JPH11326364A - 衝撃検出器 - Google Patents

衝撃検出器

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JPH11326364A
JPH11326364A JP10126006A JP12600698A JPH11326364A JP H11326364 A JPH11326364 A JP H11326364A JP 10126006 A JP10126006 A JP 10126006A JP 12600698 A JP12600698 A JP 12600698A JP H11326364 A JPH11326364 A JP H11326364A
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JP
Japan
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impact force
magnetic metal
metal body
circuit
impact
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JP10126006A
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English (en)
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Masahisa Niwa
正久 丹羽
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信頼性が高く且つ小型化が可能な衝撃検出器を
提供する。 【解決手段】仕切板2で本体1内が2つの収納空間3
a,3bに仕切られており、一方の収納空間3a内では
金属球4が3本のばね5によって仕切板2に平行な水平
面内における全方向に変位自在に支持されている。ま
た、他方の収納空間3b内には回路部品が実装されたプ
リント基板6が収納されている。プリント基板6に実装
された検出コイルLは、衝撃力が加わっていない状態の
金属球4の真下に配置される。検出コイルLからは高周
波磁束が発生しており、金属球4の表面に生じる渦電流
損が金属球4の変位に応じて変化することにより衝撃力
を検出することができる。このような高周波渦電流方式
を用いれば、外部からの衝撃力を機械的な接点無しに非
接触で検出することができて高い信頼性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃検出器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、自動車が衝突した場合の乗員
保護の一つの策として、衝突時に自動的にドアロックを
解除することで乗員のドアからの脱出あるいは救出を可
能とする安全システムが提供されている。このシステム
では、衝突の方向(前方からの衝突や側面衝突)とは無
関係に作動する必要があるため、あらゆる方向からの衝
撃を検出する衝撃検出器が必要となる。従来、この種の
衝撃検出器は図9に示すように機械式(有接点)であっ
た。その動作は、衝撃が加わると物体(錘)20が傾斜
し、物体20に取着してあるチップ21が可動接点ばね
22を固定接点ばね23側に押し上げて可動接点22a
と固定接点23aとを接触させることで衝撃を検出する
ものであり、物体20がどの方向に傾斜してもチップ2
1が可動接点ばね22を押し上げることが可能となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の衝
撃検出器では、機械式の接点を有する構造であるために
接触信頼性に問題が生じる虞があった。特に上述したよ
うな自動車の衝突時における乗員保護の安全システムに
用いる場合には信頼性が重要である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、信頼性が高く且つ小型
化が可能な衝撃検出器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、少なくとも水平面内の全方向に
外部からの衝撃力で変位可能な磁性金属体と、高周波磁
界を発生して前記磁性金属体の変位に応じた渦電流損に
よる高周波磁界の変化を検出する検出手段とを備えたこ
とを特徴とし、所謂高周波渦電流方式の検出手段によっ
て磁性金属体の変位を検出することにより、外部からの
衝撃力を機械的な接点無しに非接触で検出することがで
きて高い信頼性が得られるとともに、磁性金属体の僅か
な変位も検出できるから小型化が可能となる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記検出手段が、高周波電流が流れることで前記高
周波磁界を発生するコイルを具備し、衝撃力が加わって
いない状態の前記磁性金属体の位置に準ずる位置に前記
コイルを配置したことを特徴とし、外部からの衝撃力に
よって磁性金属体が変位すると高周波電流の発振振幅が
増大するから、衝撃力をより確実に検出することができ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記磁性金属体を振り子状に支持して成ることを特
徴とし、振り子の支点とコイルの位置を位置決めしてお
くことで衝撃力をより確実に検出することができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記磁性金属体を鉢形の収納部内に収納し、衝撃力
が加わっていない状態で該収納部の底部に拘束して成る
ことを特徴とし、磁性金属体を支持するためのスペース
が不要であって小型化が図れる。
【0009】請求項5の発明は、請求項3又は4の発明
において、前記磁性金属体を粘性流体中に浸漬したこと
を特徴とし、小さな衝撃力によって磁性金属体が変位す
ることがなく、本来検出すべきでない小さな衝撃力の検
出を防止することができる。とがなく、本来検出すべき
でない小さな衝撃力の検出を防止することができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項2の発明におい
て、前記磁性金属体を複数本のばねにより支持したこと
を特徴とし、磁性金属体を強固に支持することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図3を参照
して本発明の実施形態1を詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、略三角柱状に形成され
た本体1内が仕切板2によって2つの収納空間3a,3
bに仕切られており、一方の収納空間3a内では球形の
磁性金属体(以下、「金属球」という。)4が3本のば
ね5によって変位自在に支持されている。また、他方の
収納空間3b内には後述する回路を構成する部品が実装
されたプリント基板6が収納され、このプリント基板6
に突設された端子6aが収納空間3bの底面から本体1
の外に突出させてある。
【0013】3本のばね5は略同一の長さ寸法を有する
コイルばねから成り、各々の一端が収納空間3a内にお
ける三角形の頂点の部分に固定され、各々の他端が金属
球4に固着されている。これにより、金属球4は仕切板
2に平行な水平面内における全方向に変位自在となって
いる。
【0014】一方、プリント基板6には図2のブロック
図並びに図3の具体回路図に示すような回路を構成する
回路部品が実装されている。ここで、図2および図3を
参照して本実施形態の回路構成について説明する。
【0015】発振回路7は、図3に示すようにトランジ
スタQ1,Q2、抵抗R1,R2、定電流源Iで構成さ
れるカレントミラー回路の出力側に検出コイルL、コン
デンサC1,C2の直列回路並びに帰還抵抗Rfを接続
して成るコルピッツ発振回路である。而して、この発振
回路7は基準電圧回路11から所定の基準電圧Vccの供
給を受けて発振動作を行ない、検出コイルLに高周波電
流を流して高周波磁界(高周波磁束)を発生させる。
【0016】また検波回路8は、トランジスタQ3、コ
ンデンサC3並びに抵抗R3で構成され、トランジスタ
Q3のエミッタがコンデンサC3及び抵抗R3の一端に
それぞれ接続され、そのベースがコンデンサC1,C2
の接続点と帰還抵抗Rfとの接続点に接続されている。
而して、コンデンサC3の両端電圧は、発振回路7の発
振振幅がゼロの場合には基準電圧Vccにほぼ等しくなる
が、発振振幅が増大するにつれて低下するため、検出コ
イルLに流れる高周波電流の振幅に応じたアナログの直
流出力電圧Vaとして得られる。
【0017】比較回路9では、検波回路8の直流出力電
圧Vaと、基準電圧Vccを分圧抵抗R4,R5で分圧し
て得られる閾値電圧VbとをコンパレータCPにより比
較し、直流出力電圧Vaが閾値電圧Vbを超える場合に
Hレベルの信号を出力するとともに、直流出力電圧Va
が閾値電圧Vbを下回る場合にLレベルの信号を出力す
る。なお、比較回路9のH、Lの信号は出力回路10に
おいて適当な信号処理が為されて外部に出力される。
【0018】プリント基板6に実装された上記検出コイ
ルLは、衝撃力が加わっていない状態の金属球4(図1
(a)に実線で図示)の真下に配置されており、この状
態では検出コイルLから発せられる高周波磁束により金
属球4の表面に渦電流が流れて渦電流損が生じ、そのた
めに発振回路7の発振振幅が小さいか、あるいは発振が
停止している。よって、検波回路8の直流出力電圧Va
は閾値電圧Vbを上回り、比較回路9の出力がHレベル
となる。
【0019】一方、外部からの衝撃力により金属球4が
変位した状態(例えば、図1(a)における二点破線で
図示した状態)では、検出コイルLに対する金属球4の
相対的な位置及び距離が変化するため、金属球4におけ
る渦電流損が変化(減少)し、発振回路7の発振振幅が
増大する。この発振振幅が増大すれば検波回路8から出
力される直流出力電圧Vaのレベルが低下して閾値電圧
Vbを下回る。その結果、比較回路9の出力がHレベル
からLレベルとなり、衝撃力が検出されることになる。
なお、金属球4が変位する衝撃力のレベルは、金属球4
を支持するばね5のばね定数で設計的に調整可能であ
る。
【0020】このように、高周波磁界中で変位する金属
球4の表面に生じる渦電流損の変化に基づいて衝撃力を
検出する、所謂高周波渦電流方式を用いれば、外部から
の衝撃力を機械的な接点無しに非接触で検出することが
できて高い信頼性が得られるという利点がある。また、
本実施形態の如く3本のばね5で金属球4を支持すれ
ば、仕切板2に平行な水平面内の全方向に対して衝撃力
を検出することができる。
【0021】ところで、衝撃力で変位する物体(本実施
形態では金属球4)の変位を検出する手段としては、発
光ダイオードとフォトトランジスタの組み合わせから成
るフォトインタラプタや、ホール素子なども使用可能で
ある。しかしながら、フォトインタラプタような光式の
検出手段では、変位した物体が光路を遮るか否かが問題
となるから、物体がその大きさ程度に変位しなければ衝
撃を検出することができない。また、発光ダイオードを
常時発光させる必要があるために消費電流も大きくなっ
てしまうという欠点がある。さらに、ホール素子を用い
る場合には、変位する物体が永久磁石である必要があ
り、永久磁石を球体などに加工するのに手間がかかると
いう欠点がある。
【0022】それに対して本実施形態のような高周波渦
電流方式であれば、磁性金属体4を球形とすることによ
り、金属球4と検出コイルLとを隔てる仕切板2に金属
球4を点接触させることができ、この金属球4の仕切板
2に対する接触面積が小さいほど検出感度を高くするこ
とができるから、金属球4の微小な変位が検出可能とな
って検出器自体の小型化に貢献できるという利点があ
る。
【0023】(実施形態2)図4は本発明の実施形態2
を示す側面断面図であり、一方の収納空間3a内で1本
のばね5により金属球4を振り子状に吊り下げて支持し
ている点に特徴がある。なお、その他の構成及び動作に
ついては実施形態1と共通であるから、共通する部分に
ついては同一の符号を付して説明を省略する。
【0024】ばね5はコイルばねから成り、一端が仕切
板2と対向する本体1の天面の検出コイルLと対向する
位置に固定され、多端が金属球4に固着されている。従
って、外部から衝撃力が加わっていない状態では、図4
に実線で示すように金属球4が検出コイルLの真上に位
置している。この状態から衝撃力が加わると、同図に二
点破線で示すように金属球4が揺動し、検出コイルLに
対する金属球4の相対的な位置及び距離が変化すること
で、実施形態1で説明したように衝撃力が検出される。
【0025】而して、実施形態1の構造では金属球4を
支持する3本のばね5に個体差(ばらつき)があると、
衝撃力が加わっていない通常時の金属球4の位置がずれ
る虞があるが、本実施形態のように1本のばね5で振り
子状に支持する構造では、本体1の天面に対するばね5
の一端と検出コイルLとを位置決めしておくことで上記
のようなずれが生じる虞はない。
【0026】(実施形態3)図5は本発明の実施形態3
を示す側面断面図である。本実施形態は、本体1内にプ
リント基板6が収納される収納空間3b側を底部とする
鉢形の収納部3cを形成し、この収納部3c内に金属球
4を収納している点に特徴があり、その他の構成及び動
作については実施形態1と共通であるから説明は省略す
る。
【0027】図5に実線で示すように、金属球4が収納
される収納部3cを鉢形とすることにより、衝撃力が加
わっていない通常時には重力により金属球4が収納部3
cの低部に位置して拘束されている。そして、外部から
衝撃力が加わった場合には、同図に二点破線で示すよう
に金属球4が上部方向に変位する。一方、収納部3cの
低部の真下に検出コイルLが配置されているため、低部
に対する金属球4の変位から衝撃力を検出することがで
きる。
【0028】而して、本実施形態においても、実施形態
2と同様に衝撃力が加わっていない通常時の金属球4の
位置がずれることがないという利点があり、しかも、実
施形態2では金属球4を振り子状に支持するために高さ
方向にスペースが必要となるが、本実施形態の場合には
そのようなスペースが不要であり小型化が可能である。
なお、実施形態1では収納空間3aの高さ寸法が金属球
4の直径程度であるから、金属球4が上下方向に変位で
きない構造となっているが、この構造を本実施形態に応
用することも可能である。例えば、収納部3cの低部と
天面とを金属球4の半径よりも大きな曲率半径を有する
曲面として上下方向への変位を規制する構造とすれば、
検出器全体の高さ寸法を低くすることができる。
【0029】(実施形態4)図6は本発明の実施形態4
を示す側面断面図である。本実施形態は、実施形態3に
おける収納部3c内にオイル等の粘性流体13を満たし
て金属球4を粘性流体13中に浸漬させた点に特徴があ
り、その他の構成及び動作については実施形態1及び3
と共通であるから説明は省略する。
【0030】このように、金属球4が変位し得る空間で
ある収納部3c内を粘性流体13で満たすことにより、
金属球4が本来検出すべきでない衝撃力により変位する
ことを抑制することができる。例えば、従来例で説明し
たような衝突時に自動車のドアロックを自動解除するシ
ステムにおいて、衝突以外の衝撃(例えば、自動車が縁
石に乗り上げた際の衝撃など)を検出してドアロックが
解除されるというような不具合の発生を防ぐことができ
るのである。
【0031】なお、実施形態1あるいは2における収納
空間3a内に粘性流体を満たすことでも同様の効果が得
られることはいうまでもない。
【0032】(実施形態5)本発明の実施形態5のブロ
ック図を図7に、その具体回路図を図8にそれぞれ示
す。本実施形態が実施形態1と異なる点は、検波回路8
の出力端にカップリングコンデンサCcを介して増幅回
路12を接続し、検波回路8の直流出力電圧Vaの変動
分のみを増幅回路12で増幅して比較回路9に入力する
構成とした点にある。
【0033】図8に示すようにカップリングコンデンサ
Ccの一端が検波回路8の抵抗R3とコンデンサC3と
の接続点に接続され、その他端が増幅回路12の入力抵
抗R6の一端に接続されている。
【0034】増幅回路12はオペアンプOP及び抵抗R
6,R7から成る反転増幅器で構成されており、オペア
ンプOPの出力端が比較回路9のコンパレータCPの非
反転入力端に接続されている。なお、コンパレータCP
の反転入力端には基準電圧Vccを分圧抵抗R4,R5で
分圧して得られる閾値電圧Vbが入力されている。
【0035】本実施形態の回路構成によれば、カップリ
ングコンデンサCcのはたらきにより検波回路8の直流
出力電圧Vaの変動分のみが増幅回路12において増幅
されて比較回路9に入力されることになる。すなわち、
実施形態1の回路構成であれば基本的に金属球4の有無
を検出することが可能であるが、検出コイルLなどの発
振回路7の回路部品の特性ばらつき(あるいは製造ばら
つき)や温度変動により検波回路8の直流出力電圧Va
が金属球4の変位とは無関係に増減する可能性がある。
そこで、本実施形態のように検波回路8の直流出力電圧
Vaの変動分のみを取り出して比較回路9で閾値電圧V
bと比較するようにすれば、回路部品などの特性ばらつ
きや温度特性に左右されることなく衝撃を検出すること
が可能となる。而して、衝撃力の検出という用途に鑑み
れば、上記のような利点があることから本実施形態のよ
うに変動分のみを検出する構成の方が望ましい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、少なくとも水平面内
の全方向に外部からの衝撃力で変位可能な磁性金属体
と、高周波磁界を発生して前記磁性金属体の変位に応じ
た渦電流損による高周波磁界の変化を検出する検出手段
とを備えたので、所謂高周波渦電流方式の検出手段によ
って磁性金属体の変位を検出することにより、外部から
の衝撃力を機械的な接点無しに非接触で検出することが
できて高い信頼性が得られるとともに、磁性金属体の僅
かな変位も検出できるから小型化が可能となるという効
果がある。
【0037】請求項2の発明は、前記検出手段が、高周
波電流が流れることで前記高周波磁界を発生するコイル
を具備し、衝撃力が加わっていない状態の前記磁性金属
体の位置に準ずる位置に前記コイルを配置したので、外
部からの衝撃力によって磁性金属体が変位すると高周波
電流の発振振幅が増大するから、衝撃力をより確実に検
出することができるという効果がある。
【0038】請求項3の発明は、前記磁性金属体を振り
子状に支持して成るので、振り子の支点とコイルの位置
を位置決めしておくことで衝撃力をより確実に検出する
ことができるという効果がある。
【0039】請求項4の発明は、前記磁性金属体を鉢形
の収納部内に収納し、衝撃力が加わっていない状態で該
収納部の底部に拘束して成るので、磁性金属体を支持す
るためのスペースが不要であって小型化が図れるという
効果がある。
【0040】請求項5の発明は、前記磁性金属体を粘性
流体中に浸漬したので、小さな衝撃力によって磁性金属
体が変位することがなく、本来検出すべきでない小さな
衝撃力の検出を防止することができるという効果があ
る。
【0041】請求項6の発明は、前記磁性金属体を複数
本のばねにより支持したので、磁性金属体を強固に支持
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、(a)は上面断面図、
(b)は側面断面図である。
【図2】同上のブロック図である。
【図3】同上の具体回路図である。
【図4】実施形態2の側面断面図である。
【図5】実施形態3の側面断面図である。
【図6】実施形態4の側面断面図である。
【図7】実施形態5のブロック図である。
【図8】同上の具体回路図である。
【図9】従来例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 仕切板 3a,3b 収納空間 4 金属球 5 ばね 7 発振回路 8 検波回路 9 比較回路 L 検出コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも水平面内の全方向に外部から
    の衝撃力で変位可能な磁性金属体と、高周波磁界を発生
    して前記磁性金属体の変位に応じた渦電流損による高周
    波磁界の変化を検出する検出手段とを備えたことを特徴
    とする衝撃検出器。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、高周波電流が流れるこ
    とで前記高周波磁界を発生するコイルを具備し、衝撃力
    が加わっていない状態の前記磁性金属体の位置に準ずる
    位置に前記コイルを配置したことを特徴とする請求項1
    記載の衝撃検出器。
  3. 【請求項3】 前記磁性金属体を振り子状に支持して成
    ることを特徴とする請求項2記載の衝撃検出器。
  4. 【請求項4】 前記磁性金属体を鉢形の収納部内に収納
    し、衝撃力が加わっていない状態で該収納部の底部に拘
    束して成ることを特徴とする請求項2記載の衝撃検出
    器。
  5. 【請求項5】 前記磁性金属体を粘性流体中に浸漬した
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の衝撃検出器。
  6. 【請求項6】 前記磁性金属体を複数本のばねにより支
    持したことを特徴とする請求項2記載の衝撃検出器。
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