JPH03171927A - 送信出力制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は２台のパワーアンプの出力信号を合成して送信
出力を得ているマイクロ波帯無線通信装置に関し、特に
その送信出力を制御する送信出力制御回路に関する。

［従来の技術］ 従来、２台のパワーアンプの出力信号を合成して送信出
力を得ているマイクロ波帯無線通信装置においては、各
パワーアンプのそれぞれに自動＋１１得制御（ＡＬＣ）
回路を付設しており、これらＡＬＣ回路を用いて各パワ
ーアンプの利得を一定に制御することで、合成された送
信出力レー、ルの安定化を図っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の送信出力制御回路では、ＡＬＣ回路によ
りそれぞれのパワーアンプの出力レベルを一定にするこ
とは可能であるが、各パワーアンプの出力レヘル間に位
相のずれが生している場合には、合成される出力レヘル
は必ずしも各パワーアンプの出力レベルを合成したもの
にはならず、合或後の送信出力レベルを安定に保持する
ことができないという問題がある。

本発明の目的は、合或後の送信出力レヘルを常に安定に
保持することを可能にした送信出力制御回路を提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段］ 本発明の送信出力制御回路は、並列配置された２台のパ
ワーアンプの一方に移相器を接続するとともに、合成さ
れた送信出力信号のレベルを検出する検波器を設け、こ
の検波器で検出した送信出力信号レベルに応じて該移相
器を制御するように構成している。

〔作用〕

この構戒では、出力信号レベルに応じて移相器を制御し
て一方のパワーアンプにおける信号の位相を変化させる
ことで、他方のパワーアンプにおける信号の位相との相
対関係を調整し、合成後の送信出力レベルを一定にして
その安定化を可能とする。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

図において、ＲＦ入力端子ｌに入力したマイクロ波帯信
号は、ハイブリッドからなる分岐器２にて２列に分岐さ
れ、それぞれパワーアンプ４，５で増幅される。ここで
、一方のパワーアンブ４の前段には移相器３を介挿し、
パワーアンプ４に入力される信号の位相を調整できるよ
うに構成している。

各パワーアンプ４，５の出力信号は合成器６にて合成さ
れ、方向性結合器として構成されるカブラ７を通してＲ
Ｆ出力端子８から出力される。前記カブラ７には合成さ
れた信号の出力レベルを検出する検波器９が接続され、
この検波器９の出力は位相制御信号として前記移相器３
に帰還されている。

したがって、この構成では、ＲＦ出力端子８から出力さ
れる出力レベルの一部をカブラ７で分岐し、その一部を
検波器９において検出する。そして、この検波器９にお
ける検出値に応じて移相器３での信号の移相量を制御す
ることで、一方のパワーアンプ４で増幅される信号の位
相が調整され、各パワーアンプ４．５で増幅される信号
の相対的な位相関係が変化される。この結果、合或器６
から出力される信号レベルが調整され、出力信号レベル
を一定に調整することが可能となり、出力信号レベルの
安定化が実現できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、合成された出力信号レヘ
ルを検波器で検出し、この検出値に応じて一方のパワー
アンプに設けた移相器を制御しているので、各パワーア
ンプにおける信号の位相を相対的に調整し、合或後の送
信出力レベルを一定にしてその安定化を実現することが
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図である．１・・
・ＲＦ人力端子、２・・・分岐器、３・・・移相器、４
．５・・・パワーアンプ、６・・・合戒器、７・・・カ
フラ、８・・・ＲＦ出力端子、９・・・検波器。 賎ン匁゛ べ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、入力信号を２台のパワーアンプで増幅し、かつ増幅
   された各信号を合成器で合成して出力する送信出力回路
   において、前記パワーアンプの一方に移相器を接続する
   とともに、合成された送信出力信号のレベルを検出する
   検波器を設け、この検波器で検出した送信出力信号レベ
   ルに応じて前記移相器を制御するように構成したことを
   特徴とする送信出力制御回路。