JPH11322564A - サンスクリーン剤および化粧下地料 - Google Patents

サンスクリーン剤および化粧下地料

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JPH11322564A
JPH11322564A JP10133259A JP13325998A JPH11322564A JP H11322564 A JPH11322564 A JP H11322564A JP 10133259 A JP10133259 A JP 10133259A JP 13325998 A JP13325998 A JP 13325998A JP H11322564 A JPH11322564 A JP H11322564A
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oil
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sunscreen agent
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肌から油分が脱脂されることを抑制し、肌への
負担が少ないサンスクリーン剤および化粧下地料を提供
する。 【解決手段】無機顔料を含有し、かつ顔料全体の吸油量
の70重量%以上の量の不揮発性油分を含有することを
特徴とするサンスクリーン剤と化粧下地料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌から油分が脱脂
されることを抑制し、肌への負担が少ないサンスクリー
ン剤、およ化粧下地料に関する。
【0002】さらに詳しくは、サンスクリーン剤、化粧
下地料の中の無機顔料等が肌から油分を脱脂する現象を
抑制したサンスクリーン剤および化粧下地料に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、サンスクリーン剤の紫外線防御技
術の向上に伴い、製剤中に配合される微粒子酸化チタン
や微粒子酸化亜鉛等の配合割合が増加している。特に、
ノンケミカルタイプと言われる有機系紫外線吸収剤無配
合のタイプではこの傾向が強い。一般に、高SPF値を
有する製品では、これらの無機顔料の配合量が20重量
%を超えることも珍しくなくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの無機顔料は平
均一次粒子径が大変小さいものが用いられ(数10nm
クラス)、顔料の比表面積が数10から100m2 /g
以上のものも使用されている。小さい粒子を用いること
で肌を均一に被覆して紫外線を防御する効果は高くなる
が、一方で顔料の持つ吸油量が増大する。顔料のみを配
合したサンスクリーン剤を使用したとすると、サンスク
リーン剤中の揮発性油分が揮散した後、顔料が肌から油
分を吸収してしまう問題が発生する。この問題は、サン
スクリーン剤を化粧下地料として使用した場合に問題と
なり、例えば乾燥感、かゆみなどの現象が発生する場合
がある。この現象は特に、ドライ肌やノーマル肌の肌症
の人が、サンスクリーン剤を化粧下地に使用し、かつオ
フィス業務などのあまり汗や皮脂がでにくい環境で生活
をした場合に発生しやすい。すなわち、本発明は、肌か
ら油分が脱脂されることを抑制し、肌への負担が少ない
サンスクリーン剤、および化粧下地料を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らはこ
れらの問題に鑑み鋭意検討した結果、サンスクリーン
剤、または化粧下地料中の不揮発性油分の量を特定範囲
にコントロールすることで、顔料が肌から油分を脱脂す
る現象を抑制できることを見出した。
【0006】すなわち、第1の本発明は、無機顔料を含
有し、かつ顔料全体の吸油量の70重量%以上の量の不
揮発性油分を含有することで、肌の脱脂が抑制されるこ
とを特徴とするサンスクリーン剤にある。
【0007】第2の本発明は、無機顔料を含有し、かつ
顔料全体の吸油量の70重量%以上の量の不揮発性油分
を含有することで、肌の脱脂が抑制されることを特徴と
する化粧下地料にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳説する。本発明で用いる無機顔料としては、紫外線
吸収能力を有するものであることが必要である。紫外線
吸収能力を有する無機顔料の例としては、酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化セリウム、低次酸化チタン、ベンガラ、
黄色酸化鉄、黒酸化鉄、炭化珪素などが挙げられる。こ
の内、酸化チタン、酸化亜鉛の使用が好ましい。上記の
酸化チタン、酸化亜鉛などの無機顔料の粒子径として
は、平均一次粒子径として5〜1000nmの範囲に入
る微粒子顔料が、紫外線防御効果に優れることから好ま
しく、特に10〜100nmの範囲のものが好ましい。
無機顔料の粒子の形状としては、球状、棒状、板状、針
状、不定形状、紡錘状、多面体状、ヒトデ状などの形が
挙げられるが特に限定されない。結晶型としては、ルチ
ル型、アナターゼ型などの酸化チタン、無機顔料特有の
結晶型、またはアモルファスのように結晶型を持たない
ものでも構わない。また、粒度分布はシャープであって
も、ブロードであっても構わない。
【0009】本発明で用いる無機顔料は、各種の表面処
理が実施されていることが好ましい。表面処理の目的に
は2種類があり、1つは顔料特有の固体酸や光などの触
媒活性を抑制するものであり、もう1つは表面の親水
性、撥水性などの性質を変化させ、使用目的に適した特
性を与えるためのものである。表面処理の例としては、
シリカ、アルミナ、ジルコニアなどの無機酸化物による
被覆処理、シラン、シランカップリング剤、メチルハイ
ドロジェンポリシロキサン、揮発性反応性シリコーンな
どのシリコーン、シリコーン樹脂、フッ素化シラン、パ
ーフルオロアルキルリン酸エステル塩などのフッ素系化
合物、界面活性剤、金属石鹸、粘剤、アクリル、スチレ
ン、ポリエチレンなどの樹脂、固形パラフィン、スクワ
ランなどの油剤、有機系紫外線吸収剤などによる被覆処
理が挙げられ、さらに加熱工程や焼成工程などが導入さ
れていても構わない。処理の方法としては、湿式法処
理、乾式法処理、気相法処理、メカノケミカル法処理、
焼成法処理などが挙げられるが特に限定されない。
【0010】本発明で用いる無機顔料としては、光触媒
活性が抑制されたものを用いることが好ましく、特にシ
リカやアルミナで被覆されたものが好ましい。また、サ
ンスクリーン剤として耐水性を向上させる必要性から、
アルキルシラン、シリコーン類、金属石鹸などで被覆
し、顔料表面が撥水化されていることが好ましい。
【0011】本発明で言う顔料とは、上記の無機顔料以
外の顔料であって、色素や樹脂粉末などの有機粉末や体
質顔料などが挙げられる。例えば、赤色104号、赤色
201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色
素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキなど
のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウ
レタンパウダー、テフロンパウダー、シリコーンパウダ
ー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー、ポ
リエチレンパウダー、ポリメタクリル酸メチルパウダ
ー、ポリプロピレンパウダーなどの高分子、酸化クロ
ム、カーボンブラック、群青、紺青などの有色顔料、タ
ルク、マイカ、セリサイト、カオリンなどの体質顔料、
雲母チタンなどのパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マ
グネシウムなどの金属塩、シリカ、アルミナなどの無機
粉体、ベントナイト、スメクタイトなどが挙げられる。
これらの粉体の大きさや形状に特に制限はない。この
内、シリコーンエラストマーの様な高分子系粉体は、皮
膚に対する感触を滑らかなものとする効果が高いことか
ら好ましい。
【0012】本発明で言う顔料の吸油量とは、ガラス板
上に顔料を置き、これに少量ずつ不揮発性油分を加え、
練り合わせながら顔料の状態を観察し、全体がペースト
化した時の不揮発性油分の割合のことを指す。例えば、
ある顔料100重量部と、ある不揮発性油分50重量部
とを混ぜた時に始めてペースト化した時には、この顔料
の不揮発性油分に対する吸油量は50%と表記する。吸
油量は顔料の種類、顔料の表面処理、油分の種類などに
よりその値が変化する。本発明では各顔料別と不揮発性
油分別に吸油量のデータを取り、これを基に製品系の吸
油率を決定する。以下にその方法の一例を示す。
【0013】今、サンスクリーン剤中に顔料として撥水
化処理酸化チタンがA重量%と撥水化処理酸化亜鉛がB
重量%含まれていたとする。また、サンスクリーン剤中
には不揮発性油分として、スクワランがC重量%、有機
系紫外線吸収剤がD重量%含まれていたとする。この時
の撥水化処理酸化チタンのスクワランに対する吸油量を
AC%、有機系紫外線吸収剤に対する吸油量をAD%と
し、同様に撥水化処理酸化亜鉛のスクワラン、有機酸系
紫外線吸収剤に対する吸油量をそれぞれBC%、BD%
とする。この場合、撥水化処理酸化チタンのスクワラン
に対する吸油量はA×(AC/100)であり、撥水化
処理酸化亜鉛のスクワランに対する吸油量はB×(BC
/100)であり、また、撥水化処理酸化チタンの有機
系紫外線吸収剤に対する吸油量はA×(AD/100)
であり、撥水化処理酸化亜鉛の有機系紫外線吸収剤に対
する吸油量はB×(BD/100)となる。本発明で
は、このサンスクリーン剤中の顔料全体の最大吸油量
(M)を、不揮発性油分の成分数をn(上記例ではnは
2となる)とした場合に下記の様に規定する。 M=A×[(AC+AD)/100]/n+B×[(B
C+BD)/100]/n ここで、実際にサンスクリーン剤中に、スクワランはC
重量%、有機系紫外線吸収剤はD重量%配合されている
ので、不揮発性油分の合計量はC+Dとなり、従ってこ
のサンスクリーン剤の顔料全体の吸油量に対する吸油率
は〔(C+D)/M〕×100(%)と規定される。顔
料と不揮発性油分の種類が増えた場合も上記と同様に各
係数を増やしていくことで計算できる。
【0014】本発明では、こうして計算した吸油率(最
大吸油量に対する不揮発性油分の配合量の割合)が70
重量%以上であることが必要である。吸油率が70重量
%未満では、化粧下地料として使用した場合に乾燥感が
発生する問題がある。尚、計算上は肌からの脱脂は吸油
率100重量%以上の場合に防げる筈であるが、吸油量
の測定方法自体が誤差が大きいことから、70重量%以
上で実効ある効果が発現されるものと考えられる。ま
た、この誤差のため、本発明では吸油量を測定する際に
は、測定値の一の位を四捨五入したものを使用すること
が好ましい。また、肌タイプとして乾燥肌を対象とする
場合には、より肌からの脱脂を避けるため、吸油率が8
0重量%以上であることが好ましい。
【0015】本発明では基本的に上記の方法で吸油率を
得ることが好ましいが、配合成分が複雑になり、吸油量
が規定できない場合には、製品をシャーレ上に載せ、5
0℃の送風乾燥下に揮発性成分を除去し(実際的には、
24時間程度乾燥させることが好ましい)、得られた塗
膜を粉砕し、ついで一定重量の塗膜粉砕物をガラス板に
乗せて、不揮発性油分の代表としてスクワランを用い、
スクワランの吸油量(重量)を測定して、粉体重量とス
クワランの吸油量の比で算出する方法を用いることがで
きる。但し、製品中に乾燥により皮膜を形成するシリコ
ーン樹脂やアクリル変性シリコーンなどの成分が含まれ
ている場合であって、乾燥により硬い皮膜を形成してし
まう場合に於いては、製品に一定量のスクワランを事前
に混合したものを乾燥・粉砕し、ついで一定重量の塗膜
粉砕物をガラス板に乗せてスクワランの吸油量を測定
し、後から吸油率を補正する方法がある。
【0016】また、本発明の吸油量の例としては、例え
ば石原産業社製の微粒子酸化チタンであるTTO−55
Aグレードを例にとってみると、表1に示すような値と
なった。
【0017】
【表1】
【0018】本発明で言う不揮発性油分とは、常圧下で
の沸点または昇華点が240℃以上の油剤を指す。従っ
て、例えば4量体、5量体の環状シリコーンなどの揮発
性シリコーン油、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、軽質流動イソパラフィン、N−メチルピロリドン、
石油エーテル、代替フロン、水は揮発性油分とみなし、
不揮発性油分には含まれない。
【0019】本発明で用いる不揮発性油分は、常温で液
状であっても、固体状、ペースト状であっても構わな
い。固体状、ペースト状の油剤を用いる場合では、一度
別の油剤や溶媒に溶解してから用いることが好ましい。
本発明で用いる不揮発性油分の例としては、例えばシリ
コーン油、極性油、非極性油、フッ素系油剤、樹脂類、
有機系紫外線吸収剤、界面活性剤などが挙げられる。具
体的には、セチルアルコール、イソステアリルアルコー
ル、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オ
クチルドデカノールなどの高級アルコール、イソステア
リン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸などの脂肪酸、グ
リセリン、ソルビトール、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールなどの多価ア
ルコール、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジ
メチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グ
リセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレ
ングリコール、オキシステアリン酸オクチルなどのエス
テル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワランなどの
炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウなど
のロウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツ
バキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油などの油脂、エ
チレン・α−オレフィン・コオリゴマー、ジメチルポリ
シロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガ
ノポリシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキシアル
キレン共変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オ
ルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサ
ン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アモジメチコ
ーン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、シリコーン
ゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ
酸、シリコーンRTVゴムなどのシリコーン化合物、パ
ーフルオロポリエーテル、フッ化ピッチ、フッ素化シリ
コーンレジンなどのフッ素化合物、高分子系界面活性
剤、油溶性植物エキス、パラメトキシケイ皮酸2−エチ
ルヘキシル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘ
キシル、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5
−硫酸、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、p−メトキシハイドロケイ皮酸 ジエタノー
ルアミン塩、パラアミノ安息香酸(以後、PABAと略
す)、サリチル酸ホモメンチル、メチル−O−アミノベ
ンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3
−ジフェニルアクリレート、オクチルジメチルPAB
A、サリチル酸オクチル、2−フェニル−ベンズイミダ
ゾール−5−硫酸、サリチル酸トリエタノールアミン、
3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェニン、2,2’,4,4’−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−N−オクトキシベンゾフェノン、4−イソプロ
ピル ジベンゾイルメタン、ブチルメトキシジベンゾイ
ルメタン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレ
ン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオ
ン酸2−エチルヘキシルなどの有機系紫外線吸収剤、お
よびこれらの高分子誘導体、シリコーン誘導体などが挙
げられる。
【0020】本発明のサンスクリーン剤、化粧下地料に
おける顔料の配合量としては、製剤の総量に対して、顔
料が1〜50重量%が好ましく、特に好ましくは3〜4
0重量%である。この範囲であれば吸油率の調整が可能
である。また、この内の紫外線防御効果を有する無機顔
料の配合量としては、製剤の総量に対して1〜40重量
%が好ましく、特に好ましくは5〜35重量%である。
この範囲であれば、紫外線防御効果が確保できる。ま
た、有機系紫外線吸収剤の量としては、無配合もしく
は、製剤の総量に対して1〜25重量%が好ましく、特
に好ましくは1〜15重量%であり、さらに好ましくは
3〜10重量%である。無配合の場合には、ノンケミカ
ルサンスクリーンとしての製品訴求ができるメリットが
あり、また、有機系紫外線吸収剤を配合した場合でも、
この範囲であれば実効性のある紫外線防御が可能であ
る。
【0021】本発明で言う肌の脱脂の有無の確認方法と
しては、製品の実用試験にて確認することが好ましい。
ドライ肌またはノーマル肌などの非脂性肌の肌症を持つ
女性パネラーを10名程度用意し、試作品を使用しても
らい、肌に乾燥感などの異常が感じられたかを調査する
方法が好ましい。
【0022】本発明では、上記の各成分以外に、通常化
粧料に用いられる樹脂、粘剤、抗酸化剤、抗炎症剤など
の生理活性成分、防腐剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、
キレート剤、中和剤、pH調整剤などの成分を同時に配
合することができる。この内、生理活性成分と溶媒を配
合することが好ましい。
【0023】抗酸化剤の例としては、トコフェロール
類、SOD、フェノール類、テルペン類、ブチルヒドロ
キシトルエン、ビタミンC、ビタミンE、カテキン類、
グルコース、ヒアルロン酸、β−カロチン、テトラヒド
ロクルクミン、茶抽出物、ゴマ抽出物、アントシアニ
ン、配糖体などの植物系等の抗酸化剤など従来公知の物
質を用いることができる。また、他の生理活性成分の例
としては、セラミド類、セレブロシド類、ビタミン剤、
メントール、プロポリス、ヒアルロン酸及びその塩、デ
オキシリポ核酸及びその塩、アミノ酸、ヒドロキシ酸な
どの有機酸類、ラクトフェリンなどの糖蛋白質、酵素、
血行促進剤、収斂剤、痩身剤、抗炎症剤等であり、それ
以外には植物由来、海藻由来などの成分がある。例え
ば、アシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキ
ス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、
アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイ
キョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイ
ジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウ
バクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オトギ
リソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエ
キス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水
分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、
カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキ
ス、甘草エキス、カルカデエキス、カキョクエキス、キ
ウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グア
ノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキ
ス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマテ
ィスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナ
エキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメ
ヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラ
ーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキ
ス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキ
ス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、
シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエ
キス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤ
クエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナ
エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキ
ス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエ
キス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオ
イエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズ
エキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チ
ョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエ
キス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒ
エキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、
ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイ
ビスカスエキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、
蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオ
コシエキス、ビサボロール、ビワエキス、フキタンポポ
エキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチ
ャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチ
マエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダ
イジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキ
ス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエ
キス、メリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキ
ス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、
ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、
リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソ
ウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマ
カミツレエキス、ローヤルゼリーエキスなどを挙げるこ
とができる。
【0024】溶媒の例としては、精製水、エタノール、
軽質流動イソパラフィン、低級アルコール、エーテル
類、LPG、フルオロカーボン、N−メチルピロリド
ン、フルオロアルコール、代替フロン、次世代フロン、
揮発性シリコーンなどが挙げられる。また、精製水の代
わりにミネラルウォーターなどを用いることも可能であ
る。
【0025】本発明のサンスクリーン剤、化粧下地料の
剤型としては、二層状、油中水型エマルション、水中油
型エマルション、ジェル状、スプレー、ムース状、油
性、固型状など従来公知の剤型を使用することができる
が、特に二層状、油中水型エマルション、水中油型エマ
ルション、ジェル状の形態を持つものが使用性に優れる
ことから好ましい。
【0026】また、本発明のサンスクリーン剤を化粧下
地料として使用した後に、ファンデーション、特にパウ
ダーファンデーションを塗布する場合には、化粧下地料
を塗布する前に、ローションやライトミルクなどで肌を
整えても構わず、また化粧下地料とファンデーションの
間にコンシーラーやフィルターカバーなどの補正料を用
いても良く、さらにはファンデーションを使用した後に
プレストパウダーなどの補正料を使用しても構わない。
サンスクリーン剤、化粧下地料の中でも、特にノンケミ
カル製剤が肌から脂分を脱脂してしまう現象があり、こ
のため肌に負担がかかっていたのを、本発明の脱脂を抑
制したサンスクリーン剤、化粧下地料を用いることで肌
の負担を減らすことができる。また、本発明のサンスク
リーン剤、化粧下地料は、肌タイプにより効果に影響を
受け、肌タイプとして非脂性肌の場合には有効である
が、脂性肌の場合には効果が得られないことが多い。
【0027】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
さらに詳細に説明する。
【0028】(1)官能特性評価 専門パネラー20名によって、試作品(化粧料)の官能
特性を評価した。評価項目としては、「肌の乾燥感、か
ゆみがあるか」について行った。肌の乾燥感、かゆみが
感じられなかった場合を+5点、肌がかゆい、乾くと感
じた場合を0点とし、その間を計4段階で評価し、全員
の点数の合計を以て評価結果とした。従って、点数が高
いほど、評価が高いことを示す。尚、試験は試作品を使
用した上に、市販の通年使用タイプの紫外線防御効果を
有している2ウェイタイプのパウダーファンデーション
を塗布する条件で試験を行った。また、専門パネラーの
肌タイプとしては、非脂性肌のパネラーを選択して実施
した。
【0029】(2)紫外線防御効果 専門パネラー5名を用いて、試作品(化粧料)の紫外線
防御効果を評価した。日中、屋外でテニスを行い、日焼
け(即時黒化)の状態から表2に示す評価基準に従って
評価した。パネラー全員の点数の合計を以て評価結果と
した。従って、点数が高いほど、紫外線防御効果が高い
ことを示す。
【0030】
【表2】
【0031】本発明では、顔料として表面処理無機顔料
2種(微粒子酸化チタンおよび微粒子酸化亜鉛)とシリ
コーン系有機顔料1種を用いて検討を行った。まず、本
実施例で用いた表面処理無機顔料の概要を示す。
【0032】表面処理微粒子酸化チタン 微粒子酸化チタンとしては平均一次粒子径17nmのル
チル型微粒子酸化チタンを湿式法処理により、シリカと
アルミナにて被覆処理し、これにオクチルトリエトキシ
シランを処理した。得られた表面処理微粒子酸化チタン
は、撥水性、紫外線防御効果に優れ、かつ光触媒活性が
低いこと(ESRにより確認)が確認された。この表面
処理微粒子酸化チタンの吸油量を測定したところ、表3
に示す値が得られた。
【0033】表面処理微粒子酸化亜鉛 母材となる微粒子酸化亜鉛としては住友大阪セメント社
製のZnO−350グレードを使用した。微粒子酸化亜
鉛とメチルハイドロジェンポリシロキサンを混合した
後、800℃にて2時間焼成し、酸化亜鉛表面にシリカ
層を形成させた後、さらにメチルハイドロジェンポリシ
ロキサンにて被覆・加熱処理した。得られた表面処理微
粒子酸化亜鉛は、撥水性、紫外線防御効果に優れ、かつ
光触媒活性が低いこと(ESRにより確認)が確認され
た。この表面処理微粒子酸化亜鉛の吸油量を測定したと
ころ、表3に示す値が得られた。
【0034】また、シリコーン系有機顔料としては東レ
・ダウコーニング・シリコーン社製のトレフィルE−5
07グレードをそのまま使用した。このシリコーン系有
機顔料の吸油量を測定したところ、表3に示す値が得ら
れた。
【0035】
【表3】
【0036】以下に上記顔料を用いて、サンスクリーン
剤を作製した実施例を示す。
【0037】実施例1 下記表4に示す処方に従ってサンスクリーン剤を得た。
尚、シリコーン系有機顔料である東レ・ダウコーニング
・シリコーン社製のトレフィルE−507グレードは事
前にメチルフェニルポリシロキサンにて50重量%に希
釈し、2軸の押し出し混練り装置を用いて混練りしたペ
ーストを使用した。尚、単位は重量%である(以下同
様)。
【0038】
【表4】
【0039】各原料を粗混合した後、ディスパーにて混
合し、ステンレスボールと共に容器に充填して製品とし
た。
【0040】吸油率の計算は下記の様に実施した。最大
吸油量は、不揮発性油分の成分数が4であるので、〔2
×(0.6+0.6+0.8+0.7)+20×(0.
5+0.5+0.5+0.5)+10×(2.8+1.
2+1.5+2.6)〕/4=(5.4+40+81)
/4=31.6重量部 であり、配合されている不揮発
性油分の量は15+5+8+10=38重量部 である
ので、吸油率は38/31.6×100=120%と計
算される。
【0041】比較例1 実施例1と同じ顔料、不揮発性油分を用い、表5に示す
処方にて製品を得た。
【0042】
【表5】
【0043】各原料を粗混合した後、ディスパーにて混
合し、ステンレスボールと共に容器に充填して製品とし
た。
【0044】最大吸油量は実施例1と同じ31.6重量
部であり、配合されている不揮発性油分の量は12.5
重量部であるので、吸油率は12.5/31.6×10
0=40% と計算される。
【0045】実施例2 下記に示す処方に従ってノンケミカルタイプのサンスク
リーン剤を得た。尚、シリコーン系有機顔料である東レ
・ダウコーニング・シリコーン社製のトレフィルE−5
07グレードは事前にメチルフェニルポリシロキサンに
て50重量%に希釈し、2軸の押し出し混練り装置を用
いて混練りしたペーストを使用した。
【0046】
【表6】
【0047】成分Aの各原料を粗混合した後、ディスパ
ーにて混合した。成分Aを撹拌しながら、事前に防腐剤
を均一に溶解した成分Bをゆっくりと投入した。得られ
た溶液をステンレスボールと共に容器に充填して製品と
した。
【0048】吸油率の計算は下記の様に実施した。最大
吸油量は、不揮発性油分の成分数が5であるので、〔2
2×(0.5+0.5+0.5+0.5+0.4)+5
×(2.8+1.2+2.6+2.6+1.6)〕/5
=(52.8+54)/5=21.4重量部 であり、
配合されている不揮発性油分の量は5+2+3+7+2
=19重量部 であるので、吸油率は19/21.4×
100=89%と計算される。
【0049】比較例2 実施例2と同じ顔料、不揮発性油分を用い、表7に示す
処方にてノンケミカルタイプのサンスクリーン剤を得
た。尚、シリコーン系有機顔料は実施例2と同じものを
使用した。
【0050】
【表7】
【0051】成分Aの各原料を粗混合した後、ディスパ
ーにて混合した。成分Aを撹拌しながら、事前に防腐剤
を均一に溶解した成分Bをゆっくりと投入した。得られ
た溶液をステンレスボールと共に容器に充填して製品と
した。
【0052】吸油率の計算は下記の様に実施した。最大
吸油量は、不揮発性油分の成分数が5であるので、〔2
2×(0.5+0.5+0.5+0.5+0.4)+5
×(2.8+1.2+2.6+2.6+1.6)〕/5
=(52.8+54)/5=21.4重量部 であり、
配合されている不揮発性油剤の量は5+2+2+2+2
=13重量部 であるので、吸油率は13/21.4×
100=61%と計算される。
【0053】以下、上記の実施例および比較例の評価結
果を表8に示す。
【0054】
【表8】
【0055】表8より、本発明の実施例1、2は比較例
1、2と比べて肌の乾燥感やかゆみを感じないことが判
る。また、紫外線防御効果については両者共に紫外線防
御効果に優れており、不揮発性油分を増やしたことによ
る影響は認められなかった。このことから、本発明の各
実施例は肌への負担を軽減していることが判った。
【0056】
【発明の効果】以上のことから、本発明は、無機顔料を
含有し、かつ顔料全体の吸油量の70重量%以上の量の
不揮発性油分を含有するサンスクリーン剤、および化粧
下地料が、肌の脱脂が抑制され、肌への負担を軽減する
効果を有していることは明らかである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機顔料を含有し、かつ顔料全体の吸油
    量の70重量%以上の量の不揮発性油分を含有すること
    で、肌の脱脂が抑制されることを特徴とするサンスクリ
    ーン剤。
  2. 【請求項2】 無機顔料を含有し、かつ顔料全体の吸油
    量の70重量%以上の量の不揮発性油分を含有すること
    で、肌の脱脂が抑制されることを特徴とする化粧下地
    料。
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