JPH11314864A - 保守巡回作業表作成装置 - Google Patents

保守巡回作業表作成装置

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JPH11314864A
JPH11314864A JP12352198A JP12352198A JPH11314864A JP H11314864 A JPH11314864 A JP H11314864A JP 12352198 A JP12352198 A JP 12352198A JP 12352198 A JP12352198 A JP 12352198A JP H11314864 A JPH11314864 A JP H11314864A
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正喜 本間
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浩三 馬渕
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守作業予定を短時間に作成できると共に、
予定作業の漏れや重複を防止することができるようにし
た保守巡回作業表作成装置を提供する。 【解決手段】 スケジュール情報記憶部1Bの保守作業
予定と作業実績情報記憶部1Dの作業実績とを比較して
未実施作業および前倒し作業を検出する未実施作業記憶
手段および前倒し作業記憶手段を設け、この抽出結果を
記憶した未実施作業記憶部1Eあるいは前倒し作業記憶
部1Eに格納している作業内容を表示部2Hに表示し、
未実施反映処理手段によりその作業をスケジュール情報
記憶部1Bに格納し未実施作業記憶部1Eから削除する
ようにし、また前倒し反映処理手段によりその作業をス
ケジュール情報記憶部1Bおよび前倒し作業記憶部1F
から削除するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保守契約が結ばれ
ている顧客ビルにおける設備機器等の保守点検作業を定
期的に行なうための保守巡回作業表を作成する保守巡回
作業表作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルにはエレベータやエスカレ
ータなどの多くの設備機器が設置されており、これらの
設備機器に故障が生じた場合、ビルの居住者やビルに出
入りする人に多大の迷惑を与えるため、これらの設備機
器の保守点検を定期的に行なう必要がある。設備機器の
保守作業を行なうには、保守作業を行なうための資格や
専門的な知識を要することから、ビル所有者または管理
責任者は設備機器の保守作業を専門的に行なう保守会社
と保守契約を結んでその保守作業を委託することが多
い。保守作業を委託された保守会社は、資格や専門的な
知識を有する保守員を保守サービス拠点に派遣して設備
機器の点検、修理および整備等の保守作業を行なうよう
にしている。
【0003】このとき保守会社は、保守員が契約どおり
定期的に巡回して保守作業を行なうために、特開平4−
191974号公報に記載のように所定期間中の日付、
保守作業の対象となるビルの名称、および当該ビルの保
守作業に割り付けられる保守員の名前を表示する保守巡
回作業表をコンピュータを用いて作成するようにしてい
る。また、ホストコンピュータから定期的に保守巡回作
業表作成に要するデータが送信されると共に、多くの記
憶容量を有するサーバと称するコンピュータに複数台の
クライアントと称するコンピュータがそれぞれネットワ
ークで接続される技術も進んでおり、コンピュータを用
いた保守巡回作業表作成装置もデータの格納と、予定の
作成処理とが効率良く行なわれるシステムが構築されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の保守巡
回作業表作成装置は、保守巡回作業表を作成するために
コンピュータを用い、例えば月に一度、ホストコンピュ
ータから翌月の保守作業内容に関するデータをサーバに
送信し、サーバではそのデータを更新すると共に記憶装
置の所定個所に格納し、クライアントはサーバに格納さ
れたデータを使って翌月の保守巡回作業表を作成してお
り、この作成された保守巡回作業表に従って保守員が保
守作業を行なっている。しかしながら、故障発生の対応
や作業中のトラブル等のように予定されていない作業が
発生して、保守巡回作業表の通りに作業が実行できなか
った場合、実行できなかった作業を翌月の保守作業予定
の中に入れる必要があるが、従来の保守巡回作業表作成
装置では予定作業の中で実施できなかった作業に対し、
次回の保守巡回作業表の作成時に予定と実績を見比べて
確認すると共に、該当する未実施作業を手作業で追加し
なければならなかった。同様に、保守員の資格および判
断や作業内容等によって次回の保守作業予定となる作業
を前倒しで実施することがあり、この場合、次回の保守
巡回作業計画表の作成のときに予定と実績を見比べて前
倒し作業を確認し、該当する前倒し作業を手作業で削除
しなければならなかった。このため、保守巡回作業計画
表作成時に手間や時間が掛かることに加えて、追加漏れ
および削除漏れが発生し易かった。
【0005】本発明の目的は、保守巡回作業計画表が短
時間に作成できると共に、予定作業の漏れや重複を簡単
に防止することができるようにした保守巡回作業表作成
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビルの設備機器毎に行なうべき作業内容に
関する保守作業情報を作成するホストコンピュータと、
このホストコンピュータに接続されたサーバと、このサ
ーバとネットワーク接続されて表示部および入力部を有
したクライアントと、上記クライアントで作成した保守
作業予定を格納する携帯端末装置とを備えた保守巡回作
業表作成装置において、上記サーバに、上記保守作業予
定に対する上記携帯端末装置からの作業実績を記憶する
作業実績情報記憶部と、上記クライアントで割り付けた
保守作業予定を記憶するスケジュール情報記憶部を設
け、上記クライアントに、上記スケジュール情報記憶部
の保守作業予定と上記作業実績情報記憶部の作業実績と
を比較して未実施作業および前倒し作業を抽出する未実
施作業検出手段および前倒し作業検出手段を設けたこと
を特徴とする。
【0007】上述したように本発明の保守巡回作業表作
成装置は、保守巡回作業表を作成するときに、保守作業
予定と作業実績を比較して未実施作業および前倒し作業
を抽出する未実施作業検出手段および前倒し作業検出手
段を設けたため、保守巡回作業表の予定通りに実施でき
なかった未実施作業を翌月の予定を立てる時点で未実施
作業検出手段で抽出した未実施作業を確認することがで
きるので、次回の予定に反映させることができると共
に、予定がなかった作業を事前に実施した前倒し作業に
ついては前倒し作業検出手段で抽出した前倒し作業を次
回の作業計画から削除することができるので、計画漏れ
や重複作業を防止でき、効率良く短時間に巡回作業表を
作成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は、本発明の一実施の形態によ
る保守巡回作業表作成装置を示すブロック図である。ビ
ルに設置されている設備機器毎に行なうべき保守作業内
容に関する保守作業情報を作成するホスト12は、保守
サービス拠点に配置した一台のサーバ1を含む複数のサ
ーバに送信可能に構成されている。このサーバ1には、
二台のクライアント2,3が回線接続装置4とケーブル
5を介して接続されており、クライアント2には保守作
業現場で作業実績を入力する携帯端末装置6〜8が、ま
たクライアント3には同じく携帯端末装置9〜11がそ
れぞれ切り離し可能に接続されている。
【0009】サーバ1は、保守作業の対象となる複数の
ビルに関する顧客名や所在地の情報等を記憶する現場情
報記憶部1Aと、計画作成者が作成した保守作業予定を
記憶するスケジュール情報記憶部1Bと、保守作業を行
なう保守員に関する作業資格情報や教育履歴情報や保守
員の所定期間の勤務予定情報などを記憶する個人情報記
憶部1Cと、携帯端末装置6〜11から入力されてクラ
イアント2,3を介して受信した作業実績を記憶する作
業実績記憶部1Dと、保守作業予定の中から少なくとも
一種類の保守作業を予め選択可能に特定して記憶する特
定作業記憶部1Hと、ホスト12から送信された保守作
業情報を記憶する保守作業情報記憶部1Iと、保守作業
予定と作業実績を比較して保守作業予定のみに存在する
保守作業と作業現場を記憶する未実施作業記憶部1E
と、保守作業予定と作業実績を比較して作業実績のみに
存在する保守作業と作業現場を記憶する前倒し作業記憶
部1Fと、データの入出力を制御する制御部1Gとで構
成されている。
【0010】クライアント2は、現場情報記憶部1Aに
記憶した情報を処理する現場情報処理部2Aと、個人情
報記憶部1Cに記憶した情報を処理する個人情報処理部
2Cと、現場情報記憶部1Aと個人情報記憶部1Cと保
守作業情報記憶部1Iに記憶した情報に基づいて所定期
間中である1ケ月に行なうべき設備機器毎の保守作業予
定を複数の保守員に割付け処理するスケジュール情報処
理部2Bと、携帯端末装置6〜8から入力した作業実績
である実施済み作業および作業時間を読み込んで作業実
績情報記憶部1Dに格納する実績情報処理部2Dと、ス
ケジュール情報記憶部1Bに記憶した保守作業予定と作
業実績情報記憶部1Dに記憶した作業実績を比較して、
どちらか一方の記憶部にのみ記憶されている保守作業の
中から特定作業記憶部1Hに記憶する特定作業に該当す
る作業現場を検索し、未実施作業記憶部1Eあるいは前
倒し作業記憶部1Fに格納する未実施・前倒し情報処理
部2Eと、スケジュール情報処理部2Bで割り付けた複
数の保守員毎の少なくとも保守作業予定を表示する表示
部2Hと、キーボードやマウスから成る入力部2Iと、
表示部2Hを接続する入出情報処理部2Fと、データの
入出力を制御すると共にサーバ1との通信を行なう制御
部2Gとで構成されている。
【0011】またクライアント3も同様の構成であり、
現場情報記憶部1Aに記憶した情報を処理する現場情報
処理部3Aと、個人情報記憶部1Cに記憶した情報を処
理する個人情報処理部3Cと、現場情報記憶部1Aと個
人情報記憶部1Cと保守作業情報記憶部1Iに記憶した
情報に基づいて所定期間中である1ケ月に行なうべき設
備機器毎の保守作業予定を複数の保守員に割付け処理す
るスケジュール情報処理部3Bと、携帯端末装置9〜1
1から入力した作業実績である実施済み作業および作業
時間を読み込んで作業実績情報記憶部1Dに格納する実
績情報処理部3Dと、スケジュール情報記憶部1Bに記
憶した保守作業予定と作業実績情報記憶部1Dに記憶し
た作業実績を比較して、どちらか一方の記憶部にのみ記
憶されている保守作業の中から特定作業記憶部1Hに記
憶する特定作業に該当する作業現場を検索し、未実施作
業記憶部1Eあるいは前倒し作業記憶部1Fに格納する
未実施・前倒し情報処理部3Eと、スケジュール情報処
理部3Bで割り付けた複数の保守員毎の少なくとも保守
作業予定を表示する表示部3Hと、キーボードやマウス
などから成る入力部3Iと、表示部3Hを接続する入出
情報処理部3Fと、データの入出力を制御すると共にサ
ーバ1との通信を行なう制御部3Gとで構成されてい
る。
【0012】次に、保守巡回作業表の作成手順を図2に
示したフローチャートを用いて説明する。先ず、ステッ
プS1で月に一度ホスト12から送信してくる翌月の保
守作業情報をサーバ1の保守作業情報記憶部1Iに登録
する。その後、ステップS2で翌月の保守作業予定をク
ライアント2で作成する。ステップS3では、クライア
ント2で作成した保守作業予定を携帯端末装置6〜11
に伝送し、保守員は携帯端末装置6〜11に伝送された
保守作業予定に従って保守作業を行なう。その後、保守
員は保守作業終了時に携帯端末装置6〜11の図示しな
いキーボードから作業実績を入力すると、ステップS4
で、携帯端末装置6〜8から入力された作業実績情報を
クライアント2に、また携帯端末装置9〜11から入力
された作業実績情報をクライアント3にそれぞれ取り込
む。このときクライアント2では実績情報処理部2Dで
携帯端末装置6〜8から入力された作業実績情報を読み
込み、作業実績情報である実施済み作業や作業時間をサ
ーバ1の作業実績情報記憶部1Dに記憶する。またクラ
イアント3でも同様に実績情報処理部3Dで作業実績情
報が処理されて作業実績情報記憶部1Dに記憶する。
【0013】その後、ステップS5ではその詳細を後述
するが、クライアント2の未実施・前倒し情報処理部2
Eがスケジュール情報記憶部1Bに記憶している保守作
業予定と作業実績記憶部1Dに記憶している作業実績を
比較し、保守作業予定と合致しない作業実績のうち未実
施または前倒し作業を抽出して、未実施作業記憶部1E
あるいは前倒し作業記憶部1Fに格納する。この説明か
ら分かるように未実施・前倒し情報処理部2Eは、スケ
ジュール情報記憶部1Bおよび作業実績情報記憶部1D
との係わりにより未実施作業検出手段および前倒し作業
検出手段を構成している。続くステップS6では、その
詳細を後述するように特定作業記憶部1Hに格納されて
いる特定作業が必要な作業現場を翌月の保守巡回計画に
反映させる。
【0014】このように上述した保守巡回作業表作成装
置は、保守巡回作業表を作成するときに、未実施作業検
出手段および前倒し作業検出手段により保守作業予定と
作業実績を取り込み、これらを比較して未実施作業や前
倒し作業を抽出するようにしたため、保守巡回作業表の
予定通りに実施できなかった未実施作業を翌月の保守作
業予定を立てる時点で確実に反映することができ、ま
た、予定がなかった作業を事前に実施した前倒し作業に
ついては翌月の作業計画から削除することができ、計画
漏れや重複作業を防止でき、効率の良く短時間に保守巡
回作業表を作成することができる。
【0015】次に、上述したステップS5の手順を、図
3に示したフローチャートで詳細に説明する。先ず、ス
テップS510でクライアント2は、作業実績情報記憶
部1Dに未処理の作業実績データが存在するか判断し、
未処理の作業実績データが存在する場合は、ステップS
511で設備機器、例えばエレベータ毎の作業実績デー
タを1件読み込む。次いでステップS512で、読み込
んだ作業実績がそのエレベータの保守作業予定としてス
ケジュール情報記憶部1Bに格納されているかどうか比
較する。その結果、作業実績と保守作業予定が全て一致
する場合、ステップS510からの処理を繰り返す。
【0016】しかし、ステップS512で作業実績情報
記憶部1Dの作業実績とスケジュール情報記憶部1Bに
格納されている保守作業予定とが一致しないことを未実
施・前倒し情報処理部2Eが検出すると、ステップS5
13に進む。このステップS513で未実施・前倒し情
報処理部2Eは、一致しない作業内容が作業実績として
作業実績情報記憶部1Dにのみ格納されているか、保守
作業予定としてスケジュール情報記憶部1Bに格納され
ているかを判断する。その結果、保守作業予定にのみ存
在する場合、ステップS514で当該作業が未実施対象
作業として特定作業記憶部1Hに格納されている未実施
対象作業かどうか判断する。ここで、未実施・前倒し情
報処理部2Eは特定作業記憶部1Hとの係わりにより特
定作業検出手段を構成しており、未実施対象作業になる
可能性のある作業とは、例えば、エレベータの乗り心地
の感応点検など通常の点検時に必ず実施する作業以外の
作業で、年に1〜3回程度一定の作業周期で計画される
と共に、一定の期間内で実施すれば良い機械室の清掃作
業等であり、保守作業予定として計画されていたが実施
しなかったとき翌月の予定に再度計画して作業の実施を
促す作業のことである。特定作業検出手段による判断の
結果、このような未実施対象作業が特定作業記憶部1H
に格納されている場合、ステップS515で未実施作業
として未実施作業記憶部1Eに格納し、再度、作業実績
情報記憶部1Dに未処理の作業実績データが存在するか
再度判断するステップS510からの処理を行なう。ま
た、ステップS514で特定作業検出手段による判断の
結果、当該作業が未実施対象作業として特定作業記憶部
1Hに格納されていない場合、未実施作業記憶部1Eに
格納せずに、作業実績情報記憶部1Dに未処理の作業実
績データが存在するか再度判断するステップS510か
らの処理を行なう。
【0017】一方、ステップS513で未実施・前倒し
情報処理部2Eによる判断の結果、一致しない作業内容
が作業実績として作業実績情報記憶部1Dにのみ存在す
る場合、ステップS516で、当該作業が前倒し対象作
業として特定作業記憶部1Hに格納されている前倒し対
象作業かどうかを特定作業検出手段で判断する。ここ
で、前倒し対象作業になる可能性のある作業とは、例え
ば、エレベータの乗り心地の感応点検等通常の点検時に
必ず実施する作業であり、年に1〜3回程度一定の作業
周期で計画されると共に、一定の期間内で実施すれば良
い機械室の清掃作業であって、保守作業予定として計画
されていなかったときにはその作業を実施し、その作業
が翌月の作業予定として計画されていたときには翌月の
保守作業予定から削除することが可能な作業のことであ
る。特定作業検出手段による判断の結果、このような未
実施対象作業が特定作業記憶部1Hに格納されている場
合、ステップS517で前倒し作業として前倒し作業記
憶部1Fに格納した後、再度、作業実績情報記憶部1D
に未処理の作業実績データが存在するか再度判断するス
テップS510からの処理を行なう。一方、ステップS
516での特定作業検出手段による判断の結果、当該作
業が前倒し対象作業として特定作業記憶部1Hに格納さ
れていない場合、前倒し作業記憶部1Fに格納せずに、
作業実績情報記憶部1Dに未処理の作業実績データが存
在するか再度判断するステップS510からの処理を行
なう。
【0018】ところで、ステップS510の判断結果、
作業実績情報記憶部1Dに未処理の作業実績データが存
在しない場合は、ステップS521で、作業実績情報記
憶部1Dに作業実績が1件も存在しないエレベータの保
守作業予定がスケジュール情報記憶部1Bに存在してい
るかどうか判断する。そのような保守作業予定が存在す
る場合、ステップS522で作業実績が1件も存在しな
いエレベータの保守作業予定を全件読み込む。次に、ス
テップS523で、読み込んだ作業予定から未実施対象
作業として特定作業記憶部1Hに格納されている作業を
抽出し、その後、ステップS524で、抽出した作業を
未実施作業として未実施作業記憶部1Eに格納する。一
方、ステップS521の判断結果、作業実績情報記憶部
1Dに作業実績が1件も存在しないエレベータの作業予
定がスケジュール情報記憶部1Bに存在しない場合は処
理を終了する。
【0019】このようにして保守巡回作業表作成装置
は、保守巡回作業表を作成するときに、未実施作業検出
手段および前倒し作業検出手段で、作業実績情報記憶部
1Dに格納されている作業実績と、スケジュール情報記
憶部1Bに格納されている保守作業予定とを取り込み、
これらを比較するようにしたため、未実施作業の存在と
前倒し作業の存在を把握することができ、前倒し作業が
存在する場合は前倒し作業記憶部1Fに格納し、また未
実施作業が存在する場合は未実施作業記憶部1Eに格納
することができる。しかも、このとき当該作業が未実施
対象作業として特定作業記憶部1Hに格納されている未
実施対象作業かどうか、また前倒し対象作業として特定
作業記憶部1Hに格納されている前倒し対象作業かどう
かを、特定作業検出手段で判断するようにしたため、よ
り正確に判別することができる。
【0020】次に、上述したステップS6の手順を、図
4のフローチャートで詳細に説明する。上述のようにし
て未実施作業および前倒し作業を抽出し、未実施作業記
憶部1Eおよび前倒し作業記憶部1Fに格納した後、先
ず、ステップS61で未実施反映処理を実行するかどう
か使用者が判断し、未実施反映処理を実行する場合、ス
テップS62で、未実施作業記憶部1Eに格納している
作業内容をクライアント2の表示部2Hに表示する。続
くステップS63で、表示部2Hに表示された作業内容
のうち当月の未実施作業として翌月登録する作業を使用
者が入力部2Iを用いて選択する。すると入力情報処理
部2Fを中心とした未実施反映処理手段は、ステップS
64で使用者が選択した作業をスケジュール情報記憶部
1Bに格納し、ステップS65で当該作業を未実施作業
記憶部1Eから削除する。
【0021】一方、ステップS61で未実施反映処理を
実行しないと判断した場合、ステップS66に進み、前
倒し反映処理を実行するかどうか判断する。ここで前倒
し反映処理を実行すると判断した場合、ステップS67
で前倒し作業記憶部1Fに格納されている作業内容をク
ライアント2の表示部2Hに表示する。次いでステップ
S68で、表示された作業内容のうち当月の前倒し作業
として反映する作業を使用者が入力部2Iから選択す
る。すると入力情報処理部2Fを中心とした前倒し反映
処理手段は、使用者が選択した作業をステップS69で
スケジュール情報記憶部1Bから削除した後、ステップ
S70で当該作業を前倒し作業記憶部1Fから削除す
る。
【0022】このように未実施作業記憶部1Eおよび前
倒し作業記憶部1Fに格納している作業内容をクライア
ント2の表示部2Hに表示し、表示された作業内容のう
ち今回の未実施作業を次回実施作業として反映すること
を選択すると、未実施反映処理手段は、選択した作業を
スケジュール情報記憶部1Bに格納し未実施作業記憶部
1Eから削除するため、次回実施する作業の計画漏れを
防止すると共に、重複作業を防止することができる。同
様に、前倒し作業記憶部1Fに格納されている作業内容
を表示部2Hに表示し、表示された作業内容のうち今回
の前倒し作業を反映することを選択すると、前倒し反映
処理手段は、選択した作業をスケジュール情報記憶部1
Bおよび前倒し作業記憶部1Fから削除するため、重複
作業を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明による保守巡
回作業表作成装置は、保守巡回作業表を作成するとき
に、未実施作業検出手段および前倒し作業検出手段によ
り保守作業予定および作業実績を取り込み、これらを比
較して未実施作業および前倒し作業を抽出するようにし
たため、未実施作業および前倒し作業を確実に抽出する
ことができ、保守巡回作業表の予定通りに実施できなか
った未実施作業を次回の予定を立てる時点で確実に反映
したり、予定がなかった作業を事前に実施した前倒し作
業については次回の作業計画から確実に削除したりし、
計画漏れや重複作業を防止して効率良く短時間に保守巡
回作業表を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による保守巡回作業表作
成装置を示すブロック図である。
【図2】図1に示した保守巡回作業表作成装置の動作を
示すフローチャートである。
【図3】図2に示したフローチャートの要部を詳細に示
すフローチャートである。
【図4】図2に示したフローチャートの他の要部を詳細
に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ 1A 現場情報記憶部 1D 作業実績情報記憶部 1E 未実施作業記憶部 1F 前倒し作業記憶部 1H 特定作業情報記憶部 1I 保守作業情報記憶部 2,3 クライアント 6〜11 携帯端末装置 12 ホストコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルの設備機器毎に行なうべき作業内容
    に関する保守作業情報を作成するホストコンピュータ
    と、このホストコンピュータに接続されたサーバと、こ
    のサーバとネットワーク接続されて表示部および入力部
    を有したクライアントと、上記クライアントで作成した
    保守作業予定を格納する携帯端末装置とを備えた保守巡
    回作業表作成装置において、上記サーバに、上記保守作
    業予定に対する上記携帯端末装置からの作業実績を記憶
    する作業実績情報記憶部と、上記クライアントで割り付
    けた保守作業予定を記憶するスケジュール情報記憶部を
    設け、上記クライアントに、上記スケジュール情報記憶
    部の保守作業予定と上記作業実績情報記憶部の作業実績
    とを比較して未実施作業および前倒し作業を抽出する未
    実施作業検出手段および前倒し作業検出手段を設けたこ
    とを特徴とする保守巡回作業表作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記サー
    バに、上記未実施作業を記憶する未実施作業記憶部と、
    特定作業を記憶した特定作業記憶部とを設け、上記クラ
    イアントに、上記未実施作業検出手段による上記未実施
    作業を抽出した後、上記特定作業記憶部の上記特定作業
    と比較して未実施対象作業のときにそれを上記未実施作
    業記憶部に格納する特定作業検出手段を設けたことを特
    徴とする保守巡回作業表作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記サー
    バに、上記前倒し作業を記憶する前倒し作業記憶部と、
    特定作業を記憶した特定作業記憶部とを設け、上記クラ
    イアントに、前倒し作業検出手段による上記前倒し作業
    を抽出した後、上記特定作業記憶部の上記特定作業と比
    較して前倒し対象作業のときにそれを上記前倒し作業記
    憶部に格納する特定作業検出手段を設けたことを特徴と
    する保守巡回作業表作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、上記サー
    バに、上記未実施作業検出手段によって抽出した上記未
    実施作業を記憶する未実施作業記憶部を設け、上記クラ
    イアントに、上記未実施作業記憶部の未実施作業を上記
    表示部に表示したときの上記入力部の操作により指定し
    た所定の未実施作業を上記スケジュール情報記憶部に格
    納すると共に、上記未実施作業記憶部から上記所定の未
    実施作業を削除する未実施反映処理手段を設けたことを
    特徴とする保守巡回作業表作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、上記サー
    バに、上記前倒し作業検出手段によって抽出した上記前
    倒し作業を記憶する前倒し作業記憶部を設け、上記クラ
    イアントに、上記前倒し作業記憶部の前倒し作業を上記
    表示部に表示したときの上記入力部の操作により指定し
    た所定の前倒し作業を上記スケジュール情報記憶部から
    削除すると共に、上記前倒し作業記憶部から上記所定の
    前倒し作業を削除する前倒し反映処理手段を設けたこと
    を特徴とする保守巡回作業表作成装置。
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