JPH07189789A - ガス燃料エンジンの燃料遮断装置 - Google Patents
ガス燃料エンジンの燃料遮断装置Info
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- JPH07189789A JPH07189789A JP5351889A JP35188993A JPH07189789A JP H07189789 A JPH07189789 A JP H07189789A JP 5351889 A JP5351889 A JP 5351889A JP 35188993 A JP35188993 A JP 35188993A JP H07189789 A JPH07189789 A JP H07189789A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ガス燃料エンジンに送られるガス
燃料の供給を遮断するための燃料遮断装置に関する。 【構成】 タンク１から高圧配管２を通して送られるガ
ス燃料をエンジン６のインジェクタ７から噴射するよう
な燃料供給系統において、高圧配管２の上流側と下流側
にそれぞれ第１、第２電磁遮断弁１３、１８を設け、こ
れら遮断弁１３、１８を、車体の衝撃を検出する衝撃セ
ンサ３３の検出信号で開閉制御するとともに、この検出
信号でインジェクタ７の噴射弁の開閉制御も行う。
燃料の供給を遮断するための燃料遮断装置に関する。 【構成】 タンク１から高圧配管２を通して送られるガ
ス燃料をエンジン６のインジェクタ７から噴射するよう
な燃料供給系統において、高圧配管２の上流側と下流側
にそれぞれ第１、第２電磁遮断弁１３、１８を設け、こ
れら遮断弁１３、１８を、車体の衝撃を検出する衝撃セ
ンサ３３の検出信号で開閉制御するとともに、この検出
信号でインジェクタ７の噴射弁の開閉制御も行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス燃料エンジンに送
られるガス燃料の供給を遮断するための燃料遮断装置に
関する。
られるガス燃料の供給を遮断するための燃料遮断装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、エネルギー対策、環境対策等の問
題から自動車の燃料として圧縮天然ガス（ＣＮＧ）の使
用が盛んになっているが、かかる天然ガスは、例えばガ
スボンベに高圧で貯蔵されて車体に搭載され、配管を通
してエンジンに供給するようにしている。
題から自動車の燃料として圧縮天然ガス（ＣＮＧ）の使
用が盛んになっているが、かかる天然ガスは、例えばガ
スボンベに高圧で貯蔵されて車体に搭載され、配管を通
してエンジンに供給するようにしている。
【０００３】そして、例えば特開昭６２−１７０７５９
号の場合は車体の後部にガスボンベを搭載し、このガス
ボンベから車体前部のエンジンに向けてガス燃料配管を
配設しガス燃料を送るようにしている。
号の場合は車体の後部にガスボンベを搭載し、このガス
ボンベから車体前部のエンジンに向けてガス燃料配管を
配設しガス燃料を送るようにしている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように車
体後部から車体前部に向けてガス燃料配管を配設するよ
うな場合、不測事態が生じて燃料配管に異常が発生した
場合にガスの供給を適切に制御する必要があった。
体後部から車体前部に向けてガス燃料配管を配設するよ
うな場合、不測事態が生じて燃料配管に異常が発生した
場合にガスの供給を適切に制御する必要があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明はタンクから配管を通して送られるガス燃料
をエンジンの燃料噴射部から噴射するようにしたガス燃
料エンジンの燃料遮断装置において、配管の上流側と下
流側にそれぞれ遮断弁を設け、この遮断弁を、車体の衝
撃を検出する衝撃センサの検出信号で開閉制御するとと
もに、この検出信号で燃料噴射部の噴射弁の開閉制御も
行うようにした。またこの遮断弁と燃料噴射部の噴射弁
を、配管の途中で測定したガス圧の異常信号で開閉制御
するようにした。
め、本発明はタンクから配管を通して送られるガス燃料
をエンジンの燃料噴射部から噴射するようにしたガス燃
料エンジンの燃料遮断装置において、配管の上流側と下
流側にそれぞれ遮断弁を設け、この遮断弁を、車体の衝
撃を検出する衝撃センサの検出信号で開閉制御するとと
もに、この検出信号で燃料噴射部の噴射弁の開閉制御も
行うようにした。またこの遮断弁と燃料噴射部の噴射弁
を、配管の途中で測定したガス圧の異常信号で開閉制御
するようにした。
【０００６】
【作用】車体に異常な衝撃が発生すると、各遮断弁を遮
断して燃料の供給を遮断する。このため、燃料供給系統
の配管等の一部に異常が生じてもダブルに配置した遮断
弁で燃料を遮断することが出来る。また、同時に燃料噴
射部の噴射弁も遮断するので、速やかに且つ確実にエン
ジン作動を停止させることが出来る。また、例えばタン
ク部のガス圧、又はレギュレータによって減圧したガス
圧を測定すれば、配管等からのガス洩れ、或いはレギュ
レータ不良等が判断出来るため、正常値に対して許容範
囲を超える異常信号で燃料供給を停止する。
断して燃料の供給を遮断する。このため、燃料供給系統
の配管等の一部に異常が生じてもダブルに配置した遮断
弁で燃料を遮断することが出来る。また、同時に燃料噴
射部の噴射弁も遮断するので、速やかに且つ確実にエン
ジン作動を停止させることが出来る。また、例えばタン
ク部のガス圧、又はレギュレータによって減圧したガス
圧を測定すれば、配管等からのガス洩れ、或いはレギュ
レータ不良等が判断出来るため、正常値に対して許容範
囲を超える異常信号で燃料供給を停止する。
【０００７】
【実施例】本発明の燃料遮断装置の実施例について添付
した図面に基づき説明する。図１は燃料供給系統の模式
図、図２は燃料供給系統の車体配置の概要図である。
した図面に基づき説明する。図１は燃料供給系統の模式
図、図２は燃料供給系統の車体配置の概要図である。
【０００８】本発明の燃料遮断装置は、図１、図２に示
すようなガス燃料供給系統によって送られる圧縮天然ガ
ス（ＣＮＧ）燃料を遮断する装置として構成され、この
燃料供給系統の概要は、車両後部のトランクルームに配
設されるＣＮＧタンク１と、このタンク１から取り出し
たガスを車両の前方に送給するキャビン下方の高圧配管
２と、車両前方のエンジンルームに配設されガス圧を減
圧する一次圧力レギュレータ４、二次圧力レギュレータ
５と、減圧されたガスを燃料噴射部としてのインジェク
タ７から噴射するエンジン６を備え、このエンジン６の
排気ガス系統には排ガスを処理する触媒コンバータ８が
設けられている。
すようなガス燃料供給系統によって送られる圧縮天然ガ
ス（ＣＮＧ）燃料を遮断する装置として構成され、この
燃料供給系統の概要は、車両後部のトランクルームに配
設されるＣＮＧタンク１と、このタンク１から取り出し
たガスを車両の前方に送給するキャビン下方の高圧配管
２と、車両前方のエンジンルームに配設されガス圧を減
圧する一次圧力レギュレータ４、二次圧力レギュレータ
５と、減圧されたガスを燃料噴射部としてのインジェク
タ７から噴射するエンジン６を備え、このエンジン６の
排気ガス系統には排ガスを処理する触媒コンバータ８が
設けられている。
【０００９】そして、前記一次圧力レギュレータ４と二
次圧力レギュレータ５によって、当初２００kg/cm2程度
であったガス圧を２．５kg/cm2（ゲージ圧）まで減圧し
エンジンに供給する。従って、キャビン下方の高圧配管
２には、約２００kg/cm2程度の高圧ガスが送給されるこ
とになる。
次圧力レギュレータ５によって、当初２００kg/cm2程度
であったガス圧を２．５kg/cm2（ゲージ圧）まで減圧し
エンジンに供給する。従って、キャビン下方の高圧配管
２には、約２００kg/cm2程度の高圧ガスが送給されるこ
とになる。
【００１０】前記タンク１には、ガス燃料を補給するた
めのタンク配管１０が接続され、このタンク配管１０は
充填口１２に通じている。
めのタンク配管１０が接続され、このタンク配管１０は
充填口１２に通じている。
【００１１】また、タンク配管１０が接続される方向と
反対方向のタンク１の側面部には、リリーフバルブ４０
（図１）を設けており、何等かの異常状態によってタン
ク１内圧が上がりすぎた時にリリーフさせるようにして
いる。
反対方向のタンク１の側面部には、リリーフバルブ４０
（図１）を設けており、何等かの異常状態によってタン
ク１内圧が上がりすぎた時にリリーフさせるようにして
いる。
【００１２】また、タンク１の出口側には、前記高圧配
管２を接続するとともに、接続部にはソレノイドバルブ
で作動する第１電磁遮断弁１３を設け、この高圧配管２
を車体前方の前記二次圧力レギュレータ４に向けて延出
させている。
管２を接続するとともに、接続部にはソレノイドバルブ
で作動する第１電磁遮断弁１３を設け、この高圧配管２
を車体前方の前記二次圧力レギュレータ４に向けて延出
させている。
【００１３】また、高圧配管２の途中には、タンクガス
圧Ｐ0を検知する圧力センサ１４と、タンクガス温度Ｔ0
を検知する温度センサ１５を備えてなるタンクガス検知
部１６が設けられ、タンクガスの圧力と温度を測定出来
るようにしている。またその下流には、マニュアルでガ
スを遮断する手動遮断弁１７を設けている。
圧Ｐ0を検知する圧力センサ１４と、タンクガス温度Ｔ0
を検知する温度センサ１５を備えてなるタンクガス検知
部１６が設けられ、タンクガスの圧力と温度を測定出来
るようにしている。またその下流には、マニュアルでガ
スを遮断する手動遮断弁１７を設けている。
【００１４】また、エンジンルームに延出した高圧配管
２の下流側には、一次圧力レギュレータ４の近傍に第２
電磁遮断弁１８を設けている。つまり、高圧配管２の上
流側と、下流側には、それぞれ第１、第２電磁遮断弁１
３、１８がダブルで配設されることになる。
２の下流側には、一次圧力レギュレータ４の近傍に第２
電磁遮断弁１８を設けている。つまり、高圧配管２の上
流側と、下流側には、それぞれ第１、第２電磁遮断弁１
３、１８がダブルで配設されることになる。
【００１５】前記一次圧力レギュレータ４と二次圧力レ
ギュレータ５との間には、一次ガス検知部２１を設け、
一次圧力レギュレータ４で減圧した一次調圧ガスのガス
圧力Ｐ1を圧力センサ２０で検知するようにしている。
ギュレータ５との間には、一次ガス検知部２１を設け、
一次圧力レギュレータ４で減圧した一次調圧ガスのガス
圧力Ｐ1を圧力センサ２０で検知するようにしている。
【００１６】また、一次圧力レギュレータ４は急減圧時
の断熱膨張による凍結防止を図るための水通路４ａを備
えており、この水通路４ａにエンジンを循環した冷却水
を導いて凍結防止を図るようにしている。
の断熱膨張による凍結防止を図るための水通路４ａを備
えており、この水通路４ａにエンジンを循環した冷却水
を導いて凍結防止を図るようにしている。
【００１７】そして、前記二次圧力レギュレータ５によ
って所定圧に正確に減圧した後、このガスは、供給管２
８を通ってエンジン６のチャンバ２９内に導かれ、前記
インジェクタ７からエンジン内に噴射される。また、こ
のインジェクタ７には燃料噴射を制御するための不図示
の噴射弁を設けている。
って所定圧に正確に減圧した後、このガスは、供給管２
８を通ってエンジン６のチャンバ２９内に導かれ、前記
インジェクタ７からエンジン内に噴射される。また、こ
のインジェクタ７には燃料噴射を制御するための不図示
の噴射弁を設けている。
【００１８】また、前記チャンバ２９内には、チャンバ
２９内の二次調圧ガスの圧力Ｐ2を検知する圧力センサ
３０と、温度Ｔ2を検知する温度センサ３１を設けてい
る。
２９内の二次調圧ガスの圧力Ｐ2を検知する圧力センサ
３０と、温度Ｔ2を検知する温度センサ３１を設けてい
る。
【００１９】そして、以上のようなタンクガス検知部の
１６の圧力センサ１４、温度センサ１５、及び一次ガス
検知部２１の圧力センサ２０、及びチャンバ２９内の圧
力センサ３０、温度センサ３１で検知した信号は、燃料
噴射を制御する電子制御ユニット(ECU)に送るようにし
ている。
１６の圧力センサ１４、温度センサ１５、及び一次ガス
検知部２１の圧力センサ２０、及びチャンバ２９内の圧
力センサ３０、温度センサ３１で検知した信号は、燃料
噴射を制御する電子制御ユニット(ECU)に送るようにし
ている。
【００２０】ところで、車室内のハンドルの下方には所
定量の衝撃（Ｇ）値によって作動する衝撃センサ３３が
設けられており、この衝撃センサ３３で検知した信号を
前記第１電磁遮断弁１３、及び第２電磁遮断弁１８、並
びに電子制御ユニット(ECU)に送るようにしている。
定量の衝撃（Ｇ）値によって作動する衝撃センサ３３が
設けられており、この衝撃センサ３３で検知した信号を
前記第１電磁遮断弁１３、及び第２電磁遮断弁１８、並
びに電子制御ユニット(ECU)に送るようにしている。
【００２１】つまり、車体にある一定量以上の衝撃が加
わると、衝撃センサ３３の接点が通じて電子制御ユニッ
ト(ECU)に信号が送られるとともに、第２電磁遮断弁１
８が遮断され、同時に第１電磁遮断弁１３も遮断され
る。
わると、衝撃センサ３３の接点が通じて電子制御ユニッ
ト(ECU)に信号が送られるとともに、第２電磁遮断弁１
８が遮断され、同時に第１電磁遮断弁１３も遮断され
る。
【００２２】そして、電子制御ユニット(ECU)は、前記
インジェクタ７の噴出弁をクローズにする。
インジェクタ７の噴出弁をクローズにする。
【００２３】尚、この衝撃センサ３３はイグニッション
スイッチ(IGN.SW)をオンにすることで作動待機状態にな
る。
スイッチ(IGN.SW)をオンにすることで作動待機状態にな
る。
【００２４】次にガス圧の異常による燃料遮断の要領に
ついて図３及至図６に基づき説明する。図３はエンジン
停止時のタンクガス圧Ｐ0のチェック要領、図４はエン
ジン運転時のタンクガス圧Ｐ0のチェック要領、図５は
一次調圧ガスのガス圧Ｐ1のチェック要領、図６は二次
調圧のガス圧Ｐ2のチェック要領を示すフロー図であ
る。
ついて図３及至図６に基づき説明する。図３はエンジン
停止時のタンクガス圧Ｐ0のチェック要領、図４はエン
ジン運転時のタンクガス圧Ｐ0のチェック要領、図５は
一次調圧ガスのガス圧Ｐ1のチェック要領、図６は二次
調圧のガス圧Ｐ2のチェック要領を示すフロー図であ
る。
【００２５】まず、図３に基づきエンジン停止時のタン
クガス圧Ｐ0のチェック要領について説明する。
クガス圧Ｐ0のチェック要領について説明する。
【００２６】図３のフローは、エンジンが作動していな
い時のフローであり、エンジンが作動している時は次の
図４のフローに従って処理される。
い時のフローであり、エンジンが作動している時は次の
図４のフローに従って処理される。
【００２７】このフローでは、まず圧力センサ１４がＰ
0をチェックし、このＰ0値をＰ0BSとして読み込む。
0をチェックし、このＰ0値をＰ0BSとして読み込む。
【００２８】次いで所定時間が経過した後、再び圧力セ
ンサ１４でＰ0を読み込み、このＰ0値をＰ0ASとして読
み込む。
ンサ１４でＰ0を読み込み、このＰ0値をＰ0ASとして読
み込む。
【００２９】そして、Ｐ0BS−Ｐ0ASが、予め設定した所
定の圧力偏差Ｐ0LSSを超えているか否かをチェックし、
超えている場合は異常と判断し、前記第１電磁遮断弁１
３、第２電磁遮断弁１８、インジェクタ７の噴出弁を遮
断する。そして、かかるチェックサイクルが繰り返され
る。
定の圧力偏差Ｐ0LSSを超えているか否かをチェックし、
超えている場合は異常と判断し、前記第１電磁遮断弁１
３、第２電磁遮断弁１８、インジェクタ７の噴出弁を遮
断する。そして、かかるチェックサイクルが繰り返され
る。
【００３０】次に、図４に示すエンジン運転時のタンク
ガス圧Ｐ0のチェック要領も同様なフローであり、一定
時間経過後のＰ0値の変化Ｐ0BR−Ｐ0ARが所定のＰ0LSを
超える場合は異常と判断して第１電磁遮断弁１３、第２
電磁遮断弁１８、インジェクタ７の噴出弁を遮断する。
ガス圧Ｐ0のチェック要領も同様なフローであり、一定
時間経過後のＰ0値の変化Ｐ0BR−Ｐ0ARが所定のＰ0LSを
超える場合は異常と判断して第１電磁遮断弁１３、第２
電磁遮断弁１８、インジェクタ７の噴出弁を遮断する。
【００３１】この際、Ｐ0LSはその時のガス圧Ｐ0値によ
って変化させる必要があるため、当初測定したガス圧Ｐ
0に基づいてマップを検索して設定するようにしてお
り、具体的にはその時のパワー全開時の圧力低下分を基
準にして定めている。
って変化させる必要があるため、当初測定したガス圧Ｐ
0に基づいてマップを検索して設定するようにしてお
り、具体的にはその時のパワー全開時の圧力低下分を基
準にして定めている。
【００３２】次に図５に基づき一次調圧したガス圧Ｐ1
のチェック要領について説明する。
のチェック要領について説明する。
【００３３】まず、一次調圧したガス圧Ｐ1の上限値
（Ｐ1FSLH）と下限値（Ｐ1FSLL）については、その時の
タンクガス圧Ｐ0に基づいてテーブルを検索して設定す
る。
（Ｐ1FSLH）と下限値（Ｐ1FSLL）については、その時の
タンクガス圧Ｐ0に基づいてテーブルを検索して設定す
る。
【００３４】そして圧力センサ２０によって、一次調圧
したガス圧Ｐ1を読み込むと、このガス圧Ｐ1が上限値
（Ｐ1FSLH）を超えているか否かが判定され、所定時間
経過後に測定したガス圧Ｐ1が再度上限値（Ｐ1FSLH）を
超える場合は異常と判断する。
したガス圧Ｐ1を読み込むと、このガス圧Ｐ1が上限値
（Ｐ1FSLH）を超えているか否かが判定され、所定時間
経過後に測定したガス圧Ｐ1が再度上限値（Ｐ1FSLH）を
超える場合は異常と判断する。
【００３５】ガス圧Ｐ1が上限値（Ｐ1FSLH）を超えてい
ない時は、下限値（Ｐ1FSLL）を満足するか否かが判定
される。これも同様の手順によって一定時間経過後に繰
り返されるか否かが判定され、繰り返される場合は異常
と判断する。
ない時は、下限値（Ｐ1FSLL）を満足するか否かが判定
される。これも同様の手順によって一定時間経過後に繰
り返されるか否かが判定され、繰り返される場合は異常
と判断する。
【００３６】そして、同様に異常と判断されれば、第１
電磁遮断弁１３、第２電磁遮断弁１８、インジェクタ７
の噴出弁を遮断する。
電磁遮断弁１３、第２電磁遮断弁１８、インジェクタ７
の噴出弁を遮断する。
【００３７】次に図６に基づき二次調圧後のガス圧Ｐ2
のチェック要領について説明する。
のチェック要領について説明する。
【００３８】圧力センサ３０によって検出したガス圧Ｐ
2のチェック要領も基本的には前記例と同様であり、こ
の場合の上限値（Ｐ2FSLH）と下限値（Ｐ2FSLL）はタン
クガス圧Ｐ0又は一次調圧後のガス圧Ｐ1に基づいて設定
される。
2のチェック要領も基本的には前記例と同様であり、こ
の場合の上限値（Ｐ2FSLH）と下限値（Ｐ2FSLL）はタン
クガス圧Ｐ0又は一次調圧後のガス圧Ｐ1に基づいて設定
される。
【００３９】そして、上下限値を一定時間経過後も繰り
返して超えるようであれば異常と判断し第１電磁遮断弁
１３、第２電磁遮断弁１８、インジェクタ７の噴出弁を
遮断する。
返して超えるようであれば異常と判断し第１電磁遮断弁
１３、第２電磁遮断弁１８、インジェクタ７の噴出弁を
遮断する。
【００４０】更に本案では、タンク１の残燃料が一定量
以下になった場合にも、インジェクタ７からの燃料噴射
弁を遮断するするようにしており、このため燃料計４１
からの残燃料信号を電子制御ユニット(ECU)に送るよう
にしている。
以下になった場合にも、インジェクタ７からの燃料噴射
弁を遮断するするようにしており、このため燃料計４１
からの残燃料信号を電子制御ユニット(ECU)に送るよう
にしている。
【００４１】以上のように構成した燃料供給装置におい
て、例えば車両走行中に車体に異常な衝撃が加わったよ
うな時、衝撃センサ３３によって高圧配管２の上・下流
の電磁遮断弁１３、１８とインジェクタ７の噴出弁が直
ちに遮断されるので、不測の事態が生じてもガスを遮断
することが出来、且つ確実にエンジンを停止させること
が出来る。
て、例えば車両走行中に車体に異常な衝撃が加わったよ
うな時、衝撃センサ３３によって高圧配管２の上・下流
の電磁遮断弁１３、１８とインジェクタ７の噴出弁が直
ちに遮断されるので、不測の事態が生じてもガスを遮断
することが出来、且つ確実にエンジンを停止させること
が出来る。
【００４２】また、ガス圧が所定の範囲外であれば、ガ
ス洩れ或いはレギュレータ不良と判断し、ガスを遮断し
て確実にエンジンを停止させることが出来る。
ス洩れ或いはレギュレータ不良と判断し、ガスを遮断し
て確実にエンジンを停止させることが出来る。
【００４３】
【発明の効果】以上のように本発明は、車体に加わる一
定の衝撃値を衝撃センサで検知し、この検知信号によっ
て燃料供給配管の上・下流の遮断弁と、燃料噴射部の噴
出弁を開閉制御するようにしたため、不測事態が生じて
も確実にガスを遮断することが出来、しかも即時にエン
ジンを停止させることが出来る。また、所定の箇所でガ
ス圧を測定し、所定の範囲外であれば即座にエンジンを
停止させるようにしたため、不測事態に対する処置が適
切に行なわれる。
定の衝撃値を衝撃センサで検知し、この検知信号によっ
て燃料供給配管の上・下流の遮断弁と、燃料噴射部の噴
出弁を開閉制御するようにしたため、不測事態が生じて
も確実にガスを遮断することが出来、しかも即時にエン
ジンを停止させることが出来る。また、所定の箇所でガ
ス圧を測定し、所定の範囲外であれば即座にエンジンを
停止させるようにしたため、不測事態に対する処置が適
切に行なわれる。
【図１】燃料供給系統の模式図
【図２】燃料供給系統の車体配置の概要図
【図３】エンジン停止時のタンクガス圧のチェック要領
のフロー図
のフロー図
【図４】エンジン作動時のタンクガス圧のチェック要領
のフロー図
のフロー図
【図５】一次調圧後のガス圧のチェック要領のフロー図
【図６】二次調圧後のガス圧のチェック要領のフロー図
１ タンク ２ 高圧配管 ６ エンジン ７ インジェクタ １３ 第１電磁遮断弁 １８ 第２電磁遮断弁 ３３ 衝撃センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 21/02 Ｖ ３０１ Ａ (72)発明者 池尾 充 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 石橋 建一郎 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項１】 タンクから配管を通して送られるガス燃
料をエンジンの燃料噴射部から噴射するようにしたガス
燃料エンジンの燃料遮断装置において、前記配管の上流
側と下流側にそれぞれ遮断弁を設け、この遮断弁を、車
体の衝撃を検出する衝撃センサの検出信号で開閉制御す
るとともに、この検出信号で前記燃料噴射部の噴射弁の
開閉制御も行うことを特徴とするガス燃料エンジンの燃
料遮断装置。 - 【請求項２】 タンクから配管を通して送られるガス燃
料をエンジンの燃料噴射部から噴射するようにしたガス
燃料エンジンの燃料遮断装置において、前記配管の上流
側と下流側にそれぞれ遮断弁を設け、この遮断弁を、配
管の途中で測定したガス圧の異常信号で開閉制御すると
ともに、このガス圧の異常信号で前記燃料噴射部の噴射
弁の開閉制御も行うことを特徴とするガス燃料エンジン
の燃料遮断装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35188993A JP3181784B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ガス燃料エンジンの燃料遮断装置 |
| EP99112594A EP0942161B1 (en) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | Gas fuel supply mechanism and amount of gas fuel determining and indicating means for gas combustion engine |
| EP94120842A EP0661428B1 (en) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | Gas fuel supply mechanism for gas combustion engine |
| US08/365,442 US5611316A (en) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | Gas fuel supply mechanism for gas combustion engine |
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