JPH11312270A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機の商品搬出装置Info
- Publication number
- JPH11312270A JPH11312270A JP12069498A JP12069498A JPH11312270A JP H11312270 A JPH11312270 A JP H11312270A JP 12069498 A JP12069498 A JP 12069498A JP 12069498 A JP12069498 A JP 12069498A JP H11312270 A JPH11312270 A JP H11312270A
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- JP
- Japan
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- product
- stopper
- rack
- arm members
- shelf
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜した商品棚に列を成して載置された複数
の商品を、一個づつ順次商品棚から搬出する自動販売機
の商品搬出装置であって、小寸法の商品を支障なく搬出
できる商品搬出装置を提供する。 【解決手段】 可動ラックと、ラックに噛合する歯車と
当該歯車と一体運動する腕部材とを有する第１ストッパ
ーと、ラックに噛合する歯車と当該歯車と一体運動する
腕部材とを有する第２ストッパーとを備え、第１ストッ
パーの腕部材と第２ストッパの腕部材とが交互に商品と
係合する。
の商品を、一個づつ順次商品棚から搬出する自動販売機
の商品搬出装置であって、小寸法の商品を支障なく搬出
できる商品搬出装置を提供する。 【解決手段】 可動ラックと、ラックに噛合する歯車と
当該歯車と一体運動する腕部材とを有する第１ストッパ
ーと、ラックに噛合する歯車と当該歯車と一体運動する
腕部材とを有する第２ストッパーとを備え、第１ストッ
パーの腕部材と第２ストッパの腕部材とが交互に商品と
係合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜した商品棚に
列を成して載置された複数の商品を、一個ずつ順次商品
棚から搬出する自動販売機の商品搬出装置に関するもの
である。
列を成して載置された複数の商品を、一個ずつ順次商品
棚から搬出する自動販売機の商品搬出装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】傾斜した商品棚に列を成して載置された
複数の商品を、一個づつ順次商品棚から搬出する自動販
売機の商品搬出装置であって、長手方向の略中央におい
て回動可能に支持された棹部材の両端に回動可能に腕部
材を取付け、棹部材を支持点回りに揺動させ、腕部材を
商品棚に形成したスリットを介して交互に商品棚上へ進
出させて、商品に係合させるように構成した商品搬出装
置が特開平９−２２３２６９号に開示されている。
複数の商品を、一個づつ順次商品棚から搬出する自動販
売機の商品搬出装置であって、長手方向の略中央におい
て回動可能に支持された棹部材の両端に回動可能に腕部
材を取付け、棹部材を支持点回りに揺動させ、腕部材を
商品棚に形成したスリットを介して交互に商品棚上へ進
出させて、商品に係合させるように構成した商品搬出装
置が特開平９−２２３２６９号に開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】特開平９−２２３２６
９号の商品搬出装置には以下の欠点がある。すなわち、
商品の移動を確実に規制できるだけの高さまで腕部材を
商品棚上に突出させるためには、棹部材を十分に長くす
る必要がある。この結果、腕部材と腕部材の間隔が広く
なり、小寸法の商品の搬出に適さない。本発明は上記問
題に鑑みてなされたものであり、傾斜した商品棚に列を
成して載置された複数の商品を、一個づつ順次商品棚か
ら搬出する自動販売機の商品搬出装置であって、小寸法
の商品を支障なく搬出できる商品搬出装置を提供するこ
とを目的とする。
９号の商品搬出装置には以下の欠点がある。すなわち、
商品の移動を確実に規制できるだけの高さまで腕部材を
商品棚上に突出させるためには、棹部材を十分に長くす
る必要がある。この結果、腕部材と腕部材の間隔が広く
なり、小寸法の商品の搬出に適さない。本発明は上記問
題に鑑みてなされたものであり、傾斜した商品棚に列を
成して載置された複数の商品を、一個づつ順次商品棚か
ら搬出する自動販売機の商品搬出装置であって、小寸法
の商品を支障なく搬出できる商品搬出装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、可動ラックと、ラックに噛合す
る歯車と当該歯車と一体運動する腕部材とを有する第１
ストッパーと、ラックに噛合する歯車と当該歯車と一体
運動する腕部材とを有する第２ストッパーとを備え、第
１ストッパーの腕部材と第２ストッパの腕部材とが交互
に商品と係合することを特徴とする自動販売機の商品搬
出装置を提供する。本発明に係る商品搬出装置において
は、第１ストッパーの歯車と第２ストッパーの歯車とを
互いに近接させて配設しても、それぞれの腕部材の長さ
を十分な値に設定しておけば、商品の移動を確実に規制
できるだけの高さまで腕部材を商品棚上に突出させるこ
とができる。従って、本発明に係る商品搬出装置におい
ては、商品搬出機能を損なうことなく腕部材と腕部材の
間隔を狭くすることができ、小寸法の商品を支障なく搬
出できる。本発明の好ましい態様においては、商品搬出
装置は可動ラックを所定の方向ヘ付勢するバネを備え
る。可動ラックを所定の方向ヘ付勢するバネを配設する
ことにより、商品搬出状態から商品保持状態への移行が
自動化される。本発明の好ましい態様においては、商品
搬出装置は可動ラックの移動範囲を規制する規制機構を
備える。可動ラックの移動範囲を規制する規制機構を配
設することにより、商品搬出装置の誤作動を防止でき
る。
に、本発明においては、可動ラックと、ラックに噛合す
る歯車と当該歯車と一体運動する腕部材とを有する第１
ストッパーと、ラックに噛合する歯車と当該歯車と一体
運動する腕部材とを有する第２ストッパーとを備え、第
１ストッパーの腕部材と第２ストッパの腕部材とが交互
に商品と係合することを特徴とする自動販売機の商品搬
出装置を提供する。本発明に係る商品搬出装置において
は、第１ストッパーの歯車と第２ストッパーの歯車とを
互いに近接させて配設しても、それぞれの腕部材の長さ
を十分な値に設定しておけば、商品の移動を確実に規制
できるだけの高さまで腕部材を商品棚上に突出させるこ
とができる。従って、本発明に係る商品搬出装置におい
ては、商品搬出機能を損なうことなく腕部材と腕部材の
間隔を狭くすることができ、小寸法の商品を支障なく搬
出できる。本発明の好ましい態様においては、商品搬出
装置は可動ラックを所定の方向ヘ付勢するバネを備え
る。可動ラックを所定の方向ヘ付勢するバネを配設する
ことにより、商品搬出状態から商品保持状態への移行が
自動化される。本発明の好ましい態様においては、商品
搬出装置は可動ラックの移動範囲を規制する規制機構を
備える。可動ラックの移動範囲を規制する規制機構を配
設することにより、商品搬出装置の誤作動を防止でき
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る自動販売機
の商品搬出装置を、図１〜３に基づいて説明する。以下
の説明において、図１〜３の矢印Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ、Ｉ
Ｖ、Ｖ、ＶＩの方向を、前方、後方、左方、右方、上
方、下方と呼ぶ。図１〜３に示すように、本実施例に係
る自動販売機の商品搬出装置Ａは、上端が開放された箱
型のケース１を備えている。ケース１の前端壁の下部に
開口１ａが形成されている。ケース１の左右の側壁を回
動可能に貫通して、軸部材２、３が左右に延在してい
る。径方向へ突出する３本の腕部材４ａと１個の扇形歯
車４ｂとが一体形成された筒部の第１ストッパー４が前
方の軸部材２に外嵌合し固定されている。径方向へ突出
する３本の腕部材５ａと１個の扇形歯車５ｂとが一体形
成された筒部の第２ストッパー５が後方の軸部材３に外
嵌合し固定されている。ケース１の開口１ａに板部材６
が挿通されている。ケース１の前端から前方へ突出する
板部材６の前端部が下方ヘ折り曲げられて押し片６ａを
形成している。ケース１内で前後に延在する板部材６の
中央部右側部に前後に延在する開口６ｂが形成されてい
る。開口６ｂに挿通されたビス７がケース１の底壁に固
定されている。開口６ｂの左方で前後に延在するラック
６ｃが板部材６に一体形成されている。ラック６ｃは、
歯車４ｂ、５ｂと噛合している。板部材６の前端に突起
６ｄが一体形成されている。開口６ｂとラック６ｃとの
間に配設された復帰バネ８が前後に延在している。復帰
バネ８の前端がケース１の開口１ａ直上部に係止され、
後端が突起６ｄに係止されている。図２、３に示すよう
に、商品搬出装置Ａは、後方から前方へ向けて下方へ傾
斜した自動販売機の商品棚Ｂの前端部の直下に配設され
ている。ケース１の上端を商品棚Ｂの下面に当接させ
て、商品搬出装置Ａは商品棚Ｂに取り付けられている。
商品棚Ｂには、腕部材４ａ、５ａに対峙して前後に延在
するスリットＢ′が形成されている。
の商品搬出装置を、図１〜３に基づいて説明する。以下
の説明において、図１〜３の矢印Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ、Ｉ
Ｖ、Ｖ、ＶＩの方向を、前方、後方、左方、右方、上
方、下方と呼ぶ。図１〜３に示すように、本実施例に係
る自動販売機の商品搬出装置Ａは、上端が開放された箱
型のケース１を備えている。ケース１の前端壁の下部に
開口１ａが形成されている。ケース１の左右の側壁を回
動可能に貫通して、軸部材２、３が左右に延在してい
る。径方向へ突出する３本の腕部材４ａと１個の扇形歯
車４ｂとが一体形成された筒部の第１ストッパー４が前
方の軸部材２に外嵌合し固定されている。径方向へ突出
する３本の腕部材５ａと１個の扇形歯車５ｂとが一体形
成された筒部の第２ストッパー５が後方の軸部材３に外
嵌合し固定されている。ケース１の開口１ａに板部材６
が挿通されている。ケース１の前端から前方へ突出する
板部材６の前端部が下方ヘ折り曲げられて押し片６ａを
形成している。ケース１内で前後に延在する板部材６の
中央部右側部に前後に延在する開口６ｂが形成されてい
る。開口６ｂに挿通されたビス７がケース１の底壁に固
定されている。開口６ｂの左方で前後に延在するラック
６ｃが板部材６に一体形成されている。ラック６ｃは、
歯車４ｂ、５ｂと噛合している。板部材６の前端に突起
６ｄが一体形成されている。開口６ｂとラック６ｃとの
間に配設された復帰バネ８が前後に延在している。復帰
バネ８の前端がケース１の開口１ａ直上部に係止され、
後端が突起６ｄに係止されている。図２、３に示すよう
に、商品搬出装置Ａは、後方から前方へ向けて下方へ傾
斜した自動販売機の商品棚Ｂの前端部の直下に配設され
ている。ケース１の上端を商品棚Ｂの下面に当接させ
て、商品搬出装置Ａは商品棚Ｂに取り付けられている。
商品棚Ｂには、腕部材４ａ、５ａに対峙して前後に延在
するスリットＢ′が形成されている。
【０００６】上記構成を有する自動販売機の商品搬出装
置Ａの作動を説明する。商品搬出装置Ａが図２に示す商
品保持状態に在る時、押し片６ａには付勢力は印加され
ておらず、復帰バネ８の付勢力により板部材６は前方へ
移動している。ビス７が開口６ｂの後端縁に当接し、板
部材６の前方への更なる移動を規制している。押し片６
ａはケース１の前端から前方ヘ突出している。腕部材４
ａがスリットＢ′を通って商品棚Ｂの上方へ進出し、商
品棚Ｂに列を成して載置された複数の商品１００の中の
先端の商品１００の前端部に係合し、商品列に属する全
ての商品１００の移動を規制している。腕部材５ａは商
品棚Ｂの下方へ退却し、商品１００とは係合していな
い。押し片６ａに後ろ向きの押圧力Ｆが印加されると、
商品搬出装置Ａは図３に示す商品搬出状態へ移行する。
復帰バネ８の付勢力に逆らって板部材６は後方へ移動し
ている。ビス７が開口６ｂの前端縁に当接し、板部材６
の後方への更なる移動を規制している。押し片６ａはケ
ース１の前端近傍へ移動している。板部材６の後方への
移動に伴い、ラック６ｃが後方ヘ移動している。ラック
６ｃの後方への移動に伴い、ラック６ｃに噛合する歯車
４ｂが回動し、腕部材４ａがスリットＢ′を通って商品
棚Ｂの下方へ退却している。ラック６ｃの後方への移動
に伴い、ラック６ｃに噛合する歯車５ｂが回動し、腕部
材５ａがスリットＢ′を通って商品棚Ｂの上方へ進出
し、商品棚Ｂに列を成して載置された複数の商品１００
の中の先端から２番目の商品１００の前端部に係合し、
先端の商品１００を除く商品列に属する全ての商品１０
０の移動を規制している。先端の商品１００は腕部材４
ａの支持を失い、自重により商品棚Ｂの前端から下方へ
落下する。付勢力Ｆを解除すると、復帰バネ８の付勢力
により、板部材６ひいてはラック６ｃが前方ヘ移動す
る。ラック６ｃの前方への移動に伴い、ラック６ｃに噛
合する歯車５ｂが回動し、腕部材５ａが商品１００を後
方へ押し戻しつつ回動して商品棚Ｂ下方の退避位置へ戻
る。ラック６ｃの前方への移動に伴い、ラック６ｃに噛
合する歯車４ｂが回動し、腕部材４ａが回動して商品棚
Ｂの上方へ進出し、腕部材５ａの支持を失って前方へ移
動した商品列中の先端の商品１００の前端部に係合す
る。商品搬出装置Ａは図２の商品保持状態へ復帰し、商
品列に属する全ての商品１００の移動が規制され、商品
棚Ｂ上に保持される。
置Ａの作動を説明する。商品搬出装置Ａが図２に示す商
品保持状態に在る時、押し片６ａには付勢力は印加され
ておらず、復帰バネ８の付勢力により板部材６は前方へ
移動している。ビス７が開口６ｂの後端縁に当接し、板
部材６の前方への更なる移動を規制している。押し片６
ａはケース１の前端から前方ヘ突出している。腕部材４
ａがスリットＢ′を通って商品棚Ｂの上方へ進出し、商
品棚Ｂに列を成して載置された複数の商品１００の中の
先端の商品１００の前端部に係合し、商品列に属する全
ての商品１００の移動を規制している。腕部材５ａは商
品棚Ｂの下方へ退却し、商品１００とは係合していな
い。押し片６ａに後ろ向きの押圧力Ｆが印加されると、
商品搬出装置Ａは図３に示す商品搬出状態へ移行する。
復帰バネ８の付勢力に逆らって板部材６は後方へ移動し
ている。ビス７が開口６ｂの前端縁に当接し、板部材６
の後方への更なる移動を規制している。押し片６ａはケ
ース１の前端近傍へ移動している。板部材６の後方への
移動に伴い、ラック６ｃが後方ヘ移動している。ラック
６ｃの後方への移動に伴い、ラック６ｃに噛合する歯車
４ｂが回動し、腕部材４ａがスリットＢ′を通って商品
棚Ｂの下方へ退却している。ラック６ｃの後方への移動
に伴い、ラック６ｃに噛合する歯車５ｂが回動し、腕部
材５ａがスリットＢ′を通って商品棚Ｂの上方へ進出
し、商品棚Ｂに列を成して載置された複数の商品１００
の中の先端から２番目の商品１００の前端部に係合し、
先端の商品１００を除く商品列に属する全ての商品１０
０の移動を規制している。先端の商品１００は腕部材４
ａの支持を失い、自重により商品棚Ｂの前端から下方へ
落下する。付勢力Ｆを解除すると、復帰バネ８の付勢力
により、板部材６ひいてはラック６ｃが前方ヘ移動す
る。ラック６ｃの前方への移動に伴い、ラック６ｃに噛
合する歯車５ｂが回動し、腕部材５ａが商品１００を後
方へ押し戻しつつ回動して商品棚Ｂ下方の退避位置へ戻
る。ラック６ｃの前方への移動に伴い、ラック６ｃに噛
合する歯車４ｂが回動し、腕部材４ａが回動して商品棚
Ｂの上方へ進出し、腕部材５ａの支持を失って前方へ移
動した商品列中の先端の商品１００の前端部に係合す
る。商品搬出装置Ａは図２の商品保持状態へ復帰し、商
品列に属する全ての商品１００の移動が規制され、商品
棚Ｂ上に保持される。
【０００７】商品搬出装置Ａにおいては、第１ストッパ
ー４の歯車４ｂと第２ストッパー５の歯車５ｂとを前後
方向に互いに近接させて配設しても、腕部材４ａ、５ａ
の長さを十分な値に設定しておけば、商品１００の移動
を確実に規制できるだけの高さまで腕部材４ａ、５ａを
商品棚Ｂ上に突出させることができる。従って、商品搬
出装置Ａにおいては、商品搬出機能を損なうことなく腕
部材４ａと腕部材５ａの前後間隔を狭くすることがで
き、前後方向の幅の狭い小寸法の商品１００を支障なく
搬出できる。商品搬出装置Ａにおいては、板部材６ひい
てはラック６ｃを前方ヘ付勢する復帰バネ８を配設した
ので、付勢力Ｆを解除すれば、復帰バネ８の付勢力によ
りラック６ｃは自動的に前方へ移動し、商品搬出装置Ａ
は自動的に商品搬出状態から商品保持状態へ復帰する。
この結果、板部材６の駆動原の消費エネルギーが低減す
る。商品搬出装置Ａにおいては、開口６ｂとビス７とに
より構成されるラック６ｃの移動範囲規制機構を配設し
たので、腕部材４ａ、５ａが必要範囲を超えて回動し、
商品１００の搬出に支障を来す、商品搬出装置Ａの誤作
動が防止される。
ー４の歯車４ｂと第２ストッパー５の歯車５ｂとを前後
方向に互いに近接させて配設しても、腕部材４ａ、５ａ
の長さを十分な値に設定しておけば、商品１００の移動
を確実に規制できるだけの高さまで腕部材４ａ、５ａを
商品棚Ｂ上に突出させることができる。従って、商品搬
出装置Ａにおいては、商品搬出機能を損なうことなく腕
部材４ａと腕部材５ａの前後間隔を狭くすることがで
き、前後方向の幅の狭い小寸法の商品１００を支障なく
搬出できる。商品搬出装置Ａにおいては、板部材６ひい
てはラック６ｃを前方ヘ付勢する復帰バネ８を配設した
ので、付勢力Ｆを解除すれば、復帰バネ８の付勢力によ
りラック６ｃは自動的に前方へ移動し、商品搬出装置Ａ
は自動的に商品搬出状態から商品保持状態へ復帰する。
この結果、板部材６の駆動原の消費エネルギーが低減す
る。商品搬出装置Ａにおいては、開口６ｂとビス７とに
より構成されるラック６ｃの移動範囲規制機構を配設し
たので、腕部材４ａ、５ａが必要範囲を超えて回動し、
商品１００の搬出に支障を来す、商品搬出装置Ａの誤作
動が防止される。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る自動
販売機の商品搬出装置においては、第１ストッパーの歯
車と第２ストッパーの歯車とを互いに近接させて配設し
ても、それぞれの腕部材の長さを十分な値に設定してお
けば、商品の移動を確実に規制できるだけの高さまで腕
部材を商品棚上に突出させることができる。従って、本
発明に係る商品搬出装置においては、商品搬出機能を損
なうことなく腕部材と腕部材の間隔を狭くすることがで
き、小寸法の商品を支障なく搬出できる。可動ラックを
所定の方向ヘ付勢するバネを配設することにより、商品
搬出状態から商品保持状態への移行が自動化される。可
動ラックの移動範囲を規制する規制機構を配設すること
により、商品搬出装置の誤作動を防止できる。
販売機の商品搬出装置においては、第１ストッパーの歯
車と第２ストッパーの歯車とを互いに近接させて配設し
ても、それぞれの腕部材の長さを十分な値に設定してお
けば、商品の移動を確実に規制できるだけの高さまで腕
部材を商品棚上に突出させることができる。従って、本
発明に係る商品搬出装置においては、商品搬出機能を損
なうことなく腕部材と腕部材の間隔を狭くすることがで
き、小寸法の商品を支障なく搬出できる。可動ラックを
所定の方向ヘ付勢するバネを配設することにより、商品
搬出状態から商品保持状態への移行が自動化される。可
動ラックの移動範囲を規制する規制機構を配設すること
により、商品搬出装置の誤作動を防止できる。
【図１】本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図２】図１の商品搬出装置の、復帰バネの図示を省略
した、商品保持状態での断面図である。
した、商品保持状態での断面図である。
【図３】図１の商品搬出装置の、復帰バネの図示を省略
した、商品搬出状態での断面図である。
した、商品搬出状態での断面図である。
Ａ 自動販売機の商品搬出装置 Ｂ 商品棚 Ｂ′ 開口 １ ケース ２、３ 軸部材 ４ 第１ストッパー ５ 第２ストッパー ４ａ、５ａ 腕部材 ４ｂ、５ｂ 歯車 ６ 板部材 ６ｂ 開口 ６ｃ ラック ７ ビス ８ 復帰バネ
Claims (3)
- 【請求項１】 可動ラックと、ラックに噛合する歯車と
当該歯車と一体運動する腕部材とを有する第１ストッパ
ーと、ラックに噛合する歯車と当該歯車と一体運動する
腕部材とを有する第２ストッパーとを備え、第１ストッ
パーの腕部材と第２ストッパの腕部材とが交互に商品と
係合することを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。 - 【請求項２】 可動ラックを所定の方向ヘ付勢するバネ
を備えることを特徴とする請求項１に記載の自動販売機
の商品搬出装置。 - 【請求項３】 可動ラックの移動範囲を規制する規制機
構を備えることを特徴とする請求項１又は２に記載の自
動販売機の商品搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12069498A JPH11312270A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12069498A JPH11312270A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11312270A true JPH11312270A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14792667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12069498A Pending JPH11312270A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11312270A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107093271A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-08-25 | 钟昊展 | 一种自动售卖柜 |
| CN110415440A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-11-05 | 天津智汇未来科技有限公司 | 一种饮料售卖机器人传动装置及售卖机器人 |
| WO2020037690A1 (zh) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 钟高峰 | 一种用于售卖柜斜向货架的出货控制装置 |
| WO2021128992A1 (zh) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 传动机构、薄片类介质处理装置及存取款机 |
| CN110120127B (zh) * | 2019-05-20 | 2021-07-09 | 株式会社镰仓食品有限公司 | 分配器装置及自动售货机 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12069498A patent/JPH11312270A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107093271A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-08-25 | 钟昊展 | 一种自动售卖柜 |
| CN107093271B (zh) * | 2017-06-02 | 2019-12-31 | 钟昊展 | 一种自动售卖柜 |
| WO2020037690A1 (zh) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 钟高峰 | 一种用于售卖柜斜向货架的出货控制装置 |
| CN110120127B (zh) * | 2019-05-20 | 2021-07-09 | 株式会社镰仓食品有限公司 | 分配器装置及自动售货机 |
| CN110415440A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-11-05 | 天津智汇未来科技有限公司 | 一种饮料售卖机器人传动装置及售卖机器人 |
| WO2021128992A1 (zh) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 传动机构、薄片类介质处理装置及存取款机 |
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