JPH11324807A - 気体燃料供給装置の故障診断装置 - Google Patents

気体燃料供給装置の故障診断装置

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JPH11324807A
JPH11324807A JP10142288A JP14228898A JPH11324807A JP H11324807 A JPH11324807 A JP H11324807A JP 10142288 A JP10142288 A JP 10142288A JP 14228898 A JP14228898 A JP 14228898A JP H11324807 A JPH11324807 A JP H11324807A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、燃料圧力センサの故障判断および
/または減圧弁の故障判断を制御手段によって行うとと
もに、判断時の動作の全てをも制御することができ、制
御の品質及び制御の信頼性を向上し得ることを目的とし
ている。 【構成】 このため、燃料圧力センサの出力電圧信号が
所定範囲内でない場合に、燃料圧力センサ故障と判断し
て報知手段を動作させる制御手段を設ける。また、燃料
圧力センサ信号が所定範囲内の場合に、インジェクタ上
下流側圧力により燃料差圧を演算し、燃料差圧が許容範
囲の上限値を越える際に減圧弁故障と判断して報知手段
を動作させ、主止弁を閉鎖して気体燃料の供給を遮断す
る制御手段を設ける。更に、燃料圧力センサ信号が所定
範囲内の場合に、燃料差圧を演算し、燃料差圧が許容範
囲内の際に通常の圧力補正制御を行い、燃料差圧が下限
値未満の際に報知手段を動作させ、通常の圧力補正制御
を行う制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は気体燃料供給装置
の故障診断装置に係り、特に燃料圧力センサの故障判断
および/または減圧弁の故障判断を制御手段によって行
うとともに、判断時の動作の全てをも制御することがで
き、制御の品質及び制御の信頼性を向上し得る気体燃料
供給装置の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、気体燃料であるCNG(圧縮
天然ガス)を燃料とするエンジンを搭載した気体燃料車
両である天然ガス自動車(NGV)がある。
【0003】このような車両においては、エンジンに供
給される気体燃料を貯留する気体燃料容器を設け、この
気体燃料容器に過流防止弁を設け、この過流防止弁に燃
料供給管の一端側を接続して設けるとともにこの燃料供
給管の他端側を前記エンジンのミキサに接続して設け、
前記燃料供給管に緊急遮断弁と圧力センサと燃料遮断弁
と減圧弁とを介装して設けているものがある。
【0004】気体燃料容器の気体燃料は、燃料供給管に
より取り出され、減圧弁により所定の圧力・流量に調整
され、ミキサにより空気と混合してエンジンに供給され
る。
【0005】前記気体燃料容器には、過流防止弁を設け
ている。過流防止弁は、例えば事故等による燃料配管系
の損傷によりエンジンによる消費量以上の気体燃料が流
れた場合に閉鎖動作し、気体燃料容器からの気体燃料の
流出を遮断するものである。
【0006】前記気体燃料供給装置の故障診断装置とし
ては、特開平7−34982号公報に開示されるものが
ある。この公報に開示されるエンジンの気体燃料供給装
置は、気体燃料供給源から減圧手段を介して減圧された
気体燃料を燃料供給手段によりエンジンに供給する気体
燃料供給装置において、減圧手段の途中若しくは減圧手
段の燃料出口から燃料供給手段までの燃料供給通路から
燃料をリリースさせて燃料圧力を調整する圧力調整弁を
設け、リリース燃料を排気通路の触媒上流部に導く燃料
導入通路を設け、燃料供給圧の変動が原因となる空燃比
の変動を抑えるとともに、排気の清浄化を向上させてい
る。
【0007】また、特開平7−119554号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される圧縮天然ガ
スにおける故障診断装置は、圧縮天然ガスを燃料として
使用するエンジンの空燃比制御装置に設けられた空燃比
センサから出力される電圧信号が所定範囲の上限を越え
た否かを判定する上限判定手段と、所定範囲の下限を下
回ったか否かを判定する下限判定手段と、電圧信号が所
定範囲の上限を越えたと判定されたとき或いは下限を下
回ったと判定された際に、空燃比センサの異常と判定す
る異常判定手段と、を含んで構成される故障診断装置に
おいて、燃料供給源と燃料供給手段との間に設けられた
燃料カット弁の燃料カット動作を検出する手段と、この
手段により燃料カット動作が検出された際に上限判定手
段による判定を禁止する禁止手段を設け、不必要な故障
診断を回避している。
【0008】更に、特開平7−189811号公報に開
示されるものがある。この公報に開示されるガス燃料エ
ンジンの燃料噴射量の制御方法は、燃料噴射弁近傍のガ
ス圧力を検知し、このガス圧力に基づいて補正係数を求
め、この補正係数に基づいて燃料噴射時間を補正し、ガ
ス燃料噴射式エンジンに供給する燃料噴射量を精密に制
御している。
【0009】更にまた、特開平8−93569号公報に
開示されるものがある。この公報に開示される燃料ガス
供給装置の安全装置は、燃料ガスが充填された燃料タン
クと、燃料タンクからの燃料ガスを一次減圧室内にて第
1の所定圧力に減圧する一次レギュレータと、一次レギ
ュレータからの減圧された燃料ガスを二次減圧室内にて
更に第2の所定圧力に減圧する二次レギュレータとを有
する燃料ガス供給装置において、一次減圧室の出口側圧
力が第1の所定圧力よりも高い設定圧力以上である場合
に燃料ガスを排出するよう、一次レギュレータと二次レ
ギュレータとの間のガス通路に設けられた安全弁と、一
次減圧室の出口側圧力を検出する第1の圧力検出手段
と、一次減圧室の出口側圧力が、第1の所定圧力よりも
高く且つ安全弁の設定圧力よりも低い第3の所定圧力を
越えたことを第1の圧力検出手段が検出した場合に、異
常であると判断する手段と、を備え、エンジンにCNG
等の燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置の安全性をよ
り高めている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の気体
燃料車両の気体燃料供給装置においては、気体燃料をミ
キサにより空気と混合させた後にエンジンに供給するガ
スミキサ方式が主流となっている。
【0011】そして、このガスミキサ方式においては、
気体燃料供給通路途中に高圧減圧弁と低圧減圧弁とを設
け、これらの高圧減圧弁と低圧減圧弁間に圧力スイッチ
を設けている。
【0012】このとき、前記高圧減圧弁が故障し、高圧
減圧弁と低圧減圧弁間の圧力が高くなった際には、主止
弁を閉鎖し、気体燃料の供給を遮断している。
【0013】しかし、低圧減圧弁からガスミキサ間は略
大気圧状態となっていることにより、低圧減圧弁が異常
状態となった時には、この低圧減圧弁をコントロールす
ることができないとともに、低圧減圧弁の故障診断を行
うシステムがないという不都合がある。
【0014】また、前記気体燃料供給装置においては、
インジェクション方式のものもある。このインジェクシ
ョン方式においては、通常、気体燃料を1つの減圧弁に
て減圧し、10kg/cm2 以下の圧力としてインジェ
クタに供給し、吸気管に燃料を噴射している。
【0015】そしてこのとき、エンジン負荷や減圧弁の
バラツキ等の因子によってインジェクタにかかる燃料圧
力が変化するので、この燃料圧力の変化に対応するため
に、燃料圧力センサを設け、インジェクタ上流圧力及び
インジェクタ上流と下流との差圧により圧力補正を行う
方策は、上述の特開平7−189811号公報に開示さ
れている。
【0016】しかし、上述の方策においては、燃料圧力
センサが常に正常であることが前提条件となっており、
燃料圧力センサが異常時の故障診断及びその対応策が何
ら講じられておらず、改善が望まれていた。
【0017】また、上述の方策においては、減圧弁が故
障した時の故障診断及びその対応策も何ら講じられてい
ないという不都合がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、上述
の不都合を除去するために、気体燃料を貯留する気体燃
料容器を設け、この気体燃料容器に過流防止弁を接続し
て設け、過流防止弁に燃料供給管の一端側を連絡して設
けるとともにこの燃料供給管の他端側を車両に搭載され
るエンジンに連絡して設け、前記燃料供給管途中に主止
弁と減圧弁と燃料圧力センサとを有する気体燃料供給装
置を設け、前記燃料圧力センサからの出力電圧信号を入
力して気体燃料供給装置の故障診断を行う制御手段を設
けた故障診断装置において、前記燃料圧力センサからの
出力電圧信号が所定の範囲内に入っていない場合には、
前記燃料圧力センサが故障していると判断して報知手段
を動作させるべく制御する機能を、前記制御手段に付加
して設けたことを特徴とする。
【0019】また、車両に搭載されるエンジンの吸気側
に吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサを設け、気体
燃料を貯留する気体燃料容器を設け、この気体燃料容器
に過流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管
の一端側を連絡して設けるとともにこの燃料供給管の他
端側を前記エンジンのインジェクタに連絡して設け、前
記燃料供給管途中に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサと
を有する気体燃料供給装置を設け、前記燃料圧力センサ
からの出力電圧信号を入力して気体燃料供給装置の故障
診断を行う制御手段を設けた故障診断装置において、前
記燃料圧力センサからの出力電圧信号が所定の範囲内に
入っている場合に、前記燃料圧力センサからの出力電圧
信号を前記インジェクタ上流側圧力とすべく換算すると
ともに前記吸気管圧力センサからの検出信号をインジェ
クタ下流側圧力として前記インジェクタ上流側圧力とイ
ンジェクタ下流側圧力とによって燃料差圧を演算し、こ
の燃料差圧が許容範囲の上限値を越えている際には、前
記減圧弁が故障していると判断して報知手段を動作させ
るべく制御するとともに前記主止弁を閉鎖して気体燃料
の供給を遮断すべく制御する機能を、前記制御手段に付
加して設けたことを特徴とする。
【0020】更に、車両に搭載されるエンジンの吸気側
に吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサを設け、気体
燃料を貯留する気体燃料容器を設け、この気体燃料容器
に過流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管
の一端側を連絡して設けるとともにこの燃料供給管の他
端側を前記エンジンのインジェクタに連絡して設け、前
記燃料供給管途中に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサと
を有する気体燃料供給装置を設け、前記燃料圧力センサ
からの出力電圧信号を入力して気体燃料供給装置の故障
診断を行う制御手段を設けた故障診断装置において、前
記燃料圧力センサからの出力電圧信号が所定の範囲内に
入っている場合に、前記燃料圧力センサからの出力電圧
信号を前記インジェクタ上流側圧力とすべく換算すると
ともに前記吸気管圧力センサからの検出信号をインジェ
クタ下流側圧力として前記インジェクタ上流側圧力とイ
ンジェクタ下流側圧力とによって燃料差圧を演算し、こ
の燃料差圧が許容範囲内にある際には通常の圧力補正制
御を行い、この燃料差圧が許容範囲の下限値未満の際に
は、報知手段を動作させるべく制御するとともに通常の
圧力補正制御を行う機能を、前記制御手段に付加して設
けたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
燃料圧力センサからの出力電圧信号が所定の範囲内に入
っていない場合には、制御手段によって燃料圧力センサ
が故障していると判断し、制御の品質及び制御の信頼性
を向上させるとともに、燃料圧力センサの故障判断時に
は、前記報知手段によって報知している。
【0022】また、演算した燃料差圧が許容範囲の上限
値を越えている際には、制御手段によって減圧弁が故障
していると判断し、制御の品質及び制御の信頼性を向上
させるとともに、減圧弁の故障判断時には、報知手段に
よって報知するとともに、主止弁を閉鎖して気体燃料の
供給を遮断し、安全性を向上させている。
【0023】更に、演算した燃料差圧が許容範囲内にあ
る際には、制御手段によって通常の圧力補正制御を行
い、燃料差圧が許容範囲の下限値未満の際には、制御手
段によって減圧弁が故障していると判断し、制御の品質
及び制御の信頼性を向上させるとともに、減圧弁の故障
判断時には、報知手段によって報知するとともに、通常
の圧力補正制御を行い、走行可能状態としている。
【0024】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。
【0025】図1〜図3は、この発明の実施例を示すも
のである。図2において、2は図示しない車両に搭載さ
れたCNG(圧縮天然ガス)等の気体燃料を供給される
エンジンである。
【0026】このエンジン2には、吸気系にエアクリー
ナ4とスロットルボディ6と吸気マニホルド8とを設
け、吸気通路10途中のスロットルボディ6にスロット
ル弁12を設け、排気系に排気マニホルド14を設け、
排気通路16を設けている。
【0027】前記エンジン2に供給される気体燃料は、
気体燃料容器18に貯留される。気体燃料容器18は、
過流防止弁20を設けている。過流防止弁20は、例え
ば事故等による燃料配管系の損傷によりエンジン2によ
る消費量以上の気体燃料が流れた場合に閉鎖動作し、気
体燃料容器8からの気体燃料の流出を遮断するものであ
る。なお、図2においては、気体燃料容器18を並列に
2つ設けている。
【0028】前記過流防止弁20には、燃料供給管22
の一端側を接続して設けている。燃料供給管22の他端
側は、前記エンジン2のインジェクタ24に接続して設
けている。燃料供給管22には、気体燃料容器18側か
ら順次に、主止弁26と残量圧力センサ28とフィルタ
30と減圧弁32と燃料圧力センサ34と燃料温度セン
サ36とを介装して設けている。
【0029】前記主止26は、電磁弁からなり、燃料供
給系の安全性を確保するために気体燃料容器18に最も
近い箇所に設置される。
【0030】前記減圧弁32は、気体燃料を適正な圧力
・流量、例えば200kg/cm2を3kg/cm2
で減圧すべく調整する。
【0031】また、前記気体燃料容器18に近接する燃
料供給管22には、燃料充填管38の一端側を接続して
いる。燃料充填管34の他端側には、充填口40を設け
ている。充填口40には、気体燃料容器18に気体燃料
を充填する際に、充填装置の充填器具(図示せず)が接
続される。前記燃料充填管38には、充填口40側から
順次に、燃料充填弁42と逆止弁44とを介装して設け
ている。
【0032】前記インジェクタ24と主止弁26と燃料
圧力センサ34と燃料温度センサ36とは、制御手段4
6に接続して設けている。この制御手段46には、スロ
ットル弁12のスロットル開度を検出するスロットル開
度センサ48と、吸気通路10の吸気管圧力を検出する
吸気管圧力センサ50と、排気ガス中の酸素濃度を検出
する酸素センサ52とを接続して設けている。
【0033】更に、前記エンジン2の排気マニホルド1
4の下流側には、上流側から順次に、三元触媒54とマ
フラ56とを設ける。
【0034】なお、前記残量圧力センサ28は、図示し
ない運転席に配設される圧力計58に連絡されている。
【0035】また、前記制御手段46には、報知手段6
0が接続して設けられる。この報知手段60としては、
ダイヤグランプが使用される。
【0036】そして、前記制御手段46は、燃料圧力セ
ンサ34からの出力電圧信号を入力して気体燃料供給装
置62の故障診断を行っている。
【0037】このとき、前記燃料圧力センサ34からの
出力電圧信号が所定の範囲内に入っていない場合には、
前記燃料圧力センサ34が故障していると判断して報知
手段60を動作させるべく制御する機能を、前記制御手
段46に付加して設ける構成とする。
【0038】詳述すれば、前記燃料圧力センサ34の仕
様を、例えば0〜10kg/cm2で、出力電圧を0.
5〜4.5Vであり、センサ出力のバラツキを考慮して
も、0.23〜4.77Vに出力電圧がおさまるものに
設定する。
【0039】また、前記エンジン2のインジェクタ24
よりも上流側と下流側との圧力差が一定となるように、
前記減圧弁32の基準圧力を吸気管圧力としているの
で、燃料圧力(図3参照)は、インジェクタ24の上流
側圧力とインジェクタ24の下流側圧力(吸気管圧力)
との差であり、燃料差圧ともいう。
【0040】そして、所定の範囲を0.23〜4.77
Vとし、この0.23〜4.77Vの範囲内に燃料圧力
センサ34からの出力電圧信号aが入っているか否か、
つまり 0.23<a<4.77 の判断を行い、燃料圧力センサ34からの出力電圧信号
aが0.23〜4.77Vの範囲内に入っていない場合
には、燃料圧力センサ34が故障していると判断し、ダ
イヤグランプからなる報知手段60を点灯させるととも
に、フェールセーフとして燃料差圧dを3kg/cm2
に固定する。
【0041】更に、前記制御手段46に、燃料圧力セン
サ34からの出力電圧信号が所定の範囲内に入っている
場合に、前記燃料圧力センサ34からの出力電圧信号を
前記インジェクタ24の上流側圧力とすべく換算すると
ともに、前記吸気管圧力センサ50からの検出信号をイ
ンジェクタ24の下流側圧力として前記インジェクタ2
4の上流側圧力とインジェクタ24の下流側圧力とによ
って燃料差圧dを演算し、この燃料差圧dが許容範囲の
上限値を越えている際には、前記減圧弁32が故障して
いると判断して報知手段60を動作させるべく制御する
とともに前記主止弁26を閉鎖して気体燃料の供給を遮
断すべく制御する機能を付加して設ける構成とする。
【0042】すなわち、前記燃料圧力センサ34からの
出力電圧信号aが所定の範囲たる0.23〜4.77V
の範囲内に入っている場合には、出力電圧信号aをイン
ジェクタ24の上流側圧力である燃料圧力値bに換算
し、この燃料圧力値bとインジェクタ24の下流側圧力
である吸気管圧力cとの燃料差圧dを演算する。
【0043】このとき、この燃料差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 の上限値たる4kg/cm2 を越えている際には、前記
減圧弁32が故障していると判断し、ダイヤグランプか
らなる報知手段60を点灯させるべく制御するととも
に、前記主止弁26を直ちに閉鎖してエンジン2への気
体燃料の供給を遮断すべく制御するものである。
【0044】前記制御手段46には、燃料差圧dが許容
範囲内にある際には通常の圧力補正制御を行い、この燃
料差圧dが許容範囲の下限値未満の際には、報知手段6
0を動作させるべく制御するとともに通常の圧力補正制
御を行う機能をも付加して設ける構成とする。
【0045】つまり、燃料差圧dの演算後に、この燃料
差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 内にある際には通常の圧力補正制御を行い、この燃料差
圧dが許容範囲、 2≦d≦4 の下限値たる2kg/cm2 未満の際には、ダイヤグラ
ンプからなる報知手段60を点灯させるべく制御すると
ともに、通常の圧力補正制御を行うものである。
【0046】次に、図1の制御用フローチャートに沿っ
て作用を説明する。
【0047】前記制御手段46の制御用フローチャート
のプログラムがスタート(102)すると、前記燃料圧
力センサ34からの出力電圧信号aを読み込む(10
4)。
【0048】そして、燃料圧力センサ34からの出力電
圧信号aが、所定の範囲たる 0.23<a<4.77 の範囲内に入っているか否かの判断(106)を行い、
判断(106)がYESの場合には、出力電圧信号aを
インジェクタ24の上流側圧力である燃料圧力値bに換
算する処理(108)に移行させ、判断(106)がN
Oの場合には、燃料圧力センサ34が故障していると判
断する(110)。
【0049】燃料圧力センサ34が故障していると判断
(110)した後に、ダイヤグランプからなる報知手段
60を点灯(112)させるとともに、フェールセーフ
として燃料差圧dを3kg/cm2 に固定(114)
し、制御用フローチャートのプログラムをエンド(13
4)させる。
【0050】また、上述の出力電圧信号aをインジェク
タ24の上流側圧力である燃料圧力値bに換算する処理
(108)の後には、前記インジェクタ24の下流側圧
力を吸気管圧力cとして読み込み(116)、燃料圧力
値bと吸気管圧力cとの燃料差圧dを演算(118)す
る。
【0051】更に、燃料差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 の上限値たる4kg/cm2 を越えているか否かの判断
(120)を行い、判断(120)がNOの場合には、
燃料差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 の下限値たる2kg/cm2 未満であるか否かの判断
(122)に移行させ、判断(120)がYESの場合
には、前記減圧弁32が故障していると判断する(12
4)。
【0052】この減圧弁32が故障していると判断(1
24)した後には、ダイヤグランプからなる報知手段6
0を点灯させるべく制御(126)するとともに、前記
主止弁26を閉鎖してエンジン2への気体燃料の供給を
遮断すべく制御(128)し、制御用フローチャートの
プログラムをエンド(134)させる。
【0053】上述の燃料差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 の下限値たる2kg/cm2 未満であるか否かの判断
(122)に移行させた後に、この判断(122)がN
O、つまり燃料差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 内にある場合には、通常の圧力補正制御(132)を行
い、制御用フローチャートのプログラムをエンド(13
4)させるとともに、判断(122)がYES、つまり
燃料差圧dが許容範囲、 2≦d≦4 の下限値たる2kg/cm2 未満である場合には、ダイ
ヤグランプからなる報知手段60を点灯させるべく制御
(130)するとともに、通常の圧力補正制御(13
2)を行い、制御用フローチャートのプログラムをエン
ド(134)させる。
【0054】これにより、前記燃料圧力センサ34から
の出力電圧信号が所定の範囲内に入っていない場合に
は、前記制御手段46によって燃料圧力センサ34が故
障していると判断することができ、制御の品質及び制御
の信頼性が向上し、実用上有利であるとともに、燃料圧
力センサ34の故障判断時には、前記報知手段60によ
って報知することができ、使い勝手を向上し得る。
【0055】また、燃料差圧dが許容範囲の上限値を越
えている際には、前記制御手段46によって減圧弁32
が故障していると判断することができ、制御の品質及び
制御の信頼性が向上し、実用上有利であるとともに、減
圧弁32の故障判断時には、報知手段60によって報知
することができるとともに、前記主止弁26を閉鎖して
気体燃料の供給を遮断することができ、圧力の大なる際
の主止弁26の開放動作を阻止し、安全性を向上させる
ことができる。
【0056】更に、燃料差圧dが許容範囲内にある際に
は、前記制御手段46によって通常の圧力補正制御を行
い、燃料差圧dが許容範囲の下限値未満の際には、前記
制御手段46によって減圧弁32が故障していると判断
することができ、制御の品質及び制御の信頼性が向上
し、実用上有利であるとともに、減圧弁32の故障判断
時には、報知手段60によって報知することができると
ともに、圧力が小であるので前記主止弁26を閉鎖させ
ず、通常の圧力補正制御を行い、走行可能状態とするこ
とができる。
【0057】更にまた、前記制御手段46によって、燃
料圧力センサ34の故障判断と減圧弁32の故障判断と
を行うことができるとともに、判断時の動作の全てをも
制御することができ、制御の品質及び制御の信頼性をよ
り一層向上させ得る。
【0058】また、前記気体燃料供給装置62に配設さ
れる既存の機器を使用すれば、前記制御手段46のプロ
グラムの変更のみで対処可能であることにより、構成が
徒に複雑化する惧れがなく、製作が容易で、コストを低
廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0059】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0060】例えば、この発明の実施例においては、前
記燃料圧力センサまたは減圧弁が故障していると判断し
た際に、直ちに制御動作を開始させる構成としたが、図
4に示す如く、所定時間が経過したか否かの判断(20
2、204)を追加し、この所定時間が経過した後に、
制御動作である燃料差圧dを3kg/cm2 に固定する
処理(114)や主止弁26を閉鎖してエンジン2への
気体燃料の供給を遮断すべく制御(128)を開始させ
る遅延機能を、図示しない制御手段に付加する構成(S
G1)とすることも可能である。
【0061】さすれば、前記燃料圧力センサまたは減圧
弁の故障を判断した際に、所定時間が経過するまでは燃
料圧力センサまたは減圧弁の故障の判断が繰り返し行わ
れることとなり、運転状態の急変、例えばスロットル開
度が頻繁に大小する際の制御動作の追従を一時的に保持
し、制御の信頼性を向上させることができる。
【0062】なお、燃料圧力センサまたは減圧弁の故障
を判断した際に、ダイヤグランプからなる報知手段の点
灯のみを行うことにより、燃料圧力センサまたは減圧弁
が故障と判断されるまでの告知期間とすることができ、
報知手段の点灯後に運転者に判断時間を与えることがで
き、マニュアル操作への移行等の適正な対処を施すため
の時間的な余裕を確保することが可能であり、安全性を
向上し得る。しかも、追い越し時に報知手段が点灯して
も、時間的猶予があることにより、追い越しの断念ある
いは追い越し後の対処等の適正判断を下すことができる
ものである。
【0063】また、上述の構成(SG1)において、所
定時間を設定する際に、燃料圧力センサや減圧弁の故障
度合い、例えば検出信号や演算値の大小に応じて所定時
間の長さを夫々設定変更可能とすれば、故障度合いを勘
案する現在状況に即した制御が可能となり、実用上有利
である。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明は、気
体燃料を貯留する気体燃料容器を設け、気体燃料容器に
過流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管の
一端側を連絡して設けるとともに燃料供給管の他端側を
車両に搭載されるエンジンに連絡して設け、燃料供給管
途中に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサとを有する気体
燃料供給装置を設け、燃料圧力センサからの出力電圧信
号を入力して気体燃料供給装置の故障診断を行う制御手
段を設けた故障診断装置において、燃料圧力センサから
の出力電圧信号が所定の範囲内に入っていない場合に
は、燃料圧力センサが故障していると判断して報知手段
を動作させるべく制御する機能を、制御手段に付加して
設けたので、制御手段の機能によって燃料圧力センサが
故障していると判断することができ、制御の品質及び制
御の信頼性が向上し、実用上有利であるとともに、燃料
圧力センサの故障判断時には、前記報知手段によって報
知することができ、使い勝手を向上し得る。
【0065】また、車両に搭載されるエンジンの吸気側
に吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサを設け、気体
燃料を貯留する気体燃料容器を設け、気体燃料容器に過
流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管の一
端側を連絡して設けるとともに燃料供給管の他端側をエ
ンジンのインジェクタに連絡して設け、燃料供給管途中
に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサとを有する気体燃料
供給装置を設け、燃料圧力センサからの出力電圧信号を
入力して気体燃料供給装置の故障診断を行う制御手段を
設けた故障診断装置において、燃料圧力センサからの出
力電圧信号が所定の範囲内に入っている場合に、燃料圧
力センサからの出力電圧信号をインジェクタ上流側圧力
とすべく換算するとともに吸気管圧力センサからの検出
信号をインジェクタ下流側圧力としてインジェクタ上流
側圧力とインジェクタ下流側圧力とによって燃料差圧を
演算し、燃料差圧が許容範囲の上限値を越えている際に
は、減圧弁が故障していると判断して報知手段を動作さ
せるべく制御するとともに主止弁を閉鎖して気体燃料の
供給を遮断すべく制御する機能を、制御手段に付加して
設けたので、燃料差圧が許容範囲の上限値を越えている
際には、制御手段によって減圧弁が故障していると判断
することができ、制御の品質及び制御の信頼性が向上
し、実用上有利であるとともに、減圧弁の故障判断時に
は、報知手段によって報知することができるとともに、
主止弁を閉鎖して気体燃料の供給を遮断することがで
き、圧力の大なる際の主止弁の開放動作を阻止し、安全
性を向上させることができる。
【0066】更に、車両に搭載されるエンジンの吸気側
に吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサを設け、気体
燃料を貯留する気体燃料容器を設け、気体燃料容器に過
流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管の一
端側を連絡して設けるとともに燃料供給管の他端側をエ
ンジンのインジェクタに連絡して設け、燃料供給管途中
に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサとを有する気体燃料
供給装置を設け、燃料圧力センサからの出力電圧信号を
入力して気体燃料供給装置の故障診断を行う制御手段を
設けた故障診断装置において、燃料圧力センサからの出
力電圧信号が所定の範囲内に入っている場合に、燃料圧
力センサからの出力電圧信号をインジェクタ上流側圧力
とすべく換算するとともに吸気管圧力センサからの検出
信号をインジェクタ下流側圧力としてインジェクタ上流
側圧力とインジェクタ下流側圧力とによって燃料差圧を
演算し、燃料差圧が許容範囲内にある際には通常の圧力
補正制御を行い、燃料差圧が許容範囲の下限値未満の際
には、報知手段を動作させるべく制御するとともに通常
の圧力補正制御を行う機能を、制御手段に付加して設け
たので、燃料差圧が許容範囲内にある際には、制御手段
によって通常の圧力補正制御を行い、燃料差圧が許容範
囲の下限値未満の際には、制御手段によって減圧弁が故
障していると判断することができ、制御の品質及び制御
の信頼性が向上し、実用上有利であるとともに、減圧弁
の故障判断時には、報知手段によって報知することがで
きるとともに、圧力が小であるので前記主止弁を閉鎖さ
せず、通常の圧力補正制御を行い、走行可能状態とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す気体燃料供給装置の故
障診断装置の制御用フローチャートである。
【図2】気体燃料供給装置の故障診断装置の概略構成図
である。
【図3】燃料圧力センサの出力電圧と燃料圧力(燃料差
圧)と野関係を示す図である。
【図4】この発明の他の第1の実施例を示す気体燃料供
給装置の故障診断装置の制御用フローチャートである。
【符号の説明】
2 エンジン 8 吸気マニホルド 10 吸気通路 12 スロットル弁 14 排気マニホルド 16 排気通路 18 気体燃料容器 20 過流防止弁 22 燃料供給管 24 インジェクタ 26 主止弁 28 残量圧力センサ 32 減圧弁 34 燃料圧力センサ 36 燃料温度センサ 44 逆止弁 46 制御手段 48 スロットル開度センサ 50 吸気管圧力センサ 52 酸素センサ 54 三元触媒 60 報知手段 62 気体燃料供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/22 325 F02D 41/22 325K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体燃料を貯留する気体燃料容器を設
    け、この気体燃料容器に過流防止弁を接続して設け、過
    流防止弁に燃料供給管の一端側を連絡して設けるととも
    にこの燃料供給管の他端側を車両に搭載されるエンジン
    に連絡して設け、前記燃料供給管途中に主止弁と減圧弁
    と燃料圧力センサとを有する気体燃料供給装置を設け、
    前記燃料圧力センサからの出力電圧信号を入力して気体
    燃料供給装置の故障診断を行う制御手段を設けた故障診
    断装置において、前記燃料圧力センサからの出力電圧信
    号が所定の範囲内に入っていない場合には、前記燃料圧
    力センサが故障していると判断して報知手段を動作させ
    るべく制御する機能を、前記制御手段に付加して設けた
    ことを特徴とする気体燃料供給装置の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 車両に搭載されるエンジンの吸気側に吸
    気管圧力を検出する吸気管圧力センサを設け、気体燃料
    を貯留する気体燃料容器を設け、この気体燃料容器に過
    流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管の一
    端側を連絡して設けるとともにこの燃料供給管の他端側
    を前記エンジンのインジェクタに連絡して設け、前記燃
    料供給管途中に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサとを有
    する気体燃料供給装置を設け、前記燃料圧力センサから
    の出力電圧信号を入力して気体燃料供給装置の故障診断
    を行う制御手段を設けた故障診断装置において、前記燃
    料圧力センサからの出力電圧信号が所定の範囲内に入っ
    ている場合に、前記燃料圧力センサからの出力電圧信号
    を前記インジェクタ上流側圧力とすべく換算するととも
    に前記吸気管圧力センサからの検出信号をインジェクタ
    下流側圧力として前記インジェクタ上流側圧力とインジ
    ェクタ下流側圧力とによって燃料差圧を演算し、この燃
    料差圧が許容範囲の上限値を越えている際には、前記減
    圧弁が故障していると判断して報知手段を動作させるべ
    く制御するとともに前記主止弁を閉鎖して気体燃料の供
    給を遮断すべく制御する機能を、前記制御手段に付加し
    て設けたことを特徴とする気体燃料供給装置の故障診断
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、故障していると判断し
    た際に、所定時間が経過した後に制御動作を開始させる
    遅延機能を有する請求項1または請求項2に記載の気体
    燃料供給装置の故障診断装置。
  4. 【請求項4】 車両に搭載されるエンジンの吸気側に吸
    気管圧力を検出する吸気管圧力センサを設け、気体燃料
    を貯留する気体燃料容器を設け、この気体燃料容器に過
    流防止弁を接続して設け、過流防止弁に燃料供給管の一
    端側を連絡して設けるとともにこの燃料供給管の他端側
    を前記エンジンのインジェクタに連絡して設け、前記燃
    料供給管途中に主止弁と減圧弁と燃料圧力センサとを有
    する気体燃料供給装置を設け、前記燃料圧力センサから
    の出力電圧信号を入力して気体燃料供給装置の故障診断
    を行う制御手段を設けた故障診断装置において、前記燃
    料圧力センサからの出力電圧信号が所定の範囲内に入っ
    ている場合に、前記燃料圧力センサからの出力電圧信号
    を前記インジェクタ上流側圧力とすべく換算するととも
    に前記吸気管圧力センサからの検出信号をインジェクタ
    下流側圧力として前記インジェクタ上流側圧力とインジ
    ェクタ下流側圧力とによって燃料差圧を演算し、この燃
    料差圧が許容範囲内にある際には通常の圧力補正制御を
    行い、この燃料差圧が許容範囲の下限値未満の際には、
    報知手段を動作させるべく制御するとともに通常の圧力
    補正制御を行う機能を、前記制御手段に付加して設けた
    ことを特徴とする気体燃料供給装置の故障診断装置。
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