JPH11329098A - ケ―ブル - Google Patents

ケ―ブル

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JPH11329098A
JPH11329098A JP11065509A JP6550999A JPH11329098A JP H11329098 A JPH11329098 A JP H11329098A JP 11065509 A JP11065509 A JP 11065509A JP 6550999 A JP6550999 A JP 6550999A JP H11329098 A JPH11329098 A JP H11329098A
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JP
Japan
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cable
layer
resin
ethylene
resin composition
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Pending
Application number
JP11065509A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yamada
仁 山田
Masami Nishiguchi
雅己 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐加熱変形性を有し、かつ、ケーブル
の端末部分と各種センサーや電極端子等との接続部を気
密もしくは水密に保持するためにモールド被覆する樹脂
成形体との接着性に優れたケーブルを提供する。 【解決手段】 絶縁導体を複数本撚り合わせた多芯撚線
(1)の外側に被覆層(2)を設けたケーブル(3)に
おいて、前記被覆層が少なくとも2層からなり、前記被
覆層の中で最外層に隣接する層(2a)が熱可塑性樹脂
100重量部に対して、融点が40℃以上の多官能モノ
マーを0.5〜10重量部含有する樹脂組成物で形成さ
れ、前記被覆層の最外層(2b)が熱可塑性エラストマ
ーをベース樹脂とする樹脂組成物で形成され、前記被覆
層を被覆後に架橋処理したケーブル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、ロボッ
ト、電子機器用等に使用されるケーブルに関し、さらに
詳しくは、優れた耐加熱変形性を有し、かつ、ケーブル
の端末部分と各種センサーや電極端子等との接続部を気
密もしくは水密に保持するためにモールド被覆する樹脂
成形体との接着性に優れたケーブルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性ポリウレタン(以下TPUとも
いう)、熱可塑性エステル系エラストマー(以下TPE
Eともいう)、熱可塑性スチレン系エラストマー(以下
TPSEともいう)等の熱可塑性エラストマーは、優れ
た機械特性、低温での柔軟性を有することから、これら
の熱可塑性エラストマーまたはその樹脂組成物は自動
車、ロボット、電子機器用等に使用されるケーブル(電
線)の絶縁被覆材料として広く用いられている。このよ
うなケーブルに、センサーなどの機器部品や電極端子を
接続する場合には、その接続部およびその近傍の周囲を
樹脂成形体で気密もしくは水密に被覆して保護する。こ
の樹脂成形体は、例えば射出成形により成形される。こ
のように樹脂成形体で気密、水密を確保するには、成形
のしやすさや機械的強度に優れることから、ポリブチレ
ンテレフタレート(以下PBTともいう)樹脂やポリア
ミド(以下PAともいう)樹脂が成形体材料としてよく
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、射出成
形による成形体でケーブル(電線)の端末部分とセンサ
ーや端子などとの接続部を被覆する場合、成形材料の樹
脂が射出成形時に高温高圧であるためにケーブルが変形
してしまい、成形体とケーブルの気密性が損なわれると
いう問題があった。このような問題を解決してケーブル
の変形を防ぐためには、ケーブルの被覆層(被覆材料)
を架橋させて、耐加熱変形性を付与する方法が広く知ら
れている。被覆層を架橋させる方法としては従来公知の
電離性放射線による架橋方法や化学架橋法が採用できる
が、生産性の点から電子線等の電離性放射線の照射によ
る架橋方法が好ましい。しかしながら電子線照射による
架橋を行うとケーブル被覆層には強固なネットワーク構
造が形成されて熱しても溶融しなくなる。この為樹脂成
形材料とケーブル被覆材料が融着しなくなり、成形体と
ケーブルの接着強度が低下するという問題があった。
【0004】ケーブルの耐加熱変形性と、ケーブルの成
形体に対する接着性を同時に向上させるには、ケーブル
被覆層を2層以上の構造とし、その内層部分のみに高い
架橋度を持たせ、一方被覆層の外層の架橋度を低く抑え
るという方法がある。この様な方法として、1)内層材
料を被覆した後、電子線照射を施して内層材料を架橋せ
しめ、さらにその上に外層材料を押出被覆する方法と、
2)内層材料にのみ架橋剤として多官能モノマーを配合
して、内層と外層を被覆形成した後で電子線照射を行う
ことにより、外層の架橋度を低く抑えて内層の架橋度を
高くする方法がある。しかし、前記1)の方法では、架
橋した内層材料上には外層材料が融着せず、容易に内層
と外層が剥離してしまうという問題があった。また、前
記2)の方法では、従来多官能モノマーとしてトリメチ
ロールプロパントリメタクリレートやトリアリルシアヌ
レートなどが用いられていたが、これらの多官能モノマ
ーは常温で液状であって内層材料から外層材料に染み出
してしまい、その結果、電子線照射時に外層材料の架橋
反応を促進して外層の架橋度が高くなってしまうという
問題があった。また、ケーブルには柔軟性が要求される
為、内層には柔軟な材料を用いることが望ましいが、柔
軟性に富む材料の多くは熱や圧力により容易に変形す
る。この為柔軟性に優れたケーブルは耐熱変形性に劣っ
て所望の成形体とケーブルとの気密性を得られず、一
方、耐熱変形性に優れた材料を用いたケーブルでは柔軟
性が損なわれるという問題があった。本発明の目的は、
成形体材料との接着性に優れるとともに、成形体の射出
成形時の高温高圧下においても変形することがなく耐熱
性、特に耐熱変形性に優れるケーブルを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、ケーブルの被
覆層を少なくとも2層からなる複数層とし、その最外層
には成形材料と接着力がある熱可塑性エラストマーを用
いて、一方被覆層の最外層に隣接する内層には熱可塑性
樹脂を用いるとともに、内層に添加する架橋剤としては
この内層から最外層に染み出さないように融点の高い常
温で固体の特定の架橋剤を用いることにより、最外層の
架橋度を低く抑制しながら隣接する内層を架橋体で形成
して、成形体に対して大きな接着性を得るとともに耐加
熱変形性にも優れるケーブルとすることができることを
見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
【0006】すなわち、本発明は、(1)絶縁導体を複
数本撚り合わせた多芯撚線の外側に被覆層を設けたケー
ブルにおいて、前記被覆層が少なくとも2層からなり、
前記被覆層の中で最外層に隣接する層が熱可塑性樹脂1
00重量部に対して、融点が40℃以上の多官能モノマ
ーを0.5〜10重量部含有する樹脂組成物で形成さ
れ、前記被覆層の最外層が熱可塑性エラストマーをベー
ス樹脂とする樹脂組成物で形成され、前記被覆層を被覆
後に架橋処理したことを特徴とするケーブル、(2)多
官能モノマーが1,3,5−トリアクリロイルヘキサヒ
ドロ−s−トリアジンであることを特徴とする(1)項
記載のケーブル、(3)前記被覆層中で最外層に隣接す
る層の樹脂組成物が熱可塑性樹脂100重量部に対し
て、球状無水シリカを1〜15重量部含有することを特
徴とする(1)または(2)項記載のケーブル、及び
(4)前記被覆層中で最外層に隣接する層の樹脂組成物
が、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、エチレン−αオレフィン共重合
体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体およびエチレ
ン−アクリル酸共重合体からなる群から選ばれる少なく
とも1つの樹脂50〜90重量%、並びに無水マレイン
酸変性ポリエチレン10〜50重量%をベース樹脂とす
ることを特徴とする(1)、(2)または(3)項記載
のケーブルを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のケーブルにおいて、絶縁
導体を撚り合わせた多芯撚線上に設ける被覆層は2層以
上の複数層とする。この複数層からなる被覆層を形成す
るには、同時押出し被覆をすることもできるし、内層を
被覆した後に次の外層を順次被覆しても良い。その際少
なくとも、被覆層の中で最外層に接する内層(以下単に
内層ともいう)は、熱可塑性樹脂100重量部に対し
て、融点が40℃以上(好ましくは52℃以上)である
多官能モノマーを0.5〜10重量部含有する樹脂組成
物(a)により形成され、被覆層の最外層は、熱可塑性
エラストマーをベース樹脂とする樹脂組成物(b)によ
り形成される。
【0008】以下に本発明の実施の形態を説明する。図
1は本発明のケーブルの一実施形態を示す概略断面図で
ある。図中、1は多芯撚線で、該多芯撚線1は導体(例
えば外径0.18mmφの錫メッキ軟銅線を20本撚り
合わせて導体径1mmφに仕上げた撚線導体)1aの上
に、ポリエチレン樹脂組成物、ポリ塩化ビニル樹脂組成
物等からなる絶縁層1bを設けた絶縁導体を複数本(図
1では2本)を撚り合わせた構成となっている。2は多
芯撚線1を被覆した被覆層で、該被覆層2は複数層(図
1では2a、2bの2層)からなり、内層2aは被覆層
2中で最外層2bに接する層であり、前記樹脂組成物
(a)の架橋体で形成されている。被覆層外層2bは前
記樹脂組成物(b)で形成されている。3はこのような
構造を有するケーブルである。本発明のケーブルにおい
ては、多芯撚線上に設けられる被覆層中の最外層に隣接
する内層が特定の多官能モノマーを含有する樹脂組成物
によって形成されているために、架橋度が高く、ケーブ
ルの耐加熱変形性の向上に寄与する。さらに、この多官
能モノマーは融点が高く射出成形時の高温高圧条件下に
おいても外層材に染み出ださないために外層材の架橋度
を低く抑えて外層が成形体材料と融着する性質を維持さ
せることができるので、得られるケーブルは成形体との
接着性が高いものである。
【0009】本発明において被覆層中で最外層に接する
内層に用いられる樹脂組成物(a)のベース樹脂として
は、熱可塑性樹脂であれば特に制限はないが、ケーブル
の必要な特性に応じて適宜選択した熱可塑性樹脂を用い
ることができる。コストや生産性等を考慮すると、内層
の樹脂組成物(a)のベース樹脂としては、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(以下EVAともいう)、エチレン
−エチルアクリレート共重合体(以下EEAともい
う)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(以下EM
Aともいう)、エチレン−アクリル酸共重合体(以下E
AAともいう)、エチレン−αオレフィン共重合体が例
として挙げられる。ここで、エチレン−αオレフィン共
重合体の例としては、エチレンとプロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセンなどのαオレフィン
の少なくとも1種との共重合体を挙げることができる。
さらに、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体、エチレン−αオレフィン共
重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体及びエチ
レン−アクリル酸共重合体からなる群から選ばれる少な
くとも1つの樹脂と無水マレイン酸変性ポリエチレンと
の混和物をベース樹脂とする内層材料を用いると、ケー
ブルの柔軟性を確保しつつ、耐加熱変形性を向上させる
ことが可能となるばかりでなく、外層材料との剥離を防
ぐことができるので好ましい。ここで、無水マレイン酸
変性ポリエチレンの添加量が多すぎると、低温での巻付
け時に被覆層の割れを生ずるなど得られるケーブルの柔
軟性を損ねる場合がある。好ましくは、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合
体、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アク
リル酸メチル共重合体及びエチレン−アクリル酸共重合
体からなる群から選ばれる少なくとも1つの樹脂50〜
90重量%に対して、無水マレイン酸変性ポリエチレン
10〜50重量%を混和したものを内層の樹脂組成物
(a)のベース樹脂として用いる。また機械特性等を考
慮した場合には、内層の樹脂組成物(a)のベース樹脂
に外層材料と同一または類似のTPU、TPEE、TP
SE、熱可塑性ポリアミドエラストマー(以下TPAE
ともいう)などの熱可塑性エラストマーを用いることが
好ましい。これらの熱可塑性樹脂は本発明の目的を損な
わない限り複数種を混和して用いても良い。
【0010】本発明において用いられる内層の樹脂組成
物(a)に含有される多官能モノマーとしては、隣接す
る層、特に被覆層の最外層への染みだしを防ぐ目的から
融点が40℃以上、好ましくは52℃以上のものとす
る。多官能モノマーの融点を前記の範囲に規定したのは
融点が低すぎる場合、多官能モノマーが外層材料へ染み
出して外層材料の架橋反応を促進し、ケーブルと成形体
材料との接着性が著しく低下するためである。このよう
な多官能モノマーとしては、1,3,5−トリアクリロ
イルヘキサヒドロ−s−トリアジン、トリス(2−ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、ジ
ンクジメタアクリレート、N,N’−m−フェニレンビ
スマレイミドなどが例として挙げられる。特に1,3,
5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−s−トリアジンは
他の多官能モノマーよりも高い架橋効率を有し、これを
含んだ樹脂組成物(a)により形成される層の耐加熱変
形性を著しく向上させることができるので好ましい。
【0011】多官能モノマーの配合量としては、内層の
樹脂組成物(a)中、熱可塑性樹脂100重量部に対し
0.5〜10重量部であり、好ましくは1〜5重量部で
ある。多官能モノマーの配合量が0.5重量部より少な
い場合には、内層材料の架橋反応が促進されずケーブル
の耐加熱変形性が向上しない。一方、10重量部より多
い場合には、架橋反応の促進効果にさらなる向上が認め
られないばかりか、逆に架橋度が高くなりすぎてケーブ
ルの低温での柔軟性が損なわれ、またコスト的にも望ま
しくない。本発明のケーブルにおいて、多芯撚線を被覆
後に被覆層を架橋させる方法としては、生産性の点か
ら、従来公知の電子線等の電離性放射線の照射による架
橋方法が好ましい。電子線の照射線量としては、5〜2
0Mradが適当である。
【0012】さらに、添加剤として、内層の樹脂組成物
(a)に球状無水シリカを添加することで、ケーブルの
耐加熱変形性と成形体との接着性を著しく向上させるこ
とができる。球状無水シリカの添加量は、樹脂組成物
(a)の熱可塑性樹脂100重量部に対して1〜15重
量部であり、1重量部未満では球状無水シリカの添加効
果が発揮されず、15重量部を越えるとケーブルの可撓
性が損なわれるだけでなく、コスト的にも望ましくな
い。
【0013】本発明において被覆層の最外層に用いられ
る樹脂組成物(b)のベース樹脂である熱可塑性エラス
トマーは低温での柔軟性、機械的強度、耐油耐薬品性に
優れた樹脂である。この様なものとしてはTPU、TP
EE、TPSE、TPAEなドが例として挙げられる。
これらはケーブルの必要特性に応じて1種または複数種
を混和したものを適宜選択して使用できるが、ケーブル
の可撓性や機械的強度を考慮すると硬度ショアAで75
〜98を有するものが望ましい。本発明において用いら
れる熱可塑性ポリウレタン(TPU)樹脂としては、ポ
リエステル系ウレタン樹脂(アジペート系、カプロラク
トン系、ポリカーボネート系)、ポリエーテル系ウレタ
ン樹脂が挙げられ、耐水性、耐カビ性などの点でポリエ
ーテル系ウレタン樹脂が好ましい。また、熱可塑性ポリ
ウレタンの硬さ(タイプAデュロメータ、1kgf)は
90以下が好ましい。
【0014】本発明において用いられる熱可塑性ポリエ
ステルエラストマー(TPEE)の例としては、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリブチレンイソフタレート等
の芳香族ポリエステルからなるハードセグメントと、ポ
リテトラメチレンエーテルグリコール等の脂肪族ポリエ
ーテルからなるソフトセグメントとのブロック共重合体
が挙げられる。このような熱可塑性ポリエステルエラス
トマーとしては、例えば、「ハイトレル」(商品名、東
レデュポン社製)、「ペルプレン」(商品名、東洋紡績
社製)などが市販されており、市販品の各種グレードか
ら適宜選択して使用することができる。
【0015】本発明において用いられる熱可塑性スチレ
ン系エラストマー(TPSE)としては、スチレン
(S)とブタジエン(B)からなるSB系ブロック共重
合体や、それらのブタジエンブロック中の不飽和二重結
合を水素添加により飽和させたSEB系ブロック共重合
体、スチレン(S)とエチレン−プロピレン(EP)か
らなるSEP系ブロック共重合体などが挙げられ、この
他、スチレン(S)とブタジエン(B)のランダム共重
合体の末端部分をスチレンブロックとし、それを水素添
加したSEB系ブロック共重合体などについても使用が
可能である。さらに、相溶性を向上させることを目的と
して、これらの共重合体を無水マレイン酸やグリシジル
メタクリレートなどの不飽和カルボン酸およびその誘導
体で変性したものの使用も可能である。このようなもの
としては、「クレイトン」(商品名、シェル化学社
製)、「タフプレン」「アサプレン」「タフテック」
(商品名、旭化成社製)、「セプトン」(商品名、クラ
レ社製)、「ダイナロン」(商品名、日本合成ゴム社
製)などが市販されており、市販品の各種グレードから
適宜選択して使用することができる。
【0016】本発明において用いられる熱可塑性ポリア
ミドエラストマー(TPAE)の例としては、ポリアミ
ドをハードセグメントとするブロック共重合体であり、
ソフトセグメントとしてポリエーテルを有するものなど
が挙げられる。このようなものとしては、例えば、「ペ
バックス」(商品名、東レ(株)製)などが市販されて
おり、市販品の各種グレードから適宜選択して使用する
ことができるがケーブルの柔軟性と耐熱製を考慮すると
硬度80〜90(ショアA)を有するものを用いること
が好ましい。
【0017】また、成形体とケーブルの接着強度をより
高める場合には、成形体樹脂と相溶性の良い熱可塑性エ
ラストマーをケーブル被覆層の最外層の樹脂組成物
(b)に用いることが好ましい。例えば、ポリブチレン
テレフタレート(PBT)を成形体材料とする場合には
PBTをハードセグメントとするTPEEをケーブル最
外層に、ポリアミド(PA)を成形体材料とする場合に
はポリアミドをハードセグメントとするTPAEをケー
ブルの最外層に、ポリウレタンを成形体材料とする場合
にはTPUをケーブル最外層に使用するとよいことが知
られている。本発明において、被覆層最外層の肉厚は、
成形体とケーブル被覆材との接着性を十分に保つために
0.2mm以上、また、耐加熱変形性を十分確保するた
めに0.7mm以下の範囲に設定するのが好ましい。本
発明において、ケーブルの被覆層を3層以上の構造とす
ることもできるが、この場合、少なくとも被覆層の最外
層を前記樹脂組成物(b)で、最外層に接する内層を前
記樹脂組成物(a)で形成すればよい。前記内層よりも
さらに内側(多芯撚線側)の各層は特に制限はないが、
例えば前記内層と接着性のよい熱可塑性樹脂からなる樹
脂組成物で形成することができる。
【0018】本発明におけるケーブルの被覆層(前記最
外層とそれに接する内層)を構成する樹脂組成物には、
絶縁電線やケーブルにおいて、一般的に使用されている
各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、金属不活性剤、難
燃剤、分散剤、着色剤、充填剤、滑剤等を本発明の目的
を損なわない範囲で適宜配合することができる。特に、
自動車用途では難燃剤を添加することが好ましい。酸化
防止剤としては、4, 4’−ジオクチル・ジフェニルア
ミン、N, N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミ
ン、2, 2, 4−トリメチル−1, 2−ジヒドロキノリ
ンの重合物等のアミン系酸化防止剤、ペンタエリスリチ
ル−テトラキス(3−(3, 5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート)、オクタデシル
−3−(3, 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、1, 3, 5−トリメチル−2,
4, 6−トリス(3, 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン等のフェノ−ル系酸化防止剤、
ビス(2−メチル−4−(3−n−アルキルチオプロピ
オニルオキシ)−5−t−ブチルフェニル)スルフィ
ド、2−メルカプトベンヅイミダゾ−ルおよびその亜鉛
塩、ペンタエリスリトール−テトラキス(3−ラウリル
−チオプロピオネート)などのイオウ系酸化防止剤など
が挙げられる。
【0019】金属不活性剤としては、N, N’−ビス
(3−(3, 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオニル)ヒドラジン、3−(N−サリチロ
イル)アミノ−1, 2, 4−トリアゾール、2, 2' −
オキサミドビス−(エチル3−(3, 5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)などが
挙げられる。難燃剤としては、テトラブロモビスフェノ
ールA(TBA)、デカブロモジフェニルオキサイド
(DBDPO)、オクタブロモジフェニルエーテル(O
BDPE)、ヘキサブロモシクロドデカン(HBC
D)、ビストリブロモフェノキシエタン(BTBP
E)、トリブロモフェノール(TBP)、エチレンビス
テトラブロモフタルイミド、TBA・ポリカーボネート
オリゴマー、臭素化ポリスチレン、臭素化エポキシ、エ
チレンビスペンタブロモジフェニール、塩素化パラフィ
ン、ドデカクロロシクロオクタンなどのハロゲン系難燃
剤、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの無
機系難燃剤、リン酸化合物、ポリリン酸化合物、赤リン
化合物などのリン系難燃剤などが挙げられる。難燃助
剤、充填剤としては、カーボン、クレー、酸化亜鉛、酸
化錫、酸化マグネシウム、酸化モリブデン、三酸化アン
チモン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ホウ酸亜
鉛などが挙げられる。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説
明する。 (実施例1〜28、比較例1〜6)導体(導体径1mm
φの錫メッキ軟銅撚線 構成:20本/0. 18mm
φ)の上に、低密度ポリエチレンを外径1. 7mmとな
るように押出被覆し、これに加速電圧500keV、照
射量20Mradの電子線を照射して架橋ポリエチレン
絶縁層を有する絶縁導体を得、この絶縁導体を2本撚り
合わせた多芯撚線を用意した。次いで、上記多芯撚線上
に、40mmφ押出機(L/D=25)を用い、ダイス
温度180℃、以下フィーダー側へ、C3=170℃、
C2=160℃、C1=140℃の条件により、表中に
示す内層用の樹脂組成物を外径が4.2mmφとなるよ
うに押出被覆して内層被覆層を形成し、さらに、その上
に表中に示した外層樹脂組成物を外径が5. 0mmφと
なるように内層と同条件で押出被覆した。なお、実施例
20では内層までの外径3.8mmφ、ケーブル外径
5.0mmφとした。次いで、押出被覆後さらに加速電
圧750KeV、照射量10Mradの電子線照射を行
い被覆層を架橋させて、図1に示すような被覆層が2層
からなるケーブルを得た。なお表中、内層及び外層用の
樹脂組成物の各成分の使用量を重量部で示した。得られ
た各ケーブルについて、下記の試験方法で各種の特性を
評価し、その結果も表1〜表8に示した。
【0021】1)耐加熱変形性 JIS C 3005に準拠して行ったが、試験片はケ
ーブルの状態で温度120℃、荷重1980gfで測定
して行った。試験数はn=3で表中にはその平均値を示
した。 2)成形体との接着強度(PBT) 図2に示すように、ケーブル3の被覆層2(2aおよび
2b)および1bを除去して導体1aを露出させ、その
端部に電極端子5を接続した。次いで、接続部とその近
傍周囲をPBT樹脂によるモールド(射出成形)によ
り、樹脂成形体4で覆った。成形体部分を固定し、定速
型引張試験装置を用いて速度50mm/minでケーブ
ル部分を引き抜きその最大強度を測定した。試験数はn
=5で表中にはその平均値を示した。 3)成形体との接着強度(PA) 成形体をナイロン12で射出成形した以外は、2)と同
様の試験を行った。 4)成形体との接着強度(TPU) 成形体をエーテル系ポリウレタンで射出成形した以外
は、2)と同様の試験を行った。
【0022】5)低温巻き付け ケーブルを−65℃の雰囲気中に4時間以上放置した
後、その雰囲気中で12.5mmφのマンドレルに3タ
ーン以上巻き付けて被覆層の外観を目視で観察した。試
験数はn=3で表中には割れが生じなかった合格数を示
した。 6)外層のゲル分率 ケーブルの外層材のみを採取し、外層材にTPUを用い
た場合にはジメチルホルムアミド、その他の場合はキシ
レンを用い110℃で24時間抽出した後の不溶分をゲ
ル分として抽出前の重量に対する百分率で示した。TP
Uと他の樹脂との混和物の場合にはキシレンで抽出した
後で十分に乾燥し再度ジメチルホルムアミドでそれぞれ
110℃で24時間抽出した。試験数はn=3で表中に
はその平均値を示した。 7)内層のゲル分率 ケーブルの内層材のみを採取した以外は、6)と同様の
試験を行ってゲル分率を測定した。
【0023】なお、表1〜8に示す各成分は下記のもの
を使用した。 (01)TPU:熱可塑性エーテル系ポリウレタンエラストマー 商品名 レザミンP−2088 大日精化工業(株)製 (02)TPEE:熱可塑性エステル系エラストマー 商品名 ハイトレルHTC2551 東レデュポン(株)製 (03)TPAE:熱可塑性ポリアミドエラストマー 商品名 ペバックス 3533SAOO ATOCHEM(株)製 (04)TPSE:熱可塑性スチレン系エラストマー 商品名 セプトン2007 クラレ(株)製 (05)EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体 商品名 エバフレックス270 三井デュポンポリケミカル(株)製 (06)EEA:エチレン−エチルアクリレート共重合体 商品名 NUC6510 日本ユニカー(株)製 (07)EMA:エチレン−アクリル酸メチル共重合体 商品名 ユカロンEMA XG−500M 三菱油化(株)製 (08)EAA:エチレン−アクリル酸共重合体 商品名 ユカロンEAA A200K 三菱油化(株)製 (09)エチレン−α−オレフィン共重合体 商品名 エンゲージCL8003 ダウケミカル(株)製
【0024】 (10)1,3,5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−s−トリアジン 商品名 TAF ダイトーケミックス(株)製 融点154℃ (11)トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート 商品名 SR−368 日本化薬(株)製 融点52℃ (12)ジンクジメタアクリレート 商品名 サートマー416 ソマール(株)製 融点109℃ (13)N,N−m−フェニレンビスマレイミド 住友化学工業(株)製 融点200℃以上 (14)ベンタエリスリチル−テトラキス(3−(3,5−ジ−t−ブチル− 4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート 商品名 イルガノックス1010 チバガイギー(株)製 (15)球状無水シリカ 商品名 アエロジル200 日本アエロジル(株)製 (16)トリメチロールプロパントリメタクリレート 商品名 NKエステルTMPT 新中村化学(株)製 常温で液体 (17)トリアリルシアヌレート 商品名 TAC 武蔵野化学研究所社製 融点27℃ (18)トリアリルイソシアヌレート 商品名 TAIC 日本化成(株)製 融点25℃ (19)無水マレイン酸変性ポリエチレン 商品名 アドテックL−6100M 日本ポリオレフィン(株)製
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】表1〜8に示した結果より、本発明のケー
ブル(実施例1〜28)は耐加熱変形性と成形体との接
着性に優れることがわかる。特に多官能モノマーが1,
3,5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−s−トリアジ
ンの場合は、この化合物が他の多官能モノマーと比較し
て高い架橋効率を有するため、耐加熱変形性と成形体と
の接着性を特に向上させることができる。また、内層材
料に無水球状シリカを添加することによって、これらの
特性を飛躍的に向上させることができる。また、実施例
23〜28では、内層材料のベース樹脂である熱可塑性
樹脂に無水マレイン酸変性ポリエチレンを併用したため
に、特に耐加熱変形性が低く、成形体との接着強度が高
くなっている。一方、比較例1〜3では、多官能モノマ
ーとして融点が低く本発明で規定する範囲から外れたも
のを用いたために、多官能モノマーが外層へ染み出し、
例えば実施例5と比較して外層の架橋度が高く、このた
め成形体との接着強度が著しく低い。比較例4では、多
官能モノマーの量が本発明で規定する範囲を外れて少な
いため、内層材が十分に架橋せず成形体との接着性が極
めて低い。比較例5は、多官能モノマーの量が本発明で
規定する範囲を外れて多い場合であり、耐加熱変形性と
成形体との接着性には優れるものの、過度に架橋されて
いるために低温での柔軟性が損なわれており、ケーブル
として適当なものではない。また比較例6では本発明で
規定する特定の多官能モノマーを用いていないために、
成形体との接着性が著しく低い。以上から明らかなよう
に、本発明のケーブルは、低温巻き付けなどのケーブル
加工性を維持したままで、優れた耐加熱変形性と成形体
との接着性を有するものであることがわかる。
【0034】
【発明の効果】本発明のケーブルは、ケーブルの端末部
分をPBT樹脂やPA樹脂などの熱可塑性樹脂でモール
ド成形する際に、ケーブル被覆材と成形体材料を強固に
接着することができ、かつ、被覆層の内層が熱可塑性樹
脂の架橋体で形成されているので良好な耐加熱変形性を
有するものである。本発明のケーブルは、自動車用、ロ
ボット用、電子機器用等の配線ケーブルとして好適に使
用することができ、特に成形材料との高い接着性が要求
される自動車用ABS(アンチロック・ブレーキ・シス
テム)センサーと接続されるケーブルなどとして必要な
特性を満足するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルの一実施態様を示す断面図で
ある。
【図2】実施例、比較例で行ったケーブルと成形体の接
着強度試験の説明図である。
【符号の説明】
1 多芯撚線 1a 導体 1b 絶縁層 2 被覆層 2a 内層 2b 外層 3 ケーブル 4 樹脂成形体 5 電極端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 3/44 H01B 3/44 P F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁導体を複数本撚り合わせた多芯撚線
    の外側に被覆層を設けたケーブルにおいて、前記被覆層
    が少なくとも2層からなり、前記被覆層の中で最外層に
    隣接する層が熱可塑性樹脂100重量部に対して、融点
    が40℃以上の多官能モノマーを0.5〜10重量部含
    有する樹脂組成物で形成され、前記被覆層の最外層が熱
    可塑性エラストマーをベース樹脂とする樹脂組成物で形
    成され、前記被覆層を被覆後に架橋処理したことを特徴
    とするケーブル。
  2. 【請求項2】 多官能モノマーが1,3,5−トリアク
    リロイルヘキサヒドロ−s−トリアジンであることを特
    徴とする請求項1記載のケーブル。
  3. 【請求項3】 前記被覆層中で最外層に隣接する層の樹
    脂組成物が熱可塑性樹脂100重量部に対して、球状無
    水シリカを1〜15重量部含有することを特徴とする請
    求項1または2記載のケーブル。
  4. 【請求項4】 前記被覆層中で最外層に隣接する層の樹
    脂組成物が、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
    −エチルアクリレート共重合体、エチレン−αオレフィ
    ン共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体およ
    びエチレン−アクリル酸共重合体からなる群から選ばれ
    る少なくとも1つの樹脂50〜90重量%、並びに無水
    マレイン酸変性ポリエチレン10〜50重量%をベース
    樹脂とすることを特徴とする請求項1、2または3記載
    のケーブル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371410B1 (ko) * 2000-08-19 2003-02-06 백동현 온도 감지용 케이블 제조방법
CN100431059C (zh) * 2002-05-15 2008-11-05 史蒂德尔德拉特-卡贝尔威克公开有限公司 具有接头和/或固定装置的线状产品及其制备方法
JP2011501346A (ja) * 2007-10-11 2011-01-06 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 電子機器用の可撓性の難燃性絶縁電線
US10770811B2 (en) 2016-12-22 2020-09-08 Olympus Corporation Cable structure, mount module, and endoscope

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