JP3320530B2 - 抵抗溶接機における溶接打点位置修正方法 - Google Patents

抵抗溶接機における溶接打点位置修正方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各電極の溶接打点位置
を、それぞれの損耗に応じて修正するための抵抗溶接機
における溶接打点位置修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ロボットに装着された溶接ガン
を、ワークの複数の溶接打点位置に順次移動させて溶接
作業を自動的に行う抵抗溶接機が、広く採用されてい
る。この種の抵抗溶接機では、一対の電極チップでワー
クの各溶接打点位置を挟持して前記ワークに複数の溶接
作業を行うため、前記電極チップに磨耗による損失(損
耗)が発生し易くなる。
【0003】この場合、一般的に、種々の条件から各電
極チップの損耗量にばらつきが生じることが多く、前記
電極チップ同士の当接位置、すなわち溶接打点位置が偏
差してしまう。このため、一対の電極チップでワークを
加圧する際、このワークに前記電極チップにより偏った
押圧力が作用し、前記ワークに位置ずれが惹起されるお
それがある。そこで、従来より、ワークを固定するため
に専用のワーククランプ装置が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ワ
ーククランプ装置は、ワークの形状に対応して製作され
ているため、ワークの種類毎に専用のワーククランプ装
置を用意しなければならない。これにより、特に多種類
のワークを溶接する際にこれらに応じて多種類のワーク
クランプ装置が必要となり、設備費が相当に高騰すると
いう問題が指摘されている。
【0005】本発明は、この種の問題点を除去するため
のものであって、電極チップの損耗による溶接打点位置
の偏差を確実に補正することができ、専用のクランプ装
置を用いることなく種々のワークに対応することが可能
な抵抗溶接機における溶接打点位置修正方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、溶接ガンを備えたロボットを、教示座
標データに従ってワークの各溶接打点位置に順次移送す
るとともに、前記溶接打点位置で前記溶接ガンの一対の
電極を閉動させて溶接作業を行う抵抗溶接機において、
前記各電極の損耗に応じて前記溶接打点位置を修正する
ための溶接打点位置修正方法であって、予め実測された
各電極の損耗量とドレッシング回数または溶接打点数と
の関係を記憶する工程と、 溶接作業を所定の回数継続し
前記各電極にドレッシングを行った後、および/または
溶接動作の1サイクルが終了した後、前記記憶された関
係に基づいて前記電極のそれぞれの損耗量を検出する
工程と、前記検出された各電極の損耗量から該各電極同
士の当接位置偏差量を算出する工程と、前記算出された
当接位置偏差量から溶接打点位置座標の修正量を算出す
る工程と、前記算出された溶接打点位置座標の修正量に
基づいて前記教示座標データを書き替える工程と、を有
することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る抵抗溶接機における溶接打点位置
修正方法では、各電極の損耗量を検出して該電極同士の
当接位置偏差量が算出されると、この当接位置偏差量に
基づいてロボットの教示座標データが書き替えられる。
このため、各電極の損耗量がそれぞれ異なっていても、
溶接打点位置を確実に補正することができ、専用のクラ
ンプ装置等が不要となるとともに、種々の形状の異なる
ワークの溶接作業に有効に適用することが可能になる。
【0008】
【実施例】本発明に係る抵抗溶接機における溶接打点位
置修正方法について、これを実施するための抵抗溶接機
との関係において実施例を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明方法を実施するための抵抗
溶接機10の全体構成を示すブロック図である。この抵
抗溶接機10は、溶接ガン12を備え、この溶接ガン1
2を構成するブラケット14が図示しないロボットのア
ーム先端に取り付けられる。ブラケット14には、トラ
ンス16が装着されるとともに、このブラケット14の
先端に支軸18を介して上下一対のガンアーム20、2
2が揺動自在に支持される。
【0010】ガンアーム20、22の先端に電極チップ
24、26が離脱可能に取着され、このガンアーム2
0、22には、トランス16の一対の出力端子がオンス
銅板(図示せず)を介して接続される。ガンアーム20
の後端側に加圧シリンダ28が固着され、この加圧シリ
ンダ28から下方に延びるロッド30に連結片32の一
端が係合し、この連結片32の他端がピン34を介して
ガンアーム22の後端および第1リンク片36に係合す
る。第1リンク片36は、ピン38を介して第2リンク
片40に係合するとともに、このピン38がガイド溝4
2に案内される。第2リンク片40は、ガンアーム20
の後端に係合している。
【0011】加圧シリンダ28は、空圧サーボ回路44
によって作動制御されるものであり、この空圧サーボ回
路44は、サーボアンプ46により制御されるサーボ弁
48と、ドライバアンプ50により制御されるレギュレ
ータ52とを備える。加圧シリンダ28には、その一方
の室の圧力から溶接ガン12の加圧力を検出するための
圧力センサ54と、ロッド30の変位からガンアーム2
0、22の開度(電極チップ24、26間の距離)を検
出するための開度センサ56とが設けられる。この開度
センサ56は、例えば、ロッド30に付した磁気目盛と
ピックアップコイルとからなる磁気式のポテンショメー
タで構成される。
【0012】開度センサ56で検出されたガンアーム2
0、22の開度は、A/Dコンバータ58を介して電極
磨耗量算出手段60に入力される。電極磨耗量算出手段
60は、例えば、図2に示すように、予め実測された各
電極チップ24、26の磨耗量とドレッシング回数(ま
たは溶接打点数)との関係をパラメータ化しておき、そ
のドレッシング回数毎にそれぞれの磨耗量をテーブルと
して記憶している。なお、電極チップ24、26とドレ
ッシング回数(または溶接打点数)との関係式を得、こ
の関係式からドレッシング回数毎(または溶接打点数
毎)にそれぞれの磨耗量を算出することも可能である。
【0013】電極磨耗量算出手段60で算出された電極
チップ24、26のそれぞれの磨耗量(損耗量)は、加
圧コントローラ63を構成するCPU62に入力され、
このCPU62は、前記電極チップ24、26のそれぞ
れの磨耗量から該電極チップ24、26の当接位置偏差
量(溶接打点位置偏差量)を演算する。
【0014】圧力センサ54からの信号は、A/Dコン
バータ61を介してCPU62に入力されるとともに、
このCPU62は、D/Aコンバータ64、66を介し
てサーボアンプ46およびドライバアンプ50に加圧指
令信号および加圧力の設定信号を供給する。CPU62
には、ガンアーム20、22の開度や圧力制御、および
当接位置偏差量の演算等を行うためのプログラムが記憶
されている読み出し専用メモリ(以下、ROMという)
68と、各打点位置毎にこれに対応する溶接条件デー
タ、すなわち溶接電流と通電時間、加圧力、打点位置の
ワークWの厚さに相当する開度設定値および溶接後のガ
ンアーム20、22の開度等のデータを一時的に記憶す
る読み書き可能なメモリ(以下、RAMという)70
と、各電極チップ24、26のそれぞれの磨耗限界量を
予め設定するための磨耗限界設定手段72とが設けられ
る。
【0015】CPU62から通電制御回路74を介して
トランス16に溶接電流および通電時間の設定信号が送
信され、電極チップ24、26間に所定の電流値で所定
時間通電される。このCPU62には、ロボットコント
ローラ76から打点位置の判別信号が入力され、RAM
70から溶接ガン12が到着した打点位置に対応する溶
接条件データが読み出される。
【0016】ロボットコントローラ76は、CPU62
から入力される電極チップ24、26の当接位置偏差量
に基づいて溶接打点位置座標の修正量を算出する座標修
正量算出手段78と、ロボットの教示座標データが記憶
されており、前記算出された溶接打点位置座標の修正量
に基づいてこの教示座標データが書き替え可能なRAM
80とを備えている。ロボットコントローラ76および
加圧コントローラ63には、溶接コントローラ82が通
信可能に構成されている。
【0017】以上のように構成される抵抗溶接機10に
おいて、ガンアーム20、22を閉動させ、電極チップ
24、26でワークWに溶接作業を行う動作について説
明する。
【0018】ロボットコントローラ76からの信号によ
り溶接ガン12の待機位置への到着が確認されると、C
PU62からD/Aコンバータ64を介してサーボアン
プ46に加圧指令信号が入力される。このため、加圧シ
リンダ28にエアが供給されてガンアーム20、22が
支軸18を支点にして互いに近接する方向に同期して揺
動(閉動)し、電極チップ24、26同士が直接当接し
て空打ちが行われる。この空打ち時に、開度センサ56
がロッド30の変位からガンアーム20、22の開度を
検出し、この開度がA/Dコンバータ61を介してCP
U62に入力され、該開度が基準開度としてRAM70
に記憶される。
【0019】次いで、溶接ガン12が、ロボット(図示
せず)を介してワークWの溶接打点位置に到着したこと
がロボットコントローラ76からの信号で確認される
と、この溶接打点位置に対応する溶接条件データがRA
M70から読み出される。そして、CPU62からD/
Aコンバータ64を介してサーボアンプ46に加圧指令
信号が入力されるとともに、D/Aコンバータ66を介
してドライバアンプ50に加圧力の設定信号が入力さ
れ、サーボ弁48とレギュレータ52を介して加圧シリ
ンダ28にエアが供給される。これにより、ガンアーム
20、22が所定の第1速度で閉動作を開始する。
【0020】そこで、開度センサ56によって検出され
たガンアーム20、22の開度からこのガンアーム2
0、22が予めRAM70に記憶されている速度切替位
置に達したと判定されると、CPU62からサーボアン
プ46を介してサーボ弁48に減圧信号が出力されて、
ガンアーム20、22の閉動速度が第1速度よりも低速
な第2速度に減速される。すなわち、ガンアーム20、
22の閉動作は、所謂、ソフトランディングに切り換え
られることになる。
【0021】ガンアーム20、22の電極チップ24、
26がワークWを挟持すると、CPU62から出力され
た信号に基づいてこのワークWを挟持する圧力が高めら
れ、初期加圧が開始され、この初期加圧が所定の時間だ
け行われる。その際、CPU62から通電制御回路74
に溶接電流および通電時間の設定信号が送信されて電極
チップ24、26間に所定の電流値で所定時間通電さ
れ、ワークWの所定の溶接打点位置で溶接が行われる。
【0022】ところで、ワークWに対して上記のように
溶接作業が所定の回数だけ継続された後、電極チップ2
4、26にドレッシング作業が施されるとともに、本実
施例に係る溶接打点位置修正方法が、図3乃至図5に示
すフローチャートに基づいて行われる。なお、図3のフ
ローチャートは、加圧コントローラ63の制御を示し、
図4のフローチャートは、ロボットコントローラ76の
制御を示し、さらに図5のフローチャートは、溶接コン
トローラ82の制御を示している。
【0023】まず、電極磨耗量算出手段60において、
ドレッシング回数および必要に応じて開度センサ56か
らの開度信号に基づいて各電極チップ24、26の磨耗
量が検出されると(図3中、ステップS1)、この磨耗
量がCPU62に入力されて前記電極チップ24、26
同士の当接位置偏差量が算出される(ステップS2)。
すなわち、図6に示すように、電極チップ24の磨耗量
がaであり、電極チップ26の磨耗量がbであると判断
されると、この電極チップ24、26の新たな当接位置
1 に対する当初の当接位置Oからの偏差量αが、α=
1/2(a−b)より算出される。そして、この偏差量
αは、ロボットコントローラ76に送信される(ステッ
プS3)。
【0024】ロボットコントローラ76では、偏差量α
が受信されたと判断されると(図4中、ステップS10
1のYES)、座標修正量算出手段78で溶接打点座標
位置の修正量が算出され、この修正量が溶接ガン12の
開閉方向の各軸の成分に分解される(ステップS10
2)。
【0025】次いで、各軸の成分に分解された修正量に
より、予めRAM80に記憶されていた教示座標データ
の書き替え作業が行われる(ステップS103)。RA
M80に予め記憶されていた教示座標データが、例え
ば、各溶接打点毎に図7に示す座標データに設定されて
いると、上記ステップS103によってこの教示座標デ
ータのX軸成分およびY軸成分の座標データが書き替え
られることになる(図8参照)。ここで、αX およびα
Y は、偏差量αを溶接ガン12の開閉方向に対応してロ
ボットの軸成分の量に変換した補正量である。
【0026】そこで、ロボットがワークWの溶接打点位
置に対応して移動された後(ステップS104およびス
テップS105)、ロボットコントローラ76から加圧
コントローラ63に溶接開始信号が送信される(ステッ
プS106)。加圧コントローラ63でこの溶接開始信
号が受信されたと判断されると(ステップS4のYE
S)、ステップS5に進んでガンアーム20、22の初
期加圧が開始され、この初期加圧が所定の時間だけ行わ
れる(ステップS6)。
【0027】この場合、本実施例では、ロボットの教示
座標データが、各電極チップ24、26のそれぞれ異な
る磨耗量a、bに応じた偏差量αに基づいて修正されて
いる。従って、ガンアーム20、22の加圧時には、各
電極チップ24、26がそれぞれ偏差量α分だけ位置調
整されるているため(図6中、矢印A方向参照)、この
電極チップ24、26の当接位置、すなわち溶接打点位
置が当初の当接位置Oに一致する。
【0028】このため、ワークWを当接位置Oに対応し
て位置決めしておくだけで、互いに同期して閉動作され
るガンアーム20、22に装着された各電極チップ2
4、26により、このワークWを同時かつ正確に挟持す
ることができる。これによって、ワークWに電極チップ
24、26の偏った押圧力が作用して該ワークWに位置
ずれ等が発生することを確実に阻止することが可能にな
るという効果が得られる。
【0029】しかも、ワークWに位置ずれが惹起されな
いため、このワークWをクランプするための専用クラン
プ装置が不要になる。特に、形状の異なる多種類のワー
クWに対応して多種類の専用クランプ装置を用意する必
要がなく、設備費が一挙に削減される。
【0030】さらに、ロボットの教示座標データを書き
替えるだけで、同一の抵抗溶接機10により種々の形状
の異なるワークWに対応することができ、汎用性に優れ
るというという利点がある。また、例えば、ワークWを
定盤上に載置する際に、溶接ガン12自体がこのワーク
Wの位置決め装置としての機能をも有することになり、
該ワークW用位置決め装置を不要にすることも可能にな
る。
【0031】なお、電極チップ24、26のワークWの
初期加圧が行われた後(ステップS6のYES)、通電
開始信号が溶接コントローラ82に出力される(ステッ
プS7および図5中、ステップS201)。そして、所
定時間だけ通電が行われ(ステップS202およびステ
ップS203)、加圧コントローラ63に溶接終了信号
が送信される(ステップS204および図3中、ステッ
プS8)。
【0032】次に、鍛造動作として加圧ホールドが行わ
れた後(ステップS9)、ガンアーム20、22が開動
作され(ステップS10)、その開動作終了信号がロボ
ットコントローラ76に送信される(ステップS11お
よび図4中、ステップS107)。このロボットコント
ローラ76では、溶接打点が最終打点であるか否かが判
断され(ステップS108)、最終打点であると判断さ
れると(ステップS108のYES)、ロボットが原位
置に移動されてワークWの溶接作業か完了する(ステッ
プS109)。
【0033】ところで、電極チップ24、26は、特に
ドレッシング毎に大きく磨耗し、いずれかの磨耗量が磨
耗限界設定手段72に予め記憶された限界磨耗量になっ
た際、新たな電極チップ24または電極チップ26と交
換される。
【0034】なお、本実施例では、電極チップ24、2
6の磨耗量をドレッシング時に検出しているが、溶接動
作の1サイクル終了時に原位置で溶接ガン12を閉動作
させる際に前記磨耗量を時系列的に検出することが可能
である。また、電極チップ24、26の磨耗量を電極磨
耗量算出手段60での演算処理により算出しているが、
各電極チップ24、26の磨耗量をそれぞれ測長器(図
示せず)で実測により検出してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る抵抗溶接機における溶接打
点位置修正方法では、各電極の損耗量を検出して該電極
同士の当接位置偏差量が算出されると、この当接位置偏
差量を介してロボットの教示座標データが書き替えられ
る。このため、各電極の損耗量がそれぞれ異なっていて
も、溶接打点位置を所望の位置に確実に補正することが
でき、ワークを常時正確に挟持することが可能になる。
従って、ワークに電極の偏った押圧力が作用して該ワー
クに位置ずれ等が発生することを確実に阻止することが
でき、専用のクランプ装置等が不要となるとともに、種
々の異なるワークの溶接作業に有効に適用することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する抵抗溶接機の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】電極チップの磨耗量とドレッシング回数(溶接
打点数)との関係図である。
【図3】本発明方法を説明するための加圧コントローラ
におけるフローチャートである。
【図4】本発明方法を説明するためのロボットコントロ
ーラにおけるフローチャートである。
【図5】本発明方法を説明するための溶接コントローラ
におけるフローチャートである。
【図6】各電極チップの磨耗状態の説明図である。
【図7】当初のロボットの教示座標データの説明図であ
る。
【図8】修正後のロボットの教示座標データの説明図で
ある。
【符号の説明】
10…抵抗溶接機 12…溶接ガン 20、22…ガンアーム 24、26…電
極チップ 28…加圧シリンダ 44…空圧サー
ボ回路 54…圧力センサ 56…開度セン
サ 60…電極磨耗量算出手段 62…CPU 63…加圧コントローラ 72…磨耗限界
設定手段 76…ロボットコントローラ 78…座標修正
量算出手段 80…RAM 82…溶接コン
トローラ
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 友彦 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−31460(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 11/24 G05B 19/4155

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接ガンを備えたロボットを、教示座標デ
    ータに従ってワークの各溶接打点位置に順次移送すると
    ともに、前記溶接打点位置で前記溶接ガンの一対の電極
    を閉動させて溶接作業を行う抵抗溶接機において、前記
    各電極の損耗に応じて前記溶接打点位置を修正するため
    の溶接打点位置修正方法であって、予め実測された各電極の損耗量とドレッシング回数また
    は溶接打点数との関係を記憶する工程と、 溶接作業を所定の回数継続し前記各電極にドレッシング
    を行った後、および/または溶接動作の1サイクルが終
    了した後、前記記憶された関係に基づいて 前記電極の
    それぞれの損耗量を検出する工程と、 前記検出された各電極の損耗量から該各電極同士の当接
    位置偏差量を算出する工程と、 前記算出された当接位置偏差量から溶接打点位置座標の
    修正量を算出する工程と、 前記算出された溶接打点位置座標の修正量に基づいて前
    記教示座標データを書き替える工程と、 を有することを特徴とする抵抗溶接機における溶接打点
    位置修正方法。
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