JP5432872B2 - 燃料供給システム - Google Patents

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本発明は、高圧の燃料を減圧して供給する燃料供給システムに関する。
従来、燃料電池に水素(燃料)を供給する水素供給システム(燃料供給システム)として、例えば、図2のシステムが知られている。図2の水素供給システムでは、水素タンクからの水素は、常閉型の遮断弁14(遮断手段)、圧力値Aに減圧する減圧弁13(減圧手段、特許文献1参照)を通って、燃料電池に供給されるようになっている。
遮断弁14は、減圧弁13の下流の圧力センサ15の検出する圧力が圧力値B以上である場合、ECU20によって閉じられる構成となっている。
また、減圧弁13と圧力センサ15との間に、リリーフ弁16(圧力逃し手段)が設けられており、リリーフ弁16は圧力値C以上で開くようになっている。
なお、「圧力値B>圧力値C」の関係に設定されている。
特開2004−319412号公報
しかしながら、図2の水素供給システムでは、減圧弁13が開故障し(開いたまま閉じない状態)、減圧弁13の二次側圧力が圧力値C以上で圧力値B未満であるとき、遮断弁14が開いたまま、リリーフ弁16が開いてしまう。
このように、遮断弁14が開いたまま、リリーフ弁16が開いてしまうと、遮断弁14の下流に高圧の水素が通流し、遮断弁14の下流の減圧弁13、圧力センサ15等の機器が高圧に曝されやすくなり、耐久性が低下する虞がある。
また、減圧弁13の弁部(弁体、弁座等)は、通常、樹脂やゴムを使用して構成されるため、遮断弁14及び減圧弁13が閉じた状態で長時間放置されると、減圧弁13の上流に封じ込められた高圧の水素が前記弁部で緩やかな透過などを起こし、減圧弁13の下流に流入する場合が考えられる。この場合において、遮断弁14と減圧弁13との間において水素の滞留(通流)可能な容積が少ないと、前記弁部における水素の透過により、遮断弁14と減圧弁13との間の圧力が大きく低下してしまう。
そして、その状態のまま、遮断弁14が開くと、減圧弁13の上流に瞬間的に流れ込んだ高圧の水素が、緩衝作用の無いまま、減圧弁13の前記弁部に至り、この弁部を損傷させることが懸念される。すなわち、遮断弁14の下流の機器(減圧弁13)で、その耐久性の低下を招く虞がある。
そこで、本発明は、高圧の水素等の燃料を遮断する遮断弁の下流に配置される機器を好適に保護可能な燃料供給システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、高圧の燃料を圧力値Aに調整して下流に供給する減圧手段と、前記減圧手段から下流に向かう燃料を遮断する遮断手段と、前記遮断手段の下流に設けられ、燃料の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段の検出する燃料の圧力が圧力値B以上である場合、前記遮断手段を遮断する制御手段と、前記減圧手段と前記遮断手段との間に設けられ、燃料の圧力が圧力値C以上である場合、燃料を外部に放出することで圧力を逃す圧力逃し手段と、を備える燃料供給システムであって、前記減圧手段の下流に配置される機器の耐圧力は、圧力値Dであり、圧力値A<圧力値B<圧力値C<圧力値D、であることを特徴とする燃料供給システムである。
このような燃料供給システムによれば、「圧力値B<圧力値C」であるので、圧力逃し手段が燃料を外部に放出する前において、圧力検出手段の検出する燃料の圧力が圧力値B以上である場合、制御手段が遮断手段により燃料を遮断する。すなわち、圧力逃し手段が燃料を外部に放出する前において、遮断手段が燃料を遮断するので、その後において、遮断手段の下流に配置される機器(後記する実施形態では、圧力センサ15、燃料電池スタック100)に高圧の燃料が作用せず、好適に保護できる。
また、前記燃料供給システムにおいて、前記減圧手段と前記遮断手段との間における第1燃料通流容積V1と、前記遮断手段と前記圧力検出手段との間における第2燃料通流容積V2と、は、次式を満たしていることが好ましい。
圧力値A+(圧力値C−圧力値A)×第1燃料通流容積V1/第2燃料通流容積V2<圧力値B。
このような燃料供給システムによれば、その燃料供給開始時(起動時、始動時)に、遮断手段による遮断を解除した後、圧力検出手段の検出する圧力が、圧力値B未満となるので、その後に、遮断手段が遮断することはなく、つまり、燃料の供給が遮断されることはない。これにより、燃料需要機器(後記する実施形態では、燃料電池スタック100)に安定して燃料を供給できる。
本発明によれば、高圧の水素等の燃料を遮断する遮断弁の下流に配置される機器を好適に保護可能な燃料供給システムを提供することができる。
本実施形態に係る水素供給システムの構成を示す図である。 従来に係る水素供給システムの構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1を参照して説明する。
≪水素供給システムの構成≫
本実施形態に係る水素供給システム1(燃料供給システム)は、図示しない燃料電池車(移動体)に搭載されており、燃料電池スタック100(燃料電池)のアノード流路101(アノード)に、水素(燃料)を供給するシステムである。
水素供給システム1は、水素タンク11(燃料タンク)と、常閉型のタンク弁12と、減圧弁13(減圧手段)と、常閉型の遮断弁14(遮断手段)と、圧力センサ15(圧力検出手段)と、リリーフ弁16(圧力逃し手段)と、水素供給システム1を制御する制御手段であるECU20(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
水素タンク11は、タンク弁12、配管12a、減圧弁13、配管13a、遮断弁14、配管14aを介して、アノード流路101の入口に接続されている。そして、ECU20によって、タンク弁12及び遮断弁14が開かれると、水素タンク11の水素が、減圧弁13で減圧された後、アノード流路101に供給されるようになっている。
<水素タンク>
水素タンク11は、水素が高圧(例えば、30〜40MPa)で封入されるタンクである。
<タンク弁>
タンク弁12は、水素タンク11の口金部に内蔵された常閉型の電磁弁であり、ECU20からの指令に従って開/閉制御される。また、タンク弁12は、このように水素タンク11の口金部に内蔵されたものであるから、インタンク電磁弁とも称される。
<減圧弁>
減圧弁13は、一次側室と二次側室とを弁体が連通/遮断することにより、水素タンク11からの高圧の水素を、圧力値A(例えば、1MPa)に調整して、下流に供給するものである。すなわち、減圧弁13の二次側圧力は圧力値Aに設定されている。
また、本実施形態において、減圧弁13の下流に配置される機器の耐圧力は、圧力値D(例えば、1.5MPa)に設定されている。減圧弁13の下流に配置される機器は、遮断弁14、圧力センサ15、リリーフ弁16、配管13a、14a、16a、燃料電池スタック100である。
<遮断弁>
遮断弁14は、減圧弁13から下流のアノード流路101に向かう水素を適宜に遮断する常閉型の電磁弁であり、ECU20からの指令に従って開/閉制御される。
また、本実施形態において、圧力センサ15の検出する圧力が、圧力値B(例えば、1.2MPa)以上である場合、ECU20は、遮断弁14を閉じる設定となっている。
<圧力センサ>
圧力センサ15は、配管14aに取り付けられており、配管14a内の圧力(遮断弁14の下流の圧力)を検出し、ECU20に出力するようになっている。
<リリーフ弁>
リリーフ弁16は、配管16aを介して、減圧弁13と遮断弁14との間の配管13aに接続されている。つまり、リリーフ弁16は、水素タンク11からアノード流路101に向かう水素の通流方向において、減圧弁13と遮断弁14との間に設けられている。
また、リリーフ弁16は、配管16aを介して入力される配管13a内の圧力が、圧力値C(例えば、1.4MPa)以上である場合に開き、配管13a内の水素を外部に放出することにより、圧力を逃すように構成されている。
<ECU>
ECU20は、水素供給システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機能を発揮し、各種機器を制御するようになっている。
本実施形態において、ECU20は、圧力センサ15から入力される圧力が圧力値B(例えば、1.2MPa)以上である場合、遮断弁14を閉じる(遮断弁14を遮断する)ように設定されている。
<圧力値A〜Dの関係>
ここで、圧力値A〜Dの関係を説明する。
圧力値A〜Dは、式(1)、式(2)を満たすように設定されている。
例えば、圧力値Aは1.0Mpa、圧力値Bは1.2MPa、圧力値Cは1.4MPa、圧力値Dは1.5MPa、に設定される。
圧力値A<圧力値B<圧力値C<圧力値D …(1)
圧力値A+(圧力値C−圧力値A)×第1燃料通流容積V1/第2燃料通流容積V2<圧力値B …(2)
ここで、式(2)において、第1燃料通流容積V1は、減圧弁13と遮断弁14との間において、水素が通流(滞留)可能な通路の容積であり、配管13aの容積と配管16aとの容積との和で与えられる。
また、第2燃料通流容積V2は、遮断弁14と圧力センサ15の圧力検出部(センシング部)との間において、水素が通流(滞留)可能な通路の容積であり、遮断弁14と圧力センサ15との間における配管14aの容積で与えられる。
≪水素供給システムの動作・効果≫
次に、水素供給システム1の動作、効果を説明する。
<水素の通常供給時に減圧弁13が開故障した場合>
まず、水素の通常供給時に、減圧弁13が開故障した場合について説明する。
ここで、水素の通常供給時とは、IG21がONされ、そのON信号を検知したECU20が、燃料電池スタック100を発電させるため、タンク弁12及び遮断弁14を開き、水素タンク11の水素がアノード流路101に供給されている状態を意味する。なお、IG21は、システムを起動する際に運転者がONする起動スイッチである。
また、減圧弁13が開故障するとは、例えば、減圧弁13に内蔵され、弁座に対して着座/離座を繰り返すことで、二次側圧力を圧力値A(例えば1.0MPa)に調整する弁体が、離座位置のまま着座位置に復帰せず、減圧弁13が開いたままとなる状態を意味する。そして、このように減圧弁13が開故障すると、減圧弁13の二次側に水素が連続して流入し、二次側圧力が設定した圧力値A以上となる。
このように減圧弁13が開故障し、その二次側圧力が上昇した場合において、ECU20が、圧力センサ15を介して検出される圧力が圧力値B(例えば1.2MPa)以上であると判定すると、ECU20は遮断弁14を閉じると共に、水素供給システム1に異常の可能性があることを運転者に報知するため、警告ランプ(図示しない)を点灯させる。
この場合において、減圧弁13の二次側圧力が、圧力値B以上でリリーフ弁16の開く圧力値C未満のとき(圧力値B≦減圧弁13の二次側圧力<圧力値C)、リリーフ弁16は閉じたままとなる。
このようにして、減圧弁13が開故障した場合、リリーフ弁16が開く前に遮断弁14を閉じるので、遮断弁14の下流に配置される圧力センサ15、燃料電池スタック100等の機器が、耐圧力である圧力値D以上に曝されることはなく、圧力センサ15等を良好に保護できる。
このように遮断弁14を閉じた後、例えば、バッテリ走行する燃料電池車の振動により、減圧弁13の弁体が着座位置に戻り、減圧弁13が正常となる可能性もある。したがって、減圧弁13が正常となると仮定した場合、運転者(燃料電池車の利用者)が、再度、燃料電池の起動(発電開始)を試したとき、遮断弁14を開き、圧力センサ15を介して検出される圧力が、圧力値B未満に低下していれば、ECU20は減圧弁13が正常となったと判断するようにしてもよい。
一方、このように遮断弁14を閉じた後も、減圧弁13の開故障が継続している場合、減圧弁13の二次側圧力は上昇し、圧力値C以上になると、リリーフ弁16が開き、水素が外部に放出され、圧力が逃されることになる。ここで、リリーフ弁16の開く圧力値Cは、減圧弁13の下流側の耐圧力である圧力値Dよりも低いので(圧力値C<圧力値D)、リリーフ弁16が開くことにより、遮断弁14の一次側圧力が圧力値D以上にならず、遮断弁14を良好に保護できる。
<システム停止中>
次に、水素供給システム1(燃料電池車)の停止中について説明する。
燃料電池車を停車するため、IG21がOFFされると、そのOFF信号を検知したECU20が、タンク弁12及び遮断弁14を閉じ、水素供給システム1は停止状態となり、この状態で放置される。
ここで、減圧弁13を構成する弁体や弁座の接触部分には、シール性を高めるため、ゴム製部品や樹脂製部品(例えばOリング)が通常使用されるものの、減圧弁13の一次側圧力は水素タンク11の高い圧力であるので、水素供給システム1の停止中、水素が減圧弁13の一次側から二次側に透過し、減圧弁13の二次側圧力が徐々に上昇することがある。
なお、IG21のOFFに連動して、遮断弁14が閉じられると、減圧弁13の二次側圧力が低下しないので、減圧弁13は閉じた状態となる。
このように水素供給システム1の停止中において、水素が減圧弁13の一次側から二次側に透過し、二次側の圧力が圧力値C以上となった場合、リリーフ弁16が開く。これにより、水素が外部に放出されることで、圧力が逃され、減圧弁13の二次側圧力が耐圧力である圧力値Dに上昇することはなく(圧力値C<圧力値D)、遮断弁14等を良好に保護できる。
<システム長期間停止後の起動時>
次に、長期間停止後における水素供給システム1(燃料電池車)の起動時(始動時)について説明する。
なお、水素供給システム1(燃料電池車)を起動(始動)させるため、IG21がONされると、そのON信号を検知したECU20が、燃料電池スタック100を発電させるため、タンク弁12及び遮断弁14を開く。
また、水素供給システム1の停止中、減圧弁13は閉じているものの、前記したように、水素が減圧弁13の一次側から二次側に透過するので、システムの停止直後に対して、減圧弁13の一次側圧力は低下し、二次側圧力は上昇する傾向となる。
さらに、水素供給システム1の起動時、タンク弁12が開かれると、水素タンク11内の高圧の水素が、配管12aに流入し、減圧弁13の一次側圧力が瞬間的に上昇することになる。
そこで、水素供給システム1において、減圧弁13の一次側の配管12aを、例えば、長く及び/又は太くすることにより、水素タンク11と減圧弁13との間における水素の第3燃料通流容積V3を大きく構成しておけば、水素供給システム1の停止中、減圧弁13の一次側から二次側に水素が透過したとしても、減圧弁13の一次側圧力の低下幅は小さくなる。そして、このように構成すれば、水素供給システム1の起動時における減圧弁13の一次側圧力の瞬間的な上昇幅も小さくなるので、減圧弁13を良好に保護しつつ、その耐久性を維持できる。
また、仮に、水素供給システム1の停止中において、減圧弁13における水素の透過により、遮断弁14の一次側圧力(減圧弁13の二次側圧力)が上昇していたとしても、圧力センサ15が遮断弁14の下流に配置されており、かつ、圧力センサ15の検出する圧力が圧力値B以上である場合に遮断弁14が閉じられる構成であるので、圧力センサ15及び燃料電池スタック100に、遮断圧である圧力値B以上の水素が作用することはなく、良好に保護できる。
さらに、圧力値A〜C、第1燃料通流容積V1、第2燃料通流容積V2は、式(2)を満たすように設定しておくことが好ましい。
圧力値A+(圧力値C−圧力値A)×第1燃料通流容積V1/第2燃料通流容積V2<圧力値B …(2)
このように式(2)を満たすように設定しておけば、水素供給システム1の起動時にタンク弁12及び遮断弁14を開いた後、圧力センサ15の検出する圧力が、圧力値B未満となるので、その後に、遮断弁14が閉じられることはなく、つまり、水素の供給が遮断されることはない。これにより、燃料電池スタック100のアノード流路101に安定して水素を供給できる。
≪変形例≫
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更できる。
前記した実施形態では、燃料が水素(気体)である構成を例示したが、燃料の種類はこれに限定されず、天然ガス、メタン等でもよい。
前記した実施形態では、水素供給システム1が燃料電池車(移動体)に搭載される構成を例示したが、これに限定されず、定置型でもよい。
1 水素供給システム(燃料供給システム)
11 水素タンク(燃料タンク)
13 減圧弁(減圧手段)
14 遮断弁(遮断手段)
15 圧力センサ(圧力検出手段)
16 リリーフ弁(圧力逃し手段)
20 ECU(制御手段)

Claims (2)

  1. 高圧の燃料を圧力値Aに調整して下流に供給する減圧手段と、
    前記減圧手段から下流に向かう燃料を遮断する遮断手段と、
    前記遮断手段の下流に設けられ、燃料の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段の検出する燃料の圧力が圧力値B以上である場合、前記遮断手段を遮断する制御手段と、
    前記減圧手段と前記遮断手段との間に設けられ、燃料の圧力が圧力値C以上である場合、燃料を外部に放出することで圧力を逃す圧力逃し手段と、
    を備える燃料供給システムであって、
    前記減圧手段の下流に配置される機器の耐圧力は、圧力値Dであり、
    圧力値A<圧力値B<圧力値C<圧力値D、である
    ことを特徴とする燃料供給システム。
  2. 前記減圧手段と前記遮断手段との間における第1燃料通流容積V1と、
    前記遮断手段と前記圧力検出手段との間における第2燃料通流容積V2と、は、次式を満たしている
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給システム。
    圧力値A+(圧力値C−圧力値A)×第1燃料通流容積V1/第2燃料通流容積V2<圧力値B
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