JPH11330282A - 半導体パッケージ用押圧装置 - Google Patents

半導体パッケージ用押圧装置

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JPH11330282A
JPH11330282A JP14652698A JP14652698A JPH11330282A JP H11330282 A JPH11330282 A JP H11330282A JP 14652698 A JP14652698 A JP 14652698A JP 14652698 A JP14652698 A JP 14652698A JP H11330282 A JPH11330282 A JP H11330282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cover glass
cover
semiconductor package
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP14652698A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Maeno
昭司 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH11330282A publication Critical patent/JPH11330282A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体パッケージの本体とカバーとの間に隙
間やずれを生じることなくカバーを本体に押圧すること
ができ、設備の小型化も可能な半導体パッケージ用押圧
装置を提供する。 【解決手段】 金属ブロック22にゴムブロック23が
積層状態に貼付されている。このため、パッケージ11
の本体12上にカバーガラス15を載置しただけではこ
れらの間に部分的に隙間が生じていても、ゴムブロック
23をカバーガラス15に当接させた状態で金属ブロッ
ク22に圧力を加えると、隙間の生じていない部分でゴ
ムブロック23が圧縮され、その結果、隙間の生じてい
る部分でゴムブロック23からカバーに十分な圧力が加
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、中空半導体パ
ッケージの組立に際してカバーに圧力を加えてこのカバ
ーを本体に押圧するための半導体パッケージ用押圧装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばCCD型のリニアセンサやエリア
センサ等の光半導体装置では、半導体チップに入射した
光を信号化するので、半導体チップ上に塵埃が付着して
いると品質が劣化する。このため、光半導体装置は、プ
ラスチック製やセラミック製等の本体とこの本体の開口
を覆う状態で接着樹脂で貼付されているカバーガラスと
から成る中空パッケージ内に気密封止されている。
【0003】従って、本体とカバーガラスとの間に隙間
を生じることなく光半導体装置をパッケージ内に確実に
気密封止するために、本体の開口周辺に接着樹脂を塗布
した状態でカバーガラスを本体に押圧する必要がある。
図3は、本願の発明の第1従来例としての押圧装置にお
ける押圧ブロックでカバーガラスを本体に押圧している
状態を示している。即ち、パッケージ11の本体12内
には光半導体装置が装填されており、複数のリード13
が本体12に設けられている。
【0004】本体12が基台14上に載置され、本体1
2の開口周辺に接着樹脂が塗布され、カバーガラス15
が本体12上に載置される。そして、この状態で、金属
製で長方形の板状の押圧ブロック16がカバーガラス1
5に当接し、押圧ブロック16を介してカバーガラス1
5に圧力が加えられて、カバーガラス15が本体12に
押圧される。
【0005】また、本願の発明の第2従来例として、互
いに独立に動作可能な複数のピンが本体12の開口の周
辺に沿って一定間隔で並べられており、各々のピンでカ
バーガラス15に圧力を加えて、カバーガラス15を本
体12に押圧する押圧装置が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本体12や
カバーガラス15が反っていたりそれらの厚さがばらつ
いていたりすると、本体12上にカバーガラス15を載
置しただけでは、図3に示す様に、これらの間にカバー
ガラス15の辺の中央部や端部で部分的に隙間17が生
じる。
【0007】ところが、図3に示した第1従来例の押圧
装置では、金属製であって剛体である押圧ブロック16
でしかカバーガラス15に圧力を加えないので、隙間1
7の生じている部分で押圧ブロック16からカバーガラ
ス15に十分な圧力が加えられない。
【0008】このため、図3(a)(b)に示す様に、
本体12とカバーガラス15との間に隙間17が残っ
て、パッケージ11で光半導体装置を確実には気密封止
することができなかった。しかも、図3(b)に示す様
に、カバーガラス15の辺の端部で隙間17が生じてい
ると、本体12とカバーガラス15とが互いに反対方向
へ摺動して、本体12とカバーガラス15との位置がず
れる可能性もあった。
【0009】これに対して、上述の第2従来例の押圧装
置では、互いに独立に動作可能な複数のピンでカバーガ
ラス15に圧力を加えることができるので、隙間17の
生じている部分でもカバーガラス15に十分な圧力を加
えることができて、本体12とカバーガラス15との間
に隙間17やずれが生じない。しかし、この第2従来例
の押圧装置では、構造が複雑であるので、設備の小型化
には適していない。
【0010】従って、本願の発明は、半導体パッケージ
の本体とカバーとの間に隙間やずれを生じることなくカ
バーを本体に押圧することができ、しかも、設備の小型
化も可能な半導体パッケージ用押圧装置を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体パ
ッケージ用押圧装置では、剛体から成る第1の部材に第
2の部材が積層状態に貼付されているので、第2の部材
を半導体パッケージのカバーに当接させた状態で第1の
部材に圧力を加えると、半導体パッケージの本体とカバ
ーとの対接部においてカバーと第1の部材との両方から
第2の部材に圧力が加えられる。
【0012】そして、第2の部材が弾性体から成ってい
るので、半導体パッケージの本体またはカバーの形状が
ばらついていて本体上にカバーを載置しただけではこれ
らの間に部分的に隙間が生じていても、隙間の生じてい
ない部分で第2の部材が圧縮され、その結果、隙間の生
じている部分で第2の部材からカバーに十分な圧力が加
えられる。
【0013】しかも、弾性体から成る第2の部材が剛体
から成る第1の部材に積層状態に貼付されているだけで
あるので、構造が簡単である。
【0014】請求項2に係る半導体パッケージ用押圧装
置では、第2の部材よりも摩擦係数の低い被覆膜が第2
の部材の表面に設けられているので、第2の部材を半導
体パッケージのカバーに押圧しても第2の部材とカバー
との密着を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、光半導体装置のパッケージ
の本体における開口周辺に接着樹脂を塗布した状態でカ
バーガラスを本体に押圧するための押圧装置に適用した
本願の発明の一実施形態を、図1、2を参照しながら説
明する。
【0016】図2が、本実施形態の押圧装置における押
圧ブロックとこの押圧ブロックを用いて気密封止される
パッケージとを示している。本実施形態の押圧装置にお
ける押圧ブロック21には長辺の一部に切れ込みが設け
られている長方形の板状の金属ブロック22が備えられ
ており、厚さ2〜3mm程度のゴムブロック23が金属
ブロック22の長辺側に積層状態に貼付されており、ゴ
ムブロック23よりも摩擦係数の低い樹脂テープ24が
ゴムブロック23の表面に貼付されている。
【0017】押圧ブロック21によってパッケージ11
のカバーガラス15を本体12に押圧する際にも、図1
に示す様に、本体12が基台14上に載置され、本体1
2の開口周辺に接着樹脂25が塗布され、カバーガラス
15が本体12上に載置される。そして、この状態で、
押圧ブロック21のゴムブロック23がカバーガラス1
5に当接し、金属ブロック22及びゴムブロック23を
介してカバーガラス15に圧力が加えられて、カバーガ
ラス15が本体12に押圧される。
【0018】本実施形態の押圧装置における押圧ブロッ
ク21では、ゴムブロック23をカバーガラス15に当
接させた状態で金属ブロック22に圧力を加えると、本
体12とカバーガラス15との対接部においてカバーガ
ラス15と金属ブロック22との両方からゴムブロック
23に圧力が加えられる。
【0019】このため、本体12やカバーガラス15が
反っていたりそれらの厚さがばらついていたりして、図
3に示した様に、本体12上にカバーガラス15を載置
しただけではこれらの間にカバーガラス15の辺の中央
部や端部で部分的に隙間17が生じていても、隙間17
の生じていない部分でゴムブロック23が圧縮され、そ
の結果、隙間の生じている部分でゴムブロック23から
カバーガラス15に十分な圧力が加えられる。
【0020】従って、図1(a)(b)に示す様に、本
体12とカバーガラス15との間に隙間17が残らなく
て、パッケージ11で光半導体装置を確実に気密封止す
ることができる。しかも、図1(b)に示す様に、カバ
ーガラス15の辺の端部で隙間17が生じていても、本
体12とカバーガラス15とが互いに反対方向へ摺動し
なくて、本体12とカバーガラス15との位置がずれる
可能性もない。
【0021】また、樹脂テープ24がゴムブロック23
の表面に貼付されているので、ゴムブロック23をカバ
ーガラス15に押圧しても、ゴムブロック23とカバー
ガラス15との密着を防止することができ、接着樹脂2
5による接着後に押圧ブロック21に対する圧力の印加
を解除すれば、ゴムブロック23をカバーガラス15か
ら容易に離間させることができる。
【0022】なお、以上の実施形態の押圧装置における
押圧ブロック21には金属ブロック22、ゴムブロック
23及び樹脂テープ24が備えられているが、押圧ブロ
ック21をカバーガラス15から容易に離間させること
ができるのであれば樹脂テープ24は必ずしも必要では
ない。また、金属ブロック22とは異なる材料から成る
剛体ブロックやゴムブロック23とは異なる材料から成
る弾性体ブロックが用いられてもよい。
【0023】また、以上の実施形態は光半導体装置のパ
ッケージ11の本体12における開口周辺に接着樹脂2
5を塗布した状態でカバーガラス15を本体12に押圧
するための押圧装置に本願の発明を適用したものである
が、接着樹脂25を用いずに熱圧着等を行う押圧装置や
カバーガラス15以外のカバーを本体に押圧するための
押圧装置や光半導体装置以外の半導体装置をパッケージ
に気密封止するための押圧装置等にも本願の発明を適用
することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る半導体パッケージ用押圧
装置では、半導体パッケージの本体上にカバーを載置し
ただけではこれらの間に部分的に隙間が生じていても、
隙間の生じていない部分で第2の部材が圧縮され、その
結果、隙間の生じている部分で第2の部材からカバーに
十分な圧力が加えられるので、本体とカバーとの間に隙
間やずれを生じることなくカバーを本体に押圧すること
ができる。しかも、構造が簡単であるので、設備の小型
化も可能である。
【0025】請求項2に係る押圧装置では、第2の部材
を半導体パッケージのカバーに押圧しても第2の部材と
カバーとの密着を防止することができるので、第1の部
材に対する圧力の印加を解除することによって第2の部
材をカバーから容易に離間させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の一実施形態の押圧装置における押
圧ブロックで半導体パッケージのカバーガラスを本体に
押圧している状態の側面図であり、(a)はカバーガラ
スの辺の中央部で隙間が生じていた場合、(b)はカバ
ーガラスの辺の端部で隙間が生じていた場合を夫々示し
ている。
【図2】一実施形態の押圧装置における押圧ブロックと
この押圧ブロックを用いて気密封止される半導体パッケ
ージとの分解斜視図である。
【図3】本願の発明の第1従来例の押圧装置における押
圧ブロックで半導体パッケージのカバーガラスを本体に
押圧している状態の側面図であり、(a)はカバーガラ
スの辺の中央部で隙間が生じている場合、(b)はカバ
ーガラスの辺の端部で隙間が生じている場合を夫々示し
ている。
【符号の説明】
22…金属ブロック(第1の部材)、23…ゴムブロッ
ク(第2の部材)、24…樹脂テープ(被覆膜)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛体から成る第1の部材と、 この第1の部材に積層状態に貼付されており弾性体から
    成る第2の部材とを具備することを特徴とする半導体パ
    ッケージ用押圧装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の部材の表面にこの第2の部材
    よりも摩擦係数の低い被覆膜が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の半導体パッケージ用押圧装置。
JP14652698A 1998-05-12 1998-05-12 半導体パッケージ用押圧装置 Pending JPH11330282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14652698A JPH11330282A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 半導体パッケージ用押圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14652698A JPH11330282A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 半導体パッケージ用押圧装置

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JPH11330282A true JPH11330282A (ja) 1999-11-30

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ID=15409649

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JP14652698A Pending JPH11330282A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 半導体パッケージ用押圧装置

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