JPH11312786A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JPH11312786A JPH11312786A JP12057298A JP12057298A JPH11312786A JP H11312786 A JPH11312786 A JP H11312786A JP 12057298 A JP12057298 A JP 12057298A JP 12057298 A JP12057298 A JP 12057298A JP H11312786 A JPH11312786 A JP H11312786A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input protection
- connection electrode
- resistor
- protection resistor
- external connection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力保護抵抗の形成に専用化されるチップ面
積を低減する。 【解決手段】 ファイナルパッシベーション膜を開口し
た外部接続電極(2)の周囲に額縁状に入力保護抵抗
(4)をレイアウトする。入力保護抵抗の一端は外部接
続電極に、他端は入力保護回路の後段回路に接続され
る。所定のレイアウトルールに従って配置される外部接
続電極と隣の外部接続電極又は別の回路領域との間隔領
域、若しくはその周囲の領域を、入力保護抵抗の形成に
流用するから、入力保護抵抗の形成に専用化されるチッ
プ面積を低減できる。更に、入力保護抵抗は、外部接続
電極を挟んでその周囲に形成され、外部接続電極がワイ
ヤボンディングされ或いはワイヤレスボンディングされ
るときの機械的なストレスを直接受けず、不所望に破壊
される事態が防止される。
積を低減する。 【解決手段】 ファイナルパッシベーション膜を開口し
た外部接続電極(2)の周囲に額縁状に入力保護抵抗
(4)をレイアウトする。入力保護抵抗の一端は外部接
続電極に、他端は入力保護回路の後段回路に接続され
る。所定のレイアウトルールに従って配置される外部接
続電極と隣の外部接続電極又は別の回路領域との間隔領
域、若しくはその周囲の領域を、入力保護抵抗の形成に
流用するから、入力保護抵抗の形成に専用化されるチッ
プ面積を低減できる。更に、入力保護抵抗は、外部接続
電極を挟んでその周囲に形成され、外部接続電極がワイ
ヤボンディングされ或いはワイヤレスボンディングされ
るときの機械的なストレスを直接受けず、不所望に破壊
される事態が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力保護抵抗を有
する半導体集積回路に係り、入力保護抵抗のレイアウト
並びに構造の改良に関するものであり、例えば、ボンデ
ィングパッドを有する半導体集積回路に適用して有効な
技術に関するものである。
する半導体集積回路に係り、入力保護抵抗のレイアウト
並びに構造の改良に関するものであり、例えば、ボンデ
ィングパッドを有する半導体集積回路に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の入力保護回路は、例え
ば、ボンディングパッドに入力保護抵抗が接続され、そ
の後段にサージ電圧を電源端子及び接地端子に逃がすた
めのトランジスタが設けられている。従来は、入力保護
抵抗はボンディングパッドの隣の別の方形領域にレイア
ウトされていた。即ち、ボンディングパッドは所定のレ
イアウトルールに従って所定間隔で並列配置されてお
り、その並列方向とは別の方向に向けて入力保護抵抗が
形成される。
ば、ボンディングパッドに入力保護抵抗が接続され、そ
の後段にサージ電圧を電源端子及び接地端子に逃がすた
めのトランジスタが設けられている。従来は、入力保護
抵抗はボンディングパッドの隣の別の方形領域にレイア
ウトされていた。即ち、ボンディングパッドは所定のレ
イアウトルールに従って所定間隔で並列配置されてお
り、その並列方向とは別の方向に向けて入力保護抵抗が
形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリシ
リコン抵抗などによって構成される入力保護抵抗には、
比較的大きな抵抗値が必要であることから、入力保護抵
抗を形成するには、ボンディングパッドの形成領域とは
別に比較的大きな面積を必要としていた。本発明者は、
入力保護抵抗の形成に、ボンディングパッドを配列する
間隔領域が有効に利用されていないことを見出した。
リコン抵抗などによって構成される入力保護抵抗には、
比較的大きな抵抗値が必要であることから、入力保護抵
抗を形成するには、ボンディングパッドの形成領域とは
別に比較的大きな面積を必要としていた。本発明者は、
入力保護抵抗の形成に、ボンディングパッドを配列する
間隔領域が有効に利用されていないことを見出した。
【0004】本発明の目的は、入力保護抵抗の形成に専
用化されるチップ面積を低減できる半導体集積回路を提
供することにある。
用化されるチップ面積を低減できる半導体集積回路を提
供することにある。
【0005】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0007】すなわち、入力保護抵抗(4)を、外部接
続電極(2)の外側に周回形成する。見方を変えれば、
前記外部接続電極の中央部を挟んで前記入力保護抵抗を
レイアウト形成する。上記によれば、所定のレイアウト
ルールに従って配置される外部接続電極と隣の外部接続
電極又は別の回路領域との間隔領域、若しくはその周囲
の領域を、入力保護抵抗の形成に流用するから、入力保
護抵抗の形成に専用化されるチップ面積を低減すること
ができる。更に、入力保護抵抗は、外部接続電極の周囲
若しくは中央部を除いて周辺部に形成され、外部接続電
極がワイヤボンディングされ或いはワイヤレスボンディ
ングされるときの機械的なストレス(応力)を直接受け
ず、不所望に破壊される事態が防止されている。
続電極(2)の外側に周回形成する。見方を変えれば、
前記外部接続電極の中央部を挟んで前記入力保護抵抗を
レイアウト形成する。上記によれば、所定のレイアウト
ルールに従って配置される外部接続電極と隣の外部接続
電極又は別の回路領域との間隔領域、若しくはその周囲
の領域を、入力保護抵抗の形成に流用するから、入力保
護抵抗の形成に専用化されるチップ面積を低減すること
ができる。更に、入力保護抵抗は、外部接続電極の周囲
若しくは中央部を除いて周辺部に形成され、外部接続電
極がワイヤボンディングされ或いはワイヤレスボンディ
ングされるときの機械的なストレス(応力)を直接受け
ず、不所望に破壊される事態が防止されている。
【0008】前記入力保護抵抗はポリシリコン抵抗や拡
散抵抗などで形成できる。前記外部接続電極の形成層と
前記入力保護抵抗の形成層との間に、電気的にフローテ
ィングにされ前記外部接続電極に重ねられた状態で緩衝
用金属層(15B)を形成することができる。緩衝用金
属層により入力保護抵抗は外部接続電極からの機械的な
ストレスを更に受けないようになる。
散抵抗などで形成できる。前記外部接続電極の形成層と
前記入力保護抵抗の形成層との間に、電気的にフローテ
ィングにされ前記外部接続電極に重ねられた状態で緩衝
用金属層(15B)を形成することができる。緩衝用金
属層により入力保護抵抗は外部接続電極からの機械的な
ストレスを更に受けないようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】図3には本発明の一例に係る半導
体集積回路の全体的なレイアウト構成が概略的に示され
る。特に制限されないが、単結晶シリコンのような1個
の半導体基板1の周縁部には外部接続電極として複数個
のボンディングパッド2が配置され、その中央部には内
部回路3が形成されている。内部回路は、入力保護回
路、入力バッファや出力バッファ等のバッファ回路、そ
して半導体集積回路に要求される機能に応じて論理回路
やメモリ回路などが形成されている。
体集積回路の全体的なレイアウト構成が概略的に示され
る。特に制限されないが、単結晶シリコンのような1個
の半導体基板1の周縁部には外部接続電極として複数個
のボンディングパッド2が配置され、その中央部には内
部回路3が形成されている。内部回路は、入力保護回
路、入力バッファや出力バッファ等のバッファ回路、そ
して半導体集積回路に要求される機能に応じて論理回路
やメモリ回路などが形成されている。
【0010】図4には入力端子の入力保護回路7Aの一
例が示される。ボンディングパッド2に入力保護抵抗4
の一端N1が結合され、入力保護抵抗4の他端N2には
正及び負のサージ電圧を回路の電源端子Vdd又は接地
端子Vssに逃がすためのnチャンネル型アルミ寄生M
OSトランジスタM1,M2、接地端子Vssに正及び
負のサージ電圧を逃がすnチャンネル型クランプMOS
トランジスタM3を初段に有し、更に次段にも入力保護
抵抗5とクランプMOSトランジスタM4が配置されて
いる。その後段には入力バッファ回路が配置されてい
る。前記アルミ寄生MOSトランジスタは、ソース・ド
レイン間にSiO2による素子分離領域(LOCOS)
が形成され、上方にアルミニウム金属層が形成された、
所謂サージ吸収用のトランジスタとされる。
例が示される。ボンディングパッド2に入力保護抵抗4
の一端N1が結合され、入力保護抵抗4の他端N2には
正及び負のサージ電圧を回路の電源端子Vdd又は接地
端子Vssに逃がすためのnチャンネル型アルミ寄生M
OSトランジスタM1,M2、接地端子Vssに正及び
負のサージ電圧を逃がすnチャンネル型クランプMOS
トランジスタM3を初段に有し、更に次段にも入力保護
抵抗5とクランプMOSトランジスタM4が配置されて
いる。その後段には入力バッファ回路が配置されてい
る。前記アルミ寄生MOSトランジスタは、ソース・ド
レイン間にSiO2による素子分離領域(LOCOS)
が形成され、上方にアルミニウム金属層が形成された、
所謂サージ吸収用のトランジスタとされる。
【0011】図5には入出力端子の入力保護回路7Bの
一例が示される。この場合の入力保護回路も基本的な構
成は図4と変わらない。相違点は、出力用にオープンド
レインMOSトランジスタM5を有し、また、出力動作
時に入力動作を無効とする入力ゲートG1が追加されて
いる。信号SDAOUTは出力イネーブル信号である。
一例が示される。この場合の入力保護回路も基本的な構
成は図4と変わらない。相違点は、出力用にオープンド
レインMOSトランジスタM5を有し、また、出力動作
時に入力動作を無効とする入力ゲートG1が追加されて
いる。信号SDAOUTは出力イネーブル信号である。
【0012】図4及び図5の回路図ではボンディングパ
ッド2と入力保護抵抗4は離隔されているように図示さ
れているが、実際には、図3に概略的に示されるよう
に、ボンディングパッド2の外側に周回形成されてい
る。見方を変えれば、前記ボンディングパッド2の中央
部を挟んで入力保護抵抗4をレイアウトしている。
ッド2と入力保護抵抗4は離隔されているように図示さ
れているが、実際には、図3に概略的に示されるよう
に、ボンディングパッド2の外側に周回形成されてい
る。見方を変えれば、前記ボンディングパッド2の中央
部を挟んで入力保護抵抗4をレイアウトしている。
【0013】図1にはボンディングパッド及び入力保護
抵抗が形成されている部分の概略平面図が示され、図2
には図1のA−A線矢視断面が示される。
抵抗が形成されている部分の概略平面図が示され、図2
には図1のA−A線矢視断面が示される。
【0014】図2において10は半導体基板、11は酸
化シリコンから成る素子分離領域(LOCOS)、12
は層間絶縁膜、13は前記入力保護抵抗を構成するポリ
シリコン(FG)、14はボロン・リンシリケートガラ
ス(BPSG)などから成る層間絶縁膜、15A,15
B,15Cはアルミニウム・銅・シリコン等から成る第
1層目金属配線層、16,17はプラズマ酸化シリコン
(P−SiO)などから成る層間絶縁膜、18A,18
Bはアルミニウム・銅・シリコン等から成る第2層目金
属配線層、19,20はP−SiN及びPiQ等から成
るファイナルパッシベーション膜である。
化シリコンから成る素子分離領域(LOCOS)、12
は層間絶縁膜、13は前記入力保護抵抗を構成するポリ
シリコン(FG)、14はボロン・リンシリケートガラ
ス(BPSG)などから成る層間絶縁膜、15A,15
B,15Cはアルミニウム・銅・シリコン等から成る第
1層目金属配線層、16,17はプラズマ酸化シリコン
(P−SiO)などから成る層間絶縁膜、18A,18
Bはアルミニウム・銅・シリコン等から成る第2層目金
属配線層、19,20はP−SiN及びPiQ等から成
るファイナルパッシベーション膜である。
【0015】前記ファイナルパッシベーション膜19,
20には開口21が形成され、当該開口21から露出さ
れた前記第2層目金属配線層18A(M2)の部分がボ
ンディングパッド2とされる。図1において開口21は
2点鎖線で示されている。図1においてポリシリコン
(FG)13によって構成される入力保護抵抗4は右下
がりのハッチングが付されて図示されており、開口21
の周囲に額縁状に形成されている。15Bは第1層目金
属配線層15で形成された緩衝部であり、ボンディング
パッド2の直下で、前記開口21よりも大きな寸法を有
している。緩衝部15Bはボンディングパッド2にボン
ディングワイヤを熱圧着するときの応力によって、ボン
ディングパッド2の直下の構成を破壊しないように機械
的に補強する機能を有する。ボンディングパッド2は、
スルーホール22を介して第1層目配線層15Aに接続
され、当該部分15Aはコンタクトホール23を介して
入力保護抵抗4の一方(図4、図5のノードN1)に導
通される。入力保護抵抗4の他方のノード(図4、図5
のノードN2)は、コンタクトホール24を介して第1
金属配線層15Cに導通され、当該第1金属配線層15
Cはスルーホール25を介して第2の金属配線層18B
に接続される。
20には開口21が形成され、当該開口21から露出さ
れた前記第2層目金属配線層18A(M2)の部分がボ
ンディングパッド2とされる。図1において開口21は
2点鎖線で示されている。図1においてポリシリコン
(FG)13によって構成される入力保護抵抗4は右下
がりのハッチングが付されて図示されており、開口21
の周囲に額縁状に形成されている。15Bは第1層目金
属配線層15で形成された緩衝部であり、ボンディング
パッド2の直下で、前記開口21よりも大きな寸法を有
している。緩衝部15Bはボンディングパッド2にボン
ディングワイヤを熱圧着するときの応力によって、ボン
ディングパッド2の直下の構成を破壊しないように機械
的に補強する機能を有する。ボンディングパッド2は、
スルーホール22を介して第1層目配線層15Aに接続
され、当該部分15Aはコンタクトホール23を介して
入力保護抵抗4の一方(図4、図5のノードN1)に導
通される。入力保護抵抗4の他方のノード(図4、図5
のノードN2)は、コンタクトホール24を介して第1
金属配線層15Cに導通され、当該第1金属配線層15
Cはスルーホール25を介して第2の金属配線層18B
に接続される。
【0016】以上説明したように、入力保護抵抗4の一
端部N1はコンタクトホール23及びスルーホール22
を介してボンディングパッド2の一端部に接続され、入
力保護抵抗4の他端部N2はコンタクトホール24及び
スルーホール25を介して後段の配線層18Bに接続さ
れる。このように、所定のレイアウトルールに従って所
定間隔で配置されるボンディングパッドの間隔領域と共
にその下層領域を、入力保護抵抗4の形成に流用するか
ら、入力保護抵抗4の形成に専用化されるチップ面積を
低減することができる。
端部N1はコンタクトホール23及びスルーホール22
を介してボンディングパッド2の一端部に接続され、入
力保護抵抗4の他端部N2はコンタクトホール24及び
スルーホール25を介して後段の配線層18Bに接続さ
れる。このように、所定のレイアウトルールに従って所
定間隔で配置されるボンディングパッドの間隔領域と共
にその下層領域を、入力保護抵抗4の形成に流用するか
ら、入力保護抵抗4の形成に専用化されるチップ面積を
低減することができる。
【0017】更に、入力保護抵抗4は、ボンディングパ
ッド2に対して額縁状に形成され、ボンディングパッド
2がワイヤボンディングされ或いはワイヤレスボンディ
ングされるときの機械的なストレスを直接受けず、入力
保護抵抗4などが破壊される事態を防止することができ
る。更に、緩衝部15Bにより入力保護抵抗4はボンデ
ィングパッド2からの機械的なストレスを更に受けない
ようになる。
ッド2に対して額縁状に形成され、ボンディングパッド
2がワイヤボンディングされ或いはワイヤレスボンディ
ングされるときの機械的なストレスを直接受けず、入力
保護抵抗4などが破壊される事態を防止することができ
る。更に、緩衝部15Bにより入力保護抵抗4はボンデ
ィングパッド2からの機械的なストレスを更に受けない
ようになる。
【0018】特に、図1の例から明らかかなように、額
縁状に形成された入力保護抵抗4のノードN1からN2
に至る並列的な電流経路の抵抗値を実質的に揃える(双
方の電流経路の抵抗値をバランスさせる)ことにより、
入力保護抵抗4のパターンが矩形状でなくても、入力保
護抵抗4の一部が高抵抗化して溶融断線し、入力保護機
能が低下若しくは破壊される事態を阻止することができ
る。
縁状に形成された入力保護抵抗4のノードN1からN2
に至る並列的な電流経路の抵抗値を実質的に揃える(双
方の電流経路の抵抗値をバランスさせる)ことにより、
入力保護抵抗4のパターンが矩形状でなくても、入力保
護抵抗4の一部が高抵抗化して溶融断線し、入力保護機
能が低下若しくは破壊される事態を阻止することができ
る。
【0019】また、入力保護抵抗4は発熱部を構成する
が、ボンディングパッド2の周囲に額縁状に入力保護抵
抗4が形成されているから、ボンディングパッド2やボ
ンディングワイヤによる熱拡散を効果的に行うことがで
きる。
が、ボンディングパッド2の周囲に額縁状に入力保護抵
抗4が形成されているから、ボンディングパッド2やボ
ンディングワイヤによる熱拡散を効果的に行うことがで
きる。
【0020】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0021】例えば、入力保護抵抗はポリシリコン層に
よって構成することに限定されず、拡散抵抗又はウェル
抵抗によって実現してもよい。また、緩衝部15Bは省
略してもよい。また、外部接続電極はボンディングパッ
ドに限定されず、バンプ電極、ビームリードの接続電極
などであってもよい。
よって構成することに限定されず、拡散抵抗又はウェル
抵抗によって実現してもよい。また、緩衝部15Bは省
略してもよい。また、外部接続電極はボンディングパッ
ドに限定されず、バンプ電極、ビームリードの接続電極
などであってもよい。
【0022】本発明に係る外部接続電極と入力保護抵抗
との構成は、MOS回路に限定されず、Bi−CMO
S、バイポーラなどの各種半導体集積回路に適用でき、
また、半導体集積回路の機能は、メモリLSI、アナロ
グLSI、マイクロコンピュータLSIなど種々の半導
体集積回路に適用することができる。
との構成は、MOS回路に限定されず、Bi−CMO
S、バイポーラなどの各種半導体集積回路に適用でき、
また、半導体集積回路の機能は、メモリLSI、アナロ
グLSI、マイクロコンピュータLSIなど種々の半導
体集積回路に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0024】すなわち、所定のレイアウトルールに従っ
て配置される外部接続電極の周囲や下層領域を入力保護
抵抗の形成に流用するから、入力保護抵抗の形成に専用
化されるチップ面積を低減することができる。
て配置される外部接続電極の周囲や下層領域を入力保護
抵抗の形成に流用するから、入力保護抵抗の形成に専用
化されるチップ面積を低減することができる。
【0025】更に、入力保護抵抗を、外部接続電極の直
下を避けてその周囲に額縁状に形成するから、外部接続
電極がワイヤボンディングされ或いはワイヤレスボンデ
ィングされるときの機械的なストレスを直接受けず、入
力保護抵抗などが破壊される事態を防止することができ
る。更に、緩衝部を設けることにより入力保護抵抗は外
部接続電極からの機械的なストレスを更に受けないよう
になる。
下を避けてその周囲に額縁状に形成するから、外部接続
電極がワイヤボンディングされ或いはワイヤレスボンデ
ィングされるときの機械的なストレスを直接受けず、入
力保護抵抗などが破壊される事態を防止することができ
る。更に、緩衝部を設けることにより入力保護抵抗は外
部接続電極からの機械的なストレスを更に受けないよう
になる。
【0026】また、入力保護抵抗は発熱部を構成する
が、外部接続電極の周囲に額縁状に入力保護抵抗が形成
されているから、ボンディングパッドやボンディングワ
イヤによる熱拡散を効果的に行うことができる。
が、外部接続電極の周囲に額縁状に入力保護抵抗が形成
されているから、ボンディングパッドやボンディングワ
イヤによる熱拡散を効果的に行うことができる。
【図1】ボンディングパッドに対する入力保護抵抗のレ
イアウト構成の一例を示す概略平面図である。
イアウト構成の一例を示す概略平面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】本発明の一例に係る半導体集積回路の全体を概
略的に示すレイアウト図である。
略的に示すレイアウト図である。
【図4】入力端子に接続する入力保護回路の一例を示す
回路図である。
回路図である。
【図5】入出力端子に接続する入力保護回路の一例を示
す回路図である。
す回路図である。
1 半導体基板 2 ボンディングパッド 4 入力保護抵抗 7A,7B 入力保護回路 12 ポリシリコン 15A,15B,15C 第1層目金属配線層 18A,18B 第2層目金属配線層 21 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖永 隆幸 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 白井 正喜 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 永島 茂幸 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 寺沢 正明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内
Claims (5)
- 【請求項1】 入力保護回路に接続された外部接続電極
を有する半導体集積回路であって、前記入力保護回路は
入力保護抵抗を有し、前記入力保護抵抗は、前記外部接
続電極の外側に周回形成されて成る半導体集積回路。 - 【請求項2】 入力保護回路に接続された外部接続電極
を有する半導体集積回路であって、前記入力保護回路は
入力保護抵抗を有し、前記入力保護抵抗は、前記外部接
続電極の中央部を挟んでレイアウトされて成る半導体集
積回路。 - 【請求項3】 前記入力保護抵抗はポリシリコン抵抗で
ある請求項1又は2に記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記外部接続電極はボンディングパッド
である請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体集積回
路。 - 【請求項5】 前記外部接続電極の形成層と前記入力保
護抵抗の形成層との間に、電気的にフローティングにさ
れ前記外部接続電極に重ねられた状態で緩衝用金属層が
形成されて成る請求項4に記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12057298A JPH11312786A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12057298A JPH11312786A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11312786A true JPH11312786A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14789624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12057298A Withdrawn JPH11312786A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11312786A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019197920A (ja) * | 2013-11-28 | 2019-11-14 | ローム株式会社 | 半導体装置および半導体モジュール |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12057298A patent/JPH11312786A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019197920A (ja) * | 2013-11-28 | 2019-11-14 | ローム株式会社 | 半導体装置および半導体モジュール |
US10886300B2 (en) | 2013-11-28 | 2021-01-05 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
US11367738B2 (en) | 2013-11-28 | 2022-06-21 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
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