JPH11311230A - アジャストナットの締結構造 - Google Patents

アジャストナットの締結構造

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JPH11311230A
JPH11311230A JP10117535A JP11753598A JPH11311230A JP H11311230 A JPH11311230 A JP H11311230A JP 10117535 A JP10117535 A JP 10117535A JP 11753598 A JP11753598 A JP 11753598A JP H11311230 A JPH11311230 A JP H11311230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
adjusting nut
fastening
nut
adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10117535A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Iwai
健 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH11311230A publication Critical patent/JPH11311230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/60Suspension or transmission members; Accessories therefor
    • E05Y2201/622Suspension or transmission members elements
    • E05Y2201/684Rails; Tracks

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】第1の部材と第2の部材とを締結するにあたっ
て、簡易な構造で両者の間隔を調節することができ、調
整のための工程と部品数を低減するための締結構造を提
供すること。 【解決手段】上記の課題を解決するため、第1の部材と
第2の部材との間に介在するアジャストナットと、前記
第2の部材を挟んで前記アジャストナットと螺合するボ
ルトと、前記アジャストナットに設けられ前記ボルトと
逆のねじとなる外溝と、前記第1の部材に設けられ前記
外溝と螺合する雌ネジと、締結完了前に前記ボルトと前
記アジャストナットとの螺合状態を仮止めし、所定以上
の回転力が加わると係止状態を解除する係止手段と、を
備えて締結構造を構成する。これより、第1の部材と第
2の部材とを締結するにあたって、簡易な構造で両者の
間隔を調節し、調整のための工程と部品数を低減するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の部材と第2
の部材との間隔を調整可能とするアジャストナットの締
結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、第1の部材と第2の部材との間隔
を調整可能とする締結構造が提案されており、例えば、
フレームレスドアのサイドガラスの建付構造等に用いら
れる。その場合、サイドガラスを上下方向に移動可能に
支持するガイドレールが、一端を支点として他端は車幅
方向に位置調整可能とすることで、サイドガラスの位置
決めを行う。
【0003】前記ガイドレールの位置調整は、例えば図
7に示すように、ガイドレール3に固定されるブラケッ
ト153と、インナパネル11との間隔を調整すること
によって行われる。まず、ブラケット153とインナパ
ネル11との間隔Aを調節し、間隔Aを保ったまま、ブ
ラケット153に植込まれたスタッドボルト151をナ
ット152で締める。そして、ガイドレール3がインナ
パネル11に向かって移動することを抑制するために、
プレート111とインナパネル11との間にナット15
2を挟んで、締結部材6によって固定する。上記の作業
によって、ブラケット153とインナパネル11との間
隔調整は完了し、ナット152及びプレート111によ
り間隔Aは保持されるため、ガイドレール3の位置が決
まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
締結構造では、第1の部材と第2の部材との間隔を調整
するにあたって、作業が複雑であり構成部品数も多い。
【0005】本発明は上述した実状に鑑みてなされたも
のであり、その課題は、第1の部材と第2の部材とを締
結する際、簡易な構造で両者の間隔を調整することがで
き、調整のための工程と部品数を低減するための締結構
造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の締結構造は、第1の部材と第2の部材と
の間に介在するアジャストナットと、前記第2の部材を
挟んで前記アジャストナットと螺合するボルトと、前記
アジャストナットに設けられ前記ボルトと逆のねじとな
る外溝と、前記第1の部材に設けられ前記外溝と螺合す
る雌ネジと、締結完了前に前記ボルトと前記アジャスト
ナットとの螺合状態を仮止めし、所定以上の回転力が加
わると係止状態を解除する係止手段と、を備えて構成さ
れる。
【0007】前記ボルトと前記アジャストナットは、第
2の部材を挟んで螺合し、前記係止手段によって締結完
了前に螺合状態が仮止めされ、一体となる。また、前記
ボルトと逆のねじである前記外溝が前記雌ネジと螺合し
ているので、前記アジャストナットは、回転することに
よって前記雌ネジを有する第1の部材から第2の部材に
向かって移動する。前記係止手段による前記アジャスト
ナットと前記ボルトの係止状態は、前記ボルトに所定以
上の回転力が加わると解除され、前記アジャストナット
と前記ボルトの締結が完了する。
【0008】つまり、第1の部材と第2の部材との間隔
を調節し、前記雌ネジと前記外溝とを螺合させたまま、
前記ボルトと一体となった前記アジャストナットを第1
の部材から第2の部材まで移動させ、更に前記ボルトに
回転力を加えて前記アジャストナットとの締結を完了さ
せれば、調節した間隔は保持される。従って、簡易な構
造で第1の部材と第2の部材との間隔が調整可能とな
り、調整のための工程と部品数が低減される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示の実施例に基づき具体的に説明する。本発明で
あるアジャストナットの締結構造は、第1の部材と第2
の部材の間隔調整が必要な部位であれば何れの部位でも
適応可能であるが、本実施例では、自動車のフレームレ
スドアのサイドガラスの建付において適用したものにつ
いて述べる。
【0010】自動車のフレームレスのドア1のサイドガ
ラス2は、図6に示すように、ウインドレギュレータ4
を駆動させることで、ドア1の略中央に配置したガイド
レール3に沿って上下に移動する。
【0011】図1に示すように、ドア1は、インナパネ
ル11とアウタパネル12とから成り、更に、インナパ
ネル11の車内側にはドアトリム13を備えている。サ
イドガラス2はガイドレール3を移動可能なガイドロー
ラ31に固定され、ガイドレール3はインナパネル11
に固定される。またガイドレール3は、上方は締結部材
6によってインナパネル11に固定されているが、車幅
方向の位置調整が可能となるように、下方は調整機構5
によって固定される。
【0012】調整機構5は、図2に示すように、ボルト
51とアジャストナット52によって、ガイドレール3
に固定されたブラケット53とインナパネル11との間
隔Aを調整する。アジャストナット52は、内側に正方
向のねじが切られており、インナパネル11を挟んでボ
ルト51と締結している。更にアジャストナット52
は、逆ねじとなる外溝521を有しており、外溝521
はブラケット53が有する雌ネジ531と螺合してい
る。
【0013】また、図3に示すように、アジャストナッ
ト52には、ボルト51の挿入方向先端部に爪部54が
設けられている。爪部54は、アジャストナット52の
内側に、周方向90°間隔で4つ形成され、ボルト51
の挿入方向には、強く押圧すると折れる程度に薄くなっ
ている。
【0014】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、図3に示すように、ブラケット53とインナパネ
ル11との間に必要な間隔Aを調節し、図示しない治具
等によって間隔Aを保持した状態で、ブラケット53に
挿入されたアジャストナット52内にボルト51をねじ
込む。そして、所定量ねじ込まれたボルト51は爪部5
4に当接する。そのため、図4(I)に示すように、ボ
ルト51とアジャストナット52は、一時的に螺合状態
が仮止めされて一体となる。
【0015】更にボルト51をねじ込むと、アジャスト
ナット52の外溝521とブラケット53の雌ネジ53
1とが螺合し始める。そして、外溝521が逆ねじであ
ることから、ボルト51と一体となったアジャストナッ
ト52は、ブラケット53からインナパネル11に向か
って進行し、間隔Aだけ移動すると、図4(II)に示す
ように、インナパネル11に当接する。
【0016】その後、更にボルト51をねじ込むと、ボ
ルト51は爪部54を強く押圧し、爪部54が折れるた
め、ボルト54はアジャストナット52との締結を完了
するまで挿入され、ブラケット53とインナパネル11
との間隔Aを保持することができる。
【0017】以上の操作によって、ガイドレール3は車
幅方向の位置調整が為され、サイドガラス2を適切な位
置に配設できる。
【0018】尚、本発明の締結構造は、上記実施例にの
み限定されるものではない。例えば、爪部54は、アジ
ャストナット52とボルト51が締結完了する前に一時
的に一体となるよう両者を仮止めでき、ボルト51の挿
入方向に強く押圧すると折れる形状であれば良いので、
その数は4つに限らず、2つでも3つでも良く、またア
ジャストナット52の内周面に沿って連続して形成され
ても構わない。爪部54を設ける部位も、ボルト51の
挿入方向先端部に限らず、アジャストナット52内の何
れの部位に設けられても良く、またアジャストナット5
2内に限らず、ボルト51のねじ切り部分の何れの部位
に設けられても良い。更に、爪部54は別体であっても
良く、例えば、アジャストナット52の内周面、又は、
ボルト51のねじ切り部分に、弾性リングを嵌めて係止
手段として用いても構わない。
【0019】ガイドレール3の調整位置に関しても、ガ
イドレール3と調整機構5が車両幅方向に並列である必
要はなく、例えば、図5に示すように、ブラケット53
がガイドレール3から車両前後方向に延びて、ガイドレ
ール3と調整機構5が車両前後方向に並列であっても良
い。また、同じく図5に示すように、ブラケット53に
雌ネジ531を設ける代わりに、逆ねじのナットを予め
ブラケット53に固定しておいても良い。
【0020】この様に、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々の変更を加え得る事は勿論である。
【発明の効果】以上より、本発明の締結構造は、第1の
部材と第2の部材とを締結するにあたって、簡易な構造
で両者の間隔を調整することができ、調整のための工程
と部品数を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るサイドガラスの建付構造を示す
垂直断面図であり、図6の1−1線に沿って切断した状
態を示す。
【図2】本実施例に係る調整機構を拡大して示す側面図
である。
【図3】本発明に関する係止手段を示す側面図(I)と
拡大して示す断面図(II)である。
【図4】本実施例に係るサイドガラスの建付における調
整手順を示す調整機構の側面図である。
【図5】本発明における他の実施例に係るサイドガラス
の建付構造を示す水平断面図であり、図6の5−5線に
沿って切断した状態を示す。
【図6】本実施例に係る自動車のサイドガラスとウイン
ドレギュレータの構造を示す車内側から見たドアの側面
図である。
【図7】従来例に係る調整機構を拡大して示す側面図で
ある。
【符号の説明】
11 インナパネル(第2の部材) 51 ボルト 52 アジャストナット 521外溝 53 ブラケット(第1の部材) 531雌ネジ 54 爪部(係止手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部材と第2の部材との間に介在する
    アジャストナットと、前記第2の部材を挟んで前記アジ
    ャストナットと螺合するボルトと、前記アジャストナッ
    トに設けられ前記ボルトと逆のねじとなる外溝と、前記
    第1の部材に設けられ前記外溝と螺合する雌ネジと、前
    記アジャストナットと前記ボルトの間に設けられ、締結
    完了前に前記ボルトと前記アジャストナットとの螺合状
    態を仮止めし、所定以上の回転力が加わると係止状態を
    解除する係止手段と、を備えることを特徴とするアジャ
    ストナットの締結構造。
JP10117535A 1998-04-27 1998-04-27 アジャストナットの締結構造 Pending JPH11311230A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001311417A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Dic Plastics Inc 隙間調整可能ボルト及び隙間調整可能ボルトによる隙間調整方法
GB2442735A (en) * 2006-08-08 2008-04-16 Nissan Motor Mfg Sliding window operator comprising frameless glass pane adjustor and associated tool and adjustment method
CN113602063A (zh) * 2021-09-07 2021-11-05 武汉路特斯汽车有限公司 一种角窗玻璃总成及车辆
CN115009395A (zh) * 2022-07-12 2022-09-06 阿维塔科技(重庆)有限公司 一种无框门玻璃升降器安装结构、无框门及汽车

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