JPH11317374A - 連続ガス飽和装置および方法 - Google Patents

連続ガス飽和装置および方法

Info

Publication number
JPH11317374A
JPH11317374A JP11049915A JP4991599A JPH11317374A JP H11317374 A JPH11317374 A JP H11317374A JP 11049915 A JP11049915 A JP 11049915A JP 4991599 A JP4991599 A JP 4991599A JP H11317374 A JPH11317374 A JP H11317374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid chemical
saturation
chemical
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11049915A
Other languages
English (en)
Inventor
Douglas B Nurmi
ダグラス・ビー・ナーミ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Original Assignee
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Liquide SA, LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude filed Critical Air Liquide SA
Publication of JPH11317374A publication Critical patent/JPH11317374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/448Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for generating reactive gas streams, e.g. by evaporation or sublimation of precursor materials
    • C23C16/4485Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for generating reactive gas streams, e.g. by evaporation or sublimation of precursor materials by evaporation without using carrier gas in contact with the source material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/448Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for generating reactive gas streams, e.g. by evaporation or sublimation of precursor materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/29Heaters submerged in liquid

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体化学物質からの蒸気でガスを飽和させる
新規なシステムを得る。 【解決手段】 (a)液体化学物質及びキャリアガスを
受ける飽和槽;(b)飽和槽中に設けられ、キャリアガ
スを液体化学物質中へスパージングする手段;(c)飽
和槽中の液体化学物質を一定の液位に保つ手段;(d)
(i)液体化学物質を冷却するシステム及び(ii)液体化学
物質中で垂直に液体化学物質の液位の高さの少なくとも
半分の距離、液体化学物質を加熱する飽和槽の内側のヒ
ータ、飽和槽中の液体化学物質の温度を所望値に制御す
る手段;及び(e)飽和されたガスの圧力を所望値に制
御する手段を含むガスを液体化学物質からの蒸気で飽和
させるシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体化学物質から
の蒸気でガスを飽和させるための新規なシステムおよび
方法に関する。本発明はまた、気化した液体化学物質の
制御された放出のための新規なシステムおよび方法に関
する。本発明は、半導体製造産業への特定の利用可能性
を有している。
【0002】
【従来の技術】半導体製造産業では、様々な半導体製造
プロセスを実施するためのプロセス手段に、高純度ガス
が供給される。そのようなプロセスの例として、拡散、
化学的気相成長(CVD)、エッチング、スパッタリン
グ、およびイオン注入がある。これらのプロセスのため
の反応物質源として、揮発性液体が知られている。その
ような液体として、例えば、シラン(SiH)、ジク
ロロシラン(SiHCl)、トリクロロシラン(S
iHCl)、アンモニア(NH)、三塩化ホウ素
(BCl)、塩素(Cl)、塩化水素(HCl)、
弗化水素(HF)、および三弗化塩素(ClF)があ
る。
【0003】これまで、プロセス装置に揮発性液体化学
物質の気化した形のものを供給するために、多くの方法
が用いられてきた。これらの方法として、液体化学物質
の蒸気でキャリアガスを飽和させる方法、およびキャリ
アガスなしに液体化学物質を気化させる方法がある。液
体化学物質の蒸気でキャリアガスを飽和させる公知の方
法として、例えば、キャリアガス流への液体化学物質の
直接導入がある。また、液体化学物質中をキャリアガス
をバブリングさせ、それによって化学物質蒸気でガスを
飽和させる方法も知られている。
【0004】キャリアガスを用いる方法では、キャリア
ガス中の化学物質蒸気の濃度は、幾つかの因子により影
響される。例えば、バブルの表面積で表わされるバブル
サイズ、および液体化学物質にバブルがさらされる時間
が、キャリアガス中の化学物質蒸気の濃度に影響を与え
る。液体化学物質をキャリアガスと接触させる上で採用
される公知の装置は、液体化学物質を保持する容器内に
延びる多孔管である。キャリアガスは、管の孔を通して
液体化学物質内にバブリングし、それによってガスは液
体内に、限られた程度、分散する。バブリングが進行
し、液体化学物質が気化するに従って、容器内の液体化
学物質のレベルは、加えられる新しい液体化学物質がな
ければ、降下する。このバブリング中の液体化学物質の
レベルの変化は、気液接触時間の減少をもたらし、それ
によってキャリアガス中の化学物質蒸気の濃度を変化さ
せる。
【0005】キャリアガス中の化学物質蒸気の濃度に影
響を与える他の変数は、液体化学物質の温度である。揮
発性液体化学物質の蒸気圧は、液体化学物質の温度の関
数である。このように、任意の温度において、キャリア
ガスは、平衡条件で、化学物質蒸気で飽和されるように
なる。温度が一定に維持される限り、キャリアガスと化
学物質蒸気とは、それらの平衡飽和条件下で共存する。
しかし、温度が低下すると、化学物質蒸気の一部は蒸気
の状態から凝縮し、キャリアガス中の化学物質蒸気の濃
度の変化をもたらす。
【0006】飽和装置の温度を制御するために、冷却ユ
ニットのみを用いることが一般的である。通常の装置で
は、冷却装置は、プロセス装置に放出されるときに、キ
ャリアガスからの化学物質の凝縮を防止するために、周
囲温度以下にシステムを冷却する。もちろん、このこと
は、プロセス装置への途中で、ガスは、飽和が生ずる温
度よりも低い温度にさらされることはないという仮定に
基づく。しかし、冷却装置のみでは、完全な温度制御を
提供しないことがわかった。
【0007】飽和プロセス中において、液体化学物質の
蒸気への変換は、液体からの追加の熱の除去をもたら
す。この熱の除去の真の効果は、液体化学物質の温度が
冷却材の制御温度以下に降下することである。冷却ユニ
ットは、冷却の義務を果たすだけであるので、この追加
の熱の除去は、冷却システムによって補償され得ない。
このように、液体化学物質の蒸気圧およびキャリアガス
内の液体化学物質の濃度の変化が生じ得る。
【0008】キャリアガス内の液体化学物質の濃度に影
響を与えることが出来る更に他の変数は、キャリアガス
の圧力である。圧力を検知し、制御するためにスプリン
グおよびダイヤフラムに依存する、公知の機械的圧力調
整器を用いることが出来る。しかし、そのような機械的
装置によると、系の変化に応答する上で、固有の遅延が
ある。これは、化学物質蒸気の濃度変化を生ずる、圧力
の変動をもたらし得る。
【0009】キャリアガスを用いない方法では、液体化
学物質の蒸気圧の変化は、液体化学物質の温度の変化か
ら生ずる。そのような変化は、半導体処理装置への生成
物蒸気の放出圧力及び流量の変化をもたらす。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】半導体製造産業の要求
に合致し、関連技術の欠点を除去するために、本発明の
目的は、液体化学物質からの蒸気によりガスを飽和させ
るための新規なシステムを提供することにある。本発明
により、実質的に一定の化学物質蒸気濃度を有するガス
を得ることが出来る。これは、キャリアガス圧力、液体
化学物質の温度、および飽和槽内における液体化学物質
のレベルの制御により達成される。生成ガスの特性に関
して現在考えられる制御の程度は、これまで達成され得
なかった。
【0011】本発明の他の目的は、液体化学物質からの
蒸気によりガスを飽和させるための新規な方法を提供す
ることにある。
【0012】本発明の他の目的は、キャリアガスを用い
ない、気化した液体化学物質の制御された放出のための
新規なシステムを提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、キャリアガスを用い
ない、気化した液体化学物質の制御された放出のための
新規な方法を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的および態様は、発明の詳
細な説明、図面、および特許請求の範囲を考慮すること
で、当業者により明らかとなるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の装
置および方法により達成される。本発明の第1の態様に
よると、液体化学物質からの蒸気でガスを飽和させるた
めの装置が提供される。この装置は、(a)液体化学物
質およびキャリアガスを受けるように接続された飽和
槽、(b)キャリアガスを液体化学物質に吹き付けるた
めの、飽和槽内のガススパージャー、(c)飽和槽内の
液体化学物質を実質的に一定のレベルに維持する手段、
(d)(i)液体化学物質を冷却する装置、および(i
i)液体化学物質を加熱するための、液体化学物質のレ
ベルの高さの少なくとも半分の距離、液体中に垂直に延
びる飽和槽内のヒーターを含む、飽和槽内の液体化学物
質の温度を所望の値に制御する手段、および飽和したガ
スの圧力を所望の値に制御する手段を備えている。
【0016】本発明の他の態様によると、液体化学物質
からの蒸気でガスを飽和させる方法が提供される。この
方法は、(a)液体化学物質およびキャリアガスを飽和
槽に導入する―前記キャリアガスは、前記液体化学物質
に吹き付けられ、液体化学物質からの蒸気で飽和された
ガスを形成する―工程、(b)飽和槽内の液体化学物質
を実質的に一定のレベルに維持する工程、(c)前記液
体化学物質を所望の値に冷却し、必要に応じて温度調整
するため、液体化学物質のレベルの高さの少なくとも半
分の距離、液体中に垂直に延びる飽和槽内のヒーターに
より、前記液体化学物質に熱を加えることにより、前記
飽和槽内の液体化学物質の温度を所望の周囲温度以下に
制御する工程、および(d)飽和したガスの圧力を所望
の値に制御する工程を備えている。
【0017】本発明の更に他の態様によると、液体化学
物質の制御された蒸発のための装置が提供される。この
装置は、(a)キャリアガスのない、液体化学物質を受
けるように接続された蒸発槽、(b)蒸発槽内の液体化
学物質を実質的に一定のレベルに維持する手段、および
(c)(i)液体化学物質を冷却する装置、および(i
i)液体化学物質を加熱するための蒸発槽内のヒーター
を含む、蒸発槽内の液体化学物質の温度を所望の値に制
御する手段を備えている。
【0018】本発明の更にまた他の態様によると、気化
した液体化学物質の制御された放出方法が提供される。
この方法は、(a)液体化学物質を蒸発槽に導入する工
程、(b)蒸発槽内の液体のレベルを実質的に一定のレ
ベルに維持する工程、および(c)前記液体化学物質を
所望の値に冷却し、必要に応じて温度調整するため、飽
和槽内のヒーターにより、前記液体化学物質に熱を加え
ることにより、前記飽和槽内の液体化学物質の温度を所
望の周囲温度以下に制御する工程、および(d)気化し
た液体化学物質流を蒸発槽から除去する工程を具備する
ことを特徴とする、キャリアガスを用いない、気化した
液体化学物質を備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の一観点にかか
るガス飽和プロセスの一例のフロー図を参照して本発明
を説明する。
【0020】キャリアガスを、キャリアガス源102か
らライン104を通して揮発性の液体化学物質を含む飽
和槽またはバブラー106に供給する。キャリアガスを
飽和槽中で、液体化学物質を通してバブリングし、所望
の濃度の飽和ガスを形成する。キャリアガス源102
は、例えばガスシリンダーあるいはバルク貯蔵容器であ
り得る。
【0021】使用される特定のキャリアガス及び液体化
学物質は、形成された飽和ガスの最終的な用途に依存す
る。通常、キャリアガスは、水素(H2)またはヘリウ
ム(He)、アルゴン(Ar)、または窒素(N2)等
の不活性ガスである。他の反応性または非反応性ガスも
またあり得る。
【0022】本発明に使用される液体化学物質は、十分
な揮発性を有し、これを通してバブリングされるキャリ
アガスは、化学物質蒸気により、周囲以下の温度および
濃度で飽和になり得、その用途を商業的に利用可能にす
る。本発明に使用し得る、半導体製造産業で用いられる
通常の液体化学物質は、これに限定するものではない
が、シラン(SiH4)、ジクロロシラン(SiH2Cl
2)、トリクロロシラン(SiHCl3)、アンモニア
(NH4)、三塩化ホウ素(BCl3)、塩素(C
2)、塩化水素(HCl)、弗化水素(HF)、及び
三弗化塩素(ClF3)を含む。本発明は、他の液体化
学物質に容易に適用され得る。
【0023】飽和ガスを半導体装置の製造に使用する場
合、キャリアガス及び液体化学物質は、形成される装置
に適合する純度を有するべきである。好ましくは、キャ
リアガス及び液体化学物質は、超高純度を有する。
【0024】連続的に液体化学物質を飽和槽106に導
入できる液体供給システムを設ける。1またはそれ以上
の液体収容器108、110は、液体化学物質の供給を
貯蔵する。収容器の材料は、腐食を防ぎ、化学物質の汚
染を回避するために、液体化学物質に適合されるべきで
ある。316Lステンレス鋼等のステンレス鋼は、この
目的のために使用され得る。
【0025】液体収容器108,110は、管とバルブ
のシステムで接続され、液体化学物質を飽和槽106に
導入させる。システムを通して液体化学物質を移動する
ために使用される管は、好ましくは、ステンレス鋼でラ
イニングされたテフロンで構成される柔軟なホースであ
る。収容器108,110は、単一のライン112に集
まる個々のラインによって、飽和槽に接続され得る。任
意に、1またはそれ以上の追加の飽和槽に、分岐ライン
112',112"を介して、液体化学物質が供給され
る。
【0026】液体収容器108,110は、好ましく
は、その液体表面が例えば、ライン114,116を通
して、不活性ガスで加圧させられるように構成され、こ
れにより、液体を浸漬管118,120に上げさせ、バ
ルブ/管システムを通して飽和槽に入れる。例えばポン
プを用いた他のフロー構成が当該技術に知られており、
任意に使用され得る。
【0027】複数の液体収容器108,110を用いる
ことによって、液体化学物質の連続システムは、飽和槽
106に供給され得る。第1の液体収容器108からの
供給は、その中の液体化学物質を使い果たすまで、もし
くは所定の残量の液体が収容器108中に残るまで続け
られる。各収容器中の液体レベルは、好ましくは、閉塞
バルブV1,V2の手動動作用に設けられたアラームシ
ステム、あるいは閉塞バルブV1,V2の動作を自動制
御するコントローラへのフィードバックに接続された低
レベルセンサーによって検出される。
【0028】第1の液体収容器108を使用するとき、
バルブV1を開放位に、バルブV2を閉塞位にする。第
1の収容器中で最低液体レベルが検出されるとすぐに、
閉塞するバルブV1によって、そこからのフローを停止
し、バルブV2を開放して、第2の新しい収容器110か
らの供給を始める。その後、第1の収容器をプロセスを途
絶することなく、収容器全体を交換する。化学物質の消耗
と新しい収容器への切り替えをこのようにして続けるこ
とができるので、化学物質を飽和槽へ、途絶することな
く連続して供給させることができる。
【0029】図2において、飽和槽106は、液体化学
物質を含み、かつ種々の流体を導入し、除去するための
接続を有する容器である。飽和槽の大きさは、それによ
って供給されるプロセスツールの数及びそのツールの要
求するものに依存する。他の大きさのツールを容易に使
用し得るけれども、通常、飽和槽は、11.4ないし1
51.4リットル(3ないし40ガロン)好ましくは約
55.8ないし94.6リットル(15ないし25ガロ
ン)の液体貯蔵容量を有する。本発明の実例的観点によ
れば、飽和槽は、約75.7リットル(20ガロン)の
液体貯蔵許容量を有する。
【0030】飽和槽の種々の接続は、好ましくはその上
部に位置する。第1の接続122は、飽和槽の上部を通
って貫通し、かつ容器の底部近傍まで伸びる管に接続さ
れた手動バルブV3を含む。好ましくは、この管は、容
器底部の数インチ以内まで延びる。
【0031】第2の接続124は、キャリアガスを飽和
槽に導入するキャリアガス供給部102に管によって接
続される。第2の接続124は、飽和槽の頂部を通って
貫通する管に接続された手動バルブV4を含む。第2の
接続124の管の端部は、これを通してキャリアガスを
流し、液体化学物質中に放出する孔を有するガス放出構
造126に接続されている。好ましくは、放出構造12
6は、複数の焼結金属管を含み、飽和槽の底部またはそ
の近傍に配置される。ガス放出構造は、液体化学物質中
に細かい泡を作らせて、キャリアガスと液体化学物質と
の間を密着させる。
【0032】図3Aと図3Bは、ガス放出構造として使
用され得るスパージャアセンブリの平面図を例示する。
これに限定するものではないが、図3は、5つの焼結金
属管128を有するスパージャアセンブリを示す。本発
明の好ましい観点によれば、図3Bに示すように、ヒー
ター壁132(後述する)中のヒーター130を飽和槽
の中心軸に沿って配置する。この場合、中心軸には、金
属管が存在しない。
【0033】キャリアガスを液体化学物質中に導入する
と、泡が液体化学物質を通って上昇し、最終的に化学物
質蒸気で飽和される。飽和された蒸気を、手動バルブV
5及び接続されているが通常飽和槽まで延びていない管
を含む第3の接続134を通して飽和槽から除去する。
この管の直径は、化学物質蒸気の濃縮を回避するため、
加圧滴下を最低限にするように設定される。
【0034】第3の接続134はさらに高圧状態の場合
に飽和槽を保護する圧力開放アセンブリ136を設けら
れ得る。圧力開放アセンブリは、設備から飽和槽を除去
することなく優先的に供給され得る。
【0035】飽和槽内の飽和蒸気を配管138を通して
使用点例えば1またはそれ以上の半導体製造ツールに導
入する。配管は、この目的で、下流を複数の分岐ライン
140,142,及び144に分割する。分岐ラインの1
つは、飽和されたガス生成物を実証するために、任意
に、分析ツール例えば濃度検出器に接続される。
【0036】飽和槽は、好ましくは、容器に供給が行な
われるときに、残留するあらゆる液体化学物質を容器か
ら除去させる第4の接続146を含む。第4の接続14
6は、飽和槽の頂部を通って貫通され、容器の底部に延
びる配管に接続された手動バルブV6を含む。液体は、
不活性ガス供給源に接続されたブローダウンラインの使
用により飽和槽の上部空間を加圧することで、あるいは
第3の接続134を通して容器に戻すことにより、この
配管を通して除去される。
【0037】キャリアガスと液体化学物質との間の実質
的に一定の気/液接触時間を確保するために、飽和槽中
の液体化学物質を実質的に一定レベルに維持することは
重要である。液体レベルは、種々の手段によって制御さ
れ得る。本発明の例示的観点によれば、飽和槽中の液体
含有量は、好ましくは飽和槽の量または重量を検出する
ことによって制御し得る。この目的で、量または重量ス
ケール148は飽和槽の下方に配置し、容器の利用また
は重量を連続的に測定し得る。スケール148からの信
号を、重量測定に基づいて液体供給システムの動作を制
御するコントローラ150に送る。コントローラ150
は、飽和槽中に導入され、その中で、一定の液体レベル
を維持する液体の流れを連続的に制御するバルブ152
に信号を送る。
【0038】結果スケール148不調の追加の安全チェ
ックとして、例えば、飽和槽中の高及び/または低レベ
ルを測定するためのフロートスイッチ等の液体レベル検
出器を取り付けることができる。これらの検出器は、ア
ラームシステムに接続され、あらゆる異常状態の運転に
待機し得る。
【0039】液体レベルを検出及び観察し、液体化学物
質中のキャリアガスを分散させるために、覗きガラスア
センブリ150を容器中に設けることができる。
【0040】覗きガラスアセンブリは、もれの試験であ
るため、液体化学物質の漏出及び汚染を回避することが
できる。
【0041】覗きガラスは、好ましくはOリングでシー
ルされた石英レンズで構成される。
【0042】飽和ガス中での化学物質蒸気の凝縮を防止
するために、飽和槽中の液体化学物質は周囲の温度より
も低い所望の温度に冷却される。温度設定点は、蒸気圧
のような液体化学物質の特徴に依存するであろう。飽和
槽と使用箇所との間のガスライン中の温度が容器中の液
体化学物質の温度以上である限り、凝縮は起こらないで
あろう。
【0043】2つのシステムが、飽和槽中の液体化学物
質の温度を所望の値に正確に制御するのに用いられる。
第1のシステムは、液体化学物質が制御された方法で冷
却されるのを可能とする。飽和槽と熱交換接触する外部
冷却ユニット154が提供される。外部冷却ユニット
は、好ましくは、飽和槽の周りの冷却ジャケット、その
中を例えば流体循環ポンプ156により冷却された熱交
換流体が循環する、の形態をとる。好適な熱交換流体は
本技術分野において公知であり、例えばエチレングリコ
ールを含む。
【0044】熱交換流体を厳密な温度に保つために、流
体は凝縮器158中を通過し、その中でそれは冷却能力
(duty)を提供する循環冷媒(refrigerant)との熱交
換接触に供される。冷媒は、冷蔵(refrigeration)ル
ープの一部を形成し、それはまた冷蔵ループのライン1
64中の暖められた冷媒を冷却するための精密深冷器1
60及びコントローラ162を含む。新たに冷却された
深冷器160からの冷媒は、冷蔵ループのライン162
を経由して凝縮器へと導入される。好適な深冷器及びコ
ントローラは、例えば、一体化されたコントローラを有
するモデルCFT−33深冷器としてNeslab I
nstruments社から市販されている。
【0045】熱交換流体の温度制御は、公知の方法によ
り達成され得る。例えば、熱交換流体の温度は、凝縮器
引出ライン163中の温度センサT1で測定され、提供
される冷却能力を調節することが可能な深冷器コントロ
ーラ162にフィードバックされ得る。
【0046】複数の飽和槽が使用される場合、付加的な
冷却システムがそれぞれの飽和槽に提供され得る。その
代わりに、図1に示すように、同一の冷却システムが複
数の飽和槽106’、106”に尽くし得る。
【0047】しかしながら、上述した冷却システムは、
それだけで温度を完全に制御するには不十分である。飽
和プロセスの間、液体化学物質の蒸気への転化は液体か
らの付加的な熱の除去をもたらし、その正味の効果は冷
却液(coolant)の制御温度よりも低い温度への降下で
ある。深冷器ユニットは冷却能力を提供するだけである
ので、この付加的な熱の除去は冷却システムだけによっ
ては補償され得ない。
【0048】それゆえに、液体化学物質を加熱して液体
化学物質の気化プロセスの間に除去された熱を補償する
ヒータ130を提供することが望ましい。ヒータ130
を収容するために、ヒータウェル(well)132が飽和
槽中に提供される。ヒータ130は液体化学物質を加熱
し、必要である場合は、上述した冷却システムとともに
液体化学物質を所望の温度に保つ。ヒータは、他のヒー
タタイプも用いられ得るが、好ましくは抵抗タイプの加
熱素子を含む。
【0049】本発明の例示的な側面によると、加熱素子
は、飽和槽の底から垂直に伸び液体化学物質を貫通する
ウェル132の中に含まれる。ウェルは、ステンレス鋼
から構成されることができ、好ましくは円筒形の形状で
ある。ヒータは、好ましくは、容器の底部中心から液面
の半分よりも高い高さまで、より好ましくは液面の4分
の3よりも高い高さまで、及び最も好ましくは液面と等
しい高さまで達する。これは、液体化学物質との十分な
熱交換を考慮し、比較的速い様式で温度変動を補償す
る。ヒータは一般に冷却ユニットと同一の広がりを有す
るので、液体化学物質中の軸方向の温度変動は有利に避
けられ得る。
【0050】加熱素子と液体化学物質との間のより大き
な熱交換を達成するために、ヒータウェル中の空気以外
の及びヒータと接する高温熱交換流体が有益であること
が見出されている。熱交換流体は、好ましくは鉱油のよ
うなオイルである。鉱油は、典型的には約54.4℃
(130°F)から約71.1℃(160°F)までの
範囲の温度に達し得る。
【0051】飽和槽中の液体化学物質の温度は、飽和槽
のポートのサーモウェル166中に配置された温度セン
サ165でモニタされ得る。サーモウェル166は、容
器の液体領域中へと伸び、正確な温度の読みを提供す
る。温度センサ165はコントローラ168に信号を送
り、それはその結果としてヒータ130に制御信号を送
り、その運転を制御する。ヒータ130は、コントロー
ラ168から受ける信号に応じて電源を入れる或いは消
され、一定の液温を保つ。
【0052】本発明の他の特徴は、飽和槽へと入るキャ
リアガスの圧力制御にある。キャリアガスの圧力及び飽
和ガス混合物のそれは、キャリアガスライン104中の
及び飽和ガスライン138中の圧力変換器のような圧力
センサP1、P2によりそれぞれモニタされる。これら
センサからの信号は圧力コントローラ170へと送ら
れ、それは、例えばカスケードアルゴリズムに基づい
て、キャリアガスライン上の圧力調整器172を制御
し、飽和槽中へと入るキャリアガスの圧力を調節する。
他の制御機構が代わりに使用され得る。例えば、調整器
は、飽和ガスライン138上の1つの圧力センサからの
信号に基づいて制御され得る。コントローラ170は、
好ましくは、空気圧で操作される調整器と接続された電
子式圧力コントローラであって、手動で操作される機械
式圧力調整器とは異なり、これは圧力変動に対して迅速
な応答を提供するので圧力設定点からのずれを最少化す
る。好適なコントローラは、例えばTescom社から
モデルER 3000U電空PIDコントローラとして
慣例的に入手可能である。
【0053】飽和槽は、好ましくは、フレキシブルなホ
ースでバルブパネルと接続され、それは管状材料、バル
ブ、感圧部、及び集中型の及び容易なシステムの操作を
考慮する他の構成部品を含む。バルブパネルで制御され
得る操作は、例えば、飽和槽への液体の添加、キャリア
ガス及び飽和ガス圧のモニタリング並びに制御、飽和ガ
スの流量制御、及び補修(servicing)のためのシステ
ムのガス抜き及び浄化を含む。
【0054】上述のように、1つの飽和槽が、バルブ及
び分配システムにより複数の加工ツールに接続されるこ
とができ、それぞれのツールのための飽和ガス源として
役立つ。このような場合、管状材料及び飽和システムの
構成部品は、飽和槽から加工ツールへの圧力効果を最少
化するように選択され且つ合わせてつくられるべきであ
る。
【0055】本発明とともに使用され得る典型的な半導
体加工ツールは、例えば、化学気相成長、拡散、及び酸
化システムを含む。本発明の例示的な側面によると、飽
和蒸気はエピタキシャルリアクタ中に導入される。エピ
タキシャルプロセスにおいては、水素がキャリアガスと
して用いられ、トリクロロシランが液体化学物質として
用いられ得る。そのようなプロセスにおいて、ヒータウ
ェル132中の鉱油は、好ましくは約65.6℃(15
0°F)に、水素キャリアガスの圧力は約2.05×1
5から2.74×105Paまで(15から25psi
gまで)の圧力に、より好ましくは約2.25×105
から2.53×105Paまで(18から22psig
まで)に保たれる。これら状況下、トリクロロシランは
約15.6℃(60°F)で気化する。周囲の室温が約
22.2℃(72°F)であるので、飽和槽の下流の半
導体加工ツールへと導くライン中における蒸気の凝縮は
避けられ得る。
【0056】図4は本発明の他の側面を示し、それは、
液体化学物質からのキャリアガスフリーのガスの制御さ
れた送出のためのシステム及び方法である。図1と同じ
番号により参照される機構の記述は、本態様においても
適用される。
【0057】本態様はキャリアガスフリーであるので、
液体保持容器からライン138を通って取り出されるガ
スは、100%液体化学物質からの蒸気である。ガス飽
和システムを参照しながら上述した飽和槽の代わりに、
液体化学物質蒸発容器174が用いられる。蒸発容器1
74は、上述したキャリアガスのための第2の接続及び
ガス分散手段が存在しない点で上述した飽和槽と異な
る。温度制御システムは、加熱及び冷却システムを会し
て容器中で一定の温度を保ち、それにより液体の上方の
ヘッドスペースにおける蒸気圧を安定させる。
【0058】蒸気は、好ましくは、蒸発容器の出口側の
ミスト分離器176を通過し、蒸発容器からの蒸気流の
単相流を確実にする。好ましくは、ミスト分離器は、他
の装置も当業者に公知であるが、化学物質蒸気が通り抜
ける焼結金属エレメントである。
【0059】生成物蒸気の送出圧力を繊細に調整するた
めに、ヘッドスペースからの生成物蒸気の圧力が、圧力
調整器180を制御する圧力コントローラ178へのフ
ィードバックとともに、引出ライン138中の圧力セン
サP3によりモニタ及び制御される。コントローラ17
8は、好ましくは、空気圧により操作される調整器18
0に接続された電子式圧力コントローラである。
【0060】本発明は、その特定の態様を参照しながら
詳述されたが、請求の範囲から逸脱することなく様々な
変更及び修飾がなされ得て等価物が用いられることは当
業者には明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一側面に係るガス飽和の例示的なプロ
セスフローダイアグラム。
【図2】本発明の一側面に係る飽和槽を示す図。
【図3】(a)及び(b)は、本発明の一側面に係る液
体化学物質中へのキャリアガスのバブリングのための例
示的なスパージャアセンブリを示す平面図。
【図4】本発明の他の側面に係る気化された化学物質の
制御された送出についての例示的なプロセスフローダイ
アグラム。
【符号の説明】
106…飽和槽 126…ガス放出構造 128…焼結金属管 154…外部冷却ユニット 150…コントローラ 130…ヒーター 165…温度センサ 168…コントローラ 170…圧力コントローラ P1,P2…圧力センサ 172…圧力調整器

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)液体化学物質およびキャリアガスを
    受けるように接続された飽和槽、 (b)キャリアガスを液体化学物質に吹き付けるため
    の、飽和槽内のガススパージャー、 (c)飽和槽内の液体化学物質を実質的に一定のレベル
    に維持する手段、 (d)(i)液体化学物質を冷却する装置、および(i
    i)液体化学物質を加熱するための、液体化学物質のレ
    ベルの高さの少なくとも半分の距離、液体中に垂直に延
    びる飽和槽内のヒーターを含む、飽和槽内の液体化学物
    質の温度を所望の値に制御する手段、および飽和したガ
    スの圧力を所望の値に制御する手段を具備することを特
    徴とする、液体化学物質からの蒸気でガスを飽和させる
    ための装置。
  2. 【請求項2】前記ヒーターは、液状熱伝達流体により囲
    まれた加熱要素を備え、前記加熱要素および液状熱伝達
    流体は、液体化学物質から分離されていることを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記熱伝達流体は、鉱油であることを特徴
    とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記冷却装置は、その中を循環する液状冷
    却流体を有する飽和槽の周囲に冷却ジャケットを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記飽和槽内の液体化学物質のレベルを維
    持する手段は、飽和槽の下に配置された重量または質量
    計量器、およびこの重量または質量計量器に基づき、飽
    和槽への液体化学物質の流量を制御するためのコントロ
    ーラを備えていることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】(a)液体化学物質およびキャリアガスを
    飽和槽に導入する―前記キャリアガスは、前記液体化学
    物質に吹き付けられ、液体化学物質からの蒸気で飽和さ
    れたガスを形成する―工程、 (b)飽和槽内の液体化学物質を実質的に一定のレベル
    に維持する工程、 (c)前記液体化学物質を所望の値に冷却し、必要に応
    じて温度調整するため、液体化学物質のレベルの高さの
    少なくとも半分の距離、液体中に垂直に延びる飽和槽内
    のヒーターにより、前記液体化学物質に熱を加えること
    により、前記飽和槽内の液体化学物質の温度を所望の周
    囲温度以下に制御する工程、および (d)飽和したガスの圧力を所望の値に制御する工程を
    具備することを特徴とする、液体化学物質からの蒸気で
    ガスを飽和させる方法。
  7. 【請求項7】前記ヒーターは、液状熱伝達流体により囲
    まれた加熱要素を備え、前記加熱要素および液状熱伝達
    流体は、液体化学物質から分離されていることを特徴と
    する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記熱伝達流体は、鉱油であることを特徴
    とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記冷却装置は、その中を循環する液状冷
    却流体を有する飽和槽の周囲に冷却ジャケットを備えて
    いることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記飽和槽内の液体化学物質のレベルを
    維持する手段は、飽和槽の下に配置された重量または質
    量計量器、およびこの重量または質量計量器に基づき、
    飽和槽への液体化学物質の流量を制御するためのコント
    ローラを備えていることを特徴とする請求項6に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】(a)キャリアガスのない、液体化学物
    質を受けるように接続された蒸発槽、 (b)蒸発槽内の液体化学物質を実質的に一定のレベル
    に維持する手段、および (c)(i)液体化学物質を冷却する装置、および(i
    i)液体化学物質を加熱するための蒸発槽内のヒーター
    を含む、蒸発槽内の液体化学物質の温度を所望の値に制
    御する手段を具備することを特徴とする、液体化学物質
    の制御された蒸発のための装置。
  12. 【請求項12】前記ヒーターは、液状熱伝達流体により
    囲まれた加熱要素を備え、前記加熱要素および液状熱伝
    達流体は、液体化学物質から分離されていることを特徴
    とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記ヒーターは、液体化学物質のレベル
    の高さの少なくとも半分の距離、液体中に垂直に延びて
    いることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記冷却装置は、その中を循環する液状
    冷却流体を有する飽和槽の周囲に冷却ジャケットを備え
    ていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記蒸発槽内の液体化学物質のレベルを
    維持する手段は、蒸発槽の下に配置された重量または質
    量計量器、およびこの重量または質量計量器に基づき、
    蒸発槽への液体化学物質の流量を制御するためのコント
    ローラを備えていることを特徴とする請求項11に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】(a)液体化学物質を蒸発槽に導入する
    工程、 (b)蒸発槽内の液体のレベルを実質的に一定のレベル
    に維持する工程、および (c)前記液体化学物質を所望の値に冷却し、必要に応
    じて温度調整するため、飽和槽内のヒーターにより、前
    記液体化学物質に熱を加えることにより、前記飽和槽内
    の液体化学物質の温度を所望の周囲温度以下に制御する
    工程、および (d)気化した液体化学物質流を蒸発槽から除去する工
    程を具備することを特徴とする、キャリアガスを用いな
    い、気化した液体化学物質の制御された放出方法。
  17. 【請求項17】前記ヒーターは、液状熱伝達流体により
    囲まれた加熱要素を備え、前記加熱要素および液状熱伝
    達流体は、液体化学物質から分離されていることを特徴
    とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記ヒーターは、前記飽和槽内にあっ
    て、前記液体化学物質のレベルの高さの少なくとも半分
    の距離、液体中に垂直に延びていることを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記液体化学物質の冷却工程は、前記液
    状冷却流体を前記飽和槽の周囲の冷却ジャケット中を循
    環させることからなる請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記液体化学物質のレベルを維持する工
    程は、蒸発槽の重量または質量を計量すること、および
    この重量または質量計量に基づき、蒸発槽への液体化学
    物質の流れを制御することを含むことを特徴とする請求
    項17に記載の方法。
JP11049915A 1998-02-27 1999-02-26 連続ガス飽和装置および方法 Pending JPH11317374A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7629498P 1998-02-27 1998-02-27
US076294 1999-02-18
US251744 1999-02-18
US09/251,744 US6135433A (en) 1998-02-27 1999-02-18 Continuous gas saturation system and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11317374A true JPH11317374A (ja) 1999-11-16

Family

ID=26757922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11049915A Pending JPH11317374A (ja) 1998-02-27 1999-02-26 連続ガス飽和装置および方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US6135433A (ja)
EP (1) EP0939145B1 (ja)
JP (1) JPH11317374A (ja)
KR (1) KR19990072962A (ja)
DE (1) DE69907299T2 (ja)
SG (1) SG68712A1 (ja)
TW (1) TW463206B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010540765A (ja) * 2007-09-25 2010-12-24 ピー2アイ リミテッド 蒸気運搬システム
JP5702139B2 (ja) * 2009-04-21 2015-04-15 株式会社堀場エステック 液体原料気化装置

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6311959B1 (en) * 1999-04-22 2001-11-06 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for generating controlled mixture of organic vapor and inert gas
GB9929279D0 (en) * 1999-12-11 2000-02-02 Epichem Ltd An improved method of and apparatus for the delivery of precursors in the vapour phase to a plurality of epitaxial reactor sites
JP3741253B2 (ja) * 1999-12-24 2006-02-01 富士通株式会社 薬品製造装置
US6443435B1 (en) * 2000-10-23 2002-09-03 Applied Materials, Inc. Vaporization of precursors at point of use
DE10059386A1 (de) * 2000-11-30 2002-06-13 Aixtron Ag Verfahren und Vorrichtung zur dosierten Abgabe kleiner Flüssigkeitsvolumenströme
US6761109B2 (en) 2001-03-28 2004-07-13 The Boc Group, Inc. Apparatus and method for mixing a gas and a liquid
US6863268B2 (en) * 2001-11-27 2005-03-08 Chaojiong Zhang Dew point humidifier (DPH) and related gas temperature control
US6715743B2 (en) * 2001-11-27 2004-04-06 Chaojiong Zhang Gas humidifier
US7008658B2 (en) 2002-05-29 2006-03-07 The Boc Group, Inc. Apparatus and method for providing treatment to a continuous supply of food product by impingement
US7011299B2 (en) * 2002-09-16 2006-03-14 Matheson Tri-Gas, Inc. Liquid vapor delivery system and method of maintaining a constant level of fluid therein
US6988717B2 (en) * 2003-12-15 2006-01-24 Chemflow Systems, Inc. Method and system for near saturation humidification of a gas flow
US7416170B2 (en) * 2004-09-21 2008-08-26 Jablonski Thaddeus M Carbonator with remote liquid level sensor
KR100625320B1 (ko) * 2005-03-18 2006-09-20 세메스 주식회사 기판 세정 설비의 기능수 공급 장치
KR100697691B1 (ko) * 2005-07-27 2007-03-20 삼성전자주식회사 소스 가스 공급 유닛 및 이를 갖는 화학 기상 증착 장치
US20090032982A1 (en) * 2007-07-31 2009-02-05 Air Liquide System and method for providing a gas mixture
JP2009045619A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Jong Hoo Park 集約型微細気泡発生装置
GB0718801D0 (en) * 2007-09-25 2007-11-07 P2I Ltd Vapour delivery system
GB0802687D0 (en) * 2008-02-14 2008-03-19 P2I Ltd Vapour delivery system
JP5690498B2 (ja) * 2009-03-27 2015-03-25 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. 基体上に膜を堆積する方法および気化前駆体化合物を送達する装置
WO2011047127A1 (en) 2009-10-15 2011-04-21 Minntech Corporation Room fogging disinfection system
AU2010325926B2 (en) * 2009-12-03 2014-01-09 Minntech Corporation Container and system for decontaminating a medical device with a fog
US8555809B2 (en) 2010-01-14 2013-10-15 Rohm And Haas Electronic Materials, Llc Method for constant concentration evaporation and a device using the same
US8852693B2 (en) 2011-05-19 2014-10-07 Liquipel Ip Llc Coated electronic devices and associated methods
US9017607B2 (en) 2011-05-27 2015-04-28 Medivators Inc. Decontamination system including environmental control using a decontaminating substance
DE102013103603A1 (de) * 2013-04-10 2014-10-16 Osram Opto Semiconductors Gmbh Verfahren zum Versorgen eines Prozesses mit einem angereicherten Trägergas
US9957612B2 (en) 2014-01-17 2018-05-01 Ceres Technologies, Inc. Delivery device, methods of manufacture thereof and articles comprising the same
DE102018118771B4 (de) 2018-08-02 2022-07-07 Leoni Kabel Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum reproduzierbaren Erzeugen einer Preform für die Glasfaserherstellung
JP6901153B2 (ja) * 2019-02-07 2021-07-14 株式会社高純度化学研究所 薄膜形成用金属ハロゲン化合物の固体気化供給システム。
JP6887688B2 (ja) * 2019-02-07 2021-06-16 株式会社高純度化学研究所 蒸発原料用容器、及びその蒸発原料用容器を用いた固体気化供給システム
CN110567546A (zh) * 2019-09-26 2019-12-13 张家港市江南锅炉压力容器有限公司 一种气体自饱和装置
CN111554565A (zh) * 2020-05-08 2020-08-18 四川广瑞半导体有限公司 硅8英寸大功率元器件外延片制备工艺

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3323578A (en) * 1964-12-11 1967-06-06 Gen Motors Corp Method and apparatus for controlling temperatures
US3987133A (en) * 1975-09-05 1976-10-19 Fisher Scientific Company Humidifier
US4212663A (en) * 1978-01-26 1980-07-15 Corning Glass Works Reactants delivery system for optical waveguide manufacturing
US4436674A (en) * 1981-07-30 1984-03-13 J.C. Schumacher Co. Vapor mass flow control system
FR2560064A1 (fr) * 1984-02-29 1985-08-30 Air Liquide Procede d'obtention de solutions a forte teneur en gaz dissous, solutions obtenues et installation de mise en oeuvre
DE3708967A1 (de) * 1987-03-19 1988-10-06 Merck Patent Gmbh Vorrichtung zur erzeugung eines gasgemisches nach dem saettigungsverfahren
NL9002164A (nl) * 1990-10-05 1992-05-06 Philips Nv Werkwijze voor het voorzien van een substraat van een oppervlaktelaag vanuit een damp en een inrichting voor het toepassen van een dergelijke werkwijze.
US5078922A (en) * 1990-10-22 1992-01-07 Watkins-Johnson Company Liquid source bubbler
JP3208671B2 (ja) * 1991-06-06 2001-09-17 日本酸素株式会社 気相成長方法及び装置
JP2000252269A (ja) * 1992-09-21 2000-09-14 Mitsubishi Electric Corp 液体気化装置及び液体気化方法
JPH06196415A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Kawasaki Steel Corp 気相成長用ガス供給方法及びその装置
JP2996101B2 (ja) * 1994-08-05 1999-12-27 信越半導体株式会社 液体原料ガスの供給方法および装置
JP3770409B2 (ja) * 1995-01-06 2006-04-26 東京エレクトロン株式会社 Hmds供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010540765A (ja) * 2007-09-25 2010-12-24 ピー2アイ リミテッド 蒸気運搬システム
JP5702139B2 (ja) * 2009-04-21 2015-04-15 株式会社堀場エステック 液体原料気化装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990072962A (ko) 1999-09-27
US6135433A (en) 2000-10-24
TW463206B (en) 2001-11-11
SG68712A1 (en) 1999-11-16
EP0939145B1 (en) 2003-05-02
DE69907299T2 (de) 2004-02-19
DE69907299D1 (de) 2003-06-05
EP0939145A1 (en) 1999-09-01
US6283066B1 (en) 2001-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11317374A (ja) 連続ガス飽和装置および方法
US6363728B1 (en) System and method for controlled delivery of liquefied gases from a bulk source
US4393013A (en) Vapor mass flow control system
JP6317375B2 (ja) 一定濃度の蒸発のための方法およびその方法を使用する装置
JP2996101B2 (ja) 液体原料ガスの供給方法および装置
US5673562A (en) Bulk delivery of ultra-high purity gases at high flow rates
US20040124549A1 (en) Liquid vapor delivery system and method of maintaining a constant level of fluid therein
US5644921A (en) Ultra high purity delivery system for liquefied compressed gases
KR19990029830A (ko) 사용장소까지초고순도가스를이송하기위한시스템및방법
KR20010051006A (ko) 초음파 유체 센서를 구비한 화학 제품 송출 장치
KR20070086892A (ko) 액상 전구체 리필 장치
KR20090075709A (ko) 저증기압 고순도 가스 송출 시스템
US10480071B2 (en) Continuous distillation trichlorosilane vaporization supply apparatus
EP0040540B1 (en) Chemical vapor delivery system and method for controlling the flow of vapor in a chemical vapor delivery system
TW583135B (en) Pressure vessel systems and methods for dispensing liquid chemical compositions
US6123765A (en) Continuously fed single bubbler for epitaxial deposition of silicon
US7883635B2 (en) Substrate treating apparatus and method
KR100727471B1 (ko) 유체 공급 장치 및 방법
JPH0553760B2 (ja)
CN1242248A (zh) 连续的气体饱和系统及方法
JP2009052595A (ja) 液化ガス供給装置および供給方法
JP2005217089A (ja) 半導体製造装置および半導体製造方法
WO2019143665A1 (en) Controlled vapor delivery into low pressure processes

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090220

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090616