JPH11317828A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11317828A
JPH11317828A JP10137449A JP13744998A JPH11317828A JP H11317828 A JPH11317828 A JP H11317828A JP 10137449 A JP10137449 A JP 10137449A JP 13744998 A JP13744998 A JP 13744998A JP H11317828 A JPH11317828 A JP H11317828A
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Japan
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JP10137449A
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English (en)
Inventor
Itaru Kodaira
格 小平
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各宛先に送るページ数をユーザーが意識する
ことなく、宛先も内容も異なる大量の原稿を簡単な操作
で送信できるようにする。 【解決手段】 原稿を読み取る読み取り手段と、原稿上
の画像に関してある特定の特徴を有する原稿をデリミタ
とし、各デリミタによって区切られた範囲のページの原
稿をそれぞれひとつの原稿群とし、各原稿群ごとにそれ
ぞれ指定した宛先に画像を送信する手段を備えている。 1.宛先ごと(A1,A2,A3)に原稿を重ねて用意す
る。 2.異なる宛先の原稿と原稿の間にはデリミタ、例え
ば、白紙(B1,B2)を挾んで、1で用意した原稿を全
て重ねる。 3.2の原稿を原稿台にセットする。 4.原稿台の上にある原稿から順に宛先を入力し、スタ
ートキーを押す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、より詳細には、異なる宛先にそれぞれ異なる原稿を
送信することのできるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のファクシミリ装置には、同報送信
という機能があり、同一の原稿を複数の宛先に送信する
ことができる。その機能は、まず、宛先を複数指定し、
原稿の画像を一旦メモリに蓄積し、指定した複数の宛先
に対してそれぞれ発呼し、メモリに蓄積した画像を送信
し、一つの宛先に送信したら次の宛先に対し同様のこと
を繰り返すことによって実現している。しかし、この同
報機能では、複数の宛先に送信できても同一の内容の原
稿しか送信できない。従って、宛先ごとに原稿の内容が
異なる場合は、ユーザーは一度の操作では送信を行うこ
とができず、宛先ごとに原稿をセットする必要がある。
【0003】特開平9−23325号公報では、指定す
る各宛先に対し、原稿の何ページから何ページを送信す
るという指定を可能にすることにより、宛先と内容の異
なる原稿の送信を一度の操作でできる方法を提示してい
る。しかし、この方法ではユーザーが原稿を何枚送るか
を宛先ごとに正確に把握しておく必要があり、宛先数・
原稿枚数ともに多くなってくると、ユーザーが送るペー
ジの範囲を指定するのが煩雑になってくる。例えば、1
0の宛先にそれぞれ異なる原稿を送るとすると、10番
目の宛先に送る原稿のページ数を指定するために1番目
から9番目の宛先に送る原稿の合計ページ数を算出して
おく必要がある。また、一つの宛先に対し、いちいち開
始ページと終了ページを指定する必要があるため、ユー
ザーが操作する負担もかなり大きい。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、各宛先の原稿群の間に白紙原稿をデリミタとして
セットすることにより、ユーザーがページ数を意識する
ことなく、宛先も内容も異なる大量の原稿の送信を簡単
な操作で行えるようにするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(請求項1の発明の目
的)大量の原稿の間に挾んだ白紙をデリミタとみなし
て、デリミタによって区切られた各原稿群の画像をあら
かじめ指定した各宛先に送信するようにすることによ
り、各宛先に送るページ数をユーザーが意識することな
く、宛先も内容も異なる大量の原稿を簡単な操作で送信
できるようにすることを目的とする。
【0006】(請求項2の発明の目的)請求項1の発明
において、指定した宛先の数と原稿群の数が一致してい
なかった場合に送信を中止するようにすることにより、
重送によってデリミタとなる原稿が検出されなかった
り、原稿中に余計な白紙原稿が挾まっていたり、ユーザ
ーの誤操作によってデリミタとする原稿をセットし忘れ
たり、宛先指定が抜けていたりした場合に、別の宛先に
画像が送信されてしまうという誤送信を防止することを
目的とする。
【0007】(請求項3の発明の目的)請求項2の発明
において、指定した宛先の数と原稿群の数が一致してい
なかった場合にアラームを出すようにすることにより、
誤送信防止のために送信を中止した場合、送信を中止し
たこと、誤操作の可能性のあることをユーザーに知らし
めることを目的とする。
【0008】(請求項4の発明の目的)請求項1の発明
において、最初の原稿群を全ての宛先に送信するように
することにより、「送付状モード」として全宛先に共通
して送信する送付状を付加することができるようにする
ことを目的とする。
【0009】(請求項5の発明の目的)請求項1の発明
の動作をさせるか、請求項4の発明の動作をさせるかを
選択できるようにすることにより、「送付状モード」で
送信させるかどうかをユーザーに選択できるようにする
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
を読み取る読み取り手段と、原稿上の画像に関してある
特定の特徴を有する原稿をデリミタとし、各デリミタに
よって区切られた範囲のページの原稿をそれぞれひとつ
の原稿群とし、各原稿群ごとにそれぞれ指定した宛先に
画像を送信する手段を備えたことを特徴とし、もって、
大量の原稿の間に挾んだ白紙をデリミタとみなして、デ
リミタによって区切られた各原稿群の画像をあらかじめ
指定した各宛先に送信するようにし、各宛先に送るペー
ジ数をユーザーが意識する必要をなくし、ユーザーに負
荷の軽い簡単な操作で宛先も内容も異なる大量の原稿を
送信できるようにしたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載のファ
クシミリ装置において、指定した宛先数と原稿群の数を
比較する比較手段と、その比較の結果を元にして、送信
を実際に行うか否かを選択する手段を備えたことを特徴
とし、もって、指定した宛先の数と原稿群の数が一致し
ていなかった場合に送信を中止するようにし、重送によ
ってデリミタとなる原稿が検出されなかったり、原稿中
に余計な白紙原稿が挾まっていたり、ユーザーの誤操作
によってデリミタとする原稿をセットし忘れたり、宛先
指定が抜けていたりした場合に、別の宛先に画像が送信
されてしまうという誤送信を防止することができるよう
にしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載のファ
クシミリ装置において、指定した宛先数と原稿群の数を
比較する比較手段と、その比較の結果を元にして、警告
を発する手段を備えたことを特徴とし、もって、指定し
た宛先の数と原稿群の数が一致していなかった場合にア
ラームを出すようにし、誤送信防止のために送信を中止
した場合、送信を中止したこと、ユーザーに誤操作の可
能性のあることをユーザーが知ることができるようにし
たものである。
【0013】請求項4の発明は、原稿を読み取る読み取
り手段と、原稿上の画像に関してある特定の特徴を有す
る原稿をデリミタとし、各デリミタによって区切られた
範囲のページの原稿をそれぞれひとつの原稿群とし、原
稿群のうちひとつの原稿群の画像を、指定した宛先全て
に送信し、残りの各原稿群の画像はそれぞれ指定した宛
先に送信する手段を備えたことを特徴とし、もって、最
初の原稿群を全ての宛先に送信するようにし、「送付状
モード」として全宛先に共通して送信する送付状を付加
することができるようにしたものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1および請求項
4の両方の特徴を備えたファクシミリ装置において、請
求項1の動作をするか、請求項4の動作をするかを選択
する手段を備えたことを特徴とし、もって、請求項1の
動作をさせるか、請求項4の動作をさせるかを選択でき
るようにしたことにより、「送付状モード」で送信させ
るかどうかをユーザーに選択できるようにしたものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるファ
クシミリ装置の一例を説明するための要部概略構成図
で、図中、1は自動原稿送り装置(ADF)で、該AD
F1は、一度にセットした原稿を一枚ずつ給紙する働き
を持っているため、大量の原稿を送信する場合に便利で
ある。周知のように、原稿台2に置かれた原稿3は、繰
り出しローラ4によって繰り出され、分離ローラ5と逆
転コロ6によって一枚ずつ分離され、給紙ローラ7およ
び搬送ベルト8によってコンタクトガラス9の上まで給
紙される。コンタクトガラス9上の原稿は画像読み取り
装置10によって読み取られ、読み取られた画像は本体
制御部21のメモリ22に一旦蓄積される。メモリ22
への蓄積が完了するとコンタクトガラス9上の原稿は搬
送ベルト8および排紙ローラ11によって排紙口12ま
で排紙される。このようにして一枚の原稿の給紙・蓄積
・排紙が完了すると、原稿台2にある次の原稿に対して
同様に給紙・蓄積・排紙を行う。一方、メモリ22に蓄
積された画像は画像処理部23によってファクシミリ送
信に適した画像にするための処理を施した後、モデム2
4に転送する。モデム24では、転送されてきた画像信
号を変調し、通信相手機である受信機へ送信する。
【0016】(請求項1の発明)図2は、本発明の実施
に使用される宛先入力部のフロー図で、ここで、ユーザ
ーは電話番号入力用のキーとして0〜9のテンキー、*
キー、#キー、ポーズキー、さらに宛先入力キー、スタ
ートキーを使って複数の宛先を入力する。ユーザーが電
話番号を入力した後、次の宛先がある場合は宛先追加キ
ーを押した後次の宛先を入力する。宛先が全て入力し終
わったらスタートキーを押す。例えば、宛先として12
3、#45を入力するには、「1」「2」「3」「宛先
追加」「#」「4」「5」「スタート」と押下する。
【0017】図2のフローを以下に説明する。ここで、
kは宛先数を表す変数で、adr[]は入力された宛先
を格納する配列メモリである。この他にキー入力された
電話番号を一時的に格納するバッファを用意する。宛先
入力部が開始すると、まず、宛先数kを0にし、バッフ
ァをクリアする。その後はキー入力を待ち、キーが番号
入力用のキー(テンキー、*キー、#キー、ポーズキ
ー)であったら入力されたキーに対応する番号あるいは
記号をバッファに追加し、キー入力待ちに戻る。宛先追
加キーが入力されたら、バッファの内容、すなわち、そ
れまでに入力された電話番号をadr[k]に格納し、
宛先数kを1増やし、バッファをクリアし、キー入力に
戻る。ただし、宛先入力キーが入力された時にバッファ
が空であったら電話番号が入力されていないので宛先追
加キーは無効としてキー入力に戻る。スタートキーが入
力されると宛先入力部を終了する。その際に、バッファ
が空でない場合は宛先入力キーが入力されたときと同じ
ようにバッファの内容をadr[k]に格納し、kを1
増やす。宛先入力部の終了時点では、kに入力された宛
先数、adr[0]〜adr[k−1]に入力された宛
先が入力順に格納される。
【0018】図3は、原稿蓄積部のフロー図で、ここで
は、原稿台上の原稿を一枚ずつ全て読み取り、原稿群ご
とに画像をファイルに蓄積する。ここで、nはファイル
数(原稿群の数)を表す変数で、各原稿群の画像は配列
形式のファイルfile[]にそれぞれ異なるファイル
として蓄積される。原稿蓄積が開始すると、まず、ファ
イル数nを0にし、file[n](すなわちfile
[0])を書き込みモードでオープンする。次に、次原
稿の有無(原稿台に原稿があるか)を調べ、あれば原稿
台上の原稿一枚に対して、給紙、読み取り、排紙を行
う。さらに、読み取った画像が白紙であるか調べ、白紙
であれば、「デリミタ」の処理を行い、白紙でなければ
通常の画像と見なして読み取った画像を現在オープンし
ているfile[n]に追加し、次原稿の有無判定に戻
る。
【0019】ここで読み取った画像が白紙かどうかの判
定は、読み取った画像の全画面のうち黒画素の占める割
合を調べ、その割合が一定基準以下の場合(すなわちほ
とんどが白画素である場合)「白紙」と判定する。「白
紙」と判定された場合、すなわち「デリミタ」であった
場合は、その原稿群は終了したのでfile[n]をク
ローズする。ここで、さらに、白紙が連続したり、最初
の原稿が白紙だった場合に空のファイルができてしまう
のを考慮して、今クローズしたファイルfile[n]
が空(file[n]に画像が蓄積されていない)かど
うかを調べ、空ならばfile[n]を削除し、空でな
ければファイル数nを1増やす。そして、file
[n](直前のファイルが空だった場合直前のファイル
と同一番号、空でなかった場合次の番号)を新たに書き
込みモードでオープンして次原稿有無判定から繰り返
す。
【0020】ところで、次原稿有無判定の結果、次原稿
がなかった場合、現在オープンしているファイルfil
e[n]をクローズし、デリミタ処理時と同様にfil
e[n]が空ならばfile[n]を削除、さもなけれ
ばnを1増やし、終了する。この結果、原稿蓄積部では
セットした原稿を全て読み取って排紙し終わると終了
し、nにデリミタで区切られた原稿群の数が格納され、
file[0]〜file[n−1]にそれぞれ各原稿
群の画像が読み取った順にファイルとして作成される。
【0021】図4は、請求項1の発明の実施例を説明す
るためのフロー図で、ここでは、前述の宛先入力、原稿
蓄積のモジュールを使っている。まず、図2に示した宛
先入力を行い、宛先数kが0でなかったら図3に示した
原稿蓄積を行う。そしてiをループ変数として、宛先入
力部で入力した各宛先adr[i]に、原稿蓄積部で蓄
積した画像ファイルfile[i]を送信する。これを
iが0からk−1になるまでk件分繰り返す。送信が全
て完了したらファイルを全て削除する。なお、宛先入力
の結果、宛先数が0(宛先が入力されなかった)であっ
たらファイルを全て削除して終了する。
【0022】ユーザの操作としては、以下のような手順
になる。 1.宛先ごとに原稿を重ねて用意する。 2.図7に示すように、異なる宛先の原稿と原稿の間
(A1,A2,A3の間)には白紙(B1,B2)を挾ん
で、1で用意した原稿を全て重ねる。 3.2の原稿を原稿台にセットする。 4.原稿台の上にある原稿から順に宛先を入力し、スタ
ートキーを押す。
【0023】ここで特開平9−23325号公報のよう
にユーザがページ数を意識する必要はない。例えば、1
0の宛先にそれぞれ異なる原稿を送信するとすると、特
開平9−23325号公報の方法だと、各宛先に対応す
るページ範囲を設定するために、1番目の宛先から10
番目の宛先までそれぞれ何ページ送信するかを知ってお
く必要がある。10番目の宛先に対するページ範囲を指
定するには、1番目の宛先から9番目の宛先まで合計何
ページ送信するかを計算しておかなければならない。さ
らに宛先とページ範囲を入力している途中で、入力済み
の宛先に対して送る原稿が追加になった場合、それ以降
の宛先のページ番号はずれてしまうので、結局全て入力
し直さなければならない。
【0024】ここで、本発明の方法だと、各宛先に何ペ
ージ送るかには無関係であるので、ユーザが宛先ごとに
何ページ送るか意識する必要はなく、また、入力中に1
番目の宛先に送信する原稿が追加になったとしても、そ
れ以降の入力には影響ないので、入力は続行できる。ま
た、特開平9−23325号公報の方法では、一つの宛
先に対して、宛先,開始ページ,終了ページの3項目を
入力する必要があるが、本発明の方法では宛先のみでよ
いので、ユーザ操作の負荷もかなり軽減される。
【0025】(請求項2,3の発明)図5は、請求項2
および請求項3の発明の実施例のフロー図で、図5は図
4のフローに、原稿蓄積後に宛先数kとファイル数nを
比較する処理を加えている。ここで、両者が一致してい
なかったら、ユーザに対し「原稿群数と宛先数が一致し
ません」といったワーニングを表示し(請求項3)、送
信をせずに直ちにファイルを全て削除して終了する(請
求項2)。kとnが一致しない要因としては、ユーザの
操作ミス(入力した宛先数が少なかった/多かった、デ
リミタとなる白紙が少なかった、余計な白紙が混じって
いた)の他、重送によりデリミタとなる白紙が正しく検
知できなかった場合が考えられる。特に、後者の要因に
よる場合、そのまま送信動作に入ってしまうと(ユーザ
が操作ミスをしていないのにも関わらず)指定した宛先
と異なる宛先に原稿が送信されてしまう。ここでkとn
が一致しない場合送信を中止して、アラームを出すこと
によって、誤送信を防止することができ、また、ユーザ
に送信を中止したこと、誤操作の可能性のあることを知
らせることができる。
【0026】(請求項4の発明)図6は、請求項4の発
明の実施例のフロー図で、ここでは、最初の原稿群(f
ile[0])を「送付状」として指定した全宛先に送
信する。このような送付状があるため、正しく動作する
場合ファイル数nは宛先数kより1だけ多くなる。そこ
で原稿蓄積後に宛先数kとファイル数nを比較する際、
k+1とnが一致した場合に送信動作に移行するように
している。送信動作では、iをループ変数として、宛先
入力部で入力した各宛先adr[i]に、原稿蓄積部で
蓄積した画像のうち、まずファイルfile[0]を送
信した後、続いてfile[i+1]を送信する。これ
をiが0からk−1になるまでk件分(n−1件分)繰
り返す。このようにすることによって、各宛先には、全
宛先に共通の送付状と各宛先に固有の画像を合わせて送
信することができる「送付状モード」として動作させる
ことが可能になる。
【0027】(請求項5の発明)宛先を入力する前に、
キー入力等によってユーザに送付状モードのON/OF
Fを設定できるようにする。そして送付状モードがOF
Fの場合、図5のように動作し、送付状モードがONの
場合、図6ように動作させる。このようにすることによ
って、ユーザが各宛先に全て異なる原稿を送りたい場合
と、送付状として各宛先に共通の画像を付加したい場合
のどちらにも対応できるようになる。
【0028】
【発明の効果】(請求項1の発明の効果)大量の原稿の
間に挾んだ白紙をデリミタとみなして、デリミタによっ
て区切られた各原稿群の画像をあらかじめ指定した各宛
先に送信するようにしたことにより、各宛先に送るペー
ジ数をユーザーが意識する必要がなくなったため、ユー
ザーに負荷の軽い簡単な操作で宛先も内容も異なる大量
の原稿を送信できるようになった。
【0029】(請求項2の発明の効果)請求項1の発明
において、指定した宛先の数と原稿群の数が一致してい
なかった場合に送信を中止するようにしたことにより、
重送によってデリミタとなる原稿が検出されなかった
り、原稿中に余計な白紙原稿が挾まっていたり、ユーザ
ーの誤操作によってデリミタとする原稿をセットし忘れ
たり、宛先指定が抜けていたりした場合に、別の宛先に
画像が送信されてしまうという誤送信を防止することが
できるようになった。
【0030】(請求項3の発明の効果)請求項2の発明
において、指定した宛先の数と原稿群の数が一致してい
なかった場合にアラームを出すようにしたことにより、
誤送信防止のために送信を中止した場合、送信を中止し
たこと、ユーザーに誤操作の可能性のあること、をユー
ザーが知ることができるようになった。
【0031】(請求項4の発明の効果)請求項1の発明
において、最初の原稿群を全ての宛先に送信するように
したことにより、「送付状モード」として全宛先に共通
して送信する送付状を付加することができるようになっ
た。
【0032】(請求項5の発明の効果)請求項1の発明
の動作をさせるか、請求項4の発明の動作をさせるかを
選択できるようにしたことにより、「送付状モード」で
送信させるかどうかをユーザーに選択できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるファクシミリ装置の一例
を説明するための要部概略構成図である。
【図2】 本発明の実施に使用される宛先入力部のフロ
ー図である。
【図3】 原稿蓄積部のフロー図である。
【図4】 請求項1の発明の実施例を説明するためのフ
ロー図である。
【図5】 請求項2および請求項3の発明の実施例のフ
ロー図である。
【図6】 請求項4の発明の実施例のフロー図である。
【図7】 本発明によるファクシミリ送信を実施する場
合の原稿の重ね方を説明するための図である。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、2…原稿台、3…原
稿、4…繰り出しローラ、5…分離ローラ、6…逆転コ
ロ、7…給紙ローラ、8…搬送ベルト、9…コンタクト
ガラス、10…画像読み取り装置、11…排紙ローラ、
12…排紙口、21…本体制御部、22…メモリ、23
…画像処理部、24…モデム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読み取り手段と、原稿上
    の画像に関してある特定の特徴を有する原稿をデリミタ
    とし、各デリミタによって区切られた範囲のページの原
    稿をそれぞれひとつの原稿群とし、各原稿群ごとにそれ
    ぞれ指定した宛先に画像を送信する手段を備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、指定した宛先数と原稿群の数を比較する比較手段
    と、その比較の結果を元にして、送信を実際に行うか否
    かを選択する手段を備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、指定した宛先数と原稿群の数を比較する比較手段
    と、その比較の結果を元にして、警告を発する手段を備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取る読み取り手段と、原稿上
    の画像に関してある特定の特徴を有する原稿をデリミタ
    とし、各デリミタによって区切られた範囲のページの原
    稿をそれぞれひとつの原稿群とし、原稿群のうちひとつ
    の原稿群の画像を、指定した宛先全てに送信し、残りの
    各原稿群の画像はそれぞれ指定した宛先に送信する手段
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1および請求項4の両方の特徴を
    備えたファクシミリ装置において、請求項1の動作をす
    るか、請求項4の動作をするかを選択する手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
JP10137449A 1998-05-01 1998-05-01 ファクシミリ装置 Pending JPH11317828A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051679A (ja) * 2011-07-29 2013-03-14 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051679A (ja) * 2011-07-29 2013-03-14 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム

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