JPH11311111A - カム角診断センサーの取付構造 - Google Patents

カム角診断センサーの取付構造

Info

Publication number
JPH11311111A
JPH11311111A JP13130598A JP13130598A JPH11311111A JP H11311111 A JPH11311111 A JP H11311111A JP 13130598 A JP13130598 A JP 13130598A JP 13130598 A JP13130598 A JP 13130598A JP H11311111 A JPH11311111 A JP H11311111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
diagnostic sensor
cylinder head
cam angle
cam sprocket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13130598A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaomi Tanaka
隆臣 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP13130598A priority Critical patent/JPH11311111A/ja
Publication of JPH11311111A publication Critical patent/JPH11311111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カムシャフト及びシリンダヘッドの加工性が
向上するカム角診断センサーの取付構造の提供を目的と
する。 【構成】 カムシャフト1の先端に同軸状にカムスプロ
ケット部6が設けられ、このカムスプロケット部6はシ
リンダヘッド3の前端の収容空間S内に配置されてお
り、カムスプロケット部6の先端の円周側には円周凸部
7,7が形成されて、この円周凸部7を検知するカム角
診断センサー5は、収容空間Sの真下のシリンダヘッド
のボス部3bにカムスプロケット部6と直角方向に取り
付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランクシャフトに
対するカムシャフトの位相の変化を検出するカム角診断
センサーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、低中速域で吸気バル
ブ閉時期を早めるとともに、高速域で吸気バルブ閉時期
を遅らせて、吸入効率を向上させる可変バルブタイミン
グ機構を備えたエンジンにおいて、可変バルブタイミン
グ機構の作動状況を把握するために、クランクシャフト
に対するカムシャフトの位相の変化を検知するカム角診
断センサーを設置する場合に、図3及び図4に示すよう
に、カムシャフトの途中に、外周に凸部51a,51
a,51aを所定間隔で形成してなる円板部51を形成
し、この円板部51の凸部51aの動きをカム角診断セ
ンサー5により検知して、クランクシャフトに対するカ
ムシャフト1の位相の変化を検出するようにしており、
従来では、カムシャフト1に円板部51を形成する必要
があり、カムシャフト1の加工工数が増大してしまうと
いう問題点があり、また、図3に示すように、シリンダ
ヘッド3に対しロッカーカバー4をシール性を確保して
取り付けるためには、カム角診断センサー5をシリンダ
ヘッド3に対し水平方向に取り付けることが困難である
ため、シリンダヘッド3に取付傾斜面52を形成させ
て、この取付傾斜面52にカム角診断センサー5を取り
付けており、取付傾斜面52を斜めに加工形成せねばな
らず、加工工数が増大するという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、加工性が向上するカム
角診断センサーの取付構造を提供せんことを目的とし、
その要旨は、カムシャフトの先端に同軸状に可変バルブ
タイミング機構を構成するカムスプロケット部が設けら
れ、該カムスプロケット部が、シリンダヘッドの前端ま
たは後端内側の収容空間内に配設されてなり、前記カム
スプロケット部先端の円周側には凸部あるいは凹部が設
けられているとともに、該凸部あるいは凹部を検知して
カムシャフトの位相の変化を検出し得るカム角診断セン
サーが、前記収容空間真下のシリンダヘッドのボス部に
前記カムスプロケット部と直角方向に取り付けられてい
ることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1実施例を示し、カムシャフト1にはカ
ム2,2が形成されており、このカムシャフト1の先端
には、カムシャフト1と同軸状に可変バルブタイミング
機構を構成するカムスプロケット部6が設けられてお
り、このカムスプロケット部6の先端部6aの外周側に
は、カムシャフト1の軸方向に突出して円周凸部7,
7,7が円周に所定間隔で突出形成されたものとなって
おり、このカムスプロケット部6は、シリンダヘッド3
の前端壁3aとロッカーカバー4の前端壁の内側に形成
された収容空間S内に配置されており、この収容空間S
の真下のシリンダヘッド3には取付ボス部3bが形成さ
れ、この取付ボス部3bに、カム角診断センサー5が垂
直方向、即ちカムスプロケット部6の軸方向に対し直角
方向に取り付けられており、カム角診断センサー5の先
端が前記円周凸部7に近接して配置されて、このカム角
診断センサー5により、カムシャフト1と共に回転する
カムスプロケット部6の先端の円周凸部7を検知して、
クランクシャフトに対するカムシャフト1の位相の変化
を検出できるように構成されている。
【0005】なお、前記取付ボス部3bはシリンダヘッ
ド3に対し斜めではなく直角に形成させることができる
ため、加工が容易なものとなる。また、従来のような円
板部51をカムシャフト1に形成させる必要がなく、カ
ムシャフト1の加工工数を減少させることができるもの
となる。
【0006】なお、本例では、シリンダヘッド3の前端
側に収容空間Sを形成させたものを例示しているが、こ
の収容空間Sがシリンダヘッド3の後端側に存在する場
合にも同様に取付ボス部3bを直角に加工して、カム角
診断センサー5をカムスプロケット部6の真下に直角方
向に取り付けることができる。
【0007】なお、図2は変更例を示すものであり、図
2では、前記カムスプロケット部6の先端部6aの先端
外周に凹み状に所定間隔で円周凹部8,8,8を形成さ
せたものであり、この円周凹部8を検知できるように取
付ボス部3bにカム角診断センサー5を取り付けること
ができるものである。その他の構成は、前記図1と同様
であり、同様の効果を奏することができるものである。
【0008】なお、前記カムスプロケット部6の先端部
6aを焼結部品で構成した場合には、前記円周凸部7あ
るいは円周凹部8を形成することがより容易となり、加
工性が向上されるものとなる。また、カム角診断センサ
ー5はカムスプロケット部6の直角方向の真下に取り付
けられるため、バルブとかその他のシリンダヘッドに設
けられる部材を避けた位置に良好に取り付けができ、従
来のようにシリンダヘッドに斜め方向の取付面を形成さ
せる必要がなく、加工性が向上する。
【0009】
【発明の効果】本発明のカム角診断センサーの取付構造
は、カムシャフトの先端に同軸状に可変バルブタイミン
グ機構を構成するカムスプロケット部が設けられ、該カ
ムスプロケット部が、シリンダヘッドの前端または後端
内側の収容空間内に配設されてなり、前記カムスプロケ
ット部先端の円周側には凸部あるいは凹部が設けられて
いるとともに、該凸部あるいは凹部を検知してカムシャ
フトの位相の変化を検出し得るカム角診断センサーが、
前記収容空間真下のシリンダヘッドのボス部に前記カム
スプロケット部と直角方向に取り付けられていることに
より、従来のようにカムシャフトに円板部を加工形成さ
せる必要がなく、加工性が向上され、また、カム角診断
センサーはシリンダヘッドに直角方向にボス部を容易に
加工してカムスプロケット部の真下に直角方向に取り付
けることができるため、シリンダヘッドに従来のような
斜めの取付面を形成させる必要がなく、加工性が向上す
る。また、バルブ等を避けた位置に良好にカム角診断セ
ンサーを取り付けることができ、コンパクトな取付構造
が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のカム角診断センサーの取付構造を
示す要部配置構成図である。
【図2】第2実施例のカム角診断センサーの取付構造を
示す要部配置構成図である。
【図3】従来のカム角診断センサーの取付構造の概略構
成図である。
【図4】従来のカム角診断センサーの配置構成図であ
る。
【符号の説明】
1 カムシャフト 2 カム 3 シリンダヘッド 3a 前端壁 4 ロッカーカバー 5 カム角診断センサー 6 カムスプロケット部 6a 先端部 7 円周凸部 8 円周凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフトの先端に同軸状に可変バル
    ブタイミング機構を構成するカムスプロケット部が設け
    られ、該カムスプロケット部が、シリンダヘッドの前端
    または後端内側の収容空間内に配設されてなり、前記カ
    ムスプロケット部先端の円周側には凸部あるいは凹部が
    設けられているとともに、該凸部あるいは凹部を検知し
    てカムシャフトの位相の変化を検出し得るカム角診断セ
    ンサーが、前記収容空間真下のシリンダヘッドのボス部
    に前記カムスプロケット部と直角方向に取り付けられて
    いることを特徴とするカム角診断センサーの取付構造。
JP13130598A 1998-04-24 1998-04-24 カム角診断センサーの取付構造 Pending JPH11311111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13130598A JPH11311111A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 カム角診断センサーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13130598A JPH11311111A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 カム角診断センサーの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11311111A true JPH11311111A (ja) 1999-11-09

Family

ID=15054862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13130598A Pending JPH11311111A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 カム角診断センサーの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11311111A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1081342A1 (en) * 1999-09-03 2001-03-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Construction for a cam rotation sensor attaching portion
KR20030089863A (ko) * 2002-05-20 2003-11-28 현대자동차주식회사 캠 포지션 타켓 어셈블리
JP2019173714A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 本田技研工業株式会社 内燃機関のセンサ取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1081342A1 (en) * 1999-09-03 2001-03-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Construction for a cam rotation sensor attaching portion
US6481270B1 (en) 1999-09-03 2002-11-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Construction for a cam rotation sensor attaching portion
KR20030089863A (ko) * 2002-05-20 2003-11-28 현대자동차주식회사 캠 포지션 타켓 어셈블리
JP2019173714A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 本田技研工業株式会社 内燃機関のセンサ取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7343889B2 (en) Cam angle sensor mounting structure
JP4151469B2 (ja) カムシャフト回転角検出構造
JP5785482B2 (ja) 内燃機関のカムシャフト支持構造
JP3244715B2 (ja) エンジンの気筒判別センサ配置構造
US7080616B2 (en) Cylinder head assembly for an internal combustion engine with a camshaft position sensor
JPH0868346A (ja) エンジンの角度センサ装置
JP2001073826A (ja) カム軸回転センサの取付部の構造
JPH11311111A (ja) カム角診断センサーの取付構造
US20160273411A1 (en) Camshaft, cam angle detection device, and internal combustion engine
JP5381511B2 (ja) エンジンのセンサロータ配設構造
JP2007107387A (ja) 内燃機関のカム角センサ取付構造
JPH01163410A (ja) エンジンの動弁装置
JP3498445B2 (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JP2001090513A (ja) バルブリフタの装着構造
JPH08128379A (ja) 回転センサ
JP2004116463A (ja) エンジン回転角検出装置の配置構造
JPH08270410A (ja) 内燃機関の補機駆動装置
JPH11351008A (ja) 内燃機関の回転角度検出装置
JPH06299865A (ja) 回転センサ
JP3952353B2 (ja) 回転検出手段
JP5062908B2 (ja) 電子制御式エンジン
JP3234416B2 (ja) 内燃機関用回転位置検出装置
JP5498472B2 (ja) シグナルロータ
JPS60201076A (ja) 内燃機関の点火信号発生機構
JPH05202719A (ja) 内燃機関の弁駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050414

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050510

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20050620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328