JPH11324373A - 吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット - Google Patents
吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネットInfo
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- JPH11324373A JPH11324373A JP10128598A JP12859898A JPH11324373A JP H11324373 A JPH11324373 A JP H11324373A JP 10128598 A JP10128598 A JP 10128598A JP 12859898 A JP12859898 A JP 12859898A JP H11324373 A JPH11324373 A JP H11324373A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 柱を傷つけることがなく、かつ柱の材質を問
わず左右方向に間隔をおいて立設されている柱間に配す
ることのできるようにする。 【解決手段】 屋根2と屋根2とを支える複数の柱3と
よりなる吹き抜け状建物において、左右方向に間隔をお
いて立設されている少なくとも2つの柱3に固定される
吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット1であ
る。吊下ネット1は、垂直ネット本体6と、ネット本体
6の上縁および下縁に固定される上下一対のフレーム部
材4,5と、各柱3の左右幅より長い取付部材15とを
備えている。取付部材15とフレーム部材4,5とによ
り各柱3を前後から挟みつけた状態で、取付部材15と
フレーム部材4,5とを柱3の左右両側において相互に
ねじ止めする。
わず左右方向に間隔をおいて立設されている柱間に配す
ることのできるようにする。 【解決手段】 屋根2と屋根2とを支える複数の柱3と
よりなる吹き抜け状建物において、左右方向に間隔をお
いて立設されている少なくとも2つの柱3に固定される
吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット1であ
る。吊下ネット1は、垂直ネット本体6と、ネット本体
6の上縁および下縁に固定される上下一対のフレーム部
材4,5と、各柱3の左右幅より長い取付部材15とを
備えている。取付部材15とフレーム部材4,5とによ
り各柱3を前後から挟みつけた状態で、取付部材15と
フレーム部材4,5とを柱3の左右両側において相互に
ねじ止めする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右方向に間隔を
おいて立設されている少なくとも2つの柱に固定される
吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネットに関す
る。
おいて立設されている少なくとも2つの柱に固定される
吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネットに関す
る。
【0002】なお、本明細書において前後左右は、図3
を基準とするものとし、図3の右を前、左を後といい、
図3の紙面表側を右と紙面裏側を左というものとする。
を基準とするものとし、図3の右を前、左を後といい、
図3の紙面表側を右と紙面裏側を左というものとする。
【0003】また、本明細書において、吹き抜け状建物
とは、例えば、カーポート、ベランダや屋根付テラス等
柱と柱との間に側壁がないもの、すなわち柱と柱との間
に空間がある建物をいうものとする。
とは、例えば、カーポート、ベランダや屋根付テラス等
柱と柱との間に側壁がないもの、すなわち柱と柱との間
に空間がある建物をいうものとする。
【0004】
【従来の技術】左右方向に間隔をおいて立設されている
柱間に柱利用物品吊下ネットを配する手段として、各柱
にフック等を取り付け、このフックにネットを引っかけ
ることが一般的に行われてきた。
柱間に柱利用物品吊下ネットを配する手段として、各柱
にフック等を取り付け、このフックにネットを引っかけ
ることが一般的に行われてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、柱にフ
ック等を取り付けると柱が傷ついてしまうという問題が
ある。また、柱が非常に堅い金属製である場合などは、
柱にフックを取り付けることができず、柱利用物品吊下
ネットを配することができないという問題がある。
ック等を取り付けると柱が傷ついてしまうという問題が
ある。また、柱が非常に堅い金属製である場合などは、
柱にフックを取り付けることができず、柱利用物品吊下
ネットを配することができないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決した、柱
を傷つけることがなく、かつ柱の材質を問わず左右方向
に間隔をおいて立設されている柱間に配することのでき
る吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネットを提供
することにある。
を傷つけることがなく、かつ柱の材質を問わず左右方向
に間隔をおいて立設されている柱間に配することのでき
る吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネットを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネ
ットは、屋根と屋根とを支える複数の柱とよりなる吹き
抜け状建物において、左右方向に間隔をおいて立設され
ている少なくとも2つの柱に固定される吹き抜け状建物
における柱利用物品吊下ネットであって、垂直ネット本
体と、ネット本体の上縁および下縁に固定される上下一
対のフレーム部材と、各柱の左右幅より長い取付部材と
を備え、取付部材とフレーム部材とにより各柱を前後か
ら挟みつけた状態で、取付部材とフレーム部材とを柱の
左右両側において相互にねじ止めするようになされてい
るものである。
に、本発明の吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネ
ットは、屋根と屋根とを支える複数の柱とよりなる吹き
抜け状建物において、左右方向に間隔をおいて立設され
ている少なくとも2つの柱に固定される吹き抜け状建物
における柱利用物品吊下ネットであって、垂直ネット本
体と、ネット本体の上縁および下縁に固定される上下一
対のフレーム部材と、各柱の左右幅より長い取付部材と
を備え、取付部材とフレーム部材とにより各柱を前後か
ら挟みつけた状態で、取付部材とフレーム部材とを柱の
左右両側において相互にねじ止めするようになされてい
るものである。
【0008】フレーム部材にはそれぞれ前方に開口した
左右方向に伸びる内部拡大溝を設け、この内部拡大溝に
ボルトの頭をこれが回転しないように嵌め入れるように
すれば、ボルトを溝に沿って滑らせて左右方向における
任意の位置にボルトを容易に配することができるので、
柱間の距離が異なる吹き抜け状建物にも簡単に対応でき
る。
左右方向に伸びる内部拡大溝を設け、この内部拡大溝に
ボルトの頭をこれが回転しないように嵌め入れるように
すれば、ボルトを溝に沿って滑らせて左右方向における
任意の位置にボルトを容易に配することができるので、
柱間の距離が異なる吹き抜け状建物にも簡単に対応でき
る。
【0009】また、柱の前後長さが長い場合などには、
フレーム部材の内部拡大溝に頭が嵌め入れられたボルト
に、高ナットをねじ合わせ、この高ナットに取付部材に
形成された貫通孔を挿通したボルトをねじ合わせるとよ
い。
フレーム部材の内部拡大溝に頭が嵌め入れられたボルト
に、高ナットをねじ合わせ、この高ナットに取付部材に
形成された貫通孔を挿通したボルトをねじ合わせるとよ
い。
【0010】柱の前後長さが、短い場合などは、フレー
ム部材の内部拡大溝に頭が嵌め入れられたボルトを取付
部材の貫通孔を挿通させ、このボルトにナットをねじ合
わせればよい。
ム部材の内部拡大溝に頭が嵌め入れられたボルトを取付
部材の貫通孔を挿通させ、このボルトにナットをねじ合
わせればよい。
【0011】左右の柱の間隔が大きい場合などは、フレ
ーム部材を左右に2分割した半体を連結して構成すると
よい。この場合、上下フレーム部材間に複数のネット本
体を左右方向に並べて配置するとよい。
ーム部材を左右に2分割した半体を連結して構成すると
よい。この場合、上下フレーム部材間に複数のネット本
体を左右方向に並べて配置するとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明における1実施形態の吹き抜け状建物における柱利用
物品吊下ネットについて説明する。なお、先に述べたよ
うに、本明細書において前後左右は、図3を基準とする
ものとし、図3の右を前、左を後といい、図3の紙面表
側を右と紙面裏側を左という。すなわち、図1について
は、左上側が前、右下側が後、右上側が右、左下側が左
になり、図2については、右下側が前、左上側が後、左
下側が右、右上側が左になる。
明における1実施形態の吹き抜け状建物における柱利用
物品吊下ネットについて説明する。なお、先に述べたよ
うに、本明細書において前後左右は、図3を基準とする
ものとし、図3の右を前、左を後といい、図3の紙面表
側を右と紙面裏側を左という。すなわち、図1について
は、左上側が前、右下側が後、右上側が右、左下側が左
になり、図2については、右下側が前、左上側が後、左
下側が右、右上側が左になる。
【0013】図1は、カーポートとこれに取り付けられ
た吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット(1) を
示している。
た吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット(1) を
示している。
【0014】カーポートは、組立屋根(2) と、左右方向
に間隔をおいて立設されかつ屋根(2) の前端部を支持す
る2本のアルミニウム押出形材製断面方形状柱(3) とよ
りなり、2本の柱(3) を利用して柱利用物品吊下ネット
(1) が設けられている。なお、柱(3) の下端部は地面に
埋め込まれたコンクリートブロック(B) に固定されてい
る。
に間隔をおいて立設されかつ屋根(2) の前端部を支持す
る2本のアルミニウム押出形材製断面方形状柱(3) とよ
りなり、2本の柱(3) を利用して柱利用物品吊下ネット
(1) が設けられている。なお、柱(3) の下端部は地面に
埋め込まれたコンクリートブロック(B) に固定されてい
る。
【0015】柱利用物品吊下ネット(1) は、垂直ネット
本体(6) と、上下に間隔をおいて設けられる一対のアル
ミニウム押出形材製フレーム部材(4)(5)とを備え、ネッ
ト本体(6) の上下端部がそれぞれ、上下のフレーム部材
(4)(5)に固定されるようになされている。なお、本実施
形態においては3個のネット本体(6) が用いられる。
本体(6) と、上下に間隔をおいて設けられる一対のアル
ミニウム押出形材製フレーム部材(4)(5)とを備え、ネッ
ト本体(6) の上下端部がそれぞれ、上下のフレーム部材
(4)(5)に固定されるようになされている。なお、本実施
形態においては3個のネット本体(6) が用いられる。
【0016】上下のフレーム部材(4)(5) は、上下の向
きは異なるが同様の構成を有するものであり、以下、上
のフレーム部材(4) について説明する。
きは異なるが同様の構成を有するものであり、以下、上
のフレーム部材(4) について説明する。
【0017】フレーム部材(4) は、図3に示したように
中空略方形状をなしており、フレーム部材における前下
部にフレーム部材(4) の長さ方向に伸びる前方開口内部
拡大溝(4a)が、内部拡大溝(4a)の後に下部の開口幅が他
部に比して広いフレーム部材(4) の長さ方向に伸びる溝
(4b)がそれぞれ形成されているとともに内部拡大溝(4a)
の上方に前向垂直壁部(4e)が形成されている。
中空略方形状をなしており、フレーム部材における前下
部にフレーム部材(4) の長さ方向に伸びる前方開口内部
拡大溝(4a)が、内部拡大溝(4a)の後に下部の開口幅が他
部に比して広いフレーム部材(4) の長さ方向に伸びる溝
(4b)がそれぞれ形成されているとともに内部拡大溝(4a)
の上方に前向垂直壁部(4e)が形成されている。
【0018】なお、下のフレーム部材(5) は上のフレー
ム部材(4) と同様に内部拡大溝(5a)、溝(5b)および前向
垂直壁部(5e)を備えている。
ム部材(4) と同様に内部拡大溝(5a)、溝(5b)および前向
垂直壁部(5e)を備えている。
【0019】また、図5に示したようにフレーム部材
(4)(5)は、それぞれこれを左右に2等分した左半体(4c)
(5c)および右半体(4d)(5d)とにより構成されている。左
半体(4c)(5c)における前向垂直壁部(4e)(5e)の右端部お
よび右半体(4d)(5d)における前向垂直壁部(4e)(5e)左端
部にはそれぞれ貫通孔(4f)(5f)が形成されている。
(4)(5)は、それぞれこれを左右に2等分した左半体(4c)
(5c)および右半体(4d)(5d)とにより構成されている。左
半体(4c)(5c)における前向垂直壁部(4e)(5e)の右端部お
よび右半体(4d)(5d)における前向垂直壁部(4e)(5e)左端
部にはそれぞれ貫通孔(4f)(5f)が形成されている。
【0020】左右の半体(4c)(5c)(4d)(5d)は、これの中
空部に嵌め入れられる連結部材(7)(8)により連結され
る。図6に示したように、連結部材(7)(8)を半体(4c)(5
c)(4d)(5d)内に嵌め入れたさいに、前向垂直壁部(4e)(5
e)後面に当接する部分には左右に間隔をおいて半体(4c)
(5c)(4d)(5d)の貫通孔(4f)(5f)に対応する4個のねじ孔
(7a)(8a)がそれぞれ形成されている。
空部に嵌め入れられる連結部材(7)(8)により連結され
る。図6に示したように、連結部材(7)(8)を半体(4c)(5
c)(4d)(5d)内に嵌め入れたさいに、前向垂直壁部(4e)(5
e)後面に当接する部分には左右に間隔をおいて半体(4c)
(5c)(4d)(5d)の貫通孔(4f)(5f)に対応する4個のねじ孔
(7a)(8a)がそれぞれ形成されている。
【0021】そして、例えば、左半体(4c)(5c)に連結部
材(7)(8)の左半分を嵌め入れた状態でねじ(9) を、左半
体(4c)(5c)の貫通孔(4f)(5f)に挿通して連結部材(7)(8)
の左側における2個のねじ孔(7a)(8a)にねじ合わして左
半体(4c)(5c)に連結部材(7)(8)が固定される。次に、左
半体(4c)(5c)に固定された連結部材(7)(8)の右半分を、
右半体(4d)(5d)に嵌め入れた状態で、ねじ(9) を右半体
(4d)(5d)の貫通孔(4f)(5f)に挿通して連結部材(7)(8)の
右側2個のねじ孔(7a)(8a)にねじ合わせ、左半体(4c)(5
c)と右半体(4d)(5d)とを互いに固定してフレーム部材
(4)(5)を構成する。
材(7)(8)の左半分を嵌め入れた状態でねじ(9) を、左半
体(4c)(5c)の貫通孔(4f)(5f)に挿通して連結部材(7)(8)
の左側における2個のねじ孔(7a)(8a)にねじ合わして左
半体(4c)(5c)に連結部材(7)(8)が固定される。次に、左
半体(4c)(5c)に固定された連結部材(7)(8)の右半分を、
右半体(4d)(5d)に嵌め入れた状態で、ねじ(9) を右半体
(4d)(5d)の貫通孔(4f)(5f)に挿通して連結部材(7)(8)の
右側2個のねじ孔(7a)(8a)にねじ合わせ、左半体(4c)(5
c)と右半体(4d)(5d)とを互いに固定してフレーム部材
(4)(5)を構成する。
【0022】ネット本体(6) は、左右に間隔をおいて配
された複数の縦棒状部材(6a)と上下に間隔をおいて配さ
れた複数の横棒状部材(6b)とを備えている。なお、横棒
状部材(6b)の長さは上下フレーム部材(4)(5)の長さより
短く本実施形態においては3個のネット本体(6) が上下
フレーム部材(4)(5)間に配されている。
された複数の縦棒状部材(6a)と上下に間隔をおいて配さ
れた複数の横棒状部材(6b)とを備えている。なお、横棒
状部材(6b)の長さは上下フレーム部材(4)(5)の長さより
短く本実施形態においては3個のネット本体(6) が上下
フレーム部材(4)(5)間に配されている。
【0023】棒状部材(6a)(6b)は、例えばアルミニウム
などの金属製であり、縦棒状部材(6a)と横棒状部材(6b)
とが重なった部分が溶接されてネット本体(6) が構成さ
れている。また、最も下に位置する横棒状部材(6b)と最
も上に位置する横棒状部材(6b)は、他の横棒状部材(6b)
に比しわずかに大きな直径を有している。なお、棒状部
材(6a)(6b)は、他の素材、例えば、プラスチックなどに
より構成してもよい。
などの金属製であり、縦棒状部材(6a)と横棒状部材(6b)
とが重なった部分が溶接されてネット本体(6) が構成さ
れている。また、最も下に位置する横棒状部材(6b)と最
も上に位置する横棒状部材(6b)は、他の横棒状部材(6b)
に比しわずかに大きな直径を有している。なお、棒状部
材(6a)(6b)は、他の素材、例えば、プラスチックなどに
より構成してもよい。
【0024】このようにして構成されたネット本体(6)
は、ネット固定部材(11)を用いて以下のようにして上下
フレーム部材(4)(5)に固定されている。ネット固定部材
(11)は、横棒状部材(6b)に嵌め被せられる円弧状部(11
a) とこれに連続して形成された水平板状部(11b) とよ
りなる。
は、ネット固定部材(11)を用いて以下のようにして上下
フレーム部材(4)(5)に固定されている。ネット固定部材
(11)は、横棒状部材(6b)に嵌め被せられる円弧状部(11
a) とこれに連続して形成された水平板状部(11b) とよ
りなる。
【0025】そして、上のフレーム部材(4) とネット本
体(6) の最も上の横棒状部材(6b)とを固定するさいには
複数の固定部材(11)が、左右に間隔をおいてかつ円弧状
部(11a) が上向きに開口するように横棒状部材(6b)に嵌
め被せられるとともに、水平板状部(11b) が溝(4b)を塞
ぐように配する。次に、水平板状部分(11b) を貫通した
タッピングねじ(12)が溝(4b)にねじ込まれてネット本体
(6) が上フレーム部材(4) に固定される。
体(6) の最も上の横棒状部材(6b)とを固定するさいには
複数の固定部材(11)が、左右に間隔をおいてかつ円弧状
部(11a) が上向きに開口するように横棒状部材(6b)に嵌
め被せられるとともに、水平板状部(11b) が溝(4b)を塞
ぐように配する。次に、水平板状部分(11b) を貫通した
タッピングねじ(12)が溝(4b)にねじ込まれてネット本体
(6) が上フレーム部材(4) に固定される。
【0026】下のフレーム部材(5) とネット本体(6) の
最も下の横棒状部材(6b)とについても同様に、複数の固
定部材(11)が、左右に間隔をおいてかつ円弧状部(11a)
が上向きに開口するように横棒状部材(6b)に嵌め被せら
れるとともに、水平板状部(11b) が溝(5b)を塞ぐように
して配され、水平板状部分(11b) を貫通したタッピング
ねじ(12)が溝(4b)にねじ込まれてネット本体(6) が下フ
レーム部材(5) に固定される。
最も下の横棒状部材(6b)とについても同様に、複数の固
定部材(11)が、左右に間隔をおいてかつ円弧状部(11a)
が上向きに開口するように横棒状部材(6b)に嵌め被せら
れるとともに、水平板状部(11b) が溝(5b)を塞ぐように
して配され、水平板状部分(11b) を貫通したタッピング
ねじ(12)が溝(4b)にねじ込まれてネット本体(6) が下フ
レーム部材(5) に固定される。
【0027】そして、上下フレーム部材(4)(5)の内部拡
大溝(4a)(5a)にそれぞれ4本ずつのボルト(14)の頭が嵌
め入れられかつボルト(14)に高ナット(16)がねじ合わさ
れている。
大溝(4a)(5a)にそれぞれ4本ずつのボルト(14)の頭が嵌
め入れられかつボルト(14)に高ナット(16)がねじ合わさ
れている。
【0028】このようにして内部拡大溝(4a)(5a)にボル
ト(14)が嵌め入れられた両フレーム部材(4)(5)が柱(3)
の後に位置するようにかつ最も左に位置するボルト(14)
が左の柱(3) の左に、最も右に位置するボルト(14)が右
の柱(3) の右に、中央2つのボルト(14)が左右の柱(3)
間に位置するように配される。そして、各柱(3) におけ
るフレーム部材(4)(5)が位置する部分の前方にそれぞれ
取付部材(15)が配される。
ト(14)が嵌め入れられた両フレーム部材(4)(5)が柱(3)
の後に位置するようにかつ最も左に位置するボルト(14)
が左の柱(3) の左に、最も右に位置するボルト(14)が右
の柱(3) の右に、中央2つのボルト(14)が左右の柱(3)
間に位置するように配される。そして、各柱(3) におけ
るフレーム部材(4)(5)が位置する部分の前方にそれぞれ
取付部材(15)が配される。
【0029】取付部材(15)は、柱(3) の左右幅より長い
ものであり、柱(3) の前面に面接触する垂直板状部分こ
れの上下端から前方に突出した水平板状部分とよりな
り、垂直板状部分に左右方向に伸びた2個の長孔(15a)
が左右に間隔をおいて形成されている。
ものであり、柱(3) の前面に面接触する垂直板状部分こ
れの上下端から前方に突出した水平板状部分とよりな
り、垂直板状部分に左右方向に伸びた2個の長孔(15a)
が左右に間隔をおいて形成されている。
【0030】ボルト(17)が、この長孔(15a) に挿通され
かつ高ナット(16)にねじ合わされてフレーム部材(4)(5)
と取付部材(15)とにより柱(3) が挟みつけられて柱利用
物品吊下ネット(1) が柱(3) に固定される。なお、ボル
ト(17)と取付部材(15)との間にはワッシャ(18)が配され
ている。
かつ高ナット(16)にねじ合わされてフレーム部材(4)(5)
と取付部材(15)とにより柱(3) が挟みつけられて柱利用
物品吊下ネット(1) が柱(3) に固定される。なお、ボル
ト(17)と取付部材(15)との間にはワッシャ(18)が配され
ている。
【0031】このようにして構成された物品吊下ネット
(1) においては、横棒状部材(6b)に適当なフック状部材
などを介して植木鉢などの物品を吊り下げることができ
る。
(1) においては、横棒状部材(6b)に適当なフック状部材
などを介して植木鉢などの物品を吊り下げることができ
る。
【0032】ネット本体(6) は、フレーム部材(4)(5)に
上下端部が固定されているので、アルミニウム製棒状部
材(6a)(6b)に代えてプラスチック製棒状部材を用い、こ
の棒状部材に比較的重たい物品を吊り下げてもほとんど
たわむことがない。
上下端部が固定されているので、アルミニウム製棒状部
材(6a)(6b)に代えてプラスチック製棒状部材を用い、こ
の棒状部材に比較的重たい物品を吊り下げてもほとんど
たわむことがない。
【0033】なお、吊下ネットの各部構成は適宜変更可
能であり、例えばフレーム部材が左右に分割されていな
い場合や、長さの長いネット本体を1つ用いる場合など
が有る。
能であり、例えばフレーム部材が左右に分割されていな
い場合や、長さの長いネット本体を1つ用いる場合など
が有る。
【0034】
【発明の効果】本発明の柱利用物品吊下ネットによれ
ば、ネット本体の上縁および下縁に固定される上下一対
のフレーム部材と、各柱の左右幅より長い取付部材とに
より各柱を前後から挟みつけた状態で、取付部材とフレ
ーム部材とを柱の左右両側において相互にねじ止めする
ようになされているので、柱を傷つけることがなく、か
つ柱の材質に関わらず、左右に立設されている柱間に設
けることができ、柱間の空間を利用して植木鉢などの物
品を吊り下げることができる。
ば、ネット本体の上縁および下縁に固定される上下一対
のフレーム部材と、各柱の左右幅より長い取付部材とに
より各柱を前後から挟みつけた状態で、取付部材とフレ
ーム部材とを柱の左右両側において相互にねじ止めする
ようになされているので、柱を傷つけることがなく、か
つ柱の材質に関わらず、左右に立設されている柱間に設
けることができ、柱間の空間を利用して植木鉢などの物
品を吊り下げることができる。
【図1】本発明の1実施形態の吹き抜け状建物における
柱利用物品吊下ネットの使用状態における概略斜視図で
ある。
柱利用物品吊下ネットの使用状態における概略斜視図で
ある。
【図2】図1の要部を図1とは異なる方向から見た斜視
図である。
図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図2の要部の拡大図である。
【図5】上下フレーム部材の分解斜視図である。
【図6】図5の要部の拡大図である。
(1) 柱利用物品吊下ネット (2) 屋根 (3) 柱 (4)(5) フレーム部材 (6) ネット本体 (15) 取付部材
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根と屋根とを支える複数の柱とよりな
る吹き抜け状建物において、左右方向に間隔をおいて立
設されている少なくとも2つの柱に固定される吹き抜け
状建物における柱利用物品吊下ネットであって、 垂直ネット本体と、 ネット本体の上縁および下縁に固定される上下一対のフ
レーム部材と、 各柱の左右幅より長い取付部材とを備え、 取付部材とフレーム部材とにより各柱を前後から挟みつ
けた状態で、取付部材とフレーム部材とを柱の左右両側
において相互にねじ止めするようになされている吹き抜
け状建物における柱利用物品吊下ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10128598A JPH11324373A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10128598A JPH11324373A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11324373A true JPH11324373A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14988741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10128598A Withdrawn JPH11324373A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 吹き抜け状建物における柱利用物品吊下ネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11324373A (ja) |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP10128598A patent/JPH11324373A/ja not_active Withdrawn
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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