JPH11318429A - コーヒーアルコール飲料の製造方法 - Google Patents

コーヒーアルコール飲料の製造方法

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JPH11318429A
JPH11318429A JP14211398A JP14211398A JPH11318429A JP H11318429 A JPH11318429 A JP H11318429A JP 14211398 A JP14211398 A JP 14211398A JP 14211398 A JP14211398 A JP 14211398A JP H11318429 A JPH11318429 A JP H11318429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee
coffee beans
shochu
mixing container
alcoholic beverage
Prior art date
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Withdrawn
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JP14211398A
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English (en)
Inventor
Mikio Okawa
三喜男 大川
Hiroichi Maruyama
博一 丸山
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ZERO KK
Original Assignee
ZERO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な装置により、コーヒーとアルコール飲
料の香り、味が渾然一体となり、コーヒー豆の油分及び
かすの混入がなく、美観、香り、味に優れ、賞味した後
にもコーヒーの香りが鼻腔内に残る上品なコーヒーアル
コール飲料を提供する。 【解決手段】 混合容器1に焼酎A及び焙煎したコーヒ
ー豆Cを供給し、一定時間経過後に、混合容器1から焼
酎Aを抽出、濾過してコーヒー豆Cの油分及びかすを取
り除く。常温の焼酎Aを供給した場合には、コーヒー豆
Cを加えて10時間以上、0℃乃至5℃の焼酎Aを供給
した場合には、コーヒー豆Cを加えて1日以上経過した
後に混合容器1から焼酎Aを抽出、濾過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒーとアルコ
ール飲料の香り、味が渾然一体となったコーヒーアルコ
ール飲料の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、焼酎、ウォッカ、ジン、または無
色あるいは淡色のジン等に、ジュース、コーヒー、紅茶
等の種々のソフトドリンクまたは梅等の果実を混合し
て、いわゆる酎ハイ、カクテルとして賞味されている。
【0003】また、例えば、実開平7−99号公報に
は、容器の中のアルコール飲料にコーヒー豆またはその
成分を入れて、豆に含まれている成分がアルコールと混
ざり合った後に、コーヒー豆またはその成分の残りかす
を取り出すことにより製造した、コーヒーの味と香りを
有するアルコールが提案されている。
【0004】さらに、炒って荒挽きしたコーヒー豆を醪
に加えて、その香味を付与したコーヒー焼酎が製造され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、焼酎等のアル
コール飲料に、ジュース、コーヒー、紅茶等の種々のソ
フトドリンクまたは梅等の果実を混合して賞味するに
は、別々にアルコール飲料と、これに混合されるソフト
ドリンク等を用意する必要があるとともに、その都度配
合割合等を調整する必要があり準備作業が煩雑になる。
また、このような製法によるアルコール飲料は、アルコ
ール飲料本来の香り及び味と、混合されるソフトドリン
ク等の香り及び味が別々に感じられることは否めず、両
者の香り及び味が渾然一体となったアルコール飲料とは
言えなかった。
【0006】一方、実開平7−99号公報に記載された
アルコール飲料は、コーヒーの味と香りを有するもの
の、アルコール飲料にコーヒーの色がかなり強く混ざっ
てしまうため、美観が損なわれるという問題がある。ま
た、グラス等にこの飲料を注いだ場合にも、飲料の表面
にコーヒー豆の油分及びかすが混入して美観及び味が損
なわれるという問題があった。
【0007】また、コーヒー豆を醪に加えて製造するコ
ーヒー焼酎については、専用の大がかりな製造装置が必
要となるため製造費用が高くなるとともに、製造される
コーヒー焼酎の量を容易に調整することができないとい
う問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記従来のコーヒーアル
コール飲料における問題点に鑑みてなされたものであっ
て、簡易な装置により、コーヒーとアルコール飲料の香
り、味が渾然一体となり、コーヒー豆の油分及びかすの
混入がなく、美観、香り、味に優れ、賞味した後にもコ
ーヒーの香りが鼻腔内に残る上品なコーヒーアルコール
飲料を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コーヒーアルコール飲料の製造方法であって、混合容器
にホワイトスピリッツ及び焙煎したコーヒー豆を供給
し、一定時間経過後に、該混合容器から前記ホワイトス
ピリッツを抽出、濾過してコーヒー豆の油分及びかすを
取り除くことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、前記混合容器に、
常温の焼酎を供給し、前記コーヒー豆を加えて10時間
以上経過した後に、該混合容器から前記焼酎を抽出、濾
過してコーヒー豆の油分及びかすを取り除くことを特徴
とする。
【0011】請求項3記載の発明は、前記混合容器に、
0℃乃至5℃の焼酎を供給し、前記コーヒー豆を加えて
1日以上経過した後に、該混合容器から前記焼酎を抽
出、濾過してコーヒー豆の油分及びかすを取り除くこと
を特徴とする。
【0012】そして、請求項1記載の発明によれば、混
合容器にホワイトスピリッツ及び焙煎したコーヒー豆を
供給し、一定時間経過後に、該混合容器から前記ホワイ
トスピリッツを抽出、濾過してコーヒー豆の油分及びか
すを取り除くことによりコーヒーアルコール飲料を製造
するため、簡易な装置により、コーヒーとコーヒーアル
コール飲料の香り、味が渾然一体となり、美観、香り、
味に優れ、賞味した後にもコーヒーの香りが鼻腔内に残
る上品なコーヒーアルコール飲料を製造することができ
る。
【0013】請求項2記載の発明によれば、前記混合容
器に、常温の焼酎を供給し、前記コーヒー豆を加えて1
0時間以上経過した後に、該混合容器から前記焼酎を抽
出、濾過してコーヒー豆の油分及びかすを取り除くた
め、上記効果に加え、コーヒーアルコール飲料にコーヒ
ーの色が着色され濃い色のコーヒーアルコール飲料を製
造することができる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、前記混合容
器に、0℃乃至5℃の焼酎を供給し、前記コーヒー豆を
加えて1日以上経過した後に、該混合容器から前記焼酎
を抽出、濾過してコーヒー豆の油分及びかすを取り除く
ため、上記効果に加え、比較的香りに雑みがなく、コー
ヒーアルコール飲料にコーヒーの色があまり着色されず
淡い色のコーヒーアルコール飲料を製造することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるコーヒーア
ルコール飲料の製造方法の実施の形態の具体例を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明にかかるコーヒ
ーアルコール飲料の製造方法を実施するための装置の一
例を示す概略図であって、この装置は、混合容器1と、
抽出バルブ2と、濾過装置3と、製品容器4とで構成さ
れる。
【0016】まず、混合容器1に、常温の焼酎を供給
し、次に、焙煎したコーヒー豆を投入した後10時間以
上放置する。
【0017】所定の放置時間経過後、抽出バルブ2から
混合容器1の液体を抽出し、濾過装置3によって濾過す
る。ここで、濾過装置3には、一般に使用されているコ
ーヒー用のペーパーフィルタ、ネルフィルタ等の布フィ
ルタを使用することができる。
【0018】そして、濾液を製品容器4に回収すること
によりコーヒーアルコール飲料が得られる。
【0019】尚、本実施例では、ホワイトスピリッツと
して焼酎を使用したが、ホワイトスピリッツには焼酎の
他に、ウォッカ、ジン、または無色または淡色のジン等
が存在し、これらを原料とすることも可能である。
【0020】また、コーヒー豆は、一つの産地のものの
みを使用することも、ブラジル、コロンビア、キリマン
ジャロ等の産地の豆をブレンドして使用することも可能
であるが、ストレートの場合、ブレンドの場合によって
製造されるコーヒーアルコール飲料の香りと味が変化す
るのはもちろんである。
【0021】尚、上記のように、焼酎の温度及び混合後
の放置時間を調整する目的は、コーヒーとアルコール飲
料の香り、味が渾然一体となり、美観、香り、味に優
れ、賞味した後にもコーヒーの香りが鼻腔内に残る上品
なコーヒーアルコール飲料を提供するとともに、得られ
たコーヒーアルコール飲料にコーヒーの色が着色され濃
い色のコーヒーアルコール飲料を製造するためである。
【0022】しかし、例えば、0℃乃至5℃の焼酎に焙
煎したコーヒー豆を加えて1日以上経過した後に、混合
容器1から焼酎を抽出、濾過してコーヒー豆の油分及び
かすを取り除くことにより、比較的香りに雑みがなく、
コーヒーアルコール飲料にコーヒーの色があまり着色さ
れず淡い色のコーヒーアルコール飲料を製造することも
可能である。
【0023】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明によ
れば、簡易な装置により、コーヒーとアルコール飲料の
香り、味が渾然一体となり、美観、香り、味に優れ、賞
味した後にもコーヒーの香りが鼻腔内に残る上品なコー
ヒーアルコール飲料の製造方法を提供することができ
る。
【0024】請求項2記載の発明によれば、上記効果に
加え、コーヒーアルコール飲料にコーヒーの色が着色さ
れ濃い色のコーヒーアルコール飲料を製造できるため、
視覚的にもコーヒー入りであることを連想することので
きるコーヒーアルコール飲料を提供することができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、上記効果に
加え、比較的香りに雑みがなく、コーヒーアルコール飲
料にコーヒーの色があまり着色されず淡い色のコーヒー
アルコール飲料を製造できるため、色よりも香りを重視
したコーヒーアルコール飲料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコーヒーアルコール飲料の製造
方法を実施するための装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 混合容器 2 抽出バルブ 3 濾過装置 4 製品容器 A 焼酎 C コーヒー豆 D コーヒーアルコール飲料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合容器にホワイトスピリッツ及び焙煎
    したコーヒー豆を供給し、一定時間経過後に、該混合容
    器から前記ホワイトスピリッツを抽出、濾過してコーヒ
    ー豆の油分及びかすを取り除くことを特徴とするコーヒ
    ーアルコール飲料の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記混合容器に、常温の焼酎を供給し、
    前記コーヒー豆を加えて10時間以上経過した後に、該
    混合容器から前記焼酎を抽出、濾過してコーヒー豆の油
    分及びかすを取り除くことを特徴とする請求項1記載の
    コーヒーアルコール飲料の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記混合容器に、0℃乃至5℃の焼酎を
    供給し、前記コーヒー豆を加えて1日以上経過した後
    に、該混合容器から前記焼酎を抽出、濾過してコーヒー
    豆の油分及びかすを取り除くことを特徴とする請求項1
    記載のコーヒーアルコール飲料の製造方法。
JP14211398A 1998-05-08 1998-05-08 コーヒーアルコール飲料の製造方法 Withdrawn JPH11318429A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176609A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Choya Umeshu Co Ltd 飲用アルコールとその製造方法
JP2005192473A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Takara Shuzo Co Ltd 果汁含有アルコール飲料
ES2670414A1 (es) * 2016-11-29 2018-05-30 César CONDE GONZÁLEZ Licor café blanco
CN111793552A (zh) * 2020-07-17 2020-10-20 宛弢 一种咖啡力娇酒及其制备方法
CN113424980A (zh) * 2021-06-22 2021-09-24 云南中烟新材料科技有限公司 一种咖啡烟用香料的制备方法与应用

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