JPH11325484A - こんろトッププレートシール部の製造方法 - Google Patents

こんろトッププレートシール部の製造方法

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JPH11325484A
JPH11325484A JP10131656A JP13165698A JPH11325484A JP H11325484 A JPH11325484 A JP H11325484A JP 10131656 A JP10131656 A JP 10131656A JP 13165698 A JP13165698 A JP 13165698A JP H11325484 A JPH11325484 A JP H11325484A
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top plate
molding die
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manufacturing
plate seal
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JP10131656A
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Hiroyuki Katsube
浩幸 勝部
Teruyuki Kitada
照幸 北田
Kaoru Soga
薫 曽我
Kazuhiro Fujii
和博 藤井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易には外れず、高いシール性を有するトッ
ププレートシール部のつくり方。 【解決手段】 トッププレート3の全周縁4に発泡樹脂
材6を塗布し、成形型9を使用して、たわみ量が大きく
なる形状に加熱発泡硬化および接着させ、全周に中がス
ポンジ状で弾性を有するトッププレートシール部5を成
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、こんろのトッププ
レートシール部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトッププレートシール部の構造を
図4に示しており、図4に示すようにトッププレートの
外周縁から内側へ曲げて突出させたフランジ部に、型成
形された環状ゴムをはめ込み装着する構成となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トッププレートシール部の構造では、製造時ゴムをはめ
込む作業に時間がかかり、製造工程の自動化が難しくコ
スト高になり、また、トッププレート掃除時にシールゴ
ムが外れやすく、外れるとはめにくく、さらにまた、材
質がソリッドゴムであるため変形量が少なくキッチンカ
ウンターとトッププレートの反りによる隙間をシールで
きる距離も少ないという課題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、高い
シール性を有し容易に外れないトッププレートシール部
の製造方法を提案することを第1の目的とし、トッププ
レートフランジ部端面のバリ覆い安全性を高め、かつた
わみ量を増やせる発泡形状およびその製造方法を提案す
ることを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、トッププレートのカウンター設置面
の周縁に発泡樹脂材を塗布し、金型を用いて種々形状に
加熱発泡させたもので、発泡樹脂がトッププレートに接
着硬化するため外れることがなく、形状工夫により変形
量を増やすことができる。
【0006】また第2の目的を達成するために、フラン
ジ面端面より隙間を設けて型を設置し、加熱発泡成形し
たもので、トッププレートフランジ部端面のバリ覆い安
全性を高め、かつたわみ量を増やすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、こんろのトッププレー
トの全周縁に成形型を隣接させ、この隣接する全周縁と
成形型の隙間部に発泡樹脂材を塗布した後、発泡樹脂材
を加熱し発泡成形するトッププレートシール部の製造方
法であり、自由な形状に発泡成形でき、シール性が向上
する。
【0008】また成形型の断面形状をL字形状にしたト
ッププレートシール部の製造方法であり、発泡樹脂材の
垂れを防止でき、かつフランジ端面を覆う発泡成形がで
き安全性が高められる。
【0009】またこんろのトッププレートの全周縁に発
泡樹脂材を塗布した後、成形型を隣接させ、発泡樹脂材
を加熱し発泡成形するトッププレートシール部の製造方
法であり、自由な形状に発泡成形でき、少ない荷重でも
変形量が大きくできるのでシール性が向上する。
【0010】また成形型に加熱発泡時に発生する反応ガ
スの抜き穴を設けるトッププレートシール部の製造方法
であり、空気だまりができず、発泡形状が安定する。
【0011】さらにまた成形型の表面にフッ素系樹脂を
施したトッププレートシール部の製造方法であり、型抜
けを良くすることができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明のトッププレートのシール構造
の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0013】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
全体図で、図2はトッププレートシール部の縦断面図で
ある。 図1において、こんろ本体1はケース上面に外
方に突出したフランジ部を有し、カウンター2に設けら
れた取り付け枠内にはめ込まれ、フランジ部(図示せ
ず)で吊持固定され、トッププレート3はバーナー突出
用開口部とごとく枠形状に絞り成形されたごとくの受段
部を有し、さらに内方に突出する全周縁4(フランジ)
を有し、全周縁4には全周縁4端面を覆う形状であるト
ッププレートシール部5が全周にわたり成形されてあ
り、カウンター2上に設置固定されている。
【0014】次に作用、効果について説明すると、トッ
ププレート3の全周縁4に設けられたトッププレートシ
ール部5はトッププレート3とごとくの重さにより圧縮
変形し、カウンター2とトッププレート3の反りを吸収
して隙間をシールし、内部に水が浸入するのを防止す
る。
【0015】次に製造方法について説明すると、発泡樹
脂材6の垂れ防止の下部水平面7と発泡樹脂材6の一部
を塗布する上部水平面8を有する成形型9の下部水平面
7と上部水平面8を結ぶ垂直面10を、トッププレート
3周縁より内方に突出する外周縁4(フランジ)の端面
から隙間を1.5mm程度開けた位置に固定し、発泡樹
脂材6が成形型9の上部水平面8に一部載りかつ外周縁
4面にも十分載るように、優れた耐熱を有する発泡シリ
コーン樹脂材を塗布し、炉に入れて加熱すると、発泡硬
化反応が起こり、同時にトッププレート3と発泡シリコ
ーン樹脂材の接触面は強固に接着し、中がスポンジ状で
断面が三角円形状の弾性を有するトッププレートシール
部5が全周にわたって形成される。このように、トップ
プレート3の周縁に発泡樹脂材6を塗布し、発泡硬化お
よび接着させるので、トッププレートシール部5が容易
に外れず、また製造面においても従来のような成形ゴム
のはめ込み作業がなくなり自動化がはかれ、材料および
製造コストの削減がはかれる。また、発泡後の形状は発
泡体が外周縁端面を覆い隠すので、掃除時に手を切る心
配がないので安全であり、またフランジで受けていない
鉛直線状に発泡体の頂点が形成させるので腰折れしやす
くたわみ量が大きくシール性能が向上する。そして、発
泡樹脂材の垂れ防止の下部水平面7と発泡材の一部を塗
布する上部水平面8有する成形型9を使用しているの
で、トッププレートシール部5の高さが安定する。
【0016】(実施例2)図3は本発明の実施例1のト
ッププレートシール部および成形型の縦断面図である。
なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明
は省略する。実施例1と異なるのは、発泡シリコーン樹
脂材をトッププレート3の全周縁4に塗布後、表面に離
型用の表面処理またはメッキを施した溝状に三角形状が
形成された成形型9を隣接させ、加熱発泡硬化させ、ト
ッププレートシール部5を三角形状に成形したところで
ある。この成形型9には、ガス抜き穴11が設けてあ
り、成形型9内に空気が溜まらず、発泡形状が安定す
る。
【0017】半円状の発泡シール形状に比べ、たわみ量
が大きくシール性能を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
こんろトッププレートシール部の製造方法によれば次の
効果が得られる。
【0019】トッププレートの周縁に発泡樹脂材を塗布
し、発泡硬化および接着させるので、シール部が容易に
外れず、また製造面においても従来のような成形ゴムの
はめ込み作業がなくなり自動化がはかれ、材料および製
造コストの削減がはかれるという有利な効果を有する。
そして、トッププレートシール部の形状をたわみやすい
形状にする事ができ、シール性能を向上できるという有
利な効果を有する。また、バリ対策のためフランジ部に
特別な加工施さなくても、発泡シール材により端面を隠
すことができ安全であり、さらに発泡シール部底面の一
部をフランジ面で保持するのでシール部が腰折れしてた
わみやすくシール性能が向上する。
【0020】また発泡樹脂材の垂れを防止でき、加熱発
泡後のシール部の高さを安定させることができる。ま
た、フランジ面の裏側にまで、発泡樹脂が接着するので
お手入れ時のはずれにくさや、安全性が更に向上する。
【0021】またトッププレートシール部の形状を自由
に構成でき、シール部をたわみやすい形状や隙間のでき
にくい突起のついた形状にする事ができ、シール性能を
向上できる。
【0022】さらにまた空気溜りができないので、発泡
形状および高さが安定してシール性能を向上できる。
【0023】そしてまた通常金属に接着する発泡樹脂で
も成形型に接着しないようにでき、成形を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1のこんろトッププレー
トシール部の製造方法を説明する上面図 (b)同製造方法を説明する断面図 (c)同製造方法を説明する正面図
【図2】(a)同製造方法においてトッププレートシー
ル部の発泡前の発泡樹脂および成形型の断面図 (b)同トッププレートシール部の発泡後の発泡樹脂お
よび成形型の断面図 (c)同トッププレートシール部の設置時の断面図
【図3】(a)同トッププレートシール部の発泡前の発
泡樹脂の縦断面図 (b)同トッププレートシール部成形型設置時の縦断面
図 (c)同トッププレートシール部の発泡後の他の発泡樹
脂および成形型の断面図
【図4】従来のトッププレートシール部の断面図
【符号の説明】
1 こんろ本体 2 カウンター 3 トッププレート 4 外周縁(フランジ) 5 トッププレートシール部 6 発泡樹脂材 9 成形型 11 ガス抜き穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 和博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】こんろのトッププレートの全周縁に成形型
    を隣接させ、この隣接する前記全周縁と前記成形型の隙
    間部に発泡樹脂材を塗布した後、前記発泡樹脂材を加熱
    し発泡成形するトッププレートシール部の製造方法。
  2. 【請求項2】成形型の断面形状をL字形状にした請求項
    1記載のトッププレートシール部の製造方法。
  3. 【請求項3】こんろのトッププレートの全周縁に発泡樹
    脂材を塗布した後、成形型を隣接させ、前記発泡樹脂材
    を加熱し発泡成形するトッププレートシール部の製造方
    法。
  4. 【請求項4】成形型に加熱発泡時に発生する反応ガスの
    抜き穴を設けた請求項3記載のトッププレートシール部
    の製造方法。
  5. 【請求項5】成形型の表面にフッ素系樹脂を施した請求
    項1、2、3または4記載のトッププレートシール部の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019152393A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社パロマ ビルトインコンロ

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