JPH11329892A - 複合セラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法 - Google Patents
複合セラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法Info
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- JPH11329892A JPH11329892A JP14222698A JP14222698A JPH11329892A JP H11329892 A JPH11329892 A JP H11329892A JP 14222698 A JP14222698 A JP 14222698A JP 14222698 A JP14222698 A JP 14222698A JP H11329892 A JPH11329892 A JP H11329892A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G2/00—Details of capacitors not covered by a single one of groups H01G4/00-H01G11/00
- H01G2/02—Mountings
- H01G2/06—Mountings specially adapted for mounting on a printed-circuit support
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-
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- H01G4/002—Details
- H01G4/228—Terminals
- H01G4/232—Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属端子をコンデンサ本体の各端子電極に半
田ペーストで半田付け固定しても、半田ペーストの半田
粒並びにフラックスが積層セラミックコンデンサ間の隙
間に侵入するのを防げ、高耐電圧,大容量化と共に、機
械的強度も保って信頼性の高い低コストなものに構成す
る。 【解決手段】 積層セラミックコンデンサ10〜14間
の隙間gを20μm以下に保って複数個の積層セラミッ
クコンデンサ10〜14を組み合わせると共に、含有粒
子の90%以上が粒径35〜55μmである半田粒を組
成分とする半田ペーストにより金属端子2,3をコンデ
ンサ本体1の両端部に半田4,5で接合固定する。
田ペーストで半田付け固定しても、半田ペーストの半田
粒並びにフラックスが積層セラミックコンデンサ間の隙
間に侵入するのを防げ、高耐電圧,大容量化と共に、機
械的強度も保って信頼性の高い低コストなものに構成す
る。 【解決手段】 積層セラミックコンデンサ10〜14間
の隙間gを20μm以下に保って複数個の積層セラミッ
クコンデンサ10〜14を組み合わせると共に、含有粒
子の90%以上が粒径35〜55μmである半田粒を組
成分とする半田ペーストにより金属端子2,3をコンデ
ンサ本体1の両端部に半田4,5で接合固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、スイッチン
グ電源の平滑コンデンサとして用いるのに好適な複合セ
ラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法に関
するものである。
グ電源の平滑コンデンサとして用いるのに好適な複合セ
ラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチング電源の平滑コンデン
サとしてはアルミ電解コンデンサが用いられている。こ
のアルミ電解コンデンサは小型化,信頼性の向上と共
に、静電容量を大容量化させて平滑度を向上させるには
限界がある。
サとしてはアルミ電解コンデンサが用いられている。こ
のアルミ電解コンデンサは小型化,信頼性の向上と共
に、静電容量を大容量化させて平滑度を向上させるには
限界がある。
【0003】その要請に対応するには、積層型セラミッ
クコンデンサを用いることが考えられる。然し、この積
層型セラミックコンデンサ単体では、静電容量を大きく
取るためには積層数を数100層にする必要があり、耐
電圧が高く大容量の積層セラミックコンデンサを低コス
トで製造するのは難しい。
クコンデンサを用いることが考えられる。然し、この積
層型セラミックコンデンサ単体では、静電容量を大きく
取るためには積層数を数100層にする必要があり、耐
電圧が高く大容量の積層セラミックコンデンサを低コス
トで製造するのは難しい。
【0004】その高耐電圧,大容量化を図るため、積層
セラミックコンデンサを各電極相互で揃えることにより
複数個組み合わせてコンデンサ本体を形成し、金属端子
をコンデンサ本体の両端部に半田付け固定させて各端子
電極と電気的に接合することから、大容量の複合セラミ
ックコンデンサを構成することが提案されている(例え
ば、特開平4ー188810号,特開平8ー17679
号)。
セラミックコンデンサを各電極相互で揃えることにより
複数個組み合わせてコンデンサ本体を形成し、金属端子
をコンデンサ本体の両端部に半田付け固定させて各端子
電極と電気的に接合することから、大容量の複合セラミ
ックコンデンサを構成することが提案されている(例え
ば、特開平4ー188810号,特開平8ー17679
号)。
【0005】通常、その金属端子を半田付け固定するに
は半田粒,ロジン系樹脂,塩素等のハロゲン化合物であ
る活性化剤を組成物とする半田ペーストが用いられてい
る。この半田ペーストは、粒径1〜50μm程度の半田
粒を含み、50〜55wt%のロジン系樹脂,1%程度
の塩素から組成されている。また、積層セラミックコン
デンサを組み合わせる際には積層セラミックコンデンサ
間の隙間は10〜20μm程度に保たれている。
は半田粒,ロジン系樹脂,塩素等のハロゲン化合物であ
る活性化剤を組成物とする半田ペーストが用いられてい
る。この半田ペーストは、粒径1〜50μm程度の半田
粒を含み、50〜55wt%のロジン系樹脂,1%程度
の塩素から組成されている。また、積層セラミックコン
デンサを組み合わせる際には積層セラミックコンデンサ
間の隙間は10〜20μm程度に保たれている。
【0006】然し、この複合セラミックコンデンサでは
金属端子をコンデンサ本体の各端子電極に半田ペースト
で半田付けするのに伴って、図4で示すように半田ペー
ストの半田粒並びにフラックスが積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間に侵入し、半田ボールやフラックスによる
汚れが発生することにより端子間の短絡不良や絶縁劣化
等を生ずることが避けられない。
金属端子をコンデンサ本体の各端子電極に半田ペースト
で半田付けするのに伴って、図4で示すように半田ペー
ストの半田粒並びにフラックスが積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間に侵入し、半田ボールやフラックスによる
汚れが発生することにより端子間の短絡不良や絶縁劣化
等を生ずることが避けられない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属端子を
コンデンサ本体の各端子電極に半田ペーストで半田付け
固定しても、半田ペーストの半田粒並びにフラックスが
積層セラミックコンデンサ間の隙間に侵入するのを防
げ、高耐電圧,大容量化と共に、機械的強度も保って信
頼性が高く低コストなものに構成可能な複合セラミック
コンデンサ並びに同コンデンサの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
コンデンサ本体の各端子電極に半田ペーストで半田付け
固定しても、半田ペーストの半田粒並びにフラックスが
積層セラミックコンデンサ間の隙間に侵入するのを防
げ、高耐電圧,大容量化と共に、機械的強度も保って信
頼性が高く低コストなものに構成可能な複合セラミック
コンデンサ並びに同コンデンサの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
複合セラミックコンデンサにおいては、積層コンデンサ
間の隙間を20μm以下に保って複数個の積層セラミッ
クコンデンサを組み合わせると共に、含有粒子の90%
以上が粒径35〜55μmである半田粒を組成分とする
半田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部
に半田付け固定することにより構成されている。
複合セラミックコンデンサにおいては、積層コンデンサ
間の隙間を20μm以下に保って複数個の積層セラミッ
クコンデンサを組み合わせると共に、含有粒子の90%
以上が粒径35〜55μmである半田粒を組成分とする
半田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部
に半田付け固定することにより構成されている。
【0009】本発明の請求項2に係る複合セラミックコ
ンデンサにおいては、半田粒並びにロジン系樹脂を組成
分とし、且つ、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない半
田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に
半田付け固定することにより構成されている。
ンデンサにおいては、半田粒並びにロジン系樹脂を組成
分とし、且つ、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない半
田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に
半田付け固定することにより構成されている。
【0010】本発明の請求項3に係る複合セラミックコ
ンデンサにおいては、全重量中、70〜75wt%の半
田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを組成分とす
る半田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端
部に半田付け固定することにより構成されている。
ンデンサにおいては、全重量中、70〜75wt%の半
田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを組成分とす
る半田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端
部に半田付け固定することにより構成されている。
【0011】本発明の請求項4に係る複合セラミックコ
ンデンサにおいては、積層セラミックコンデンサの端子
電極と金属端子との相対面積に対し、塗布量0.02〜
0.06mg/mm2 の半田ペーストにより金属端子を
コンデンサ本体の両端部に半田付け固定することにより
構成されている。
ンデンサにおいては、積層セラミックコンデンサの端子
電極と金属端子との相対面積に対し、塗布量0.02〜
0.06mg/mm2 の半田ペーストにより金属端子を
コンデンサ本体の両端部に半田付け固定することにより
構成されている。
【0012】本発明の請求項5に係る複合セラミックコ
ンデンサの製造方法においては、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間を20μm以下に保って複数個の積層セラ
ミックコンデンサを組み合わせると共に、含有粒子の9
0%以上が粒径35〜55μmの半田粒並びにロジン系
樹脂を組成分とし、ハロゲン化合物の活性化剤を含まな
い半田ペーストを積層セラミックコンデンサの各端子電
極と金属端子との相対面間に塗布し、酸素分圧100p
pm以下のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両
端部に半田付け処理するようにされている。
ンデンサの製造方法においては、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間を20μm以下に保って複数個の積層セラ
ミックコンデンサを組み合わせると共に、含有粒子の9
0%以上が粒径35〜55μmの半田粒並びにロジン系
樹脂を組成分とし、ハロゲン化合物の活性化剤を含まな
い半田ペーストを積層セラミックコンデンサの各端子電
極と金属端子との相対面間に塗布し、酸素分圧100p
pm以下のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両
端部に半田付け処理するようにされている。
【0013】本発明の請求項6に係る複合セラミックコ
ンデンサの製造方法においては、全重量中、70〜75
wt%の半田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを
組成分とする半田ペーストを積層セラミックコンデンサ
の各端子電極と金属端子との相対面間に塗布し、250
〜350℃のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の
両端部に半田付け処理するようにされている。
ンデンサの製造方法においては、全重量中、70〜75
wt%の半田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを
組成分とする半田ペーストを積層セラミックコンデンサ
の各端子電極と金属端子との相対面間に塗布し、250
〜350℃のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の
両端部に半田付け処理するようにされている。
【0014】本発明の請求項7に係る複合セラミックコ
ンデンサの製造方法においては、積層セラミックコンデ
ンサの端子電極と金属端子との相対面積に対し、塗布量
0.02〜0.06mg/mm2 の半田ペーストにより
金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田付け処理する
ようにされている。
ンデンサの製造方法においては、積層セラミックコンデ
ンサの端子電極と金属端子との相対面積に対し、塗布量
0.02〜0.06mg/mm2 の半田ペーストにより
金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田付け処理する
ようにされている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜3を参照して説明す
ると、図示の複合セラミックコンデンサは図1で示すよ
うに端子電極10a〜14a,10b〜14bを両端部
に有する積層セラミックコンデンサ10〜14を各電極
相互で揃えて組み合わせることによりコンデンサ本体1
が形成されている。また、そのコンデンサ本体1の両端
部には金属端子2,3を半田4,5で溶着固定させて各
端子電極10a〜14a,10b〜14bと電気的に接
合することによりコンデンサとして構成されている。
ると、図示の複合セラミックコンデンサは図1で示すよ
うに端子電極10a〜14a,10b〜14bを両端部
に有する積層セラミックコンデンサ10〜14を各電極
相互で揃えて組み合わせることによりコンデンサ本体1
が形成されている。また、そのコンデンサ本体1の両端
部には金属端子2,3を半田4,5で溶着固定させて各
端子電極10a〜14a,10b〜14bと電気的に接
合することによりコンデンサとして構成されている。
【0016】その構成中、積層セラミックコンデンサ1
0〜14はチタン酸バリウム系等の誘電体ペーストから
セラミックグリーンシートを形成し、Cu,Ni,P
d,Ag等の導電性ペーストから内部電極をセラミック
グリーンシートに印刷し、このセラミックグリーンシー
トを複数層積層してから焼成処理することにより各コン
デンサ本体が形成されている。また、端子電極10a〜
14a,10b〜14bはCu,Ag等の導電性ペース
トをコンデンサ本体の両端部に塗布した後に焼き付け処
理することにより形成されている。
0〜14はチタン酸バリウム系等の誘電体ペーストから
セラミックグリーンシートを形成し、Cu,Ni,P
d,Ag等の導電性ペーストから内部電極をセラミック
グリーンシートに印刷し、このセラミックグリーンシー
トを複数層積層してから焼成処理することにより各コン
デンサ本体が形成されている。また、端子電極10a〜
14a,10b〜14bはCu,Ag等の導電性ペース
トをコンデンサ本体の両端部に塗布した後に焼き付け処
理することにより形成されている。
【0017】金属端子2,3としては、Ni,Cu,F
e,Ag,Au等の金属薄板またはそれらの合金からな
る金属薄板から形成したものを用いることができる。こ
の金属薄板を用いて、金属端子2,3はキャップ状等の
適宜な形状,構造に形成することができる。
e,Ag,Au等の金属薄板またはそれらの合金からな
る金属薄板から形成したものを用いることができる。こ
の金属薄板を用いて、金属端子2,3はキャップ状等の
適宜な形状,構造に形成することができる。
【0018】半田4,5としては、含有粒子の90%以
上が粒径35〜55μmの半田粒並びにフラックスであ
るロジン系樹脂を組成分とし、ハロゲン化合物の活性化
剤を含まない半田ペーストを用いる。この半田ペースト
は、全重量中、70〜75wt%の半田粒と25〜30
wt%のロジン系樹脂とから組成するとよい。その半田
ペーストは半田粒のほとんどが粒径35〜55μmのも
のでありしかもフラックス成分が少ないため、半田粒が
電極間の隙間に侵入するのを効果的に防げる。また、塩
素,臭素等のハロゲン化合物の活性化剤を含まないとこ
ろから絶縁抵抗を劣化させるのも防げる。
上が粒径35〜55μmの半田粒並びにフラックスであ
るロジン系樹脂を組成分とし、ハロゲン化合物の活性化
剤を含まない半田ペーストを用いる。この半田ペースト
は、全重量中、70〜75wt%の半田粒と25〜30
wt%のロジン系樹脂とから組成するとよい。その半田
ペーストは半田粒のほとんどが粒径35〜55μmのも
のでありしかもフラックス成分が少ないため、半田粒が
電極間の隙間に侵入するのを効果的に防げる。また、塩
素,臭素等のハロゲン化合物の活性化剤を含まないとこ
ろから絶縁抵抗を劣化させるのも防げる。
【0019】その各部から複合セラミックコンデンサを
製造するには、積層セラミックコンデンサ10〜14間
の隙間gを20μm以下で10μm程度にまで保って組
み合わせる。この隙間gを20μm以下に設定するに
は、端子電極10a〜14a,10b〜14bとしても
20μm以下の厚みに形成した積層セラミックコンデン
サ10〜14を組み合せるとよい。
製造するには、積層セラミックコンデンサ10〜14間
の隙間gを20μm以下で10μm程度にまで保って組
み合わせる。この隙間gを20μm以下に設定するに
は、端子電極10a〜14a,10b〜14bとしても
20μm以下の厚みに形成した積層セラミックコンデン
サ10〜14を組み合せるとよい。
【0020】その積層セラミックコンデンサ10〜14
を組み合わせて得たコンデンサ本体1に対し、半田ペー
ストを両端部の端子電極10a〜14a,10b〜14
bに印刷またはデスペンサー等で塗布した後、金属端子
2,3をコンデンサ本体1の両端部に組み付ける。この
半田ペーストは端子電極10a〜14a,10b〜14
bと金属端子2,3との相対面積に対し、0.02〜
0.06mg/mm2 の塗布量で塗布するとよい。その
塗布量では少なくとも機械的強度を保って金属端子2,
3を半田付け固定できるばかりでなく、0.06mg/
mm2 を越えることによる絶縁抵抗の劣化も防げる。
を組み合わせて得たコンデンサ本体1に対し、半田ペー
ストを両端部の端子電極10a〜14a,10b〜14
bに印刷またはデスペンサー等で塗布した後、金属端子
2,3をコンデンサ本体1の両端部に組み付ける。この
半田ペーストは端子電極10a〜14a,10b〜14
bと金属端子2,3との相対面積に対し、0.02〜
0.06mg/mm2 の塗布量で塗布するとよい。その
塗布量では少なくとも機械的強度を保って金属端子2,
3を半田付け固定できるばかりでなく、0.06mg/
mm2 を越えることによる絶縁抵抗の劣化も防げる。
【0021】その金属端子2,3の組付け後、コンデン
サ本体1はリフロー炉に送り込んで半田付け処理を施
す。この半田付け処理は、半田ペーストが70〜75w
t%の半田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とから
組成されているため、250〜350℃(昇温速度:1
4℃/分)で施せる。また、半田ペーストがハロゲン化
合物の活性化剤を含まないところから、酸素分圧100
ppm以下のリフロー炉で施す。これにより、半田粒が
酸化するのを防げ、活性化剤を含まないでも半田粒を確
実に溶融できて半田ボールの発生を防ぐことができる。
サ本体1はリフロー炉に送り込んで半田付け処理を施
す。この半田付け処理は、半田ペーストが70〜75w
t%の半田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とから
組成されているため、250〜350℃(昇温速度:1
4℃/分)で施せる。また、半田ペーストがハロゲン化
合物の活性化剤を含まないところから、酸素分圧100
ppm以下のリフロー炉で施す。これにより、半田粒が
酸化するのを防げ、活性化剤を含まないでも半田粒を確
実に溶融できて半田ボールの発生を防ぐことができる。
【0022】このように複合セラミックコンデンサを製
造すると、図2,3で示すように半田粒並びにフラック
スが積層セラミックコンデンサ10〜14間の隙間に侵
入するのを防げ、フラックスによる汚れの発生も防げる
ため、高耐電圧,大容量化と共に、機械的強度も保って
信頼性の高い複合セラミックコンデンサとして低コスト
に得ることができる。
造すると、図2,3で示すように半田粒並びにフラック
スが積層セラミックコンデンサ10〜14間の隙間に侵
入するのを防げ、フラックスによる汚れの発生も防げる
ため、高耐電圧,大容量化と共に、機械的強度も保って
信頼性の高い複合セラミックコンデンサとして低コスト
に得ることができる。
【0023】この有用性を確認するべく、表1で示すよ
うに、従来例のものと共に、上述した各条件を組み合せ
て複合セラミックコンデンサを本案品1〜3として製造
し、また、その条件の一つでも外れる複合セラミックコ
ンデンサを比較例1〜3として製造した。
うに、従来例のものと共に、上述した各条件を組み合せ
て複合セラミックコンデンサを本案品1〜3として製造
し、また、その条件の一つでも外れる複合セラミックコ
ンデンサを比較例1〜3として製造した。
【0024】
【表1】
【0025】その各場合について、半田粒の侵入の有無
並びに絶縁抵抗の劣化を検査した。半田粒の侵入の有無
は各場合10個単位で20倍の顕微鏡により確認し、半
田粒が一つでも積層セラミックコンデンサ間の隙間内に
あれば不良と判断した。絶縁抵抗は、各場合30個単位
で温度:120度,圧力:2気圧,試験時間:100時
間によるプレッシャークッカー試験で検査した。この絶
縁抵抗は106 Ω以下に低下したものを不良と判断し、
その結果は表2で示す通りである。
並びに絶縁抵抗の劣化を検査した。半田粒の侵入の有無
は各場合10個単位で20倍の顕微鏡により確認し、半
田粒が一つでも積層セラミックコンデンサ間の隙間内に
あれば不良と判断した。絶縁抵抗は、各場合30個単位
で温度:120度,圧力:2気圧,試験時間:100時
間によるプレッシャークッカー試験で検査した。この絶
縁抵抗は106 Ω以下に低下したものを不良と判断し、
その結果は表2で示す通りである。
【0026】
【表2】
【0027】この表1,表2から判るように、従来例で
は粒径1〜50μmの微細な半田粒を含み、ロジン量が
50〜55wt%の半田ペーストを用いたため、積層セ
ラミックコンデンサ間の隙間を10〜20μmに設定し
ても、半田粒の侵入が100%のもので発生していた。
また、従来例では半田ペーストが1%の塩素を含み、塗
布量が0.16mg/mm2 に設定されていることか
ら、10%のもので絶縁抵抗の低下が見られた。
は粒径1〜50μmの微細な半田粒を含み、ロジン量が
50〜55wt%の半田ペーストを用いたため、積層セ
ラミックコンデンサ間の隙間を10〜20μmに設定し
ても、半田粒の侵入が100%のもので発生していた。
また、従来例では半田ペーストが1%の塩素を含み、塗
布量が0.16mg/mm2 に設定されていることか
ら、10%のもので絶縁抵抗の低下が見られた。
【0028】比較例1では、粒径20〜30μmと依然
として微細な半田粒を含み、ロジン量が50〜55wt
%の半田ペーストを用いたため、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間を10〜20μmに設定しても、半田粒の
侵入が10%のもので発生していた。但し、比較例1で
は半田ペーストが塩素を含まないため、絶縁抵抗の低下
は見られなかった。比較例2では半田ペーストが0.2
%の塩素を含むことから、積層セラミックコンデンサ間
の隙間を10〜20μmに設定しても3.4%のもので
絶縁抵抗の低下が見られた。また、比較例3では半田ペ
ーストが0.2%の塩素を含み、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間を30〜50μmに設定したため、6.7
%のもので絶縁抵抗の低下が見られた。
として微細な半田粒を含み、ロジン量が50〜55wt
%の半田ペーストを用いたため、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間を10〜20μmに設定しても、半田粒の
侵入が10%のもので発生していた。但し、比較例1で
は半田ペーストが塩素を含まないため、絶縁抵抗の低下
は見られなかった。比較例2では半田ペーストが0.2
%の塩素を含むことから、積層セラミックコンデンサ間
の隙間を10〜20μmに設定しても3.4%のもので
絶縁抵抗の低下が見られた。また、比較例3では半田ペ
ーストが0.2%の塩素を含み、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間を30〜50μmに設定したため、6.7
%のもので絶縁抵抗の低下が見られた。
【0029】これに対し、本案品1〜3ではいずれのも
のでも、半田ボールの侵入並びに絶縁抵抗の低下は見ら
れなかった。
のでも、半田ボールの侵入並びに絶縁抵抗の低下は見ら
れなかった。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る複合セラミック
コンデンサに依れば、積層セラミックコンデンサ間の隙
間を20μm以下に保って複数個の積層セラミックコン
デンサを組み合わせると共に、含有粒子の90%以上が
粒径35〜55μmである半田粒を組成分とする半田ペ
ーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田
付け固定することにより、積層セラミックコンデンサ間
の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる汚れがない
ため、高耐電圧,大容量化と共に、機械的な接合強度も
保って信頼性の高い複合セラミックコンデンサとして構
成することができる。
コンデンサに依れば、積層セラミックコンデンサ間の隙
間を20μm以下に保って複数個の積層セラミックコン
デンサを組み合わせると共に、含有粒子の90%以上が
粒径35〜55μmである半田粒を組成分とする半田ペ
ーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田
付け固定することにより、積層セラミックコンデンサ間
の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる汚れがない
ため、高耐電圧,大容量化と共に、機械的な接合強度も
保って信頼性の高い複合セラミックコンデンサとして構
成することができる。
【0031】本発明の請求項2に係る複合セラミックコ
ンデンサに依れば、半田粒並びにロジン系樹脂を組成分
とし、且つ、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない半田
ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に半
田付け固定することにより、積層セラミックコンデンサ
間の隙間に侵入する半田粒は勿論、絶縁抵抗の低下がな
いため、高耐電圧で大容量の複合セラミックコンデンサ
として構成することができる。
ンデンサに依れば、半田粒並びにロジン系樹脂を組成分
とし、且つ、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない半田
ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に半
田付け固定することにより、積層セラミックコンデンサ
間の隙間に侵入する半田粒は勿論、絶縁抵抗の低下がな
いため、高耐電圧で大容量の複合セラミックコンデンサ
として構成することができる。
【0032】本発明の請求項3に係る複合セラミックコ
ンデンサに依れば、全重量中、70〜75wt%の半田
粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを組成分とする
半田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部
に半田付け固定することにより、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる汚れ
が全くなく、優れた高耐電圧,大容量化と共に、機械的
な接合強度も保って極めて信頼性の高い複合セラミック
コンデンサとして構成することができる。
ンデンサに依れば、全重量中、70〜75wt%の半田
粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを組成分とする
半田ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部
に半田付け固定することにより、積層セラミックコンデ
ンサ間の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる汚れ
が全くなく、優れた高耐電圧,大容量化と共に、機械的
な接合強度も保って極めて信頼性の高い複合セラミック
コンデンサとして構成することができる。
【0033】本発明の請求項4に係る複合セラミックコ
ンデンサに依れば、積層セラミックコンデンサの端子電
極と金属端子との相対面積に対し、塗布量0.02〜
0.06mg/mm2 の半田ペーストにより金属端子を
コンデンサ本体の両端部に半田付け固定することから、
積層セラミックコンデンサ間の隙間に侵入する半田粒や
フラックスによる汚れが全くなく、少ない半田ペースト
により金属端子をコンデンサ本体の両端部に電気的,機
械的な接合でき、低コストで信頼性の高い複合セラミッ
クコンデンサとして構成することができる。
ンデンサに依れば、積層セラミックコンデンサの端子電
極と金属端子との相対面積に対し、塗布量0.02〜
0.06mg/mm2 の半田ペーストにより金属端子を
コンデンサ本体の両端部に半田付け固定することから、
積層セラミックコンデンサ間の隙間に侵入する半田粒や
フラックスによる汚れが全くなく、少ない半田ペースト
により金属端子をコンデンサ本体の両端部に電気的,機
械的な接合でき、低コストで信頼性の高い複合セラミッ
クコンデンサとして構成することができる。
【0034】本発明の請求項5に係る複合セラミックコ
ンデンサの製造方法に依れば、積層セラミックコンデン
サ間の隙間を20μm以下に保って複数個の積層セラミ
ックコンデンサを組み合わせると共に、含有粒子の90
%以上が粒径35〜55μmの半田粒並びにロジン系樹
脂を組成分とし、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない
半田ペーストを積層セラミックコンデンサの各端子電極
と金属端子との相対面間に塗布し、酸素分圧100pp
m以下のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両端
部に半田付け処理するため、半田粒が酸化するのを防
げ、半田を確実に溶融できて積層セラミックコンデンサ
間の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる汚れを防
げることにより、高耐電圧,大容量化と共に、機械的な
接合強度も保って信頼性の高い複合セラミックコンデン
サを製造することができる。
ンデンサの製造方法に依れば、積層セラミックコンデン
サ間の隙間を20μm以下に保って複数個の積層セラミ
ックコンデンサを組み合わせると共に、含有粒子の90
%以上が粒径35〜55μmの半田粒並びにロジン系樹
脂を組成分とし、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない
半田ペーストを積層セラミックコンデンサの各端子電極
と金属端子との相対面間に塗布し、酸素分圧100pp
m以下のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両端
部に半田付け処理するため、半田粒が酸化するのを防
げ、半田を確実に溶融できて積層セラミックコンデンサ
間の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる汚れを防
げることにより、高耐電圧,大容量化と共に、機械的な
接合強度も保って信頼性の高い複合セラミックコンデン
サを製造することができる。
【0035】本発明の請求項6に係る複合セラミックコ
ンデンサの製造方法に依れば、全重量中、70〜75w
t%の半田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを組
成分とする半田ペーストを積層セラミックコンデンサの
各端子電極と金属端子との相対面間に塗布し、250〜
350℃のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両
端部に半田付け処理することにより、積層セラミックコ
ンデンサ間の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる
汚れを確実に防げ、優れた高耐電圧,大容量化と共に、
機械的な接合強度も保って極めて信頼性の高い複合セラ
ミックコンデンサを製造することができる。
ンデンサの製造方法に依れば、全重量中、70〜75w
t%の半田粒と25〜30wt%のロジン系樹脂とを組
成分とする半田ペーストを積層セラミックコンデンサの
各端子電極と金属端子との相対面間に塗布し、250〜
350℃のリフロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両
端部に半田付け処理することにより、積層セラミックコ
ンデンサ間の隙間に侵入する半田粒やフラックスによる
汚れを確実に防げ、優れた高耐電圧,大容量化と共に、
機械的な接合強度も保って極めて信頼性の高い複合セラ
ミックコンデンサを製造することができる。
【0036】本発明の請求項7に係る複合セラミックコ
ンデンサの製造方法に依れは、積層セラミックコンデン
サの端子電極と金属端子との相対面積に対し、塗布量
0.02〜0.06mg/mm2 の半田ペーストにより
金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田付け処理する
ため、積層セラミックコンデンサ間の隙間に侵入する半
田粒やフラックスによる汚れを確実に防げ、少ない半田
ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に電
気的,機械的な接合でき、低コストな複合セラミックコ
ンデンサとして製造することができる。
ンデンサの製造方法に依れは、積層セラミックコンデン
サの端子電極と金属端子との相対面積に対し、塗布量
0.02〜0.06mg/mm2 の半田ペーストにより
金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田付け処理する
ため、積層セラミックコンデンサ間の隙間に侵入する半
田粒やフラックスによる汚れを確実に防げ、少ない半田
ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に電
気的,機械的な接合でき、低コストな複合セラミックコ
ンデンサとして製造することができる。
【図1】本発明に係る複合セラミックコンデンサを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明に係る複合セラミックコンデンサの半田
付け状態を示す顕微鏡写真である。
付け状態を示す顕微鏡写真である。
【図3】本発明に係る別の複合セラミックコンデンサの
半田付け状態を示す顕微鏡写真である。
半田付け状態を示す顕微鏡写真である。
【図4】従来例に係る複合セラミックコンデンサの半田
付け状態を示す顕微鏡写真である。
付け状態を示す顕微鏡写真である。
1 コンデンサ本体 10〜14 積層セラミックコン
デンサ 10a〜14a,10b〜14b 端子電極 2,3 金属端子 4,5 半田 g 隙間
デンサ 10a〜14a,10b〜14b 端子電極 2,3 金属端子 4,5 半田 g 隙間
Claims (7)
- 【請求項1】 端子電極を両端部に有する積層セラミッ
クコンデンサを各電極相互で揃え少なくとも2個以上を
組み合わせて形成するコンデンサ本体と、そのコンデン
サ本体の両端部に半田付け固定させて各端子電極と電気
的に接合する金属端子とから構成される複合セラミック
コンデンサにおいて、 積層セラミックコンデンサ間の隙間を20μm以下に保
って複数個の積層セラミックコンデンサを組み合わせる
と共に、含有粒子の90%以上が粒径35〜55μmで
ある半田粒を組成分とする半田ペーストにより金属端子
をコンデンサ本体の両端部に半田付け固定したことを特
徴とする複合セラミックコンデンサ。 - 【請求項2】 半田粒並びにロジン系樹脂を組成分と
し、且つ、ハロゲン化合物の活性化剤を含まない半田ペ
ーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田
付け固定したことを特徴とする請求項1に記載の複合セ
ラミックコンデンサ。 - 【請求項3】 全重量中、70〜75wt%の半田粒と
25〜30wt%のロジン系樹脂とを組成分とする半田
ペーストにより金属端子をコンデンサ本体の両端部に半
田付け固定したことを特徴とする請求項2に記載の複合
セラミックコンデンサ。 - 【請求項4】 積層セラミックコンデンサの端子電極と
金属端子との相対面積に対し、塗布量0.02〜0.0
6mg/mm2 の半田ペーストにより金属端子をコンデ
ンサ本体の両端部に半田付け固定したことを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の複合セラミックコンデ
ンサ。 - 【請求項5】 端子電極を両端部に有する積層セラミッ
クコンデンサを各電極相互で揃え少なくとも2個以上を
組み合わせて形成するコンデンサ本体と、そのコンデン
サ本体の両端部に半田付け固定させて各端子電極と電気
的に接合する金属端子とから構成する複合セラミックコ
ンデンサの製造方法において、 積層セラミックコンデンサ間の隙間を20μm以下に保
って複数個の積層セラミックコンデンサを組み合わせる
と共に、含有粒子の90%以上が粒径35〜55μmの
半田粒並びにロジン系樹脂を組成分とし、且つ、ハロゲ
ン化合物の活性化剤を含まない半田ペーストを積層セラ
ミックコンデンサの各端子電極と金属端子との相対面間
に塗布し、酸素分圧100ppm以下のリフロー炉で金
属端子をコンデンサ本体の両端部に半田付け処理するよ
うにしたことを特徴とする複合セラミックコンデンサの
製造方法。 - 【請求項6】 全重量中、70〜75wt%の半田粒と
25〜30wt%のロジン系樹脂とを組成分とする半田
ペーストを積層セラミックコンデンサの各端子電極と金
属端子との相対面間に塗布し、250〜350℃のリフ
ロー炉で金属端子をコンデンサ本体の両端部に半田付け
処理するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の
複合セラミックコンデンサの製造方法。 - 【請求項7】 積層セラミックコンデンサの端子電極と
金属端子との相対面積に対し、塗布量0.02〜0.0
6mg/mm2 の半田ペーストにより金属端子をコンデ
ンサ本体の両端部に半田付け処理するようにしたことを
特徴とする請求項5または6に記載の複合セラミックコ
ンデンサの製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14222698A JPH11329892A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 複合セラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法 |
US09/226,918 US6191933B1 (en) | 1998-01-07 | 1999-01-05 | Ceramic capacitor |
DE69936008T DE69936008T2 (de) | 1998-01-07 | 1999-01-05 | Keramischer Kondensator |
EP99300051A EP0929087B1 (en) | 1998-01-07 | 1999-01-05 | Ceramic capacitor |
TW087121980A TW394963B (en) | 1998-01-07 | 1999-01-06 | Ceramic capacitor |
US09/697,054 US6523235B1 (en) | 1998-01-07 | 2000-10-27 | Method of manufacturing a ceramic capacitor |
US09/740,870 US6310759B2 (en) | 1997-06-27 | 2000-12-21 | Ceramic capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14222698A JPH11329892A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 複合セラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329892A true JPH11329892A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15310357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14222698A Pending JPH11329892A (ja) | 1997-06-27 | 1998-05-08 | 複合セラミックコンデンサ並びに同コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11329892A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6704189B2 (en) | 2002-04-09 | 2004-03-09 | Tdk Corporation | Electronic device with external terminals and method of production of the same |
US6940708B2 (en) | 2003-08-19 | 2005-09-06 | Tdk Corporation | Electronic component |
KR100594469B1 (ko) | 2004-08-09 | 2006-06-30 | (주) 스마트씽커즈 | 전기 이중층 축전기의 단자 고정 방법 |
JP2011204794A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Tdk Corp | 金属端子付き電子部品及びその実装方法、並びにその製造方法 |
JP2011204795A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Tdk Corp | 金属端子付き電子部品及びその実装方法、並びにその製造方法 |
KR20170005723A (ko) | 2015-07-06 | 2017-01-16 | 삼성전기주식회사 | 적층 전자부품 및 적층 전자부품의 실장 기판 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP14222698A patent/JPH11329892A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6704189B2 (en) | 2002-04-09 | 2004-03-09 | Tdk Corporation | Electronic device with external terminals and method of production of the same |
CN1295721C (zh) * | 2002-04-09 | 2007-01-17 | Tdk株式会社 | 带有外部端子的电子部件及其制造方法 |
US6940708B2 (en) | 2003-08-19 | 2005-09-06 | Tdk Corporation | Electronic component |
KR100594469B1 (ko) | 2004-08-09 | 2006-06-30 | (주) 스마트씽커즈 | 전기 이중층 축전기의 단자 고정 방법 |
JP2011204794A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Tdk Corp | 金属端子付き電子部品及びその実装方法、並びにその製造方法 |
JP2011204795A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Tdk Corp | 金属端子付き電子部品及びその実装方法、並びにその製造方法 |
KR20170005723A (ko) | 2015-07-06 | 2017-01-16 | 삼성전기주식회사 | 적층 전자부품 및 적층 전자부품의 실장 기판 |
US10714265B2 (en) | 2015-07-06 | 2020-07-14 | Hyundai Motor Company | Laminated electronic component and circuit board for mounting the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
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