JPH11322216A - エレベータ調整装置 - Google Patents

エレベータ調整装置

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JPH11322216A
JPH11322216A JP10133707A JP13370798A JPH11322216A JP H11322216 A JPH11322216 A JP H11322216A JP 10133707 A JP10133707 A JP 10133707A JP 13370798 A JP13370798 A JP 13370798A JP H11322216 A JPH11322216 A JP H11322216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
waveform
data
control device
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP10133707A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakazato
敦志 中里
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ走行特性の調整作業を容易にす
る。 【解決手段】 エレベータ制御装置2側からD/A変換
器3aによってエレベータの走行波形データを取り込
み、この走行波形データを表示装置3bによって波形に
して表示する。そこで、表示装置3bに表示された波形
に対して入力装置3cによって補正波形を入力すると、
演算装置3dが補正された波形から最適な数値制御量を
演算し、この最適な数値制御量をエレベータ制御装置2
側に伝送してその制御データに反映させる。したがっ
て、エレベータ制御装置に当該エレベータ調整装置3を
接続し、表示装置3bによって表示されている走行波形
に対して入力装置3cで補正波形を入力するだけで、そ
の補正を反映させた最適な数値制御量をエレベータ制御
装置2側に設定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ制御装
置に接続してエレベータ制御装置内部の運転制御データ
の調整を行うためのエレベータ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの走行速度や乗り心地
を調整するには、エレベータ制御装置から各種制御デー
タを取出してD/A変換して記録機に出力し、技術者が
その記録機に表示される走行波形を見ながら制御データ
が理想値になるまで各ポイントの制御数値をエレベータ
専用の調整装置で設定する方法にとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエレベータ調整方法では、エレベータの走行波形
を理想波形にするには、各ポイントの数値データ、例え
ば始動電流値の設定値、トップスピード、減速ポイント
それぞれに達するまでの時間設定値、クリープ速度に入
るまでのゲイン設定値など、数10項目の数値データを
変えなければならず、しかもそれらのデータ変換の都
度、走行波形を記録機に出力し、確認する必要があり、
調整作業に長い時間がかかる問題点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、表示画面上で直接に走行波形を操作す
ることによって自動的にその補正を反映した制御データ
を演算して出力することができるエレベータ調整装置を
提供することを目的とする。
【0005】また本発明は、上述の補正を反映した制御
データをエレベータ制御装置側に自動的に設定させるこ
とができるエレベータ調整装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のエレベ
ータ調整装置は、エレベータの走行波形データを波形に
して表示する表示手段と、前記表示手段に表示された前
記走行波形に対して補正操作を行う補正操作手段と、前
記補正操作手段により補正操作した波形から最適な数値
制御量を演算して出力する演算手段とを備えたものであ
る。
【0007】請求項1の発明のエレベータ調整装置で
は、表示手段によってエレベータの走行波形データを波
形にして表示し、この表示された波形に対して補正操作
手段によって補正操作を行うと、演算手段が補正された
波形から最適な数値制御量を演算して出力する。
【0008】これによって、表示手段によって表示され
ているエレベータの走行波形に対して補正操作するだけ
で自動的に補正された波形を反映した最適な数値制御量
を求めて出力することができ、これに基づいてエレベー
タ調整が容易に行えるようになる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明のエレ
ベータ調整装置において、さらに、前記エレベータの走
行波形データをエレベータ制御装置から取り込む波形デ
ータ入力手段と、前記演算手段の演算した前記数値制御
量を前記エレベータ制御装置に伝送して当該エレベータ
制御装置の制御データに反映させる補正データ出力手段
とを備えたものである。
【0010】請求項2の発明のエレベータ調整装置で
は、エレベータ制御装置側から波形データ入力手段によ
ってエレベータの走行波形データを取り込み、この走行
波形データを表示手段によって波形にして表示する。そ
こで、表示手段に表示された波形に対して補正操作手段
によって補正操作を行うと、演算手段が補正された波形
から最適な数値制御量を演算し、さらに補正データ出力
手段がこの最適な数値制御量をエレベータ制御装置側に
伝送してその制御データに反映させる。
【0011】したがって、エレベータ制御装置に当該エ
レベータ調整装置を接続し、表示手段によって表示され
ている走行波形に対して補正操作手段で補正操作するだ
けで、その補正を反映させた最適な数値制御量をエレベ
ータ制御装置側に設定させることができ、エレベータ調
整作業が容易に行えるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
構成を示しており、エレベータ巻上機1の回転を制御す
るエレベータ制御装置2に対して、本発明の特徴である
エレベータ調整装置3が接続されている。エレベータ制
御装置2にはエレベータ巻上機1の起動、停止、回転速
度、過減速を制御するため、エレベータの走行波形デー
タの設定値である制御データを記憶する制御データ記憶
部2aと、エレベータ巻上機1の実際の走行時の走行波
形データ(時間軸に対するエレベータ速度の推移を示す
データ)をエレベータ巻上機1から入力して記憶する走
行波形データ記憶部2bを備えている。
【0013】エレベータ調整装置3には、エレベータ制
御装置2の走行波形データ記憶部2bから走行波形デー
タを取りだしてD/A変換するD/A変換器3aと、こ
のD/A変換器3aで変換したアナログ値を図2(a)
に示すような走行波形Aにして表示する表示装置3b
と、エレベータ制御装置2から走行波形データの取得指
令を与え、また表示装置3bに表示されている走行波形
に対して図2(b)に示すような補正波形Bの入力操作
を行う入力装置3cと、表示装置3bに表示されている
走行波形Aと入力装置3cで設定した補正波形Bとを比
較し、エレベータ制御装置2に設定する最適な制御数値
データを算出してエレベータ制御装置2に伝送する比較
演算装置3dを備えている。
【0014】次に、上記構成のエレベータ調整装置の動
作を説明する。エレベータの乗り心地が悪く、調整を行
う必要が生じた場合を例にして、以下、説明する。エレ
ベータ制御装置2にエレベータ調整装置3を接続し、入
力装置3cによりデータ収集指令を入力すると、エレベ
ータ制御装置2の走行波形データ記憶部2bに記憶され
ている走行波形データをD/A変換器3aを通して取り
込み、アナログ値に変換して表示装置3bに走行波形に
して表示させる(ステップS1〜S3)。ここで走行波
形Aは、図2(a)に示すようなものであったとする。
【0015】技術者はこの表示装置3bに表示されてい
る走行波形Aを見て、入力装置3cにより適切な走行波
形Bを同図(b)に示すようにペン入力することによっ
て、比較演算装置3dが走行波形Aと補正波形Bとを比
較して最適な制御数値データを求め、これをエレベータ
制御装置2に伝送してその制御データ記憶部2aに登録
させる(ステップS4〜S7)。
【0016】これによってエレベータ制御装置2は制御
データ記憶部2aに新たに登録された最適な制御数値デ
ータに基づいてエレベータ巻上機1を制御し、乗り心地
が改善されることになる。
【0017】このようにして、上記の実施の形態のエレ
ベータ調整装置3では、表示装置3bに表示された現実
のエレベータの走行波形Aに対して入力装置3cで理想
的な走行波形Bに補正する操作を行うことにより、補正
された走行波形Bを実現する制御数値データを自動的に
算出してエレベータ制御装置2側に設定することがで
き、エレベータの調整作業が簡素化され、かつ的確な調
整が可能となる。
【0018】なお、上記の実施の形態の場合、走行波形
の補正入力のための好適な入力手段としてペン入力を示
したが、これに限定されず、表示装置3bに曲線補間機
能を組込むことによって、マウスその他のポインティン
グデバイスによって特徴点をいくつかクリックすること
によって表示装置3b側でそれらの特徴点を曲線で補間
接続させて走行波形Bを自動的に描画する方法を採用す
ることもでき、特に、走行波形の補正のための入力手段
は問わない。
【0019】また、上記の実施の形態では走行波形とし
て時間軸に対するエレベータ速度の推移を利用したが、
走行波形には巻上機1に対する電流波形、加減速度波形
などを使用し、その波形の補正操作を行うこともでき
る。
【0020】さらに、上記の実施の形態ではエレベータ
制御装置2に対してエレベータ調整装置3を接続し、相
互にデータ伝送する方式を示したが、エレベータ調整装
置自体はエレベータ制御装置2から独立したものとし
て、例えば、データの入出力にエレベータ制御装置2の
走行波形データを記憶するフレキシブルディスクのよう
な記憶媒体を用い、D/A変換器3aによってその記憶
媒体から走行波形データを読込んでアナログ値に変換
し、これを表示装置3bに表示させ、この走行波形Aに
対して入力装置3cによって補正波形Bを入力すれば、
比較演算装置3dが補正波形Bに基づく補正データを演
算し、最適な制御数値データを求めて同じ記憶媒体に書
出す構成にし、エレベータ制御装置2側にはこの記憶媒
体を介して最適な制御数値データを読込ませる方式にす
ることもでき、さらに簡易なシステムとして、補正後の
制御数値データはプリンタによってプリントアウトし、
それを見ながら技術者がエレベータ制御装置2側に再登
録したり、また補正後の制御数値データを表示装置に表
示させ、それを見ながらエレベータ制御装置2側に再登
録する方式にすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
表示手段によってエレベータの走行波形データを波形に
して表示し、この表示された波形に対して補正操作手段
によって補正操作を行うと、演算手段が補正された波形
から最適な数値制御量を演算して出力するようにしたの
で、表示手段によって表示されているエレベータの走行
波形に対して補正操作するだけで自動的に補正された波
形を反映した最適な数値制御量を求めて出力することが
でき、これに基づいてエレベータ調整が容易に行える。
【0022】請求項2の発明によれば、エレベータ制御
装置側から波形データ入力手段によってエレベータの走
行波形データを取り込み、この走行波形データを表示手
段によって波形にして表示し、表示された波形に対して
補正操作手段によって補正操作を行うと、演算手段が補
正された波形から最適な数値制御量を演算し、さらに補
正データ出力手段がこの最適な数値制御量をエレベータ
制御装置側に伝送してその制御データに反映させるよう
にしたので、エレベータ制御装置に当該エレベータ調整
装置を接続し、表示手段によって表示されている走行波
形に対して補正操作手段で補正操作するだけで、その補
正を反映させた最適な数値制御量をエレベータ制御装置
側に設定させることができ、エレベータ調整作業がより
簡易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のエレベータ調整装
置をエレベータ制御装置に接続したシステム構成の全体
を示すブロック図。
【図2】上記の実施の形態において表示装置に表示され
た走行波形と補正波形を示す説明図。
【図3】上記の実施の形態によるエレベータ制御特性の
調整処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 エレベータ巻上機 2 エレベータ制御装置 2a 制御データ記憶部 2b 走行波形記憶部 3 エレベータ調整装置 3a D/A変換器 3b 表示装置 3c 入力装置 3d 比較演算装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの走行波形データを波形にし
    て表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された前記走行波形に対して補正操
    作を行う補正操作手段と、 前記補正操作手段により補正操作した波形から最適な数
    値制御量を演算して出力する演算手段とを備えて成るエ
    レベータ調整装置。
  2. 【請求項2】 エレベータの走行波形データをエレベー
    タ制御装置から取り込む波形データ入力手段と、 前記演算手段の演算した前記数値制御量を前記エレベー
    タ制御装置に伝送して当該エレベータ制御装置の制御デ
    ータに反映させる補正データ出力手段とを備えて成る請
    求項1に記載のエレベータ調整装置。
JP10133707A 1998-05-15 1998-05-15 エレベータ調整装置 Pending JPH11322216A (ja)

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JP10133707A JPH11322216A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 エレベータ調整装置

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JP10133707A JPH11322216A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 エレベータ調整装置

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JPH11322216A true JPH11322216A (ja) 1999-11-24

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ID=15111018

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JP10133707A Pending JPH11322216A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 エレベータ調整装置

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JP (1) JPH11322216A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095561A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータドア遠隔調整装置
JP2015027917A (ja) * 2014-08-20 2015-02-12 Ihi運搬機械株式会社 シミュレーション装置と方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095561A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータドア遠隔調整装置
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