JPH11320116A - スポット溶接ロボットの制御方法および制御装置 - Google Patents

スポット溶接ロボットの制御方法および制御装置

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JPH11320116A
JPH11320116A JP10146581A JP14658198A JPH11320116A JP H11320116 A JPH11320116 A JP H11320116A JP 10146581 A JP10146581 A JP 10146581A JP 14658198 A JP14658198 A JP 14658198A JP H11320116 A JPH11320116 A JP H11320116A
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welding robot
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正俊 佐野
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    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/31Electrode holders and actuating devices therefor
    • B23K11/314Spot welding guns, e.g. mounted on robots

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空圧もしくは油圧駆動によるスポット溶接ガ
ンを有するスポット溶接ロボットのスポット溶接ガンを
無駄時間を生じさせることなく加圧動作がなし得るスポ
ット溶接ロボットの制御方法および制御装置を提供す
る。 【解決手段】 ロボットコントローラ30にガン開閉時
間計測手段31と軸一致時間計測手段32とを備え、前
記各計測手段31,32により計測された計測値および
スポット溶接作業に応じて決定される一定時間とを用い
てガン加圧信号指令信号を出力する時間を算出するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスポット溶接ロボッ
トの制御方法および制御装置に関する。さらに詳しく
は、空圧もしくは油圧駆動によるスポット溶接ガンを有
するスポット溶接ロボットの制御方法および制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スポット溶接ロボット(以
下、単にロボットということもある)においては、図3
に示すように空圧もしくは油圧駆動によるガンチップa
を有するスポット溶接ガン(以下、単にガンという)b
が用いられている。かかるガンbを有するスポット溶接
ロボットrによるスポット溶接は、教示作業によりスポ
ット溶接する点をあらかじめ教示しておき、その後のロ
ボットコントローラcによる再生動作において教示した
点でガンbを閉じさせ、ついでガンチップaに溶接機d
から通電することによりなされている。このガンbを閉
じさせる信号(ガン加圧信号)は、一般的にはロボット
rが教示した位置に軸一致(現在値軸一致)したところ
で出力されている。また、ガンチップaに通電させる信
号(溶接指令信号)は、ガンbが閉じた時、すなわちガ
ンbによる加圧が完了した時(ガン加圧完了時)に出力
されている。
【0003】このように、従来のスポット溶接ロボット
rにおいては、ガン加圧信号はスポット溶接ロボットr
が教示点に軸一致(現在値軸一致)した時点で出力され
ているので、ガンbが閉じるまでの時間が無駄時間とな
っていた。
【0004】そのため、この無駄時間を低減すべく従来
より種々の提案がなされている。
【0005】例えば、ガン加圧信号をスポット溶接ロボ
ットrにおける指令値が軸一致(指令値軸一致)する手
前で出力することがなされている。しかしながら、この
提案による方法では、スポット溶接点によっては現在値
軸一致後にガン加圧が完了したり、その逆に現在値軸一
致前にガン加圧が完了するという現像が生ずることが判
明した。これは、全スポット溶接点に対してガン加圧信
号を出力する時間が同一とされているのに対し、スポッ
ト溶接ロボットrにおいてはその移動経路あるいは姿勢
などの違いにより、指令値軸一致から現在値軸一致まで
の時間にバラツキがあるからと推察される。そのため、
この提案による方法では、全スポット溶接点で現在値軸
一致した時点でガン加圧を完了させることはできない。
【0006】特開平6ー23561号公報には、ロボッ
トコントローラによりスポット溶接ガンに加圧指令を出
力してからスポット溶接ガンの加圧が完了するまでの所
要時間を予め測定してロボットコントローラに記憶させ
ておくと共に、スポット溶接のための位置決め動作を開
始する度に、ロボットの位置決めに必要とされる移動時
間を算出して前記所要時間との差を求め、位置決め動作
開始後、前記差の時間が経過した時点でガン加圧指令を
出力するようにしたスポット溶接ロボットの制御方法が
提案されている。しかるに、この提案においてはロボッ
トの移動時間を計算から算出しているが、つまり指令値
の到達時間により算出した時間を移動時間としている
が、実際のロボットの動作は、サーボ系の遅れなどのた
めに指令値に対して若干の遅れを伴ってなされる。その
ため、指令値を基準として算出された移動時間によりガ
ン加圧開始時間を設定すると、ロボットが教示位置に到
達する以前に加圧が完了するという問題が生ずる。ま
た、ガン加圧時間は、複数回ガンを加圧させて加圧時間
を計測してその平均値を採るようにされているため、ガ
ンの加圧時間はガンの姿勢や移動経路あるいはガンチッ
プの磨耗により生ずる時間変化に対応することはできな
いという問題がある。その上、この測定はオフラインに
よりなされているので、作業が煩雑になるという問題も
ある。
【0007】特開平6ー47562号公報には、スポッ
ト溶接ロボットにおいて、ロボットジョブ中のガンON
命令が出ている場合、ロボットの目標値と現在値との差
がある一定値以内であってロボットの実速度が所定値以
内の時のみスポット溶接電源へのガンON指令を出力す
ることを特徴とするスポット溶接方法が提案されてい
る。しかしながら、この提案では目標値と現在値との差
がある一定値以内であって、ロボットの実速度が所定値
以内の時に、ガンON信号を出力しているが、ロボット
の現在値が目標値に到達したか否かの確認をなしていな
いため、目標値に到達した時点でガンの加圧が完了して
いるか否か不明であるという問題がある。
【0008】特開平7ー136775号公報には、ロボ
ットと、前記ロボットに取付けられ、加圧用エアシリン
ダによる電極チップの移動により被溶接物を加圧する溶
接ガンと、前記加圧用エアシリンダに接続される電磁式
方向切替弁と、前記加圧用エアシリンダによる溶接ガン
の加圧動作特性に基づき、前記溶接ガンが溶接位置に到
達する前に、前記ロボットによる溶接ガンの溶接位置へ
の到達と電極チップによる加圧完了とが同時となるよう
に、前記電磁式方向切替弁に加圧動作指令を出力する加
圧指令手段と、前記加圧用エアシリンダによる溶接ガン
の加圧開放動作特性に基づき、被溶接物への通電完了後
に、前記ロボットによる溶接ガンの次の溶接位置への移
動開始と電極チップの加圧開放動作とが同時となるよう
に、前記電磁式方向切替弁に加圧開放動作指令を出力す
る加圧開放指令手段と、を備えたことを特徴とするスポ
ット溶接装置が提案されている。しかしながら、この提
案の装置においては、溶接ガンの加圧開始から加圧完了
までの時間などの特性を予め試験により得ているが、実
際のスポット溶接状態においては、前述したように、ガ
ンの姿勢やガンチップの磨耗量により溶接ガンの加圧開
始から加圧完了までの時間が変動するため、実際のスポ
ット溶接作業においては必ずしも溶接位置への到達とガ
ンの加圧完了とが同時とはならない。また、この提案の
装置においては、ガン加圧指令は溶接位置へ到達する所
定時間前になされるようになっている。しかしながら、
このためにはロボットが現在地から溶接位置まで到達す
る時間を知る必要があるが、この点については何等述べ
られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みさなれたものであって、空圧もしくは油
圧駆動によるスポット溶接ガンを有するスポット溶接ロ
ボットのスポット溶接ガンを無駄時間を生じさせること
なく加圧動作がなし得るスポット溶接ロボットの制御方
法および制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1形態は、空
圧または油圧駆動によるスポット溶接ガンを有するスポ
ット溶接ロボットの制御方法であって、スポット溶接ガ
ンによる加圧完了が現在値軸一致から一定時間後または
一定時間前になされるようにすることを特徴とするスポ
ット溶接ロボットの制御方法に関する。
【0011】本発明の第1形態のスポット溶接ロボット
の制御方法は、具体的には、空圧または油圧駆動による
スポット溶接ガンを有するスポット溶接ロボットの制御
方法であって、スポット溶接ガンのガン閉所要時間を計
測する手順と、スポット溶接ロボットの軸一致所要時間
を計測する手順と、前記ガン閉所要時間および軸一致所
要時間を用いて下記式により指令値軸一致から加圧指令
信号出力までの時間を算出する手順と、前記算出された
時間によりスポット溶接ガンへの加圧指令信号を出力す
る手順とを含んでなることを特徴とする。
【0012】T4=T2−T3−T1 ここに、 T1:スポット溶接作業に応じて決定される一定時間 T2:ガン閉所要時間 T3:軸一致所要時間 T4:指令値軸一致時点から加圧指令信号を前出し出力
するまでの時間
【0013】本発明の第1形態のスポット溶接ロボット
の制御方法においては、前記ガン閉所要時間および軸一
致所要時間の計測が、スポット溶接ロボットのリピート
動作においてなされてもよく、また前記ガン閉所要時間
および軸一致所要時間の計測をスポット溶接ロボットの
各サイクルごとになし、ついでその各サイクルにおいて
計測したガン閉所要時間および軸一致所要時間より、次
のサイクルにおける指令値軸一致から加圧指令信号出力
までの時間を算出してもよく、さらに前記ガン閉所要時
間および軸一致所要時間の計測およびその計測値による
指令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間の算出を
所定サイクルなした後、それ以後のサイクルはその算出
された時間によりスポット溶接ガンへの加圧指令信号を
出力してもよい。
【0014】本発明の第2形態は、空圧または油圧駆動
によるスポット溶接ガンを有するスポット溶接ロボット
の制御装置であって、前記制御装置が、ガン開閉時間計
測手段と軸一致時間計測手段とを備え、前記制御装置
が、前記ガン開閉時間計測手段によりスポット溶接ガン
のガン閉所要時間を計測し、前記軸一致時間計測手段に
より軸一致所要時間を計測し、前記ガン閉所要時間およ
び軸一致所要時間を用いて下記式により指令値軸一致か
ら加圧指令信号出力までの時間を算出し、前記算出され
た時間によりスポット溶接ガンへの加圧指令信号を出力
することを特徴とするスポット溶接ロボットの制御装置
に関する。
【0015】T4=T2−T3−T1 ここに、 T1:スポット溶接作業に応じて決定される一定時間 T2:ガン閉所要時間 T3:軸一致所要時間 T4:指令値軸一致時点から加圧指令信号を前出し出力
するまでの時間
【0016】本発明の第2形態のスポット溶接ロボット
の制御装置においては、前記制御装置がモード切替手段
を備え、前記モード切替手段によりガン開閉時間計測手
段および軸一致時間計測手段により計測がなされる計測
モードと、計測がなされない非計測モードとに切替られ
てもよい。
【0017】本発明の第3形態は、前記スポット溶接ロ
ボットの制御装置を備えてなることを特徴とするスポッ
ト溶接ロボットに関する。
【0018】本発明の第4形態は、複数のスポット溶接
ロボットと、前記複数のスポット溶接ロボットを制御す
る統括制御装置とを備えてなるスポット溶接ロボットシ
ステムであって、前記複数のスポット溶接ロボットの各
ロボットコントローラがガン開閉時間計測手段および軸
一致時間計測手段を有し、前記統括制御装置により、前
記ガン開閉時間計測手段および軸一致時間計測手段によ
る計測がなされる計測モードと、計測がなされない非計
測モードとの制御がなされることを特徴とするスポット
溶接ロボットシステムに関する。
【0019】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、現在
値軸一致時点の前後における最適な時点でスポット溶接
を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0021】本発明のスポット溶接ロボットの制御方法
が適用されているスポット溶接ロボットの制御系Nを図
1にブロック図で示す。この制御系Nは、図1に示すよ
うに複数台のスポット溶接ロボットRと、この複数台の
スポット溶接ロボットRを統括制御する統括制御装置C
とを主要構成要素としてなる。また、各スポット溶接ロ
ボットRは、一対のチップ1,1が対向配置で装着され
たガン2を有するスポット溶接ロボット本体10と、前
記チップ1,1に溶接電流を供給する溶接機20と、ロ
ボットコントローラ30とを備えてなるものとされる。
そして、このロボットコントローラ30には、通常のス
ポット溶接ロボットのロボットコントローラ30が有す
る機能の他に、ガン2の開閉時間を計測するガン開閉時
間計測手段31、指令値軸一致から現在値軸一致までに
要する時間(軸一致所要時間)を計測する軸一致時間計
測手段32およびモード切替手段33が備えられてい
る。このモード切替手段33は、前記ガン開閉時間計測
手段31および軸一致時間計測手段32を稼働させて計
測させる計測モードと、前記ガン開閉時間計測手段31
および軸一致時間計測手段32を稼働させない非計測モ
ードとに切替るものである。
【0022】次に、かかる構成とされているスポット溶
接ロボットRによるスポット溶接について説明する。
【0023】(1)各打点ステップ(スポット溶接する
点として教示する点)を含む教示点を教示する。
【0024】(2)モード切替手段33によりロボット
コントローラ30を計測モードに設定する。
【0025】(3)初回のリピート動作時に、軸一致時
間計測手段32により各打点ステップにおける軸一致所
要時間T3を計測し、またガン開閉時間計測手段31に
より、各打点ステップにおけるガン閉の開始信号(加圧
指令信号)が出力されてから実際にガン2が閉まったこ
とを知らせるガン閉信号(加圧完了信号)が出力される
までの時間(以下、ガン閉所要時間という)T2を計測
する。この場合、事前に軸一致所要時間が知られていな
いので、ガン閉の開始信号は現在値軸一致した時点で出
力される。なお、ガン閉信号は、ガン2に設けられたセ
ンサ(図示省略)や溶接機20における電流変化により
検出される。この電流変化によるガン閉の検出は、例え
ばチップ1,1に常時微弱電流を流しておいて、この電
流値が急激に上昇した時点でガン閉とすることにより得
られる。
【0026】(4)(3)により得られたガン閉所要時
間T2および軸一致所要時間T3を用いて下記式1により
指令値軸一致から加圧指令信号を出力するまでの時間T
4を各打点ステップについて算出する(図2参照)。そ
して、この式1により算出されたT4が正となる場合に
は、指令値軸一致のT4時間手前に加圧指令信号が出力
され、その逆にT4が負となる場合には、指令値軸一致
後からT4時間後に加圧指令信号が出力される。
【0027】 T4=T2−T3−T1 (1) ここに、T1はスポット溶接作業に応じて決定される一
定時間であり、加圧完了が現在値軸一致後T1時間後と
なるようにするものである。このようにするのは、計測
した時間と実際のガンの動きが一致しない場合に調整可
能とするたるめである。例えば、T1を負の値にする
と、実際に計測した時間より早く溶接指令を出すことが
できる。なお、T1がゼロとなる場合は、現在値軸一致
時に加圧完了信号が出力されることになる。
【0028】以下、同様にして各ワークに対してスポッ
ト溶接がなされる。この場合、各スポット溶接作業にお
いてもガン閉所要時間T2および軸一致所要時間T3が計
測され、ついでこの計測されたガン閉所要時間T2およ
び軸一致所要時間T3によりT4が算出され、そしてこの
算出されたT4により次のサイクルにおけるスポット溶
接が実行される。
【0029】以上、計測モードによるスポット溶接につ
いて説明してきたが、同一形態のワークが連続して流さ
れている場合などのように、計測値の変動がほとんどな
いようなときには計測作業を行わなくてもよい。そこ
で、そのようなときには、統括制御装置Cからの指令に
より各ロボットRのロボットコントローラ30を計測モ
ードから非計測モードに切替て、従前の計測値によりス
ポット溶接をさせる。
【0030】なお、ガン2あるいは溶接機20から加圧
完了信号が得られないためにT2が計測できない場合
は、オフラインにより予めガン閉所要時間T2を計測し
ておいてそのガン閉所要時間T2と計測された軸一致所
要時間T3によりT4を算出するものとする。
【0031】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
してきたが、本発明はかかる実施の形態のみに限定され
るものではなく種々改変が可能である。例えば、本実施
の形態では統括制御装置Cからの指令により各ロボット
Rを計測モードから非計測モードへの切替をなしている
が、ロボットRの使用形態によっては、各ロボットRの
ロボットコントローラ30において計測モードと非計測
モードとの切替をなしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような優れた効果が得られる。
【0033】(1)ガン加圧に要する時間および軸一致
所要時間を計測することにより、各打点ステップごとに
最適なタイミングでガン加圧信号を出力できる。
【0034】(2)最適なタイミングでガン加圧信号を
出力できるので、サイクルタイムが短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスポット溶接ロボ
ットの制御装置のブロック図である。
【図2】同実施の形態におけるタイムチャートである。
【図3】従来のスポット溶接ロボットのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 チップ 2 ガン 10 スポット溶接ロボット本体 20 溶接機 30 ロボットコントローラ 31 ガン開閉時間計測手段 32 軸一致時間計測手段 33 モード切替手段 R スポット溶接ロボット N 制御系
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 空圧または油圧駆動によるスポット溶接
ガンを有するスポット溶接ロボットの制御方法であっ
て、 スポット溶接ガンのガン閉所要時間を計測する手順と、 スポット溶接ロボットの軸一致所要時間を計測する手順
と、 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時間を用いて下記
式により指令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間
を算出する手順と、 前記算出された時間によりスポット溶接ガンへの加圧指
令信号を出力する手順とを含んでなることを特徴とする
スポット溶接ロボットの制御方法。 T4=T2−T3−T1 ここに、 T1:スポット溶接作業に応じて決定される一定時間 T2:ガン閉所要時間 T3:軸一致所要時間 T4:指令値軸一致時点から加圧指令信号を前出し出力
するまでの時間
【請求項】 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時
間の計測が、スポット溶接ロボットのリピート動作にお
いてなされることを特徴とする請求項記載のスポット
溶接ロボットの制御方法。
【請求項】 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時
間の計測をスポット溶接ロボットの各サイクルごとにな
し、ついでその各サイクルにおいて計測したガン閉所要
時間および軸一致所要時間より、次のサイクルにおける
指令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間を算出す
ることを特徴とする請求項記載のスポット溶接ロボッ
トの制御方法。
【請求項】 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時
間の計測およびその計測値による指令値軸一致から加圧
指令信号出力までの時間の算出を所定サイクルなした
後、それ以後のサイクルはその算出された時間によりス
ポット溶接ガンへの加圧指令信号を出力することを特徴
とする請求項記載のスポット溶接ロボットの制御方
法。
【請求項】 空圧または油圧駆動によるスポット溶接
ガンを有するスポット溶接ロボットの制御装置であっ
て、 前記制御装置が、ガン開閉時間計測手段と軸一致時間計
測手段とを備え、 前記制御装置が、前記ガン開閉時間計測手段によりスポ
ット溶接ガンのガン閉所要時間を計測し、前記軸一致時
間計測手段により軸一致所要時間を計測し、前記ガン閉
所要時間および軸一致所要時間を用いて下記式により指
令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間を算出し、
前記算出された時間によりスポット溶接ガンへの加圧指
令信号を出力することを特徴とするスポット溶接ロボッ
トの制御装置。 T4=T2−T3−T1 ここに、 T1:スポット溶接作業に応じて決定される一定時間 T2:ガン閉所要時間 T3:軸一致所要時間 T4:指令値軸一致時点から加圧指令信号を前出し出力
するまでの時間
【請求項】 前記制御装置がモード切替手段を備え、
前記モード切替手段によりガン開閉時間計測手段および
軸一致時間計測手段により計測がなされる計測モード
と、計測がなされない非計測モードとに切替られること
を特徴とする請求項記載のスポット溶接ロボットの制
御装置。
【請求項】 請求項または請求項記載のスポット
溶接ロボットの制御装置を備えてなることを特徴とする
スポット溶接ロボット。
【請求項】 複数のスポット溶接ロボットと、前記複
数のスポット溶接ロボットを制御する統括制御装置とを
備えてなるスポット溶接ロボットシステムであって、 前記複数のスポット溶接ロボットの各ロボットコントロ
ーラがガン開閉時間計測手段および軸一致時間計測手段
を有し、 前記統括制御装置により、前記ガン開閉時間計測手段お
よび軸一致時間計測手段による計測がなされる計測モー
ドと、計測がなされない非計測モードとの制御がなされ
ることを特徴とするスポット溶接ロボットシステム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1形態のスポ
ット溶接ロボットの制御方法は、空圧または油圧駆動に
よるスポット溶接ガンを有するスポット溶接ロボットの
制御方法であって、スポット溶接ガンのガン閉所要時間
を計測する手順と、スポット溶接ロボットの軸一致所要
時間を計測する手順と、前記ガン閉所要時間および軸一
致所要時間を用いて下記式により指令値軸一致から加圧
指令信号出力までの時間を算出する手順と、前記算出さ
れた時間によりスポット溶接ガンへの加圧指令信号を出
力する手順とを含んでなることを特徴とする。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空圧または油圧駆動によるスポット溶接
    ガンを有するスポット溶接ロボットの制御方法であっ
    て、スポット溶接ガンによる加圧完了が現在値軸一致か
    ら一定時間後または一定時間前になされるようにするこ
    とを特徴とするスポット溶接ロボットの制御方法。
  2. 【請求項2】 空圧または油圧駆動によるスポット溶接
    ガンを有するスポット溶接ロボットの制御方法であっ
    て、 スポット溶接ガンのガン閉所要時間を計測する手順と、 スポット溶接ロボットの軸一致所要時間を計測する手順
    と、 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時間を用いて下記
    式により指令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間
    を算出する手順と、 前記算出された時間によりスポット溶接ガンへの加圧指
    令信号を出力する手順とを含んでなることを特徴とする
    スポット溶接ロボットの制御方法。 T4=T2−T3−T1 ここに、 T1:スポット溶接作業に応じて決定される一定時間 T2:ガン閉所要時間 T3:軸一致所要時間 T4:指令値軸一致時点から加圧指令信号を前出し出力
    するまでの時間
  3. 【請求項3】 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時
    間の計測が、スポット溶接ロボットのリピート動作にお
    いてなされることを特徴とする請求項2記載のスポット
    溶接ロボットの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時
    間の計測をスポット溶接ロボットの各サイクルごとにな
    し、ついでその各サイクルにおいて計測したガン閉所要
    時間および軸一致所要時間より、次のサイクルにおける
    指令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間を算出す
    ることを特徴とする請求項2記載のスポット溶接ロボッ
    トの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ガン閉所要時間および軸一致所要時
    間の計測およびその計測値による指令値軸一致から加圧
    指令信号出力までの時間の算出を所定サイクルなした
    後、それ以後のサイクルはその算出された時間によりス
    ポット溶接ガンへの加圧指令信号を出力することを特徴
    とする請求項2記載のスポット溶接ロボットの制御方
    法。
  6. 【請求項6】 空圧または油圧駆動によるスポット溶接
    ガンを有するスポット溶接ロボットの制御装置であっ
    て、 前記制御装置が、ガン開閉時間計測手段と軸一致時間計
    測手段とを備え、 前記制御装置が、前記ガン開閉時間計測手段によりスポ
    ット溶接ガンのガン閉所要時間を計測し、前記軸一致時
    間計測手段により軸一致所要時間を計測し、前記ガン閉
    所要時間および軸一致所要時間を用いて下記式により指
    令値軸一致から加圧指令信号出力までの時間を算出し、
    前記算出された時間によりスポット溶接ガンへの加圧指
    令信号を出力することを特徴とするスポット溶接ロボッ
    トの制御装置。 T4=T2−T3−T1 ここに、 T1:スポット溶接作業に応じて決定される一定時間 T2:ガン閉所要時間 T3:軸一致所要時間 T4:指令値軸一致時点から加圧指令信号を前出し出力
    するまでの時間
  7. 【請求項7】 前記制御装置がモード切替手段を備え、 前記モード切替手段によりガン開閉時間計測手段および
    軸一致時間計測手段により計測がなされる計測モード
    と、計測がなされない非計測モードとに切替られること
    を特徴とする請求項6記載のスポット溶接ロボットの制
    御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載のスポット
    溶接ロボットの制御装置を備えてなることを特徴とする
    スポット溶接ロボット。
  9. 【請求項9】 複数のスポット溶接ロボットと、前記複
    数のスポット溶接ロボットを制御する統括制御装置とを
    備えてなるスポット溶接ロボットシステムであって、 前記複数のスポット溶接ロボットの各ロボットコントロ
    ーラがガン開閉時間計測手段および軸一致時間計測手段
    を有し、 前記統括制御装置により、前記ガン開閉時間計測手段お
    よび軸一致時間計測手段による計測がなされる計測モー
    ドと、計測がなされない非計測モードとの制御がなされ
    ることを特徴とするスポット溶接ロボットシステム。
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