JPH11314891A - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JPH11314891A
JPH11314891A JP12335798A JP12335798A JPH11314891A JP H11314891 A JPH11314891 A JP H11314891A JP 12335798 A JP12335798 A JP 12335798A JP 12335798 A JP12335798 A JP 12335798A JP H11314891 A JPH11314891 A JP H11314891A
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lifting
wire
lifter
counterweight
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雄一 池田
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康夫 井上
Yuutaro Omote
佑太郎 表
Yasukuni Kamimura
泰邦 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンターウエイトを用いてウインチの駆動
力を低減しつつ、リフターの揚重高さの調節を可能と
し、かつ、リフターを安定して昇降できるようにしたリ
フト装置を提供する。 【解決手段】 揚重ワイヤー34の中間部を仮設屋根架
構12に取り付けた固定シーブ38,38a間に垂下
し、この中間部をリフター32に設けた可動シーブ4
0,40aに周回して動滑車の要領で吊り下げる。リフ
ター32と並列にカウンターウエイト44を設け、これ
に揚重ワイヤー34の一端部側34aを連結し、他端部
側34bを上下貫通穴44aに相対移動自在に挿通して
地上Gに設置した揚重ウインチ36に巻回する。揚重ワ
イヤー34が上下貫通穴44aに挿通されるカウンター
ウエイト44内部に、揚重ワイヤー34をカウンターウ
エイト44にロックしまたはそのロックを解除するワイ
ヤークランプ46を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーによって
リフターが昇降自在に吊り下げられるリフト装置にあっ
て、高さが変化するワイヤーの上方支持部の当該高さ変
化に容易に追従させることができるリフト装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年ではRC構造の高層ビルの建設用仮
設足場として、全天候型の仮設屋根架構が提案されてい
る。この仮設屋根架構は、構築予定建物の形状に合わせ
てその周囲に複数本の仮設支柱を立設すると共に、各仮
設支柱間の上部に該仮設屋根架構を支持して、建物躯体
の高さが工事の進捗に伴って上昇されるに従って仮設支
柱を上方に継足しつつ仮設屋根架構を持上げることによ
り、天候に影響されることなく工事を遂行できるように
なっている。また、前記仮設屋根架構の下面には天井ク
レーンを配置して、揚重装置により揚重された資材をこ
の天井クレーンを通じて各部に搬送するようになってい
る。
【0003】かかる仮設屋根架構に用いられる揚重装置
としては、通常、メカニカルなガイド用のポストを持た
ずに資材を載置または玉掛けするリフターをワイヤーに
よって昇降するようにしたリフト装置が用いられる。こ
のリフト装置としては、例えば実開平5−40515号
公報(Int.Cl.E04G 21/16 )に開示されたものがあり、
仮設屋根架構に設けたシーブに周回させてワイヤーの中
間部分を垂下し、この垂下部分をリフターのシーブに周
回して動滑車の要領で該リフターが吊り下げられる。
【0004】ところで、このようなリフト装置にあって
は、工事の進捗によって上記仮設屋根架構が上方に持ち
上げられることに伴って、リフターによる揚重高さを増
大する必要があるが、この揚重高さ変化についてはウイ
ンチからワイヤーをその上昇高さの倍の長さ繰り出すこ
とにより、調節するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のリフト装置にあっては、ウインチから単にワイヤ
ーを繰り出すことにより仮設屋根架構の持ち上げに対応
させることができるのであるが、ウインチにはリフター
を吊り下げた際の大きな張力が直接に作用している。即
ち、動滑車の要領でリフターが吊り下げられたことによ
り、ワイヤーの一端部にはこのリフターの荷重の半分が
作用することになるが、このワイヤーの一端部に作用す
る荷重を直接ウインチで支持することになる。
【0006】このため、リフターの荷重の半分とはい
え、資材を揚重する際の荷重は著しく大きなものであ
り、このため、ウインチを駆動するモータは大トルクを
出力するものが要求される。また、近年では資材の搬送
のスピードアップ化が要求され、このことによっても上
記モータの更なる高出力化が要求される。ところが、モ
ータのコストは出力の増大に伴って二次関数的に高騰す
るため、それぞれの要求を満たすためには大幅なコスト
アップが余儀なくされる。
【0007】ところで、エレベータ等ではカウンターウ
エイトを設けてモータの出力を低減させるという技術が
従来から知られている。即ち、このカウンターウエイト
を用いた昇降方式は図10に示すように、エレベータ1
のリフターとなるケージ1aの荷重をつるべ方式でカウ
ンターウエイト2によって釣り合わせ、この釣り合わせ
た状態でカウンターウエイト2をウインチ3によって上
下させてケージ1aを昇降させるようになっている。従
って、このようにカウンターウエイト2を用いることに
より、ウインチ3を駆動するモータの出力を大幅に低減
することができる。
【0008】ここで、上記リフト装置に上記カウンター
ウエイトを用いてモータ出力を低減することが考えられ
るが、この場合は仮設屋根架構の上昇によってリフター
の揚重高さを高くしようとしても、リフターとカウンタ
ーウエイトとの距離が変化できないため、結果的に全天
候型の仮設屋根架構のリフト装置に、上記カウンターウ
エイトを設けたエレベータの技術をそのまま適用するこ
とはできない。
【0009】そこで、本発明はカウンターウエイトを用
いてウインチの駆動力を低減しつつ、リフターの揚重高
さの調節を可能とし、かつ、リフターを安定して昇降で
きるようにしたリフト装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1に示すリフト装置にあっては、上
方支持部と下方支持部との間に、揚重ワイヤーを介して
昇降自在に吊り下げられるリフターを備え、該リフター
によって吊り荷を揚重するようになったリフト装置にお
いて、揚重ウインチから繰り出されて上記上方支持部に
設けたシーブに周回された上記揚重ワイヤーを、上記リ
フターに設けたシーブに周回して該リフターを吊り下げ
るとともに、該リフターに周回させた上記揚重ワイヤー
の一端部側をカウンターウエイトに連結し、該カウンタ
ーウエイトには、上記揚重ウインチから繰り出された上
記揚重ワイヤーの他端部側を該カウンターウエイトにロ
ックしまたはそのロックを解除するワイヤークランプを
設ける。
【0011】従って、かかる構成になるリフト装置で
は、ワイヤークランプをロック状態とすることにより、
揚重ワイヤーの他端部側はカウンターウエイトに固定さ
れ、予め揚重ワイヤーの一端部側がカウンターウエイト
に連結されていることによって、揚重ワイヤーの両端部
側はカウンターウエイトに固定された状態となり、上方
支持部およびリフターのシーブを周回する揚重ワイヤー
により動滑車の要領で吊り下げられたリフターは、揚重
ワイヤーの両端部側を固定したカウンターウエイトとバ
ランスする。そして、揚重ワイヤーの他端部側は上記ワ
イヤークランプを介して該カウンターウエイトに固定さ
れた部分から更に延長された部分が揚重ウインチに巻回
されていて、該揚重ウインチで揚重ワイヤーの他端部側
を巻き取りまたは繰り出すことにより上記カウンターウ
エイトを下降または上昇させ、これに伴って上記リフタ
ーを上昇または下降することができる。このとき、上記
リフターは上記カウンターウエイトとバランスされてい
るため、揚重ウインチに作用する負荷を著しく低減する
ことができ、該揚重ウインチの駆動源に低出力用のもの
を使用できるようになる。
【0012】一方、上記リフターの昇降高さを変更する
場合には、上記ワイヤークランプのロックを解除するこ
とにより揚重ワイヤーはカウンターウエイトとの相対移
動が可能となり、該揚重ワイヤーの他端部側は揚重ウイ
ンチを正転させまたは逆転させることにより、リフター
とカウンターウエイトとの間の揚重ワイヤー長さを簡単
に伸長または短縮することができる。従って、揚重ワイ
ヤー長を伸長した場合はリフターの揚重高さを高くとる
ことができる一方、揚重ワイヤー長を短縮した場合はリ
フターの揚重高さを低くすることができる。そして、リ
フターの揚重高さを調節完了した後は上記ワイヤークラ
ンプを再度ロックすることにより、リフターとカウンタ
ーウエイトとをバランスさせて上述した通常の揚重作業
を行うことができる。
【0013】また、本発明の請求項2に示すリフト装置
にあっては、上記ワイヤークランプが、上記揚重ワイヤ
ーを巻き付けるドラムと、該ドラムの回転を阻止しある
いはその阻止を解除するドラム回転阻止手段とを備え
る。
【0014】このように、揚重ワイヤーがドラムに巻き
付けられているとともに、このドラムの回転がドラム回
転阻止手段によって阻止されたり、その阻止が解除され
るので、たとえブレーキが故障しても、揚重ワイヤーは
ドラムに巻き付けられていて、かつドラムもドラム回転
阻止手段によって回転が阻止されることとなり、これに
より当該揚重ワイヤーとカウンターウエイトとは一体を
保ちながら緩やかに相対移動をすることとなって、安全
である。
【0015】また、本発明の請求項3に示すリフト装置
にあっては、上記ドラム回転阻止手段が、上記ドラムの
回転を減速させる減速機構と、これら減速機構と該ドラ
ムとの間に介設され、回転の伝達を阻止しあるいは伝達
を可能とするメカニカルロックとを備える。
【0016】したがって、ドラムの回転を減速させる減
速機構を備えるとともに、その減速機構とドラムとの間
での回転伝達を阻止するメカニカルロックとを備えてい
るので、ドラムに対して緩やかでかつ大きな制動力を確
保することができる。
【0017】さらに、本発明の請求項4に示すリフト装
置にあっては、上記減速機構に接続されてこれを駆動す
るモータを有する。
【0018】このように、減速機構にモータを接続して
これでドラムを駆動するようにしたので、カウンターウ
エイトに対する揚重ワイヤーのロックを解除して揚重ワ
イヤーとカウンターウエイトとの位置関係を変化させる
際に、ドラムを駆動してこれに巻き付けられている揚重
ワイヤーを巻き込み、繰り出すことができ、その作業を
円滑化することができる。
【0019】また、本発明の請求項5に示すリフト装置
にあっては、上記減速機構を上記ドラムに内蔵した遊星
ギヤ機構で構成している。
【0020】したがって、減速機構を遊星ギヤ機構で構
成してドラムに内蔵したので、当該減速機構をコンパク
トにカウンターウエイト内に納めることができる。
【0021】さらにまた、本発明の請求項6に示すリフ
ト装置にあっては、上記ドラム回転阻止手段が、上記ド
ラムに巻き付けられている上記揚重ワイヤーの巻回部分
外周に配置され、当該巻回部分を押圧しまたはその押圧
を解除するローラチェーンを含む。
【0022】このように、ローラチェーンはドラムに巻
き付けられている揚重ワイヤーの巻回部分外周に配置さ
れて当該巻回部分を押圧したりその押圧を解除するよう
になっているので、それ自体揚重ワイヤーをカウンター
ウエイトにロックしたり、そのロックを解除する機能を
有するとともに、さらに揚重ワイヤーとカウンターウエ
イトとの位置関係を変化させる際の揚重ワイヤーの弛み
による乱巻きを防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図9は本発明に
かかるリフト装置の一実施形態を示し、図1はリフト装
置を設けた天井クレーンの全体構成を示す正面図、図2
はリフト装置の全体構成を概略的に示す斜視図、図3は
リフト装置の全体構成を概略的に示す正面図、図4はリ
フト装置に用いられるカウンターウエイトの要部を断面
した正面図、図5は上記カウンターウエイトの要部を断
面した側面図、図6はリフト装置に用いられるワイヤー
クランプのドラム内部を示す正面図、図7は上記ワイヤ
ークランプの側面図、図8は上記ワイヤークランプのメ
カニカルロック機構を示す正面図、図9は上記ワイヤー
クランプの内部を示す断面側面図である。
【0024】本実施形態のリフト装置は、全天候型建築
工法の仮設屋根架構に設置される天井クレーンに資材を
揚重するために用いられる場合を示し、この全天候型建
築工法では図1に示すように構築しようとする建物架構
10の上方を仮設屋根架構12で覆って、施工現場に雨
水が降り込むのを防ぐことができるようになっており、
該仮設屋根架構12は複数本の仮設支柱14によって支
持される。該仮設支柱14は建物架構10の工事の進捗
に伴って上方に継ぎ足されて、前記仮設屋根架構12を
持ち上げるようになっている。
【0025】前記仮設屋根架構12の下面には上記天井
クレーン16が設置される。天井クレーン16は仮設屋
根架構12の中央部に取付けられる搬送クレーン18
と、この搬送クレーン18の両側に位置して該搬送クレ
ーン18と平行に取付けられる建込みクレーン20,2
0aとを備える。搬送クレーン18および建込みクレー
ン20,20aは、レールに沿って走行する搬送ガーダ
22および建込みガータ24,24aを備え、これら搬
送ガータ22および建込みガーダ24,24aには、搬
送ガーダ22と建込みガーダ24,24aとを一直線状
に配置した状態で互いに乗り移り可能なホイスト26が
走行自在に取り付けられる。
【0026】前記搬送クレーン18の荷物取込み側端部
の側方にはリフト装置30が設置され、該リフト装置3
0のリフター32によって地上G部分から天井クレーン
16に資材Mが揚重される。リフター32の下面には図
2に示すように垂直移動ガーダ33が設けられ、該垂直
移動ガーダ33を上記搬送ガーダ22に一直線状に配置
することにより、両者間で上記ホイスト26の乗り移り
が可能となっている。従って、リフター32側にホイス
ト26を位置させた状態で地上Gから吊り荷としての資
材Mを吊り込み、そして、該リフター32を上記搬送ク
レーン18まで上昇し、資材Mを吊り込んだホイスト2
6を上記搬送ガーダ22に乗り移すことにより、地上G
の資材Mを天井クレーン16まで搬送することができ
る。
【0027】上記リフト装置30は、図2,図3に示す
ように上記リフター32を吊り下げて昇降するための揚
重ワイヤー34およびこの揚重ワイヤー34を巻き取る
揚重ウインチ36からなる揚重ワイヤー系Aを備える。
この揚重ワイヤー系Aはリフター32の両側に対応して
一対設けられる。
【0028】上記揚重ワイヤー34は、上方支持部とし
ての上記仮設屋根架構12に所定間隔を設けて取り付け
た対を成す固定シーブ38,38a間に中間部を周回し
て垂下する一方、この中間部を上記リフター32の両端
部に設けた可動シーブ40,40aに周回して、該リフ
ター32を動滑車の要領で吊り下げる。そして、リフタ
ー32を吊り下げた揚重ワイヤー34の両端部側34
a,34bは、一方向に横引きして上記仮設屋根架構1
2に取り付けられる副固定シーブ42,42aに周回し
て垂下する。
【0029】一方、上記リフター32の側方には適宜間
隔を設けてこれと並列にカウンターウエイト44を設
け、上記揚重ワイヤー34の一端部側34aを該カウン
ターウエイト44に連結する。また、上記揚重ワイヤー
34の他端部側34bは、上記カウンターウエイト44
に形成した上下貫通穴44aに相対移動自在に挿通した
後、下方支持部としての地上Gに設置した上記揚重ウイ
ンチ36に巻回する。該揚重ウインチ36は駆動源とし
て図外の電動モータが用いられる。
【0030】揚重ワイヤー34が上記上下貫通穴44a
に挿通されるカウンターウエイト44内部には、図4,
図5に示すように該揚重ワイヤー34をカウンターウエ
イト44にロックしまたはそのロックを解除するワイヤ
ークランプ46を設けてある。
【0031】当該ワイヤークランプ46は基本的には、
揚重ワイヤー34を巻き付けるドラム48と、このドラ
ム48の回転を阻止しあるいはその阻止を解除するドラ
ム回転阻止手段とからなっている。このドラム回転阻止
手段は、ドラム48の回転を減速させる減速機構と、こ
れら減速機構とドラム48との間に介設され、回転の伝
達を阻止しあるいは伝達を可能とするメカニカルロック
56とを備えて構成されている。本実施形態では減速機
構として、ドラム48に内蔵した遊星ギヤ機構52が採
用されている。また減速機構である遊星ギヤ機構52に
は、これを駆動するためのモータ54が接続されてい
る。さらに本実施形態では、ドラム回転阻止手段とし
て、ドラム48に巻き付けられている揚重ワイヤー34
の巻回部分外周に配置され、当該巻回部分を押圧しまた
はその押圧を解除するローラチェーン50が含まれる。
【0032】具体的には該ワイヤークランプ46は、図
6〜図9にも示すように揚重ワイヤー34を巻き付ける
ドラム48と、揚重ワイヤー34を該ドラム48から繰
り出す際に該揚重ワイヤー34にブレーキをかけるロー
ラチェーン50と、ドラム48内に設けられる遊星ギア
機構52と、該遊星ギア機構52の入力軸60に直結さ
れる電動モータ54と、上記ドラム48の回転を手動で
固定し、あるいはその固定を解除するメカニカルロック
56とを備えて構成される。
【0033】上記ドラム48は、所定の肉厚をもって筒
状に形成されたその外周に、上記揚重ワイヤー34が複
数回巻回される(少なくとも1回以上巻回すればよ
い)。上記ローラチェーン50は、図6に示すように複
数のローラ50aをそれぞれ回動可能な連結板50bを
介して回転自在に連結して構成され、上記ドラム48の
外周を略半周程度周回する長さを備える。該ローラチェ
ーン50は、一端部のピン50cがケーシング58に枢
着されるとともに、他端部のピン50dは図外のシリン
ダー装置などの張力付加機構に連結される。そして、ロ
ーラチェーン50は図7に示すように上記揚重ワイヤー
34の巻回数に対応した数が設けられ、揚重ワイヤー3
4の各巻回部分外周に配置される。
【0034】上記遊星ギア機構52は、上記ドラム48
の中心に配置されるサンギア52aと、該ドラム48の
内周に形成されるリングギア52bと、これらサンギア
52aとリングギア52bに跨って噛合されるピニオン
ギア52cとで構成され、ピニオンギア52cは対向し
て一対設けられる。サンギア52aの中心軸上に入力軸
60が結合され、この入力軸60に直結される上記電動
モータ54はケーシング58側に支持され、電動モータ
54の出力回転は上記遊星ギア機構52を介して高い減
速比(本実施形態では100:1程度)をもってドラム
48を低速回転するようになっている。
【0035】上記メカニカルロック56は、図6に示し
たように上記ピニオンギア52cのそれぞれの両側部分
に計4個のロックギア62が配置され、このロックギア
62がピニオンギア52cに噛合されることによりドラ
ム48の回転をロックする一方、噛合を解除することに
よりドラム48の回転が許容されるようになっている。
上記ロックギア62は、図9に示すようにスプリング6
2aによって突出方向に付勢される出没ロッド62bに
一体に結合され、この出没ロッド62bがハンドル64
およびカム機構66を介して出没されることにより、ロ
ックギア62とピニオンギア52cとが噛合されたり、
その噛合が解除される。上記出没ロッド62bは上記ド
ラム48の両端部を閉止する端板48a,48bに摺動
自在に支持されるが、この摺動部分において回転が阻止
される。
【0036】上記カム機構66は、図8にも示すように
上記ハンドル64によって回転される入力ベベルギア6
6aと、この入力ベベルギア66aに対向位置で噛合さ
れる一対の出力ベベルギア66bと、これら出力ベベル
ギア66bと一体に回転する大ピニオンギア66cおよ
びこれに噛合する小ピニオンギア66dを介して回転す
る一対のカムシャフト66eと、これらカムシャフト6
6eの両端部に固定される計4個のカム66fとを備え
る。これらカム66fは上記出没ロッド62b位置にそ
れぞれ対応して配置されるとともに、それぞれのカム6
6fは互いに対向するものどうしが90゜の位相角を持
った関係にある。そして、各カム66fはそれぞれ対応
する出没ロッド62bを、スプリング62aの付勢力と
のバランスで所定位置に保持するようになっている。こ
のとき、各出没ロッド62bは上記カム66fの位相角
が異なることにより、隣接する出没ロッド62bどうし
は出没関係が互いに逆となる。また、上記出没ロッド6
2bの近傍には、ロックギア62がピニオンギア52c
に噛合された状態で、それ以上の移動を阻止するストッ
パーピン68が設けられる。
【0037】上述したワイヤークランプ46によれば、
揚重ワイヤー34を巻き付けているドラム48の回転が
遊星ギヤ機構52に対するメカニカルロック56のロッ
クで阻止されるので、たとえブレーキが故障しても、揚
重ワイヤー34はドラム48に巻き付けられていて、か
つドラム48もその回転が阻止されることにより、当該
揚重ワイヤー34とカウンターウエイト44とは一体を
保ちながら緩やかに相対移動をすることとなって、安全
である。また、これら遊星ギヤ機構52とメカニカルロ
ック56との組み合わせにより、ドラム48に対して緩
やかでかつ大きな制動力を確保することができる。
【0038】他方、遊星ギヤ機構52に電動モータ54
を接続してこれでドラム48を駆動するようにしたの
で、カウンターウエイト44に対する揚重ワイヤー34
のロックを解除して揚重ワイヤー34とカウンターウエ
イト44との位置関係を変化させる際に、当該電動モー
タ54でドラム48を駆動してこれに巻き付けられてい
る揚重ワイヤー34を巻き込み、繰り出すことができ、
その作業を円滑化することができる。また、遊星ギヤ機
構52をドラム48に内蔵したので、コンパクトにカウ
ンターウエイト44内に納めることができる。
【0039】さらに、ローラチェーン50がドラム48
に巻き付けられている揚重ワイヤー34の巻回部分外周
に配置されて当該巻回部分を押圧したりその押圧を解除
するようになっているので、それ自体揚重ワイヤー34
をカウンターウエイト44にロックしたり、そのロック
を解除する機能を有するとともに、さらに揚重ワイヤー
34とカウンターウエイト44との位置関係を変化させ
る際の揚重ワイヤー34の弛みによる乱巻きを防止する
ことができる。
【0040】以上の構成により本実施形態のリフト装置
30にあっては、リフター32を昇降する通常の揚重作
業では、カウンターウエイト44に設けたワイヤークラ
ンプ46をロック状態とする。即ち、図9はワイヤーク
ランプ46のロック解除状態を示すが、この状態からメ
カニカルロック56のハンドル64を回転することによ
りカム機構66のカム66fが回転し、突出状態にある
出没ロッド62bは押し込まれる一方、押し込み状態に
ある出没ロッド62bは突出して、ロックギア62を遊
星ギア機構52のピニオンギア52cに噛合することが
できる。従って、ロックギア62が噛合されることによ
り該ピニオンギア52cは回転が阻止されるため、遊星
ギア機構52がロック状態となってドラム48は固定さ
れる。そしてまた、ドラム48に巻き付けられた揚重ワ
イヤー34は、ローラチェーン50による押圧力によっ
てドラム48外周に圧着され、このようにしてワイヤー
クランプ46を介してカウンターウエイト44に固定さ
れることになる。
【0041】従って、このようにワイヤークランプ46
のロックにより揚重ワイヤー34はカウンターウエイト
44に対して固定され、この状態でリフター32とカウ
ンターウエイト44とがバランスする。そして、このバ
ランス状態で揚重ウインチ36によって上記カウンター
ウエイト44から更に延長される揚重ワイヤー34の他
端部側34bを巻き取りまたは繰り出すことにより、カ
ウンターウエイト44を下降または上昇させ、これに伴
って上記リフター32を上昇または下降することができ
る。このとき、上述したようにリフター32とカウンタ
ーウエイト44とがバランスするため、該カウンターウ
エイト44から揚重ウインチ36側に延長される揚重ワ
イヤー34の他端部側34bに作用する荷重が著しく小
さくなる。このため、上記揚重ウインチ36に作用する
負荷は著しく低減され、該揚重ウインチ36の駆動源と
して用いた電動モータに低出力のものを使用できるよう
になり、コストを大幅に削減することができる。
【0042】一方、工事の進捗に伴って仮設支柱14を
継ぎ足して仮設屋根架構12を持ち上げる時には、当然
の如く天井クレーン16も上昇するため、リフター32
の昇降高さを高くする必要がある。このようにリフター
32の昇降高さを変化させる場合には、上記ワイヤーク
ランプ46のロックを解除して揚重ワイヤー34をカウ
ンターウエイト44から繰り出すことになる。即ち、ワ
イヤークランプ46のロック解除は、メカニカルロック
56のハンドル64を上記ロックの場合とは逆に回転す
ることにより、カム66fが逆方向に回転して出没ロッ
ド62bを介してロックギア62がピニオンギア52c
から離脱し、遊星ギア機構52のロック状態が解除され
るとともに、ローラチェーン50による強い押圧を解除
する。
【0043】このように、ワイヤークランプ46のロッ
クを解除する作業に先立っては、リフター32を持ち上
げようとする上記仮設屋根架構12に固定する一方、カ
ウンターウエイト44を地上Gに固定する。そして、仮
設屋根架構12の持ち上げに伴ってワイヤークランプ4
6の電動モータ54を回転することにより、遊星ギア機
構52を介して大きく減速されてドラム48は低速回転
する。また、これと同時に揚重ウインチ36から揚重ワ
イヤー34を繰り出すことにより、該揚重ワイヤー34
はワイヤークランプ46から徐々に繰り出されて、カウ
ンターウエイト44とリフター32との間の揚重ワイヤ
ー34を長くする。このとき、ローラチェーン50を、
揚重ワイヤー34がドラム48に巻き取られた部分の外
側に軽く押し付けておくようにする。
【0044】従って、上記揚重ワイヤー34がワイヤー
クランプ46から繰り出される際、上記ローラチェーン
50の軽い押圧力が作用することにより、該ローラチェ
ーン50と揚重ワイヤー34との間に摩擦力が発生さ
れ、これによって揚重ワイヤー34は制動されつつ繰り
出されることになる。このため、上記ドラム48自体が
低速回転することと相俟って、揚重ワイヤー34の緩み
を防止してドラム48からほどけるのを防止することが
できる。また、上記ローラチェーン50は揚重ワイヤー
34がドラム48に巻き取られた部分のガイドの役目を
果たすこともできる。
【0045】また、上記カウンターウエイト44は、図
1に示したように仮設支柱14の1つの傍らにカウンタ
ーウエイト用の補助ポスト70を設け、この補助ポスト
70によってカウンターウエイト44を覆うようにする
ことが望ましい。補助ポスト70は、上記仮設支柱14
と高さを等しくし、この仮設支柱14にブラケットを介
してボルト結合するようにし、また該補助ポスト70の
継ぎ足しは仮設屋根架構12上側に設置される図外のジ
ブクレーンを利用することができる。
【0046】ところで、本実施形態ではワイヤークラン
プ46に遊星ギア機構52を設けてドラム48を低速回
転し、もって揚重ワイヤー34の繰り出しを緩徐に行う
場合を開示したが、これに限ることなく揚重ワイヤー3
4の所要の張力を確保する他の手段を設けるとともに、
揚重ワイヤー34の他端部側34bをカウンターウエイ
ト44に固定し、あるいはその固定を解除できる構造を
備えればよい。また、本実施形態のリフト装置10に
は、リフター32を昇降するための揚重ワイヤー34に
よる揚重ワイヤー系Aに加えて、リフター32の昇降を
専らガイドするためのスタビライザワイヤー系を設ける
ことが望ましい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示したリフト装置にあっては、リフターとバランスする
カウンターウエイトに揚重ワイヤーの一端部側を結合す
るとともに、該揚重ワイヤーの他端部側をカウンターウ
エイトに相対移動自在に配置して揚重ウインチに巻回
し、この揚重ワイヤーの他端部側とカウンターウエイト
との間にワイヤークランプを設けたので、該ワイヤーク
ランプをロック状態とすることにより、揚重ワイヤーの
他端部側をカウンターウエイトに固定してリフターとカ
ウンターウエイトとをバランスさせることができるた
め、上記揚重ウインチに作用する付加を著しく低減する
ことができる。一方、上記ワイヤークランプのロックを
解除することにより揚重ワイヤーの繰り出しを許容でき
るため、リフターとカウンターウエイトとの間の揚重ワ
イヤー長さを簡単に調節することができ、リフターの揚
重高さを簡単に変化させることができる。従って、上方
支持部と下方支持部との間の距離が変化されるリフト装
置に適用して、経済性を含めてその効果を著しく大きく
することができる。
【0048】また、本発明の請求項2に示したリフト装
置にあっては、揚重ワイヤーがドラムに巻き付けられて
いるとともに、このドラムの回転がドラム回転阻止手段
によって阻止されたり、その阻止が解除されるので、た
とえブレーキが故障しても、揚重ワイヤーはドラムに巻
き付けられていて、かつドラムもドラム回転阻止手段に
よって回転が阻止されることとなり、これにより当該揚
重ワイヤーとカウンターウエイトとは一体を保ちながら
緩やかに相対移動をすることとなって、安全である。
【0049】また、本発明の請求項3に示したリフト装
置にあっては、ドラムの回転を減速させる減速機構を備
えるとともに、その減速機構とドラムとの間での回転伝
達を阻止するメカニカルロックとを備えているので、ド
ラムに対して緩やかでかつ大きな制動力を確保すること
ができる。
【0050】さらに、本発明の請求項4に示したリフト
装置にあっては、減速機構にモータを接続してこれでド
ラムを駆動するようにしたので、カウンターウエイトに
対する揚重ワイヤーのロックを解除して揚重ワイヤーと
カウンターウエイトとの位置関係を変化させる際に、ド
ラムを駆動してこれに巻き付けられている揚重ワイヤー
を巻き込み、繰り出すことができ、その作業を円滑化す
ることができる。
【0051】また、本発明の請求項5に示したリフト装
置にあっては、減速機構を遊星ギヤ機構で構成してドラ
ムに内蔵したので、当該減速機構をコンパクトにカウン
ターウエイト内に納めることができる。
【0052】さらにまた、本発明の請求項6に示したリ
フト装置にあっては、ローラチェーンはドラムに巻き付
けられている揚重ワイヤーの巻回部分外周に配置されて
当該巻回部分を押圧したりその押圧を解除するようにな
っているので、それ自体揚重ワイヤーをカウンターウエ
イトにロックしたり、そのロックを解除する機能を有す
るとともに、さらに揚重ワイヤーとカウンターウエイト
との位置関係を変化させる際の揚重ワイヤーの弛みによ
る乱巻きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるリフト装置を設けた天井クレー
ンの全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明にかかるリフト装置の一実施形態の全体
構成を概略的に示す斜視図である。
【図3】図2のリフト装置の全体構成を概略的に示す正
面図である。
【図4】図2のリフト装置に用いられるカウンターウエ
イトの要部を断面した正面図である。
【図5】図4のカウンターウエイトの要部を断面した側
面図である。
【図6】図2のリフト装置に用いられるワイヤークラン
プのドラム内部を示す正面図である。
【図7】図6のワイヤークランプの側面図である。
【図8】図6のワイヤークランプのメカニカルロック機
構を示す正面図である。
【図9】図6のワイヤークランプの内部を示す断面側面
図である。
【図10】従来のリフト装置の全体構成を概略的に示す
正面図である。
【符号の説明】
10 建物架構 12 仮設屋根架構 30 リフト装置 32 リフター 34 揚重ワイヤー 36 揚重ウインチ 38,38a 固定シーブ 40,40a 可動シーブ 46 ワイヤークランプ 48 ドラム 50 ローラチェーン 52 遊星ギヤ機構 54 電動モータ 56 メカニカルロック G 地上 M 資材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 泰邦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方支持部と下方支持部との間に、揚重
    ワイヤーを介して昇降自在に吊り下げられるリフターを
    備え、該リフターによって吊り荷を揚重するようになっ
    たリフト装置において、 揚重ウインチから繰り出されて上記上方支持部に設けた
    シーブに周回された上記揚重ワイヤーを、上記リフター
    に設けたシーブに周回して該リフターを吊り下げるとと
    もに、該リフターに周回させた上記揚重ワイヤーの一端
    部側をカウンターウエイトに連結し、該カウンターウエ
    イトには、上記揚重ウインチから繰り出された上記揚重
    ワイヤーの他端部側を該カウンターウエイトにロックし
    またはそのロックを解除するワイヤークランプを設けた
    ことを特徴とするリフト装置。
  2. 【請求項2】 上記ワイヤークランプが、上記揚重ワイ
    ヤーを巻き付けるドラムと、該ドラムの回転を阻止しあ
    るいはその阻止を解除するドラム回転阻止手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。
  3. 【請求項3】 上記ドラム回転阻止手段が、上記ドラム
    の回転を減速させる減速機構と、これら減速機構と該ド
    ラムとの間に介設され、回転の伝達を阻止しあるいは伝
    達を可能とするメカニカルロックとを備えることを特徴
    とする請求項2に記載のリフト装置。
  4. 【請求項4】 上記減速機構に接続されてこれを駆動す
    るモータを有することを特徴とする請求項3に記載のリ
    フト装置。
  5. 【請求項5】 上記減速機構が、上記ドラムに内蔵した
    遊星ギヤ機構であることを特徴とする請求項3または4
    いずれかの項に記載のリフト装置。
  6. 【請求項6】 上記ドラム回転阻止手段が、上記ドラム
    に巻き付けられている上記揚重ワイヤーの巻回部分外周
    に配置され、当該巻回部分を押圧しまたはその押圧を解
    除するローラチェーンを含むことを特徴とする請求項2
    〜5いずれかの項に記載のリフト装置。
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