JPH11311257A - 等速ジョイント - Google Patents

等速ジョイント

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JPH11311257A
JPH11311257A JP10120383A JP12038398A JPH11311257A JP H11311257 A JPH11311257 A JP H11311257A JP 10120383 A JP10120383 A JP 10120383A JP 12038398 A JP12038398 A JP 12038398A JP H11311257 A JPH11311257 A JP H11311257A
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cage
velocity joint
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Yasumasa Mizukoshi
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D2003/22303Details of ball cages

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  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボール4の数を多くした場合でも、保持器9
の耐久性を確保する。 【解決手段】 保持器9の外周面9aの直径Dc と複数
個のボール4のピッチ円直径dm との比Dc /dm をR
1 とする。上記保持器9の内周面の直径dc と上記ピッ
チ円直径dm との比dc /dm をr1 とする。1.06
<R1 <1.11、且つ、0.945<r1 <0.99
8とする。又、上記保持器9の平均肉厚tc と各ボール
4の外径Da との比rt を0.16<rt <0.30と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る等速ジョイント
は、例えば独立懸架式サスペンションに駆動輪を支持す
る為の転がり軸受ユニットに一体的に組み込み、トラン
スミッションから駆動輪に駆動力を伝達するのに利用す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のトランスミッションと、独立懸
架式サスペンションにより支持した駆動輪との間には等
速ジョイントを設けて、デファレンシャルギヤと駆動輪
との相対変位や車輪に付与された舵角に拘らず、エンジ
ンの駆動力を駆動輪に、全周に亙り同一角速度で伝達自
在としている。この様な部分に使用される等速ジョイン
トとして従来から、例えば実開昭57−145824〜
5号公報、同59−185425号公報、同62−12
021号公報、特開平9−177814号公報、同9−
317783号公報等に記載されたものが知られてい
る。
【0003】この様な従来から知られた等速ジョイント
1は、例えば図4〜6に示す様に、内輪2と外輪3との
間の回転力伝達を6個のボール4、4を介して行なう様
に構成している。上記内輪2は、トランスミッションに
より回転駆動される一方の軸5の外端部(図4の左端
部)に固定する。又、上記外輪3は、駆動輪を固定する
他方の軸6の内端部(図4の右上端部)に固定する。上
記内輪2の外周面2aには、断面円弧形の内側係合溝
7、7を6本、円周方向等間隔に、それぞれ円周方向に
対し直角方向に形成している。又、上記外輪3の内周面
3aで、上記各内側係合溝7、7と対向する位置には、
やはり断面円弧形の外側係合溝8、8を6本、円周方向
に対し直角方向に形成している。
【0004】又、上記内輪2の外周面2aと外輪3の内
周面3aとの間には、断面が円弧状で全体が円環状の保
持器9を挟持している。この保持器9の円周方向6箇所
位置で、上記内側、外側両係合溝7、8に整合する位置
には、それぞれポケット10、10を形成し、各ポケッ
ト10、10の内側にそれぞれ1個ずつ、合計6個のボ
ール4、4を保持している。これらのボール4、4は、
それぞれ上記各ポケット10、10に保持された状態
で、上記内側、外側両係合溝7、8に沿い転動自在であ
る。
【0005】上記各ポケット10、10は図6に示す様
に、円周方向に長い矩形とし、次述する軸交角αの変化
に伴なって、円周方向に隣り合うボール4、4同士の間
隔が変化した場合でも、この変化を吸収できる様にして
いる。即ち、上記内側係合溝7、7の底面7a、7a同
士の位置関係、並びに上記各外側係合溝8、8の底面8
a、8a同士の位置関係は、図7に一点鎖線で示す様
に、地球儀の経線の如き関係になっている。上記内輪2
の中心軸と外輪3の中心軸とが一致している(軸交角α
=180°)場合に上記各ボール4、4は、図7に二点
鎖線で示した、地球儀の赤道に対応する位置の近傍に存
在する。これに対して、上記内輪2の中心軸と外輪3の
中心軸とが不一致になる(軸交角α<180°)と、等
速ジョイント1の回転に伴って上記各ボール4、4が、
図7の上下方向に往復変位(地球儀の北極方向と南極方
向とに交互に変位)する。この結果、円周方向に隣り合
うボール4、4同士の間隔が拡縮するので、上記各ポケ
ット10、10を、それぞれ円周方向に長い矩形とし
て、上記間隔の拡縮を行なえる様にしている。尚、上記
内側係合溝7、7の底面7a、7aと上記各外側係合溝
8、8の底面8a、8aとは、前述の説明から明らかな
通り、互いに同心ではない。従って、上記経線に相当す
る線は、これら各係合溝7、8毎に、互いに少しずつず
れた位置に存在する。
【0006】更に、図4に示す様に、前記一方の軸5と
他方の軸6との変位に拘らず、上記各ボール4、4を、
これら両軸5、6の軸交角α、即ち、上記一方の軸5の
中心線aと他方の軸6の中心線bとの交点Oで両線a、
bのなす角度αを二等分する、二等分面c内に配置して
いる。この為に、上記内側係合溝7、7の底面7a、7
aは、上記中心線a上で、上記交点Oからhだけ離れた
点Oi を中心とする球面上に位置させ、上記外側係合溝
8、8の底面8a、8aは、上記中心線b上で、前記交
点Oからhだけ離れた点Oe を中心とする球面上に位置
させている。但し、前記内輪2の外周面2a、外輪3の
内周面3a、並びに前記保持器9の内外両周面は、それ
ぞれ上記交点Oを中心とする球面上に位置させて、上記
内輪2の外周面2aと保持器9の内周面との摺動、並び
に外輪3の内周面3aと保持器9の外周面との摺動を自
在としている。
【0007】上述の様に構成する等速ジョイント1の場
合、上記一方の軸5により内輪2を回転させると、この
回転運動は6個のボール4、4を介して外輪3に伝達さ
れ、他方の軸6が回転する。両軸5、6同士の位置関係
(上記軸交角α)が変化した場合には、上記各ボール
4、4が内側、外側両係合溝7、8に沿って転動し、上
記一方の軸5と他方の軸6との変位を許容する。
【0008】等速ジョイントの基本的な構造及び作用は
上述の通りであるが、この様な等速ジョイントと、車輪
を懸架装置に対して回転自在に支持する為の車輪用転が
り軸受ユニットとを一体的に組み合わせる事が、近年研
究されている。即ち、自動車の車輪を懸架装置に回転自
在に支持する為には、外輪と内輪とを転動体を介して回
転自在に組み合わせた車輪用転がり軸受ユニットを使用
する。この様な車輪用転がり軸受ユニットと上述の様な
等速ジョイントとを一体的に組み合わせれば、これら車
輪用転がり軸受ユニットと等速ジョイントとを、全体と
して小型且つ軽量に構成できる。この様な車輪用転がり
軸受ユニットと等速ジョイントとを一体的に組み合わせ
た、所謂第四世代のハブユニットと呼ばれる車輪用転が
り軸受ユニットとして従来から、特開平7−31775
4号公報に記載されたものが知られている。
【0009】図8は、この公報に記載された従来構造を
示している。車両への組み付け状態で、懸架装置に支持
した状態で回転しない外輪11は、外周面にこの懸架装
置に支持する為の第一の取付フランジ12を、内周面に
複列の外輪軌道13、13を、それぞれ有する。上記外
輪11の内側には、第一、第二の内輪部材14、15を
組み合わせて成るハブ16を配置している。このうちの
第一の内輪部材14は、外周面の一端寄り(図8の左寄
り)部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジ17
を、同じく他端寄り(図8の右寄り)部分に第一の内輪
軌道18を、それぞれ設けた円筒状に形成している。こ
れに対して、上記第二の内輪部材15は、一端部(図8
の左端部)を、上記第一の内輪部材14を外嵌固定する
為の円筒部19とし、他端部(図8の右端部)を等速ジ
ョイント1aの外輪3Aとし、中間部外周面に第二の内
輪軌道20を設けている。そして、上記各外輪軌道1
3、13と上記第一、第二の内輪軌道18、20との間
にそれぞれ複数個ずつの転動体21、21を設ける事に
より、上記外輪11の内側に上記ハブ16を、回転自在
に支持している。
【0010】又、上記第一の内輪部材14の内周面と上
記第二の内輪部材15の外周面との互いに整合する位置
には、それぞれ係止溝22、23を形成すると共に、止
め輪24を、これら両係止溝22、23に掛け渡す状態
で設けて、上記第一の内輪部材14が上記第二の内輪部
材15から抜け出るのを防止している。更に、上記第二
の内輪部材15の一端面(図8の左端面)外周縁部と、
上記第一の内輪部材14の内周面に形成した段部25の
内周縁部との間に溶接26を施して、上記第一、第二の
内輪部材14、15同士を結合固定している。
【0011】更に、上記外輪11の両端開口部と上記ハ
ブ16の中間部外周面との間には、ステンレス鋼板等の
金属製で略円筒状のカバー27a、27bと、ゴム、エ
ラストマー等の弾性材製で円環状のシールリング28
a、28bとを設けている。これらカバー27a、27
b及びシールリング28a、28bは、上記複数の転動
体21、21を設置した部分と外部とを遮断し、この部
分に存在するグリースが外部に漏出するのを防止すると
共に、この部分に雨水、塵芥等の異物が侵入する事を防
止する。又、上記第二の内輪部材15の中間部内側に
は、この第二の内輪部材15の内側を塞ぐ隔板部29を
設けて、この第二の内輪部材15の剛性を確保すると共
に、この第二の内輪部材15の先端(図8の左端)開口
からこの第二の内輪部材15の内側に入り込んだ異物
が、前記等速ジョイント1a部分にまで達する事を防止
している。尚、この等速ジョイント1aは、前述の図4
〜6に示した等速ジョイント1と同様に構成している。
又、図8は、第四世代のハブユニットの1例を示したも
ので、第四世代のハブユニットに関しては、これ以外に
も、従来から種々考えられている。
【0012】上述の様に構成する車輪用転がり軸受ユニ
ットを車両に組み付ける際には、第一の取付フランジ1
2により外輪11を懸架装置に支持し、第二の取付フラ
ンジ17により駆動輪である車輪を第一の内輪部材14
に固定する。又、エンジンによりトランスミッションを
介して回転駆動される、図示しない駆動軸の先端部を、
等速ジョイント1aを構成する内輪2の内側にスプライ
ン係合させる。自動車の走行時には、この内輪2の回転
を、複数のボール4、4を介して第二の内輪部材15を
含むハブ16に伝達し、上記車輪を回転駆動する。
【0013】上述の様な第四世代のハブユニットであ
る、車輪用転がり軸受ユニットをより小型化する為に
は、上記等速ジョイント1aを構成する複数個のボール
4、4の外接円の直径を小さくする事が有効である。そ
して、この外接円の直径を小さくする為、上記各ボール
4、4の直径を小さくし、しかも上記等速ジョイント1
aにより伝達可能なトルクを確保する為には、上記ボー
ル4、4の数を増やす必要がある。この様な事情に鑑み
て、例えば特開平9−177814号公報には、ボール
の数を8個とした等速ジョイントに関する発明が記載さ
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】等速ジョイント1、1
aを構成するボール4、4の数を、例えば6個から8個
若しくはそれ以上へと増加させると、保持器9の耐久性
を確保する事が難しくなる。この理由は、次の通りであ
る。先ず第一に、上記ボール4、4の数が例えば6個か
ら8個に増加すると、これら各ボール4、4の外径Da
を多少小さくしても、上記保持器9の円周方向に関し
て、これら各ボール4、4が占める割合が多くなる。こ
の結果、円周方向に隣り合うポケット10、10同士の
間に存在する柱部30、30(図5〜6)の円周方向に
亙る幅が狭くなり、これら各柱部30、30の強度や耐
久性を確保する事が難しくなる。
【0015】上記各柱部30、30の幅が小さい場合で
も強度及び耐久性を確保する為には、上記保持器9の肉
厚を大きくし、上記各柱部30、30の断面積を増大さ
せる事が考えられる。但し、この断面積を増大させるべ
く、上記保持器9の外径を大きくしたり、或は内径を小
さくすると、新たに次の様な問題を生じる。先ず、上記
保持器9の外径の増大は、外輪3、3Aの内周面3aの
直径の増大に結び付き、この内周面3aの直径の増大
は、外側係合溝8、8の深さの減少に結び付く。同様
に、上記保持器9の内径の減少は、内輪2の外周面2a
の直径の減少に結び付き、この外周面2aの直径の減少
は、内側係合溝7、7の深さの減少に結び付く。
【0016】上記外側、内側両係合溝8、7の深さが小
さくなると、これら両係合溝8、7と上記各ボール4、
4との係合に基づく、等速ジョイント1、1aの回転方
向に亙る剛性が低くなる。又、上記内輪2と外輪3、3
Aとの間での大きなトルク伝達時に、上記各ボール4、
4の転動面がこれら各係合溝8、7の開口端縁部に乗り
上げ易くなる。この結果、これら各ボール4、4の転動
面の転がり疲れ寿命が短くなる等、等速ジョイント1、
1aの耐久性を確保する事が難しくなる。従って、上記
保持器9の肉厚を確保する為、この保持器9の外径を大
きくしたり内径を小さくしたりする事は、上記各係合溝
8、7の必要深さの面から規制しなければならない。
【0017】一方、上記保持器9の最低肉厚も、等速ジ
ョイント1、1aの耐久性確保の面から規制する必要が
ある。即ち、上記保持器9を、例えば高機能樹脂や高張
力鋼等、強度の大きな材料により造れば、前記各柱部3
0、30自体の強度及び耐久性を確保できるが、その場
合でも、肉厚が小さ過ぎると、次の様な問題を生じる。
即ち、前述の説明から明らかな通り、本発明の対象とな
る、ツェッパ型の等速ジョイント1、1aの運転時に、
上記各ボール4、4は、上記保持器9の円周方向に変位
するだけでなく、直径方向にも変位する。この様な変位
に伴って、上記各ボール4、4の最大外径部分が、当該
ボール4、4を保持しているポケット10、10の開口
縁部に突き当たると、この開口縁部が削り取られる可能
性がある。
【0018】先ず、上記保持器9の外径が小さ過ぎる
と、図4の上側に存在するボール4の最大外径部分がポ
ケット10の外径側開口周縁部に突き当たる。反対に、
上記保持器9の内径が大き過ぎると、図4の下側に存在
するボール4の最大外径部分がポケット10の内径側開
口周縁部に突き当たる。このポケット10の開口周縁部
は、何れも尖った形状である為、上記ボール4の転動面
により強く押されると、欠損して小さな破片を生じる可
能性がある。特に、外径側開口周縁部の断面形状は、上
記ポケット10を打ち抜き加工した場合に鋭角となる
為、保持器9が焼き入れ処理された鋼製である場合等
は、この様な欠損が生じ易い。そして、この様な欠損に
より生じた破片が、前記各係合溝8、7と上記各ボール
4、4との間に入り込むと、これら各係合溝8、7の内
面及び各ボール4、4の転動面を傷めて上記等速ジョイ
ント1、1aの耐久性を損なう原因となる。従って、上
記保持器9の外径を小さくしたり内径を大きくしたりす
る事は、上記各ボール4、4の転動面と上記各ポケット
10の開口周縁部との衝合を防止する面から規制しなけ
ればならない。
【0019】以上に述べた様に、保持器9の外径及び内
径の最大値及び最小値は、それぞれ等速ジョイント1、
1aの剛性並びに耐久性確保の面から規制する必要があ
るが、従来はこの様な点に関する考慮は行なってはいな
かった。本発明の等速ジョイントは、この様な事情に鑑
みて発明したものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の等速ジョイント
は、前述した従来の等速ジョイントと同様に、内輪と、
この内輪の外周面の円周方向複数個所に、それぞれ円周
方向に対し直角方向に形成された断面円弧形の内側係合
溝と、上記内輪の周囲に設けられる外輪と、この外輪の
内周面で上記各内側係合溝と対向する位置に、円周方向
に対し直角方向に形成された断面円弧形の外側係合溝
と、上記内輪の外周面と外輪の内周面との間に挟持さ
れ、上記内側、外側両係合溝に整合する位置にそれぞれ
ポケットを形成した保持器と、これら各ポケットの内側
に保持された状態で、内側、外側両係合溝に沿う転動を
自在とされた、上記内側、外側両係合溝と同数のボール
とから成る。そして、これら各ボールを、上記内輪の中
心軸と上記外輪の中心軸との軸交角を二等分し、これら
両中心軸を含む平面に対し直交する二等分面内に配置し
ている。
【0021】特に、本発明の等速ジョイントのうち、請
求項1に記載した等速ジョイントに於いては、上記保持
器の外周面の直径Dc と上記複数個のボールのピッチ円
直径dm との比Dc /dm をR1 とし、上記保持器の内
周面の直径dc と上記ピッチ円直径dm との比dc /d
m をr1 とした場合に、1.06<R1 <1.11、且
つ、0.945<r1 <0.998である。尚、上記ピ
ッチ円直径dm とは、等速ジョイントが中立状態(ジョ
イント角が0の状態)で、内側係合溝又は外側係合溝の
底面の曲率中心(図1〜4の点0i 又は0e )と各ボー
ルの中心との距離の2倍の寸法を言う。
【0022】更に、請求項2に記載した等速ジョイント
に於いては、上記構成に加えて、保持器の外周面の直径
c とこの保持器の内周面の直径dc との差の1/2で
表されるこの保持器の平均肉厚tc と各ボールの外径D
a との比rt が、0.16<rt <0.30である。
【0023】
【作用】上述の様に構成する本発明の等速ジョイントに
よれば、例えばボールを保持するポケットの数を8個に
する事で隣り合うポケット同士の間に設ける柱部の幅が
狭くなった場合でも、これら各柱部の断面積を確保し
て、これら各柱部の強度及び耐久性を確保できる。同時
に、上記各ボールの転動面と上記各ポケットの開口周縁
部との衝合を防止して、この開口周縁部が欠損する事を
防止できる。
【0024】先ず、保持器の外周面の直径Dc と上記複
数個のボールのピッチ円直径dm との比Dc /dm (=
1 )を、1.06<R1 <1.11とした理由に就い
て説明する。等速ジョイントを設計する場合に、上記ピ
ッチ円直径dm は、伝達すべきトルクの大きさに対応し
た負荷容量を得るべく、ボールの数及び外径Da に対応
する主要諸元として決定する。従って、上記比Dc /d
m (=R1 )は、主として上記保持器の外周面の直径D
c の大小により定まる値である。R1 ≦1.06となる
程、上記保持器の外周面の直径Dc が小さくなると、こ
の保持器の断面積確保が難しくなるだけでなく、上記各
ボールの転動面と上記各ポケットの外径側開口周縁部と
が衝合してこの周縁部に欠損を生じ易くなる。これら転
動面と周縁部との衝合は、内側、外側両係合溝の底面の
曲率の中心点のオフセット量(図4のh)を小さくし
て、上記保持器の直径方向に亙る上記各ボールの変位量
を少なくする事により防止できるが、オフセット量の減
少は、等速ジョイントの円滑な作動を阻害する原因にな
る為、採用できない。反対に、R1 ≧1.11になる
程、上記保持器の外周面の直径Dc が大きくなると、上
記各外側係合溝の深さが小さくなり過ぎて、前述の様
に、等速ジョイントの回転方向に亙る剛性が低くなるだ
けでなく、上記各ボールの転動面がこれら各外側係合溝
の開口端縁部に乗り上げ易くなって、これら各ボールの
転動面の転がり疲れ寿命が短くなる等、等速ジョイント
の耐久性を確保する事が難しくなる。本発明の場合に
は、1.06<R1 <1.11としているので、等速ジ
ョイントの負荷容量並びに円滑な作動を確保しつつ、上
記欠損に結び付く上記転動面と周縁部との衝合を防止
し、しかも上記各ボールの転動面が上記各外側係合溝の
開口端縁部に乗り上げる事を防止できる。
【0025】次に、上記保持器の内周面の直径dc と前
記ピッチ円直径dm との比dc /dm (=r1 )を0.
945<r1 <0.998とした理由に就いて説明す
る。前述した様に上記ピッチ円直径dm は、等速ジョイ
ントの主要諸元として決定する為、上記比dc /dm
(=r1 )は、主として上記保持器の内周面の直径dc
の大小により定まる値である。先ず、0.945≧r1
になる程、上記保持器の内周面の直径dc が小さくなる
と、上記各内側係合溝の深さが小さくなり過ぎて、前述
の様に、等速ジョイントの回転方向に亙る剛性が低くな
るだけでなく、上記各ボールの転動面がこれら各内側係
合溝の開口端縁部に乗り上げ易くなって、これら各ボー
ルの転動面の転がり疲れ寿命が短くなる等、等速ジョイ
ントの耐久性を確保する事が難しくなる。反対に、r1
≧0.998になる程、上記保持器の内周面の直径dc
が大きくなると、この保持器の断面積確保が難しくなる
だけでなく、上記各ボールの転動面と上記各ポケットの
内径側開口周縁部とが衝合してこの周縁部に欠損を生じ
易くなる。これら転動面と周縁部との衝合を防止すべ
く、オフセット量の減少を行なえない事は、上述した通
りである。本発明の場合には、0.945<r1 <0.
998としているので、等速ジョイントの負荷容量並び
に円滑な作動を確保しつつ、上記欠損に結び付く上記転
動面と周縁部との衝合を防止し、しかも上記各ボールの
転動面が上記各外側係合溝の開口端縁部に乗り上げる事
を防止できる。
【0026】更に、保持器の外周面の直径Dc とこの保
持器の内周面の直径dc との差の1/2で表されるこの
保持器の平均肉厚tc と各ボールの外径Da との比rt
(=tc /Da )を、0.16<rt <0.30とすれ
ば、各柱部の強度と内側、外側両係合溝の耐久性との釣
り合いを、等速ジョイント全体として良好にできる。即
ち、rt ≦0.16となる程、上記各ボールの外径Da
に比べて上記保持器の平均肉厚tc が小さくなると、円
周方向に隣り合うポケット同士の間に存在する柱部の断
面積が小さくなり、この柱部を含む保持器の強度及び耐
久性を確保する事が難しくなる。反対に、rt ≧0.3
0となる程、上記各ボールの外径Da に比べて上記保持
器の平均肉厚が大きくなると、上記内側係合溝及び上記
外側係合溝の深さを確保しにくくなって、大きなトルク
を伝達する事が難しくなる。即ち、前述の図4〜6の説
明から明らかな通り、上記内側係合溝及び外側係合溝の
深さは全長に亙って均一ではなく、それぞれの長さ方向
一端で深く、他端で浅くなっている。この様なツェッパ
型の等速ジョイントにより大きなトルクを伝達自在と
(十分な負荷容量を確保)し、しかも十分な耐久性を確
保する為には、上記内側係合溝及び外側係合溝の深さ
を、最も浅くなったそれぞれの他端側でも十分に確保す
る必要がある。一方、等速ジョイントの円滑な作動を確
保すべく、前述したオフセット量hを大きくすると、上
記内側係合溝及び外側係合溝の深さの差が、一端と他端
とで大きくなる。この様な状態で上記保持器の平均厚さ
を大きくし、上記内側係合溝及び外側係合溝の深さを小
さくすると、上記最も浅くなったそれぞれの他端側で、
この深さを十分に確保する事が難しくなる。これに対し
て、上記比rt を0.16<rt <0.30にすれば、
上記柱部を含む保持器の強度及び耐久性確保と、上記両
係合溝の深さを確保する事による等速ジョイントの負荷
容量確保とを両立させる事ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の第
1例を示している。本例の場合には、内輪2の外周面2
aの曲率中心と、外輪3Aの内周面3aの曲率中心と
を、それぞれ同一の中心点O上に位置させている。これ
に合わせて、保持器9の外周面9a及び内周面9bの曲
率中心も、何れも等速ジョイント1aの揺動の中心点O
上に位置させている。従って、上記保持器9の肉厚は
(軸方向両端縁部を除き)軸方向に亙って均一である。
即ち、この保持器9の肉厚(=平均肉厚tc )は、上記
外周面9aの直径Dc と内周面9bの直径dc との差の
1/2である{tc =(Dc−dc )/2}。
【0028】この様な等速ジョイント1aの運転時にボ
ール4は、図1に実線で示した中立位置を中心に角度θ
の範囲で、同図に鎖線で示す様に、上記保持器9と共に
往復揺動する。そして、この往復揺動に伴って上記ボー
ル4は、内側係合溝7の底面7aと外側係合溝8の底面
8aとを倣いつつ、上記保持器9の直径方向に亙り変位
する。これら往復揺動及び直径方向に亙る変位に伴って
上記保持器9は、上記外輪3Aの内周面3aに案内され
て揺動し、中立状態で図1の点Q0 に存在した部分が、
上記保持器9がθ/2分だけ揺動するのに伴い、同図の
点Q部分に移動する。そして、この点Q部分で上記ボー
ル4の転動面とポケット10の内径側開口周縁部が最接
近し、同じく点P部分でこの転動面とポケット10の外
径側開口周縁部が最接近する。
【0029】この様な構造で、上記保持器9の外周面9
aの直径Dc と複数個のボール4のピッチ円直径dm
の比R1 (=Dc /dm )を1.06<R1 <1.11
とすれば、等速ジョイント1aの円滑な作動を確保しつ
つ、上記点Pで、上記ポケット10の外径側開口周縁部
の欠損に結び付く、上記転動面と外径側開口周縁部との
衝合を防止し、しかも上記各ボール4の転動面が上記各
外側係合溝8の開口端縁部に乗り上げる事を防止でき
る。又、上記保持器9の内周面9bの直径dc と上記ピ
ッチ円直径dm との比r1(=dc /dm )を0.94
5<r1 <0.998とすれば、等速ジョイント1aの
円滑な作動を確保しつつ、上記点Qで、上記ポケット1
0の内径側周縁部の欠損に結び付く、上記各ボール4の
転動面とこの内径側周縁部との衝合を防止し、しかも上
記各ボール4の転動面が上記各係合溝7、8の開口端縁
部に乗り上げる事を防止できる。
【0030】更に、上記保持器9の外周面9aの直径D
c とこの保持器9の内周面9bの直径dc との差の1/
2で表されるこの保持器9の平均肉厚tc と上記各ボー
ル4の外径Da との比rt を、0.16<rt <0.3
0の範囲に規制すれば、円周方向に隣り合うポケット1
0同士の間に存在する柱部を含む保持器9の強度及び耐
久性確保と、上記内側、外側両係合溝7、8の深さを確
保する事による等速ジョイント1aの負荷容量確保とを
両立させる事ができる。
【0031】次に、図2は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、外輪3Aの内周面3
a及び保持器9の外周面9aの曲率中心Aを、等速ジョ
イント1aの揺動の中心点Oと、外側係合溝8の底面8
aの曲率中心Oe との間に位置させている。又、内輪2
の外周面2a及び上記保持器9の内周面9bの曲率中心
Bを、上記等速ジョイント1aの揺動の中心点Oと、内
側係合溝7の底面7aの曲率中心Oi との間に位置させ
ている。従って、上記保持器9の肉厚は、上記外輪3A
の開口側(図2の右側)で厚く、奥側(図2の左側)で
薄くなっている。この様な保持器9の平均肉厚tc は、
軸方向中央部の肉厚となり、上記外周面9aの直径Dc
と内周面9bの直径dc との差の1/2{tc =(Dc
−dc )/2}で求められる。
【0032】次に、図3は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、外輪3Aの内周面3
a及び保持器9の外周面9aの曲率中心Aを、内側係合
溝7の底面7aの曲率中心Oi に関して、等速ジョイン
ト1aの揺動の中心点Oと反対側に位置させている。
又、内輪2の外周面2a及び上記保持器9の内周面9b
の曲率中心Bを、外側係合溝8の底面8aの曲率中心O
e に関して、上記等速ジョイント1aの揺動の中心点O
と反対側に位置させている。従って、上記保持器9の肉
厚は、上記外輪3Aの開口側(図3の右側)で薄く、奥
側(図3の左側)で厚くなっている。この様な保持器9
の平均肉厚tc も、軸方向中央部の肉厚となり、上記外
周面9aの直径Dc と内周面9bの直径dc との差の1
/2{tc=(Dc −dc )/2}で求められる。
【0033】これら第2〜3図に記載した第2〜3例の
構造の場合も、前述した第1例の場合と同様に、1.0
6<R1 <1.11、0.945<r1 <0.998、
0.16<rt <0.30とする事により、保持器9の
うちの肉厚が小さくなった側でも、ボール4の転動面と
ポケット10の内径側、外径側両開口部との衝合を防止
して、上記第1例の場合と同様の作用・効果を奏する事
ができる。尚、各周面2a、3a、9a、9bの曲率中
心の配置は、図示の例に限らず、他にも存在し、それぞ
れに就いて本発明を適用可能である。又、各ポケット3
0は、必ずしも円周方向に亙り等間隔に配置する必要は
ない。
【0034】
【発明の効果】本発明の等速ジョイントは、以上に述べ
た通り構成され作用するので、例えば回転力伝達用のボ
ールの数を8個若しくはそれ以上とする事により外径を
小さくできる構造で、負荷容量及び各ボールを保持する
為の保持器の耐久性を確保を図れる。従って、第四世代
のハブユニットと呼ばれる、等速ジョイントを一体的に
組み込んだ車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化
を、十分な耐久性を確保しつつ実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、図8のA
部に相当する部分断面図。
【図2】同第2例を示す、図1と同様の図。
【図3】同第3例を示す、図1と同様の図。
【図4】従来の等速ジョイントの第1例を、ジョイント
角を付与した状態で示す断面図。
【図5】同じくジョイント角を付与しない状態で示す、
図4のB−B断面に相当する図。
【図6】保持器の一部を外周側から見た図。
【図7】内側、外側両係合溝の底面の位置関係を示す模
式図。
【図8】等速ジョイントを一体的に組み込んだ車輪用転
がり軸受ユニットの1例を示す断面図。
【符号の説明】
1、1a 等速ジョイント 2 内輪 2a 外周面 3、3A 外輪 3a 内周面 4 ボール 5 軸 6 軸 7 内側係合溝 7a 底面 8 外側係合溝 8a 底面 9 保持器 9a 外周面 9b 内周面 10 ポケット 11 外輪 12 第一の取付フランジ 13 外輪軌道 14 第一の内輪部材 15 第二の内輪部材 16 ハブ 17 第二の取付フランジ 18 第一の内輪軌道 19 円筒部 20 第二の内輪軌道 21 転動体 22 係止溝 23 係止溝 24 止め輪 25 段部 26 溶接 27a、27b カバー 28a、28b シールリング 29 隔板部 30 柱部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪と、この内輪の外周面の円周方向複
    数個所に、それぞれ円周方向に対し直角方向に形成され
    た断面円弧形の内側係合溝と、上記内輪の周囲に設けら
    れる外輪と、この外輪の内周面で上記各内側係合溝と対
    向する位置に、円周方向に対し直角方向に形成された断
    面円弧形の外側係合溝と、上記内輪の外周面と外輪の内
    周面との間に挟持され、上記内側、外側両係合溝に整合
    する位置にそれぞれポケットを形成した保持器と、これ
    ら各ポケットの内側に保持された状態で、内側、外側両
    係合溝に沿う転動を自在とされた、上記内側、外側両係
    合溝と同数のボールとから成り、これら各ボールを、上
    記内輪の中心軸と上記外輪の中心軸との軸交角を二等分
    し、これら両中心軸を含む平面に対し直交する二等分面
    内に配置した等速ジョイントに於いて、上記保持器の外
    周面の直径Dc と上記複数個のボールのピッチ円直径d
    m との比Dc /dm をR1 とし、上記保持器の内周面の
    直径dc と上記ピッチ円直径dm との比dc /dm をr
    1 とした場合に、1.06<R1 <1.11、且つ、
    0.945<r1 <0.998である事を特徴とする等
    速ジョイント。
  2. 【請求項2】 保持器の外周面の直径Dc とこの保持器
    の内周面の直径dcとの差の1/2で表されるこの保持
    器の平均肉厚tc と、各ボールの外径Da との比rt
    が、0.16<rt <0.30である、請求項1に記載
    した等速ジョイント。
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