JPH11313106A - フレームリレー交換機のpvc状態通知方法 - Google Patents

フレームリレー交換機のpvc状態通知方法

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JPH11313106A
JPH11313106A JP10118948A JP11894898A JPH11313106A JP H11313106 A JPH11313106 A JP H11313106A JP 10118948 A JP10118948 A JP 10118948A JP 11894898 A JP11894898 A JP 11894898A JP H11313106 A JPH11313106 A JP H11313106A
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JP
Japan
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pvc
user terminal
message
status
complete
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Pending
Application number
JP10118948A
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English (en)
Inventor
Shinji Hoshino
真司 星野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末がPVCの変化を直ぐに認識する
ことができ、また、定期的な完全状態表示メッセージの
送信を無くすことで、有効に帯域を利用することが出来
るようにする。 【解決手段】 フレームリレー交換機においてPVC状
態の変化が生じたときに、ユーザ端末に対して完全状態
表示メッセージを直ちに自発的に送信する。Ta時間内
にユーザ端末から完全状態表示応答メッセージが無い場
合は、完全状態表示メッセージを再送する。変化がある
PVC状態の完全状態表示応答メッセージのみをユーザ
端末へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームリレー交
換機のPVC(permanent virtual circuit:相手固定
接続)状態通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ITU−T(International Tele
communication Union-Telecommunication)、ANSI
(American National Standards Institute)で規定さ
れているフレームリレー交換機とユーザ端末間のPVC
状態確認手順は次のようになっていた。図1にそのシー
ケンス図を示す。
【0003】1)T391時間(例えば10秒)間隔で
ユーザ端末から交換機に対して、状態問い合わせメッセ
ージを送信する。 2)状態問い合わせメッセージを受信した交換機は、状
態表示メッセージを送信する。 3)ユーザ端末は、状態表示メッセージを受信すること
で、交換機間とのリンクの正常性を確認する。 4)ユーザ端末は、N361回(例えば6回)の問い合
わせメッセージ毎、完全状態問い合わせメッセージを送
信する。 5)完全状態問い合わせメッセージを受信した交換機
は、完全状態表示メッセージを送信する。 6)完全状態表示メッセージには、各PVCの状態の情
報が含まれているので、それによって、各PVCの状態
が確認できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術の
場合、PVCの状態を確認するための完全状態表示メッ
セージは、(T391×N361)秒毎と固定されてい
るため、PVCの状態に変化があっても、各PVCの状
態の変化をユーザ端末が認識するまでの時間は、タイミ
ングによってまちまちで、最大ではT391×N361
(図1では、10×6=60秒)となる。そのため、バ
ックアップ経路を用意しても、切り替え時間を早くする
ことは不可能であった。
【0005】また、PVCの変化がなければ、完全状態
表示メッセージは特に必要としないが、状態表示メッセ
ージより長い完全状態表示メッセージを定期的に送信し
ているため、無駄な帯域使用となっていた。
【0006】本発明の目的は、ユーザ端末がPVCの変
化を直ぐに認識することができ、また有効に帯域を利用
することが出来る、フレームリレー交換機のPVC状態
通知方法することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、完全状態表示
メッセージを、ユーザ端末からの問い合わせによる定期
的な送信は行わず、交換機が何らかのPVCの変化を検
知した時点で、フレームリレー交換機からユーザ端末に
対して自発的に送信する。
【0008】これにより、ユーザ端末がPVCの変化を
直ぐに認識することができ、また、定期的な完全状態表
示メッセージの送信を無くすことで、有効に帯域を利用
することが出来る。
【0009】Ta時間内にユーザ端末から完全状態表示
応答メッセージが無い場合は、完全状態表示メッセージ
を再送する。
【0010】変化があるPVC状態の完全状態表示応答
メッセージのみをユーザ端末へ送信することで、メッセ
ージが短くなり、処理も速くなる。
【0011】完全状態表示メッセージは、新規ビットと
アクティブビットと削除ビットでPVC状態を表すこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2に本発明の構成例を示す。フ
レームリレー交換機1は、ルータやFRAD等のユーザ
端末2及び他のフレームリレー交換機と接続され、他の
フレームリレー交換機と情報をやり取りすることで、特
定のPVCに対する状態を検知する。
【0013】フレームリレー交換機1は、PVC状態テ
ーブル3、状態変数テーブル4、PVC制御部5、タイ
マー6、フレーム生成・解析部7、ユーザ端末2との通
信のためのバッファ8、及び他のフレームリレー交換機
との通信のためのバッファ9を有する。
【0014】ユーザ端末2は、PVC状態テーブル1
0、状態変数テーブル11、PVC制御部12、タイマ
ー13、フレーム生成・解析部14、及びフレームリレ
ー交換機1との通信のためのバッファ15を有する。
【0015】フレームリレー交換機1のタイマー6は、
次のT391、T392、N392、N393の機能を
有し、これらについては従来の規定通り使用する。 T391:ユーザ端末が、状態問い合わせメッセージを
送信する間隔。状態問い合わせメッセージを送信してか
らT391の間に交換機から状態表示メッセージを受信
しない場合は、エラーとみなす。
【0016】T392:交換機がユーザ端末からの状態
問い合わせメッセージを受信後、T392秒以内に次の
状態問い合わせメッセージを受信しない場合は、エラー
と判定する。
【0017】N392:ユーザ端末は、最新のN393
回のイベントにおいて、N392回のエラーを検出した
場合は、固定故障と判断する。また、N392回連続し
てエラーが無い場合は、固定故障からの回復と判定す
る。
【0018】N393:固定故障を検出するための監視
イベント数。イベントは、状態問い合わせメッセージの
送信とする。
【0019】本発明では、上記の機能の他に新たに次の
タイマーを定義する。 Ta:交換機が完全状態表示メッセージを送信してか
ら、ユーザ端末から完全状態表示応答メッセージを待つ
までの間隔。Ta時間内にユーザ端末から完全状態表示
応答メッセージが無い場合は、完全状態表示メッセージ
を再送する。図3に本発明によるPVC状態確認手順を
示す。
【0020】次に、本発明の具体的動作例について説明
する。 A)リンク正常性確認手順 図4に示すようにして、ユーザ端末2と交換機1間との
リンク正常性を確認する。同図において、SEは状態問
い合わせメッセージ、Sは状態表示メッセージ、VY1
(S)はユーザ端末側の状態表示の送信状態変数、VY
1(R)はユーザ端末側の状態表示の受信状態変数、V
S1(S)は交換機側の状態表示の送信状態変数、VS
1(R)は交換機側の状態表示の受信状態変数である。
【0021】ユーザ端末2側では、 1.変数VY1(S)に1を加える。 2.変数VY1(S)を送信シーケンス番号、変数VY
1(R)を受信シーケンス番号として、状態問い合わせ
メッセージを送信する。 3.状態表示メッセージを受信したとき、状態表示メッ
セージの送信シーケンス番号と変数VY1(S)を照合
する。値が同じ場合は、問い合わせに対する正しい状態
表示メッセージを受け取ったことになり、リンクの正常
性が確認される。 4.状態表示メッセージの送信シーケンス番号を変数V
Y1(R)に入れる。
【0022】一方、交換機側では、 1.変数VS1(S)に1を加える。 2.変数VS1(S)を送信シーケンス番号、変数VS
1(R)を受信シーケンス番号として、状態表示メッセ
ージを送信する。 3.次の状態問い合わせメッセージを受信したとき、状
態問い合わせメッセージの受信シーケンス番号と変数V
S1(S)を照合する。値が同じ場合は、連続した状態
問い合わせメッセージを受け取ったことになり、リンク
の正常性が確認される。 4.状態表示メッセージの送信シーケンス番号をVS1
(R)に入れる。 ユーザ端末がN393回の内、N392回、正しい状態
表示メッセージを受信しなかった場合、故障とみなす。
【0023】ユーザ端末2は故障後もT391秒間隔
で、状態問い合わせメッセージを送信し続け、N392
回、正しい状態表示メッセージを受信した場合、リンク
が確立したとみなす。
【0024】B)PVC状態確認手順 ユーザ端末2とのリンクが確立しているとき、次の状態
になった場合に、交換機1は、ユーザ端末2に対して完
全状態表示メッセージを送信する。
【0025】図5に示すように、ユーザ端末2とのリン
ク確立直後(一番はじめのユーザ端末2に対する状態表
示メッセージ送信後)に完全状態表示メッセージを送信
する。同図において、SEは状態問い合わせメッセー
ジ、Sは状態表示メッセージ、FSは完全状態表示メッ
セージ、FSAは完全状態表示応答メッセージ、VY2
(S)はユーザ端末側の状態表示の送信状態変数、VY
2(R)はユーザ端末側の状態表示の受信状態変数、V
S2(S)は交換機側の状態表示の送信状態変数、VS
2(R)は交換機側の状態表示の受信状態変数である。
【0026】図6に示すように、PVCの状態に変化
(追加、削除、アクティブ、インアクティブ)があった
ときに、完全状態表示メッセージを送信する。
【0027】図7に示すように、完全状態表示メッセー
ジ送信後、Ta以内に完全状態表示応答を受信しなかっ
たとき、完全状態表示メッセージを再送する。
【0028】ユーザ端末2が完全状態表示メッセージを
受信した場合、交換機に対して完全状態表示応答メッセ
ージを送信する。
【0029】交換機1は、以下の手順でユーザ端末2が
正しく完全状態表示メッセージを受け取ったかを確認す
る。 1.変数VS2(S)に1を加える。 2.変数VS2(S)を送信シーケンス番号、変数VS
2(R)を受信シーケンス番号として、完全状態表示メ
ッセージを送信する。 3.完全状態表示応答メッセージを受信したとき、完全
状態表示応答メッセージの送信シーケンス番号と変数V
S2(S)を照合する。値が同じ場合は、完全状態表示
メッセージに対する正しい完全状態表示メッセージを受
け取ったこととなる。 4.状態表示メッセージの送信シーケンス番号を変数V
S2(R)に入れる。
【0030】C)PVC状態の認識 完全状態表示メッセージには、各PVCの状態を認識す
るために、N(新規ビット)と、A(アクティブビッ
ト)が規定されている。
【0031】N(新規ビット) 0:PVCが既に確立している場合 1:PVCが新たに確立した場合
【0032】A(アクティブビット) 0:PVCがインアクティブ 1:PVCがアクティブ
【0033】完全状態表示メッセージには、常に全ての
PVCについての情報が含まれている。新規追加、アク
ティブ、インアクティブは、N,Aビットによって表
し、PVCが削除された場合は、削除されたPVCにつ
いての情報を完全状態表示メッセージから外すことで、
ユーザ端末2は削除されたことを認識できる。
【0034】そこで、本発明では新たにD(削除ビッ
ト)を追加する。 D(削除ビット) 0:意味無し 1:削除されたPVC
【0035】そして、各状態をN,A,Dビットによっ
て次のように表す。 ・新規追加時 N=1、A=1、D=0 ・アクティブからインアクティブ時 N=0、A=0、D=0 ・インアクティブからアクティブ N=0、A=1、D=0
【0036】・削除時 N=0、A=0、D=1 N、A、Dビットで全てのPVCの状態について表せる
ので、変化があるPVCのみ完全状態表示メッセージに
入れて送信することが出来る。変化があるPVCの情報
のみ完全状態表示メッセージに入れて送信することで、
メッセージが短くなり、処理も速くなる。
【0037】
【発明の効果】交換機がPVCの変化を検知した時点
で、ユーザ端末に対して完全状態表示メッセージを送信
するので、ユーザ端末も直ぐにPVCの変化を認識でき
る。そのため、バックアップへの切り替えが早くなり、
また復旧後の切り替えも早い。また、定期的な完全状態
表示メッセージの送信が無いので、帯域を有効に利用す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPVC状態確認手順を示す図である。
【図2】本発明の場合のシステム構成図である。
【図3】本発明によるPVC状態確認手順を示す図であ
る。
【図4】本発明におけるリンク正常性確認手順を示す図
である。
【図5】同じくリンク確立時の完全状態表示メッセージ
の送信手順を示す図である。
【図6】同じくPVCの変化による完全状態表示メッセ
ージの送信手順を示す図である。
【図7】同じくタイムアウトによる完全状態表示メッセ
ージの再送手順を示す図である。
【符号の説明】
1 フレームリレー交換機 2 ユーザ端末 3 PVC状態テーブル 4 状態変数テーブル 5 PVC制御部 6 タイマー 7 フレーム生成・解析部 8 バッファ 9 バッファ 10 PVC状態テーブル 11 状態変数テーブル 12 PVC制御部 13 タイマー 14 フレーム生成・解析部 15 バッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームリレー交換機においてPVC状態
    の変化が生じたときに、ユーザ端末に対して完全状態表
    示メッセージを直ちに自発的に送信することを特徴とす
    るフレームリレー交換機のPVC状態通知方法。
  2. 【請求項2】Ta時間内にユーザ端末から完全状態表示
    応答メッセージが無い場合は、完全状態表示メッセージ
    を再送することを特徴とする請求項1記載の、フレーム
    リレー交換機のPVC状態通知方法。
  3. 【請求項3】変化があるPVC状態の完全状態表示応答
    メッセージのみをユーザ端末へ送信することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の、フレームリレー交換機のPV
    C状態通知方法。
  4. 【請求項4】完全状態表示メッセージは、新規ビットと
    アクティブビットと削除ビットでPVC状態を表すこと
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の、フレームリレ
    ー交換機のPVC状態通知方法。
JP10118948A 1998-04-28 1998-04-28 フレームリレー交換機のpvc状態通知方法 Pending JPH11313106A (ja)

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