JPH11318705A - 調理装置 - Google Patents

調理装置

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JPH11318705A
JPH11318705A JP13169198A JP13169198A JPH11318705A JP H11318705 A JPH11318705 A JP H11318705A JP 13169198 A JP13169198 A JP 13169198A JP 13169198 A JP13169198 A JP 13169198A JP H11318705 A JPH11318705 A JP H11318705A
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JP
Japan
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temperature
kettle
steam
injection valve
time
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JP13169198A
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English (en)
Inventor
Masakazu Kurihara
正和 栗原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケトルにて蒸気を用い加熱調理する際の不都
合を解消した調理装置を提供する。 【解決手段】 調理装置1は、内釜22と外釜23から
成るケトル2の内外釜間に構成されたジャケット空間2
4内に蒸気を供給して加熱調理を行うものであって、ジ
ャケット空間24への蒸気の供給を制御する蒸気注入弁
29と、ケトル2の温度を検出する温度センサー14
と、この温度センサー14の出力に基づき、蒸気注入弁
29を制御する制御装置13とを備えており、この制御
装置13は、ケトル2の温度が設定温度よりも低い所定
の下限温度以下に低下した場合に蒸気注入弁29を開
き、下限温度より高くなってから所定のON時間経過し
た後に蒸気注入弁29を閉じると共に、その後のケトル
2の最高到達温度が設定温度よりも高い所定の上限温度
以上となった場合は、次回のON時間を短くし、上限温
度未満であった場合には、次回のON時間を長くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケトルにて蒸気を
用い食品を調理する調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりスープやカレー、シチューなど
の食品を比較的大量に加熱調理する場合には、例えば特
開平7−8379号公報(A47J27/17)に示さ
れる如きケトル(蒸気加熱式ジャケット釜)を用いて作
業を行っている。この場合、ケトルは内釜と外釜とから
構成され、これら内外釜間に構成したジャケット空間内
に蒸気を供給して加熱調理を行うものであるが、調理中
のケトルの温度調節は、ジャケット空間内への蒸気の給
路を制御することにより行われる。そして、この蒸気供
給の調整は、従来は作業者が圧力調整弁を手動で調節す
ることによって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蒸気供
給を停止してもケトルの温度は余熱によって設定温度よ
りも上昇する。従って、調節が円滑に行われないと、ケ
トルの温度が設定温度を大きく上回ってしまう所謂オー
バーシュートが生じ、食品の焦げ付きや風味の低下を招
く問題がある。また、手作業によるため調理中のケトル
の温度調節は、作業者の感に頼らざるを得ず、熟練を要
する作業となっていた。
【0004】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、ケトルにて蒸気を用い加
熱調理する際の不都合を解消した調理装置を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の調理装置は、内
釜と外釜から成るケトルの前記内外釜間に構成されたジ
ャケット空間内に蒸気を供給して加熱調理を行うもので
あって、ジャケット空間への蒸気の供給を制御する蒸気
注入弁と、ケトルの温度を検出するセンサーと、このセ
ンサーの出力に基づき、蒸気注入弁を制御する制御装置
とを備えており、この制御装置は、ケトルの温度が設定
温度よりも低い所定の下限温度以下に低下した場合に蒸
気注入弁を開き、下限温度より高くなってから所定のO
N時間経過した後に蒸気注入弁を閉じると共に、その後
のケトルの最高到達温度が設定温度よりも高い所定の上
限温度以上となった場合は、次回のON時間を短くし、
上限温度未満であった場合には、次回のON時間を長く
するものである。
【0006】本発明によれば、内釜と外釜から成るケト
ルの内外釜間に構成されたジャケット空間内に蒸気を供
給して加熱調理を行う調理装置において、ジャケット空
間への蒸気の供給を制御する蒸気注入弁と、ケトルの温
度を検出するセンサーと、このセンサーの出力に基づ
き、蒸気注入弁を制御する制御装置とを設け、この制御
装置により、ケトルの温度が設定温度よりも低い所定の
下限温度以下に低下した場合に蒸気注入弁を開き、下限
温度より高くなってから所定のON時間経過した後に蒸
気注入弁を閉じると共に、その後のケトルの最高到達温
度が設定温度よりも高い所定の上限温度以上となった場
合は、次回のON時間を短くし、上限温度未満であった
場合には、次回のON時間を長くするようにしたので、
例えば下限温度にて蒸気注入弁を開き、設定温度にて閉
じる場合などに比して蒸気注入弁を閉じた後の余熱によ
ってケトルの温度が設定温度よりも大きく上回ってしま
う所謂オーバーシュートを効果的に解消することができ
るようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の調理装置1のシステム
構成図を示している。実施例の調理装置1は、病院や食
堂の厨房などに設置されるものであり、流動性の食品、
例えばスープやカレー、シチューなどを蒸気を用いて加
熱調理する蒸気加熱式ジャケット釜であるケトル2と、
このケトルにて調理された食品をポリエチレンなどの樹
脂製袋Bに充填する充填装置としてのパッキングステー
ション3と、このパッキングステーション3にて袋詰め
された食品を冷却する冷水式の氷水冷却機4とから構成
されている。
【0008】前記ケトル2は、図2に示す如く上面に開
口し、底面が所定曲率で湾曲したステンレス製の内釜2
2と、この内釜22の周囲を所定の間隔を存して囲繞す
るステンレス製の外釜23とから構成されており、これ
ら内外釜22、23間にジャケット空間24が構成され
ている。
【0009】そして、この内釜22内には調理中の食品
を攪拌する攪拌器6が挿脱自在に挿入される。この攪拌
器6は速調可能な攪拌器モータ26にて駆動されると共
に、この攪拌器モータ26には非常停止スイッチ27が
設けられ、安全を図っている。
【0010】一方、前記外釜23の下部側面には蒸気供
給パイプ28の一端が接続され、ジャケット空間24内
に連通されており、この蒸気供給パイプ28には電動式
の蒸気注入弁29(主)が介設されると共に、蒸気供給
パイプ28の他端は図示しない加熱蒸気供給源に連通さ
れている。また、蒸気注入弁29をバイパスするかたち
で蒸気供給パイプ28にはバイパスパイプ31が接続さ
れ、このバイパスパイプ31には手動の蒸気調節弁32
が介設されると共に、バイパスパイプ31の流路は前記
蒸気供給パイプ28よりも絞られている。
【0011】更に、外釜23の底面には排水パイプ33
が接続され、ジャケット空間24内に連通されており、
この排水パイプ33には電動式の排水弁34が介設され
ている。また、外釜23の上部には連通パイプ36が接
続されてジャケット空間24内に連通されており、この
連通パイプ36には安全弁37と逆止弁38が接続され
ている。この安全弁37はジャケット空間24内の圧力
が所定圧力以上に上昇した際に開くと共に、逆止弁38
はジャケット空間24方向を順方向としてジャケット空
間24への外気の流入のみを許容する機能を奏する。
【0012】更に又、内釜22の底面には導出パイプ3
9が接続され、内釜22内に開放すると共に、ジャケッ
ト空間24を通過し、外釜23を貫通して外部のフレキ
シブルホース7に連通されている。また、この導出パイ
プ39には手動の食品弁(開閉弁)41が介設されてい
る。尚、40はジャケット空間24内の圧力計である。
【0013】図1に戻って、このフレキシブルホース7
の他端は前記パッキングステーション3に設けられたポ
ンプ装置8に接続されている。このポンプ装置8はモー
タ8にて駆動され、フレキシブルホース7を介してケト
ル2の内釜22内から調理済みの食品を吸引し、送出パ
イプ9を介して充填バルブ11に搬送するものである。
【0014】このパッキングステーション3の上面は作
業台とされており、この作業台上にはベルトコンベア
(図示せず)が配設され、更にこのコンベア上方には前
記袋Bの口を封止し、食品名などを印字するためのシー
ル・印字装置12が設けられている。
【0015】また、このパッキングステーション3の前
記シール・印字装置12前面には、温度記録・通信機能
を備えた制御装置13が設けられており、この制御装置
13には前記ケトル2の内釜22内の食品温度(ケトル
内食品芯温。以下ケトル温度と云う)を検出する温度セ
ンサー14がチャンネル(Ch)1として、また、前記
送出パイプ9を通過する食品温度(充填直前の食品芯
温)を検出する温度センサー16がチャンネル(Ch)
2として接続されている。
【0016】この制御装置13の前面には側部に各種ス
イッチSW1、SW2を備えた液晶表示器13Dが取り
付けられており、その下方にはケトル電源スイッチ4
2、前記攪拌器モータ26の運転停止を行うための攪拌
スイッチ43、及び、攪拌器モータ26の速調を行うた
めのボリューム44等が取り付けられている。この制御
装置13は接続ボックス46を介してケトル2にも電気
的に接続され、前記各弁29、34などの制御を行う。
【0017】また、制御装置13には袋Bへの充填量が
設定されると共に、この設定充填量に応じて制御装置1
3は前記ポンプ装置8のモータを制御する。この場合、
制御装置13はインバータによりモータを回転数(周波
数)制御するものである。
【0018】一方、前記氷水冷却機4は上面に開口し、
氷水が貯留される断熱水槽15と、この水槽15内にチ
ップ状の氷を供給する製氷装置25とから構成されてい
る。この製氷装置25の前面にも同様に温度記録・通信
機能を備えた制御装置17が設けられており、この制御
装置17には水槽15内に投入された袋B内の食品温度
(食品芯温)を検出する温度センサー18がチャンネル
(Ch)1として、また、前記水槽15内の水温を検出
する温度センサー19がチャンネル(Ch)2として接
続されている。
【0019】そして、これらパッキングステーション3
の制御装置13と氷水冷却機4の制御装置17とは通信
回線21にて接続され、相互にデータを送受信すること
ができるように構成されている。
【0020】ここまでの構成で、調理装置1を用いた食
品の調理・充填・冷却作業の概略を説明すると、ケトル
2内には料理の材料となる水や食材、調味料などが投入
され、前述の如く内外釜22、23間のジャケット空間
24に加熱蒸気を供給することにより、内釜22内にて
攪拌器6により攪拌しながら食品の加熱調理を行う。
【0021】食品の調理が終了したら、ケトル2の底部
に設けられた食品弁41を手動にて開き、導出パイプ3
9を介してフレキシブルホース7とケトル2の内釜22
内部を連通させる。この状態で制御装置13によりポン
プ装置8のモータを制御し、ポンプ装置8を駆動してケ
トル2の内釜22内からフレキシブルホース7内に食品
を吸引し、送出パイプ9から充填バルブ11に搬送す
る。このポンプ装置8のモータの始動はパッキングステ
ーション3の底部に設けられたフットスイッチ(図示せ
ず)にて行われる。
【0022】一方、充填バルブ11には前記袋Bを宛
い、バルブ先端を袋B内に挿入して置く。これにより、
ポンプ装置8から搬送された食品は充填バルブ11から
袋B内に充填される。
【0023】食品を袋B内に一定量充填したら、続いて
パッキングステーション3のシール・印字装置12にて
袋Bの口を封止(シール)し、所定の印字を行う。そし
て、前記ベルトコンベアによって図示しない搬送台車に
袋Bを次々に積載して行く。搬送台車に袋Bが所定数積
載されたら、氷水冷却機4に移動して、袋Bを水槽15
内の氷水中に投入する。これによって、袋詰めされた食
品を+70℃〜+80℃以上の温度から一気に0℃〜+
3℃の温度に冷却するものである。
【0024】前記制御装置13は温度センサー14が検
出する上記ケトル温度と、温度センサー16が検出する
送出パイプ9を通る充填直前の食品温度を入力し、記録
保持する。また、制御装置17は温度センサー18が検
出する投入された袋B内の食品温度と、水槽15内の水
温を入力し、記録保持するものである。
【0025】次ぎに、図3を用いてケトル2における実
際の食品調理作業を説明する。ケトル2にて加熱調理を
行う際には、前述の如くケトル2の内釜22内に料理の
材料となる水や食材、調味料などを投入し、制御装置1
3のケトル電源スイッチ42を入れる(ON)。
【0026】次ぎに、制御装置13の表示器13Dにて
ケトル調理運転を選択し、調理開始スイッチ(この場
合、スイッチSW1が調理開始スイッチとなる)を押す
と、制御装置13はその時点から時間n1のカウントを
開始し、排水弁34を開く(ON)。これによって、ジ
ャケット空間24内に残留している結露水は排水パイプ
33から外部に廃棄される。同時に、逆止弁38からは
外気がジャケット空間24内に流入する。そして、前記
時間n1のカウントが終了すると、制御装置13は排水
弁34を閉じる(OFF)。
【0027】一方、制御装置13は調理開始スイッチ
(スイッチSW1)を押した時点から時間n2をカウン
トしており、カウントが終了すると、蒸気注入弁29を
開く(ON)。この時間n2は前記時間n1よりも長く
設定されており(n1<n2)、従って、蒸気注入弁2
9は排水弁34が開放されて閉じられた後、開放される
ことになる。
【0028】この蒸気注入弁29が開放されると、前述
の加熱蒸気発生源から蒸気供給パイプ28を介して高温
の蒸気がジャケット空間24内に注入される。このと
き、ジャケット空間24内の結露水は既に排出されてい
るので、ジャケット空間24における熱交換効率も向上
する。また、排水弁34も閉じられているので、供給さ
れた蒸気の圧力によって排水弁34から勢い良く結露水
が排出され、騒音を発する不都合も確実に防止すること
ができるようになる。そして、係る蒸気の注入により、
温度センサー14が検出するケトル温度は常温から急速
に上昇して行く。
【0029】そして、制御装置13には調理中のケトル
温度の設定温度として例えば+90℃を設定したものと
すると、制御装置13は設定温度より例えば1〜2de
g低い下限温度に温度センサー14が検出する温度が達
した時点で蒸気注入弁29を閉じる。
【0030】蒸気注入弁29を閉じた後も温度は余熱で
上昇を続けるが、やがて最高温度に温度センサー14が
検出する温度が達した後、下降に転じる。
【0031】そして、ケトル温度が前記下限温度に達す
ると、制御装置13は再び蒸気注入弁29を開いて高温
蒸気の注入を開始する。この蒸気注入は所定のON時間
だけ行われ、このON時間が経過したら制御装置13は
再び蒸気注入弁29を閉じる。
【0032】ここで、制御装置13は温度センサー14
によりケトル2の前記最高到達温度を取り込み、この最
高到達温度が設定温度より例えば1〜2deg高い上限
温度以上となったか否か判断する。そして、最高到達温
度が上限温度以上となっていたか否かで前記ON時間
(最高到達温度に達した後の次回のON時間)を初期設
定値より短くする。
【0033】他方、温度センサー14が検出した最高到
達温度が前記上限温度未満であった場合には、前記ON
時間(次回のON時間)を長くする。以後、これを繰り
返し、最高到達温度が上限温度に達したか否かに基づい
て次回のON時間を調整して行く。
【0034】これにより、例えば下限温度にて蒸気注入
弁29を開き、設定温度にて閉じる場合などに比して蒸
気注入弁29を閉じた後の余熱によってケトル2の温度
が設定温度よりも大きく上回ってしまう所謂オーバーシ
ュートを効果的に解消することができるようになる。
【0035】そのため、ケトル2の温度が安定して来た
状態において、オーバーシュートによる食品の焦げ付き
や風味の低下を効果的に防止若しくは抑制することがで
きる。特に、この温度調節は、圧力調整弁31などを手
動にて調節するものでは無く、ケトル2の自動温度制御
が成されるので、熟練を要すること無く、均一な食品調
理を実現することができる。
【0036】制御装置13は以後これを繰り返して調理
を続ける。そして、調理が完了したら作業者は停止スイ
ッチ(この場合、スイッチSW2が停止スイッチなる)
を押す。制御装置13は停止スイッチが押された時点で
蒸気注入弁29が開いていたら閉じ、蒸気の注入を一旦
停止する。
【0037】尚、調理完了後は前述の如く食品を袋詰め
する作業に移行するものであるが、この充填作業中、作
業者は蒸気調節弁32を開いて絞られた量の蒸気をジャ
ケット空間24に供給し、食品を例えば+80℃程の温
度に保温する。これによって、充填中の食品の品質劣化
を防止し、衛生的に維持するものである。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、内釜
と外釜から成るケトルの内外釜間に構成されたジャケッ
ト空間内に蒸気を供給して加熱調理を行う調理装置にお
いて、ジャケット空間への蒸気の供給を制御する蒸気注
入弁と、ケトルの温度を検出するセンサーと、このセン
サーの出力に基づき、蒸気注入弁を制御する制御装置と
を設け、この制御装置により、ケトルの温度が設定温度
よりも低い所定の下限温度以下に低下した場合に蒸気注
入弁を開き、下限温度より高くなってから所定のON時
間経過した後に蒸気注入弁を閉じると共に、その後のケ
トルの最高到達温度が設定温度よりも高い所定の上限温
度以上となった場合は、次回のON時間を短くし、上限
温度未満であった場合には、次回のON時間を長くする
ようにしたので、例えば下限温度にて蒸気注入弁を開
き、設定温度にて閉じる場合などに比して蒸気注入弁を
閉じた後の余熱によってケトルの温度が設定温度よりも
大きく上回ってしまう所謂オーバーシュートを効果的に
解消することができるようになると共に、設定温度や使
用環境に関係無く、精度良く温度制御をすることができ
るようになる。
【0039】これにより、ケトルの温度が安定して来た
状態において、オーバーシュートによる食品の焦げ付き
や風味の低下を効果的に防止若しくは抑制することがで
きるようになる。特に、圧力調整弁などを手動にて調節
するものでは無く、ケトルの自動温度制御が成されるの
で、熟練を要すること無く、均一な食品調理を実現する
ことが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理装置のシステム構成図である。
【図2】本発明の調理装置のケトルの構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の調理装置による食品調理作業中のケト
ル温度や弁の開閉状態を説明するタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 調理装置 2 ケトル 3 パッキングステーション 4 氷水冷却機 7 フレキシブルホース 8 ポンプ装置 13 制御装置 14 温度センサー 22 内釜 23 外釜 24 ジャケット空間 29 蒸気注入弁 34 排水弁 38 逆止弁 B 袋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内釜と外釜から成るケトルの前記内外釜
    間に構成されたジャケット空間内に蒸気を供給して加熱
    調理を行う調理装置において、 前記ジャケット空間への蒸気の供給を制御する蒸気注入
    弁と、前記ケトルの温度を検出するセンサーと、このセ
    ンサーの出力に基づき、前記蒸気注入弁を制御する制御
    装置とを備え、この制御装置は、前記ケトルの温度が設
    定温度よりも低い所定の下限温度以下に低下した場合に
    前記蒸気注入弁を開き、前記下限温度より高くなってか
    ら所定のON時間経過した後に前記蒸気注入弁を閉じる
    と共に、その後の前記ケトルの最高到達温度が前記設定
    温度よりも高い所定の上限温度以上となった場合は、次
    回の前記ON時間を短くし、上限温度未満であった場合
    には、次回のON時間を長くすることを特徴とする調理
    装置。
JP13169198A 1998-05-14 1998-05-14 調理装置 Withdrawn JPH11318705A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105342457A (zh) * 2015-09-28 2016-02-24 南京乐鹰商用厨房设备有限公司 一种超高温蒸汽自动炒菜机
CN106724761A (zh) * 2017-04-05 2017-05-31 广东辉骏科技集团有限公司 一种具有自动加水功能的电饭煲
CN110051211A (zh) * 2018-01-18 2019-07-26 九阳股份有限公司 一种烹饪器具及蒸汽饭煲

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