JP2004054716A - 作業管理方法および作業の表示方法 - Google Patents

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高城 光一郎
Tadamasa Sugawara
菅原 忠将
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Abstract

【課題】効率的な作業管理方法を提供すること。
【解決手段】まず、作業管理サーバ2は、設備管理会社1に、既に登録されている作業計画と対比させながら、新たな作業計画を作成させる。次に、作業管理サーバ2は、作業計画の項目で、作業に関する地域を選択させる際には、作業対象設備が付された地図が表示して、設備管理会社1に地域の選択を容易に行わせる。そして、作業管理サーバ2は、格納している作業計画を検査し、作業計画間に矛盾が生じる場合は、その旨を設備管理会社1に警告する。さらに、作業管理サーバ2は、設備工事会社3の作業員が有する作業者端末4に、予めに登録された帳票形式を用いて、作業管理サーバ2に格納された作業計画を適宜参照させて、利便性を提供する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業管理方法あるいは作業管理のためのコンピュータプログラムなど、作業管理のための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
各地に配置された設備を管理する業務には、様々な作業内容がある。例えば、電力設備を管理する業務では、正常な動作を確認する作業、電力設備に事故が発生した場合の復旧作業、並びに、電力系統を切替える作業が、電力設備の状態に応じて適宜行われる。このような作業内容に応じて、必要となる作業人員、電源車などの作業用機材、並びに、作業中の停電区間などの作業を特定する項目が異なる。よって、作業対象設備の種別および作業内容に適した作業を計画するには、手間がかかる。
【0003】
また、作業対象設備が置かれている地域だけでなく、その周辺の地域についても十分に考慮した作業計画を立案する必要がある。例えば、所定の電力設備が置かれている地域を停電させて作業を行う場合、変電所からの電力供給の経路により、所定の地域の停電によって、変電所からの電力供給の経路が遮断され、所定の地域に隣接した周辺の地域が、連鎖的に停電してしまうこともある。そして、停電してしまった周辺の地域内に病院などの常時電力を供給すべき施設がある場合には、その周辺地域に電力供給の代替手段を用意する必要がある。このように、周辺の地域への影響を考慮する必要があるので、作業対象とする地域は広範囲となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術は電力設備を例として説明したがそれだけではなく、さらにガス供給設備、水道供給設備、鉄道設備、通信設備などは、多くの人に生活に欠かせない設備として利用されている、社会的影響力が大きい設備である。これらの工事や保守点検などの作業は、短時間にしかも誤りなく行われることが特に要求されている。このため、これらの作業計画に誤りが起こりにくく、安全性の高い方法で作成できることが望ましい。また工事会社や工事担当者に作業内容や指示が的確に伝わることが望ましい。
【0005】
例えば1つの具体例を挙げて説明すると、新たな工事計画を策定する場合、既に決定されている作業計画との関係が視覚的に判断でき、他の作業計画との整合性がとれることが大切である。このような整合性の判断に手間がかかると、単に効率が落ちるだけでなく安全性の低下につながる。
【0006】
また他の具体的な例としては、上記記載の電力、ガス、水道、鉄道、通信などは、その作業対象設備が置かれている場所だけでなく、その作業により影響を受ける周辺地域を判断して対応することが必要となる。さらに複数の作業が行われる場合、複数の作業の相互関係や相互の作業が地域に及ぼす影響を考慮することが必要となる。このような判断を的確に行い、安全性を配慮した作業が望まれる。
【0007】
上記事例は、作業計画を立てる立場の例を述べたが、その計画に従い作業を行う会社や担当者も同様である。
【0008】
本発明の一つの目的は安全性を考慮した作業管理方法または、作業管理のためのプログラムを提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、以下に記載の発明の実施の形態に係る記載の中で説明する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る1つの課題解決手段は、視覚的に把握できる表示を行い、適切な判断を行えるようにしたことである。
【0011】
実施の形態で記載の具体例で説明すると、例えば新たな作業計画を作成する場合、既に登録されている作業計画を表示し、これと対比しながら新しい作業計画を作成できるようにしたことである。
【0012】
実施の形態で記載の他の具体例で説明すると、作業対象設備が付された地図が表示でき、この地図を使用して作業計画を作成できるようにしたことである。
【0013】
他の課題解決手段について、以下の実施の形態の中で説明する。例えば、上記具体例以外にも、工事会社や作業者が使用のシステムや端末に関する具体的な課題解決手段があり、これらは実施の形態の中で説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本実施形態の作業管理方法を実現する作業管理サーバを含めた作業管理システムにおける第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
まず、本実施形態の作業管理方法を実現する作業管理サーバを含めた作業管理システムの構成について、図1を参照して説明する。
【0016】
図1に本発明に係る作業の全体モデルを示す。図の上部にモデルの構成を示し、そこから点線の矢印で各モデルが有する処理装置の動作を説明する。
【0017】
まず、図1におけるモデルの構成について説明する。設備管理会社1(電力設備管理会社)は、作業管理サーバ2を管理し、設備工事会社3(電力設備工事会社)は、設備工事会社の処理システム3Aを管理し、設備工事会社3に所属する各作業者は、作業者端末4を保持している。作業管理サーバ2は、公衆回線5を介して、設備工事会社の処理システム3Aと公衆回線6で接続されるとともに、公衆回線5を介して、作業者端末4と公衆回線9で接続されている。設備工事会社の処理システム3Aは、作業者端末4と、専用通信回線7、並びに、公衆回線5を介した公衆回線8により接続されている。
【0018】
次に、図1における各モデルが有する処理装置の動作ついて説明する。設備管理会社1の担当者は作業管理サーバ2を用いて作業計画を作成50する。ここで設備管理会社1は例えば電力会社やガス会社、水道会社、鉄道会社通信会社である。以下電力会社を例に説明する。作業管理サーバ2はコンピュータで構成でき、例えばこの実施例ではサーバである。作業管理サーバ2を用いて作成された作業計画は設備工事会社3へ公衆回線5などを介して送られる52。設備工事会社3から取りに来ても良い54。設備工事会社3は作成された作業計画を所定の形式で設備工事会社の処理システム3Aに表示でき、また印刷機で出力できる。設備工事会社の処理システム3Aが受信した作業計画は、専用通信回線7あるいは公衆回線8を利用して設備工事会社3の担当者が有する作業者端末4に送信できる56。また作業者端末4から依頼して、設備工事会社の処理システム3Aの作業計画であるデータを専用通信回線7や公衆回線8を介して取ることが出来る。また作業者端末4から、担当工事に関わる作業計画を作業管理サーバ2へ取りに行くことが可能である58。このような作業計画の送受信により、必要な情報が的確に送受信でき、特に工事担当が予定時間内で、正確に即ち安全に作業を行うことが出来る。
【0019】
上記処理のため、作業管理サーバ2は設備管理会社の担当者に作業計画の作成を支援するための作成画面を表示する。その作成画面を通じて作成された作業計画は、各作業者端末4に回線を介して送信され、設備工事会社3によって指定された所望の帳票形式に従い、作業者端末4に表示される。または、電力設備工事会社3によって指定された所望の形式に従って工事会社の処理システムに送られ、このシステムで印刷され、作業担当者に渡される。作業計画を作業者端末4で受信、または紙面にて受け取った作業担当者は、作業計画を適宜確認しながら作業を行う。作業担当者は、必要に応じて作業に関するデータを、作業者端末4から、作業管理サーバ2に回線を介して入力して、送信することができる。入力された作業に関するデータは、作業計画の一部として作業管理サーバ2に保存され、作業の進捗状況を確認するために、適宜参照される。これにより最終確認や不具合の早期処理が可能となる。また、作業計画は、設備管理会社1や設備工事会社3にも適宜確認されるようになっている。
【0020】
次に、本実施形態の作業管理方法を実現する作業管理サーバ2の機能を、図2を参照して説明する。
【0021】
サーバ2は作業計画を管理する機能を有する。作業管理サーバ2は必要な情報を提供するのに優れたコンピュータであり、入力部と表示や印刷などを行う出力部、データ処理を行う処理部、送受信を行う送受信部、大量のデータを蓄えるメモリ部を有している。作業管理サーバ2は、プログラムをインストールすることにより処理に必要な機能を備えることとなる。この機能を図2に示す。以下これらの機能を有する構成について説明する。作業管理サーバ2は、データの入出力を行うためのインタフェースであるユーザインタフェース10と、作業計画を作成させる際に作業区間の指定を効率的に行わせるための作業区間管理部20と、複数の作業計画について作業間の整合性を保ちながら作業を管理する作業管理部30と、電力設備工事会社3によって指定された帳票形式を管理し、帳票形式に合った作業計画の出力を行う帳票管理部40とを有する。
【0022】
ユーザインタフェース10は、作業管理サーバ2にアクセスするユーザにデータの入出力を提供する機能を有する。このため、ユーザインタフェース10は、作業管理サーバ2にアクセスするユーザにデータを入力させるユーザ入力機能11と、作業管理サーバ2がユーザに出力する画面を送信するユーザ出力機能12と、作業管理サーバ2が有する機能をユーザに呼び出させるためのメニュー機能13とを有する。なお、ユーザとは、例えば、作業計画者であるが、本実施形態では、作業管理サーバ2により作業を計画するユーザは、主として電力設備管理会社1である。
【0023】
作業区間管理部20は、作業計画を作成させる際に作業区間の指定を効率的に行わせる機能を有する。このため、作業区間管理部20は、電力設備の設置場所を示す電力設備DB21と、電力設備DB21をユーザに編集させる電力設備編集機能22と、電力設備DB21に格納されている電力設備データが付される地図を格納する地図DB23と、地図上に電力設備データを付して作業区間画面を作成する作業区間画面作成機能24とを有する。なお、地図上に付された電力設備データは、請求項の「地図上に付された作業対象設備」に相当する。
【0024】
作業管理部30は、複数の作業計画について作業間の整合性を保ちながら作業を管理する機能を有する。このため、作業管理部30は、複数の作業計画を管理する作業DB31と、作業DB31が有する任意の作業計画をユーザに編集させる作業編集機能32と、複数の作業計画を同時に表示させ、作業期間の比較を容易にさせるガントチャート画面生成機能33と、複数の作業計画から所望の条件で作業を検索する作業検索機能34と、複数の作業計画で作業項目が矛盾していないことを検査する作業検査機能35と、電力設備工事会社3が用意できる作業者や作業員などの管理用資源を格納する管理用資源DB36と、作業管理サーバ2へのアクセス者を識別し、作業管理サーバ2へのログイン許可や作業計画に承認する権限を与える認証機能37とを有する。
【0025】
帳票管理部40は、電力設備工事会社3が指定した帳票形式に従って作業計画を出力させる機能を有する。このため、帳票管理部40は、電力設備工事会社3が指定した帳票形式を格納する帳票形式記録領域41と、作業DB31が有する任意の作業計画を帳票形式記録領域41に従って変換する帳票作成機能42とを有する。
【0026】
次に図1および図2を参照しつつ、作業管理サーバ2の動作を、図3に沿って説明する。図3は、作業管理サーバ2を用いて作業計画を作成する動作を説明したフローチャートである。
【0027】
まず、電力設備管理会社1および電力設備工事会社3は、作業を計画する前準備として、作業管理サーバ2が管理するデータの更新を行う(S101)。ここで、作業管理サーバ2が管理するデータの格納場所は、電力設備DB21、地図DB23、作業DB31、管理用資源DB36、並びに、帳票形式記録領域41が挙げられる。
【0028】
前準備のうち、電力設備DB21および地図DB23の更新は、電力設備管理会社1によって行われる。まず、地図DB23について、作業管理サーバ2は、図示しない地図データサーバからダウンロードされた地図データまたは作業管理サーバ2に挿入された記憶媒体に記録された地図データで、地図DB23を更新する。次に、作業管理サーバ2は、電力設備管理会社1に、地図DB23上に付された電力設備DB21の更新を行わせる。ここで、電力設備DB21の更新のうち、変電所または配電線の変更がある場合は、作業管理サーバ2は、機器結線図の編集画面(図6参照)を電力設備管理会社1に提供して電力設備の編集をさせる。次に、作業管理サーバ2は、電力設備を付した地図編集画面(図7参照)を電力設備管理会社1に提供する。そして、作業管理サーバ2は、電力設備管理会社1に地図編集画面上で電力設備を接続する電線の編集を行わせ、編集された電線をもとに、電力設備管理会社1に電線上に配置される電力設備の編集を行わせる。作業管理サーバ2は、編集結果に基づいて、電力設備DB21を更新する。
【0029】
前準備のうち、管理用資源DB36の更新は、電力設備管理会社1または電力設備工事会社3によって行われる。作業管理サーバ2は、電力設備管理会社1に、作業を依頼する電力設備工事会社3を管理用資源DB36に登録させる。そして、作業管理サーバ2は、電力設備管理会社1によって登録された電力設備工事会社3に、配置可能な作業員、使用可能な作業機材などの資源情報を、管理用資源DB36に登録させる。
【0030】
前準備のうち、帳票形式記録領域41の更新は、電力設備工事会社3によって行われる。作業管理サーバ2は、電力設備工事会社3に、所属する作業担当者が作業を把握しやすいように、作業管理サーバ2が管理する作業計画の形式(出力形式)を変換するための所定の帳票形式を、帳票形式記録領域41に予め登録させる。以後、作業管理サーバ2は、作業担当者の参照指示に応じて、作業計画を登録された帳票形式に従って変換して作業担当者に参照させる。
【0031】
次に、認証機能37は、ユーザである電力設備管理会社1または作業者端末4からのログインを受け付け、発生したアクセスを認証する(S102)。ここでの認証の結果により、作業管理サーバ2は、アクセス者の権限を特定し、作業計画への参照や作業計画の承認を、アクセス者の権限に応じて行わせる。なお、アクセスの認証は、例えば、認証機能37が、作業管理サーバ2により受信されたアクセスに含まれる、作業を識別するIDを参照することによって行われる。
【0032】
そして、ユーザに変更する作業を選択させる、または、新たな作業を追加させるために、作業管理サーバ2は、登録している作業のリストを表示する(S103)。作業リストは、ユーザに複数の作業期間を容易に比較させるために、ガントチャート画面生成機能33によって、行要素を作業とし、列要素を作業期間とするガントチャート形式で表示させる(図4参照)。ここで、ガントチャート表示は、作業に加えて、作業に必要な作業員人数を、作業期間ごとに山積み表示を行う。作業期間ごとの山積み表示は、複数の作業において、作業員の人数を調整するための確認に使用される。例えば、管理用資源DB36に、7月15日に100名の作業員を配置できる旨の登録がなされているとする。そして、作業DB31に登録されている作業のうち、7月15日に行われる作業に必要な作業員の総和が110名であるとする。すると、7月15日の山積み表示は、7月15日に行われる作業に必要な作業員の総和である110名に相当する印が、作業員の人数制限である100名を示す線を跨いでいる表示となる。ガントチャート画面生成機能33は、人数制限の総和を示す線を跨いだ期間について、印の色を変える、などの視覚的な変化を加えることで、ユーザに、人数制限の違反を警告する。ここでは山積み表示を行っているが、動因可能人数と作業に必要な人数の関係が視覚的に表示されれば良い。グラフを用いて関係が表示できれば更に良い。
【0033】
ここで、表示された作業リストから変更する作業を選択する際に、作業リストが有する作業から、検索条件によって作業を絞り込んで表示し、それを更に選択するなどして、変更対象作業またはそれと対比して表示する作業を選択することが出来る。もちろん作業予定の新規作成の場合にそれと対比させながら表示する作業を選択することが出来る。作業検索機能34は、ユーザによって検索条件が指定されたかを確認し(S104)、検索条件が指定されたら(S104、Yes)、検索条件に応じて作業リストから作業を抽出する(S105)。検索条件が指定されない場合は(S104、No)、作業リストは、作業DB31に登録されている作業を表示する。そして、ユーザは、作業リストから変更する作業を選択する(S106)。
【0034】
作業編集機能32は、選択された作業に関する作業項目を作業DB31から読み出し、ユーザに編集させる画面を表示する(S107)。なお、作業を新規に計画する場合は、作業項目として初期値が設定される。ここで、頻繁に作成される作業の作業項目を呼び出す場合(S108、Yes)は、定型作業の作業項目が呼び出される(S109)。
【0035】
作業編集機能32は、ユーザに作業項目を編集させる。まず、ユーザは、作業項目のうち、文字形式により入力する項目を編集する(S110)。次に、ユーザは、地図に関する作業項目を入力する際に、作業区間画面作成機能24を呼び出す。作業区間画面作成機能24は、地図DB23に格納された地図データに、電力設備DB21に格納された電力設備を付して作業区間画面を作成し、電力設備付の地図を表示する(S111)。そして、作業区間画面作成機能24は、作成された作業区間画面の任意の電力設備をユーザに選択させて、地図に関する作業項目を編集させる(S112)。
【0036】
作業項目がユーザによって編集された作業は、作業DB31に登録される。このとき、編集された作業が次回以降に利用される場合は、作業管理サーバ2は、ユーザ編集された作業を定型作業として登録するかを問い合わせ(S113)、登録の指示がなされたら(S113、Yes)、編集された作業を定型作業として作業DB31に登録する(S114)。
【0037】
そして、作業管理サーバ2は、作業検査機能35によって、作業DB31に登録された作業間での整合性をチェックする(S115)。ここで、作業検査機能35は、現実に作業に使用できる資源の内容を格納した管理用資源DB36を参照することにより、作業DB31に登録されている作業が有するそれぞれの作業項目について、実現可能かを検査する。検査とは、例えば、管理用資源DB36に登録されている所定の作業車を、同期間に複数の作業が使用する設定がなされた場合は、所定の作業車を使用する複数の作業と、所定の作業車とをユーザに表示し、作業間の矛盾を警告する。なお、複数の作業計画における検査項目としては、例えば、作業責任者の重複、作業場所の重複、停電区間の重複、ならびに、作業配電線の重複がある。また、単独の作業における検査項目としては、例えば、作業日が休日に設定されていないかのチェック、がある。
【0038】
整合性チェックが終了した作業は、作業管理サーバ2に登録され、帳票形式記録領域41に登録された帳票形式にて、適宜作業員に出力される(S116)。
【0039】
以上、本発明の第1実施形態について説明した。かかる方法によれば、作業場所の地域を事前に確認しながら作業計画をたてることができる。その結果、地理的範囲を考慮して作業を効率よく計画および管理することができる。また、検索条件に合致した作業の中から、設定したい作業をすばやく選択することができる。それにより、所望の作業をすばやく表示および設定することができる。さらに、作業対象設備の追加・削除を地図上で計画することができる。その結果、地理を考慮した作業対象設備の追加・削除を容易に計画することができる。また、定型作業を活用することで、類似した作業の入力をすばやく行うことができる。それにより、作業を効率的に入力することができる。さらに、複数の作業の整合性を容易に確認することができる。その結果、複数の作業の整合性をとることができる。また、作業の進捗状況が容易に把握できる。それにより、作業データを参照することで、作業計画の承認、変更を容易に行うことができる。
【0040】
以下に、本実施形態の作業管理方法を実現する作業管理サーバを含めた作業管理システムにおける第2実施形態について説明する。第2実施形態は、上記第1実施形態において、作業管理サーバ2が提供する画面について、より具体的に説明する。従って、第1実施形態と同様の構成要素および動作については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0041】
まず、上述した検索操作のための画面を図12に示す。この画面は作業管理サーバ2のインタフェースである表示装置に表示される。図で「作業計画実施日」の開始と終了枠に月日を入力することで、入力期間の対象作業を検索することができる。また状態欄を選択することで、対象を選択することができる。例えば「作業を中止している」ものを選択、あるいは「起草」:作業計画起草中の作業、「承認待ち」:作業計画の承認待ちの作業、「承認済」:作業計画の承認済の作業、「作業中」:現在作業中の作業、「作業完了」:作業が既に完了した作業、などの1つの項目あるいは複数の項目を選択することで、対象作業を検索できる。また作業の種別からも検索することができる。作業の種別は、例えば「作業」、「一般」、「事故」、「系統切替え」、などである。さらに作業の対象となった、あるいは、作業の対象となる設備から検索できる。また工事会社から検索することができる。これらの1つまたは複数個の項目を選択して、画面の検索表示を選択することにより、作業管理サーバ2の検索動作が行われる。検索結果は例えば図4や図5に示す作業A、B、Cの形で表示される。
【0042】
次に、ガントチャート画面生成機能33によって生成されたガントチャートの表示画面について、図4および図5を参照して説明する。また図4と図5の具体的な表示画面を図14に示す。
【0043】
図で各作業が縦に列をなして表示されている。これらの作業は、検索により引き出された作業、あるいは新規に入力した作業である。作業ごとにその作業の状態、例えば「作業中」「承認待ち」「起草」、が示されている。この状態が図12で説明した状態による検索の対象となる。また作業場所あるいは作業区間が示されている。複数の表示された作業A〜Cは対比が正確に行えるように、時間軸が共通になっている。さらに作業者数の表示とも時間軸が共通になっている。この図4と図5では示していないが、具体的な表示画面である図14で示す如く共通時間軸を切替える操作ボタン610が設けられ、日、週、月、3ヶ月、6ヶ月などの複数の切替え数値から選択可能となっている。また表示期間を挿入枠612に入力すれば、ガントチャートの表示画面は、その値で時間軸を形成して表示する。このことにより効率よくまた誤りを少なくする工夫が為されている。図14の表示では表示エリア614に階層構造で作業が表示され、階層構造で目的の作業を選択するとその作業およびその作業計画が表示される。特定の作業についてその変更や新規計画を作成する際に、それに関係する作業をエリア614で選択して表示でき、作業の効率と共に新規作成または作業計画の変更に対する正確さ、安全性の向上となる。
【0044】
ガントチャートの表示画面は、電力設備管理会社1に、編集する作業を選択させる機能、および、作業者数を調整するために作業期間を変更させる機能が要求される。このため、ガントチャートの表示画面は、縦軸に表示された作業リスト101と、計画した作業に要する人数が、配置可能な人数内におさまっているかを確認させる作業人数確認欄102と、作業人数確認欄102内に付され、管理用資源DB36に格納された期間ごとの作業人数の上限を示す作業人数の上限線103と、作業人数確認欄102内に付され、作業期間ごとに計画した作業に要する人数の総和を示す作業人数の総和104と、作業ごとに配置されて作業区間を示す作業区間印105と、作業区間印105の付近に配置されて作業に関するメモ書きを示す作業区間印メモ106とを有する。なお、作業人数の上限線103および作業人数の総和104は、縦軸方向に人数を表示している。
【0045】
以下、複数の作業に要する作業人数の総和104が用意可能な作業人数を超える計画された場合に、作業期間を変更して対処する具体的な手順を、図4および図5を参照して説明する。図4は、複数の作業に要する作業人数の総和が用意可能な作業人数を超えた場合に表示される画面であり、図5は、図4に対して、所定の作業区間を変更することで、複数の作業に要する作業人数の総和が用意可能な作業人数を超えないように調整した後に表示される画面である。
【0046】
ユーザは、図4において、作業人数確認欄102を参照する。作業人数の総和104の内、作業人数の総和104Aに相当する期間について、作業人数が違反されていることが確認される。次に、ユーザは、作業リスト101のうち、作業人数の総和104Aに関連する作業である作業Aおよび作業Bを確認する。そして、ユーザは、作業Bに対応する作業区間印105Aを、作業Aに対応する作業区間印105と重ならないように、図5における、作業区間印105Bの位置にマウスのドラッグアンドドロップ操作により移動する。すると、図5において、作業人数確認欄102に表示された作業人数の総和104が、作業区間印105Bへの移動に伴い、作業人数の上限線103内に収まることが、ユーザに確認される。以上、作業期間を移動することによる作業人数の調整操作について説明した。
【0047】
さらに、作業計画の入力あるいは編集に使用する画面を図13に示す。この画面で、作業を特定する「管理番号」や「作業種別」、作業の「実施日」即ち実施期間、「作業場所」、その他を入力して「登録」および「終了」を選択すると、図4あるいは図14の表示画面に遷移する。一方、図4や図5、図12で作業あるいは作業計画の実施期間を示すグラフを選択すると図13が表示される。図13で「作業場所」を選択すると、作業場所の地図が表示される。この地図は図6、図7、図10に示されている。この地図を操作すると、上記図で説明の如く、図13の「作業設備名称」の欄に設備内容やその設備の作業に基づく必要な操作内容が表示される。この表示により、安全で効率的な作業が可能となる。さらに上記地図の操作により、「停電区間」の欄に停電区域が表示される。ここでの説明は電力の例であり、ガスや水道に関する場合は、これらの供給が停止される地域が示される。また既に登録されている作業内容や注意事項が表示される。これらの項目は新たに入力することも出来る。工事責任者や工事会社が入力され、または登録された内容から読み出されて表示され、「登録」を選択することでこれらのデータはデータベースに登録される。このデータは、工事会社のシステムや工事担当者の端末に送られ、利用されることとなる。図13はこの作業に必要な内容を同一画面に表示とており、判断しやすくなっている。現場画像は現場の状況を感覚的に把握できるようにしたものであり、作業の安全確認や装備の点で適切な判断を行うのに役立つ。
【0048】
また、配電線路図の表示画面について、図6を参照して説明する。
【0049】
図6に示された配電線路図の画面は、地図上に付される電力設備間の接続を示し、またその接続をユーザに編集させる機能を有する。このため、配電線路図の画面は、電力設備間の接続を示す電力設備接続ウィンドウ220と、電力設備を追加するときに押される追加ボタン231と、電力設備を削除するときに押される削除ボタン232とを有する。また、電力設備接続ウィンドウ220は、電力を提供する変電設備のアイコン221と、各区間に電力を中継する配電線のアイコン222とを有する。
【0050】
ユーザは、まず、図示しない電力設備アイコンリストから、追加したい電力設備アイコン211を選択する。次に、ユーザは、電力設備接続ウィンドウ220内の接続線で接続された所定の箇所のうち、まだ電力設備アイコン211が付されていない任意の箇所を選択して、追加ボタン231を押すことにより、電力設備アイコン211を、電力設備接続ウィンドウ220の選択した箇所に追加する。また、ユーザは、電力設備を削除する際には、電力設備接続ウィンドウ220内に付された任意の電力設備アイコン211を選択して、削除ボタン232を押すことにより、電力設備アイコン211を削除する。
【0051】
さらに、地図上で電力設備をユーザに選択される画面について、図7を参照して説明する。
【0052】
図7に示された地図画面は、地図上に付される電力設備の配置を示し、ユーザに、任意の電力設備、または複数の電力設備とそれらの接続によって構成される任意の区間を、選択または編集させる機能を有する。このため、地図画面は、編集する電力設備アイコン211を種別ごとに表示した電力設備アイコンリスト210と、電力設備を追加するときに押される追加ボタン231と、電力設備を削除するときに押される削除ボタン232と、電力設備が付された地図を表示し、ユーザに地図上の電力設備または区間を選択される地図ウィンドウ300とを有する。例えば、図7において、地図ウィンドウ300には、電力設備アイコン311,312,313,314,315が付されている。そして、作業対象区間321は電力設備アイコン311,312,313とその接続で構成され、また、作業対象区間322は、電力設備アイコン313,314,315とその接続で構成される。なお、ユーザに把握しやすくするために、電力設備はその種別に応じて色をかえて表示しても良い。以下、操作の目的ごとに、地図画面へのユーザの操作を説明する。なお、図7のより具体的な地図画面を図10に示す。
【0053】
まず、作業に関する操作を入力するなど、地図画面上の任意の電力設備を選択する場合は、ユーザは、地図ウィンドウ300内の任意の電力設備をマウスのクリック操作などで直接選択する。そして、ユーザは、選択された電力設備に対して操作内容などの作業項目を追加する。なお、操作内容などの作業項目が追加された電力設備について、編集済みを表すために、色をかえて表示しても良い。
【0054】
次に、作業に関してある区間を停電するなど、地図画面上の任意の区間を選択する場合は、ユーザは、地図ウィンドウ300内の任意の接続線をマウスのクリック操作などで直接選択する。任意の接続線は電力設備によって囲まれた区間に含まれるので、ユーザによる接続線の選択により、選択された接続線の所属する区間が選択される。
【0055】
そして、地図画面に対して電力設備を追加する場合は、ユーザは、電力設備アイコンリスト210から、追加したい電力設備アイコン211を選択する。次に、ユーザは、地図ウィンドウ300内の接続線が接続された箇所のうち、まだ電力設備アイコン211が付されていない任意の箇所を選択して、追加ボタン231を押すことにより、電力設備アイコン211を、地図ウィンドウ300の選択した箇所に追加する。また、ユーザは、電力設備を削除する際には、地図ウィンドウ300内に付された任意の電力設備アイコン211を選択して、削除ボタン232を押すことにより、電力設備アイコン211を削除する。以上、操作の目的ごとに、地図画面へのユーザの操作を説明した。
【0056】
また、作業者端末4が、作業管理サーバ2から作業を参照する際の画面遷移について、図8を参照して説明する。なお、作業者端末4からは作業の参照が可能であり、作業の変更は許可されない。
【0057】
図8に示された画面遷移は、作業管理サーバ2がアクセスの行われた作業者端末4を認証するためのログイン画面401と、作業担当者が作業に関する所望の画面を呼び出すためのメニュー画面402と、地図上に付された電力設備を確認するための地図ウィンドウ300に相当する現場地図画面403と、作業中に停電させる区間の識別子を表示させる停電区間画面404と、作業対象となる電力設備と、その電力設備への操作とを表示する概略手順画面405との間で遷移が行われる。なお、作業者端末4が作業を参照する際に最初に起動される画面は、ログイン画面401である。ここで、現場地図画面403のより具体的な表示例を図11(A)に、停電区間画面404のより具体的な表示例を図11(B)に示す。
【0058】
作業担当者は、作業者端末4より、ログイン画面401を介して、作業管理サーバ2にアクセスする。アクセスを受けた作業管理サーバ2は、作業者端末4からの指示に応じて、作業担当者の所望の画面を作成して、作業者端末4へ送信する。なお、現場地図画面403は画像形式で、その他の画面はレイアウト形式が指定された文字形式で作成される。ここで、現場地図画面403は、地図上に電力設備、作業の概要を示す文字情報などを付して表示する。地図上に付された電力設備や文字情報は、請求項の「所定の作業に関する項目」に相当する。ここで、帳票作成機能42は、予め帳票形式記録領域41に登録された帳票形式を用いて表示画面を作成することもできる。作成された表示画面を受信した作業者端末4は、その画面を作業担当者に提示する。予め帳票形式記録領域41に登録された帳票形式を用いて作成された表示画面の一例を図9に示す。図9において、帳票形式による作業画面500は、作業の概要510と、作業の操作一覧520を所定の形式で表示している。帳票形式は、例えば表ソフトであるエクセル(R)を用いて作成される。
【0059】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。かかる方法によれば、作業ごとに期間を比較することができる。その結果、複数の作業期間を比較することにより、特定期間に作業が集中することを抑制するように作業期間を分配できる。また、他の作業期間を参照し、重複しないように作業期間を変更することができる。それにより、複数の作業期間を比較することにより、特定期間に作業が集中することを抑制するように作業期間を分配できる。さらに、作業人員を従事可能な人数内に抑えることができる。その結果、作業員数に合った作業を計画でき、作業員の負荷分散ができる。また、作業対象設備の接続を事前に確認しながら作業計画をたてることができる。作業対象設備全体の理解が容易に行える。それにより、作業対象設備の接続を考慮した追加・削除を容易に計画することができる。また、作業者が読みやすいレイアウトで帳票を出力することができる。その結果、作業者が読みやすいレイアウトで作業を把握することができる。
【0060】
以上説明した本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
【0061】
例えば、本実施形態においては、電力設備に関する作業を管理対象としたが、管理対象として、地図上に付された設備と、それらの設備を接続する線で構成される管理対象について適用してもよく、設備の種別には依存しない。設備の種別とは、例えば、ガス、水道、通信、並びに、鉄道である。なお、地図上で作業対象設備をユーザに選択される画面について、ガス設備を対象とした画面例を図15に、水道設備を対象とした画面例を図16に、通信設備を対象とした画面例を図17に、鉄道設備を対象とした画面例を図18に、それぞれ示す。
【0062】
また、作業リストをガントチャート形式で表示したが、ガントチャート形式の替わりに、他の表示形式としてもよい。他の表示形式とは、例えば、テキスト形式や、作業項目に応じて表示箇所又は表示内容を変えたアイコン形式である。
【0063】
さらに、ガントチャートに付される作業員の山積み表示は、作業員の替わりに、作業の制約となる項目のうち任意の項目を表示しても良い。また、作業の制約となる項目が複数存在する場合は、それらを一部または全て表示してもよい。作業の制約となる項目とは、例えば、作業予算や、作業用電力、並びに、所定の作業用機材の個数である。
【0064】
また、ガントチャート上での作業期間は、マウスのドラッグアンドドロップ操作により変更可能としたが、例えば、期間を直接数値により指定するなど、他の変更操作を適用してもよい。
【0065】
さらに、作業者端末4により表示される画面の遷移について、画面が切り替わるたびに、切り替わる後の画面を、逐次作業管理サーバ2から呼び出してもよいし、複数の画面を予め作業者端末4にダウンロードしておき、画面の切り替え時に、ダウンロードされた画面を呼び出すようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】
本発明により、作業場所の地域を事前に確認しながら作業計画をたてることができる。その結果、地理的範囲を考慮して作業を効率よく計画および管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる作業管理方法を実現する作業管理サーバを含めた作業管理システムの概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係わる作業管理方法を実現する作業管理サーバの構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態における作業計画を作成する際のフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係わる作業リストのガントチャートの表示画面である。
【図5】本発明の実施形態に係わる作業リストのガントチャートの表示画面において、作業期間を変更した図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる電力設備の編集中に表示される配電線路図である。
【図7】本発明の実施形態に係わる作業区間および作業対象機器の選択画面である。
【図8】本発明の実施形態に係わる作業者端末に表示される画面の遷移を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係わる帳票形式による作業の表示画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係わる作業区間および作業対象機器の選択画面である。
【図11】本発明の実施形態に係わる作業者端末に表示される画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係わる作業リストへの検索条件の入力画面の一例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態に係わる作業計画の入力あるいは編集に使用する画面の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施形態に係わる作業リストのガントチャートの表示画面である。
【図15】本発明の実施形態に係わるガス設備を対象とした作業区間および作業対象機器の選択画面である。
【図16】本発明の実施形態に係わる水道設備を対象とした作業区間および作業対象機器の選択画面である。
【図17】本発明の実施形態に係わる通信設備を対象とした作業区間および作業対象機器の選択画面である。
【図18】本発明の実施形態に係わる鉄道設備を対象とした作業区間および作業対象機器の選択画面である。
【符号の説明】
1…設備管理会社
2…作業管理サーバ
3…設備工事会社
4…作業者端末
10…ユーザインタフェース
20…作業区間管理部
30…作業管理部
40…帳票管理部
101…作業リスト
102…作業人数確認欄
210…電力設備アイコンリスト
220…電力設備接続ウィンドウ
300…地図ウィンドウ
401…ログイン画面
402…メニュー画面
403…現場地図画面
404…停電区間画面
405…概略手順画面

Claims (17)

  1. 設定する作業を選択させるために、登録されている作業リストが表示されるように為し、この表示された作業リストから、設定対象の作業が選択されると、選択された作業に関する項目の設定画面を表示し、前記設定画面は、作業対象設備が付された地図と連携し、前記地図上に付された作業対象設備を選択させて、前記作業に関する項目を設定することを特徴とする作業管理方法。
  2. 前記設定する作業を選択させるために、作業データが有する項目に関する検索条件の入力画面を表示し、検索条件が入力されると、入力された検索条件を反映して前記作業リストが表示されるように為すことを特徴とする請求項1に記載の作業管理方法。
  3. 前記作業リストは、行要素を作業とし、列要素を作業期間とするガントチャート形式で表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理方法。
  4. 前記ガントチャート形式による作業リストの表示は、マウスのドラッグアンドドロップ操作により、前記作業期間を示す印の位置を変更して作業期間を変更させることを特徴とする請求項3に記載の作業管理方法。
  5. 前記ガントチャート形式による作業リストの表示は、登録されている作業に要する総作業員数の期間ごとの山積み表示を付すことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の作業管理方法。
  6. 前記作業対象設備が付された地図の作成のために、表示させた地図上の任意の位置に作業対象設備を追加・削除させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の作業管理方法。
  7. 前記地図上に付された作業対象設備は、設備接続図によって作業対象設備間の接続情報を入力・表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の作業管理方法。
  8. 設定された前記作業に関する項目は、定型データとして再利用されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の作業管理方法。
  9. 設定された前記作業に関する項目について、登録されている作業間での整合性を検査し、整合性が取れていない作業について警告を表示することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の作業管理方法。
  10. 設定された前記作業に関する項目は、ユーザの指定した帳票形式で出力されることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の作業管理方法。
  11. 前記帳簿形式の出力は、作業に関するデータを含めることを特徴とする請求項10に記載の作業管理方法。
  12. 管理された作業の表示方法において、作業を管理するサーバは、外部からの端末のアクセスを受信すると、前記端末のアクセスによる操作に応じて、所定の作業に関する項目を地図と連携させて表示する画面を作成し、前記作成された表示画面を前記アクセスされた端末に送信することを特徴とする管理された作業の表示方法。
  13. 前記サーバからの表示画面の送信は、複数の表示画面を一度に送信することを特徴とする請求項12に記載の管理された作業の表示方法。
  14. 複数の作業を管理する作業管理方法において、前記複数の作業を管理するサーバは、外部からの端末のアクセスによる操作に応じて前記複数の作業を格納した作業リストを作成すると共に、外部からの端末のアクセスによる操作に応じて前記作業リストを編集させることを特徴とする複数の作業を管理する作業管理方法。
  15. 前記作業リストは、行要素を作業とし、列要素を作業期間とするガントチャート形式で表示することを特徴とする請求項14に記載の複数の作業を管理する作業管理方法。
  16. 前記ガントチャート形式による作業リストの表示は、マウスのドラッグアンドドロップ操作により、前記作業期間を示す印の位置を変更して作業期間を変更させることを特徴とする請求項15に記載の複数の作業を管理する作業管理方法。
  17. 前記ガントチャート形式による作業リストの表示は、登録されている作業に関する項目と前記項目に関する制約条件とを比較させることを特徴とする請求項15または請求項16に記載の複数の作業を管理する作業管理方法。
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