JPH11313116A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH11313116A
JPH11313116A JP11669798A JP11669798A JPH11313116A JP H11313116 A JPH11313116 A JP H11313116A JP 11669798 A JP11669798 A JP 11669798A JP 11669798 A JP11669798 A JP 11669798A JP H11313116 A JPH11313116 A JP H11313116A
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JP
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pass filter
reception
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JP11669798A
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Masahiko Komaki
昌彦 小牧
Teruo Furuya
輝雄 古屋
Kenji Ito
健治 伊東
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH11313116A publication Critical patent/JPH11313116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線形性に優れ、かつ高いASK ON/OF
F比を有するASK変調器を得ること。 【解決手段】 通常の平衡形ミクサの代わりに偶高調波
ミクサを用いることにより、高いASK ON/OFF
比を有するASK変調器を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディジタル振幅変
調により情報伝送を行う通信装置に関するものであり、
特にその通信装置特有の構成品である振幅シフトキーイ
ング(Amplitude Shift Keyin
g、以下ASK)変調器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、簡便な包絡線検波による復調が可
能という観点から、ディジタル振幅変調により情報伝送
を行う通信装置がしばしば提案されている。その代表的
な通信システム例が、料金所で一旦停止することなく、
路側通信装置と車載機との間の情報の授受により料金の
収受ができるノンストップ自動料金収受システムであ
る。
【0003】従来、通信装置におけるASK変調器とし
ては、HEWLETT PACKARD社テキスト「移
動体通信の基礎理論」P2−8に記述されている通り、
線形性に優れた平衡形ミクサを使用するのが一般的であ
った。図11に平衡形ミクサの構成例を示す。図におい
て、1は180度ハイブリッド、2a,2bはミクサダ
イオード、3は高周波信号が入出力される高周波端子
(以下RF端子)、4は局部発振信号が入力される局部
発振端子(以下LO端子)、5は中間周波信号が入出力
される中間周波端子(以下IF端子)である。
【0004】図12は従来の通信装置の構成を示すもの
で、図において6a,6bは変復調器、7a,7bはベ
ースバンド増幅器、8a,8bは低域通過フィルタ、9
a,9bは送信用平衡形ミクサ、10a,10bは第1
の帯域通過フィルタ、11a,11bは高出力増幅器、
12a,12bは分波器、13a,13bはアンテナ、
14a,14bは低雑音増幅器、15a,15bは第2
の帯域通過フィルタ、16a,16bは受信用平衡形ミ
クサ、17a,17bは第3の帯域通過フィルタ、18
a,18bは中間周波増幅器、19a,19bは発振
器、20a,20bは逓倍器、21a,21bは第4の
帯域通過フィルタ、22a,22bは分配器、23a,
23bは通信装置である。
【0005】次に従来の通信装置の動作について説明す
る。図12において変復調器6aにより生成された送信
データは、ベースバンド増幅器7aにより増幅され低域
通過フィルタ8aにより帯域制限された後、送信用平衡
形ミクサ9aのIF端子に入力される。発振器19aに
より生成された信号は、逓倍器20aにより所望の無線
周波信号まで逓倍され、第4の送信帯域通過フィルタ2
1aにより不要波除去された後、分配器22aにより分
配され、送信用平衡形ミクサ4a及び受信用平衡形ミク
サ16aのLO端子に入力される。送信用平衡形ミクサ
9aはIF端子からの入力信号とLO端子からの入力信
号の混合を行い、その結果生成されるASK変調信号を
RF端子から出力する。送信用平衡形ミクサ9aから出
力されるASK変調信号は第1の送信帯域通過フィルタ
10aによる不要波除去された後、高出力増幅器11a
により所望のレベルまで増幅される。高出力増幅器11
aの出力信号は分波器12aを経由した後、アンテナ1
3aにより送信される。
【0006】一方、アンテナ13aにより受信された信
号は分波器12aを経由した後、低雑音増幅器14aに
より低雑音増幅される。低雑音増幅器14aの出力信号
は第2の帯域通過フィルタ15aにより不要波除去され
た後、受信用平衡形ミクサ16aのRF端子に入力され
る。受信用平衡形ミクサ16aはRF端子からの入力信
号とLO端子からの入力信号の混合を行い、その結果生
成される中間周波信号をIF端子から出力する。中間周
波信号は、第3の帯域通過フィルタ17aにより不要波
除去され、中間周波増幅器18aにより所望のレベルま
で増幅された後、変復調器6aにより復調される。
【0007】以上、図12において変復調器6aから分
配器22aの動作について説明したが、変復調器6bか
ら分配器22bの動作については同様であるため説明は
省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た装置において、受信ダイナミックレンジを高めるため
には、ASK変調器として動作する送信用平衡形ミクサ
9a,9bのASK ON/OFF比を高める必要があ
り、例えばノンストップ自動料金収受システムにおいて
はASK ON/OFF比を30dB以上確保すること
が望ましい。しかし、平衡形ミクサをASK変調器とし
て使用した場合、そのASK ON/OFF比は平衡形
ミクサを構成する素子(図11におけるミクサダイオー
ド2a,2b)のバランスに依存し、その値は通常25
dB程度である。図13に平衡形ミクサをASK変調器
として使用した場合の特性例を示す。即ち上記のような
構成の場合ASK変調器のASK ON/OFF比が低
いため受信ダイナミックレンジを狭めてしまうという課
題があった。
【0009】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、線形性に優れ、かつ高いASK ON
/OFF比を有するASK変調器を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による通信装
置は、送信データ及び受信データを生成する変復調器
と、変復調器から出力される送信データを受け所定のレ
ベルまで増幅するベースバンド増幅器と、ベースバンド
増幅器の出力を受け不要な高調波成分を除去する低域通
過フィルタと、低域通過フィルタの出力を受けディジタ
ル振幅変調信号を生成する送信用偶高調波ミクサと、送
信用偶高調波ミクサの出力を受け不要波を除去する第1
の帯域通過フィルタと、第1の帯域通過フィルタの出力
を受け所望のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定
の通信領域内の無線信号を送受信するアンテナと、高出
力増幅器及びアンテナの出力を受け送信信号と受信信号
を分離する分波器と、分波器からの受信信号を受け低雑
音増幅する低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力を受け
不要波を除去する第2の帯域通過フィルタと、第2の受
信帯域通過フィルタの出力を受け中間周波信号を生成す
る受信用偶高調波ミクサと、受信用偶高調波ミクサの出
力を受け不要波を除去する第3の帯域通過フィルタと、
第3の帯域通過フィルタの出力を受け所定のレベルまで
増幅する中間周波増幅器と、搬送波信号を生成する発振
器と、発振器の出力を受け送信用偶高調波ミクサ及び受
信用偶高調波ミクサへ出力する分配器で構成したもので
ある。
【0011】また、第2の発明による通信装置は、送信
データ及び受信データを生成する変復調器と、変復調器
から出力される送信データを受け所定のレベルまで増幅
するベースバンド増幅器と、ベースバンド増幅器の出力
を受け不要な高調波成分を除去する低域通過フィルタ
と、低域通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調
信号を生成する送信用偶高調波ミクサと、送信用偶高調
波ミクサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過
フィルタと、第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
内の無線信号を送受信するアンテナと、高出力増幅器及
びアンテナの出力を受け送信信号と受信信号を分離する
分波器と、分波器からの受信信号を受け低雑音増幅する
低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力を受け不要なイメ
ージ成分を除去しながら中間周波信号を生成する受信用
イメージリジェクション型偶高調波ミクサと、受信用イ
メージリジェクション型偶高調波ミクサの出力を受け不
要波を除去する第3の帯域通過フィルタと、第3の帯域
通過フィルタの出力を受け所定のレベルまで増幅する中
間周波増幅器と、搬送波信号を生成する発振器と、発振
器の出力を受け送信用偶高調波ミクサ及び受信用イメー
ジリジェクション型偶高調波ミクサへ出力する分配器で
構成したものである。
【0012】また、第3の発明による通信装置は、送信
データ及び受信データを生成する変復調器と、変復調器
から出力される送信データを受け所定のレベルまで増幅
するベースバンド増幅器と、ベースバンド増幅器の出力
を受け不要な高調波成分を除去する低域通過フィルタ
と、低域通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調
信号を生成する送信用偶高調波ミクサと、送信用偶高調
波ミクサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過
フィルタと、第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
内の無線信号を送受信する第1のアンテナ及び第2のア
ンテナと、高出力増幅器及び第1のアンテナの出力を受
け送信信号と受信信号を分離する分波器と、分波器から
の受信信号を受け低雑音増幅する低雑音増幅器と、低雑
音増幅器の出力を受け不要波を除去する第2の帯域通過
フィルタと、第2の帯域通過フィルタの出力を受け中間
周波信号を生成する受信用偶高調波ミクサと、受信用偶
高調波ミクサの出力を受け不要波を除去する第3の帯域
通過フィルタと、第3の帯域通過フィルタの出力を受け
所定のレベルまで増幅する中間周波増幅器と、搬送波信
号を生成する発振器と、発振器の出力を受け送信用偶高
調波ミクサ及び受信用偶高調波ミクサへ出力する分配器
と、第2のアンテナに接続され送信タイミングと受信タ
イミングとで信号の経路を切り換えるスイッチと、スイ
ッチの出力を受け受信信号を復調する復調器と、スイッ
チの出力を受け受信した正弦搬送波に変調を施す変調器
で構成したものである。
【0013】また、第4の発明による通信装置は、送信
データ及び受信データを生成する変復調器と、変復調器
から出力される送信データを受け所定のレベルまで増幅
するベースバンド増幅器と、ベースバンド増幅器の出力
を受け不要な高調波成分を除去する低域通過フィルタ
と、低域通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調
信号を生成する送信用偶高調波ミクサと、送信用偶高調
波ミクサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過
フィルタと、第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
内の無線信号を送受信する第1のアンテナ及び第2のア
ンテナと、高出力増幅器及び第1のアンテナの出力を受
け送信信号と受信信号を分離する分波器と、分波器から
の受信信号を受け低雑音増幅する低雑音増幅器と、低雑
音増幅器の出力を受け不要なイメージ成分を除去しなが
ら中間周波信号を生成する受信用イメージリジェクショ
ン型偶高調波ミクサと、受信用イメージリジェクション
型偶高調波ミクサの出力を受け不要波を除去する第3の
帯域通過フィルタと、第3の帯域通過フィルタの出力を
受け所定のレベルまで増幅する中間周波増幅器と、搬送
波信号を生成する発振器と、発振器の出力を受け送信用
偶高調波ミクサ及び受信用イメージリジェクション型偶
高調波ミクサへ出力する分配器と、第2のアンテナに接
続され送信タイミングと受信タイミングとで信号の経路
を切り換えるスイッチと、スイッチの出力を受け受信信
号を復調する復調器と、スイッチの出力を受け受信した
正弦搬送波に変調を施す変調器で構成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すブロック図であり、図において、6
a〜8a,10a〜15a,17a〜19a,22a,
6b〜8b,17b〜19b,22bは従来の通信装置
と同一のものであり、23a,23bは送信用偶高調波
ミクサ、24a,24bは受信用偶高調波ミクサであ
る。
【0015】次に動作について説明する。図1におい
て、変復調器6aにより生成された送信データは、ベー
スバンド増幅器7aにより増幅され低域通過フィルタ8
aにより帯域制限された後、送信用偶高調波ミクサ23
aのIF端子に入力される。発振器19aにより生成さ
れた信号は、分配器22aにより分配され、送信用偶高
調波ミクサ23a及び受信用偶高調波ミクサ24aのL
O端子に入力される。送信用偶高調波ミクサ23aは並
列に接続された2つの逆極性のダイオードにて構成され
るものであり、LO端子の入力信号の2倍波とIF端子
の入力信号の混合を行い、その結果生成されるASK変
調信号をRF端子から出力する。送信用偶高調波ミクサ
23aから出力されるASK変調信号は第1の帯域通過
フィルタ10aにより不要波除去された後、高出力増幅
器11aにより所望のレベルまで増幅される。高出力増
幅器11aの出力信号は分波器12aを経由した後、ア
ンテナ13aにより送信される。
【0016】一方、アンテナ13aにより受信された信
号は分波器12aを経由した後、低雑音増幅器14aに
より低雑音増幅される。低雑音増幅器14aの出力信号
は第2の帯域通過フィルタ15aにより不要波除去され
た後、受信用偶高調波ミクサ24aのRF端子に入力さ
れる。受信用偶高調波ミクサ24aは送信用偶高調波ミ
クサ23aと同様の構成のものであり、LO端子からの
入力信号の2倍波とRF信号からの入力信号の混合を行
い、その結果生成される中間周波信号をIF端子から出
力する。受信用偶高調波ミクサ24aから出力される中
間周波信号は第3の帯域通過フィルタ17aにより不要
波除去され、中間周波増幅器18aにより所望のレベル
まで増幅された後、変復調器6aにより復調される。
【0017】以上、図1において変復調器6aから受信
用偶高調波ミクサ24aの動作について説明したが、変
復調器6bから受信用偶高調波ミクサ24aの動作につ
いては同様であるため説明は省略する。
【0018】以下、偶高調波ミクサの構成について詳し
く述べる。偶高調波ミクサの原理的な提案は、IEEE
Trans.on Microwave theor
yand techniques,Vol.MTT−2
3,No.8(1975年8月)の667頁から673
頁に掲載された論文“Harmonic mixing
with an antiparallel dio
de pair”に記載されている。図5はその構成例
を示したものであり、図において2a,2b,3〜5は
図11におけるものと同一のものであり、25はミクサ
ダイオード2a,2bを互いに逆極性となるように並列
に接続して形成したアンチパラレルダイオードペア(以
下APDP)、26は分波回路である。
【0019】以下、偶高調波ミクサの動作について詳し
く述べる。APDP25は逆極性の2つのミクサダイオ
ード2a,2bを並列接続した構成であり、受信用の場
合はRF端子3からの入力信号とLO端子4からの入力
信号をAPDP25に加えることにより、IF端子5か
ら中間周波信号を取り出す。また送信用の場合はIF端
子5からの入力信号とLO端子4からの入力信号をAP
DP25に加えることによりRF端子3から高周波信号
を取り出す。分波回路26はRF端子3における局部発
振信号と中間周波信号の漏洩、LO端子4における高周
波信号と中間周波信号の漏洩、IF端子5における局部
発振信号と高周波信号の漏洩を抑制するために設けられ
る。
【0020】このような偶高調波ミクサのLO端子4に
局部発振信号を加えると、図6に示すように半周期毎に
APDP25のミクサダイオード2a,2bが交互にO
Nして電流(以下LO電流)が流れる。その結果APD
P25には半周期毎に逆位相のLO電流が流れ、図7に
示すように半周期毎にコンダクタンスが高まる動作をす
る。そのため、LO電流の高調波は奇数次、コンダクタ
ンスの高調波は偶数次の成分しか存在しない。図8には
このような偶高調波ミクサを受信に適用したときの周波
数スペクトラムが、図9には送信に適用したときの周波
数スペクトラムがそれぞれ示されている。LO信号で励
振されたAPDP25のコンダクタンスの高調波には偶
数次の成分しか存在しないため、図8や図9に示すよう
に、LO信号の2倍波とRF信号/IF信号との混合波
が出力される。
【0021】一方、高周波信号に周波数が近接しスプリ
アスとなる局部発振信号の2倍波は、前述のようにLO
電流の偶数次の高調波となるため強く抑制できる。この
抑制量はAPDP25を構成する2つのミクサダイオー
ド2a,2bのバランスに依存し、分波回路26等の外
部回路に依存しない。したがってAPDP25をモノリ
シック集積化し2つのミクサダイオード2a、2bのバ
ランスを高めると、LO電流の偶数次の高調波及びコン
ダクタンスの奇数次の高調波を強く抑制できる。そのた
め通常の平衡形ミクサと比較し、はるかに高い抑制が可
能である。ちなみにマイクロ波では通常の平衡形ミクサ
では25dB程度の抑制であるが、偶高調波ミクサでは
50dB程度抑制することができる。
【0022】偶高調波ミクサをASK変調器として使用
した場合についても前述と同様のことが言え、通常の平
衡形ミクサと比較し、はるかに高いASK ON/OF
F比が得られる。ちなみにマイクロ波では通常の平衡形
ミクサでは25dB程度のASK ON/OFF比しか
得られないが、偶高調波ミクサでは50dB程度得るこ
とができる。図10に偶高調波ミクサをASK変調器と
して使用した場合の特性例を示す。
【0023】上記のように構成された通信装置において
は、通常の平衡形ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用
いることにより高いASK ON/OFF比を得ること
ができる。また偶高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍
器及び帯域通過フィルタが不要となり、構成簡略化、小
型化が可能となる。
【0024】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示すブロック図であり、図において、6a〜8
a,10a〜14a,17a〜19a,22a,6b〜
8b,10b〜14b,17b〜19b,22bは従来
の通信装置と同一のものであり、23a,23bは送信
用偶高調波ミクサ、27a,27bは受信用イメージリ
ジェクション型偶高調波ミクサである。
【0025】次に動作について説明する。図2におい
て、変復調器6aにより生成された送信データは、ベー
スバンド増幅器7aにより増幅され低域通過フィルタ8
aにより帯域制限された後、送信用偶高調波ミクサ23
aのIF端子に入力される。発振器19aにより生成さ
れた信号は、分配器22aにより分配され、送信用偶高
調波ミクサ23a及び受信用偶高調波ミクサ24aのL
O端子に入力される。送信用偶高調波ミクサ23aは並
列に接続された2つの逆極性のダイオードにて構成され
るものであり、LO端子の入力信号の2倍波とIF端子
の入力信号の混合を行い、その結果生成されるASK変
調信号をRF端子から出力する。送信用偶高調波ミクサ
23aから出力されるASK変調信号は第1の帯域通過
フィルタ10aにより不要波除去された後、高出力増幅
器11aにより所望のレベルまで増幅される。高出力増
幅器11aの出力信号は分波器12aを経由した後、ア
ンテナ13aにより送信される。
【0026】一方、アンテナ13aにより受信された信
号は分波器12aを経由した後、低雑音増幅器14aに
より低雑音増幅される。低雑音増幅器14aの出力信号
は受信用イメージリジェクション型偶高調波ミクサ27
aのRF端子に入力される。受信用イメージリジェクシ
ョン型偶高調波ミクサ27aは不要なイメージ成分を除
去しながら、LO端子からの入力信号の2倍波とRF端
子からの入力信号の混合を行い、その結果生成される中
間周波信号をIF端子から出力する。受信用偶高調波ミ
クサ24aから出力される中間周波信号は第3の帯域通
過フィルタ17aにより不要波除去され、中間周波増幅
器18aにより所望のレベルまで増幅された後、変復調
器6aにより復調される。
【0027】以上、図2において変復調器6aから受信
用イメージリジェクション型偶高調波ミクサ27aの動
作について説明したが、変復調器6bから受信用イメー
ジリジェクション型偶高調波ミクサ27bの動作につい
ては同様であるため説明は省略する。
【0028】また偶高調波ミクサの構成、及び動作につ
いては実施の形態1.で詳しく述べたためここでは省略
する。
【0029】上記のように構成された通信装置において
は、通常の平衡形ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用
いることにより高いASK ON/OFF比を得ること
ができる。また偶高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍
器20及び第1の帯域通過フィルタ21が不要となり、
構成簡略化、小型化が可能となる。さらに受信用偶高調
波ミクサをイメージリジェクション型とすることに第2
の帯域通過フィルタ15が不要となり、さらなる構成簡
略化、小型化が可能となる。
【0030】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示すブロック図であり、図において、6〜8,1
0〜12,14,15,17〜19,22は従来の通信
装置と同一のものであり、23は送信用偶高調波ミク
サ、24は受信用偶高調波ミクサ、28は第1のアンテ
ナ、29は第2のアンテナ、30はスイッチ、31は復
調器、32は変調器である。
【0031】次に動作について説明する。図3におい
て、変復調器6により生成された送信データは、ベース
バンド増幅器7により増幅され低域通過フィルタ8によ
り帯域制限された後、送信用偶高調波ミクサ23のIF
端子に入力される。発振器19により生成された信号
は、分配器22により分配され、送信用偶高調波ミクサ
23及び受信用偶高調波ミクサ24のLO端子に入力さ
れる。送信用偶高調波ミクサ23は並列に接続された2
つの逆極性のダイオードにて構成されるものであり、L
O端子の入力信号の2倍波とIF端子の入力信号の混合
を行い、その結果生成されるASK変調信号をRF端子
から出力する。送信用偶高調波ミクサ23から出力され
るASK変調信号は第1の帯域通過フィルタ10により
不要波除去された後、高出力増幅器11により所望のレ
ベルまで増幅される。高出力増幅器11の出力信号は分
波器12を経由した後、第1のアンテナ28により送信
される。
【0032】一方、第2のアンテナ29により受信され
た信号は、スイッチ30により受信タイミングと送信タ
イミングとで経路が切り換わる。受信タイミングにおい
ては、復調器31に入力され、受信データの復調が行わ
れる。また送信タイミングにおいては、変調器32に入
力され、そこでは受信した正弦搬送波に送信データが付
与され、その信号は第2のアンテナ29により再び送信
される。
【0033】また第1のアンテナ28により受信された
信号は分波器12を経由した後、低雑音増幅器14によ
り低雑音増幅される。低雑音増幅器14の出力信号は第
2の帯域通過フィルタ15により不要波除去された後、
受信用偶高調波ミクサ24のRF端子に入力される。受
信用偶高調波ミクサ24は送信用偶高調波ミクサ23と
同様の構成のものであり、LO端子からの入力信号の2
倍波とRF端子からの入力信号の混合を行い、その結果
生成される中間周波信号をIF端子から出力する。受信
用偶高調波ミクサ24から出力される中間周波信号は第
3の帯域通過フィルタ17により不要波除去され、中間
周波増幅器18により所望のレベルまで増幅された後、
変復調器6により復調される。
【0034】偶高調波ミクサの構成、及び動作について
は実施の形態1.で詳しく述べたためここでは省略す
る。
【0035】上記のように構成された通信装置において
は、通常の平衡形ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用
いることにより高いASK ON/OFF比を得ること
ができる。また偶高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍
器20及び第1の帯域通過フィルタ21が不要となり、
構成簡略化、小型化が可能となる。
【0036】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示すブロック図であり、図において、6〜8,1
0〜12,14,17〜19,22は従来の通信装置と
同一のものであり、23は送信用偶高調波ミクサ、27
は受信用イメージリジェクション型偶高調波ミクサ、2
8は第1のアンテナ、29は第2のアンテナ、30はス
イッチ、31は復調器、32は変調器である。
【0037】次に動作について説明する。図4におい
て、変復調器6により生成された送信データは、ベース
バンド増幅器7により増幅され低域通過フィルタ8によ
り帯域制限された後、送信用偶高調波ミクサ23のIF
端子に入力される。発振器19により生成された信号
は、分配器22により分配され、送信用偶高調波ミクサ
23及び受信用イメージリジェクション型偶高調波ミク
サ27のLO端子に入力される。送信用偶高調波ミクサ
23は並列に接続された2つの逆極性のダイオードにて
構成されるものであり、LO端子の入力信号の2倍波と
IF端子の入力信号の混合を行い、その結果生成される
ASK変調信号をRF端子から出力する。送信用偶高調
波ミクサ23から出力されるASK変調信号は第1の帯
域通過フィルタ10により不要波除去された後、高出力
増幅器11により所望のレベルまで増幅される。高出力
増幅器11の出力信号は分波器12を経由した後、第1
のアンテナ28により送信される。
【0038】一方、第2のアンテナ29により受信され
た信号は、スイッチ30により受信タイミングと送信タ
イミングとで経路が切り換わる。受信タイミングにおい
ては、復調器31に入力され、受信データの復調が行わ
れる。また送信タイミングにおいては、変調器32に入
力され、そこでは受信した正弦搬送波に送信データが付
与され、その信号は第2のアンテナ29により再び送信
される。
【0039】また第1のアンテナ28により受信された
信号は分波器12を経由した後、低雑音増幅器14によ
り低雑音増幅される。低雑音増幅器14の出力信号は受
信用イメージリジェクション型偶高調波ミクサ27のR
F端子に入力される。受信用イメージリジェクション型
偶高調波ミクサ27は不要なイメージ成分を除去しなが
ら、LO端子からの入力信号の2倍波とRF端子からの
入力信号の混合を行い、その結果生成される中間周波信
号をIF端子から出力する。受信用イメージリジェクシ
ョン型偶高調波ミクサ27から出力される中間周波信号
は第3の帯域通過フィルタ17により不要波除去され、
中間周波増幅器18により所望のレベルまで増幅された
後、変復調器6により復調される。
【0040】偶高調波ミクサの構成、及び動作について
は実施の形態1.で詳しく述べたためここでは省略す
る。
【0041】上記のように構成された通信装置において
は、通常の平衡形ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用
いることにより高いASK ON/OFF比を得ること
ができる。また偶高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍
器20及び第1の帯域通過フィルタ21が不要となり、
構成簡略化、小型化が可能となる。さらに受信用偶高調
波ミクサをイメージリジェクション型とすることに第2
の帯域通過フィルタ15が不要となり、さらなる構成簡
略化、小型化が可能となる。
【0042】
【発明の効果】第1の発明によれば、通常の平衡形ミク
サの代わりに偶高調波ミクサを用いることにより高いA
SK ON/OFF比を得ることができる。また偶高調
波ミクサの逓倍効果により、逓倍器及び帯域通過フィル
タが不要となり、構成簡略化、小型化が可能となる。
【0043】また、第2の発明によれば、通常の平衡形
ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用いることにより高
いASK ON/OFF比を得ることができる。また偶
高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍器及び帯域通過フ
ィルタが不要となり、構成簡略化、小型化が可能とな
る。さらに受信用偶高調波ミクサをイメージリジェクシ
ョン型とすることにより、受信用偶高調波ミクサ前段の
帯域通過フィルタが不要となり、さらなる構成簡略化、
小型化が可能となる。
【0044】また、第3の発明によれば、通常の平衡形
ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用いることにより高
いASK ON/OFF比を得ることができる。また偶
高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍器及び帯域通過フ
ィルタが不要となり、構成簡略化、小型化が可能とな
る。
【0045】また、第4の発明によれば、通常の平衡形
ミクサの代わりに偶高調波ミクサを用いることにより高
いASK ON/OFF比を得ることができる。また偶
高調波ミクサの逓倍効果により、逓倍器及び帯域通過フ
ィルタが不要となり、構成簡略化、小型化が可能とな
る。さらに受信用偶高調波ミクサをイメージリジェクシ
ョン型とすることにより、受信用偶高調波ミクサ前段の
帯域通過フィルタが不要となり、さらなる構成簡略化、
小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による通信装置の実施の形態1を示
す図である。
【図2】 この発明による通信装置の実施の形態2を示
す図である。
【図3】 この発明による通信装置の実施の形態3を示
す図である。
【図4】 この発明による通信装置の実施の形態4を示
す図である。
【図5】 偶高調波ミクサの構成例を示す図である。
【図6】 APDPにおける周期とダイオードを励振す
る電流との関係を示す図である。
【図7】 APDPにおける周期とダイオードのコンダ
クタンスとの関係を示す図である。
【図8】 偶高調波ミクサを受信に適用したときの周波
数スペクトラムを示す図である。
【図9】 偶高調波ミクサを送信に適用したときの周波
数スペクトラムを示す図である。
【図10】 偶高調波ミクサをASK変調器として使用
した場合の特性例を示す図である。
【図11】 平衡形ミクサの構成例を示す図である。
【図12】 従来の通信装置の構成を示す図である。
【図13】 平衡形ミクサをASK変調器として使用し
た場合の特性例を示す図である。
【符号の説明】
1 180度ハイブリッド、2 ミクサダイオード、3
RF端子、4 LO端子、5 IF端子、6 変復調
器、7 ベースバンド増幅器、8 低域通過フィルタ、
9 送信用平衡形ミクサ、10 第1の帯域通過フィル
タ、11 高出力増幅器、12 分波器、13 アンテ
ナ、14 低雑音増幅器、15 第2の帯域通過フィル
タ、16 受信用平衡形ミクサ、17 第3の帯域通過
フィルタ、18 中間周波増幅器、19 発振器、20
逓倍器、21 第4の帯域通過フィルタ、22 分配
器、23 送信用偶高調波ミクサ、24 受信用偶高調
波ミクサ、25 APDP、26 分波回路、27 受
信用イメージリジェクション型偶高調波ミクサ、28
第1のアンテナ、29 第2のアンテナ、30 スイッ
チ、31 復調器、32 変調器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送するディジタル符号に応じて正弦搬
    送波の振幅を変化させるディジタル振幅変調により情報
    伝送を行う通信装置において、送信データ及び受信デー
    タを生成する変復調器と、前記変復調器から出力される
    送信データを受け所定のレベルまで増幅するベースバン
    ド増幅器と、前記ベースバンド増幅器の出力を受け不要
    な高調波成分を除去する低域通過フィルタと、前記低域
    通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調信号を生
    成する送信用偶高調波ミクサと、前記送信用偶高調波ミ
    クサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過フィ
    ルタと、前記第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
    のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
    内の無線信号を送受信するアンテナと、前記高出力増幅
    器及び前記アンテナの出力を受け送信信号と受信信号を
    分離する分波器と、前記分波器からの受信信号を受け低
    雑音増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器の出力
    を受け不要波を除去する第2の帯域通過フィルタと、前
    記第2の受信帯域通過フィルタの出力を受け中間周波信
    号を生成する受信用偶高調波ミクサと、前記受信用偶高
    調波ミクサの出力を受け不要波を除去する第3の帯域通
    過フィルタと、前記第3の帯域通過フィルタの出力を受
    け所定のレベルまで増幅する中間周波増幅器と、搬送波
    信号を生成する発振器と、前記発振器の出力を受け前記
    送信用偶高調波ミクサ及び前記受信用偶高調波ミクサへ
    出力する分配器とを具備することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 伝送するディジタル符号に応じて正弦搬
    送波の振幅を変化させるディジタル振幅変調により情報
    伝送を行う通信装置において、送信データ及び受信デー
    タを生成する変復調器と、前記変復調器から出力される
    送信データを受け所定のレベルまで増幅するベースバン
    ド増幅器と、前記ベースバンド増幅器の出力を受け不要
    な高調波成分を除去する低域通過フィルタと、前記低域
    通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調信号を生
    成する送信用偶高調波ミクサと、前記送信用偶高調波ミ
    クサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過フィ
    ルタと、前記第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
    のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
    内の無線信号を送受信するアンテナと、前記高出力増幅
    器及び前記アンテナの出力を受け送信信号と受信信号を
    分離する分波器と、前記分波器からの受信信号を受け低
    雑音増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器の出力
    を受け不要なイメージ成分を除去しながら中間周波信号
    を生成する受信用イメージリジェクション型偶高調波ミ
    クサと、前記受信用イメージリジェクション型偶高調波
    ミクサの出力を受け不要波を除去する第3の帯域通過フ
    ィルタと、前記第3の帯域通過フィルタの出力を受け所
    定のレベルまで増幅する中間周波増幅器と、搬送波信号
    を生成する発振器と、前記発振器の出力を受け前記送信
    用偶高調波ミクサ及び前記受信用イメージリジェクショ
    ン型偶高調波ミクサへ出力する分配器とを具備すること
    を特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 伝送するディジタル符号に応じて正弦搬
    送波の振幅を変化させるディジタル振幅変調により情報
    伝送を行う通信装置において、送信データ及び受信デー
    タを生成する変復調器と、前記変復調器から出力される
    送信データを受け所定のレベルまで増幅するベースバン
    ド増幅器と、前記ベースバンド増幅器の出力を受け不要
    な高調波成分を除去する低域通過フィルタと、前記低域
    通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調信号を生
    成する送信用偶高調波ミクサと、前記送信用偶高調波ミ
    クサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過フィ
    ルタと、前記第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
    のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
    内の無線信号を送受信する第1のアンテナ及び第2のア
    ンテナと、前記高出力増幅器及び第1のアンテナの出力
    を受け送信信号と受信信号を分離する分波器と、前記分
    波器からの受信信号を受け低雑音増幅する低雑音増幅器
    と、前記低雑音増幅器の出力を受け不要波を除去する第
    2の帯域通過フィルタと、前記第2の帯域通過フィルタ
    の出力を受け中間周波信号を生成する受信用偶高調波ミ
    クサと、前記受信用偶高調波ミクサの出力を受け不要波
    を除去する第3の帯域通過フィルタと、前記第3の帯域
    通過フィルタの出力を受け所定のレベルまで増幅する中
    間周波増幅器と、搬送波信号を生成する発振器と、前記
    発振器の出力を受け前記送信用偶高調波ミクサ及び前記
    受信用偶高調波ミクサへ出力する分配器と、前記第2の
    アンテナに接続され送信タイミングと受信タイミングと
    で信号の経路を切り換えるスイッチと、前記スイッチの
    出力を受け受信信号を復調する復調器と、前記スイッチ
    の出力を受け受信した正弦搬送波に変調を施す変調器と
    を具備することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 伝送するディジタル符号に応じて正弦搬
    送波の振幅を変化させるディジタル振幅変調により情報
    伝送を行う通信装置において、送信データ及び受信デー
    タを生成する変復調器と、前記変復調器から出力される
    送信データを受け所定のレベルまで増幅するベースバン
    ド増幅器と、前記ベースバンド増幅器の出力を受け不要
    な高調波成分を除去する低域通過フィルタと、前記低域
    通過フィルタの出力を受けディジタル振幅変調信号を生
    成する送信用偶高調波ミクサと、前記送信用偶高調波ミ
    クサの出力を受け不要波を除去する第1の帯域通過フィ
    ルタと、前記第1の帯域通過フィルタの出力を受け所望
    のレベルまで増幅する高出力増幅器と、所定の通信領域
    内の無線信号を送受信する第1のアンテナ及び第2のア
    ンテナと、前記高出力増幅器及び第1のアンテナの出力
    を受け送信信号と受信信号を分離する分波器と、前記分
    波器からの受信信号を受け低雑音増幅する低雑音増幅器
    と、前記低雑音増幅器の出力を受け不要なイメージ成分
    を除去しながら中間周波信号を生成する受信用イメージ
    リジェクション型偶高調波ミクサと、前記受信用イメー
    ジリジェクション型偶高調波ミクサの出力を受け不要波
    を除去する第3の帯域通過フィルタと、前記第3の帯域
    通過フィルタの出力を受け所定のレベルまで増幅する中
    間周波増幅器と、搬送波信号を生成する発振器と、前記
    発振器の出力を受け前記送信用偶高調波ミクサ及び前記
    受信用イメージリジェクション型偶高調波ミクサへ出力
    する分配器と、前記第2のアンテナに接続され送信タイ
    ミングと受信タイミングとで信号の経路を切り換えるス
    イッチと、前記スイッチの出力を受け受信信号を復調す
    る復調器と、前記スイッチの出力を受け受信した正弦搬
    送波に変調を施す変調器とを具備することを特徴とする
    通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005043744A1 (ja) * 2003-10-30 2005-05-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha パルス変調回路
JP2007274495A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Aisin Aw Co Ltd データ伝送システム及びデータ伝送方法
US8948307B2 (en) 2012-03-23 2015-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Ask signal generator

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