JP2852952B2 - 昇降クレーン - Google Patents

昇降クレーン

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JP2852952B2 JP2050790A JP2050790A JP2852952B2 JP 2852952 B2 JP2852952 B2 JP 2852952B2 JP 2050790 A JP2050790 A JP 2050790A JP 2050790 A JP2050790 A JP 2050790A JP 2852952 B2 JP2852952 B2 JP 2852952B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建築作業現場等における建設資材や機材等
を上方階や最上階に荷揚げ、荷降ろしすることのできる
昇降クレーンに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の昇降クレーンとしては、第3図(A)
に示すように、昇降フレーム本体4をガイドレール1に
沿って上下に移動せしめ、該フレーム本体4に設置した
クレーン17により資材等を吊り上げていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の昇降クレーンは、フレーム
本体4が昇降路の最上部に位置して、そのクレーン17を
旋回させた時、第3図(B)からも明らかなように、ク
レーン17のビーム17aがビティ足場18に接触して、荷を
建物の最上階に直接降ろすことが出来ないという問題点
があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、荷を最上階に直接
降ろしたり荷揚げすることが可能な昇降クレーンを提供
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の昇降クレーンは、建物の側部に仮設したビデ
ィ足場等の多層仮設物の外側に沿ってガイドレールを立
設し、該ガイドレールに沿って昇降フレーム本体を昇降
自在に取り付け、該昇降フレーム本体に吊下げビームを
旋回自在に設置したクレーンに於いて、上記吊下げビー
ムが、上記昇降フレーム本体に回転自在に取り付けられ
た回転支柱と、該回転支柱の上端部に俯仰自在に取り付
けられた伸縮ビームと、該伸縮ビームの先端部に吊り下
げられた荷吊り用フックから構成され、上記昇降フレー
ム本体が昇降路の最上部に位置した時、上記吊下げビー
ムが上記多層仮設物およびガイドレールの上端部を越え
て全旋回できるように構成すると共に、該昇降フレーム
本体が昇降路の途中に位置した時、上記吊下げビームが
旋回して、建物の途中階への荷の取り入れ取り出しでき
るように構成されていることを特徴とする。また、建物
の側部の外側に沿ってガイドレールを立設し、該ガイド
レールに沿って昇降フレーム本体を昇降自在に取り付
け、該昇降フレーム本体に吊下げビームを旋回自在に設
置したクレーンに於いて、上記吊下げビームが、上記昇
降フレーム本体に回転自在に取り付けられた回転支柱
と、該回転支柱の上端部に俯仰自在に取り付けられた伸
縮ビームと、該伸縮ビームの先端部に吊り下げられた荷
吊り用フックから構成され、上記昇降フレーム本体が昇
降路の最上部に位置した時、上記吊下げビームが上記ガ
イドレールの上端部を越えて全旋回できるように構成す
ると共に、該昇降フレーム本体が昇降路の途中に位置し
た時、上記吊下げビームが旋回して、建物の途中階への
荷の取り入れ取り出しできるように構成したことを特徴
とする。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図において、1はガイドレールであって、控え2
を介して、ビティ足場等の多層仮設物3または建物本体
に取り付け又は支持されている。
4は昇降フレーム本体であって、上記ガイドレール1
に上下移動自在に取り付けられている。5は吊ワイヤー
であって、その一端部は上記昇降フレーム本体4に連結
されている。該吊ワイヤー5は、上記ガイドレール1の
上端部に取り付けられているトップシーブ6に掛け回わ
され、その他端部は第2図に示すように、ガイドレール
1の下方部に設けられているシーブ7を介して昇降ウイ
ンチ8に巻回されている。
9は固定支柱であって、上記昇降フレーム本体4にほ
ぼ垂直に設置され、上方に延設されている。該固定支柱
9の上方延設部には回転支柱10が回転自在に取り付けら
れている。該回転支柱10は旋回モーター11により回転す
るようになっている。
また、該回転支柱10は、昇降フレーム本体4がガイド
レール1に沿って上昇して昇降路の上端部に位置した時
に、該ガイドレール1や上記多層仮設物3の上端部より
上方に延出する長さを有する。
該回転支柱10の上端部には吊下げビームとしての伸縮
ビーム12が俯仰自在に取り付けられていると共に、回転
支柱10の回転に伴って旋回するようになっている。
13は油圧ジャッキであって、上記伸縮ビーム12を上下
に俯仰運動するように駆動する。
上記伸縮ジャッキ12の先端部には、ワイヤー14を介し
て荷吊り用フック15が吊設されていて、巻上モーター
(図示せず)により上下に移動する。
本実施例の昇降クレーンは以上のように構成されてい
るので、第2図に示すように、最上位置にまで、上昇さ
せて回転支柱10を回転させると、伸縮ビーム12がガイド
レール1および多層仮設物3の上端部を越えて旋回し、
建物の最上階に荷を直接折ろしたり、吊り上げたりする
ことが可能である。
尚、必要に応じてクレーン部分を取り外して、荷台を
取り付けることにより、リフトに用途変更することも可
能である。
[発明の効果] 1)昇降路の最上部でガイドレールや多層仮設物をかわ
して全旋回することができるため、建築資材等の荷を建
物の最上階に直接積み下ろしすることができる。
2)途中階への荷の取り入れ、取り出しも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の昇降クレーンの一実施例を示す側面
図、第2図はその作用説明図、第3図(A)(B)は従
来の昇降クレーンの説明図である。 1……ガイドレール、2……控え、3……多層仮設物、
4……昇降フレーム本体、5……ワイヤー、6……トッ
プシーブ、7……シーブ、8……昇降ウインチ、9……
固定支柱、10……回転支柱、11……旋回モーター、12…
…伸縮ビーム、13……油圧ジャッキ、14……ワイヤー、
15……荷吊り用フック。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の側部に仮設したビティ足場等の多層
    仮設物の外側に沿ってガイドレールを立設し、該ガイド
    レールに沿って昇降フレーム本体を昇降自在に取り付
    け、該昇降フレーム本体に吊下げビームを旋回自在に設
    置したクレーンに於いて、上記吊下げビームが、上記昇
    降フレーム本体に回転自在に取り付けられた回転支柱
    と、該回転支柱の上端部に俯仰自在に取り付けられた伸
    縮ビームと、該伸縮ビームの先端部に吊り下げられた荷
    吊り用フックから構成され、上記昇降フレーム本体が昇
    降路の最上部に位置した時、上記吊下げビームが上記多
    層仮設物およびガイドレールの上端部を越えて全旋回で
    きるように構成すると共に、該昇降フレーム本体が昇降
    路の途中に位置した時、上記吊下げビームが旋回して、
    建物の途中階への荷の取り入れ取り出しできるように構
    成されていることを特徴とする昇降クレーン。
  2. 【請求項2】建物の側部の外側に沿ってガイドレールを
    立設し、該ガイドレールに沿って昇降フレーム本体を昇
    降自在に取り付け、該昇降フレーム本体に吊下げビーム
    を旋回自在に設置したクレーンに於いて、上記吊下げビ
    ームが、上記昇降フレーム本体に回転自在に取り付けら
    れた回転支柱と、該回転支柱の上端部に俯仰自在に取り
    付けられた伸縮ビームと、該伸縮ビームの先端部に吊り
    下げられた荷吊り用フックから構成され、上記昇降フレ
    ーム本体が昇降路の最上部に位置した時、上記吊下げビ
    ームが上記ガイドレールの上端部を越えて全旋回できる
    ように構成すると共に、該昇降フレーム本体が昇降路の
    途中に位置した時、上記吊下げビームが旋回して、建物
    の途中階への荷の取り入れ取り出しできるように構成し
    たこと特徴とする昇降クレーン。
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