JPH11310564A - 4,4’―オクタフルオロビベンゾニトリル、4,4’―オクタフルオロビベンズアミド及び4,4’―オクタフルオロビ安息香酸の合成泡並びに、4,4’―オクタフルオロビベンズアミド。 - Google Patents

4,4’―オクタフルオロビベンゾニトリル、4,4’―オクタフルオロビベンズアミド及び4,4’―オクタフルオロビ安息香酸の合成泡並びに、4,4’―オクタフルオロビベンズアミド。

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Abstract

(57)【要約】 【目的】高機能性材料の中間原料として極めて有用な4,
4'-オクタフルオロヒ゛ヘ゛ンソ゛ニトリル、4,4'-オクタフルオロヒ゛ヘ゛ンス゛アミト゛及び
4,4'-オクタフルオロヒ゛安息香酸の工業的な合成法を提供する。 【構成】4-ハロケ゛ノテトラフルオロヘ゛ンソ゛ニトリルを極性有機溶媒中、
銅と反応させることにより4,4'-オクタフルオロヒ゛ヘ゛ンソ゛ニトリル
を、4,4'-オクタフルオロヒ゛ヘ゛ンソ゛ニトリルを95重量%濃度以上の酸
の水溶液中で加水分解して4,4'-オクタフルオロヒ゛ヘ゛ンス゛アミト゛
を、4,4'-オクタフルオロヒ゛ヘ゛ンソ゛ニトリルを90重量%濃度以下の酸
の水溶液中で加水分解して4,4'-オクタフルオロヒ゛安息香酸を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、耐候性、各種
安定性、撥水性等に優れた高機能性材料の中間原料、例
えば、ポリイミド樹脂、アラミド樹脂等のエンジニアリ
ングプラスチック用中間原料やエポキシ樹脂、フッ素系
ゴム等の架橋剤などの中間原料として期待される4,4'-
オクタフルオロビベンゾニトリル、4,4'-オクタフルオ
ロビベンズアミド、及び、4,4'-オクタフルオロビ安息
香酸の合成法に関し、並びに、新規化合物である4,4'-
オクタフルオロビベンズアミドに関する。
【0002】
【従来の技術】4,4'-オクタフルオロビベンゾニトリル
に関しては、”J.Chem.Soc.(C)(Or
g.)”(1971)の第1343〜1348頁に記載されており、
それによれば、ペンタフルオロベンゾニトリルをN,N-ジ
メチルホルムアミド中でヨウ化ナトリウムと還流温度で
反応することにより4,4'-オクタフルオロビベンゾニト
リル(以下、FBBNと略称することがある)を得て
いる。
【0003】 しかしながらこの反応では、26%の原料
が残留するほかに、4-ヒドロテトラフルオロベンゾニト
リル及び4-ヨウドテトラフルオロベンゾニトリルも生成
しており、これら原料及び副生物の分離が煩雑な上に、
目的のFBBNの収率は高々33%に過ぎないという問
題点がある。
【0004】 また、4,4'-オクタフルオロビベンズア
ミドに関しては、”Chemical Abstract”にその記載が
見あたらず、また、本発明者らが知る限りその他の文献
類にもその記載が見当たらないので、該化合物は新規化
合物と考えられる。
【0005】 さらに、4,4'-オクタフルオロビ安息香
酸に関しては、英国特許第1241653号公報に記載されて
おり、それによれば、先ず4-ヒドロテトラフルオロベン
ゾニトリルを、青銅(copper bronze)とジメチルホル
ムアミド中で、還流温度下に加熱することにより4,4'-
ジヒドロオクタフルオロビフェニルを得、次いでこの4,
4'-ジヒドロオクタフルオロビフェニルにテトラヒドロ
フラン中、-70℃でブチルリチウム(ヘキサン溶液)を
反応させた後、乾燥炭酸ガスを導入し、室温まで昇温し
て酸処理し、石油エ−テルで抽出することにより4,4'-
オクタフルオロビ安息香酸を得ている。
【0006】 しかしながらこの合成法は、反応経路が
長いためト−タルの収率が不十分であり、また、-70℃
など極低温での反応やブチルリチウムなど高価な試薬の
使用等によるコスト高が免れず、工業的な製造法として
は十分なものとはいい難い。
【0007】
【発明が解決すべき問題点】近年、プラスチック工業の
分野では、ポリイミド系樹脂、アラミド樹脂等のエンジ
ニリングプラスチックが注目されており、これらの材料
よりもなお一層、耐熱性、耐候性、各種安定性に優れた
高機能性材料の開発が切望されている。
【0008】 本発明者等は、このような高機能性材料
の中間原料として極めて有望な前記化合物を得るべく鋭
意研究を行った結果、4-ブロモテトラフルオロベンゾニ
トリルなどの4-ハロゲノテトラフルオロベンゾニトリル
を極性有機溶媒中で銅粉末を用いてカップリング反応さ
せることにより4,4'-オクタフルオロビベンゾニトリル
(以下、FBBNと略称することがある)を合成し得
ること、
【0009】 次いでこれを97重量%濃度などの酸の濃
厚水溶液中で加水分解することにより、4,4'-オクタフ
ルオロビベンズアミド(以下、FBBAmと略称する
ことがある)が得られることを見出し、
【0010】 また、該FBBNを70重量%濃度など
の酸の水溶液中で加水分解することにより、4,4'-オク
タフルオロビ安息香酸(以下、FBBAと略称するこ
とがある)が得られることを見出し、更に研究を進めて
本発明を完成した。
【0011】
【問題点を解決するための手段】本発明は、先ず、下記
一般式に示す4-ハロゲノテトラフルオロベンゾニトリ
ルを極性有機溶媒中、銅と反応させることを特徴とする
4,4'-オクタフルオロビベンゾニトリルの合成法、
【0012】
【化2】 の提供を目的とするものである。
【0013】 また本発明は、4,4'-オクタフルオロビ
ベンゾニトリルを95重量%濃度以上の酸の水溶液中で加
水分解することを特徴とする4,4'-オクタフルオロビベ
ンズアミドの合成法、
【0014】 及び、4,4'-オクタフルオロビベンゾニ
トリルを90重量%濃度以下の酸の水溶液中で加水分解す
ることを特徴とする4,4'-オクタフルオロビ安息香酸の
合成法の提供を目的とするものである。
【0015】 更に本発明は、新規化合物である4,4'-
オクタフルオロビベンズアミドの提供を目的とするもの
である。
【0016】 以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】 本発明の合成法は、4-ハロゲノテトラフ
ルオロベンゾニトリル(以下、FXBNと略称するこ
とがある)を極性有機溶媒中で銅と反応させてF BB
Nを生成させるカップリング反応工程(A)、該F
BNを95重量%濃度以上の酸の水溶液で加水分解してF
BBAmを生成させる加水分解工程(B1)、及び、F
BBNを90重量%濃度以下の酸の水溶液中で加水分解
してFBBAを生成させる加水分解工程(B2)よりな
る。
【0018】 カップリング反応工程(A) この工程は、上記のようにFXBNを極性有機溶媒中
で銅と反応させて新規化合物であるFBBNを生成さ
せるものであり、その反応式は下記式に従うものと考
えられる。
【0019】
【化3】
【0020】 この工程の出発原料である上記FXB
Nにおいて、Xは例えばF,Cl,Br,I等のハロゲ
ンである。このようなFXBNとして、例えば、ペン
タフルオロベンゾニトリル(以下、FBNと略称する
ことがある)、4-クロロテトラフルオロベンゾニトリ
ル、4-ブロモテトラフルオロベンゾニトリル(以下、F
BrBNと略称することがある)及び4-ヨ−ドテトラ
フルオロベンゾニトリル(以下、FIBNと略称する
ことがある)等を挙げることができる。これらのうち、
カップリング反応性のよさの観点から、出発原料として
BrBNまたはFIBNを用いるのが好ましい。
【0021】 上記のような、本発明の出発原料として
好ましいFBrBN及びFIBNの合成方法として
は、FBNを有機溶媒中で、例えば、臭化リチウム、
臭化カリウム、ヨウ化カリウム等の金属ハライドと反応
させてFXBNとを得る方法が好適に採用できる。
【0022】反応工程(A)において用いる極性有機溶
媒としては、出発原料のFXBN及び生成物のF
BNに対して不活性であるとともに、この工程の反応が
比較的高温を要することから高沸点(好ましくは、120
〜300℃、特に好ましくは、150〜250℃)のものが好適
に使用できる。
【0023】 このような極性有機溶媒としては、例え
ば、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、テトラ
メチルスルホン、スルホラン、ジフェニルスルホン、ジ
フェニルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、N-メチルピロリドン、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミド、キノリン、ベンゾニトリル、ニトロベ
ンゼン、グリコ−ル類のジアルキルエ−テル、グリコ−
ル類のモノアルキルエ−テルアセテ−トなどの非プロト
ン性極性有機溶媒が好適に使用できる。
【0024】 これらの極性有機溶媒のうち、反応性の
良さ、これらFXBN及びFBBNの両者に対する
溶解性の良さ、及び、後記するように反応生成物F
BNの単離に好都合な水溶性の大きさ等の観点から、ス
ルホランの使用が特に好ましい。
【0025】 この工程において用いる銅としては、反
応性の観点から表面積の大きい、フレ−ク状、粉末状の
ものがよく、銅粉末として一般に市販されているものを
使用できる。
【0026】 また、銅の必要量は前記式より明らか
な様に出発原料FXBN1モルに対して0.5モルであ
るが、この反応が固/液二層における反応であることか
ら、銅は該FXBN1モルに対して大過剰量、すなわ
ち、1〜20モル、好ましくは2〜10モル用いるのがよい。
【0027】 この工程における反応温度は、通常100
〜300℃、好ましくは180〜240℃である。該下限値以上
の温度では、十分な反応速度が得られ、一方、該上限値
以下の温度では副反応もほとんど起ないので、反応温度
を該温度範囲の中で適宜決定するのが好ましい。
【0028】 この工程の反応時間は、通常0.5〜20時
間、好ましくは1〜5時間程度が好適に採用される。
【0029】 この工程で得られるFBBNは水溶性
に乏しいので、反応終了後、残余の銅や副生物の銅ハラ
イド(臭化銅、ヨウ化銅など)などの固形物を濾別して
得られるFBBN溶液を多量の水中に投入して該F
BBNの結晶を析出させ、この結晶を分離乾燥すること
によりFBBNを単離して次の加水分解工程(B1)ま
たは(B2)を行う。
【0030】 加水分解工程(B1) この工程は前記工程(A)で得られたFBBNを95重
量%濃度以上の酸の水溶液中で加水分解させて新規化合
物であるFBBAmを生成させるものであり、その反
応式は下記式に従うものと考えられる。
【0031】
【化4】
【0032】 上記95重量%濃度以上の酸の水溶液とし
ては、例えば、濃硫酸、濃リン酸等を例示することがで
きるが、反応性、操作性、経済性等の観点から約97重量
%濃度以上の濃硫酸を用いるのが好ましい。
【0033】 酸の濃度が上記下限値未満では、F
BAmの生成が減りFBBAの生成が増加する傾向に
あるので好ましくない。
【0034】 この工程(B1)における反応温度は、80
〜120℃程度であるのがよく、反応時間は通常0.5〜5時
間である。
【0035】 この工程で得られるFBBAmは水溶
性に乏しいので、反応終了後、反応混合物を多量の水中
に投入してFBBAm結晶を析出させ、これを濾過な
どの公知の方法により単離し、乾燥して目的生成物F
BBAmを得ることができる。
【0036】 加水分解工程(B2) この工程も、前記工程(A)で得られたFBBNを90
重量%濃度以下の酸の水溶液中で加水分解させてF
BAを生成させるものであり、その反応式は下記式に
従うものと考えられる。
【0037】
【化5】
【0038】 上記90重量%濃度以下の酸の水溶液とし
ては、例えば、硫酸、ハロゲン化水素酸(塩酸、臭化水
素酸など)、リン酸、p-トルエンスルホン酸等を例示で
き、特に限定されるものではないが、反応性、操作性、
経済性等の観点から硫酸を用いるのが好ましい。前記の
酸の濃度としては、通常30〜90重量%であり、好ましく
は、硫酸水溶液で50〜90重量%であるのがよい。
【0039】 この工程(B2)における反応温度は、10
0〜180℃程度であるのがよく、反応時間は通常0.5〜5時
間である。
【0040】 この工程で得られるFBBAは水溶性
に乏しいので、反応終了後、反応混合物を多量の水中に
投入してFBBA結晶を析出させ、これを濾過などの
公知の方法により分離し、乾燥して目的生成物FBB
Aを得ることができる。
【0041】 なお、FBBAの合成法としてはこの
外に、加水分解工程(B2)において、FBBNを用い
る代わりにFBBAmを用いて同様に加水分解する方
法も採用できる。
【0042】 実施例 以下、実施例により本発明を一層詳細に説明する。
【0043】
【実施例1】 攪拌装置、温度計及び還流冷却管を備え
た200mlの三ツ口フラスコに、4-ブロモテトラフルオロベ
ンゾニトリル(FBrBN)25.9g(純度約98重量
%、約0.10モル)、銅粉末13.1g(約0.20モル)及び無
水スルホラン100gを加え、210℃にて約3時間攪拌下加
熱して反応させた。
【0044】 反応終了後、反応液をガスクロマトグラ
フィ−(GC)で分析したところ、FBrBNの反応率
は100%であり、また、4,4'-オクタフルオロビベンゾニ
トリル(FBBN)の生成率は80%であった。
【0045】 反応液を室温まで冷却し、次いで吸引濾
過により固形物(おもに銅粉末)を除去して得た濾液を
約1000mlの蒸留水中に分散させ、析出した結晶を濾別し
乾燥して、FBBNの結晶13.9g(純度約95重量%、
約37.9ミリモル)を得た。原料FBrBNからの収率
は約75.9%であった。
【0046】 得られたFBBN結晶を石油エ−テル
を用いて再結晶したものの融点は129〜131℃であった。
【0047】
【実施例2】 撹拌装置、温度計及び還流冷却管を備え
た50mlの三ツ口フラスコに、実施例1で得られたF
BN結晶5g(純度約95重量%、約13.6ミリモル)及び約
97重量%の濃硫酸50gを加え、約100℃にて約1時間加熱
攪拌下反応させた。
【0048】 反応終了後、反応液を約500mlの冷却し
た蒸留水中に滴下し、析出した結晶を濾別し、次いでこ
の結晶に約5重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液を加
えた後、残留する結晶を濾別し、蒸留水で水洗した後乾
燥して、4,4'-オクタフルオロビベンズアミド(F
BAm)の結晶4.8g(純度約98重量%、約12.3ミリモ
ル)を得た。FBBNからの収率は89.7%、原料F
BrBNからの収率は約68.4%であった。
【0049】 ここで得られたFBBAmの物性値は
次の通りであった。 融点: 287〜289℃19 F-NMR:(1H-ノンデカップリング;内部標準;CF3COOH,
溶媒;アセトン-d6) δ= -62.3〜-62.5ppm(m,4F) -65.7〜-65.9ppm(m,4F)1 H-NMR:(内部標準;TMS, 溶媒;アセトン-d6) δ= 7.60ppm(s,2H), δ= 7.80ppm(s,2H) 赤外線吸収スペクトル(IR):KBr法(図1参照)
【0050】
【実施例3】 実施例2において、約97重量%の濃硫酸
50gの代わりに約70重量%の硫酸50gを用いる以外は同様
にして反応を行った。反応終了後、反応液を約500mlの
冷却した蒸留水中に滴下し、析出した結晶を濾別して乾
燥し、4,4'-オクタフルオロビ安息香酸(FBBA)
の結晶5.24g(純度約95重量%、約12.9ミリモル)を得
た。
【0051】 FBBNからの収率は94.5%、原料F
BrBNからの収率は約71.7%であった。得られたF
BBA結晶を結晶を石油エ−テルを用いて再結晶した
ものの融点は316〜318℃であった。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、2,2',3,3',5,5',6,6'-オクタフルオロ
-4,4'-ビベンズアミドの赤外線吸収スペクトルである。
尚、図面横軸の単位は400cm−1(右側)〜400
0cm−1である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 255/51 C07C 255/51 (72)発明者 宮田 一芳 神奈川県茅ヶ崎市円蔵2377−1 メゾン茅 ヶ崎103号 (72)発明者 芝淵 弘 神奈川県平塚市公所388−1 日本カ−バ イド工業株式会社湘南寮 (72)発明者 佐々木 正典 東京都品川区西品川2−9−22 (54)【発明の名称】 4,4’―オクタフルオロビベンゾニトリル、4,4’―オクタフルオロビベンズアミド及び 4,4’―オクタフルオロビ安息香酸の合成泡並びに、4,4’―オクタフルオロビベンズアミ ド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式に示す4-ハロゲノテトラフ
    ルオロベンゾニトリルを極性有機溶媒中、銅と反応させ
    ることを特徴とする4,4'-オクタフルオロビベンゾニト
    リルの合成法。 【化1】
  2. 【請求項2】 4,4'-オクタフルオロビベンゾニトリル
    を95重量%濃度以上の酸の水溶液中で加水分解するこ
    とを特徴とする4,4'-オクタフルオロビベンズアミドの
    合成法。
  3. 【請求項3】 4,4'-オクタフルオロビベンゾニトリル
    を90重量%濃度以下の酸の水溶液中で加水分解するこ
    とを特徴とする4,4'-オクタフルオロビ安息香酸の合成
    法。
  4. 【請求項4】 4,4'-オクタフルオロビベンズアミド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273766A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Tosoh Finechem Corp 2,2’,3,3’,5,5’,6,6’−オクタフルオロ−4,4’−ビフェニルジカルボニトリルの製造方法
CN114671762A (zh) * 2022-03-01 2022-06-28 长春市兆兴新材料技术有限责任公司 一种含氟联苯二甲基丙烯酸酯交联剂及其制备方法

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