JPH11312934A - 電力増幅装置及び電力増幅方法 - Google Patents

電力増幅装置及び電力増幅方法

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JPH11312934A
JPH11312934A JP10120282A JP12028298A JPH11312934A JP H11312934 A JPH11312934 A JP H11312934A JP 10120282 A JP10120282 A JP 10120282A JP 12028298 A JP12028298 A JP 12028298A JP H11312934 A JPH11312934 A JP H11312934A
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JP
Japan
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signal
difference
phase
level
sum
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Application number
JP10120282A
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English (en)
Inventor
Hiroki Niihara
廣記 新原
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の自動制御をする電力増幅装置を提供
する。 【解決手段】 分配器1は、入力信号を2経路に分配す
る。位相器4は、位相指示信号に従って、供給された信
号の位相を制御する。増幅器2,3は、供給された信号
のレベルを増幅する。導波管合成器5は、増幅器2,3
から供給された信号の和信号及び差信号を生成する。方
向性結合器6は、和信号を、電力増幅装置の出力信号と
して出力すると共にその一部をレベル検出器10に供給
する。方向性結合器7は差信号を終端器8に供給して収
束させると共にその一部をレベル検出器9に供給する。
比較器11は、レベル検出器9と10から供給される差
信号及び和信号の信号レベルの差分を検出し、この差分
が最大となるような位相指示信号を生成して位相器4に
供給し、位相を制御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信装置等に使
用するマイクロ波帯の送信電力を増幅する増幅装置及び
増幅方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロ波帯の送信電力を増加さ
せるため、入力信号を複数の増幅器で増幅し、出力時に
位相合成を行う増幅装置が用いられている。
【0003】例えば、特開平5−251965号公報に
は、入力信号を分配する電力分配器と、分配器に接続さ
れた2つの増幅器と、2つの増幅器の入力側に接続され
た第1の位相差検出回路と出力側に接続された第2の位
相差検出回路と、第1と第2の位相差検出回路が検出し
た位相差を比較して、位相差を補正する制御信号を位相
器に供給する位相制御部と、位相制御部から供給された
制御信号に従って位相差を補正する位相器と、から構成
される増幅装置が記載されている。
【0004】また、特開平2−305104号公報に
は、高周波信号を分岐する第1の分岐回路と、第1の分
岐回路に接続された可変位相器と、可変位相器に接続さ
れた制限増幅器と、制限増幅器に接続された第2の分岐
回路と、第1と第2の分岐回路で分岐された信号の位相
を比較して可変位相器に制御信号を供給する位相比較器
と、から構成される高周波電力増幅回路が記載されてい
る。
【0005】また、位相比較回路を使用しない方法とし
て、導波管合成器が出力する和信号(合成信号)又は差
信号のレベル変化により位相器を自動制御する方法があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−2
51965に開示された増幅装置及び特開平2−305
104に開示された高周波電力増幅回路では、増幅器の
入力信号と出力信号の位相差に対応した制御信号に従っ
て位相を制御している。このため、位相制御の精度は、
位相差検出回路及び位相比較器の周波数特性と温度特性
に影響されやすく、結果として、加算対象の信号の位相
がずれてしまい、最大出力レベルを得ることができない
場合があった。
【0007】また、和信号のレベル変化を使用した方式
では、検出電圧の変化量が小さいため、また、差信号を
使用した方式では、高出力点の検出電圧が低いため、高
精度の自動制御を実現することができず、加算対象の信
号の位相がずれてしまい、最大出力レベルをうることが
困難であった。
【0008】このように、従来の電力増幅回路では、増
幅された信号を最後に加算する際に、位相を高精度で一
致させることが困難であり、出力信号の電力に損失が生
じる場合があった。
【0009】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、入力された信号の電力を効率よくかつ簡単・高精
度の制御で安定して増幅して出力することを目的とす
る。
【0010】また、この発明は、回路の周波数特性や温
度特性の影響が少なく、且つ、高精度の自動制御を実現
することができる電力増幅装置及び電力増幅方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる電力増幅装置は、入
力信号を第1と第2の経路に分配する分配器と、前記分
配器が第1の経路に分配した信号を増幅する第1の増幅
器と、前記分配器が第2の経路に分配した信号の位相を
位相制御信号に従って制御する位相器と、前記位相器に
接続され、前記位相器から供給された信号を増幅する第
1の増幅器と、前記第1と第2の増幅器が増幅した信号
の和分及び差分に相当する和信号及び差信号を生成する
合成器と、前記合成器が生成した前記和信号及び差信号
の信号レベルを検出する第1と第2のレベル検出器と、
前記第1と第2のレベル検出器により検出された前記和
信号の信号レベルと前記差信号の信号レベルの差分を検
出し、検出した差分に応じた差分信号を生成する比較器
と、前記比較器が生成した差分信号に応じて、前記分配
器が前記2の経路に分配した信号の位相を前記位相器に
変化させるための前記指示信号を生成する位相制御器
と、から構成されることを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、増幅した信号の
位相を、和信号の信号レベルと差信号の信号レベルとの
差が最大となるように制御する。従って、周波数特性や
温度特性の影響をうけることなく、高精度の自動制御を
実現することができる。
【0013】前記位相制御器は、前記和信号の信号レベ
ルと前記差信号の信号レベルとの差の絶対値が大きくな
るように、前記第2の経路の信号の位相を変化させる前
記位相制御信号を生成し、前記位相器に供給するように
してもよい。
【0014】前記合成器に接続され、前記合成器が生成
した和信号を取得して、出力信号として出力すると共に
前記第1のレベル検出器に供給する第1の方向性結合器
と、前記合成器に接続され、前記合成器が生成した差信
号を取得して出力すると共に前記第2のレベル検出器に
供給する第2の方向性結合器と、前記第2の方向性結合
器の出力した差信号を吸収する終端器と、を備えるよう
にしてもよい。
【0015】このような方法とすることにより、より精
度の高い位相制御を実現することができる。
【0016】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点にかかる電力増幅装置は、入力信号を分配する分
配器と、前記分配器が分配した一の信号を増幅する第1
の増幅器と、前記分配器が分配した他の信号の位相を制
御する位相器と、前記位相器から供給された信号を増幅
する第2の増幅器と、前記第1と第2の増幅器の出力信
号の和分及び差分に相当する和信号及び差信号を生成す
る合成器と、前記合成器が生成した前記和信号及び差信
号の信号レベルの差分を検出し、検出した差分に応じ
て、前記位相器に前記信号の位相を制御させる制御手段
と、から構成されることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、この発明の第3
の観点にかかる電力増幅方法は、入力信号を分配するス
テップと、前記分配した一の信号を増幅する第1の増幅
ステップと、前記分配した他の信号の位相を変化させる
位相制御ステップと、前記位相が変化した信号を増幅す
る第2の増幅ステップと、前記第1と第2の増幅ステッ
プで増幅した信号の和信号及び差信号を生成し、該和信
号及び差信号のレベル差を検出するステップSと、検出
したレベル差が最大となるように、位相制御ステップで
の位相制御の量を制御するステップと、を備えることを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる電力増幅装置について説明する。
【0019】本発明の実施の形態の電力増幅装置は、図
1に示すように、分配器1と、増幅器2及び3と、位相
器4と、合成器5と、方向性結合器6及び7と、終端器
8と、レベル検出器9及び10と、比較器11と、位相
制御器12と、から構成される。
【0020】分配器1は、入力端が信号入力端子に接続
され、第1と第2の出力端を有し、入力信号を第1の出
力端と第2の出力端にほぼ均等に分配する。
【0021】位相器4は、入力端が分配器1に接続さ
れ、制御信号入力端が位相制御器12に接続され、分配
器1から供給された信号の位相を、位相制御器12から
供給される位相指示信号Sxに従って制御する(進める
又は遅らせる)。
【0022】増幅器2は、入力端が分配器1に接続さ
れ、分配器1から供給された信号を増幅する。
【0023】増幅器3は、入力端が位相器4に接続さ
れ、位相器4から供給された信号を増幅する。
【0024】導波管合成器5は、入力端が増幅器2及び
3に接続され、増幅器2及び3から供給された信号の和
分に相当する和信号と、差分に相当する差信号と、を生
成する。
【0025】方向性結合器6は、入力端が導波管合成器
5に接続され、導波管合成器5が生成した和信号を、こ
の電力増幅装置の出力信号として出力端子に供給する信
号と、レベル検出器10に供給する信号と、に分割す
る。
【0026】方向性結合器7は、入力端が導波管合成器
5に接続され、導波管合成器5が生成した差信号を、終
端器8に供給する信号と、レベル検出器9に供給する信
号と、に分割する。
【0027】終端器8は、入力端が方向性結合器7に接
続され、方向性結合器7から供給された差信号を吸収す
る。
【0028】レベル検出器9は、入力端が方向性結合器
7に接続され、方向性結合器7から供給された差信号の
信号レベルを検出する。
【0029】レベル検出器10は、入力端が方向性結合
器6に接続され、方向性結合に6から供給された和信号
の信号レベルを検出する。
【0030】比較器11は、入力端がレベル検出器9及
び10に接続され、供給された差信号と和信号の信号レ
ベルの差分を検出し、検出した信号レベルの差分に対応
する差分信号を生成し、位相制御器12に供給する。
【0031】位相制御器12は、供給された差分信号に
応じて、この差分が大きくなるように位相器4を通過す
る信号の位相を変化させる位相指示信号Sxを生成し、
位相器4に供給する。この、位相指示信号Sxの生成方
法を、図2を参照して説明する。
【0032】図示するように、レベル検出器9が出力す
る差信号のレベルと増幅器2と3の出力信号の位相差と
の関係は実線Aに示すようになり、レベル検出器10が
出力する和信号のレベルと増幅器2と3の出力信号の位
相差との関係は実線Bに示すようになり、和信号と差信
号のレベルと増幅器2と3の出力信号の位相差との関係
は実線Cに示すようになる。
【0033】この電力増幅回路の出力電力を最大にする
ためには、実線Bのレベルが最大となるように、即ち増
幅器2と3の出力信号の位相差が0となるように、位相
器4が位相を調整する量を制御する必要がある。位相差
が0となるためには、実線Cに示すように、レベル差が
最大となるように、位相器4の位相シフト量を調整する
必要がある。従って、位相制御器12は、比較器11の
出力する差分信号の信号レベルが最大となるように、位
相指示信号Sxを制御する。
【0034】次に、上記構成を有する電力増幅装置1の
動作について説明する。
【0035】この電力増幅装置に入力した電力、即ち入
力信号は、分配器1に供給されて、ほぼ均等に2分配さ
れて、増幅器2と位相器4に供給される。
【0036】位相器4に供給された信号は、位相制御器
12から供給される位相指示信号Sxに従って位相が制
御されて(進められ又は遅らせられ)、増幅器3により
増幅されて導波管合成器5に供給される。
【0037】増幅器2に供給された信号も増幅されて導
波管合成器5に供給される。
【0038】導波管合成器5は、増幅器2から供給され
た信号と増幅器3から供給された信号との和に相当する
和信号と差に相当する差信号とをを生成し、それぞれ、
方向性結合器6と7に供給する。
【0039】方向性結合器6は、供給された和信号の例
えば98%をこの電力増幅装置の出力信号として外部に
出力すると共に、残りを位相制御用にレベル検出器10
に供給する。
【0040】また、方向性結合器7は供給された差信号
の例えば98%を終端器8に供給して吸収させると共
に、残りを位相制御用にレベル検出器9に供給する。
【0041】レベル検出器9と10は、それぞれに供給
された差信号と和信号の信号レベルを検出し、比較器1
1は和信号と差信号の信号レベルの差分に相当する差分
信号を位相制御器12に供給する。
【0042】位相制御器12は、供給された差分信号に
従って、この電力増幅回路の出力信号の電力が最大レベ
ルとなるように、即ち、増幅器2と3の出力する信号の
位相が一致するように、位相指示信号Sx制御して、位
相器4に供給する。
【0043】次に、位相制御器12により、位相器4の
位相制御量を調整して、この増幅回路の出力信号のレベ
ルを最大とする方法を、図3を参照して説明する。
【0044】位相制御器12は、制御動作を開始する
と、まず、初期設定として、信号の位相を変化させない
ような信号レベルの位相指示信号Sxを位相器4に供給
する(ステップS1)。
【0045】次に、この状態で、比較器11から供給さ
れる差分信号、即ち和信号と差信号のレベル差を測定す
る(ステップS2)。
【0046】次に、信号の位相をΔθだけ進める(又は
遅らせる)ように位相指示信号Sxの信号レベルをΔS
x増加させ(Sx=Sx+ΔSx)、位相器4に供給す
る(ステップS3)。
【0047】続いて、比較器11から差分信号を再度取
り込み(ステップS4)、ステップS3で、位相指示信
号Sxの信号レベルを変化させた結果、和信号と差信号
の信号レベルの差が大きくなったか小さくなったかを、
ステップS4で今回測定したレベル差と、前回測定した
レベル差と、を比較して判別する(ステップS5)。
【0048】ステップS5で、レベル差が大きくなった
と判別されたとき、ステップS3に戻り、差分がさらに
大きくなるように、位相指示信号Sxの信号レベルを更
新する。
【0049】一方、ステップS5で、レベル差が小さく
なったと判別されたときには、レベル差が大きくなるよ
うに、ΔSx=−ΔSxとして、位相指示信号Sxの変
化分の符号を反転し(ステップS6)、ステップS3に
戻り、位相指示信号Sxの信号レベルを更新する。
【0050】このようにして、位相制御器12は、常
に、増幅器2と3の出力信号の位相が一致するように、
位相器4の位相変化量を制御し(遅らせ又は進め)、増
幅器3に供給する。
【0051】以上説明したように、この実施の形態で
は、増幅器2及び3が増幅した信号の和分及び差分に相
当する和信号及び差信号を生成し、生成した和信号及び
差信号のレベルの差が最大となるように、位相器4を通
過する信号の位相を変化させる。従って、方向性結合器
6と7、レベル検出器9と10、及び位相制御器12の
周波数特性や温度特性の変化にかかわらず、安定して、
この電力増幅回路の出力信号の電力を最大とすることが
できる。また、位相制御部分の回路の構成及び制御動作
も簡単である。
【0052】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、種々の変形が可能である。
【0053】例えば、上記実施の形態では、分配器1が
入力信号を2経路に分配するとしたが、分配する経路の
数は2に限らずに任意であり、例えば4経路に分配して
もよい。この場合、例えば、第1と第2の経路がそれぞ
れ増幅した信号の位相を第2の経路で調整して加算し、
同様に、第3と第4の経路がそれぞれ増幅した信号の位
相を第4の経路で調整して加算し、一方の加算信号の位
相を他方の加算加算信号の位相に一致するするように制
御する。このような方法とすることにより、分配器が分
配する信号経路の数に関わらず、位相差を適切に調整
し、大きな出力を得ることができる。
【0054】また、方向性結合器6及び7がレベル検出
器10及び9に供給する信号を、受信した信号の2%と
したが、レベル検出器10及び9に供給する信号の比率
は任意である。また、レベル検出器10及び9、並びに
方向性結合器6と7の特性は異なってもよい。
【0055】また、図3に示した制御フローは、一例に
すぎず、和信号と差信号の信号レベルの差に基づいて、
増幅器2と3の出力信号の位相を一致させることができ
るならば、制御手順自体は任意である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、増幅した信号の位相を、和信号の信号レベルと差信
号の信号レベルとの差が最大となるように制御するの
で、回路の周波数特性や温度特性の影響をうけることな
く、安定して制御し、効率のよい電力増幅が可能とな
る。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力増幅回路の構成を示す図である。
【図2】本発明の電力増幅回路の増幅器2及び3の位相
差の関係を示す図である。
【図3】位相指示信号Sxの生成方法を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 分配器 2,3 増幅器 4 位相器 5 導波管合成器 6,7 方向性結合器 8 終端器 9,10 レベル検出器 11 比較器 12 位相制御器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を第1と第2の経路に分配する分
    配器と、 前記分配器が第1の経路に分配した信号を増幅する第1
    の増幅器と、 前記分配器が第2の経路に分配した信号の位相を位相制
    御信号に従って制御する位相器と、 前記位相器に接続され、前記位相器から供給された信号
    を増幅する第1の増幅器と、 前記第1と第2の増幅器が増幅した信号の和分及び差分
    に相当する和信号及び差信号を生成する合成器と、 前記合成器が生成した前記和信号及び差信号の信号レベ
    ルを検出する第1と第2のレベル検出器と、 前記第1と第2のレベル検出器により検出された前記和
    信号の信号レベルと前記差信号の信号レベルの差分を検
    出し、検出した差分に応じた差分信号を生成する比較器
    と、 前記比較器が生成した差分信号に応じて、前記分配器が
    前記2の経路に分配した信号の位相を前記位相器に変化
    させるための前記指示信号を生成する位相制御器と、 から構成されることを特徴とする電力増幅装置。
  2. 【請求項2】前記位相制御器は、前記和信号の信号レベ
    ルと前記差信号の信号レベルとの差の絶対値が大きくな
    るように、前記第2の経路の信号の位相を変化させる前
    記位相制御信号を生成し、前記位相器に供給する、 ことを特徴とする請求項1に記載の電力増幅装置。
  3. 【請求項3】前記合成器に接続され、前記合成器が生成
    した和信号を取得して、出力信号として出力すると共に
    前記第1のレベル検出器に供給する第1の方向性結合器
    と、 前記合成器に接続され、前記合成器が生成した差信号を
    取得して出力すると共に前記第2のレベル検出器に供給
    する第2の方向性結合器と、 前記第2の方向性結合器の出力した差信号を吸収する終
    端器と、 を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力
    増幅装置。
  4. 【請求項4】入力信号を分配する分配器と、 前記分配器が分配した一の信号を増幅する第1の増幅器
    と、 前記分配器が分配した他の信号の位相を制御する位相器
    と、 前記位相器から供給された信号を増幅する第2の増幅器
    と、 前記第1と第2の増幅器の出力信号の和分及び差分に相
    当する和信号及び差信号を生成する合成器と、 前記合成器が生成した前記和信号及び差信号の信号レベ
    ルの差分を検出し、検出した差分に応じて、前記位相器
    に前記信号の位相を制御させる制御手段と、 から構成されることを特徴とする電力増幅装置。
  5. 【請求項5】入力信号を分配するステップと、 前記分配した一の信号を増幅する第1の増幅ステップ
    と、 前記分配した他の信号の位相を変化させる位相制御ステ
    ップと、 前記位相が変化した信号を増幅する第2の増幅ステップ
    と、 前記第1と第2の増幅ステップで増幅した信号の和信号
    及び差信号を生成し、該和信号及び差信号のレベル差を
    検出するステップSと、 検出したレベル差が最大となるように、位相制御ステッ
    プでの位相制御の量を制御するステップと、 を備えることを特徴とする電力増幅方法。
JP10120282A 1998-04-30 1998-04-30 電力増幅装置及び電力増幅方法 Pending JPH11312934A (ja)

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