板2に固定
する以前にプリント板ユニット5に半田付け接続させる
と、モジュール11のねじ止めによる締めつけで、半田
付け部分に大きな力が作用し、半田付け部分に亀裂ない
しは、破断を生じさせるか、半田付け部分に大きな内部
応力を蓄積させてしまい、後日になって、同様の問題が
起こる可能性がある。
【0020】モジュール11を金属基板2に取り付ける
ことは、モジュール11の発熱を大きな熱容量を有する
金属基板2に効果的に伝導させる作用はあるものの、金
属基板2に取り付けない状態でモジュール11とプリン
ト板ユニット5とを一体化接続し、モジュール11を含
んでプリント板ユニット5の単体で動作試験を行なうこ
とは、半田付け接続によることから取り扱いが容易でな
いことと、モジュール11の放熱対策も容易でないとい
った問題がある。
【0021】モジュールとプリント板ユニットとの対向
間距離間隔を装置の高密度実装化のために最短距離に設
定しなければならないといった問題もある。以上のよう
な従来技術の問題点にかんがみて、本発明はモジュール
の端子とプリント板ユニットの回路接続を半田付けによ
ることなく着脱可能にして容易に接続し得るモジュール
とプリント板ユニットとの接続構造の提供を発明の課題
とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決させるた
めの本発明構成要旨とするところの、第1の手段は、ピ
ン状の端子を突設してなるモジュールと、このモジュー
ルと対向しモジュールのピン状の端子を回路接続させる
プリント板ユニットと、の接続構造であって、プリント
板ユニット面を貫通し内部にモジュールのピン状の端子
を挿入接続させるばね接触子を設けるとともに、このプ
リント板ユニット面の回路パターンに弾性接触させるこ
とで回路接続される端子接続金具と、をそなえ、モジュ
ールのピン状の端子をプリント板ユニットに取り付けら
れた端子接続金具のばね接触子に挿入接続させることに
ある。
【0023】この第1の手段によると、別体なばね接触
子は端子接続金具の中央内部に挿入して設けられること
から、端子接続金具の長さを短縮し得る。端子接続金具
の外側周囲を、プリント板ユニット面の回路パターンに
弾性接触させることから、ばね接触子とピン状の端子と
の位置をその弾性接触状態にもとづき、若干の位置の不
同に対して自動的に位置合わせし得る。
【0024】もちろん、ばね接触子とピン状の端子との
接続は弾性による接触接続であるから、適宜任意に着脱
可能である。本発明構成要旨の第2の手段は、ピン状の
端子を突設してなるモジュールと、このモジュールと対
向しモジュールのピン状の端子を回路接続させるプリン
ト板ユニットと、の接続構造であって、プリント板ユニ
ット面上に並行して取り付けられ脚部がプリント板ユニ
ット面の回路パターンに接続され中央部に取り付け孔で
ある貫通孔の設けられた接続金具と、中央部にモジュー
ルのピン状の端子を挿入接続させるばね接触子を有する
とともに周囲を接続金具の取り付け孔の周囲面に弾性接
触させる端子接続金具と、をそなえ、モジュールのピン
状の端子をプリント板ユニットに取り付けられた端子接
続金具のばね接触子に挿入接続させることにある。
【0025】この第2の手段によると、ばね接触子は端
子接続金具の先端に一体形成され、この端子接続金具は
脚部を介してプリント板ユニット面とは離間した接続金
具面に取り付けられることから、ばね接触子の弾性変形
に必要なばね有効長を十分に確保し得るので、モジュー
ルのピン状の端子への弾性接触状態を確実になし得る。
【0026】また、ばね接触子が端子接続金具と一体構
造であるから、全体の構成が簡易でもあり、端子接続金
具の外側周囲が接続金具面に弾性接触されることで、ば
ね接触子とピン状の端子との位置をその弾性接触状態に
もとづき、若干の位置の不同に対して自動的に位置合わ
せし得る。
【0027】もちろん、ばね接触子とピン状の端子との
接続は弾性による接触接続であるかち、適宜任意に着脱
し得る。本発明構成要旨の第3の手段は、ピン状の端子
を突設してなるモジュールと、このモジュールと対向し
モジュールのピン状の端子を回路接続させるプリント板
ユニットと、の接続構造であって、プリント板ユニット
面上に並行して取り付けられ脚部がプリント板ユニット
面の回路パターンに接続され中央部に取り付け孔である
貫通孔の設けられた接続金具と、中央部にモジュールの
ピン状の端子を挿入接続させるばね接触子を有するとと
もに周囲を接続金具の取り付け孔の周囲面に接触接続さ
せる端子接続金具と、をそなえ、モジュールのピン状の
端子をプリント板ユニットに取り付けられた端子接続金
具のばね状接触子に挿入接続させることにある。
【0028】この第3の手段によると、ばね接触子は端
子接続金具の先端に一体形成され、この端子接続金具は
脚部を介してプリント板ユニット面とは離間した接続金
具面に取り付けられることから、ばね接触子の弾性変形
に必要なばね有効長を十分に確保し得るので、モジュー
ルのピン状の端子への弾性接触状態を確実になし得る。
【0029】また、ばね接触子が端子接続金具と一体構
造であるとともに、端子接続金具は接続金具に接触接続
される状態に取り付けられることから、全体の構成が一
層簡易である。
【0030】ピン状の端子に対するばね接触子の接触接
続は、そのばね弾性変形の範囲で若干の位置の不同に対
して自動的に位置合わせし得る。もちろん、ばね接触子
とピン状の端子との接続は弾性による接触接続であるか
ら、適宜任意に着脱し得る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明モジュールとプリン
ト板ユニットとの接続構造について、構成要旨にもとづ
いた実施の形態につき、図を参照しながら具体的詳細に
説明する。なお、全図を通じて同様箇所には理解を容易
とするために便宜上、同一符号を付して示すものとす
る。
【0032】図1は、本発明第1の一実施形態のばね接
触子31であり、図(a)は側断面図、図(b)は正面
図、図(c)は完成状態の側断面図、である。図
(a)、図(b)を参照し説明すると、ばね接触子31
は円筒形をなし、その一端側である図示右側には、漏斗
状の傾斜面32に拡開する開口と、軸方向に4分割する
溝33と、が形成されており、他端側である図示左側に
は、ねじ孔35が形成されている。
【0033】以上のように機械加工により形成された状
態から、図(c)に示されるように、図示右側を溝33
の長さ範囲にわたって、先端をつぼめるように傾斜状態
に変形加工する。このように先端を小径な開口36とし
たことにより、後述するような作用、効果が得られる。
【0034】このような加工形成されることで、溝33
の間に延在される部分が、ばね接触片37となり、この
ばね接触片37の小径な開口36側が拡開方向へ弾性変
形可能となる。
【0035】このばね接触子31は、良好な弾性と電気
伝導性とを有する銅合金、たとえば、燐青銅、ベリリウ
ム銅、などからなり、ばね性を良好とするための適宜な
熱処理と、好ましくはAuめっき、あるいはAgめっ
き、などが表面に施される。
【0036】図2の図(a)は、本発明第1の一実施形
態の端子接続金具の本体41の断面図であり、中心を垂
直方向として示してある。断面が円形をなす端子接続金
具の本体41は、中間の円筒部42と、図示下端部に大
径の鍔43と、図示上部のねじ44と、内部の凹穴45
と、その内側端部の段部46と、鍔43面の周囲複数箇
所に引っ掛かりとする孔47と、が形成されてなる。
【0037】図2の図(b)は、基本的に図(a)と同
じであるが、円筒部42と鍔43との間に、円筒部42
を小径とする頸部48が形成されてなる点が異なるもの
であり、識別上、図(a)を符号41−1、図(b)を
41−2、とする。
【0038】この端子接続金具の本体41は、電気伝導
性の良好な銅合金、たとえば黄銅とし表面に防錆のため
のNiめっきを施す。図3は、ばね接触子31と端子接
続金具の本体41とを組み立てた状態が断面図に示され
る。このように組み立てられた状態が端子接続金具51
である。組み立てについて説明すると、ばね接触子31
を端子接続金具の本体41と同一軸な中央部の凹孔45
内へ図示状態に挿入し、端子接続金具の本体41の上か
ら、小ねじ52を挿入し、ばね接触子31のねじ孔35
にねじ込み、締めつけて一体化させる。
【0039】ばね接触子31のばね接触片37を構成す
る溝33と対応する部分の長さは、ほとんどが本体41
中央部の凹穴45内に入り込んでいるが、このために鍔
43から突出する部分が短いものの、十分なばね作用を
奏するばね接触片37の長さは確保されている。
【0040】図4は、端子接続金具の本体41に適用す
るナット55であり、図(a)は側断面図、図(b)は
正面図、である。円筒形のナット55は内面のめねじ5
6と、外周の一端の並行平面57と、からなる。このナ
ット55も黄銅などの銅合金材からなり、全面にNiめ
っきが施される。
【0041】図5には、本発明モジュールとプリント板
ユニットとの接続構造第1の一実施の形態が、拡大され
た側断面図に示される。モジュール11は図14で説明
と同じであり、図示しないが、図13、図15と同じく
金属基板2上に取り付けられる。
【0042】また、プリント板ユニット61について
も、図13、15、16で説明と基本的には同じであ
り、ここで相違する箇所はモジュール11のピン状の端
子16と対応するすべての部分に、ピン状の端子16を
中心とする円形の貫通孔62がそれぞれに設けられるこ
とにある。
【0043】また、それぞれの貫通孔62の周囲には、
図示省略しているがプリント板ユニット61の回路パタ
ーンに接続され、それぞれに独立したリング状の回路パ
ターンが、上下面または選択的にいずれかの面に形成さ
れている。
【0044】図3に示される状態に組み立てられた端子
接続金具51を、プリント板ユニット61の貫通孔62
に、図示下側から嵌め込ませる。ついで、プリント板ユ
ニット61の上面から座金63と圧縮コイルばね65と
を嵌め込み、ナット55をねじ44にねじ込ませる。こ
のようにして圧縮コイルばね65を圧縮状態とし、ナッ
ト55をねじ44の端面に圧接状態に締めつける。
【0045】このナット55を締めつけるに際しては端
子接続金具の本体41の鍔43の端面に形成された孔4
7に適宜な工具などを嵌め合わせ、ナット55の並行平
面57にも工具を当てがうことにより、端子接続金具の
本体41が回転しないようにでき、確実な締めつけ固定
状態になし得る。
【0046】以上のようにして、プリント板ユニット6
1それぞれの貫通孔62すべてに端子接続金具51を取
り付けた後に、金属基板2上のZ形金具18にプリント
板ユニット61を取り付けることにより、図5に示され
るように、モジュール11のピン状の端子16を、ばね
接触子31に挿入接続させることができる。
【0047】ただし、図5では図示煩雑となるために、
端子接続金具51を代表的に1箇所のみ取り付けた状態
に示してある。この場合においても、モジュール11は
金属基板2上に固定状態とすることなく、相互の位置合
わせを行なって挿入接続させることが肝要であり、接続
後に図16で説明のようにして、ねじ21を締めつけ
る。
【0048】図5で、端子接続金具の本体41の円筒部
42外面の周囲と、プリント板ユニット61の貫通孔6
2内面の周囲と、の間には適宜な隙間68が与えられて
いることにより、この隙間68分位置合わせに対応して
相互に移動可能である。
【0049】この移動に際して、端子接続金具51の鍔
43および、または、取り付けられた座金63が圧縮コ
イルばね65を介してプリント板ユニット61の回路パ
ターンと電気的な接続状態となっているので、回路パタ
ーンとの電気的接続は問題なく行なわれる。
【0050】また、円筒状のばね接触子31の内径は、
ピン状の端子16の直径よりも大径に設定されており、
このためにもその直径差分移動可能である。この移動に
ともなっても、ばね接触子31のばね接触片37はばね
変形に必要な、ばね接触片37の長さが十分確保されて
いることにより、その先端の小径な開口36部分で接触
するよう、ばね接触片37が弾性変形して追従する。
【0051】図5に示される端子接続金具の本体41は
図2の図(a)に示される41−1であるが、図6に
は、図2の図(b)に示される41−2を適用した場合
が示される。
【0052】この図6に示される端子接続金具の本体4
1−2によると、頸部48が形成されていることから、
図6によく示されるように、プリント板ユニット61の
貫通孔62内面周囲との間には、頸部48による、一層
の広幅な隙間68が与えられることになる。
【0053】この隙間68により、位置合わせに必要な
移動量に余裕ができるが、もちろん、図示省略した隣接
の端子接続金具51間と接触することのないように隙間
68の間隔を設定させることが必要であることは、いう
までもないことである。
【0054】図7は、本発明第3の一実施形態のばね接
触子を一体に有する端子接続金具71であり、図(a)
は側断面図、図(b)は正面図、図(c)は完成状態の
側断面図、である。
【0055】図(a)、図(b)を参照し説明すると、
端子接続金具71には図示右側の、ばね接触子を中央部
に構成する部分72を円筒形となし、その先端は漏斗状
の傾斜面73に拡開する開口と、軸方向に4分割する溝
74と、が形成されている。
【0056】他端側である図示左側には、ばね接触子7
2部分を含み全体として端子接続金具71となるべき、
ねじ75と、中間部分に鍔76と、ねじ75と鍔76と
の間には軸部77と、鍔76の面の周囲複数箇所(図で
は2箇所)に引っ掛かりとする孔78と、が形成されて
なる。
【0057】以上のように機械加工により形成された状
態から、図(c)に示されるように、図示右側を溝74
の長さ範囲にわたって、先端をつぼめるように傾斜状態
に変形加工する。このように先端を小径な開口79とす
ることにより、後述するような作用、効果が得られる。
【0058】このような加工形成されることで、溝74
の間に延在される部分が、ばね接触片81となり、この
ばね接触片81の小径な開口79側が拡開方向へ弾性変
形可能となる。
【0059】この端子接続金具71は、良好な弾性と電
気伝導性とを有する銅合金、たとえば、燐青銅、ベリリ
ウム銅、などからなり、ばね性を良好とするための適宜
な熱処理と、好ましくはAuめっき、あるいはAgめっ
き、などが表面に施される。
【0060】図8は、端子接続金具71に適用するナッ
ト85であり、図(a)は側断面図、図(b)は正面
図、である。円形のナット85は内面のめねじ86と、
外周の一端の細径部分87と、中間の段部88と、他端
側端面の溝89と、からなる。このナット85は黄銅材
からなり、全面にNiめっきが施される。
【0061】図9は、この発明に適用される接続金具9
1であり、図(a)に側面図、図(b)に平面図、図
(c)に正面図、が示される。接続金具91は、側面視
コの字形を伏せた形状であり、正面視の中央部に取り付
け孔である貫通孔92を有する主面93の両側が折り曲
げられ、その折り曲げ部94から平面視で両側に延び位
置決め片ならびに端子片である狭幅な脚部95が形成さ
れてなる。
【0062】この脚部95は片側の折り曲げ部94、そ
れぞれに2片形成され、両側で合計4片が設けられ、折
り曲げ部94の端面により、脚部95の始端である折り
曲げ部94との境界が明確に画定されている。
【0063】接続金具91は、導電性の良好な金属、た
とえば黄銅板などの銅合金板をプレス加工により抜き、
折り曲げ形成させ、その表面は防錆のためのNiめっき
が施される。
【0064】図10に、本発明第3の一実施形態にかか
る接続金具91と端子接続金具71との組み立て手順が
拡大された断面図に示される。プリント板ユニット10
1は図13、図15、図16で説明と基本的には同じで
あり、相違するのは以下のごとくである。なお、モジュ
ール11は図14で説明と同じであり、図示しないが、
図13、図15と同じく金属基板2上に取り付けられ
る。
【0065】プリント板ユニット101にはモジュール
11のすべてのピン状の端子16を中心を同じくして、
それぞれに貫通孔102が形成され、この貫通孔102
の中心を基準とした対象位置に脚部挿入孔103が形成
される。
【0066】このような構成は、具体的に図示はしない
が、図を参照した以下の説明から順次明確に理解されよ
う。この脚部挿入孔103の周囲には、図示省略してい
るがプリント板ユニット101の回路パターンに接続さ
れ、それぞれに独立したリング状の回路パターンが、上
下面または選択的にいずれかの面に形成されている。
【0067】まず、図10の図(a)に示されるよう
に、プリント板ユニット101の上側から接続金具91
の脚部95を脚部挿入孔103に挿入させ、図示省略の
周囲の銅箔でなる回路パターンに半田付け105させて
回路との接続ならびに位置固定させる。
【0068】この状態は、折り曲げ部95がプリント板
ユニット101面に接触位置決めされることにより、主
面93がプリント板ユニット101面と正確に、並行す
るとともに両貫通孔92、102の中心が一致される。
なお、具体的に説明しなかったが、接続金具91はモジ
ュール11の隣接するピン状の端子16に対して取り付
けられる別な接続金具91が接続し得るよう、干渉した
り接触しないように並行して配列可能な方向に設定する
ものとする。
【0069】ついで図10の図(b)を参照し、プリン
ト板ユニット101の貫通孔102の下面から端子接続
金具71を図示される方向として接続金具91の取り付
け孔である貫通孔92に挿入する。プリント板ユニット
101側の貫通孔102の大きさは、鍔76を通過させ
るに支障のない大きさに設定されている。
【0070】接続金具91の取り付け孔である貫通孔9
2に嵌められた端子接続金具71は、主面93の下面に
鍔76が当たり位置決めされるので、上側から圧縮コイ
ルばね107を嵌め込み、その上からナット85をねじ
75にねじ込ませる。このようにして圧縮コイルばね1
07を圧縮状態とし、ナット85をねじ75の端面に接
触状態として締めつける。
【0071】このナット85を締めつけるに際しては溝
89にドライバなどの工具を用いるとともに、端子接続
金具71の鍔76の端面に形成された孔78に適宜な工
具などを嵌め合わせることにより、端子接続金具71が
回転しないようにすることができ、確実な締めつけ固定
状態とし得る。
【0072】圧縮コイルばね107はナット85の細径
部分87に嵌まり込み、接続金具91の主面93とナッ
ト85の段部88との間で圧縮されることとなる。その
結果圧縮コイルばね107の復元反力により、鍔76が
端子接続金具91の主面93の裏面側に圧接状態となる
とともに、圧縮コイルばね107も主面93の表面側に
圧接接触することで、両面ともに確実な電気的接続状態
が得られる。この電気的接続状態は端子接続金具71が
接続金具91を介してプリント板ユニット101の回路
パターンに接続されることになる。
【0073】以上のようにして、プリント板ユニット1
01すべての、それぞれの貫通孔102の対応する脚部
挿入孔103に、接続金具91を取り付けて端子接続金
具71を組み立てる。
【0074】その後、プリント板ユニット101を金属
基板2上のZ形金具18へ取り付けることにより、図1
1に示されるように、モジュール11のピン状の端子1
6を、ばね接触子72に挿入接続させることができる。
【0075】この場合においても、モジュール11は金
属基板2上に固定状態とすることなく、相互の位置合わ
せを行なって挿入接続させることが肝要であり、接続後
に図16で説明のようにして、ねじ21を締めつける。
【0076】図10で、端子接続金具71の軸部77外
周と、接続金具91の取り付け孔である貫通孔92内面
との周囲には、それらの直径差にもとづいた適宜な隙間
108が与えられていることにより、この隙間108分
位置合わせに対応して相互を移動可能である。
【0077】この移動に際して、端子接続金具71の鍔
76および、または、圧縮コイルばね107の面が、圧
縮コイルばね107の圧接により接続金具91と電気的
な接続状態となっているので、プリント板ユニット10
1の回路パターンとの電気的接続は問題なく行なわれ
る。
【0078】また、円筒形のばね接触子72の内径は、
ピン状の端子16の直径よりも大径に設定されており、
このためにもその直径差分移動可能である。この移動に
ともなっても、ばね接触子72のばね接触片81はばね
変形に必要な、ばね接触片81の長さが十分確保されて
いることにより、その先端の小径な開口79部分で接触
するよう、ばね接触片81が弾性変形し得る。
【0079】図11によると、ばね接触子72に必要と
するばね接触片81の長さが、プリント板ユニット10
1の面よりも接続金具91の主面93が、必要とする距
離間隔に離間されていることにより、端子接続金具71
の取り付け位置を同様に離間させ得ることから必要距離
(長さ)確保されることにほかならないことである。
【0080】図12は、本発明モジュールとプリント板
ユニットとの接続構造第4の一実施形態に適用し得る接
続金具と端子接続金具との組み立て状態の側断面図が示
される。
【0081】図12は、図10に示されると同様の構成
が示される。プリント板ユニット101に貫通孔10
2、脚部挿入孔103を形成させることは同じであり、
ここへ、図9で説明の接続金具91を取り付け、図10
の図(a)の状態とする。接続金具91の取り付け方向
などの要件についても既述のとおりである。
【0082】端子接続金具71の構成は、図7と同じで
あるが、軸部77を短縮するか、必要としないものであ
って、理解を容易するために便宜上同一符号を附して示
すこととする。
【0083】以上の構成で、プリント板ユニット101
に接続金具91を取り付けることは図10の図(a)と
同じであることから、ここでの具体的な説明は省略する
ので、必要に応じて既述した説明を参照されたい。
【0084】プリント板ユニット101に取り付けられ
た接続金具91に、プリント板ユニット101の貫通孔
102の下面から端子接続金具71を図示される方向に
接続金具91の取り付け孔である貫通孔92に挿入す
る。
【0085】接続金具91の貫通孔92に嵌められた端
子接続金具71は、主面93の下面に鍔76が当たり位
置決めされるので、上側から、たとえばJISなど標準
規格のばね座金111を嵌め込み、ナット112をねじ
75にねじ込ませる。ナット112は図8に示されるも
のでもよいが、この場合は普通の規格のナット(ただし
細目ねじの)でも可能なことである。
【0086】このナット112を締めつけるに際しては
端子接続金具71の鍔76の端面に形成された孔78に
適宜な工具などを嵌め込むことにより、端子接続金具7
1が回転しない状態で確実に締めつけ固定させることが
できる。
【0087】この構成によると、図10の図(b)に比
して、端子接続金具71は接続金具91に対して不動状
態に取り付けられることとなるが、圧縮コイルばね10
7を適用しない分、全体の実装高さを低くし得るもので
ある。
【0088】すべての箇所について、このように組み立
てられたプリント板ユニット101を図11に示される
と同様に、金属基板2のZ形金具18に取り付け、モジ
ュール11のピン状の端子16をばね接触子72に挿入
接続させる。
【0089】この場合においても、モジュール11は金
属基板2上に固定状態とすることなく、相互の位置合わ
せを行なって挿入接続させることが肝要である。接続後
に図16で説明のようにして、ねじ21を締めつける。
【0090】円筒形のばね接触子72の内径は、ピン状
の端子16の直径よりも大径に設定されており、このた
めに、その直径差分移動可能である。この移動にともな
って、ばね接触子72のばね接触片81はばね変形に必
要な、ばね接触片81の長さが十分確保されているの
で、その先端の小径な開口79部分で接触するように、
ばね接触片81が弾性変形し得る。
【0091】この実施の形態においても、図11で説明
と同様に、プリント板ユニット101の面よりも接続金
具91の主面93が離間されることから、ばね接触子7
2に必要な長さを確保し得るものである。
【0092】以上説明の本発明実施の形態によると、モ
ジュールならびにプリント板ユニットを金属基板に取り
付けるとしたが、このような取り付け面は、かならずし
も金属基板である必要はなく、単なる取り付け用の基
板、あるいは、筐体などの構成部分であってもよいこと
である。
【0093】本発明によるとモジュールのピン状の端子
をプリント板ユニットの回路パターンと半田付け接続を
要しないことから、組み立てに際しての取り付け作業が
容易であり、後日の着脱も容易にして、温度変化や外部
からの不測の外力に対しても安定した接続状態が維持さ
れる。
【0094】このようなことからモジュールを接続した
プリント板ユニット単体の電気的な試験や測定に応じて
も、接続が容易であることから、モジュールの放熱を適
宜な伝熱部材を組み合わせて行なうことができる。
【0095】本発明接続構造によると、モジュールとプ
リント板ユニットとの対向間隔を最短距離に設定し得る
ことから、装置の高密度な配置構造、小型化などの要求
に応じても容易に対応し得ることができる。
【0096】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明モ
ジュールとプリント板ユニットとの接続構造第1の手段
は、ピン状の端子を突設してなるモジュールと対向し、
プリント板ユニット面を貫通し内部にピン状の端子を挿
入接続させるばね接触子を設け、かつプリント板ユニッ
ト面の回路パターンに弾性接触させ回路接続させ得る端
子接続金具をそなえ、モジュールのピン状の端子をプリ
ント板ユニットに取り付けられた上記端子接続金具のば
ね接触子に挿入接続させるようにした接続構造である。
【0097】この第1の手段は、ピン状の端子と着脱可
能な、ばね接触子は端子接続金具の中央内部に挿入して
設けられていることで端子接続金具の長さを短いものと
し得るから、実装高さを大幅に低くし得る。
【0098】端子接続金具の外側周囲をプリント板ユニ
ット面の回路パターンに弾性接触させることにより、ピ
ン状の端子との位置の不同に対しても自動的に位置合わ
せし得る。
【0099】本発明接続構造第2の手段は、ピン状の端
子を突設してなるモジュールと対向しプリント板ユニッ
ト面上に並行して取り付けられる接続金具は、中央部に
取り付け孔である貫通孔を有し取り付け接続用の脚部が
プリント板ユニット面の回路パターンに接続されてお
り、この接続金具に取り付けられる端子接続金具は、中
央部にピン状の端子を挿入接続させるばね接触子を有
し、外周を接続金具の取り付け孔の周囲面に弾性接触さ
せるものであり、モジュールのピン状の端子をプリント
板ユニットに取り付けられた端子接続金具のばね接触子
に挿入接続させるようにした接続構造である。
【0100】この第2の手段は、先端に一体形成されピ
ン状の端子と着脱可能なばね接触子をそなえる端子接続
金具は、脚部を介してプリント板ユニット面とは離間し
た接続金具面に取り付けられるので、ばね接触子の弾性
変形に必要とするばね長さを十分確保し得るから、ピン
状の端子との弾性接触を確実なものとし得る。端子接続
金具にばね接触子が一体であるから構成が簡易でもあ
る。
【0101】端子接続金具の外側周囲をプリント板ユニ
ット面の回路パターンに弾性接触させせることにより、
ピン状の端子との位置の不同に対しても自動的に位置合
わせし得る。
【0102】本発明接続構造第3の手段は、ピン状の端
子を突設してなるモジュールと対向しプリント板ユニッ
ト面上に並行して取り付けられる接続金具は、中央部に
取り付け孔である貫通孔を有し取り付け接続用の脚部が
プリント板ユニット面の回路パターンに接続されてお
り、この接続金具に取り付けられる端子接続金具は、中
央部にピン状の端子を挿入接続させるばね接触子を有
し、外周を接続金具の取り付け孔の周囲面に接触接続さ
せるものであり、モジュールのピン状の端子をプリント
板ユニットに取り付けられた端子接続金具のばね接触子
に挿入接続させるようにした接続構造である。
【0103】この第3の手段は、先端に一体形成されピ
ン状の端子と着脱可能なばね接触子をそなえる端子接続
金具は、脚部を介してプリント板ユニット面とは離間し
た接続金具面に取り付けられるので、ばね接触子の弾性
変形に必要とするばね長さを十分確保し得るから、ピン
状の端子との弾性接触を確実なものとし得る。端子接続
金具にばね接触子が一体であることから構成が簡易であ
る。
【0104】ピン状の端子とのばね接触子の接触接続
は、ばね接触子のばね弾性変形の範囲で適宜位置の不同
に対して自動的に位置合わせし得る。以上のように、本
発明モジュールとプリント板ユニットとの接続構造は種
々のすぐれた構成要件をそなえたものであり、装置の高
密度実装、小型化などの要求に対して、その実用上の作
用、効果は、きわめて顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の一実施形態にかかるばね接触子で
ある。
【図2】本発明第1の一実施形態にかかる端子接続金具
の本体である。
【図3】本発明第1の一実施形態の端子接続金具であ
る。
【図4】本発明第1の一実施形態にかかるナットであ
る。
【図5】本発明モジュールとプリント板ユニットとの接
続構造第1の一実施形態側断面図である。
【図6】本発明モジュールとプリント板ユニットとの接
続構造第2の一実施形態側断面図である。
【図7】本発明第3の一実施形態にかかるばね接触子を
有する端子接続金具である。
【図8】本発明第3の一実施形態にかかるナットであ
る。
【図9】本発明第3、第4の一実施形態にかかる接続金
具である。
【図10】本発明第3の一実施形態にかかる接続金具と
端子接続金具との組み立て手順である。
【図11】本発明モジュールとプリント板ユニットとの
接続構造第3の一実施形態側断面図である。
【図12】本発明にかかる接続金具と端子接続金具との
組み立て状態側断面図である。
【図13】本発明にかかる通信装置ユニットの概略側断
面図である。
【図14】モジュールの斜視図である。
【図15】図13のモジュールとプリント板ユニットと
の実装状態である。
【図16】モジュールとプリント板ユニットとの実装方
法説明図である。
【符号の説明】
1 通信装置ユニット 2 金属基板 3 回路ユニット 5 プリント板ユニット 6 正面板 7 放熱ひれ 8 電動ファン 11 モジュール 12 基板 14 合成樹脂の被覆層 15 切り込み孔 16 ピン状の端子 18 Z形の金具 19、21 ねじ 22 貫通孔 25 ドライバ 31 ばね接触子 32 傾斜面 33 溝 35 ねじ孔 36 小径な開口 37 ばね接触片 41 端子接続金具の本体 42 円筒部 43 鍔 44 ねじ 45 凹孔 46 段部 47 孔 48 頸部 51 端子接続金具 52 小ねじ 55 ナット 56 めねじ 57 並行平面 61 プリント板ユニット 62 貫通孔 63 座金 65 圧縮コイルばね 68 隙間 71 端子接続金具 72 ばね接触子 73 傾斜面 74 溝 75 ねじ 76 鍔 77 軸部 78 孔 79 小径な開口 81 ばね接触片 85 ナット 86 めねじ 87 細径部分 88 段部 89 溝 91 接続金具 92 貫通孔 93 主面 94 折り曲げ部 95 脚部 101 プリント板ユニット 102 貫通孔 103 脚部挿入孔 105 半田付け 107 圧縮コイルばね 108 隙間 111 ばね座金 112 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン状の端子を突設してなるモジュール
    と上記モジュールと対向し該モジュールのピン状の端子
    を回路接続させるプリント板ユニットとの接続構造であ
    って、 上記プリント板ユニット面を貫通し内部に上記モジュー
    ルのピン状の端子を挿入させるばね接触子を設けるとと
    もに周囲を該プリント板ユニット面の回路パターンに弾
    性接触させることにより回路接続される端子接続金具
    と、をそなえてなり、 上記モジュールのピン状の端子を上記プリント板ユニッ
    トに取り付けられた端子接続金具のばね接触子に挿入接
    続させることを特徴とするモジュールとプリント板ユニ
    ットとの接続構造。
  2. 【請求項2】 ピン状の端子を突設してなるモジュール
    と上記モジュールに対向し該モジュールのピン状の端子
    を回路接続させるプリント板ユニットとの接続構造であ
    って、 上記プリント板ユニット面上に並行して取り付けられ脚
    部が該プリント板ユニット面の回路パターンに接続され
    中央部に取り付け孔の設けられた接続金具と、中央部に
    上記モジュールのピン状の端子を挿入させるばね接触子
    を有するとともに周囲を上記接続金具の取り付け孔の周
    囲面に弾性接触させる端子接続金具と、をそなえてな
    り、 上記モジュールのピン状の端子を上記プリント板ユニッ
    トに取り付けられた端子接続金具のばね接触子に挿入接
    続させることを特徴とするモジュールとプリント板ユニ
    ットとの接続構造。
  3. 【請求項3】 ピン状の端子を突設してなるモジュール
    と上記モジュールに対向し該モジュールのピン状の端子
    を回路接続させるプリント板ユニットとの接続構造であ
    って、 上記プリント板ユニット面上に並行して取り付けられ脚
    部が該プリント板ユニット面の回路パターンに接続され
    中央部に取り付け孔の設けられた接続金具と、中央部に
    上記モジュールのピン状の端子を挿入させるばね接触子
    を有するとともに周囲を上記接続金具の取り付け孔の周
    囲面に接触接続させる端子接続金具と、をそなえてな
    り、 上記モジュールのピン状の端子を上記プリント板ユニッ
    トに取り付けられた端子接続金具のばね状接触子に挿入
    接続させることを特徴とするモジュールとプリント板ユ
    ニットとの接続構造。
JP10136877A 1998-05-19 1998-05-19 モジュールとプリント板ユニットとの接続構造 Withdrawn JPH11330735A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7777325B2 (en) 2007-09-27 2010-08-17 Mitsubishi Electric Corporation Power semiconductor module
JP2020106651A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社沖データ 基板ユニット及び画像形成装置
CN112789769A (zh) * 2018-09-28 2021-05-11 克诺尔商用车制动系统有限公司 用于使电路板与用于车辆制动装置的电磁阀的线圈体电接触的接触装置、具有接触装置的电磁阀和用于制造接触装置的方法

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