JPH11312884A - 電子ユニットの放熱構造 - Google Patents

電子ユニットの放熱構造

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JPH11312884A
JPH11312884A JP10119317A JP11931798A JPH11312884A JP H11312884 A JPH11312884 A JP H11312884A JP 10119317 A JP10119317 A JP 10119317A JP 11931798 A JP11931798 A JP 11931798A JP H11312884 A JPH11312884 A JP H11312884A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
electronic unit
circuit board
printed circuit
lower lid
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP10119317A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Seki
芳伸 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11312884A publication Critical patent/JPH11312884A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱部品で発生する熱を効率良く外部に放出
する電子ユニットの放熱構造を提供する。 【解決手段】 プリント基板10の一面10aに複数の
発熱部品11を配設し、プリント基板の他面に下蓋4を
冠着してなる電子ユニット1において、発熱部品に密着
すると共に、発熱部品と同数の放熱板22を、プリント
基板を介して下蓋に連成した。下蓋が熱伝導性の高い材
質で形成されている。下蓋のプリント基板側と反対側に
放熱フィン24を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ユニット内の
発熱部品から発生する熱を、電子ユニットの外部へ放出
する電子ユニットの放熱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ユニット内の発熱部品、例え
ばリレーからの熱を、電子ユニットの外部へ放出するた
めの手段として、図5のような放熱板が提案されている
(例えば、実開平5−78126号公報参照)。図5に
おいて、電子ユニット60は、枠状のユニット本体61
にプリント基板62を挿着し、プリント基板62に複数
のリレー63やブスバー64を配設し、リレー63の後
部に放熱板65を貼着すると共に、放熱板65をプリン
ト基板62に螺着してなる(図6参照)。66はユニッ
ト本体に冠着される上蓋である。
【0003】しかしながら、リレー63及び放熱板65
がプリント基板62の略中央に配置されているので、放
熱板65から放出される熱がユニット本体61の外部に
逃げずに内部にこもり、そのため、ユニット本体61内
の温度が著しく上昇する欠点があった。また、ユニット
本体61内の温度上昇によってプリント基板62やブス
バー64が劣化する恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、発熱部品で発生する熱を効率良く外部に放出する
電子ユニットの放熱構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プリント基板の一面に複数の発熱部品を
配設し、該プリント基板の他面に下蓋を冠着してなる電
子ユニットにおいて、前記発熱部品に密着すると共に、
該発熱部品と同数の放熱板を、前記プリント基板を介し
て前記下蓋に連成した電子ユニットの放熱構造を特徴と
する(請求項1)。前記下蓋が熱伝導性の高い材質で形
成されている電子ユニットの放熱構造を特徴とする(請
求項2)。前記下蓋のプリント基板側と反対側に放熱フ
ィンを設けた電子ユニットの放熱構造を特徴とする(請
求項3)。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を、図面を参照して説明する。図1〜図4は本発明に
係る電子ユニットの放熱構造の一実施例を示すものであ
る。なお、従来例と同一構造部材には同一名称を付けて
詳細な説明を省略する。図1において、この電子ユニッ
ト1の放熱構造は、プリント基板10の一面10aに配
設された複数のリレー(請求項1の発熱部品に対応)1
1の後部に、リレー11と同数の放熱板22を密着させ
ると共に、プリント基板10を介して下蓋4に放熱板2
2を連成し、下蓋4の外面に放熱フィン24を設けた構
造である。
【0007】枠状のユニット本体2内にプリント基板1
0が挿着され、ユニット本体2の上部に上蓋3及び下部
に下蓋4がそれぞれ冠着される。図2に示すように、プ
リント基板10の一面10aには複数のリレー11、電
子部品12やブスバー13がそれぞれ配設され、リレー
11の後部に貫通孔14(図1参照)が開設されてい
る。貫通孔14はリレー11と同数である。
【0008】図1及び図3に示す如くに、リレー11と
同数の放熱板22が下蓋4の一面21aに連成され、貫
通孔14を介してリレー11の後部に密着されている。
密着手段としては、例えば、弾性を有する絶縁クリップ
15である。このように、放熱板22をリレー11と一
対一に対応させることにより、各リレー11から発生す
る熱をそれぞれ確実に下蓋4に伝播することができる。
そのため、熱を伝播する効率が従来よりも向上される。
【0009】下蓋4は熱伝導率の高い材質で形成され、
蓋板21の一面21aに複数の放熱板22を立設し、所
望の箇所に複数の支柱23を有し、蓋板21の他面21
bに放熱フィン24を設けてなる。放熱フィン24は柵
状に形成されている。
【0010】熱伝導性の高い材質の下蓋4に立設された
放熱板22がリレー11の後部に密着されるから、リレ
ー11で発生した熱が放熱板22から下蓋4へ伝播し、
そして下蓋4の放熱フィン24から外気中に放出され
る。これにより、該熱がユニット本体2内にこもらず
に、確実にユニット本体2外へ放出される。そのため、
熱に比較的弱い電子部品12やプリント基板10の劣化
を低く抑えることができる。従って、電子ユニット1の
製品としての信頼性を従来よりも向上させることができ
る。
【0011】また、従来と比較して、リレー11をプリ
ント基板10の略中央に配置しても、確実にリレー11
からの熱を外気に放出することができる。これにより、
リレー11をプリント基板10の任意の位置に配置する
ことが可能である。
【0012】図2乃至図4のように、ユニット本体2の
外部には接続部16が設けられている、接続部16には
プリント基板10からの複数のブスバー13が挿入され
ている。これによって、他の機器(図示せず)に接続部
16を電気的に接続することができる。
【0013】また、図1に示す電子ユニット1の放熱構
造を形成するには、ユニット本体2内にプリント基板1
0を挿着し、そしてプリント基板10のブスバー13
(図2参照)をユニット本体2の接続部16に挿入す
る。下蓋4の放熱板22をプリント基板10の貫通孔1
4に挿入し、下蓋4の支柱23をプリント基板10に螺
着し、それから放熱板22とリレー11とを絶縁クリッ
プ15(図3参照)で挟んで固定する。最後に、上蓋3
をユニット本体2に冠着する。
【0014】なお、本実施例の放熱構造は、リレー11
から生じる熱を外気へ放出するための一構造であるか
ら、該熱を外気へ放出することができれば本構造に限定
されるべきではない。
【0015】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1によれば、発熱
部品と同数の放熱板が発熱板に密着され、かつプリント
基板を介して下蓋に連成されているから、発熱板で発生
した熱が放熱板から下蓋へ伝わる。これにより、プリン
ト基板の他面に冠着された下蓋から熱が外気に放出され
る。そのため、従来と比較して、発熱部品からの熱が内
部にこもらないので、プリント基板や熱的に弱い部品が
熱から保護され、熱に依る劣化が低く抑えられる。ま
た、放熱板を発熱部品と同数有するから、発熱部品ごと
に発生する熱を放熱板に伝え、かつ下蓋から効率良く放
出することができる。
【0016】請求項2によれば、下蓋を熱伝導性の高い
材質で形成するから、放熱板に連成された下蓋から確実
に熱を外気へ放出することができる。そのため、熱放出
の効率を従来よりも向上させることができる。請求項3
によれば、放熱フィンを下蓋のプリント基板側と反対側
に設けたから、下蓋に伝わった熱を一層確実に外気へ放
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子ユニットの放熱構造の一実施
例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のユニット本体にプリント基板及び下蓋を
設けた状態を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線の断面図である。
【図4】図2のB−B線の断面図である。
【図5】従来の電子ユニットの示す斜視図である。
【図6】図5における放熱板を、プリント基板に螺着す
る状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電子ユニット 4 下蓋 10 プリント基板 10a 一面 10b 他面 11 リレー(発熱部品) 14 貫通孔 22 放熱板 24 放熱フィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の一面に複数の発熱部品を
    配設し、該プリント基板の他面に下蓋を冠着してなる電
    子ユニットにおいて、 前記発熱部品に密着すると共に、該発熱部品と同数の放
    熱板を、前記プリント基板を介して前記下蓋に連成した
    ことを特徴とする電子ユニットの放熱構造。
  2. 【請求項2】 前記下蓋が熱伝導性の高い材質で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の電子ユニット
    の放熱構造。
  3. 【請求項3】 前記下蓋のプリント基板側と反対側に放
    熱フィンを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の電子ユニットの放熱構造。
JP10119317A 1998-04-28 1998-04-28 電子ユニットの放熱構造 Abandoned JPH11312884A (ja)

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JPH11312884A true JPH11312884A (ja) 1999-11-09

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN100442631C (zh) * 2003-09-18 2008-12-10 松下电器产业株式会社 电容器单元

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