JPH1131363A - 誤り訂正能力の改良されたディジタル記録/再生装置及びその方法 - Google Patents

誤り訂正能力の改良されたディジタル記録/再生装置及びその方法

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JPH1131363A
JPH1131363A JP10964998A JP10964998A JPH1131363A JP H1131363 A JPH1131363 A JP H1131363A JP 10964998 A JP10964998 A JP 10964998A JP 10964998 A JP10964998 A JP 10964998A JP H1131363 A JPH1131363 A JP H1131363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリック再生データ及びスタフィングデータ
によらずに、正常再生データに対して外部誤り訂正を行
なうことにより、正常再生データの誤り訂正能力が向上
できる誤り訂正能力の進んだディジタル記録/再生装置
及びその方法を提供する。 【解決手段】 記録時には、スタフィング領域及びトリ
ック再生データ領域には所定のパターンデータを配列し
て、正常再生データについて外部パリティを加えた上
で、外部誤り訂正符号化を行う一方、再生時には、スタ
フィング領域及びトリック再生データ領域には誤り訂正
符号化時に使用した所定のパターンデータを配列し、内
部誤り訂正復号化した正常再生データについて外部パリ
ティを用いて、外部誤り訂正復号化を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル記録/再
生分野に係り、特に、MPEG−2信号を記録かつ再生する
ディジタル記録/再生装置の誤り訂正分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ機器は、テレビ会議、
画像電話などの通信分野はもとより、コンピュータ及び
家庭用電機など多くの応用分野で使用でき、特にディジ
タルビデオカセットレコーダ(以下、”ディジタルVCR"
という)やディジタルビデオカセット(DVC :所謂カム
コーダという)などのディジタル記録及び再生装置で
は、ディジタル記憶媒体用MPEG(Moving Picture Expe
rts Group)−2標準案を採用している。
【0003】MPEG−2標準案によると、プログラムスト
リームは、ビデオ、オーディオ及びユーザデータのため
のそれぞれの基本ストリーム(Elementary Stream)とさ
れ、この基本ストリームはPES(Packetized Elementary
Stream) にパケット化されている。通常、放送局から伝
送される各ピクチュアは一つのPES からなり、一つのPE
Sは所定数の伝送パケット(Transport Packet) に伝送
されている。ちなみに、伝送路上のデータはMPEG−2の
システム層(system layer) 構造となり、このシステム
層構造は188 バイト単位のパケット構造を有する。各パ
ケットにおいて4バイトのヘッダは、1バイトのシンク
と3バイトのサイド情報からなる。ヘッダのバイト数は
可変する。パケットからヘッダを除外した領域には、ビ
デオデータ、オーディオデータ、或いはユーザデータな
どが載せられる。
【0004】一方、ディジタル記録及び再生装置は、送
られたMPEG−2ビットストリームを記録する時、正常再
生(Normal−Play:NP)モードとトリック再生(Trick
−Play:TP)モード共に対応するため、正常再生データ
のみならず、MPEG−2ビットストリームからもトリック
再生データを抽出して、別のトリック再生データ領域に
記録している。
【0005】また、MPEG−2圧縮手法が採用された米国
型HDTV(High Definition Televsion) 信号のATV(Advanc
ed Television)信号と欧州型HDTV信号のDVB(Digital Vi
deoBroadcasting)信号を記録するディジタル記録及び再
生装置は、伝送信号のビットレートに応じて、25Mbpsモ
ード、12.5Mbpsモード、あるいは6.25Mbpsモードにて記
録を行なう。この際、書込みモードのビットレートと伝
送信号のビットレート間に差ができると、正常再生デー
タ領域内の所定領域にスタフィング領域を割り当て、ダ
ミーデータのスタフィングデータが記録される。このス
タフィングデータを考慮したうえで誤り訂正符号化及び
復号化を行なう場合、正常再生データの誤り訂正能力は
スタフィングデータ量に影響されるので、本発明は、ダ
ミーデータのスタフィングデータによらず、正常再生デ
ータの誤り訂正能力を改良するために提案されたもので
ある。
【0006】また、ディジタル記録及び再生装置により
MPEG−2フォーマットのビデオビットストリームを記録
する場合、トラックフォーマットに現れるECC(Error Co
rrection Code)構造は、ピクチュア間(inter-picture)
符号化したビットストリームを記録するためのものであ
るから、ATV 信号やDVB 信号のようなピクチュア間符号
化したビットストリームはエラーに弱い。
【0007】かかる問題点に関する解決策として、正常
再生データ領域の特定領域を割り当てる手法が挙げられ
る。この領域はECC3領域と呼ばれ、正常再生データに限
っての誤りを訂正するに外部パリティを蓄積するための
ものである。しかし、追加された誤り訂正領域ECC3を用
いた誤り訂正符号化時に、バースト誤りに対応するた
め、インタリーブ効果を持たせて所定数(通常10個)の
トラック単位にECC 構造の正常再生データを書込み、EC
C3領域に外部パリティを加えていることから、大容量の
メモリが必要となり、この結果、実際にECC3を復号化す
るにはハードウェア構造が相当複雑化するという問題が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記した問題
点を解消するための、本発明の目的は、記録時には、ス
タフィング領域が含まれたECC ブロックに対し、スタフ
ィング領域とトリック再生データ領域に所定のパターン
データを配列したうえで外部誤り訂正符号化を行う一
方、再生時には、符号化時に使用したパターンデータを
スタフィング領域とトリック再生データ領域に配列した
上で外部誤り訂正復号化を行なうディジタル記録/再生
装置を提供することにある。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、記録時に
は、正常再生データ領域内の追加されているECC3領域に
所定のパターンデータを配列した上で、外部誤り訂正符
号化を行い、再生時には、符号化時に使用したパターン
データをECC3領域に配列した上で、外部誤り訂正復号化
を行なうディジタル記録/再生装置を提供することにあ
る。
【0010】さらに、本発明の他の目的は、記録時に
は、スタフィング領域の含まれたECCブロックに対し、
スタフィング領域とトリック再生データ領域に所定のパ
ターンデータで配列した上で、外部誤り訂正符号化を行
なう一方、再生時には、符号化時に使用したパターンデ
ータをスタフィング領域とトリック再生データ領域に配
列した上で、外部誤り訂正復号化を行なうディジタル記
録/再生方法を提供することにある。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、記録時に
は、正常再生データ領域内の追加されているECC3領域に
所定のパターンデータを配列した上で、外部誤り訂正符
号化を行う一方、再生時には、符号化時に使用したパタ
ーンデータをECC3領域に配列した上で、外部誤り訂正復
号化を行なうディジタル記録/再生方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の付加情報挿入器は、受信される伝送ストリ
ームにデコード時点を示す付加情報を加え、所定数のシ
ンクブロック単位に正常再生データを出力し、抽出器
は、受信される伝送ストリームからトリック再生データ
を抽出し、所定数のシンクブロック単位にトリック再生
データを出力する。また、本発明の配列器は、予め定ま
ったデータ構造において、正常再生データは正常再生デ
ータ領域に、トリック再生データはトリック再生データ
領域に、かつ、予め定まった書込みレートと伝送ストリ
ームのビットレート間の差分だけ所定パターンのスタフ
ィングデータを正常再生データ領域内のスタフィング領
域に配列し、誤り訂正符号化器は、予め定まった構造に
配列されたデータの中、トリック再生データ及びスタフ
ィングデータによらずに、正常再生データについて外部
誤り訂正し、外部誤り訂正符号化したデータを出力し、
変調器は、誤り訂正符号化したデータを変調し、変調さ
れたデータを記録媒体に伝送する。
【0013】ここで、誤り訂正符号化器は、スタフィン
グ領域及びトリック再生データ領域には所定のパターン
データを配列した上、正常再生データに対し外部パリテ
ィを加え、外部誤り訂正符号化したデータを出力する外
部誤り訂正符号化器、及び外部誤り訂正符号化したデー
タに内部パリティを加え、内部誤り訂正符号化したデー
タを出力する内部誤り訂正符号化器とを含む。
【0014】更に、本発明の復調器は、記録媒体に書込
まれたデータを復調し、復調されたデータを出力し、誤
り訂正復号化器は、復調されたデータを誤り訂正復号化
し、選択器は、正常再生モード/トリック再生モードに
応じて、正常再生モード時には誤り訂正復号化した正常
再生データを選ぶ一方、トリック再生モード時には誤り
訂正復号化したトリック再生データを選ぶ。この誤り訂
正復号化器は、正常再生モード時には、復調された正常
再生データを内部パリティを用いて内部誤り訂正復号化
し、内部誤り訂正復号化した正常再生データを選択器に
出力する一方、トリック再生モード時には、復調された
トリック再生データを内部パリティを用いて内部誤り訂
正復号化し、内部誤り訂正復号化したトリック再生デー
タを選択器に出力する内部誤り訂正復号化器と、スタフ
ィング領域及びトリック再生データ領域には、誤り訂正
符号化時に使用した所定のパターンデータを配列した
上、内部誤り訂正復号化した正常再生データに対し外部
パリティを用いて外部誤り訂正復号化を行い、外部誤り
訂正復号化したデータを出力する外部誤り訂正復号化器
とを含む。
【0015】上記他の目的を達成するために、本発明の
装置は、外部誤り訂正符号化器において、正常再生デー
タ領域内の別の誤り訂正コード領域に所定のパターンデ
ータをオーバライトして、外部誤り訂正符号化を行な
い、外部誤り訂正復号化器において、正常再生データ領
域内の別の誤り訂正コード領域に誤り訂正符号化時に使
用した所定のパターンデータをオーバライトして、外部
誤り訂正復号化を行なうことを特徴とする。
【0016】更に、上記他の目的を達成するために、本
発明の方法は、受信される伝送ストリームにデコード時
点を示す付加情報を挿入し、付加情報の挿入された伝送
パケットを出力する段階と、第1の所定数の付加情報の
挿入された伝送パケットを第2の所定数のシンクブロッ
ク単位にマッピングし、正常再生データを出力する段階
と、受信される伝送ストリームからトリック再生データ
を抽出する段階と、抽出されたトリック再生データをパ
ケット化させ、パケット化された第1の所定数のトリッ
ク再生データの伝送パケットを第2の所定数のシンクブ
ロック単位に出力する段階と、予め定まった構造で正常
再生データは正常再生データ領域に、トリック再生デー
タはトリック再生データ領域に、かつ、予め定まった書
込みレートと伝送ストリームのビットレート間の差分だ
け所定パターンのスタフィングデータを正常再生データ
領域内の所定のスタフィング領域に配列する段階と、予
め定まった構造に配列されたデータにおいて、トリック
再生データ及びスタフィングデータによらずに、正常再
生データに対して外部誤り訂正を行い、誤り訂正符号化
したデータを出力する段階と、誤り訂正符号化したデー
タを変調し、変調されたデータを記録媒体に伝送する段
階とを含む。
【0017】ここで、誤り訂正符号化段階は、スタフィ
ング領域及びトリック再生データ領域には所定のパター
ンデータを配列した上、正常再生データに対し外部パリ
ティを加え、外部誤り訂正符号化したデータを出力する
段階と、外部誤り訂正符号化したデータに内部パリティ
を加え、内部誤り訂正符号化したデータを出力する段階
とを含む。
【0018】更に、本発明の方法は、記録媒体に書込ま
れたデータを復調し、復調されたデータを出力する段階
と、復調されたデータを誤り訂正復号化し、誤り訂正復
号化した正常再生データと誤り訂正復号化したトリック
再生データとを出力する段階と、正常再生モード/トリ
ック再生モードに応じて、正常再生モード時には誤り訂
正復号化した正常再生データを選ぶ一方、トリック再生
モード時には誤り訂正復号化したトリック再生データを
選ぶ段階とを含む。ここで、外部誤り訂正復号化段階
は、正常再生モード時に、復調されたデータを内部パリ
ティを用いて内部誤り訂正復号化した上、内部誤り訂正
復号化した正常再生データを出力する一方、トリック再
生モード時には、復調されたデータを内部パリティを用
いて内部誤り訂正復号化した上、内部誤り訂正復号化し
たトリック再生データを選択段階に出力する段階と、ス
タフィング領域及びトリック再生データ領域には誤り訂
正符号化時に使用した所定のパターンデータを配列した
うえで、内部誤り訂正復号化した正常再生データに対し
外部パリティを用いて外部誤り訂正復号化を行なう段階
とを含む。
【0019】上記他の目的を達成するために、本発明の
方法は、外部誤り訂正符号化段階で、正常再生データ領
域内の別の誤り訂正コード領域に所定のパターンデータ
をオーバライトして、外部誤り訂正復号化を行ない、外
部誤り訂正復号化段階で、正常再生データ領域内の別の
誤り訂正コード領域に誤り訂正符号化時に使用した所定
のパターンデータをオーバライトして、外部誤り訂正復
号化を行なうことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づいて本
発明に係る誤り訂正能力の進んだディジタル記録/再生
装置及びその方法の好適な実施例について説明する。図
1において、プログラム選択器102 は、MPEG−2伝送ス
トリームからユーザにより入力されたプログラム番号に
該当するプログラムの伝送ストリームを選び、選ばれた
プログラムの伝送ストリームをタイムスタンプ付加器10
8 に出力し、かつ、この伝送ストリームから抽出された
PCR(Program Clock Reference)をPLL(フェーズロック
ドループ)回路104 に出力し、伝送ストリームから抽出
されたビデオ層をイントラ(I)−ピクチュア抽出器11
4 に出力する。PLL 回路104 は、プログラム選択器102
から出力されるPCR を基準にして、伝送側で使用した27
MHz クロック信号と同期された27MHz のクロック信号を
発生する。
【0021】ここで、ビデオ画像はディジタル化され、
MPEG−2構造にビットストリーム化し、圧縮タイプのデ
ータにて伝送される。このビットストリームは、ビデオ
層構造と伝送層構造とからなり、ビデオ層構造にはMPEG
−2圧縮による信号が付加され、伝送層構造には伝送の
ためのヘッダを加えて、伝送パケット単位にデータが伝
送される。
【0022】タイミング及び制御信号発生器106 は、PL
L 回路104 で発生した27MHz クロック信号を用いてカウ
ント−アップを行い、カウント値をタイムスタンプ付加
器108 に印加し、テープ上のトラックを示すトラック信
号をバッファ制御器112 及びRAM制御器122 に印加
し、正常再生データ領域、スタフィング領域、ECC3領域
またはトリック再生データ領域の可否を示す領域制御信
号をマルチプレクサMUX126に印加し、かつ、ECC ブロッ
クを示すECC ブロック信号を誤り訂正符号化器128 に印
加する。
【0023】タイムスタンプ付加器108 は、ディジタル
VCR の復号化器において、符号化器に入力された伝送ス
トリームの入力時間と同様の時間間隔で復元するため、
伝送ストリームがディジタルVCR の符号化器に到着する
時間を示すタイムスタンプをプログラム選択器102 から
出力される伝送パケットごとに加える。第1のバッファ
110 は、タイムスタンプ付加器108 から出力されるタイ
ムスタンプの付加された正常再生データを臨時保存す
る。バッファ制御器112 は、第1のバッファ110 に臨時
保存された188 バイトの伝送パケットの正常再生データ
から1バイトのシンクを分離し、2個の187 バイトのパ
ケットをまとめて5個のシンクブロックにマッピングす
る2対5マッパーを含む。
【0024】バッファ制御器112 は、タイミング及び制
御信号発生器106 で発生するトラック信号に基づいて、
5個のシンクブロック単位に正常再生データ(NP−デー
タ)をECC ブロックの正常再生データ領域に対応して読
出し、正常再生データ領域内のスタフィングデータ領域
とECC3領域のための所定パターンのデータを発生する。
このスタフィングデータ領域も5個のシンクブロック単
位から成るのが好ましく、ECC3領域は10個のシンクブロ
ックが割当てられている。
【0025】前述の如く、ディジタルVCR に書込まれる
ATV 信号またはDVB 信号のビットレートに応じて、25Mb
ps書込みモード、12.5Mbps書込みモード、6.25Mbps書込
みモードに区分して記録を行なう。もしも、入力される
ソースビットストリーム、つまり、入力されるMPEG−2
ビットストリームのビットレートが13Mbpsの場合、25Mb
ps書込みモードで記録及び再生を行なわなければならな
い。伝送信号のビットレートと書込みモードのビットレ
ート間に差のできた部分には、所定パターンのスタフィ
ングデータが埋められるに当って、差が大きい分、多く
のスタフィングデータが埋められる。
【0026】ここで、所定パターンのデータがバイト単
位ならば、スタフィング領域の所定パターンのデータは
8ビットの2進値、つまり、"00000000"から"11111111"
まで設定可能であるが、算術的なゼロパターンを使用す
ることが好適である。算術的ゼロのパターンは簡単に生
成されることから、ROM(read-only memory) がデータパ
ターン蓄積のために提供される必要がない。さらに、算
術的ゼロに係わった付加が算出過程で省略できるため、
符号化過程及び記録されたビデオ信号を再生するための
復号化過程で行われるのと同様に、全ての算術的ゼロパ
ターンを使用することが外部誤り訂正算出を単純化する
上で有効である。
【0027】一方、図2は、ディジタルビデオテープ上
へ書込むために供給されるATV 信号やDVB 信号のトラッ
クフォーマットの一例である。図2に示す如く、ヘッド
により読込まれる信号フォーマットは、ヘッドがスキャ
ンを始めるトラック開始部分より各トラックは、ITI(In
sert and Track Information)セクター、オーディオセ
クター、ビデオセクター及びサブコードセクターからな
っている。
【0028】また、ディジタルVCR は、再生時にヘッド
が磁気テープのトラックから脱離する場合、ヘッド出力
は減少するが、誤りは増大するので、正常再生が難し
い。従って、連続するトラック上に各々相異なるパイロ
ット信号を一例に、FO、F1、F0、F2のパターン順に記録
を行い、ヘッドが最も近くに追跡したトラックの前後ト
ラックのパイロット信号のクロストークを比較し、ヘッ
ドトラッキングが前置トラックまたは後置トラックに脱
離しているかどうかを検出することにより、ヘッドは目
標トラックが確度良く追跡できる。
【0029】また、ビデオセクターのビデオ領域には、
トラックを交互にし、あるトラックには6個のトリック
再生データ領域(斜線部分)があるが、この領域には高
速のトリック再生データが書込まれ、4トラックの周期
をもってあるトラックのビデオ領域の一つの斜線のトリ
ック再生データ領域には低倍速のトリック再生データが
書込まれる。残りのビデオ領域は、正常再生データやス
タフィングデータが書込まれる。この高速及び低速のト
リック再生データ領域は、倍速モードによって異なるよ
う配置でき、5個のシンクブロック単位またはその倍数
に割当てられている。
【0030】図2に示すトラックフォーマットにおいて
ビデオセクターは、図3に示す如く、ECC 構造からなっ
ている。図3において、ビデオセクターは、第1のビデ
オ補助データ領域(Video Auxiliary:VAUXで表記)の
19−20シンクブロック、ビデオデータ領域の21−155 シ
ンクブロック、第2のビデオ補助データ領域の156 シン
クブロック、外部パリティ領域の157 −167 シンクブロ
ックで構成される。各シンクブロックは、2バイトのシ
ンクコード、3バイトのID、77バイトのデータ及び内部
誤り訂正のための8バイトの内部パリティで構成され
る。図示のECC2領域とは、ECC 構造で外部パリティ情報
を保存するために外部コードが加わる領域をいい、ECC1
領域とはECC 構造で内部パリティ情報を保存するために
内部コードが加わる領域を言う。
【0031】また、第1及び第2のビデオ補助データ領
域には、サーボメカニズムシステムコントローラ(図示
せず)より供給されるユーザによって入力されたプログ
ラム番号のようなビデオ補助データが書込まれる。一
方、21−155 シンクブロックのビデオデータ領域には、
21−30シンクブロックのECC3領域と、図2に示す如く正
常再生データ領域とトリック再生データ領域とが存在
し、また、正常再生データ領域にはスタフィング領域が
含まれる。
【0032】さらに、この21−155 シンクブロックのビ
デオデータ領域の各シンクブロックの77バイト内には、
1バイトのシンクブロック付加ヘッダSB_EXTRA _HEAD
ERを有する。このシンクブロック付加ヘッダSB_EXTRA
_HEADERは、シンクブロックのデータが正常再生データ
か、トリック再生データか、スタフィングデータか、そ
れともECC3データかを示すためのヘッダである。
【0033】このシンクブロック付加ヘッダSB_EXTRA
_HEADERの内容を説明するためのテーブルは図4に示
す。図4において、31番目のシンクブロック乃至155 番
目のシンクブロックの付加ヘッダSB_EXTRA _HEADERで
最上位ビットが"0" で、2番目の上位ビットも"0" の場
合は、スタフィングデータを示し、最上位ビットは"0"
で、2番目の上位ビットは"1" の場合には、正常再生デ
ータを示す。そして、最上位ビットが"1" の場合はトリ
ック再生データを示し、2番目の上位ビットは2個のパ
ケットのうち該当するパケットを示すトグルビットであ
り、次の下位5ビットはトリック再生データのシンクブ
ロックIDを示すビットである。
【0034】21番目のシンクブロック乃至30番目のシン
クブロックの付加ヘッダSB_EXTRA_HEADERの最上位ビ
ットが"0" であれば、ECC3領域を示す。本発明のECC3領
域には所定パターンのデータが書込まれる。図5(A)
は、図1に示すバッファ制御器で行われる2対5マッピ
ングを説明するための図であり、2個の伝送パケットを
5個のシンクブロックにマッピングすることを2対5マ
ッピングといい、各パケット毎にデコードする時点を示
す3バイトのタイムスタンプが付加され、各シンクブロ
ック毎に1バイトのシンクブロック付加ヘッダが付加さ
れる。ここで、DVB 、ATV 信号を記録するディジタル−
VCR とかDVC システムは、通常、2対5マッピングを行
なうが、DVHS(Digital Video Home System)は2対3
マッピングを行なうため、本発明が2対5マッピングに
限定されることはない。
【0035】図5(B)は、(A)に示す3バイトのタ
イムスタンプの内部構造を示す。図5(B)に示すタイ
ムスタンプは、第1のタイムスタンプ領域TSH と第2の
タイムスタンプ領域TSL とを含んでいる。下位18ビット
からなる第2のタイムスタンプ領域TSL には、27MHz ク
ロック信号でカウントした2トラック内のカウント値が
蓄積され、次に、上位3ビットからなる第1のタイムス
タンプ領域TSH には2トラック単位のカウント値が蓄積
されるために、16トラックを示し得るカウント値が蓄積
される。
【0036】一方、ディジタルVCR は、トリック再生モ
ードがあるため、トリック再生データを抽出しなければ
ならない。MPEG−2のビットストリームはMPEG−2に圧
縮され、映像ごとに圧縮されたデータ量が異なるため、
正常再生データではトリック再生が具現出来ない。その
ため、I−ピクチュア抽出器114 では、プログラム選択
器102 から出力されるビデオ層よりI−ピクチュアを抽
出する。
【0037】第2のバッファ116 は、抽出されたI−ピ
クチュアデータを臨時保存し、VLD分析器118 は第2の
バッファ116 に保存されたI−ピクチュアデータを可変
長復号化(VLD :Variable Length Decoding)し、DCT
ブロック上でDC係数と所定数の低周波AC係数からなるト
リック再生データを抽出する。パケット化器及びマッパ
ー120 は、抽出されたトリック再生データを伝送パケッ
トヘッダを加えて188バイトの伝送パケットの形でパケ
ット化し、パケット化したトリック再生データから1バ
イトのシンクを分離して、2個の187 バイトのパケット
をまとめて5個のシンクブロックにマッピングし、各パ
ケット毎にタイムスタンプと、各シンクブロック毎に図
3及び図4に示す如くシンクブロック付加ヘッダSB_EX
TRA _HEADERとを加える。ここで、トリック再生データ
用のタイムスタンプは、正常再生データ用のタイムスタ
ンプとは異なり、デコード時点を示す情報が含まれてい
ない。
【0038】RAM制御器122 は、パケット化器及びマ
ッパー120 から出力される5個のシンクブロック単位の
トリック再生データTP−dataをRAM124 に書込み、タ
イミング及び制御信号発生器106 で発生するトラック信
号に基づいてRAM124 に保存されたトリック再生デー
タを予め定まったトラックのトリック再生データ領域に
書込むために読出す。この時、トリック再生データは、
倍速モードによってトリック再生データ領域に繰返し書
込みできるので、RAM124 が必要である。
【0039】マルチプレクサ126 は、タイミング及び制
御信号発生器106 で発生する領域制御信号に基づいて、
ECC ブロックの正常再生データ領域であればバッファ制
御器112 から読出される正常再生データを選び、スタフ
ィング領域とECC 領域であれば、バッファ制御器112 か
ら出力される所定のパターンデータ(算術的なゼロ)を
選んで、かつ、トラック上の予め定まったトリック再生
データ領域であれば、RAM制御器122 を介してRAM
124 に書込まれたトリック再生データを選ぶ。このトリ
ック再生データは、図2に示す高倍速のトリック再生デ
ータ領域のための高倍速のトリック再生データと、低倍
速のトリック再生データ領域のための低倍速のトリック
再生データをいずれも指称している。
【0040】誤り訂正符号化器128 は、マルチプレクサ
126 で選ばれた正常再生データとトリック再生データと
をタイミング及び制御信号発生器106 から発生したECC
ブロック信号をもとにして、ECC ブロックに配列した
後、外部及び内部誤り訂正符号化を行なう。ここで、EC
C ブロックは、トラック当り少なくとも一つ以上のECC
ブロックからなる。具体的に、前記誤り訂正符号化器12
8 は、外部誤り訂正符号化器130 、第1メモリ132 、内
部誤り訂正符号化器134 及び第2メモリ136 を具備して
なる。
【0041】誤り訂正符号化器128 は、記録時には138
バイトの外部コードに対し、行方向に11バイトの外部パ
リティを付加して、外部誤り訂正符号化を行なった後、
77バイトの内部コードに対し、列方向に8バイトの内部
パリティを付加して、内部誤り訂正符号化を行ない、EC
C3領域には正常再生データのための誤り訂正用外部パリ
ティが付加されず、オプション領域として保存される。
また、本発明は、外部誤り訂正符号化時に、スタフィン
グデータの誤り訂正符号化を無視して、正常再生データ
の誤り訂正能力を向上させることを目指している。
【0042】すなわち、外部誤り訂正符号化器130 は、
図6に示す如く、ECC3領域、スタフィング領域及びトリ
ック再生データ領域に所定のパターンデータ(ここで
は、算術的なゼロ)を配列し、138 バイトについてECC2
領域に11バイトの外部パリティを付加する。従って、外
部誤り訂正符号化時に、ECC3領域、スタフィング領域及
びトリック再生データ領域のデータを無視し、正常再生
データに限って外部パリティを付加することから、正常
再生データの誤り訂正能力を改良することができる。こ
の際、第1メモリ132 は、外部誤り訂正符号化時に使用
するために、最大限1フィールド分のメモリサイズを有
する。
【0043】内部誤り訂正符号化器134 は、外部誤り訂
正符号化器130 から出力される外部誤り訂正符号化した
データを77バイトの各シンクブロック毎に8バイトの内
部パリティをECC1領域に付加する。第2メモリ136 は、
内部誤り訂正符号化時に使用するために、最小限1シン
クブロックのメモリサイズを有する。ちなみに、図3に
示す2バイトのシンクデータと3バイトのIDデータは、
外部誤り訂正符号化を行なう前に付加されることもで
き、内部誤り訂正符号化を行なってから付加されること
もできる。
【0044】変調器138 は、誤り訂正符号化器128 から
出力される誤り訂正符号化したデータに対して周知の如
く24対25変調を行ない、変調に先立って、誤りに積極的
に対応するため、特に、バースト誤りをランダムエラー
化するためにインタリーブ処理を施すこともある。書込
みの間に使用される特定のデータ変調体系は、開示され
た発明において重要なものではない。
【0045】ディジタルビデオテープに書込まれたデー
タを再生するためのディジタルVCRの復号化器は、図7
に示す通りである。図7において、復調器202 は、ディ
ジタルビデオテープTから再生されるデータを書込み時
に使用した変調体系に対応して復調する。ここで、復調
された正常再生データとトリック再生データから2バイ
トのシンクと3バイトのIDを分離することもできるし、
外部誤り訂正復号化を行なってから2バイトのシンクと
3バイトのIDを分離することもできる。
【0046】誤り訂正復号化器204 は、まず、行方向に
向って内部誤り訂正復号化を行なうが、85バイトのうち
最大4バイトまで誤り訂正を行なった後、訂正できなか
ったシンクブロックに対し誤りフラグを付加する。この
際、外部誤り訂正復号化は、訂正されるシンクブロック
を示すための誤りフラグを利用して訂正出来なかったシ
ンクブロックを訂正し、149 バイトのうち最大11バイト
まで列方向に誤り訂正を行う。前記誤り訂正復号化器20
4 は、内部誤り訂正復号化器206 、第1メモリ208 、シ
ンクブロック付加ヘッダ分析器210 、外部誤り訂正復号
化器212 及び第2メモリ214 を具備する。
【0047】つまり、内部誤り訂正復号化器206 は、正
常再生データシンクブロック及びトリック再生データシ
ンクブロックのみならず、スタフィングデータシンクブ
ロックとECC3領域のシンクブロックの各シンクブロック
に対し、内部パリティを利用して内部誤り訂正復号化を
行なう。第1メモリ208 は、内部誤り訂正復号時に使わ
れるものであり、最小限1シンクブロックのメモリサイ
ズを有する。
【0048】シンクブロック付加ヘッダ分析器210 で
は、内部誤り訂正復号化した正常再生データに付加され
ているシンクブロック付加ヘッダを分析し、内部誤り訂
正復号化したデータが正常再生データか、トリック再生
データか、スタフィングデータか、それともECC3領域の
データかを判断する。外部誤り訂正復号化器212 は、シ
ンクブロック付加ヘッダ分析器210 で分析されたシンク
ブロック付加ヘッダに基づいて、ECC3領域、スタフィン
グデータ領域及びトリック再生データ領域に判断されれ
ば、符号化時に使用した所定のパターンデータを配列し
て、外部誤り訂正復号化を行なう。第2メモリ214 は、
外部誤り訂正復号化時に使用するため、ECC ブロックの
メモリサイズを有し、最大1トラックのメモリサイズを
有する。
【0049】すなわち、正常再生時に、外部誤り訂正復
号化器212 は次の通りに外部誤り訂正復号化を行なう。
つまり、21番目のシンクブロックから、30番目のシンク
ブロックに対してシンクブロック付加ヘッダ分析器210
で分析されたシンクブロックの付加ヘッダの最上位ビッ
トが"0" であれば、ECC3領域であるから、ECC3領域に対
してシンクブロック付加ヘッダを除外した76バイトの各
シンクブロックに所定のパターンデータ(ここでは、算
術的なゼロ)をオーバライトし、31番目のシンクブロッ
クから、155 番目のシンクブロックに対してシンクブロ
ック付加ヘッダ分析器210 で分析されたシンクブロック
付加ヘッダの最上位ビットが"1" であれば、トリック再
生データ領域であるから、トリック再生データ領域に対
してシンクブロックヘッダを除外した76バイトの各シン
クブロックに所定のパターンデータ(ここでは、算術的
なゼロ)をオーバライトし、かつ、31番目のシンクブロ
ックから、155 番目のシンクブロックまでシンクブロッ
ク付加ヘッダ分析器210 で分析されたシンクブロック付
加ヘッダの最上位ビットと2番目の上位ビットがいずれ
も"0" であれば、スタフィング領域を示すため、このス
タフィング領域にもシンクブロック付加ヘッダを除外し
た76バイトの各シンクブロックに対して符号化時に使用
したスタフィングデータ(ここでは、算術的なゼロ)を
オーバライトして、外部誤り訂正復号化を行ない、ECC3
領域、トリック再生データ領域、スタフィング領域のチ
ャンネル誤りを無視することにより、正常再生データに
対する誤り訂正能力が向上できる。この際、本発明で提
案される誤り訂正方法は、書込みモードのビットレート
と実際に記録されるビットレートとの差が大きいほど、
正常再生データに対する誤り訂正能力を大いに向上でき
る。
【0050】デマルチプレクサ(DEMUX)216は、正常再生
/トリック再生モード信号(NP/TPmode)によって、ト
リック再生データ及び正常再生データのための経路を別
にし、データを出力する。バッファ218 、復元時間制御
器220 、発振器222 及びタイミング発生器224 は、正常
再生モード時に正常再生データを出力する経路であり、
ここで、発振器222 及びタイミング発生器224 は、図1
に示す符号化器のPLL 回路104 とタイミング及び制御信
号発生器106 に含んで構成することもできる。
【0051】正常再生モード時に、デマルチプレクサ21
6 を介して出力される外部誤り訂正復号器212 において
外部誤り訂正復号化された正常再生データが一シンクブ
ロック分ずつ読出され、77バイトの5シンクブロック単
位にてバッファ218 に一時保存され、復元時間制御器22
0 では、バッファ218 に保存された正常再生データから
タイムスタンプを分離して、2個の187 バイトの伝送パ
ケットで構成した後、各パケットに1バイトのパケット
シンクを付加し、188 バイトの伝送パケットで構成し分
離されたタイムスタンプに基づいて、即ち、正常再生デ
ータが符号化器に入力された時間間隔でパケット化した
伝送パケットをマルチプレクサ(MUX)230を介して出力す
る。
【0052】ここで、タイミング発生器224 は、発振器
222 で発生した27Mhz の発振周波数のクロック信号に基
づいて、カウント−アップし、カウント値を復元時間制
御器220 に出力する。つまり、復元時間制御器220 で
は、タイミング発生器224 から出力されるカウント値
と、正常再生データの伝送パケットのタイムスタンプと
を比較し、比較結果に応じてデータを出力する。
【0053】RAM制御器226 及びRAM228 は、トリ
ック再生モード時にトリック再生データが出力される経
路である。即ち、トリック再生モード時に、デマルチプ
レクサ216 を介して内部誤り訂正復号器206 から出力さ
れる内部誤り訂正復号化したトリック再生データは、R
AM228 に書き込まれてから、RAM制御器226 の制御
によって出力される。このRAM制御器226 は、トリッ
ク再生モードのためのテープ上のトリック再生データ領
域をスキャンする際に、スキャンされたトリック再生デ
ータの中から重複データやトリック再生データでないデ
ータを除去し、且つ、バックワードサーチ(backward s
earch)時に、シンクブロックを再配列した上、RAM22
8 に書込む。即ち、この重複データは、トリック再生デ
ータがトラック上に倍速に応じて繰返し書込まれたもの
によって発生でき、トリック再生モードの間にユーザが
選んだトリック再生速度に対応した当該倍速のトラック
再生データでない別のデータがヘッドによって読込まれ
ることがあり得る。
【0054】また、RAM制御器226 は、RAM228 か
ら再配列された内部誤り訂正復号化したトリック再生デ
ータを読出し、2個の187 バイトの伝送パケットから構
成し、各パケット毎に1バイトのパケットシンクを付加
して、188 バイトの伝送パケットにマルチプレクサ230
を介して出力する。マルチプレクサ230 は、正常再生/
トリック再生モード信号(NP/TP mode)に応じて、正常
再生モードなら復元時間制御器220 の出力を選ぶ一方、
トリック再生モードならRAM制御器226 の出力を選
ぶ。
【0055】
【発明の効果】上述したように本発明は、記録時に、EC
C3領域、スタフィング領域、トリック再生データ領域に
所定のパターンデータを配列して外部誤り訂正符号化を
行ない、正常再生時に、前記各領域に符号化時に使用し
た所定のパターンデータを再配列して外部誤り訂正復号
化を行なえば、ECC3領域、スタフィング領域、トリック
再生データ領域に生じた誤りを無視でき、正常再生デー
タに限って誤り訂正を行なうことにより、誤り訂正能力
を上げることができる。また、本発明は、スタフィング
データが多い分、誤り訂正能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディジタルビデオカセ
ットレコーダの符号化器のブロック図である。
【図2】ディジタルビデオテープ上に記録を行なうため
に供給される信号のトラックフォーマットの一例であ
る。
【図3】図2に示すビデオセクターに書込まれるECC ブ
ロックのフォーマットである。
【図4】図3に示すシンクブロック付加ヘッダを説明す
るためのテーブルである。
【図5】(A)は図1に示すバッファ制御器で行われる
2対5マッピングを説明するための図、(B)は(A)
に示すタイムスタンプを説明するための図である。
【図6】図1に示す外部誤り訂正符号化器で行われる外
部誤り訂正符号化を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施例に係るディジタルビデオカセ
ットレコーダの復号化器のブロック図である。
【符号の説明】
102 プログラム選択器 104 PLL回路 106 タイミング及び制御信号発生器 108 タイムスタンプ付加器 110 第1バッファ 112 バッファ制御器 114 I−ピクチュア抽出器 116 第2バッファ 118 VLD分析器 120 パケット化器及びアッパー 122 RAM制御器 124 RAM 126 マルチプレクサ(MUX) 128 誤り訂正符号化器 130 外部誤り訂正符号化器 132 第1メモリ 134 内部誤り訂正符号化器 136 第2メモリ 138 変調器 202 復調器 204 誤り訂正復号化器 206 内部誤り訂正復号化器 208 第1メモリ 210 シンクブロック付加ヘッダ分析器 212 外部誤り訂正復号化器 214 第2メモリ 216 デマルチプレクサ(DEMUX) 218 バッファ 220 復元時間制御器 222 発振器 224 タイミング発生器 226 RAM制御器 228 RAM 230 マルチプレクサ(MUX)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/24 H04N 7/13 A

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常再生データ及びトリック再生データ
    を区分した上、予め定まったデータ構造で記録媒体への
    書込みを行い、前記記録媒体に書込まれたデータを再生
    する装置において、 受信される伝送ストリームにデコード時点を示す付加情
    報を加え、所定数のシンクブロック単位に正常再生デー
    タを出力する挿入器と、 受信される伝送ストリームからトリック再生データを抽
    出し、所定数のシンクブロック単位にトリック再生デー
    タを出力する抽出器と、 前記正常再生データは正常再生データ領域に、前記トリ
    ック再生データはトリック再生データ領域に、かつ、予
    め定まった書込みレートと前記伝送ストリームのビット
    レート間の差分だけ所定パターンのスタフィングデータ
    を前記正常再生データ領域内のスタフィング領域に配列
    する配列器と、 前記配列されたデータの中、トリック再生データ及びス
    タフィングデータによらずに、正常再生データに対して
    外部誤り訂正し、誤り訂正符号化したデータを出力する
    誤り訂正符号化器と、 前記誤り訂正符号化したデータを変調し、変調されたデ
    ータを前記記録媒体に伝送する変調器とを含むことを特
    徴とするディジタル記録/再生装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り訂正符号化器は、 前記スタフィング領域及び前記トリック再生データ領域
    には所定のパターンデータを配列した上、前記正常再生
    データに対し外部パリティを加え、外部誤り訂正符号化
    したデータを出力する外部誤り訂正符号化器と、 前記外部誤り訂正符号化したデータに内部パリティを加
    え、内部誤り訂正符号化したデータを出力する内部誤り
    訂正符号化器とを含むことを特徴とする請求項1に記載
    のディジタル記録/再生装置。
  3. 【請求項3】 前記誤り訂正符号化器は、 外部誤り訂正符号化時に使用するため、前記予め定まっ
    たデータ構造のメモリサイズを有する第1メモリと、 内部誤り訂正符号化時に使用するため、最小限シンクブ
    ロックのメモリサイズを有する第2メモリとをさらに含
    むことを特徴とする請求項2に記載のディジタル記録/
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記所定のパターンデータは、それぞれ
    所定数のバイトから成ることを特徴とする請求項3に記
    載のディジタル記録/再生装置。
  5. 【請求項5】 前記それぞれの所定数は、等しいことを
    特徴とする請求項4に記載のディジタル記録/再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記それぞれの所定数は、算術的なゼロ
    であることを特徴とする請求項5に記載のディジタル記
    録/再生装置。
  7. 【請求項7】 前記スタフィング領域は、前記所定数の
    シンクブロック単位に設定されることを特徴とする請求
    項1に記載のディジタル記録/再生装置。
  8. 【請求項8】 前記外部誤り訂正符号器は、前記正常再
    生データ領域内の別の誤り訂正コード領域に所定のパタ
    ーンデータをオーバライトすることにより、外部誤り訂
    正符号化することを特徴とする請求項2に記載のディジ
    タル記録/再生装置。
  9. 【請求項9】 前記所定のパターンデータは、それぞれ
    所定数のバイトから成ることを特徴とする請求項8に記
    載のディジタル記録/再生装置。
  10. 【請求項10】 前記それぞれの所定数は、等しいこと
    を特徴とする請求項9に記載のディジタル記録/再生装
    置。
  11. 【請求項11】 前記それぞれの所定数は、算術的なゼ
    ロであることを特徴とする請求項10に記載のディジタ
    ル記録/再生装置。
  12. 【請求項12】 前記挿入器は、 受信される伝送ストリームのパケット毎にデコード時点
    を示すタイムスタンプを加えるタイムスタンプ付加器
    と、 前記タイムスタンプの加わった第1の所定数の伝送パケ
    ットの正常再生データを臨時保存する第1のバッファ
    と、 前記第1のバッファに保存された前記第1の所定数の伝
    送パケットを第2の所定数のシンクブロックにマッピン
    グし、各シンクブロック毎にシンクブロック付加ヘッダ
    を加えると共に、前記所定パターンのスタフィングデー
    タを発生するバッファ制御器とを含むことを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル記録/再生装置。
  13. 【請求項13】 前記抽出器は、 前記受信される伝送ストリームのビデオ層からI−ピク
    チュアデータを抽出するI−ピクチュア抽出器と、 前記I−ピクチュアデータを臨時保存する第2のバッフ
    ァと、 前記第2のバッファに保存されたI−ピクチュアデータ
    を可変長復号化し、DCT ブロック上においてDC係数と所
    定数の低周波AC係数から成るトリック再生データを出力
    する分析器と、 前記分析器から出力されるトリック再生データを伝送パ
    ケットヘッダを加えた上でパケット化し、パケット化し
    た第1の所定数の伝送パケットを第2の所定数のシンク
    ブロックにマッピングし、各シンクブロック毎にシンク
    ブロック付加ヘッダを加えるパケット化器及びマッパー
    と、 前記マッパーから出力されるトリック再生データを書込
    み及び読出しするRAMと、 前記RAMに保存されたトリック再生データを予め定ま
    ったトリック再生データ領域に倍速に応じて読出しする
    RAM制御器とを含むことを特徴とする請求項12に記
    載のディジタル記録/再生装置。
  14. 【請求項14】 前記配列器は、 前記正常再生データ領域には前記バッファ制御器から読
    出される正常再生データを選び、前記スタフィング領域
    には前記バッファ制御器から出力されるスタフィングデ
    ータを選び、且つ、前記トリック再生データ領域には前
    記RAM制御器を介して前記RAMに保存されたトリッ
    ク再生データを選ぶ選択器を含むことを特徴とする請求
    項13に記載のディジタル記録/再生装置。
  15. 【請求項15】 前記挿入器は、 前記伝送ストリーム内のPCR を目安にして、伝送側で使
    用したクロックと同期されたクロックを発生するクロッ
    ク発生器と、 前記クロック発生器で発生したクロックに基づいてカウ
    ント−アップを行い、カウント値を前記タイムスタンプ
    付加器に印加し、トラックを示すトラック信号を前記バ
    ッファ制御器及び前記RAM制御器に印加し、正常再生
    データ領域か、トリック再生データ領域か、それともス
    タフィング領域かを示す領域制御信号を前記選択器に印
    加し、且つ、前記予め定まったデータ構造のブロックを
    示すブロック信号を前記誤り訂正符号化器に印加するタ
    イミング及び制御信号発生器とを更に含むことを特徴と
    する請求項14に記載のディジタル記録/再生装置。
  16. 【請求項16】 前記記録媒体に書込まれたデータを復
    調し、復調されたデータを出力する復調器と、 前記復調されたデータを誤り訂正復号化する誤り訂正復
    号化器と、 正常再生モード/トリック再生モードに応じて、正常再
    生モード時には誤り訂正復号化した正常再生データを選
    ぶ一方、トリック再生モード時には誤り訂正復号化した
    トリック再生データを選ぶ選択器とを更に含み、 前記誤り訂正復号化器は、 正常再生モード時には、前記復調された正常再生データ
    を前記内部パリティを用いて内部誤り訂正復号化し、内
    部誤り訂正復号化した正常再生データを前記選択器に出
    力する一方、トリック再生モード時には、前記復調され
    たトリック再生データを前記内部パリティを用いて内部
    誤り訂正復号化し、内部誤り訂正復号化したトリック再
    生データを前記選択器に出力する内部誤り訂正復号化器
    と、 前記スタフィング領域及び前記トリック再生データ領域
    には、誤り訂正符号化時に使用した前記所定のパターン
    データを配列した上、前記内部誤り訂正復号化した正常
    再生データに対し外部パリティを用いて外部誤り訂正復
    号化を行い、外部誤り訂正復号化したデータを出力する
    外部誤り訂正復号化器とを含むことを特徴とする請求項
    2に記載のディジタル記録/再生装置。
  17. 【請求項17】 前記外部誤り訂正復号化器は、 前記正常再生データ領域内の別の誤り訂正コード領域に
    所定のパターンデータをオーバライトすることにより、
    外部誤り訂正復号化することを特徴とする請求項16に
    記載のディジタル記録/再生装置。
  18. 【請求項18】 前記誤り訂正復号化器は、 内部誤り訂正復号化時に使用するため、最小限シンクブ
    ロックのメモリサイズを有する第1メモリと、 前記内部誤り訂正復号化した正常再生データに付加され
    たシンクブロック付加ヘッダを分析した上、分析された
    情報を前記外部誤り訂正復号化器に出力する付加ヘッダ
    分析器と、 外部誤り訂正復号化時に使用するため、前記予め定まっ
    たデータ構造のメモリサイズを有する第2メモリとを更
    に含むことを特徴とする請求項16に記載のディジタル
    記録/再生装置。
  19. 【請求項19】 正常再生モード/トリック再生モード
    に応じて、正常再生モード時には前記外部誤り訂正復号
    化した正常再生データを出力する一方、トリック再生モ
    ード時には前記内部誤り訂正復号化したトリック再生デ
    ータを出力するデマルチプレクサと、 前記デマルチプレクサを介して出力される外部誤り訂正
    復号化した正常再生データを臨時保存するバッファと、 前記バッファから読出される正常再生データを伝送パケ
    ットでパケット化し、この伝送パケットに加わってある
    タイムスタンプに基づいて、前記正常再生データを出力
    する復元時間制御器と、 前記デマルチプレクサを介して出力される内部誤り訂正
    復号化したトリック再生データを書込み及び読出しする
    RAMと、 前記トリック再生データの中から重複データと正常再生
    データとを除去し、トリック再生データを再配列して前
    記RAMに書込んだ上、前記RAMに書込まれたトリッ
    ク再生データを伝送パケット化して前記選択器に出力す
    るRAM制御器とを更に含むことを特徴とする請求項1
    6に記載のディジタル記録/再生装置。
  20. 【請求項20】 正常再生データ及びトリック再生デー
    タに区分された所定のデータ構造で記録媒体への書込み
    を行い、前記記録媒体に書込まれたデータを再生する方
    法において、 (a)受信される伝送ストリームにデコード時点を示す
    付加情報を挿入し、付加情報の挿入された伝送パケット
    を出力する段階と、 (b)第1の所定数の前記付加情報の挿入された伝送パ
    ケットを第2の所定数のシンクブロック単位にマッピン
    グし、正常再生データを出力する段階と、 (c)受信される伝送ストリームからトリック再生デー
    タを抽出する段階と、 (d)抽出されたトリック再生データをパケット化さ
    せ、パケット化された第1の所定数のトリック再生デー
    タの伝送パケットを第2の所定数のシンクブロック単位
    に出力する段階と、 (e)前記正常再生データは正常再生データ領域に、前
    記トリック再生データはトリック再生データ領域に、か
    つ、予め定まった書込みレートと前記伝送ストリームの
    ビットレート間の差分だけ所定パターンのスタフィング
    データを前記正常再生データ領域内の所定のスタフィン
    グ領域に配列する段階と、 (f)前記配列されたデータにおいて、トリック再生デ
    ータ及びスタフィングデータによらずに、正常再生デー
    タに対して外部誤り訂正を行い、誤り訂正符号化したデ
    ータを出力する段階と、 (g)前記誤り訂正符号化したデータを変調し、変調さ
    れたデータを前記記録媒体に伝送する段階とを含むこと
    を特徴とするディジタル記録/再生方法。
  21. 【請求項21】 前記段階(f)は、 (f1)前記スタフィング領域及び前記トリック再生デー
    タ領域には所定のパターンデータを配列した上、前記正
    常再生データに対し外部パリティを加え、外部誤り訂正
    符号化したデータを出力する段階と、 (f2)前記外部誤り訂正符号化したデータに内部パリテ
    ィを加え、内部誤り訂正符号化したデータを出力する段
    階とを含むことを特徴とする請求項20に記載のディジ
    タル記録/再生方法。
  22. 【請求項22】 前記所定のパターンデータは、それぞ
    れの所定数のバイトから成ることを特徴とする請求項2
    1に記載のディジタル記録/再生方法。
  23. 【請求項23】 前記それぞれの所定数は、等しいこと
    を特徴とする請求項22に記載のディジタル記録/再生方
    法。
  24. 【請求項24】 前記それぞれの所定数は、算術的なゼ
    ロであることを特徴とする請求項23に記載のディジタ
    ル記録/再生方法。
  25. 【請求項25】 前記スタフィング領域は、前記第2の
    所定数のシンクブロック単位に設定されることを特徴と
    する請求項20に記載のディジタル記録/再生方法。
  26. 【請求項26】 前記段階(f1)では、 前記正常再生データ領域内の別の誤り訂正コード領域に
    所定のパターンデータをオーバライトすることにより、
    外部誤り訂正符号化されることを特徴とする請求項21
    に記載のディジタル記録/再生方法。
  27. 【請求項27】 前記所定のパターンデータは、それぞ
    れの所定数のバイトから成ることを特徴とする請求項2
    6に記載のディジタル記録/再生方法。
  28. 【請求項28】 前記それぞれの所定数は、等しいこと
    を特徴とする請求項27に記載のディジタル記録/再生
    方法。
  29. 【請求項29】 前記それぞれの所定数は、算術的なゼ
    ロであることを特徴とする請求項28に記載のディジタ
    ル記録/再生方法。
  30. 【請求項30】 (h)前記記録媒体に書込まれたデー
    タを復調し、復調されたデータを出力する段階と、 (i)前記復調されたデータを誤り訂正復号化し、誤り
    訂正復号化した正常再生データと誤り訂正復号化したト
    リック再生データとを出力する段階と、 (j)正常再生モード/トリック再生モードに応じて、
    正常再生モード時には誤り訂正復号化した正常再生デー
    タを選ぶ一方、トリック再生モード時には誤り訂正復号
    化したトリック再生データを選ぶ段階とを更に含み、 前記段階(i)は、 (i1)正常再生モード時に、前記復調された正常再生
    データを内部パリティを用いて内部誤り訂正復号化した
    上、内部誤り訂正復号化した正常再生データを出力する
    一方、トリック再生モード時には、前記復調されたトリ
    ック再生データを内部パリティを用いて内部誤り訂正復
    号化した上、内部誤り訂正復号化したトリック再生デー
    タを前記段階(j)に出力する段階と、 (i2)前記スタフィング領域及び前記トリック再生デ
    ータ領域には、誤り訂正符号化時に使用した前記所定の
    パターンデータを配列した上で、前記内部誤り訂正復号
    化した正常再生データに対し外部パリティを用いて外部
    誤り訂正復号化を行なう段階とを含むことを特徴とする
    請求項20に記載のディジタル記録/再生方法。
  31. 【請求項31】 前記段階(i2)では、前記正常再生
    データ領域内の別の誤り訂正コード領域に誤り訂正符号
    化時に使用した所定のパターンデータをオーバライトす
    ることにより、外部誤り訂正復号化することを特徴とす
    る請求項30に記載のディジタル記録/再生方法。
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