JP3952353B2 - 回転検出手段 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は回転検出手段に係り、特に回転検出手段を傾斜状態に取り付けて回転軸の全長を短縮でき、部品の軽量化を図るとともに、全長の短縮化による搭載性の向上及びメンテナンススペースの拡大をも図る回転検出手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転検出手段、例えばカムポジションセンサは、回転軸であるカムシャフトに設けたセンシングロータ近傍に配設され、カムポジションを検出している。
【0003】
カムシャフトはエンジンに配設されているものであり、詳述すると、このエンジンは、全面側にクランクシャフトを配設するシリンダブロックと、このシリンダブロック上面に装着されるシリンダヘッドと、シリンダヘッドの前面側から後面側に指向すべく配設されるカムシャフトとを有している。
【0004】
前記回転検出手段としては、特開平8−62236号公報に開示されるものがある。この公報に開示される回転速度検出用軸受ユニットは、車輪を装着する車軸に嵌着固定された内輪と車体側に固定されるナックルに固定された外輪とこれら内輪と外輪との間に配置された転動とを備え、且つ内輪と外輪内部をシールにより密封構造とした軸受ユニットにおいて、内輪の外周面にパルサーリングを嵌着固定し、車軸とナックルとの間に位置する外輪の角部に端部が縮径する傾斜平坦部を設けるとともに、傾斜平坦部にパルサーリングにその先端部を対向配置したセンサを取り付け、内蔵したセンサの交換が容易で、且つブレーキ装置等による幅射熱の影響を回避している。
【0005】
また、特開平8−220120号公報に開示されるものがある。この公報に開示される車輪回転速度検出装置の取付構造およびピックアップセンサは、車輪側にその回転軸と同軸に固定され、且つ周方向に連続する凹凸を周面に有するリング状のセンサロータと、棒状の検知部をセンサロータの凹凸に近接させて車体側に固定されるピックアップセンサとで構成される車輪回転速度検出装置の取付構造において、センサロータは外周面に凹凸を有し、凹凸は歯すじが回転軸に平行であり、センサロータをハブに外嵌固定するとともに、ピックアップセンサの検知部の長さ方向を、回転軸に直交する面に対して傾けて取り付け、センサロータおよびピックアップセンサを周辺部材の邪魔にならないように配置している。
【0006】
特開平9−68053号公報に開示されるものがある。この公報に開示される内燃機関用センサ取付構造は、内燃機関のクランクシャフトに装着されるクランクプーリと補機用プーリとに補機駆動ベルトを捲回して設け、クランクシャフトのクランク角の回転状態を検出するセンサを有する内燃機関において、内燃機関の前面部位を覆うタイミングカバーを設け、タイミングカバー前面部位且つ補機駆動ベルトのベルトライン内側にはセンサを取り付けるための取付ボスを設け、補機駆動ベルトのベルトライン内側のスペースを有効利用するとともに、メンテナンス性を向上させている。
【0007】
特開平11−118818号公報に開示されるものがある。この公報に開示される車両における回転数検出用センサの取付構造及び歯車は、回転に伴う歯先の軌跡面の回転軸を含む平面における断面が回転軸に対して傾斜するリングギヤにおいて、各歯の外側面がリングギヤの回転軸を中心とする円筒の外周面の一部をなすように形成し、磁気センサはその検出面が各歯の外側面にて形成される円筒状の軌跡面に相対向するように設け、回転軸方向の位置が変化しても検出位置にある歯の一部と検出面との間の距離が変化しないようにしている。
【0008】
特開平11−183492号公報に開示されるものがある。この公報に開示される回転速度検出装置付転がり軸受ユニットは、自動車の急旋回時に微小隙間は、外輪とハブとの中心軸のずれと、外輪とハブとのアキシャル方向のずれとに基づき変化し、これらのずれに基づく微小隙間の変化が最も小さくなる部分にセンサを設置し、センサの出力を安定させて回転速度検出の信頼性を向上させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のカムポジションセンサにおいては、カムシャフトの前方または後方側の端部に取り付けられている。
【0010】
そして、カムポジションセンサがエンジン後方であるカムシャフトの後方側に取り付けられる場合には、カムシャフトの全長及びエンジン全長が長くなり、車両への搭載性が悪化し、実用上不利であるという不都合がある。
【0011】
また、カムポジションセンサがエンジン前方であるカムシャフトの前方側に取り付けられる場合には、マウントや補機のレイアウトが複雑化していることにより、カムポジションセンサのレイアウトが他の部品のレイアウトに影響を与えることとなり、実用上不利であるという不都合がある。
【0012】
前記カムポジションセンサは、図12に実線で示す如き指向性軸線L1を有している。このとき、カムポジションセンサの指向性軸線L1は、カムポジションセンサ用取付ボルトの中心とカムポジションセンサの中心とを結ぶ方向となっている。なお、この方向に沿ってセンシングロータの歯部124が動かなければ、カムポジションを検出できないものである。
【0013】
そして、センシングロータの歯部124の動き(「流れ」ともいう)は、図12に破線で示す如く、前記カムポジションセンサの指向性軸線L1に対して同一の向きとなっている。
【0014】
しかし、前記カムポジションセンサの取付上の要因によってカムポジションセンサが、図13に実線で指向性軸線L1を示す如く、傾いた状態に取り付けられる場合がある。
【0015】
このとき、カムポジションセンサの傾き状態が大なる場合には、カムポジションを検出できない状態が惹起される惧れがあるという不都合がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、シリンダヘッドの上部にシリンダヘッドの前面側から後面側に指向するカムシャフトを軸支して設け、該カムシャフトの端部に前記カムシャフトと同一な回転中心を有するセンシングロータを設け、該センシングロータの外周部に前記カムシャフトの回転状態を検出するカムポジションセンサを配設し、該カムポジションセンサを前記シリンダヘッドに取り付けた回転検出手段において、前記カムシャフトの前端と後端との間に配設されるシリンダヘッドの側面に前記シリンダヘッドの上面の外縁より外側に膨出する吸気マニホルド取付面を設け、前記吸気マニホルド取付面の側方に前記シリンダヘッドの側面から斜め下向きに膨出させたセンサ取付ボスを設け、該センサ取付ボスに取り付けたカムポジションセンサの指向性軸線が前記センシングロータの外周に設けた回転面と交わるように前記センシングロータを前記吸気マニホルド取付面より前記カムシャフトの回転軸線方向で外側に配設し、前記カムポジションセンサの指向性軸線を前記センシングロータの回転面に沿って設けた歯部と直交させるべく前記センシングロータの回転面を前記カムシャフトの回転軸線方向で前記シリンダヘッドの中心側から外側に向かって縮径する円錐台形状となるように形成したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
上述の如く発明したことにより、回転検出手段を取り付ける際には、回転検出手段の指向性軸線をセンシングロータの回転方向に対して交差するように配設するとともに、センシングロータの歯部の幅方向を回転検出手段の指向性軸線に対して直交するように配設し、回転検出手段を傾斜状態に取り付けて回転軸の全長を短縮し、部品の軽量化を可能とするとともに、全長の短縮化による搭載性の向上及びメンテナンススペースの拡大を果たしている。
【0018】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】
図1〜図9はこの発明の実施例を示すものである。図3及び図5において、2はエンジンである。
【0020】
このエンジン2は、図示しないシリンダブロックと、このシリンダブロックの上面に装着されるシリンダヘッド4と、シリンダヘッド4の上面4a(「デッキ面」ともいう)に装着されるシリンダヘッドカバー(図示せず)と、前記シリンダブロックの下部に装着される図示しないオイルパンとを有している。
【0021】
また、前記シリンダヘッド4の上部には、図3及び図5に示す如く、シリンダヘッド4の前面側から後面側に指向する回転軸であるカムシャフト6を複数個のカムキャップ8によって軸支して設け、カムシャフト6の上面部位を前記シリンダヘッドカバー(図示せず)によって被覆して設ける。
【0022】
そしてこのとき、前記カムシャフト6は、エンジン2の仕様によって吸排気用として各1本の合計2本が配設される場合があるが、この実施例においては、単に「カムシャフト6」として説明する。
【0023】
なお、図3及び図5に示す前記エンジン2において、符号10は吸気マニホルド取付面、12はブローバイガス通路、14は点火プラグガイド、16はEGRバルブ取付面、18はEGR通路である。
【0024】
更に、前記カムシャフト6の一端側にセンシングロータ20を設け、このセンシングロータ20の外周部位には、カムシャフト6の回転状態を検出しカムポジションを検出する回転検出手段であるカムポジションセンサ22を設ける。
【0025】
このとき、このカムポジションセンサ22の指向性軸線L1を前記センシングロータ20の回転方向に対して交差するようにカムポジションセンサ22を配設するとともに、前記センシングロータ20の歯部24の幅方向をカムポジションセンサ22の指向性軸線L1に対して直交するように設ける構成とする。
【0026】
詳述すれば、カムポジションセンサ22の指向性軸線L1は、図1及び図2に示す如く、カムポジションセンサ22本体の軸方向、つまり本体軸線L2周りにおいて、前記シリンダヘッド4にカムポジションセンサ22を取り付ける際に使用される取付ボルト26とカムポジションセンサ22の中心とを結ぶ線分上に位置し、このカムポジションセンサ22の指向性軸線L1の方向に沿って前記センシングロータ20の歯部24を動作させてカムポジションを検出するものである。
【0027】
なお、前記カムポジションセンサ22本体の本体軸線L2周りは、シリンダヘッド4に形成されるセンサ取付ボス28の取付面28fに対して平行な面上にある。
【0028】
また、前記センシングロータ20の回転軸線L3は、図1〜図3に示す如く、カムシャフト6の回転軸線L4と同一な回転中心を有している。
【0029】
そして、センシングロータ20の回転方向への回転によって、図1及び図2に示す如く、カムシャフト6の回転軸線L4に対して直交するセンシングロータ20の回転面Fを現出させる。
【0030】
更に、センシングロータ20を、図3〜図7に示す如く、外周部位の歯部24をスパイラル状とした傘歯車形状(「円錐台形状」ともいう)に形成する。
【0031】
前記カムポジションセンサ22をシリンダヘッド4に配設する際に、図3〜図5に示す如く、エンジン2の前後方向(図3においては左右方向)に対して傾斜させて取り付け、カムポジションセンサ22の指向性軸線L1をセンシングロータ20の回転方向、例えば回転面Fに対して交差させるとともに、前記センシングロータ20の歯部24の幅方向に対してカムポジションセンサ22の指向性軸線L1を直交させるものである。
【0032】
また、前記カムポジションセンサ22をシリンダヘッド4に配設する際には、図3に示す如く、カムポジションセンサ22本体の軸方向、つまり前記本体軸線L2をセンシングロータ20の回転面Fに対して傾斜させて設ける。
【0033】
なお、カムポジションセンサ22の配設状態において、カムシャフト6の回転軸線L4をx軸、x軸に直交する回転面F上の軸線L5をy軸、そして、回転面F上に位置し、x軸及びy軸に夫々直交する軸線L6をz軸とした際に、図1に示す如く、デッキ面であるシリンダヘッド4の上面4aはx軸周りの回転角αを有しているとともに、カムポジションセンサ22本体の本体軸線L2はy軸周りの回転角βを有し、カムポジションセンサ22の指向性軸線L1はカムポジションセンサ22本体の本体軸線L2周りの回転角γを有している。
【0034】
単純化した改良案としては、図2に示す如く、回転角βをなくすとともに、センシングロータを円板状化したものが考えられる。
【0035】
そしてこのとき、改良案においては、回転角αによる傾斜は問題視する必要がないものである。
【0036】
なお、符号Dは、前記エンジン2のシリンダヘッド4においてカムポジションセンサ22の取付スペースとして使用されるデッドスペース、30はシリンダヘッドカバー取付用ボルト孔部である。
【0037】
次に作用を説明する。
【0038】
前記エンジン2のシリンダヘッド4にカムポジションセンサ22をシリンダヘッド4に配設する際には、エンジン2の前後方向(図3においては左右方向)に対して傾斜させて取り付け、カムポジションセンサ22の指向性軸線L1をセンシングロータ20の回転方向、例えば回転面Fに対して交差させるとともに、前記センシングロータ20の歯部24の幅方向に対してカムポジションセンサ22の指向性軸線L1を直交させる。
【0039】
そしてこのとき、カムポジションセンサ22本体の軸方向、つまり前記本体軸線L2を、図3に示す如く、センシングロータ20の回転面Fに対して傾斜させる。
【0040】
これにより、前記エンジン2のシリンダヘッド4に対してカムポジションセンサ22を傾斜状態に取り付けることができ、従来のものに比し、カムシャフト6の全長を短縮でき、部品の軽量化及びエンジン2の前後長の短縮化が可能となり、実用上有利である。
【0041】
また、前記エンジン2の全長を短縮することができることにより、エンジンの搭載性の向上及び室内空間の拡大に伴うエンジンルームの小型化、そしてメンテナンススペースの拡大にも対応することが可能となるものである。
【0042】
更に、前記エンジン2の後方部位には、EGRバルブやサーモセンサ等の部品が取り付けられることとなるが、傾斜したカムポジションセンサ22によって、これらの部品のレイアウトの自由度を向上することも可能である。
【0043】
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0044】
例えば、この発明の実施例においては、カムポジションセンサの取付位置に応じて、外周部位の歯部をスパイラル状とした傘歯車形状(「円錐台形状」ともいう)のセンシングロータを形成する構成としたが、センシングロータ32を円板形状とするとともに、センシングロータ32外周部位の歯部34からのセンシング信号をカムポジションセンサ36に真っ直ぐに引き込むための信号偏向手段38を設ける特別構成とすることも可能である。
【0045】
すなわち、図示しないカムシャフトの軸方向に対して直交すべく円板形状のセンシングロータ32を配設するとともに、このセンシングロータ32に対して傾斜した状態にカムポジションセンサ36が配設されている場合に、図10に示す如く、カムポジションセンサ36の先端部位にプリズムからなる信号偏向手段38を設け、この信号偏向手段38によって、センシングロータ32外周部位の歯部34からのセンシング信号をカムポジションセンサ36に真っ直ぐに引き込むものである。
【0046】
さすれば、前記センシングロータ32の形状を簡略な円板形状とすることができ、製作が容易であるとともに、カムポジションセンサ36の取付状態に拘わらず、信号偏向手段38によって、センシングロータ32外周部位の歯部34からのセンシング信号をカムポジションセンサ36に真っ直ぐに引き込むことができ、実用上有利である。
【0047】
また、カムポジションセンサ36がセンシングロータ32の回転面に対して直交する状態に配設される場合には、図11に示す如く、厚み(勾配)の異なる先端部位にプリズムからなる信号偏向手段42を使用すれば、容易に対処し得るものである。
【0048】
なお、上述し信号偏向手段としてプリズムを使用する構成としたが、信号を偏向できるものであればよく、プリズムの代わりに、例えば反射鏡等の信号反射手段を使用して信号を偏向させる構成とすることも可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、回転検出手段を傾斜状態に取り付けることができ、従来のものに比し、回転軸の全長を短縮でき、部品の軽量化が可能となり、実用上有利であるとともに、全長の短縮化による搭載性の向上及びメンテナンススペースの拡大に対応することが可能となるものである。また、傾斜した回転検出手段近傍に配設される部品のレイアウトの自由度を向上することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示すカムシャフトへのカムポジションセンサの取付状態の概略説明図である。
【図2】 他の改良案におけるカムシャフトへのカムポジションセンサの取付状態の概略説明図である。
【図3】 エンジンのシリンダヘッドの平面図である。
【図4】 図3の4−4線による要部拡大断面図である。
【図5】 エンジンのシリンダヘッドの右側面図である。
【図6】 センシングロータの拡大正面図である。
【図7】 カムポジションセンサの指向性軸線とセンシングロータの歯部の動きとの関係を示す概略説明図である。
【図8】 カムポジションセンサの指向性軸線を傾斜させて表示した状態の概略説明図である。
【図9】 カムポジションセンサの指向性軸線を垂直状態として表示した状態の概略説明図である。
【図10】 この発明の他の第1の実施例を示すセンシングロータとカムポジションセンサとの概略拡大図である。
【図11】 この発明の他の第2の実施例を示すセンシングロータとカムポジションセンサとの概略拡大図である。
【図12】 この発明の従来技術を示すカムポジションセンサの指向性軸線とセンシングロータの歯部の動きとの関係を示す概略説明図である。
【図13】 取付上の要因によってカムポジションセンサの指向性軸線が傾斜した状態を表示する概略説明図である。
【符号の説明】
2 エンジン
4 シリンダヘッド
4a 上面
6 カムシャフト
8 カムキャップ
20 センシングロータ
22 カムポジションセンサ
24 歯部
26 取付ボルト
L1 カムポジションセンサの指向性軸線
L2 カムポジションセンサ本体の軸方向、つまり本体軸線
L3 センシングロータの回転軸線
L4 カムシャフトの回転軸線
F センシングロータの回転面
L5 x軸に直交する回転面上の軸線
L6 x軸及びy軸に夫々直交する軸線
α x軸周りの回転角
β y軸周りの回転角
γ カムポジションセンサ本体の本体軸周りの回転角
D デッドスペース
Claims (1)
- シリンダヘッドの上部にシリンダヘッドの前面側から後面側に指向するカムシャフトを軸支して設け、該カムシャフトの端部に前記カムシャフトと同一な回転中心を有するセンシングロータを設け、該センシングロータの外周部に前記カムシャフトの回転状態を検出するカムポジションセンサを配設し、該カムポジションセンサを前記シリンダヘッドに取り付けた回転検出手段において、前記カムシャフトの前端と後端との間に配設されるシリンダヘッドの側面に前記シリンダヘッドの上面の外縁より外側に膨出する吸気マニホルド取付面を設け、前記吸気マニホルド取付面の側方に前記シリンダヘッドの側面から斜め下向きに膨出させたセンサ取付ボスを設け、該センサ取付ボスに取り付けたカムポジションセンサの指向性軸線が前記センシングロータの外周に設けた回転面と交わるように前記センシングロータを前記吸気マニホルド取付面より前記カムシャフトの回転軸線方向で外側に配設し、前記カムポジションセンサの指向性軸線を前記センシングロータの回転面に沿って設けた歯部と直交させるべく前記センシングロータの回転面を前記カムシャフトの回転軸線方向で前記シリンダヘッドの中心側から外側に向かって縮径する円錐台形状となるように形成したことを特徴とする回転検出手段。
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