JP3497543B2 - 圧縮天然ガスエンジンのレギュレータ - Google Patents

圧縮天然ガスエンジンのレギュレータ

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JP3497543B2
JP3497543B2 JP35189193A JP35189193A JP3497543B2 JP 3497543 B2 JP3497543 B2 JP 3497543B2 JP 35189193 A JP35189193 A JP 35189193A JP 35189193 A JP35189193 A JP 35189193A JP 3497543 B2 JP3497543 B2 JP 3497543B2
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    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水冷ガスエンジンの燃
料に用いられるガスを調圧するレギュレータの配置及び
凍結防止構造に特徴を有するレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギー対策、環境対策等の問
題から自動車の燃料として圧縮天然ガス(CNG)の使
用が盛んになっているが、かかる天然ガスは、例えば2
00kg/cm程度の高圧でガスボンベに貯蔵して例えば
車体後部に搭載され、ここからエンジンに供給するよう
にしている。
【0003】そして、かかるガスをエンジン内に導入す
る時は比較的低圧にして空気と混合しエンジンに供給す
る必要があるため、ガスボンベとエンジンを結ぶガス供
給路の途中にガス圧を減圧するレギュレータを配設する
のが一般的であり、例えば特開昭62−139720号
のように車体後部のガスボンベの近傍の上流側に一次圧
力レギュレータを配設し、車体前部のエンジンの近傍に
二次圧力レギュレータを配設したような装置が知られて
いる。
【0004】そして、この装置では車体後部側の一次圧
力レギュレータによって減圧することで、車体中間のキ
ャビンを通過して車体前方に供給されるガスの圧力を低
下させるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、通常一次圧力
レギュレータは減圧率が高いため、断熱膨張によって急
冷されレギュレータに凍結の問題が起きるが、上記技術
の場合には凍結防止機構をヒータ等によって別個に設け
るか、或いは排気管等から熱源を導入する機構を設ける
ような処置が必要であった。この際、別個に凍結防止機
構を設ければ重量が嵩んで且つ高価となり、排気管等か
ら熱源を導入する場合には機構が複雑で且つ熱効率が良
くないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の請求項1は、水冷式圧縮天然ガスエンジン
に供給する圧縮天然ガスの圧力を調圧するレギュレータ
であって、このレギュレータを、第1のレギュレータ及
び第2のレギュレータから構成し、第1のレギュレータ
の減圧率を第2のレギュレータの減圧率よりも大きく
し、これらの第1・第2のレギュレータをエンジンとキ
ャビン内に設けた熱交換器との間に配置するとともに、
エンジンから熱交換器へ向かう冷却水通路の分岐通路
を、第1のレギュレータ内に設けた水通路に連通させ
第1のレギュレータを、第2のレギュレータよりも圧縮
天然ガスの流れの上流側に設け、第1・第2のレギュレ
ータを、エンジンルーム内に設け、車体に対して取着自
在な取付プレートには第2のレギュレータ、第1のレギ
ュレータを一体にして取付け、これらの間を接続する配
管類も予め一体にユニット化したことを特徴とする。
【0007】請求項2は、水冷式圧縮天然ガスエンジン
に供給する圧縮天然ガスの圧力を調圧するレギュレータ
であって、このレギュレータを、第1のレギュレータ及
び第2のレギュレータから構成し、第1のレギュレータ
の減圧率を第2のレギュレータの減圧率よりも大きく
し、これらの第1・第2のレギュレータをエンジンとキ
ャビン内に設けた熱交換器との間に配置するとともに、
エンジンから熱交換器へ向かう冷却水通路の分岐通路
を、第1のレギュレータ内に設けた水通路に連通させ、
第1のレギュレータを、第2のレギュレータよりも圧縮
天然ガスの流れの上流側に設け、第1・第2のレギュレ
ータを、エンジンルーム内に設け、車体に対して取着自
在な取付プレートには第2のレギュレータ、第1のレギ
ュレータ及びこの第1のレギュレータの上流側に設けた
電磁遮断弁を一体にして縦列に取付け、これらの間を接
続する配管類も予め一体にユニット化したことを特徴と
する。
【0008】
【作用】請求項1では、特に減圧率が大きい第1のレギ
ュレータにおいては、断熱膨張によって急冷され凍結し
やすいが、本案ではエンジンによって暖められた冷却水
通路の温水を水通路に導くため、エンジンの冷却水を有
効に利用して確実に、減圧率の大きな第1のレギュレー
タの凍結防止を図ることが出来る。また、第1のレギュ
レータをエンジンと熱交換器との間に配置したので、分
岐通路を短縮することが出来る。従って、凍結防止構造
が簡素化され、部品点数も少なくなって軽量化も可能と
なる。更に、レギュレータがエンジンの近傍に位置する
ため、所定圧に調圧したガスを至短距離でエンジン内に
供給出来る。また更に、第1のレギュレータ及び第2の
レギュレータを取付プレートごと車体に装着、或いは取
外し可能とされている。
【0009】請求項2では、特に減圧率が大きい第1の
レギュレータにおいては、断熱膨張によって急冷され凍
結しやすいが、本案ではエンジンによって暖められた冷
却水通路の温水を水通路に導くため、エンジンの冷却水
を有効に利用して確実に、減圧率の大きな第1のレギュ
レータの凍結防止を図ることが出来る。また、第1のレ
ギュレータをエンジンと熱交換器との間に配置したの
で、分岐通路を短縮することが出来る。従って、凍結防
止構造が簡素化され、部品点数も少なくなって軽量化も
可能となる。 更に、レギュレータがエンジンの近傍に位
置するため、所定圧に調圧したガスを至短距離でエンジ
ン内に供給出来る。 また更に、第1のレギュレータ及び
第2のレギュレータを取付プレートごと車体に装着、或
いは取外し可能とされている。
【0010】
【実施例】本発明のレギュレータの凍結防止システムの
実施例について添付した図面に基づき説明する。図1は
車体へのレギュレータの配置図、図2はレギュレータの
取付構造を示す斜視図、図3は燃料供給系統の模式図、
図4は燃料供給系統の車体配置の概要図である。
【0011】本発明のレギュレータは、図4に示すよう
なガス燃料供給系統のガス減圧用として設けられ、この
燃料供給系統は、車両後部のトランクルームに配設され
るCNGタンク1と、このタンク1から取り出した圧縮
天然ガス(CNG)を車両の前方に移送するキャビン下
方の高圧配管2と、車両前方のエンジンルームに配設さ
れガス圧を減圧する一対の第1のレギュレータとしての
レギュレータ4及び第2のレギュレータとしてのレギュ
レータ5と、減圧されたガスをインジェクタ7から噴射
するエンジン6を備え、このエンジン6の排気ガス系統
には排ガスを処理する触媒コンバータ8が設けられてい
る。
【0012】そして、前記一対のレギュレータ4、5
は、供給系統の上流側に配設される一次圧力レギュレー
タ4と、その下流の二次圧力レギュレータ5であり、一
次圧力レギュレータ4によって、例えば最大充填圧21
1kg/cmでタンク1内に充填されていたガス圧を7.
5kg/cm(ゲージ圧)まで減圧し、二次圧力レギュレ
ータ5によって7.5kg/cmのガス圧を2.5kg/cm
(ゲージ圧)まで減圧する。
【0013】この際、特に一次圧力レギュレータ4は減
圧率が大きく、断熱膨張によってガス内に含まれる水分
等は急冷されて凍結しやすいため、後述のような凍結防
止機構を設けている。
【0014】次に、燃料供給系統の細部について、図3
をも参照しつつ説明する。
【0015】前記タンク1は実施例では2本配設され、
このタンク1、1に充填口12から圧縮天然ガスを供給
するためのタンク配管10は、車体後部の側面視である
図5に実線で示すように、充填口12から1本の配管1
0aが蛇行して配設されるとともに、途中から2本の配
管10b、10cに分岐してそれぞれのタンク1、1の
入口部に接続されている。そして、各タンク1、1入口
側に接続するタンク配管10b、10cの接続部には逆
止弁9、9を設け、充填するガスの逆流防止を図ってい
る。
【0016】因みに、これらタンク配管10b、10c
が接続される方向と反対方向のタンク1の側面部には、
タンク圧が異常に上昇した時のガス放出用の通気パイプ
45を設けており、また、タンク1とパイプ45の接続
部にはリリーフバルブ40(図3)を設けている。
【0017】また、各タンク1の出口側には、破線に示
すように、各配管2a、2bが接続されるとともに、各
配管2a、2bの接続部にはソレノイドバルブで作動す
る第1電磁遮断弁13、13が設けられ、また、各配管
2a、2bはタンクガス検知部16で集合して1本の配
管2cに纏まり、車体前方の前記一次圧力レギュレータ
4に向けて延出している。そして、これら配管2a、2
b、2cによって前記高圧配管2が構成されている。
【0018】また、前記タンクガス検知部16には、タ
ンクガス圧P0を検知する圧力センサ14と、タンクガ
ス温度T0を検知する温度センサ15を備えてなるタン
クガス検知部16が設けられ、合流したタンクガスの圧
力と温度を測定出来るようにしている。またその下流の
配管2cには、マニュアルでガスを遮断する手動遮断弁
17を設けている。
【0019】また、高圧配管2の下流側には、一次圧力
レギュレータ4の近傍に第2電磁遮断弁18を設けてい
る。そして、このように高圧配管2の上流側と、下流側
にそれぞれ第1、第2電磁遮断弁13、18をダブルで
配設することで、燃料供給系統に何等かの異常が発生し
た場合でも確実に燃料供給を停止させることが出来るよ
うにしている。
【0020】ところで、前記タンク配管10と、高圧配
管2の上流側の一部の配管はフレキシブルチューブ化さ
れており、実施例ではタンク配管10の全て、及び高圧
配管2のうち、タンクガス検知部16と手動遮断弁17
の中間部から上流側をフレキシブルチューブ化してい
る。そして、このようにフレキシブル化することで、配
管の取り回しの自由度が向上し、機器の配置等の柔軟性
が向上する。
【0021】前記一次圧力レギュレータ4と二次圧力レ
ギュレータ5との間には、一次ガス検知部21を設け、
一次圧力レギュレータ4で減圧した一次調圧ガスのガス
圧を圧力センサ20で検知するようにしている。
【0022】そして、一次圧力レギュレータ4、圧力セ
ンサ20、二次圧力レギュレータ5、第2電磁遮断弁1
8等は、前記エンジン6と室内暖房用の熱交換器22の
中間部に一体的に取付けられている。
【0023】すなわち、図2に示すように、車体に対し
て取着自在な取付プレート23には前記二次圧力レギュ
レータ5、一次圧力レギュレータ4、第2電磁遮断弁1
8等が一体になって縦列に取付けられており、これらの
間を接続する配管類も予め各機器等と一体にユニット化
され、取付プレート23ごと車体に装着、或いは取外し
可能とされている。
【0024】そして、このような構成によって組立作
業、或いは整備作業等を円滑に行うことが出来る。
【0025】次に、一次圧力レギュレータ4に設けた凍
結防止機構について説明する。
【0026】図1に示すように、室内暖房用の熱交換器
22は、車体前方のエンジン6のウォータジャケット内
を循環して暖められた温水の熱を取り出して室内を暖房
するようにしており、キャビン内に配設されている。そ
して、エンジン6と熱交換器22の間にはエンジン6か
ら熱交換器22に冷却水を導く冷却水通路24と、熱交
換器22からエンジン6に冷却水を戻す循環通路25が
設けられている。
【0027】そこで本案では、前記冷却水通路24から
分岐通路26を分岐させ、これを一次圧力レギュレータ
4に形成した水通路4a(図3)に連通させることで、
一次圧力レギュレータ4の凍結防止を図り、この冷却水
を戻し通路27を介して前記循環通路25に戻すように
している。尚、図1の35はトランスミッションであ
り、36はウォータバルブである。
【0028】そして、かかる機構によってエンジン冷却
水の有効利用を図ることが出来、しかも冷却水通路24
から分岐させた分岐通路26の短縮化を図ることが出来
る。また、エンジン6に近いため熱効率も良い。
【0029】そして、前記二次圧力レギュレータ5によ
って正確に調圧されたガスは、図3に示すように、供給
管28によってエンジン6のチャンバ29内に導かれ、
前記インジェクタ7からエンジン内に噴射される。この
際、実施例では供給管28を四気筒エンジンのチャンバ
29の中央位置に接続しており、なるべく各エンジンに
均等な圧力のガスを供給出来るようにしている。
【0030】また、前記チャンバ29内には、チャンバ
29内の二次調圧ガスの圧力を検知する圧力センサ30
と、温度を検知する温度センサ31を設けている。
【0031】そして、以上のようなタンクガス検知部1
6の圧力センサ14、温度センサ15、及び一次ガス検
知部21の圧力センサ20、及びチャンバ29内の圧力
センサ30、温度センサ31で検知した信号は、燃料噴
射を制御する電子制御ユニット(ECU)に送るようにして
おり、この電子制御ユニット(ECU)によって燃料噴射制
御を行う。
【0032】また、車室内のハンドルの下方には所定量
の衝撃(G)値によって作動する衝撃センサ33が設け
られており、この衝撃センサ33は前記第1電磁遮断弁
13、及び第2電磁遮断弁18、並びに電子制御ユニッ
ト(ECU)に接続されている。
【0033】以上のように構成したガス燃料エンジンの
レギュレータにおいて、タンク1から供給される約20
0kg/cm程度の高圧ガスは、高圧配管2を通って車体
の前方に送られ、例えば一次圧力レギュレータ4によっ
てまず7.5kg/cm(ゲージ圧)まで減圧された後、
次に二次圧力レギュレータ5によって2.5kg/cm
(ゲージ圧)まで減圧される。
【0034】この際、とくに圧力変化が大きい一次圧力
レギュレータ4で、断熱膨張によって急冷され凍結しや
すいが、本案ではエンジン6によって暖められた冷却水
通路24の温水を水通路4aに導くため、確実に凍結防
止が図られる。
【0035】またこの際、一次圧力レギュレータ4は、
エンジン6と室内の暖房用熱交換器22の間にあるた
め、分岐通路26の短縮化を図ることが出来る。
【0036】そして、二次レギュレータ5によって減圧
されたガスはエンジン6のチャンバ29内に送られ、イ
ンジェクタ7から噴射される。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1の圧縮天然ガス
エンジンのレギュレータは、レギュレータを、第1のレ
ギュレータ及び第2のレギュレータから構成し、第1の
レギュレータの減圧率を第2のレギュレータの減圧率よ
りも大きくし、これらの第1・第2のレギュレータをエ
ンジンとキャビン内に設けた熱交換器との間に配置する
とともに、エンジンから熱交換器へ向かう冷却水通路の
分岐通路を、第1のレギュレータ内に設けた水通路に連
通させ、第1のレギュレータを、第2のレギュレータよ
りも圧縮天然ガスの流れの上流側に設け、第1・第2の
レギュレータを、エンジンルーム内に設け、車体に対し
て取着自在な取付プレートには第2のレギ ュレータ、第
1のレギュレータを一体にして取付け、これらの間を接
続する配管類も予め一体にユニット化したので、エンジ
ンによって暖められた冷却水通路の温水を水通路に導く
ため、エンジンの冷却水を有効に利用して確実に、減圧
率の大きな第1のレギュレータの凍結防止を図ることが
出来る。しかも、第1のレギュレータをエンジンと熱交
換器との間に配置したので、分岐通路を短縮することが
出来、凍結防止構造の簡素化、車体の軽量化、保守整備
の容易化等が図られる。
【0038】請求項2の圧縮天然ガスエンジンのレギュ
レータは、レギュレータを、第1のレギュレータ及び第
2のレギュレータから構成し、第1のレギュレータの減
圧率を第2のレギュレータの減圧率よりも大きくし、こ
れらの第1・第2のレギュレータをエンジンとキャビン
内に設けた熱交換器との間に配置するとともに、エンジ
ンから熱交換器へ向かう冷却水通路の分岐通路を、第1
のレギュレータ内に設けた水通路に連通させ、第1のレ
ギュレータを、第2のレギュレータよりも圧縮天然ガス
の流れの上流側に設け、第1・第2のレギュレータを、
エンジンルーム内に設け、車体に対して取着自在な取付
プレートには第2のレギュレータ、第1のレギュレータ
及びこの第1のレギュレータの上流側に設けた電磁遮断
弁を一体にして縦列に取付け、これらの間を接続する配
管類も予め一体にユニット化したので、エンジンによっ
て暖められた冷却水通路の温水を水通路に導くため、エ
ンジンの冷却水を有効に利用して確実に、減圧率の大き
な第1のレギュレータの凍結防止を図ることが出来る。
しかも、第1のレギュレータをエンジンと熱交換器との
間に配置したので、分岐通路を短縮することが出来、凍
結防止構造の簡素化、車体の軽量化、保守整備の容易化
等が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車体へのレギュレータの配置図
【図2】レギュレータの取付構造を示す斜視図
【図3】燃料供給系統の模式図
【図4】燃料供給系統の車体配置の概要図
【図5】車体後部のタンクまわりの配管を説明するため
の側面視図
【符号の説明】
1 CNGタンク 4 第1のレギュレータ(一次圧力レギュレータ) 5 第2のレギュレータ(二次圧力レギュレータ) 4a 水通路 6 エンジン18 電磁遮断弁 22 熱交換器23 取付プレート 24 冷却水通路 26 分岐通路
フロントページの続き (72)発明者 石橋 建一郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社 本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭49−80420(JP,A) 実開 昭49−105712(JP,U) 実開 昭63−196461(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 21/06 F01P 3/20 F01P 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷式圧縮天然ガスエンジンに供給する
    圧縮天然ガスの圧力を調圧するレギュレータであって、 このレギュレータは、第1のレギュレータ及び第2のレ
    ギュレータからなり、 第1のレギュレータの減圧率を第2のレギュレータの減
    圧率よりも大きくし、これらの第1・第2のレギュレー
    タを前記エンジンとキャビン内に設けた熱交換器との間
    に配置するとともに、エンジンから前記熱交換器へ向か
    う冷却水通路の分岐通路を、前記第1のレギュレータ内
    に設けた水通路に連通させ 前記第1のレギュレータは、前記第2のレギュレータよ
    りも圧縮天然ガスの流れの上流側に設け、第1・第2の
    レギュレータは、エンジンルーム内に設け、車体に対し
    て取着自在な取付プレートには第2のレギュレータ、第
    1のレギュレータが一体になって取付けられており、こ
    れらの間を接続する配管類も予め一体にユニット化され
    たことを特徴とする天然圧縮ガスエンジンのレギュレー
    タ。
  2. 【請求項2】 水冷式圧縮天然ガスエンジンに供給する
    圧縮天然ガスの圧力を調圧するレギュレータであって、 このレギュレータは、第1のレギュレータ及び第2のレ
    ギュレータからなり、 第1のレギュレータの減圧率を第2のレギュレータの減
    圧率よりも大きくし、これらの第1・第2のレギュレー
    タを前記エンジンとキャビン内に設けた熱交換器との間
    に配置するとともに、エンジンから前記熱交換器へ向か
    う冷却水通路の分岐通路を、前記第1のレギュレータ内
    に設けた水通路に連通させ、 前記第1のレギュレータは、前記第2のレギュレータよ
    りも圧縮天然ガスの流れの上流側に設け、第1・第2の
    レギュレータは、エンジンルーム内に設け、車体に対し
    て取着自在な取付プレートには第2のレギュレータ、第
    1のレギュレータ及びこの第1のレギュレータの上流側
    に設けた電磁遮断弁が一体になって縦列に取付けられて
    おり、これらの間を接続する配管類も予め一体にユニッ
    ト化されたことを特徴とする天然圧縮ガスエンジンのレ
    ギュレータ。
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