JPH11320746A - 複合シート及びその製造方法 - Google Patents

複合シート及びその製造方法

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JPH11320746A
JPH11320746A JP15536298A JP15536298A JPH11320746A JP H11320746 A JPH11320746 A JP H11320746A JP 15536298 A JP15536298 A JP 15536298A JP 15536298 A JP15536298 A JP 15536298A JP H11320746 A JPH11320746 A JP H11320746A
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JP
Japan
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adhesive
nonwoven fabric
olefin
composite sheet
fibers
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JP15536298A
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English (en)
Inventor
Isamu Omoto
勇 尾本
Yoshiaki Ideno
善明 出野
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Kureha Ltd
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Kureha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリオレフィン系基材と、ポリオレフィン系
以外の繊維からなる不織布との接着において、両者の接
着一体化を高めると共に、表面不織布に対する接着の影
響をなくし、外観上の美観ならびに良好な触感を保持せ
しめる。 【解決手段】 オレフィン系成分からなるフィルム又は
板状シート基材2と、オレフィン系以外の繊維よりなる
不織布1を接着剤3を介して圧着一体化してなる複合シ
ートにおいて、前記接着剤3として分子中にオレフィン
基を含むポリマーまたはアイオノマもしくはそれらの混
合物を用い、加熱溶融により基材2表面と融合一体化す
ると共に、不織布1の非接着側表面に溶出することなく
接着側表面層の構成繊維間空隙に自由に滲入させ、不織
布構成繊維と溶着一体化せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天井材、壁材あるい
は床材などインテリア材等に用いられるフィルム又は板
状基材と、不織布からなる複合シートに係り、特に接着
が困難とされるポリオレフィン、例えばポリプロピレン
基材と、不織布との接着を可能にした上記複合シートな
らびにその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表層となる不織布とこれを裏面から支え
る熱可塑性フィルム又は板状の基材とを接合してなる複
合シートは、天井材、壁材、床材などのインテリア製品
を始め各方面で多く商品化されているが、これらは上記
不織布と基材とを接着剤で接合するか、あるいは不織布
の表面を熱溶融して圧着する方法が採用されている。
【0003】ところで、接着技術については、一般的に
接着表面の親和力が、接着剤あるいは被接着材料の親和
力に近似しているか、極性基による反応性をもつか、あ
るいは、多孔性又は非平滑性の表面であるか、又は熱溶
融によって相互の表面が溶融均一体となることなどによ
り、容易に接着が可能である。
【0004】ところが、基材がポリプロピレンの如くポ
リオレフィン系であり、不織布がポリオレフィン以外
の、例えばナイロン、ポリエステルなどのウェブである
場合には、接着剤による接合あるいはポリプロピレン材
の表面の溶融によっては充分な接着が出来ず、実用に耐
える複合材を得ることが困難である。この理由として
は、ポリプロピレン自体が非極性の結晶性ポリマーであ
り、表面の熱溶融部分も被接着材料との親和性が低く、
又、接着剤との親和力も低いことに起因するものと考え
られる。
【0005】そのため、上記の接着性を改善すべく種々
の手段が試みられ、ポリプロピレン基材と、ポリオレフ
ィン以外の、例えばナイロン、ポリエステルなどの繊維
からなる不織布の接合においては、不織布を構成する繊
維に低融点のポリオレフィン系又はこれを混用せしめた
ウェブを用いることが多く行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
低融点繊維を含む不織布を用い、低融点繊維を一部溶融
せしめて接合せしめるときは、インテリア表層材の不織
布面に一部溶融した繊維が混在して、表面の外観あるい
は触感を阻害し、商品価値の低下をもたらしていた。
【0007】本発明は上述の如き実状に対し、特に接着
強度と外観上の美観あるいは好ましい触感をもたらす接
着手段ならびにこれに最適な接着剤を見出すことによ
り、上記ポリオレフィン系基材と、ポリオレフィン系以
外の繊維からなる不織布との接着において、両者の接着
一体化を高めると共に、表面不織布に対する接着の影響
をなくし、外観上あるいは触感上の美観を保持せしめる
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明の特徴は、1つはオレフィン系成分からなるフ
ィルム又は板状シート基材と、オレフィン系以外の繊維
よりなる不織布を接着剤を介して圧着一体化してなる複
合シートであって、前記接着剤が分子中にオレフィン基
を含むポリマー又はアイオノマもしくはそれらの混合物
であり、該接着剤は加熱溶融により基材表面と融合一体
化されていると共に、不織布の非接着側表面に溶出する
ことなく接着側表面層の構成繊維間空隙に自由に滲入
し、不織布構成繊維と溶着一体化されている構成にあ
る。
【0009】また、他の1つは上記複合シートの製造方
法に係り、オレフィン系成分からなるフィルム又は板状
シート基材と、オレフィン系以外の繊維よりなる不織布
を接着剤を介して圧着せしめ、複合シートを製造するに
あたり、接着剤として分子中にオレフィン基を含むポリ
マー又はアイオノマもしくはこれらの混合物を用い、該
接着剤を不織布表面にスプレー法、コーティング法ある
いは印捺法により調整付与せしめると共に、予めオレフ
ィン系成分の融点以上の温度で加熱し、オレフィン系基
材の表面を軟化又は部分溶融させた状態で、その表面に
前記不織布を圧着し、一体的に接合するか、又はオレフ
ィン系基材と、オレフィン系以外の繊維よりなる不織布
を圧着すると同時に、オレフィン系基材の融点以上の温
度に不織布を加熱することにより両者を接合一体化する
ことにある。
【0010】具体的には上記両発明はフィルム又は板状
シート素材がポリプロピレン又はその誘導体であり、接
着剤が乳化剤を含まないエチレン・メタアクリル酸共重
合物のナトリウム塩、カルボキシル基を有するポリオレ
フィン誘導体のアンモニア塩より選ばれた何れかであ
り、不織布構成繊維がポリエステ、ポリアミド、ポリア
クリル、パラ系全芳香族ポリアミド及び全芳香族ポリエ
ステル、メタ系全芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリパラフェニレンベンゾビ
スオキサゾールの各ポリマー及びセルロース系ファイバ
ーから選ばれた1種又は2種以上の混合繊維である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、更に上記本発明の実施の形
態について説明する。
【0012】本発明複合シートは前述の如くオレフィン
系成分からなるフィルム又は板状基剤と、オレフィン系
成分を除く他の成分繊維よりなる不織布を接着剤を介し
圧着一体化せしめた構成よりなるものである。
【0013】上記複合シートは従前品では充分な接着が
得られず、商品化が困難であったが、本発明にあって
は、その接着剤に高い接着強度が得られる最適の接着剤
を見出し、良好な接合をはかることによってその難を打
開した。
【0014】即ち、本発明において用いる接着剤は分子
中にオレフィン基を含むポリマー又はアイオノマもしく
はそれらの混合物であり、、例えば乳化剤を含まないエ
チレン・メタアクリル酸共重合物のナトリウム塩、カル
ボキシル基を有するポリフェニレン誘導体のアンモニア
塩が挙げられ、これらは2種混用も可能であるが、好ま
しくは何れか1種選択して用いられる。ただし、これら
の接着剤は上記構造によって接着効果を阻害する乳化剤
等、界面活性剤を含まないものである。
【0015】なお、上記接着剤を用い接着するフィルム
又は板状シート基材と不織布は、前者のフィルム又は板
状シートよりなる基材はオレフィン系成分からなるもの
であり、後者の不織布はオレフィン系を除き、それ以外
の成分繊維よりなるウェブである。ここでは上記基材と
不織布の組み合わせによる複合シートに限られ、その他
の組み合わせを含むものではない。
【0016】本発明におけるフィルム又は板状シートよ
りなる基材はオレフィン系成分からなるものであり、特
に汎用されるポリプロピレン又はその誘導体からなるフ
ィルム又は板状シートが挙げられる。
【0017】一方、不織布を構成する繊維はオレフィン
系成分を除く他の成分繊維であり、具体的にはポリエス
テル、ポリアミド、ポリアクリル、パラ系全芳香族ポリ
アミド及び全芳香族ポリエステル、メタ系全芳香族ポリ
アミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リパラフェニレンベンゾビスオキサゾールの各ポリマー
及びセルロース系ファイバーから選ばれた1種又は2種
以上の混合繊維が挙げられる。
【0018】不織布は上記繊維よりなる繊維ウェブに対
しニードルパンチ式、スパンレス式、スパンボンド式、
スラッチボンド式あるいは湿式の何れを用いて構成繊維
を互いに交絡させることによって形成したものでもよ
い。
【0019】一方、オレフィン系成分からなるポリプロ
ピレンフィルム又はシートは通常、厚さが1〜6mmの
ものが多用され平滑な表面をもっている。そして、上記
両者の接合に用いる前記接着剤は接合に際し、不織布表
面にスプレー法、コーティング法または印捺法等により
噴霧、付与されるが、目的、用途に応じ、付与量は一定
でなく、夫々の状況に対応して調整し付与する。接着表
面に効果的に接着剤を付与するためには含浸によること
なく、スプレー方式など上記方法による付与が好まし
い。しかし、この接着剤は水中で自己分散するものであ
り、その他の添加剤、乳化剤を含まないで用い、付与
量としては固形分重量で10〜30g/m2 が一般的で
ある。勿論、状況により上記範囲の下限以下、上限以上
ということもある。
【0020】なお、フィルム又は板状シートよりなる基
材と、不織布との圧着は、両者を積層した後、不織布の
非接着面からオレフィン系成分の融点以上、好ましくは
200〜230℃で30秒前後、2〜5kg/cm2
加圧下で加熱接合することによって行うことができる。
【0021】図1はかくして得られた複合シートの構造
を示す概略図であり、1はオレフィン系を除く他の成分
繊維よりなる不織布、2はオレフィン系成分からなるフ
ィルム又は板状シート基材、3は上記不織布1の接合面
に付与された接着剤であり、該接着剤3は不織布1の接
合表面に付与され、加熱圧着により不織布1の接着剤表
面層の構成繊維間隙に自由に滲入して構成繊維に溶付着
して接着剤を強固に接着せしめると共に、一方の基材2
側に対しては同じオレフィン系成分を含有するため容易
に融合一体化して、表面に不織布の外観をもつ複合シー
トを美麗かつ、良好な触感をもって得ることができる。
なお、フィルム又は板状基材に一部、例えば木粉、短繊
維など補強材を混入せしめることも有利である。
【0022】(実施例)次に本発明の具体的な実施例を
掲げる。
【0023】実施例1 下記の条件によって、複合シート材を製作した。 (1)不織布のウェブ組成は、PET8dの短繊維を用
い、ニードルパンチで交絡させて、目付240g/
2 、厚さ2.6mmとなるよう製作した。 (2)基材のポリプロピレンシートとして厚さ4.5m
mで平滑な表面をもつシートを用いた。 (3)接着剤は水中で自己分散するため乳化剤を含まな
いエチレン・メタアクリル酸共重合物のナトリウム塩の
水分散浴を用いた。そして、上記ウェブからなる不織布
の接着側表面に、上記接着剤を固型分重量で22g/m
2 となるようにスプレー法により付与し、乾燥後その面
にポリプロピレンシートを重ね合わせて、不織布の非接
着面から、220℃で30秒間4kg/cm2 の加圧下
で加熱し、接合して複合シートとした。
【0024】実施例2 不織布の材料をメタ系全芳香族ポリエステルの9dファ
イバーとし、その他の加工剤及び加工は、実施例1と同
じ条件として複合シートを製作した。
【0025】実施例3 接着剤としてカルボキシル基を有するポリオレフィン誘
導体のアンモニア塩をモノマーとする重合体として自己
分散した加工剤を固形分24g/m2 スプレー法で不織
布表面に付与した外は前記実施例1と同じ材料及び条件
によって複合シートを製作した。
【0026】比較例1 実施例1の複合シート組成において下記(イ)〜(ニ)
に示すように接着剤を用いないか、あるいは下記のもの
を固形分として実施例1と同量用いて複合シートを製作
した。 (イ)接着剤を用いない。 (ロ)接着剤 EVA系エマルジョン (ハ)接着剤 アクリル酸エステル系エマルジョン (ニ)接着剤 ポリウレタン系エマルジョン
【0027】比較例2 実施例1と同じ材料を用い、接着剤の代替として基材と
不織布間にポリアミド系低融点接着性スパンボンド(融
点120℃、目付35g/m2 、厚さ0.30mm)の
ウェブを挟んで220℃、4kg/cm2 の加圧下で加
熱圧着した。
【0028】上記実施例1〜3及び比較例1、2によっ
て得た各複合シートについて、これを幅2.5cmの短
冊形に不織布の横方向に平行にカットして、JIS−1
−1021−6−14に準拠して剥離強力を測定した。
その結果を下記に示す。
【0029】 (剥離強力kg/cm2 ) (剥離状態の観察) 実施例1 材料破壊 不織布が接着面を残して切断 2 材料破壊 同 上 3 材料破壊 同 上 比較例1 (1) − 接着面が剥離 (2) 4.2 一部不織布の接着面を残すが ウェブが剥離 (3) 3.7 ウェブが剥離 (4) 3.9 同 上 比較例2 3.8 同 上
【0030】上記測定データ及び観察結果が示すように
不織布の接着表面にオレフィン系の非乳化型の接着剤を
付与した本発明に係る不織布は、ポリプロピレン基材に
完全に接着しているが、それ以外の接着剤については、
接着力を充分発現し得ないことが分かる。これは顕微鏡
拡大による観察においても実施例1〜3は何れもポリプ
ロピレンの溶融層に不織布の表層部が包埋された状態で
強固に接合されており、一方、比較例の非接着又は不完
全接着例は表面の毛羽がポリプロピレンの溶融層に包埋
されていないか、極く一部が包埋されて接合が出来てい
ないことが知見された。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のようにオレフィン系成分
からなる基材と、オレフィン系成分を除く他の成分より
なる不織布との接合において、接着剤として分子中にオ
レフィン基を含むポリマー又はアイオノマもしくはそれ
らの混合物からなる特定の接着剤を用いて両者を圧着さ
せ、かつ圧着にあたり不織布を非接着面から加熱するこ
とによってオレフィン系成分基材表面をオレフィン系成
分の融点以上に昇温してフィルム又は板状シート基材の
表面を一部又は全面にわたり溶融させるか、あるいは予
め基材の接着表面を融点以上に加熱して軟化又は部分溶
融させ、これに表面に接着剤を付与した上記不織布を圧
着させたものであり、従来、充分に接合ができず、商品
化が困難であったオレフィン系成分の基材と、オレフィ
ン系以外の成分からなる不織布との接合を極めて良好な
らしめ、接着強度を高め、ポリオレフィン、特に汎用さ
れるポリプロピレンを基材とする天井材、壁材、床材な
どのインテリア分野を始め各分野において外観の多様化
を進め、商品価値を向上せしめる顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合シートの構成を示す部分拡大
図である。
【符号の説明】
1 オレフィン系以外の成分からなる不織布 2 オレフィン系成分よりなる基材 3 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系成分からなるフィルム又は
    板状シート基材と、オレフィン系以外の繊維よりなる不
    織布を接着剤を介して圧着一体化してなる複合シートで
    あって、前記接着剤は分子中にオレフィン基を含むポリ
    マー又はアイオノマもしくはそれらの混合物よりなり、
    該接着剤は加熱溶融により基材表面と融合一体化されて
    いると共に、不織布の非接触側表面に溶出することなく
    接着側表面層の構成繊維間空隙に自由に滲入し、不織布
    構成繊維と溶着一体化されていることを特徴とする複合
    シート。
  2. 【請求項2】 フィルム又は板状シート素材がポリプロ
    ピレン又はその誘導体であり、接着剤が乳化剤を含まな
    いエチレン・メタアクリル酸共重合物のアルカリ金属
    塩、カルボキシ基を有するポリオレフィン誘導体のアン
    モニア塩より選ばれた何れかであり、不織布構成繊維が
    ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリル、パラ系全芳
    香族ポリアミド及び全芳香族ポリエステル、メタ系全芳
    香族ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファ
    イド、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾールの各
    ポリマー及びセルロース系ファイバーから選ばれた1種
    又は2種以上の混合繊維である請求項1記載の複合シー
    ト。
  3. 【請求項3】 オレフィン系成分からなるフィルム又は
    板状シート基材と、オレフィン系以外の繊維よりなる不
    織布を接着剤を介して圧着せしめる複合シートの製造方
    法において、接着剤として分子中にオレフィン系を含む
    ポリマー又はアイオノマもしくはそれらの混合物を用
    い、かつ該接着剤を不織布表面にスプレーにより調整付
    与せしめると共に、予め、オレフィン系成分の融点以上
    の温度で加熱し、オレフィン系基材の表面を軟化又は部
    分溶融させた状態で、その表面に前記不織布を圧着し一
    体的に接合するか、又はオレフィン系基材と、オレフィ
    ン系以外の繊維よりなる不織布を圧着すると同時にオレ
    フィン系基材の融点以上の温度に不織布を加熱すること
    により両者を接合一体化することを特徴とする複合シー
    トの製造方法。
  4. 【請求項4】 フィルム又は板状シート素材がポリプロ
    ピレン又はその誘導体であり、接着剤が乳化剤を含まな
    いエチレン・メタアクリル酸共重合物のナトリウム塩、
    カルボキシル基を有するポリオレフィン誘導体のアンモ
    ニア塩より選ばれた何れかであり、不織布構成繊維がポ
    リエステル、ポリアミド、ポリアクリル、パラ系全芳香
    族ポリアミド及び全芳香族ポリエステル、メタ系全芳香
    族ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイ
    ド、セルロース系ファイバーから選ばれた1種又は2種
    以上の混合繊維である請求項3記載の複合シートの製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510746A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 耐衝撃性複合品
US20140138021A1 (en) * 2012-01-20 2014-05-22 Base King, Llc Pvc-free flooring and method of manufacture
CN107386303A (zh) * 2017-08-25 2017-11-24 东莞市信远无纺布有限公司 一种矿山生态修复系统及其应用方法

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