JPH11320592A - 加飾パネルの製造法及び加飾パネル製造装置 - Google Patents
加飾パネルの製造法及び加飾パネル製造装置Info
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- JPH11320592A JPH11320592A JP13730998A JP13730998A JPH11320592A JP H11320592 A JPH11320592 A JP H11320592A JP 13730998 A JP13730998 A JP 13730998A JP 13730998 A JP13730998 A JP 13730998A JP H11320592 A JPH11320592 A JP H11320592A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加飾フィルムの位置ずれによる皺や破れの発生
の少ない加飾パネルの製造法及びそれに適した加飾フィ
ルム製造装置を提供する。 【解決手段】本発明の加飾パネル製造装置は、表面用型
の上型2と、裏面用型の下型1と、前記上型2及び下型
1を加熱・加圧する熱圧縮装置とを備え、前記下型1四
周には、上方に突出したピン11を有し加重によって下
方に変位可能な加飾フィルム固定構造5が具備されてい
る。
の少ない加飾パネルの製造法及びそれに適した加飾フィ
ルム製造装置を提供する。 【解決手段】本発明の加飾パネル製造装置は、表面用型
の上型2と、裏面用型の下型1と、前記上型2及び下型
1を加熱・加圧する熱圧縮装置とを備え、前記下型1四
周には、上方に突出したピン11を有し加重によって下
方に変位可能な加飾フィルム固定構造5が具備されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスユニットやト
イレユニット等の壁材として使用される加飾パネルの製
造法及びその製造装置に関するものである。
イレユニット等の壁材として使用される加飾パネルの製
造法及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バスユニットやトイレユニット等の壁パ
ネルは、近年、単色のFRP成形品とともに、表面に大
理石模様や水玉模様を有する加飾壁パネルが多く用いら
れてきている。これら加飾壁パネルの製造方法は、図5
に示すように、表面用型を上型とし裏面用型を下型とし
て、下型上にシートモールディングコンパウンド(以
下、SMCと略す。)材料を載置し、その上に加飾フィ
ルム(加飾フィルムの模様面を上にして)を載置し、熱
圧成形法により一体に成形する方法が知られている。
ネルは、近年、単色のFRP成形品とともに、表面に大
理石模様や水玉模様を有する加飾壁パネルが多く用いら
れてきている。これら加飾壁パネルの製造方法は、図5
に示すように、表面用型を上型とし裏面用型を下型とし
て、下型上にシートモールディングコンパウンド(以
下、SMCと略す。)材料を載置し、その上に加飾フィ
ルム(加飾フィルムの模様面を上にして)を載置し、熱
圧成形法により一体に成形する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記方法にあ
っては、型締めする前に加飾フィルムの模様面が上型に
接触するため、加飾フィルムが位置ずれを起こし成形品
に皺や破れの不良が発生しやすい問題がある。本発明
は、上記問題を解消するもので、加飾フィルムの位置ず
れによる皺や破れの発生の少ない加飾パネルの製造法及
びそれに適した装置を提供することを目的とする。
っては、型締めする前に加飾フィルムの模様面が上型に
接触するため、加飾フィルムが位置ずれを起こし成形品
に皺や破れの不良が発生しやすい問題がある。本発明
は、上記問題を解消するもので、加飾フィルムの位置ず
れによる皺や破れの発生の少ない加飾パネルの製造法及
びそれに適した装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面用型を上
型とし裏面用型を下型として、下型上に成形樹脂材料及
びその上に加飾フィルムを載置したのち、型を閉じ、加
熱・加圧して成形する、加飾パネルの製造法において、
成形樹脂材料上への前記加飾フィルムの載置は、下型四
周に設けられ上方に突出したピンを有し加重によって下
方に変位可能な加飾フィルム固定構造の上にする載置で
あることを特徴とする、加飾パネルの製造法である。こ
こで、加熱・加圧の条件は、成形樹脂材料の種類等によ
り適宜、最適な条件を選べばよいが、典型的には、上型
温度145〜155℃、下型温度135〜145℃、圧
力70〜80Kg/平方cm、時間90秒〜3分等の条
件で行うことができる。
型とし裏面用型を下型として、下型上に成形樹脂材料及
びその上に加飾フィルムを載置したのち、型を閉じ、加
熱・加圧して成形する、加飾パネルの製造法において、
成形樹脂材料上への前記加飾フィルムの載置は、下型四
周に設けられ上方に突出したピンを有し加重によって下
方に変位可能な加飾フィルム固定構造の上にする載置で
あることを特徴とする、加飾パネルの製造法である。こ
こで、加熱・加圧の条件は、成形樹脂材料の種類等によ
り適宜、最適な条件を選べばよいが、典型的には、上型
温度145〜155℃、下型温度135〜145℃、圧
力70〜80Kg/平方cm、時間90秒〜3分等の条
件で行うことができる。
【0005】また、本発明は、表面用型の上型と、裏面
用型の下型と、前記上型及び下型を加熱・加圧する熱圧
縮装置とを備える加飾パネル製造装置であって、前記下
型四周には、上方に突出したピンを有し加重によって下
方に変位可能な加飾フィルム固定構造が具備された、加
飾パネル製造装置に関するものでもある。
用型の下型と、前記上型及び下型を加熱・加圧する熱圧
縮装置とを備える加飾パネル製造装置であって、前記下
型四周には、上方に突出したピンを有し加重によって下
方に変位可能な加飾フィルム固定構造が具備された、加
飾パネル製造装置に関するものでもある。
【0006】ここで、前記「上方に突出したピンを有し
加重によって下方に変位可能な加飾フィルム固定構造」
の好ましいものとしては、下型四周に設けられた支持棒
収納部と、前記収納部下部に固定して設けられ上方に付
勢する加重吸収手段と、前記加重吸収手段上部に連結し
て設けられた支持棒と、前記支持棒の上部に連結して設
けられたピン収納部と、前記ピン収容部下部に設けられ
上方に付勢する加重吸収手段と、前記加重吸収手段上部
に連結されたピンとからなり、かつ、前記ピンの先端部
は、加重がないときは下型の上面よりも一段と高いとこ
ろ位置し、前記ピン及び前記支持棒は、加重によりそれ
ぞれ前記ピン収納部及び前記支持棒収納部内に収納可能
な構造、がある。このような加飾パネル製造装置によ
り、前記した加飾パネルの製造法が可能となる。
加重によって下方に変位可能な加飾フィルム固定構造」
の好ましいものとしては、下型四周に設けられた支持棒
収納部と、前記収納部下部に固定して設けられ上方に付
勢する加重吸収手段と、前記加重吸収手段上部に連結し
て設けられた支持棒と、前記支持棒の上部に連結して設
けられたピン収納部と、前記ピン収容部下部に設けられ
上方に付勢する加重吸収手段と、前記加重吸収手段上部
に連結されたピンとからなり、かつ、前記ピンの先端部
は、加重がないときは下型の上面よりも一段と高いとこ
ろ位置し、前記ピン及び前記支持棒は、加重によりそれ
ぞれ前記ピン収納部及び前記支持棒収納部内に収納可能
な構造、がある。このような加飾パネル製造装置によ
り、前記した加飾パネルの製造法が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を更に
具体的に説明する。図1は、本発明において、下型上に
成形樹脂材料及び加飾フィルムを載置した後の状態(型
締め前)を横から見た図であり、図2は、図1のA−A
断面を上から見た図である。本発明の製造法では、表面
用型を上型2とし裏面用型を下型1として、下型1上に
成形樹脂材料3及びその上に加飾フィルム4を載置した
のち、上型2を閉じ、熱圧成形する。その際、成形樹脂
材料3上への加飾フィルム4の載置は、下型四周に設け
られた「上方に突出したピン11を有し加重によって下
方に変位可能な」加飾フィルム固定構造5の上への載置
で行う。なお、ここで使用される成形樹脂材料として
は、SMCやバルクモールディングコンパウンド(BM
C)等が挙げられる。
具体的に説明する。図1は、本発明において、下型上に
成形樹脂材料及び加飾フィルムを載置した後の状態(型
締め前)を横から見た図であり、図2は、図1のA−A
断面を上から見た図である。本発明の製造法では、表面
用型を上型2とし裏面用型を下型1として、下型1上に
成形樹脂材料3及びその上に加飾フィルム4を載置した
のち、上型2を閉じ、熱圧成形する。その際、成形樹脂
材料3上への加飾フィルム4の載置は、下型四周に設け
られた「上方に突出したピン11を有し加重によって下
方に変位可能な」加飾フィルム固定構造5の上への載置
で行う。なお、ここで使用される成形樹脂材料として
は、SMCやバルクモールディングコンパウンド(BM
C)等が挙げられる。
【0008】本発明の製造装置は、図1及び図2に示し
たように、表面用型の上型2と、裏面用型の下型1と、
前記上型及び下型を熱圧する熱圧縮装置(図示せず)か
らなり、前記下型1の四周には、加飾フィルム固定構造
5が設けられている。前記加飾フィルム固定構造5は、
下型四周に設けられた支持棒収納部7と、前記収納部7
下部に固定して設けられ上方に付勢する加重吸収手段6
と、前記加重吸収手段6上部に連結して設けられた支持
棒8と、前記支持棒8の上部に連結して設けられたピン
収納部10と、前記ピン収容部10下部に設けられ上方
に付勢する加重吸収手段12と、前記加重吸収手段12
上部に連結されたピン11とからなり、前記ピン11及
び前記支持棒8は加重によりそれぞれ前記ピン収納部1
0及び前記支持棒収納部7内に収納される。また、加飾
フィルム固定構造5のピンllの先端部は、加重がかか
らないときは、下型1の上面よりも一段と高い所に位置
するように設計する。
たように、表面用型の上型2と、裏面用型の下型1と、
前記上型及び下型を熱圧する熱圧縮装置(図示せず)か
らなり、前記下型1の四周には、加飾フィルム固定構造
5が設けられている。前記加飾フィルム固定構造5は、
下型四周に設けられた支持棒収納部7と、前記収納部7
下部に固定して設けられ上方に付勢する加重吸収手段6
と、前記加重吸収手段6上部に連結して設けられた支持
棒8と、前記支持棒8の上部に連結して設けられたピン
収納部10と、前記ピン収容部10下部に設けられ上方
に付勢する加重吸収手段12と、前記加重吸収手段12
上部に連結されたピン11とからなり、前記ピン11及
び前記支持棒8は加重によりそれぞれ前記ピン収納部1
0及び前記支持棒収納部7内に収納される。また、加飾
フィルム固定構造5のピンllの先端部は、加重がかか
らないときは、下型1の上面よりも一段と高い所に位置
するように設計する。
【0009】図3は、本発明の製造法又は製造装置の一
実施例における型閉めを説明する図である。図3(a)
は型締め途中、(b)は型締め終了時のものを示す。先
の図1に示したように、下型1上に先ず、成形樹脂材料
3を載置する。次いで、その成形樹脂材料3の上であっ
て、加飾フィルム固定構造5を設けた下型1の上に加飾
フィルム4を載置する。この加飾フィルム4の載置は、
手作業であっても、機械的作業であってもよい。この
際、加飾フィルム4が、ピン位置に対応して四隅に穴の
あいたフィルムを使用する場合は、穴の位置とピン先が
合致するように加飾フィルム4の載置を調整する。その
後、上型2を下降させると、加飾フィルム固定構造5に
おけるピンl1が上型2により押圧されると共に、下型
1上の加飾フィルム4は外側方向に引っ張られる(図3
a)。更に、上型2を下降させると、ピン11はピン収
納部10内に収納され、支持棒8は支持棒収納部7内に
収納されると共に、加飾フィルム4の端部は加飾フィル
ム固定構造5から解放される。そして、下型1側面上の
加飾フィルムの端部は下型1側面と上型2側面に挟着さ
れて下方に引っ張られながら、成形樹脂材料3及び加飾
フィルム4が熱圧成形されて一体となる(図3b)。
実施例における型閉めを説明する図である。図3(a)
は型締め途中、(b)は型締め終了時のものを示す。先
の図1に示したように、下型1上に先ず、成形樹脂材料
3を載置する。次いで、その成形樹脂材料3の上であっ
て、加飾フィルム固定構造5を設けた下型1の上に加飾
フィルム4を載置する。この加飾フィルム4の載置は、
手作業であっても、機械的作業であってもよい。この
際、加飾フィルム4が、ピン位置に対応して四隅に穴の
あいたフィルムを使用する場合は、穴の位置とピン先が
合致するように加飾フィルム4の載置を調整する。その
後、上型2を下降させると、加飾フィルム固定構造5に
おけるピンl1が上型2により押圧されると共に、下型
1上の加飾フィルム4は外側方向に引っ張られる(図3
a)。更に、上型2を下降させると、ピン11はピン収
納部10内に収納され、支持棒8は支持棒収納部7内に
収納されると共に、加飾フィルム4の端部は加飾フィル
ム固定構造5から解放される。そして、下型1側面上の
加飾フィルムの端部は下型1側面と上型2側面に挟着さ
れて下方に引っ張られながら、成形樹脂材料3及び加飾
フィルム4が熱圧成形されて一体となる(図3b)。
【0010】図4は、本発明の製造装置に係る加飾フィ
ルム固定構造の部分拡大図である。図4(a)は型締め
前の断面図であり、(b)は型締め終了時の断面図であ
る。
ルム固定構造の部分拡大図である。図4(a)は型締め
前の断面図であり、(b)は型締め終了時の断面図であ
る。
【0011】本発明における加飾フィルム固定構造5
は、通常、下型1の四隅に設けるが、下型1の四隅以外
に設けてもよい。また、加飾フィルム固定構造5におけ
るピンの数は、ピンの支持棒8の上部にそれぞれ1本又
は2本以上とするが、好ましくは2本又は1本である。
は、通常、下型1の四隅に設けるが、下型1の四隅以外
に設けてもよい。また、加飾フィルム固定構造5におけ
るピンの数は、ピンの支持棒8の上部にそれぞれ1本又
は2本以上とするが、好ましくは2本又は1本である。
【0012】本発明で用いる加飾フィルム4としては、
透明もしくは半透明フィルムの片面に水玉模様、花柄模
様、幾何学的模様、岩肌模様、御影石模様、大理石模
様、エンボス模様等の模様を形成させた加飾フィルム等
が用いられる。ここで、透明もしくは半透明フィルムの
ベースフィルムとしては、耐熱性を有するフィルムが好
ましく用いられ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエステル、フッ素系フィルム等のプ
ラスチックフィルム等がある。この加飾フィルムには、
通常、その四隅にピン位置に対応して穴をあけたものを
使用する。その際、加飾フィルムの載置は、加飾フィル
ムの穴の位置とピン先が合致するように調整する。
透明もしくは半透明フィルムの片面に水玉模様、花柄模
様、幾何学的模様、岩肌模様、御影石模様、大理石模
様、エンボス模様等の模様を形成させた加飾フィルム等
が用いられる。ここで、透明もしくは半透明フィルムの
ベースフィルムとしては、耐熱性を有するフィルムが好
ましく用いられ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエステル、フッ素系フィルム等のプ
ラスチックフィルム等がある。この加飾フィルムには、
通常、その四隅にピン位置に対応して穴をあけたものを
使用する。その際、加飾フィルムの載置は、加飾フィル
ムの穴の位置とピン先が合致するように調整する。
【0013】本発明で用いる加重吸収手段6及び12と
しては、バネ以外に、油圧ダンパー、エアダンパー等の
戻り機構を有するものや、あるいは各種ゴム等の弾性体
を使用することができる。
しては、バネ以外に、油圧ダンパー、エアダンパー等の
戻り機構を有するものや、あるいは各種ゴム等の弾性体
を使用することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の製造法により、又は本発明の加
飾パネル製造装置を用いることにより、加飾フィルムの
位置ずれによる皺や破れ発生が少ない加飾パネルを製造
できる。
飾パネル製造装置を用いることにより、加飾フィルムの
位置ずれによる皺や破れ発生が少ない加飾パネルを製造
できる。
【図1】本発明において、下型上に成形樹脂材料及び加
飾フィルムを載置した後の状態(型締め前)を横から見
た図である。
飾フィルムを載置した後の状態(型締め前)を横から見
た図である。
【図2】図1のA−A断面を上から見た図である。
【図3】本発明における型閉めを説明する部分断面図
で、(a)は型締め前、(b)は型締め途中、(c)は
型締め終了時のものである。
で、(a)は型締め前、(b)は型締め途中、(c)は
型締め終了時のものである。
【図4】本発明の製造装置に係る加飾フィルム固定構造
の部分拡大図で、(a)は型締め途中、(b)は型締め
終了時の断面図である。
の部分拡大図で、(a)は型締め途中、(b)は型締め
終了時の断面図である。
【図5】従来例で、下型上に成形樹脂材料及び加飾フィ
ルムを載置した後の状態(型締め前)を横から見た図で
ある。
ルムを載置した後の状態(型締め前)を横から見た図で
ある。
1…下型(裏面用型) 2…上型(表面
用型) 3…成形樹脂材料 4…加飾フィル
ム 5…加飾フィルム固定構造 6…加重吸収手
段(バネ) 7…(支持棒の)収納部 8…(ピン収納
部の)支持棒 9…加重吸収手段(バネ) 10…ピン収納部 11…ピン 12…加重吸収
手段(バネ)
用型) 3…成形樹脂材料 4…加飾フィル
ム 5…加飾フィルム固定構造 6…加重吸収手
段(バネ) 7…(支持棒の)収納部 8…(ピン収納
部の)支持棒 9…加重吸収手段(バネ) 10…ピン収納部 11…ピン 12…加重吸収
手段(バネ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 康彦 富山県富山市一本木1010番地 日立化成ユ ニット株式会社内 (72)発明者 堀井 正雄 富山県富山市一本木1010番地 日立化成ユ ニット株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】表面用型を上型とし裏面用型を下型とし
て、下型上に成形樹脂材料及びその上に加飾フィルムを
載置したのち、型を閉じ、加熱・加圧して成形する、加
飾パネルの製造法において、成形樹脂材料上への前記加
飾フィルムの載置は、下型四周に設けられ上方に突出し
たピンを有し加重によって下方に変位可能な加飾フィル
ム固定構造の上にする載置である、加飾パネルの製造
法。 - 【請求項2】表面用型の上型と、裏面用型の下型と、前
記上型及び下型を加熱・加圧する熱圧縮装置とを備える
加飾パネル製造装置であって、前記下型四周には、上方
に突出したピンを有し加重によって下方に変位可能な加
飾フィルム固定構造が具備された、加飾パネル製造装
置。 - 【請求項3】請求項2の加飾パネル製造装置において、
上方に突出したピンを有し加重によって下方に変位可能
な加飾フィルム固定構造は、 下型四周に設けられた支持棒収納部と、 前記収納部下部に固定して設けられ上方に付勢する加重
吸収手段と、 前記加重吸収手段上部に連結して設けられた支持棒と、 前記支持棒の上部に連結して設けられたピン収納部と、 前記ピン収容部下部に設けられ上方に付勢する加重吸収
手段と、 前記加重吸収手段上部に連結されたピンとからなり、か
つ、 前記ピンの先端部は、加重がないときは下型の上面より
も一段と高いところに位置し、 前記ピン及び前記支持棒は、加重によりそれぞれ前記ピ
ン収納部及び前記支持棒収納部内に収納可能な構造であ
る、加飾パネル製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13730998A JPH11320592A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 加飾パネルの製造法及び加飾パネル製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13730998A JPH11320592A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 加飾パネルの製造法及び加飾パネル製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320592A true JPH11320592A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15195680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13730998A Pending JPH11320592A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 加飾パネルの製造法及び加飾パネル製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11320592A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113771281A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-10 | 广州中新汽车零部件有限公司 | 一种用于绒布板材成型的压塑模具及其成型方法 |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13730998A patent/JPH11320592A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113771281A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-10 | 广州中新汽车零部件有限公司 | 一种用于绒布板材成型的压塑模具及其成型方法 |
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