JPH11322010A - 通過物体の一時置き場装置 - Google Patents

通過物体の一時置き場装置

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JPH11322010A
JPH11322010A JP13568798A JP13568798A JPH11322010A JP H11322010 A JPH11322010 A JP H11322010A JP 13568798 A JP13568798 A JP 13568798A JP 13568798 A JP13568798 A JP 13568798A JP H11322010 A JPH11322010 A JP H11322010A
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十四夫 関根
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幹太 松本
Takashi Noda
隆 野田
Tei Ishikawa
禎 石川
Koji Kunugibara
浩二 櫟原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通過搬送される物体が一時的に置かれるスペ
ースについて、防災機能を備えさせることができるよう
になる通過物体の一時置き場装置を提供すること。 【解決手段】 装置1に、内部の物体置きスペースSに
物体を搬入するための第1開口部19と、スペースSか
ら物体を搬出するために第2開口部20とを形成すると
ともに、第1開口部19と第2開口部20にモータ21
でスライド移動するスライド体36による開閉手段35
を設け、第1開口部19から物体をスペースSに搬入す
るときには第2開口部20を閉じ、第2開口部20から
スペースSの物体を搬出するときには第1開口部19を
閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通過搬送される物
体を一時的に置いておくための置き場装置に係り、例え
ば、工場に納入された部品、材料等の物体を工場内のそ
れぞれの所定箇所に分配搬送するために、物体を一時停
留させるために利用できるものである。
【0002】
【背景技術】製品を生産する工場では、それぞれの納入
業者が各々の部品、材料等の物体を納入し、これらの物
体は工場内のそれぞれの所定箇所に分配搬送されて製品
の生産のために使用される。
【0003】従来、納入業者から納入された物体は、フ
ォークリフト等の第1運搬車両により物体分配場所に運
ばれ、この物体分配場所には複数の物体停留スペースが
区画形成されており、物体分配場所に運ばれた物体はそ
の物体の種類に応じて物体停留スペースごとに仕分け配
置され、この後、第2運搬車両がその物体停留スペース
まで走行し、この第2運搬車両に物体が載せられて工場
内の所定箇所に運ばれるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の工場内の物
流システムでは、物体停留スペースは、第1運搬車両の
走行路と第2運搬車両の走行路とに面して設けられてお
り、第1運搬車両から物体停留スペースに物体を運び入
れるときや、物体停留スペースから第2運搬車両に物体
を積載するときに、作業者が物体停留スペースに入って
これらの作業を行うことがある。これによると、例え
ば、作業者が第1運搬車両から物体停留スペースに物体
を運び入れる作業を行っているときに第2運搬車両がこ
の物体停留スペースに達すると、第2運搬車両は作業者
に近づくことになり、このため、作業者の安全を確保す
る防災上の工夫を物体停留スペースに施すことが求めら
れることになる。
【0005】本発明の目的は、通過搬送される物体が一
時的に置かれるスペースについて、防災の機能を付加さ
せることができるようになる通過物体の一時置き場装置
を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通過物体の
一時置き場装置は、物体が一時的に置かれる物体置きス
ペースと、このスペースへの物体の搬入を行うための第
1開口部と、前記スペースからの物体の搬出を行うため
の第2開口部とを有し、第1開口部と第2開口部に、物
体の搬入、搬出時に開く開閉手段が設けられていること
を特徴とするものである。
【0007】この通過物体の一時置き場装置によると、
第1開口部を通して物体置きスペースに物体を搬入する
作業が行われるときには、第1開口部の開閉手段は開い
て第2開口部の開閉手段は閉じ、また、第2開口部を通
して物体置きスペースから物体を搬出する作業が行われ
るときには、第1開口部の開閉手段は閉じて第2開口部
の開閉手段は開く。
【0008】このため、たとえ物体置きスペースに作業
者等の人間が入ることになっていても、この人間は開閉
手段が開いた一方の開口部から物体置きスペースに入る
ことが可能になるとともに、他方の開口部の開閉手段は
閉じるため、この開口部またはこの開口部の近くに危険
物が来ることがあっても、人間はこの危険物から遮断さ
れた状態で所定作業を行え、このため、人間は保護さ
れ、本発明に係る通過物体の一時置き場装置は防災機能
を備えたものとなる。
【0009】なお、本発明は、第1開口部を通して物体
置きスペースに搬入された物体が第2開口部を通して物
体置きスペースから搬出される場合だけではなく、第2
開口部を通して物体置きスペースに搬入された物体が第
1開口部を通して物体置きスペースから物体が搬出され
る場合、言い換えると、第1開口部と第2開口部のそれ
ぞれが物体の搬入口と搬出口の両方になっている場合に
も、適用できる。
【0010】また、第1開口部の開閉手段と第2開口部
の開閉手段はモータ等の駆動源を使用した自動式もので
もよく、駆動源を使用しない手動式のものでもよい。
【0011】本発明に係る通過物体の一時置き場装置の
用途の一例は、この装置を、物体置きスペースに搬入さ
れる物体を運搬するための第1運搬車両の走行路と、物
体置きスペースから搬出された物体を運搬するための第
2運搬車両の走行路との接続部分に配置し、物体置きス
ペースに一時的に置かれる物体を第1運搬車両から第2
運搬車両に引き継がれて運ばれる物体とすることであ
る。
【0012】ここでいう第1運搬車両と第2運搬車両
は、例えば、フォークリフト等のように工場内を走行
し、工場に納入された部品、材料等の物体を所定箇所に
搬送するための車両でもよく、トラック等のように一般
の公道を走行し、荷送り主から荷受け取り主に荷物を送
るための車両でもよい。
【0013】また、本発明に係る通過物体の一時置き場
装置は、立体駐車場にも適用でき、これを具体的に説明
すると、立体駐車場の入り口にこの一時置き場装置を配
置し、物体を自動車とするとともに、自動車運転者が運
転して自動車を乗り入れる場所を装置内の物体置きスペ
ースと、装置の立体駐車場とは反対側の開口部(第1開
口部)に設けられている開閉手段が開いたときにこのス
ペースに自動車に乗り入れ、そして運転者が装置から出
た後、それまで閉じていた装置の立体駐車場側の開口部
(第2開口部)の開閉手段が開き、この開口部から物体
置きスペースに残されている自動車を立体駐車場に装備
されている自動車引き取り装置が立体駐車場内に引き込
むことである。
【0014】これと同様な用途として、本発明に係る装
置を立体駐輪場の入り口に配置することもできる。
【0015】本発明に係る装置の第1開口部、第2開口
部に設ける開閉手段は、任意な形式のものを採用するこ
とができ、例えば、開口部の互いに対向する二辺のうち
の一方から他方に向かってスライド体が移動することに
より開口部を閉じるスライド式のものでもよく、回動体
が回動することにより開口部を開閉する回動式のもので
もよい。前者については、スライド体のスライド方向は
上下方向でもよく、左右方向でもよく、水平方向でもよ
い。後者については、1個の大型回動体だけで開口部を
開閉するものでもよく、観音式扉のように複数の回動体
によって開口部を開閉するものでもよく、また、回動中
心軸の軸方向は鉛直方向でもよく、水平方向でもよい。
【0016】また、第1開口部の開閉手段と第2開口部
の開閉手段は同じ形式のものでもよく、異なる形式のも
のでもよい。
【0017】第1開口部の開閉手段と第2開口部の開閉
手段を別個のものとすることもでき、また、これらの開
閉手段を、共に開口部の互いに対向する二辺のうちの一
方から他方に向かってスライド体が移動することにより
開口部を閉じるスライド式開閉手段とした場合には、こ
れらのスライド式開閉手段を連結一体化された1個のも
のとし、第1開口部と第2開口部のうちの一方が開かれ
たときに他方が閉じられるようにすることもできる。
【0018】後者のようにした場合には、開口部が2個
あっても開閉手段を1個とすることができるため、それ
だけ構造の簡単化、部品点数の削減を達成することがで
きることになる。
【0019】開閉手段をスライド式とした場合には、ス
ライド体を、スライド体の移動方向に複数並設されたバ
ー状部材と、これらのバー状部材同士を連結し、かつ可
撓性を有する連結部材とを含んで構成されたものとして
もよく、引き戸のように1枚または複数枚のプレート状
の部材で形成されたものとしてもよい。
【0020】スライド体を前者とした場合には、スライ
ド体の移動で開口部が閉じられるときにこのスライド体
の先端が障害物に当接すると、可撓性を有する連結部材
の可撓作用によってスライド体に撓み変形部が生ずるこ
とになり、これにより、スライド体から大きな衝撃荷重
が障害物に作用するのを防止でき、スライド体および障
害物の破損事故等の発生を防止できる。
【0021】このスライド体の移動を案内するため、装
置の開口部にはスライド体の前記バー状部材の長手方向
両側においてガイドレールを設け、これらのガイドレー
ルにバー状部材の両端部を摺動自在に係合させることが
好ましい。
【0022】ここで、全部のバー状部材の両端部をガイ
ドレールに摺動自在に係合させてもよいが、両端部また
は一方の端部をガイドレールに摺動自在に係合させない
バー状部材を設けてもよい。
【0023】このように、両端部または一方の端部をガ
イドレールに摺動自在に係合させないバー状部材を設け
ると、スライド体の先端が障害物に当接したときに生ず
るスライド体の撓み変形部は、可撓性連結部材で連結さ
れているバー状部材同士の間だけではなく、ガイドレー
ルに係合していないバー状部材の箇所でも発生させるこ
とができるようになり、この撓み変形部の撓み量を大き
くできることから、スライド体と障害物に作用する衝撃
荷重を一層低減できる。
【0024】このような作用効果を得るための構造の一
例は、スライド式開閉手段をバー状部材の長手方向両側
に配置されたガイドレールに案内されて移動自在とする
とともに、バー状部材に長さの長いものと短いものを設
け、長いバー状部材の両端部をガイドレールに摺動自在
に係合し、短いバー状部材の両端部がガイドレールまで
達しないようにすることである。
【0025】また、他の例は、スライド式開閉手段をバ
ー状部材の長手方向両側に配置されたガイドレールに案
内されて移動自在とし、全部のバー状部材の長さを同じ
とするとともに、これらのバー状部材の一部を前記ガイ
ドレールのうちの一方側に片寄って配置し、残りのバー
状部材を他方側に片寄って配置し、それぞれのバー状部
材を、片寄った側の端部がその片寄った側のガイドレー
ルだけに摺動自在に係合するようにさせることである。
【0026】前者の例において、長さの長いバー状部材
と長さの短いバー状部材は、1本ごとに交互に配置して
もよく、複数本ごとに交互に配置してもよく、あるい
は、一本の長いバー状部材の次ぎに複数本の短いバー状
部材を配置してもよく、一本の短いバー状部材の次ぎに
複数本の長いバー状部材を配置してもよく、その配置順
序および配置位置は任意である。後者の例についても、
これと同様である。
【0027】スライド式開閉手段を、スライド体の移動
方向に複数並設されたバー状部材と、これらのバー状部
材同士を連結し、かつ可撓性を有する連結部材とを含ん
で構成されるものとした場合には、バー状部材は、スラ
ットでもよく、細長のパネルでもよく、桟でもよい。そ
してこのバー状部材は、パイプ等のように中空の部材で
もよく、中実の部材でもよい。また、可撓性の連結部材
は、チェーンでもよく、ワイヤーやロープ等の紐状の部
材でもよく、また、装置の開口部の全部またはほぼ全部
または一部を覆う面積となっている布状の部材でもよ
い。
【0028】また、本発明に係る装置において、前述し
た第1開口部と第2開口部は、装置の互いに反対側の側
面に設けてもよく、装置の互いに隣り合う側面に設けて
もよく、また、装置は四角形の箱形でもよく、それ以外
の形状でもよい。
【0029】さらに、本発明は、第1開口部と第2開口
部の2個の開口部だけではなく、第3開口部や第4開口
部等の3個以上の開口部を備えた装置にも適用でき、第
3開口部等の第1開口部や第2開口部以外の開口部に
も、前述した第1開口部、第2開口部と同様に任意な形
式、構造の開閉手段を設けることができ、第3開口部と
第4開口部の開閉手段を、連結一体化されていて一方の
開口部を閉じたときには他方を開くものとしてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る通過物
体の一時置き装置1が使用されている工場内の物体分配
場所を示す概略平面図であり、図2は、その装置1の全
体斜視図である。
【0031】図1に示すように、工場内の物体分配場所
には、複数の装置1が横方向に並設されて形成された装
置列2が間隔をあけて二列配置され、これらの装置列2
の外側には、第1運搬車両3が走行する走行路4が設け
られているとともに、装置列2同士の間には、第2運搬
車両5が走行する走行路6が設けられており、装置列2
を形成しているそれぞれの装置1は、これらの走行路4
と6の接続部分に配置されている。第1運搬車両3は、
製品の生産のために工場に納入業者から納入された部品
や材料等の物体を所定の装置1内の後述する物体置きス
ペースに運ぶためのものであり、第2運搬車両5は、そ
れぞれの装置1の物体置きスペースに分配されて置かれ
た物体を工場内に所定箇所に運ぶためのものである。
【0032】したがって、装置1の物体置きスペース
は、第1運搬車両3から第2運搬車両5に引き継がれて
通過搬送される物体を分配搬送するために一時的に置い
ておくためのスペースになっている。図1において、A
はその物体の搬送経路を示す。
【0033】図2に示す通り、装置1の骨組みは、四隅
の4本の柱7〜10と、これらの柱7〜10を結合する
梁11〜18で形成され、このため、装置1は四角形の
箱形となっている。装置1の内部空間は前述した物体置
きスペースSであり、図面ではこのスペースSに何も設
けられていないが、このスペースSに物体を整理した状
態で置くことができるように棚や仕分け壁等を設けても
よい。このため、物体置きスペースSは、物体を棚や壁
等で整理したり仕分けたりして収納するスペースであっ
てもよい。
【0034】装置1における互いに反対側の側面は第1
開口部19と第2開口部20となっており、図1に示す
ように、第1開口部19は第1運搬車両3の走行路4に
面しているとともに、第2開口部20は第2運搬車両5
の走行路6に面しており、第1運搬車両3で運ばれてき
た物体が第1開口部19を通して物体置きスペースSに
搬入され、この物体は第2開口部20を通して第2運搬
車両5に積載されて搬出されるようになっている。
【0035】図2に示す通り、装置1の天井部分にはモ
ータ21が設置され、また、第1開口部19の上部と第
2開口部20の上部には、軸受22で回転自在に支持さ
れた回転軸23,24が水平に架設されている。モータ
21の駆動軸に固設されたスプロケット25にはチェー
ン26が掛け回され、このチェーン26は回転軸23に
固設されているスプロケット27にも掛け回され、この
ため、モータ21の駆動により回転軸23は回転する。
回転軸23と24にはスプロケット28,29が固設さ
れており、これらのスプロケット28,29にはチェー
ン30が掛け回されている。したがって、モータ21が
駆動されると、モータ21の正逆回転に応じた同じ方向
に回転軸23と24は同時に回転する。
【0036】回転軸23と24のそれぞれの両端部には
スプロケット31〜34が取り付けられており、これら
のスプロケット31〜34により、第1開口部19と第
2開口部20を開閉するためのスライド式開閉手段35
が駆動されるようになっている。
【0037】このスライド式開閉手段35を説明する
と、スライド式開閉手段35は、第1開口部19、第2
開口部20の上辺から下辺に向かってスライド移動する
ことによりこれらの開口部19,20を閉じるスライド
体36によって構成され、このスライド体36は、スラ
イド体36の移動方向に間隔をあけて多数並設されたバ
ー状部材であるスラット37と、これらのバー状部材3
7を連結する可撓性の連結部材になっているチェーン3
8とで構成され、チェーン38はスラット37の長さ方
向両端部近くに2本設けられている。
【0038】チェーン38は、回転軸23のスプロケッ
ト32部分を代表例として拡大して示している図3の通
り、回転軸23,24に固設されているスプロケット3
1〜34に噛合しており、このため、スライド体36は
モータ21からの駆動力により第1開口部19、第2開
口部20に対して上下方向に移動するようになってい
る。
【0039】また、図2に示されているように、スライ
ド体36は、第1開口部19と第2開口部20のうちの
一方から装置1の天井部分を通って他方まで達する長さ
を有しており、このため、スライド移動したスライド体
36によって第1開口部19と第2開口部20のうちの
一方が閉じられたときには、自ずと他方が開かれるよう
なっている。また、装置1には、前記梁14,16と隣
接してこれらの梁14,16と平行する方向に延びるス
ラット受け部材39が配置され、これらのスラット受け
部材39の上面に載せられながらスライド体36のスラ
ット37が装置1の天井部分を移動するようになってい
る。
【0040】さらに、それぞれのスラット受け部材39
の両端部には、スプロケット31〜34まで延びてい
て、スラット37を載せてスプロケット31〜34側に
スラット37を所定通り送るためのスラット受け補助部
材40が配置されており、このため、スプロケット31
〜34にスライド体36のチェーン38が確実に噛合
し、スプロケット31〜34の回転によるスライド体3
6の移動が確実に行われるようになっている。
【0041】スライド体36のスラット37には、長さ
の長いスラット37Aと長さの短いスラット37Bとが
あり、長いスラット37Aと短いスラット37Bが1本
ごとに交互にスライド体36の移動方向に配置されるこ
とにより、スライド体36が形成されている。
【0042】装置1の第1開口部19、第2開口部20
の左右両側の側縁を形成している前記柱7と8、9と1
0の互いに対向する内側の側面には、長いスラット37
Aの両端部41、42が摺動自在に挿入係合する隙間4
3を有する上下に長いガイドレール44が取り付けら
れ、短いスラット37Bの両端部45,46はガイドレ
ール44まで達せず、第1開口部19、第2開口部20
に対するスライド体36の上下移動は、長いスラット3
7Aの両端部41,42がガイドレール44で案内され
ながら行われる。
【0043】図4は、スライド体36のスラット37の
具体的形状を示す。それぞれのスラット37は、ウェブ
47と、このウェブ47の上下端部から直角に延びる一
対のフランジ48,49とからなる溝型鋼で形成され、
このため、スラット37は大きな強度を有する。また、
全部のスラット37について、スラット37の長さ方向
両端部近くにおいてフランジ48,49は切除されてお
り、このため、全部のスラット37のウェブ47の背面
に前記チェーン38を構成するリンク50を接合してチ
ェーン38でそれぞれのスラット37を連結できるよう
になっているとともに、長いスラット37Aについて
は、その両端部41,42をガイドレール44の隙間4
3に挿入できるようになっている。
【0044】チェーン38は、スラット37に接合され
た上記リンク50と、スラット37同士の間に位置する
リンク51、52とがピン53で直列に連結されること
により形成されており、スラット37同士の間にリンク
51と52の連結部による屈曲部があるとともに、それ
ぞれのスラット37の箇所にも、リンク50と51の連
結部およびリンク50と52の連結部による屈曲部があ
る。
【0045】以上説明した本実施形態に係る装置1のス
ライド式開閉手段35の駆動、すなわち、スライド体3
6をスライド移動させるモータ21の駆動は、手で操作
されるスイッチで行われるようにしてもよく、また、セ
ンサ等を使用した自動制御式としてもよい。
【0046】次ぎに、本実施形態に係る装置1の作用に
ついて説明する。以下の説明では、スライド式開閉手段
35は、手で操作されるスイッチでモータ21が駆動さ
せることにより作動するものとする。
【0047】工場に納入業者から部品、材料等の物体が
送られてくると、この物体は走行路4を走行する第1運
搬車両3に積まれ、そして、この物体を一時置いておく
物体置きスペースSを有している所定の装置1まで第1
運搬車両3は走行し、その装置1の前方で停止する。次
いで運転者等の作業者がその装置1に設けられているス
イッチを操作し、これによってモータ21が駆動され、
これまで図5に示すように第1開口部19を閉じて第2
開口部20を開けていたスライド体36が移動すること
により、図6に示す通り、第1開口部19が開くととも
に、第2開口部20は閉じる。この後、作業者は第1運
搬車両3から物体を第1開口部19を通して装置1の物
体置きスペースSに搬入する作業を行う。
【0048】このように装置1の物体置きスペースSに
物体が搬入された後、この物体を工場内の所定箇所に運
ぶための第2運搬車両5が走行路6を走行し、この物体
が物体置きスペースSに置かれている装置1の前方で第
2運搬車両5停止する。そして、運転者等の作業者が装
置1のスイッチを操作することにより、スライド体36
はモータ21の逆駆動によって図6の状態から図5の状
態へと移行し、第2開口部20が開くとともに、第1開
口部19は閉じる。
【0049】この後、作業者は装置1の物体置きスペー
スSに置かれている物体を第2開口部20から第2運搬
車両5に搬出して積載する作業を行い、次いで第2運搬
車両5は走行路6を走行し、物体は工場内の所定箇所の
搬送される。
【0050】以上説明した本実施形態によると、装置1
に、物体置きスペースSに物体を搬入、搬出するための
第1開口部19と第2開口部20を設けても、第1開口
部19から物体を物体置きスペースSに搬入する作業が
行われているときには、第2開口部20は開閉手段35
のスライド体36で閉じられており、また、第2開口部
20から物体を物体置きスペースSより搬出する作業が
行われているときには、第1開口部19はスライド体3
6で閉じられているため、作業者が物体置きスペースS
に入って搬入または搬出の作業を行っていても、この作
業者が通った開口部とは反対側の開口部やこの開口部の
近くに第1運搬車両3や第2運搬車両5を含む危険物が
達しても、作業者はこの危険物から保護された状態で所
定作業を行えることになり、防災上有効である。
【0051】また、スライド体36は第1開口部19か
ら第2開口部20まで達する長さを有し、第1開口部1
9と第2開口部20のうちのいずれか一方が開かれたと
きには他方が閉じられるため、第1開口部19を開閉す
るための開閉手段と、第2開口部20を開閉する開閉手
段とは連結一体化された1個のものとなっている。この
ため、第1開口部19と第2開口部20ごとに開閉手段
を設ける必要がなく、この結果、それだけ装置1の構造
の簡単化、部品点数の削減を達成できる。
【0052】また、図7は、スライド体36の上方から
の移動により第1開口部19(以下、第2開口部20に
ついても同じ)が閉じられている通常時を示している
が、図8に示すように、第1開口部19の下端に物体置
きスペースSに収納されるべき物体を含む障害物55が
存在しているときにスライド体36が上方から移動して
きたときには、スライド体36のそれぞれのスラット3
7は可撓性を有するチェーン38で連結されているた
め、先端のスラット37が障害物55に当接すると、チ
ェーン38の撓みによりスライド体36に装置1の内外
方向への撓み変形部が生ずることになる。このため、こ
の当接時における衝撃荷重は緩和され、スライド体39
および障害物55に大きな衝撃荷重が作用するのを防止
でき、これらの安全性を確保できる。
【0053】特に本実施形態では、スライド体36のス
ラット37には長さの長いスラット37Aと短いスラッ
ト37Bとがあり、短いスラット37Bの両端部はガイ
ドレール44に係合していないため、スライド体36に
生ずる装置1の内外方向への撓み変形部は、図3と図4
で示されているチェーン38のリンク51と52の連結
部における屈曲だけではなく、短いスラット37Bに接
合されているリンク50と51の連結部における屈曲
と、リンク50と52の連結部における屈曲とによって
も発生することになる。このため、この撓み変形部の撓
み量を大きくすることができ、この撓みによる上記衝撃
荷重の緩和を一層有効に行える。
【0054】図9は、変形の実施形態を示す。この実施
形態におけるスライド体36も、スライド体36の移動
方向に多数並設されたスラット137と、これらのスラ
ット137を連結するチェーン38とで構成されている
が、全部のスラット137の長さは同じである。また、
スラット137には、第1開口部19の左側縁を形成す
る柱7側に片寄って配置されたスラット137Aと、第
1開口部19の右側縁を形成する前記柱8側に片寄って
配置されたスラット137Bとがあり、スラット137
Aの両端部のうち、柱7側の端部だけがこの柱7に取り
付けられたガイドレール44に係合し、スラット137
Bの両端部のうち、柱8側の端部だけがこの柱8に取り
付けられたガイドレール44に係合し、これらのスラッ
ト137Aと137Bが交互に並設されることにより、
スライド体36が形成されている。
【0055】この実施形態によっても、図8と同様に第
1開口部19や第2開口部20の下端に障害物が存在し
ていたときには、スライド体36に大きな撓み変形部が
発生することにより有効に衝撃荷重を緩和できるという
作用効果を得られることになるとともに、全部のスラッ
ト137の長さを同じにできるため、スラットの生産を
容易化することができる。
【0056】なお、前述した説明は、第1開口部19、
第2開口部20をスライド体36で開閉するための前記
モータ21の駆動は手で操作されるスイッチで行われる
場合であったが、このモータ21の駆動制御を自動制御
式とすることもできる。この自動制御式の一例は次ぎの
通りである。
【0057】自動制御式とする場合には、装置1の第1
開口部19の前方に図1で示した第1運搬車両3が到着
して停止したことを検出する第1センサと、第2開口部
20の前方に第2運搬車両5が到着して停止したことを
検出する第2センサと、これらのセンサとモータ21を
接続する制御手段とを装置1に取り付け、この制御手段
により、第1センサが第1運搬車両3を検出したときに
は、スライド体36が第1開口部19を開けて第2開口
部20を閉じるようにモータ21を駆動制御させ、第2
センサが第2運搬車両5を検出したときには、スライド
体36が第2開口部20を開けて第1開口部19を閉じ
るようにモータ21を駆動制御させ、第1センサが第1
運搬車両3を検出しているときに第2センサが第2運搬
車両5を検出することが生じたときには、第1センサが
第1運搬車両3を検出しなくなるまで、言い換えると、
第1開口部19の前方から第1運搬車両3が走行して去
るまで、スライド体36が第1開口部19を開いて第2
開口部20を閉じているようにモータ21を駆動制御さ
せ、第1開口部19の前方から第1運搬車両3が走行し
て去った後は、スライド体36が第2開口部20を開け
て第1開口部19を閉じるようにモータ21を駆動制御
させるようにし、第2センサが第2運搬車両5を検出し
ているときに第1センサが第1運搬車両3を検出するこ
とが生じたときも、同様とする。
【0058】なお、図1に示すように、複数の装置1の
並設で形成された装置列2が二列あり、その間に形成さ
れている走行路6を第2運搬車両5が走行するようにな
っている場合には、二列の装置列2のうちのいずれかに
属する装置1の第2開口部20をスライド体36の移動
で開かすようにするかは、走行路6を走行して二列の装
置列2の間に侵入してくる第2運搬車両5が、これらの
装置列2のいずれかに属する装置1の前記物体置きスペ
ースSから物体を搬出するための車両であるかを判別で
きる機能を前記第2センサに付加することにより行え、
このための一例は、それぞれの装置列2別に使用される
2種類の第2運搬車両5を用意し、第2センサを、車両
形状が異なるこれら2種類の第2運搬車両の形状識別機
能を備えたものとすることである。
【0059】また、装置1は、以上のように左右方向に
複数個並設されて装置列2を形成するために使用されて
もよいが、装置1はそれ自身1個だけ使用されてもよ
い。複数個の装置1が左右方向に並設される場合には、
図2で示された装置1の4本の柱7〜10は、左右に隣
り合う装置の柱を兼用するものとしてもよい。
【0060】また、装置1は上下方向に複数個積み重ね
られて使用されてもよく、積み重ねられずに使用されて
もよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によると、装置に、内部の物体置
きスペースに物体を搬入、搬出する第1開口部と第2開
口部を設けるとともに、これらの開口部を開閉する開閉
手段を設けたため、防災上有効となるという効果を得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る装置を複数使用して
工場内に設けられた物体分配場所を示す平面図である。
【図2】図1の装置の具体的形状、構造を示す斜視図で
ある。
【図3】図2で示された開閉手段駆動用の複数のスプロ
ケットのうちの1個の部分を拡大して示した側断面図で
ある。
【図4】スライド式開閉手段であるスライド体の一部拡
大斜視図である。
【図5】スライド体で第1開口部が閉じられて第2開口
部が開いているときを示す装置の側断面図である。
【図6】スライド体で第2開口部が閉じられて第1開口
部が開いているときを示す装置の側断面図である。
【図7】スライド体で第1開口部が閉じられているとき
を示す装置の正面図である。
【図8】第1開口部を閉じたスライド体に障害物が当接
したときを示す装置の正面図である。
【図9】スライド体の変形実施形態を示す図7と同様の
図である。
【符号の説明】
1 通過物体の一時置き場装置 3 第1運搬車両 4,6 走行路 5 第2運搬車両 19 第1開口部 20 第2開口部 35 スライド式開閉手段 36 スライド体 37,137 バー状部材であるスラット 38 可撓性連結部材であるチェーン 44 ガイドレール S 物体置きスペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 禎 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化シ ヤッター株式会社内 (72)発明者 櫟原 浩二 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化シ ヤッター株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体が一時的に置かれる物体置きスペー
    スと、このスペースへの前記物体の搬入を行うための第
    1開口部と、前記スペースからの前記物体の搬出を行う
    ための第2開口部とを有し、第1開口部と第2開口部
    に、前記物体の搬入、搬出時に開く開閉手段が設けられ
    ていることを特徴とする通過物体の一時置き場装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通過物体の一時置き場
    装置において、前記スペースに搬入される前記物体を運
    搬するための第1運搬車両の走行路と、前記スペースか
    ら搬出された前記物体を運搬するための第2運搬車両の
    走行路との接続部分に配置され、前記スペースは第1運
    搬車両から第2運搬車両へ引き継がれて運ばれる前記物
    体を一時置いておくためのスペースであることを特徴と
    する通過物体の一時置き場装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の通過物体の一
    時置き場装置において、前記開閉手段は、前記開口部の
    互いに対向する二辺のうちの一方から他方に向かってス
    ライド体が移動することにより前記開口部を閉じるスラ
    イド式のものであることを特徴とする通過物体の一時置
    き場装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通過物体の一時置き場
    装置において、第1開口部の前記スライド式開閉手段と
    第2開口部の前記スライド式開閉手段は連結一体化され
    た1個のものとなっており、第1開口部と第2開口部の
    うちの一方が開かれるときには他方が閉じられることを
    特徴とする通過物体の一時置き場装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の通過物体の一
    時置き場装置において、前記スライド式開閉手段は、こ
    の開閉手段の移動方向と直交する方向に延びる長さを有
    し、かつこの移動方向に複数並設されたバー状部材と、
    これらのバー状部材同士を連結し、かつ可撓性を有する
    連結部材とを含んで構成されていることを特徴とする通
    過物体の一時置き場装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の通過物体の一時置き場
    装置において、前記スライド式開閉手段は前記バー状部
    材の長手方向両側に配置されたガイドレールに案内され
    て移動自在になっているとともに、前記バー状部材には
    長さの長いものと短いものとがあり、長いバー状部材の
    両端部は前記ガイドレールに摺動自在に係合し、短いバ
    ー状部材の両端部は前記ガイドレールまで達していない
    ことを特徴とする通過物体の一時置き場装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の通過物体の一時置き場
    装置において、前記スライド式開閉手段は前記バー状部
    材の長手方向両側に配置されたガイドレールに案内され
    て移動自在になっており、全部の前記バー状部材の長さ
    は同じであるとともに、これらのバー状部材の一部は前
    記ガイドレールのうちの一方側に片寄って配置され、残
    りのバー状部材は他方側に片寄って配置され、それぞれ
    のバー状部材は片寄った側の端部がその片寄った側のガ
    イドレールだけに摺動自在に係合していることを特徴と
    する通過物体の一時置き場装置。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかに記載の通過物
    体の一時置き場装置において、前記スライド式開閉手段
    の移動方向は上下方向であることを特徴とする通過物体
    の一時置き場装置。
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