JP2001110955A - 放熱部材及び放熱電子部品 - Google Patents

放熱部材及び放熱電子部品

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JP2001110955A
JP2001110955A JP28233399A JP28233399A JP2001110955A JP 2001110955 A JP2001110955 A JP 2001110955A JP 28233399 A JP28233399 A JP 28233399A JP 28233399 A JP28233399 A JP 28233399A JP 2001110955 A JP2001110955 A JP 2001110955A
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JP
Japan
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heat
electronic component
sheet
aluminum foil
dissipation
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JP28233399A
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Minoru Kumada
稔 熊田
Ryoichi Yamamoto
良一 山本
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MEIDEN CHEM KK
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MEIDEN CHEM KK
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品が効率良く冷却されるようにする。 【解決手段】 ICチップ7の上面に放熱シート3を貼
着し、放熱シート3の上面にアルミ箔8を貼着し、IC
チップ7に発生した熱が放熱シート3を介してアルミ箔
8へ伝わり、アルミ箔8から大気中へ放出されるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱部材及び放熱
電子部品に関し、電子部品に放熱機能を持たせたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板には電子部品が装着され
る。これらの電子部品にはICチップ等の発熱するもの
があり、電子部品の発生する熱を放出させることが必要
になる。熱を放出させるために、従来は次のような構成
を採用していた。
【0003】図7において、1はプリント配線板、2は
ヒートシンク、3は熱伝導性の良好な放熱シート、4は
電子部品としてのパワートランジスタ、5はパワートラ
ンジスタ4の端子である。パワートランジスタ4で発生
した熱は放熱シート3を介してヒートシンク2へ伝わ
り、ヒートシンク2から大気中へ放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ICやLS
Iのように高密度化が進むと1つのチップに数千〜数万
の素子が集積され、その結果として発熱量が増えて図8
のように端子5の数も増大し、電子部品とプリント配線
板との間に放熱シートを挟むことが困難になった。
【0005】そこで本発明は、斯かる課題を解決した放
熱部材及び放熱電子部品を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る放熱部材の構成は、放熱シートにヒ
ートシンク材を貼着して構成され、電子部品の表面に貼
着して用いるようにしたことを特徴とし、請求項2に係
る放熱部材の構成は、請求項1において、前記ヒートシ
ンク材と前記放熱シートとの貼着面に夫々凹凸を形成し
て相互の接触面積を増大させたことを特徴とし、請求項
3に係る放熱部材の構成は、請求項1,2において、前
記ヒートシンク材における大気との接触面に凹凸を形成
して放熱面積を増大させたことを特徴とし、請求項4に
係る放熱電子部品の構成は、請求項1又は2又は3に記
載の放熱部材を電子部品の表面に貼着したことを特徴と
する。
【0007】放熱シートとヒートシンク材として、樹脂
性の放熱シートと可撓性ヒートシンク材を用いるが、こ
れは放熱部材として可撓性を確保することにより、電子
部品との良好な密着性を得て、効率よい放熱を可能とす
るためである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による放熱部材及び
放熱電子部品の実施の形態を説明する。
【0009】(a)実施の形態1 まず、実施の形態1について説明する。図1に示すよう
に、電子部品としてのICチップ7の表面のうちの上面
に、熱伝導性の良好なかつ粘着性を有する放熱シート3
が貼着されている。ここで、放熱シート3としては、ゲ
ル状のシリコーン樹脂又はゴム状のウレタン樹脂にAl
23,MgO,AlN等を50〜150重量%添加した
ものが用いられている。そして、放熱シート3の上面に
は、大気中への放熱効率を向上させるために、ヒートシ
ンク材からなりかつ可撓性を有する金属箔としてアルミ
箔8が貼着されている。このように構成された放熱IC
チップ9が従来と同様に公知の手段によりプリント配線
板1に取り付けられている。放熱シート,ヒートシンク
材料は共に可撓性を有するので、隅部であるA,B部分
に空隙を生じることなく密着させることができる。
【0010】ICチップ7が発熱すると、その熱は放熱
シート3を介してアルミ箔8へ伝わり、アルミ箔8から
大気中へ放出される。従って、ICチップ7は効率良く
冷却される。
【0011】なお、アルミ箔に代えて銅箔を用いてもよ
い。
【0012】(b)実施の形態2 次に実施の形態2について説明する。図2に示すよう
に、この実施の形態は、アルミ箔8の外表面から大気中
への熱の放出を効率良く行うため、放熱部材におけるア
ルミ箔8の外表面の表面積を大きくしたものである。即
ち、アルミ箔8の外表面に凹部8aを形成することによ
り凸部8bが縦、横へ等間隔に複数形成されている。
【0013】斯かる放熱部材を図3のようにICチップ
7の表面に貼着すると、アルミ箔8と大気中との接触面
積が実施の形態1の場合よりも大きいので、単位時間当
たりにアルミ箔8から大気中へ放出される熱の量が実施
の形態1の場合よりも多くなり、放熱の効率が高い。
【0014】その他の構成、作用は実施の形態1と同じ
なので、説明を省略する。
【0015】なお、図4に示すようにアルミ箔8の表面
を蜂の巣状に凹凸を形成してもよい。
【0016】(c)実施の形態3 最後に、実施の形態3について説明する。図5に示すよ
うに、アルミ箔8の外表面から大気中への熱の放出を効
率良く行うだけでなく、放熱シート3とアルミ箔8との
間の熱の伝達効率をも向上させる目的で、接触面積が大
きく設定されている。即ち、放熱シート3には凹部3a
と凸部3bとが交互に形成され、凹部3a,凸部3bの
表面を被うようにしてアルミ箔8が貼着されている。
【0017】斯かる放熱部材を図6のようにICチップ
7の表面に貼着すると、放熱シート3とアルミ箔8との
接触面積が実施の形態1の場合よりも大きく、かつアル
ミ箔8の外表面と大気との接触面積が実施の形態1の場
合よりも大きいので、単位時間当たりに放熱シート3か
らアルミ箔8へ伝わる熱の量及びアルミ箔8から大気中
へ伝わる熱の量が実施の形態1の場合よりも多くなり、
放熱の効率が実施の形態2の場合よりも高い。
【0018】その他の構成、作用は実施の形態1と同じ
なので、説明を省略する。
【0019】実施の形態1〜3のいずれの場合も、放熱
シート,ヒートシンク材として可撓性を有する材料を用
いるので、電子部品と良好に密着し、効率よい放熱が可
能となる。放熱シートとヒートシンク材とからなる放熱
部材を任意の電子部品に貼着することにより、任意の電
子部品を放熱電子部品にすることができる。
【0020】なお、実施の形態1の構成においてヒート
シンク材及び放熱シートの厚さの許容する範囲で夫々の
貼着面に図5と同様の凹凸を形成し相互の接触面積を増
大させても良く、あるいは実施の形態3において、アル
ミ箔8の厚さを大きくして上面を平面とすることによ
り、放熱シート3とアルミ箔8との熱伝達効率のみが向
上するようにしてもよい。また、各実施の形態では放熱
シートはそれ自体粘着性を有するものが使用されている
が、放熱シート自体に粘着性を有しないものを使用し、
熱伝導性の良い接着剤により貼着するようにしても良
い。
【0021】次に、電子部品に放熱手段を設けない場合
と、放熱シートだけ設けた場合と、放熱シート及びアル
ミ箔を設けた場合との3つの場合の、TO−3Pタイプ
のトランジスタにおけるトランジスタ部の温度T1
2,T3を求めてみる。
【0022】ここで、Wtはトランジスタの消費電力、
Rtはトランジスタ表面材料の熱抵抗、Rttはトラン
ジスタ表面材料と大気との間の熱抵抗、Rhは放熱シー
トの熱抵抗、Raはアルミ箔の熱抵抗、Ttは周囲の大
気温度とし、Wt=10w,Rt=30℃/w,Rtt
=35℃/w,Rh=1℃/w,Ra=5℃/w,Tt
=30℃とすると、 T1=Wt×(Rt+Rtt)+Tt =10w×(30℃/w+35℃/w)+30℃ =680℃ T2=Wt×(Rh+Rtt)+Tt =10w×(1℃/w+35℃/w)+30℃ =390℃ T3=Wt×(Rh+Ra)+Tt =10w×(1℃/w+5℃/w)+30℃ =90℃ のようになり、T3=90℃は従来のトランジスタ素子
の許容温度である120〜150℃よりも低い温度にな
り、本発明による放熱電子部品の放熱効率が十分に高
く、実用的なものであることがわかる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項
1,2,3に係る放熱部材を貼着した放熱電子部品及び
請求項4に係る放熱電子部品によれば電子部品の表面に
放熱シートを介してヒートシンク材を貼着したので、電
子部品の発生した熱がヒートシンク材の表面から大気中
へ放出され、電子部品が効率良く冷却される。
【0024】請求項2、3に係る放熱部材を貼着した放
熱電子部品によれば、放熱シート・ヒートシンク材の接
触面積を大きくし、あるいはヒートシンク材における大
気との接触面積を大きくしたので、放熱効率が一段と向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放熱部材及び放熱電子部品の実施
の形態1の断面図。
【図2】本発明による放熱部材及び放熱電子部品の実施
の形態2の要部に係り、(a)は平面図、(b)は断面
図。
【図3】図2の放熱部材をICチップに貼着した場合の
断面図。
【図4】本発明による放熱部材及び放熱電子部品の実施
の形態2のその他の例を示す平面図。
【図5】本発明による放熱部材及び放熱電子部品の実施
の形態3の要部を示す断面図。
【図6】図5の放熱部材をICチップに貼着した場合の
断面図。
【図7】従来の電子部品の取付状態を示す断面図。
【図8】従来の電子部品の問題点を説明するための電子
部品の斜視図。
【符号の説明】
3…放熱シート 7…ICチップ 8…アルミ箔 3a,8a…凹部 3b,8b…凸部 9…放熱ICチップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱シートにヒートシンク材を貼着して
    構成され、電子部品の表面に貼着して用いるようにした
    ことを特徴とする放熱部材。
  2. 【請求項2】 前記ヒートシンク材と前記放熱シートと
    の貼着面に夫々凹凸を形成して相互の接触面積を増大さ
    せた請求項1に記載の放熱部材。
  3. 【請求項3】 前記ヒートシンク材における大気との接
    触面に凹凸を形成して放熱面積を増大させた請求項1又
    は2に記載の放熱部材。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3に記載の放熱部材
    を電子部品の表面に貼着したことを特徴とする放熱電子
    部品。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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