JPH11317927A - 記憶装置およびデータ処理方法 - Google Patents

記憶装置およびデータ処理方法

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JPH11317927A
JPH11317927A JP12321798A JP12321798A JPH11317927A JP H11317927 A JPH11317927 A JP H11317927A JP 12321798 A JP12321798 A JP 12321798A JP 12321798 A JP12321798 A JP 12321798A JP H11317927 A JPH11317927 A JP H11317927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付けの回路を用いずに、画像のアクティビ
ティを得る。 【解決手段】 メモリ13kに、第k階層の画像が書き
込まれる。その後、メモリ13kから、第k階層の画像
が読み出され、アクティビティ算出回路15kにおい
て、第k階層の2×2画素から、第k+1階層の1画素
が求められ、メモリ13k+1に書き込まれる。さらに、
メモリ13kまたは13k+1から、第k階層または第k+
1階層の画像がそれぞれ読み出され、アクティビティ算
出回路15kにおいて、それらの画像から、第k階層の
アクティビティが算出される。そして、その第k階層の
アクティビティが、第k階層の画像に替えて、メモリ1
kに書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置およびデ
ータ処理方法に関し、特に、例えば、画像を階層符号化
して記憶する場合に用いて好適な記憶装置およびデータ
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図7に示すように、高解像度の
画像データ(原画像)を、最下位階層または第1の階層
の画像データとして、それより画素数の少ない第2の階
層の画像データを形成し、さらに、それより画素数の少
ない第3の階層の画像データを形成し、以下、同様にし
て、所定の最上位階層(図7では、第K階層)までの画
像データを形成する符号化手法がある。このような符号
化は、階層符号化と呼ばれ、各階層の画像データは、そ
の階層に対応した解像度(画素数)のモニタで表示され
る。従って、ユーザ側では、階層符号化された画像デー
タのうち、自身が有するモニタの解像度に対応するもの
を選択することで、その画像データを視聴することがで
きる。なお、上位階層の画素(画像データ)は、例え
ば、下位階層の画像を構成する画素の幾つかを加算する
ことで求められる。
【0003】ところで、ある解像度の画像データを最下
位階層(第1階層)の画像データとして、上位階層の画
像データを、順次形成し、それらのすべてを、そのまま
記憶や伝送などする場合には、最下位階層の画像データ
だけを記憶等する場合に比較して、上位階層の画像デー
タの分だけ、記憶容量や伝送容量が余計に必要となる。
【0004】そこで、そのような記憶容量等の増加を低
減する階層符号化方法を、本件出願人は先に提案してい
る。
【0005】即ち、例えば、いま、下位階層の画像を構
成する2×2画素(横×縦)を1ブロックとして、その
ブロックを構成する4画素の加算値を、上位階層の画素
(画素値)とする階層符号化を行う場合においては、図
8(A)に示すように、下位階層(図8では、第k階
層)の画像を構成する2×2画素x1,x2,x3,x4
加算値yが求められ、これが、上位階層(図8では、第
k+1階層)の画素(画素値)とされる。下位階層の画
像の他のブロックについても、同様にして4画素の加算
値が求められ、これにより、上位階層の画像が形成され
る。
【0006】この場合、上位階層の画素yと、その画素
yを求めるのに用いた下位階層の4画素x1乃至x4を、
全部記憶などさせたのでは、上述のように、上位階層の
画素yの分だけ余分に記憶容量等が必要となる。
【0007】そこで、図8(A)に示すように、上位階
層の画素yを、下位階層の2×2画素x1乃至x4のうち
の、例えば、右下の画素x4と置き換える。これによ
り、下位階層は、画素x1乃至x3およびyで構成される
ことになる。
【0008】以上のようにすることで、全画素数は2×
2の4画素となり、元の下位階層の画素数と変わらな
い。従って、この場合、記憶容量等の増加を低減するこ
とができる。
【0009】一方、以上のような階層符号化において、
画素yと替えられた画素x4の復号は、次のようにして
行うことができる。
【0010】即ち、画素yは、画素x1乃至x4の加算値
であるから、式y=x1+x2+x3+x4が成り立つ。従
って、画素x4は、図8(B)に示すように、画素yか
ら、画素x1乃至x3を減算することで、即ち、式x4
y−(x1+x2+x3)を演算することで求めることが
できる。
【0011】ここで、以上のような階層符号化により得
られる画素数は、上述のように、下位階層の画素数と変
わらないが、上位階層の画素yは、図9に示すように、
LSB(Least Significant Bit)を揃えた形で、下位
階層の4つの画素x1乃至x4を加算することにより求め
られるため、そのデータ長(ビット長)は、画素x1
至x4それぞれと比較して、2ビットだけ長くなる。
【0012】なお、上位階層の画素yを、下位階層の4
つの画素x1乃至x4の加算値ではなく、例えば、平均値
とすることで、上述のようなデータ長の増加を避けるこ
とができるが、この場合には、データの可逆性は失われ
る(上述の式x4=y−(x1+x2+x3)によって、下
位階層の画素x4の正確な値を求めることができなくな
る)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
に、下位階層の画素の加算値(あるいは、平均値など)
を、上位階層のデータとする階層符号化を行う1チップ
の記憶装置を、本件出願人は先に提案しているが(例え
ば、特願平9−178010号(平成9年7月3日出
願))、この記憶装置が出力するのは、各階層の画像を
構成する画素であるため、例えば、解像度の低い画像
が、徐々に、解像度の高い画像に変化していくような表
示(以下、適宜、プログレッシブ表示という)を行うに
は、記憶装置の外部で、画像のアクティビティを計算す
る必要があった。
【0014】即ち、プログレッシブ表示は、例えば、上
位階層の画像(解像度の低い画像)に、下位階層の画像
(解像度の高い画像)のアクティビティを加算すること
で実現することができる。具体的には、例えば、上述の
ように、下位階層の4つの画素x1乃至x4を加算値y
を、上位階層の1画素とする場合においては、下位階層
の画素xi(ここでは、i=1,2,3,4)のアクテ
ィビティziは、例えば、式zi=4xi−yと表すこと
ができる。この場合、下位階層の画素xiは、式xi
(y+zi)/4で求めることができる。従って、最上
位階層の画像に、その1つ下の階層のアクティビティを
加算し、その結果得られる画像に、さらにその1つ下の
階層のアクティビティを加算し、以下、同様にして、順
次、下位階層のアクティビティを加算していくことで、
解像度の低い最上位階層の画像を、徐々に、解像度の高
い画像に変化させていくことができる。
【0015】以上から、記憶装置が、各階層の画像を構
成する画素を出力する場合において、プログレッシブ表
示を行うときには、外部の回路で、式zi=4xi−yを
演算し、アクティビティを求める必要があり、このよう
に外部の回路を用いる場合には、記憶装置の処理速度が
制限され、また、その全体が大型化する課題があった。
【0016】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、外付けの回路を用いなくても、画像のア
クティビティを得ることができるようにするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶装置は、下
位階層の画像から上位階層の画像データを求める上位階
層算出手段と、下位階層の画像のアクティビティを算出
するアクティビティ算出手段と、下位階層のアクティビ
ティを記憶するアクティビティ記憶手段と、上位階層の
画像を記憶する画像記憶手段とを備え、上位階層算出手
段、アクティビティ算出手段、アクティビティ記憶手
段、および画像記憶手段が1チップ上に形成されている
ことを特徴とする。
【0018】本発明のデータ処理方法は、アクティビテ
ィ記憶手段に、下位階層の画像を書き込み、アクティビ
ティ記憶手段から、下位階層の画像を読み出し、下位階
層の画像から上位階層の画像を求め、画像記憶手段に、
上位階層の画像を書き込み、アクティビティ記憶手段か
ら、下位階層の画像を読み出すとともに、画像記憶手段
から、上位階層の画像を読み出し、その下位階層および
上位階層の画像から、下位階層のアクティビティを算出
し、下位階層のアクティビティを、下位階層の画像に替
えて、アクティビティ記憶手段に書き込むことを特徴と
する。
【0019】本発明の記憶装置においては、上位階層算
出手段は、下位階層の画像から上位階層の画像データを
求め、アクティビティ算出手段は、下位階層の画像のア
クティビティを算出するようになされている。アクティ
ビティ記憶手段は、下位階層のアクティビティを記憶
し、画像記憶手段は、上位階層の画像を記憶するように
なされている。そして、上位階層算出手段、アクティビ
ティ算出手段、アクティビティ記憶手段、および画像記
憶手段が1チップ上に形成されている。
【0020】本発明のデータ処理方法においては、アク
ティビティ記憶手段に、下位階層の画像を書き込み、ア
クティビティ記憶手段から、下位階層の画像を読み出
し、下位階層の画像から上位階層の画像を求め、画像記
憶手段に、上位階層の画像を書き込み、アクティビティ
記憶手段から、下位階層の画像を読み出すとともに、画
像記憶手段から、上位階層の画像を読み出し、その下位
階層および上位階層の画像から、下位階層のアクティビ
ティを算出し、下位階層のアクティビティを、下位階層
の画像に替えて、アクティビティ記憶手段に書き込むよ
うになされている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した階層メ
モリのアーキテクチャの概要を示している。
【0022】階層メモリでは、ある隣接する2つの階層
である第k階層と第k+1階層に注目した場合、演算器
1において、下位階層である第k階層の、例えば、2×
2画素x1乃至x4の加算値(総和)が求められ、これ
が、上位階層である第k+1階層の画素yとされる。第
k階層の、他の2×2画素についても、同様にしてそれ
らの加算値が求められ、これにより、第k+1階層の、
他の画素が求められる。
【0023】さらに、階層メモリでは、演算器2iにお
いて(i=1,2,3,4)、例えば、第k階層の画素
iが、第k+1階層の1画素yを求めるのに用いた第
k階層の画素の数である4倍され(例えば、2ビット左
シフトされ)、その4倍された画素xiから、第k+1
階層の画素yが減算されることで、即ち、式zi=4xi
−yが演算されることで、第k階層の画素xiのアクテ
ィビティziが求められる。従って、階層メモリでは、
図2(A)に示すように、第k階層の画素x1,x2,x
3,x4それぞれと、第k+1階層の画素yとの差分を、
MSB(Most Significant Bit)を揃えた形で求めるこ
とにより、図2(B)に示すように、第k階層のアクテ
ィビティz1,z2,z3,z4が求められる。第k階層
の、他の画素のアクティビティも、同様にして求められ
る。
【0024】ここで、前述したように、第k+1階層の
画素yのビット数は、第k階層の画素x1,x2,x3
4それぞれより2ビットだけ多くなる(図2
(A))。また、第k階層のアクティビティziは、第
k階層の画素xiと第k+1階層の画素yとを用いた減
算を行うことにより求められるため、そのビット数は、
第k+1階層の画素yのビット数に、符号ビットとなる
1ビットを加えたビット数となる。なお、第k階層のア
クティビティziの値は、0付近に集中するため、それ
に割り当てるビット数は、第k+1階層の画素のビット
数と同一であっても、基本的に大きな問題は生じない。
但し、可逆性を完全に維持するためには(第k階層のア
クティビティと、第k+1階層の画素とから、第k階層
の画素の正確な値を求めるためには)、第k階層のアク
ティビティziに割り当てるビット数は、第k+1階層
の画素yのビット数に1を加えたビット数とする必要が
ある。
【0025】以上のようにして、下位階層の画像から、
上位階層の画像を求め、さらに、下位階層および上位階
層の画像を用いて、下位階層のアクティビティを求める
ことを繰り返すことで、図3に示すように、最上位階層
(図3では、第K階層)のデータだけが、第K−1階層
の2×2画素単位の加算値でなり、第K−1階層以下の
階層のデータが、各階層のアクティビティでなる階層符
号化結果を得ることができる。
【0026】階層メモリでは、この最上位階層(第K階
層)の画素と、第K−1階層以下の階層それぞれのアク
ティビティとが記憶される。
【0027】次に、図4は、階層メモリの構成例を示し
ている。
【0028】いま、例えば、階層メモリが、K階層まで
の階層符号化が可能なものとすると、階層メモリは、1
個のデコーダ10,K−1個のセレクタ111乃至11
K-1,K個のライトバッファ121乃至12K,K個のメ
モリ131乃至13K,K個のリードバッファ141乃至
14K,K−1個のアクティビティ算出回路151乃至1
K -1、1個の制御部31で構成される。なお、これら
は、例えば、すべて1チップのCMOS(Complementar
y Metal Oxide Semiconductor)上などに構成に形成さ
れており、従って、階層メモリは、1のIC(Integrat
ed Circuit)またはLSI(Large Scale IC)として構
成されている。
【0029】デコーダ10には、例えば、階層符号化対
象の原画像を構成する各画素の位置に対応するアドレス
が供給されるようになされており、デコーダ10は、そ
のアドレスを必要に応じて加工し、さらに、所定のタイ
ミングで、メモリ13k(k=1,2,・・・,K)に
供給するようになされている。即ち、これにより、メモ
リ13kには、データの書き込みまたは読み出しの対象
となるアドレスが与えられるようになされている。
【0030】セレクタ11k(k=1,2,・・・,K
−1)は、そこに供給されるセレクト信号Sk(k=
1,2,・・・,K−1)に対応して、その入力端子I
1またはI2に供給されるデータのうちのいずれか一方
を選択し、ライトバッファ12kに供給するようになさ
れている。なお、セレクタ111を除くセレクタ11k
入力端子I1またはI2には、アクティビティ算出回路
15k-1の出力またはアクティビティ算出回路15kの出
力が、それぞれ供給されるようになされている。また、
セレクタ111の入力端子I1またはI2には、階層符
号化対象の原画像またはアクティビティ算出回路151
の出力が、それぞれ供給されるようになされている。
【0031】ライトバッファ12k(k=1,2,・・
・,K)は、セレクタ11kから供給されるデータを一
時記憶し、そのデータに対応するアドレスが、デコーダ
10からメモリ13kに供給されるのを待って、記憶し
たデータを、メモリ13kに供給して記憶させるように
なされている。なお、ライトバッファ12Kには、アク
ティビティ算出回路15K-1の出力が、直接供給される
ようになされている。
【0032】メモリ13k(k=1,2,・・・,K)
(画像記憶手段)(アクティビティ記憶手段)は、ライ
トバッファ12kから供給されるデータを、デコーダ1
0から供給されるアドレスに、第k階層のデータとして
記憶するようになされている。また、メモリ13kは、
デコーダ10から供給されるアドレスに記憶されている
データを読み出し、リードバッファ14kに供給するよ
うにもなされている。リードバッファ14k(k=1,
2,・・・,K)は、メモリ13kから読み出されたデ
ータを一時記憶し、アクティビティ算出回路15k-1
よび15kに供給し、または、第k階層のデータとして
出力するようになされている。なお、リードバッファ1
1は、メモリ131から読み出されたデータを、アクテ
ィビティ算出回路151にのみ供給するか、または第1
階層(ここでは、最下位階層)のデータとして出力する
ようになされている。また、リードバッファ14Kは、
メモリ13Kから読み出されたデータを、アクティビテ
ィ算出回路15k-1のみに供給するか、または第K階層
(ここでは、最上位階層)のデータとして出力するよう
になされている。
【0033】アクティビティ算出回路15k(k=1,
2,・・・,K−1)(上位階層算出手段)(アクティ
ビティ算出手段)は、リードバッファ14kから供給さ
れる第k階層のデータを用いて、第k+1階層のデータ
を算出し、セレクタ11k+1の入力端子I1に供給する
(但し、アクティビティ算出回路15K-1は、第K階層
のデータを、ライトバッファ12Kに供給する)ように
なされている。また、アクティビティ算出回路15
kは、リードバッファ14kから供給される第k階層のデ
ータと、リードバッファ14k+1から供給される第k+
1階層のデータとを用いて、第k階層のアクティビティ
を算出し、セレクタ11kの入力端子I2に供給するよ
うになされている。
【0034】即ち、アクティビティ算出回路15kは、
シフタ21k、セレクタ22k、および演算器23kで構
成されている。シフタ21kは、リードバッファ14k
ら供給される第k階層のデータを、例えば、2ビットだ
け左シフトすることにより4倍し、セレクタ22kの入
力端子I2に供給するようになされている。そして、セ
レクタ22kの入力端子I1には、リードバッファ14k
から第k階層のデータが供給されるようになされてお
り、セレクタ22kは、そこに供給されるセレクト信号
SELk(k=1,2,・・・,K−1)に対応して、
入力端子I1またはI2に供給されるデータのうちのい
ずれか一方を選択し、演算器23kの入力端子I1に供
給するようになされている。演算器23kの入力端子I
2には、リードバッファ142から第k+1階層のデー
タが供給されるようになされており、演算器23kは、
その入力端子I1またはI2に供給されるデータを用
い、制御信号A/S(Add/Sub)にしたがって加算また
は減算を行い、その加算結果または減算結果を出力する
ようになされている。
【0035】制御部31は、セレクト信号Sk,SE
k、制御信号A/Sなどを、必要なブロックに与え、
また、その他の必要な処理を行うようになされている。
【0036】次に、図5のフローチャートを参照して、
図4の階層メモリにおけるデータの書き込み処理につい
て説明する。
【0037】階層符号化の対象となる原画像が供給され
ると、まず最初に、ステップS1において、制御部31
は、階層をカウントする変数nを1に初期化する。そし
て、ステップS2に進み、原画像を構成する各画素が、
メモリ131の対応するアドレスに記憶される。即ち、
階層符号化の対象となる原画像は、セレクタ111の入
力端子I1に供給される。このとき、制御部31は、入
力端子I1を選択するように指示するセレクト信号S1
をセレクタ111に与えるようになされており、これに
より、原画像を構成する画素は、セレクタ111で選択
され、ライトバッファ121を介して、メモリ131に供
給されて記憶される。
【0038】以上のようにして、メモリ131に、第1
階層の画像としての原画像を構成するすべての画素が記
憶されると、ステップS3に進み、アクティビティ算出
処理が行われ、書き込み処理を終了する。
【0039】即ち、アクティビティ算出処理では、まず
最初に、アクティビティ算出回路151において、メモ
リ131に記憶された第1階層の画像から、図1で説明
したようにして、第2階層の画像が求められ、メモリ1
2に記憶される。さらに、アクティビティ算出回路1
1は、メモリ131に記憶された第1階層の画像と、メ
モリ132に記憶された第2階層の画像とを用い、図1
で説明したようにして、第1階層のアクティビティを求
める。この第1階層のアクティビティは、アクティビテ
ィ算出回路151から、セレクタ111およびライトバッ
ファ121を介して、メモリ131に供給され、既に記憶
されている第1階層の画像に替えて書き込まれる。
【0040】そして、アクティビティ算出回路152
おいて、メモリ132に記憶された第2階層の画像か
ら、上述の場合と同様に、第3階層の画像が求められ、
メモリ133に記憶される。さらに、アクティビティ算
出回路152は、メモリ132に記憶された第2階層の画
像と、メモリ133に記憶された第3階層の画像とを用
いて、上述の場合と同様に、第2階層のアクティビティ
を求める。この第2階層のアクティビティは、アクティ
ビティ算出回路152から、セレクタ112およびライト
バッファ122を介して、メモリ132に供給され、既に
記憶されている第2階層の画像に替えて書き込まれる。
【0041】以下、同様にして、第4階層以上の階層の
画像および第3階層以上の階層のアクティビティが、順
次求められていく。そして、いま、N階層(N≦K)の
階層符号化を行うとすると、最終的に、メモリ131
至13N-1には、第1乃至第N−1階層のアクティビテ
ィがそれぞれ書き込まれ、メモリ13Nには、第N階層
(最上位階層)の画像が書き込まれる。
【0042】次に、図6のフローチャートを参照して、
図5のステップS3におけるアクティビティ算出処理に
ついて、さらに説明する。
【0043】アクティビティ算出処理では、まず最初
に、ステップS11において、第n階層の画像を構成す
る画素を記憶しているメモリ13nに対して、第n+1
階層の1画素を求めるのに用いる2×2画素のブロック
を構成する4画素x1,x2,x3,x4が記憶されている
アドレスが、デコーダ10によって与えられ、これによ
り、メモリ13nから、第n階層の画素x1,x2,x3
4が順次読み出され、リードバッファ14nを介して、
アクティビティ算出回路15nに供給される。
【0044】アクティビティ算出回路15nでは、ステ
ップS12において、第n階層の4画素x1,x2
3,x4の加算値yが求められる。即ち、リードバッフ
ァ14nを介して供給される第n階層の4画素x1
2,x3,x4は、セレクタ22nの入力端子I1に供給
される。このとき、制御部31は、入力端子I1を選択
するように指示するセレクト信号SELnを、セレクタ
22nに与えるようになされており、従って、セレクタ
22nでは、その入力端子I1に供給される第n階層の
4画素x1,x2,x3,x4が選択され、演算器23n
入力端子I1に供給される。
【0045】このとき、制御部31は、入力端子I1に
供給されるデータの加算を行うように指示する制御信号
A/Sを、演算器23nに与えるようになされており、
従って、演算器23nでは、その入力端子I1に供給さ
れる第n階層の4画素x1,x2,x3,x4の加算値yが
求められ、即ち、式y=x1+x2+x3+x4にしたがっ
た演算が行われ、その結果得られる加算値yが、セレク
タ11n+1の入力端子I1に供給される。
【0046】このとき、制御部31は、入力端子I1を
選択するように指示するセレクト信号Sn+1を、セレク
タ11n+1に与えており、従って、セレクタ11n+1
は、その入力端子I1に供給される加算値yが選択さ
れ、ライトバッファ12n+1を介して、メモリ13n+1
供給される。
【0047】このとき、デコーダ10は、メモリ13
n+1に対して、第n階層の4画素x1,x2,x3,x4
ら求められる第n+1階層の画素に対応するアドレスを
与えており、これにより、ステップS13において、第
n階層の4画素x1,x2,x3,x4の加算値yは、第n
+1階層の画素として、メモリ13n+1の対応するアド
レスに記憶される。
【0048】ここで、メモリ131乃至13kそれぞれに
対しては、デコーダ10から必要なアドレスが供給され
るものとし、以下では、アドレスについての記載は、適
宜省略する。
【0049】その後、ステップS14において、制御部
31は、画素数をカウントする変数iを1に初期化し、
ステップS15に進む。ステップS15では、メモリ1
nから第n階層の画素xiが読み出されるとともに、そ
の画素xiを用いて求められた第n+1階層の画素(加
算値y)が、メモリ13n+1から読み出される。メモリ
13nから読み出された第n階層の画素xi、またはメモ
リ13n+1から読み出された第n+1階層の画素yは、
リードバッファ14nまたは14n+1をそれぞれ介して、
いずれも、アクティビティ算出回路15nに供給され
る。
【0050】アクティビティ算出回路15nでは、ステ
ップS16において、そこに供給される第n階層の画素
iおよび第n+1階層の画素yを用いて、第n階層の
画素xiのアクティビティziが求められる。
【0051】即ち、第n階層の画素xiは、シフタ21n
に供給され、2ビット左シフトされることで、4倍にさ
れた後、セレクタ22nの入力端子I2に供給される。
このとき、制御部31は、入力端子I2を選択するよう
に指示するセレクト信号SELnを、セレクタ22nに与
えるようになされており、従って、セレクタ22n
は、その入力端子I2に供給される第n階層の画素xi
を4倍したものが選択され、演算器23nの入力端子I
1に供給される。
【0052】一方、第n+1階層の画素yは、演算器2
nの入力端子I2に供給される。そして、このとき、
制御部31は、入力端子I1に供給されるデータから、
入力端子I2に供給されるデータを減算するように指示
する制御信号A/Sを、演算器23nに与えるようにな
されており、従って、演算器23nでは、その入力端子
I1に供給される第n階層の画素xiを4倍したものか
ら、第n+1階層の画素yが減算され、第n階層の画素
iのアクティビティziが求められる。即ち、演算器2
nでは、式zi=4xi−yにしたがった演算が行わ
れ、その結果得られる画素xiのアクティビティziが、
セレクタ11nの入力端子I2に供給される。
【0053】このとき、制御部31は、入力端子I2を
選択するように指示するセレクト信号Snを、セレクタ
11nに与えており、従って、セレクタ11nでは、その
入力端子I2に供給されるアクティビティziが選択さ
れ、ライトバッファ12nを介して、メモリ13nに供給
される。これにより、ステップS17において、画素x
iのアクティビティziが、画素xiに替えて、メモリ1
nに書き込まれる。
【0054】その後、ステップS18に進み、制御部3
1において、変数iが1だけインクリメントされ、ステ
ップS19に進み、変数iが4より大きいかどうかが判
定される。ステップS19において、変数iが4より大
きくないと判定された場合、ステップS15に戻り、同
様の処理を繰り返す。
【0055】また、ステップS19において、変数iが
4より大きいと判定された場合、即ち、第n階層の4画
素x1,x2,x3,x4それぞれのアクティビティz1
2,z3,z4の算出が終了した場合、ステップS20
に進み、第n階層を構成する、2×2画素のブロックす
べてについて、ステップS11乃至S19の処理を行っ
たかどうかが判定される。ステップS20において、第
n階層を構成する、2×2画素のブロックすべてについ
て、まだ処理を行っていないと判定された場合、ステッ
プS11に戻り、まだ、処理を行っていないブロック
を、新たに処理対象として、ステップS11以下の処理
を繰り返す。
【0056】また、ステップS20において、第n階層
を構成する、2×2画素のブロックすべてについて、処
理を行ったと判定された場合、ステップS21に進み、
制御部31において、変数nが1だけインクリメントさ
れる。そして、ステップS22に進み、制御部31にお
いて、変数nが、最上位階層であるNに等しいかどうか
が判定される。ステップS22において、変数nが、最
上位階層であるNに等しくないと判定された場合、ステ
ップS23に進み、アクティビティ算出処理が行われ、
リターンする。即ち、図6に示したアクティビティ算出
処理が再帰的に呼び出される。
【0057】一方、ステップS22において、変数n
が、最上位階層であるNに等しいと判定された場合、ス
テップS23をスキップしてリターンする。
【0058】以上により、メモリ131乃至13N-1
は、第1階層乃至第N−1階層のアクティビティが書き
込まれ、メモリ13Nには、第N階層の画像を構成する
画素(画素値)が書き込まれる。
【0059】次に、以上のようにして書き込まれた第1
階層乃至第N−1階層のアクティビティ、および第N階
層の画像を構成する画素の読み出し処理について説明す
る。
【0060】読み出し時においては、所望のメモリ13
k(ここでは、k=1,2,・・・,N)に対して、デ
コーダ10からアドレスを与えることで、そのメモリ1
kから、第k階層のデータが読み出され、リードバッ
ファ14kを介して、階層メモリから出力される。
【0061】即ち、本実施の形態では、第1階層乃至第
N−1階層のデータとしては、第1階層乃至第N−1階
層のアクティビティが、第N階層のデータとしては、第
N階層の画像を構成する画素(第N−1階層の2×2画
素の加算値)が、それぞれ出力される。
【0062】従って、外付けの回路を用いずに、画像の
アクティビティを得ることができるので、プログレッシ
ブ表示を、容易に行うことができる。即ち、まず最初
に、第N階層のデータをメモリ13Nから読み出して表
示し、その後、第N−1階層のデータをメモリ13N-1
から読み出して、表示画像(いまの場合、第N階層の画
像)に加算する。次に、第N−1階層のデータを読み出
して、表示画像(いまの場合、第N−1階層の画像)に
加算する。以下、同様にして、第N−2階層以下の階層
のデータを順次読み出して、表示画像に加算していくこ
とにより、表示画像は、解像度の低い画像から、徐々
に、解像度の高い画像に変化していく。
【0063】さらに、上述したように、アクティビティ
は、0付近に集中するため、例えば、非線形量子化やエ
ントロピー符号化などを施すことにより、そのデータ量
を効率的に削減することができる。
【0064】なお、図4において、メモリ131乃至1
Kは、それぞれ物理的に1つのメモリである必要はな
く、それらのすべてを、1のメモリで構成することも可
能である。この場合、メモリ131乃至13Kそれぞれに
対して、1のメモリの所定の記憶領域を割り当てるよう
にすれば良い。
【0065】また、本実施の形態では、図4の階層メモ
リを構成する各ブロックを、1チップ上に構成するよう
にしたが、これらの各ブロックは、それぞれ独立のチッ
プで構成することも可能であるし、そのうちの2以上
を、独立のチップで構成することも可能である。
【0066】さらに、本発明は、インターレース走査さ
れる画像およびノンインターレース走査される画素のい
ずれにも適用可能である。
【0067】また、本実施の形態では、下位階層の隣接
する2×2の4画素の加算値を、その1つ上位の上位階
層の画素(画素値)とするようにしたが、上位階層の画
素は、下位階層の2×2画素以外のM画素から生成する
ことも可能である(但し、Mは2以上)。
【0068】さらに、図4の階層メモリは、基本的に
は、ハードウェアによって実現されるが、コンピュータ
に、上述の処理を行わせるようなプログラムを実行させ
ることによっても実現可能である。
【0069】また、本実施の形態では、各階層のデータ
を、例えば、RAM(Random Access Memory)などに代
表されるメモリに記憶させるようにしたが、各階層のデ
ータは、その他、例えば、磁気ディスクや、光磁気ディ
スク、磁気テープ、光カードなどの記録媒体に記憶(記
録)させるようにすることも可能である。
【0070】さらに、階層メモリからのデータの読み出
しは、1の階層についてだけ行うことも可能であるし、
2以上の階層について同時に行うことも可能である。
【0071】また、本実施の形態では、第k階層の画素
が、すべて、メモリ13kに記憶された後に、第k+1
階層の画素を求めるようにしたが、その他、例えば、第
k+1階層の画素の算出は、その画素を求めるのに必要
な第k階層の2×2画素がメモリ13kに記憶された時
点で行うようにすることも可能である。
【0072】さらに、本実施の形態では、メモリ131
乃至13N-1には、第1乃至第N−1階層のデータとし
て、対応する階層のアクティビティをそれぞれ記憶させ
るようにしたが、メモリ131乃至13N-1には、従来の
階層符号化における場合と同様に、第1乃至第N−1階
層の画素をそれぞれ記憶させるようにすることも可能で
ある。これは、図6で説明したアクティビティ算出処理
において、ステップS14乃至S19の処理をスキップ
するようにすることで行うことが可能である。
【0073】また、図4の階層メモリにおいては、前述
したように、上位階層の画素yを、下位階層の2×2画
素x1乃至x4のうちの、例えば、右下の画素x4と置き
換えて記憶するようにすることも可能である。これは、
セレクタ111に対するセレクト信号S1の与え方と、メ
モリ131に対するアドレスの与え方とを制御すること
で行うことができる。
【0074】さらに、画像のアクティビティの計算方法
は、上述したものに限定されるものではない。
【0075】また、本実施の形態では、図6のアクティ
ビティ算出処理を再帰的に行うことにより、各階層のデ
ータを、順次求めるようにしたが、アクティビティ算出
処理は、アクティビティ算出回路151乃至15K-1それ
ぞれにおいて、並列に行うことも可能である。
【0076】また、本実施の形態では、K−1個のアク
ティビティ算出回路151乃至15K -1を設けるようにし
たが、アクティビティ算出回路は、1つだけでも良い。
但し、この場合、各階層のアクティビティを並列に求め
るのは困難となる。
【0077】
【発明の効果】以上の如く、本発明の記憶装置によれ
ば、下位階層の画像から上位階層の画像データを求める
上位階層算出手段と、下位階層の画像のアクティビティ
を算出するアクティビティ算出手段と、下位階層のアク
ティビティを記憶するアクティビティ記憶手段と、上位
階層の画像を記憶する画像記憶手段とが1チップ上に形
成されているので、アクティビティを求めて記憶する記
憶装置を小型に構成することが可能となる。
【0078】また、本発明のデータ処理方法によれば、
アクティビティ記憶手段に、下位階層の画像が書き込ま
れ、アクティビティ記憶手段から、下位階層の画像が読
み出される。さらに、下位階層の画像から上位階層の画
像が求められ、画像記憶手段に、上位階層の画像が書き
込まれる。また、アクティビティ記憶手段から、下位階
層の画像が読み出されるとともに、画像記憶手段から、
上位階層の画像が読み出され、その下位階層および上位
階層の画像から、下位階層のアクティビティが算出され
る。そして、下位階層のアクティビティが、下位階層の
画像に替えて、アクティビティ記憶手段に書き込まれ
る。従って、外付けの回路を用いなくても、画像のアク
ティビティを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した階層メモリの一実施の形態の
概要を説明するための図である。
【図2】図1の階層メモリの動作を説明するためのずで
ある。
【図3】図1の階層メモリによる階層符号化結果を示す
図である。
【図4】図1の階層メモリの詳細構成例を示すブロック
図である。
【図5】図4の階層メモリの書き込み処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】図5のステップS3の処理の詳細を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】従来の階層符号化を説明するための図である。
【図8】本件出願人が先に提案した階層符号化を説明す
るための図である。
【図9】従来の階層符号化により得られる上位階層の画
素のビット数を説明するための図である。
【符号の説明】
1,21乃至24 演算器, 10 デコーダ, 111
乃至11K-1 セレクタ, 121乃至12K ライトバ
ッファ, 131乃至13K メモリ(画像記憶手段)
(アクティビティ記憶手段), 141乃至14K リー
ドバッファ, 151乃至15K-1 アクティビティ算出
回路(上位階層算出手段)(アクティビティ算出手
段), 211乃至21K-1 シフタ, 221乃至22
K-1 セレクタ,231乃至23K-1 演算器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を階層符号化して記憶する記憶装置
    であって、 下位階層の画像から上位階層の画像を求める上位階層算
    出手段と、 前記下位階層の画像のアクティビティを算出するアクテ
    ィビティ算出手段と、 前記下位階層のアクティビティを記憶するアクティビテ
    ィ記憶手段と、 前記上位階層の画像を記憶する画像記憶手段とを備え、 前記上位階層算出手段、アクティビティ算出手段、アク
    ティビティ記憶手段、および画像記憶手段が1チップ上
    に形成されていることを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記上位階層算出手段は、前記下位階層
    の画像のM画素から、前記上位階層の画像の1画素を求
    めることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記アクティビティ算出手段は、前記下
    位階層の画像のM画素それぞれのアクティビティを、そ
    のM画素から求められた前記上位階層の画像の1画素を
    用いて求めることを特徴とする請求項2に記載の記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 下位階層の画像のアクティビティを記憶
    するアクティビティ記憶手段と、 上位階層の画像を記憶する画像記憶手段とを1チップ上
    に備え、画像を階層符号化して記憶する記憶装置におけ
    るデータ処理方法であって、 前記アクティビティ記憶手段に、前記下位階層の画像を
    書き込み、 前記アクティビティ記憶手段から、前記下位階層の画像
    を読み出し、 前記下位階層の画像から前記上位階層の画像を求め、 前記画像記憶手段に、前記上位階層の画像を書き込み、 前記アクティビティ記憶手段から、前記下位階層の画像
    を読み出すとともに、前記画像記憶手段から、前記上位
    階層の画像を読み出し、その下位階層および上位階層の
    画像から、前記下位階層のアクティビティを算出し、 前記下位階層のアクティビティを、前記下位階層の画像
    に替えて、前記アクティビティ記憶手段に書き込むこと
    を特徴とするデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記下位階層の画像のM画素から、前記
    上位階層の画像の1画素を求めることを特徴とする請求
    項4に記載のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記下位階層の画像のM画素それぞれの
    アクティビティを、そのM画素から求められた前記上位
    階層の画像の1画素を用いて求めることを特徴とする請
    求項5に記載のデータ処理方法。
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