JPH11309616A - オイルミスト加工用ドリル - Google Patents

オイルミスト加工用ドリル

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JPH11309616A
JPH11309616A JP10119386A JP11938698A JPH11309616A JP H11309616 A JPH11309616 A JP H11309616A JP 10119386 A JP10119386 A JP 10119386A JP 11938698 A JP11938698 A JP 11938698A JP H11309616 A JPH11309616 A JP H11309616A
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JP
Japan
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oil mist
drill
tip
workpiece
oil
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JP10119386A
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English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
貴司 鈴木
Ichiro Nakatani
一郎 中谷
Mitsuyasu Okita
光康 沖田
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないオイルミストの量で充分な冷却効果と
潤滑効果とが図れ、オイルミストが液化することなく、
切れ刃の部分に充分なオイルミストが供給でき、ドリル
先端と被加工物との間に充分な量のオイルミストを溜め
ることができるオイルミスト加工用ドリルを提供する。 【解決手段】 根元部から先端部に向けて貫通するオイ
ルミスト導入孔11を設ける。2つの噴射口15,15
の断面積の合計をオイルミスト導入孔11の噴射口1
5,15よりも上流側の部分の断面積Aよりも小さくす
ることによって、噴射口から噴射するオイルミストの速
度を速くする。噴射口15の中心位置がドリル先端の切
れ刃17の最も外側の点Dと回転中心Cを結ぶ線から回
転中心Cを中心にしてドリルの回転方向とは反対側に向
かって45°以内の範囲に入るようにする。ドリル先端
の切れ刃の逃げ角を所定角度以上にする。供給口13に
緩やかな傾斜のテーパ部25を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端からオイルミ
ストを噴霧しながら穴開け加工を行なうオイルミスト加
工用ドリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、環境問題が深刻化する中、工作機
械を使用する機械工場においては、切削油や研削油など
のクーラント液を使用しないドライ加工技術へ対応する
ため、オイルミスト噴霧装置が開発され使用されてい
る。
【0003】図3はこの種のオイルミスト噴霧装置の一
例を示す全体概略構成図である。同図に示すようにこの
オイルミスト噴霧装置は、オイルミスト噴霧装置本体8
0から引き出したパイプ81を、フライス盤等に取り付
けたオイルミスト加工用ドリル85の根元部分に設置し
たサイドスルーホルダー87に接続して構成されてい
る。そしてオイルミスト加工用ドリル85によって被加
工物89を加工する際に、オイルミスト噴霧装置本体8
0からオイルミストを供給し、オイルミスト加工用ドリ
ル85の根元部から先端部に向けて貫通するオイルミス
ト導入孔の先端の噴射口91から被加工物89に向けて
オイルミストを噴射する。なおオイルミスト加工用ドリ
ル85へのオイルミストの供給方法としては、サイドス
ルーホルダー87を用いない別の方法もある。
【0004】この種のオイルミスト噴霧装置によれば、
僅かの油を空気と混合して霧化し、このオイルミストを
穴開け加工しているドリル85の先端から噴霧するの
で、廃液が発生せず、クリーンな職場環境を実現できる
にもかかわらず、微細なオイルミストが加工中のドリル
先端にまで容易に入り込むので切削抵抗が少なく、加工
時の発生熱が抑制され、加工速度のアップ、工具寿命の
延長など、加工コストの低減化が図れ、切削仕上げ面の
品質向上も併せて実現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のオ
イルミスト加工用ドリル85の場合、単にその根元部か
ら先端部に向けて貫通するオイルミスト導入孔を設けた
構造なので、以下のような問題点があった。
【0006】オイルミストは、その噴霧スピードが速
いほど冷却効果が大きいが、従来のオイルミスト加工用
ドリル85のオイルミスト導入孔は比較的その内径が大
きく設計されており、供給するオイルミストの量の割に
は充分に冷却効果が得られなかった。
【0007】また例えばオイルミスト加工用ドリル85
のオイルミスト導入孔を内部で分岐させることで、その
供給口は1つでも噴射口は2つあるような場合がある
が、そのような場合は、供給口の断面積よりも2つの噴
射口の断面積の合計の方が大きくなってしまい、供給口
におけるオイルミストの流速よりも噴射口での流速の方
が遅くなってしまい、このような場合にも充分な冷却効
果が得られなかった。
【0008】オイルミストの噴霧スピードを速くする
などの目的で、オイルミスト加工用ドリル85内に設け
たオイルミスト導入孔の流路断面積をその根元側部分よ
りも先端側部分の方を小さくすると、流路断面積が急激
に変化するので、変化した部分にオイルミストが衝突し
たり、変化した部分に渦が発生したりすることで、オイ
ルミストが液化してしまい、いわゆるボタ落ちによる無
駄が発生する場合があった。
【0009】オイルミスト加工用ドリル85が被加工
物89を加工する際に最もオイルミストを必要とする部
分はその切れ刃の部分であるが、従来のオイルミスト加
工用ドリル85においては必ずしも効果的に切れ刃の部
分にオイルミストが供給されていなかった。
【0010】オイルミスト加工用ドリル85の切れ刃
の回転方向とは反対方向の部分は所定の逃げ角を設けた
面となっており、この逃げ角を設けた面と被加工物89
との間の空間に、噴射されたオイルミストが充満して加
工部分の潤滑や冷却に寄与するが、従来においてはこの
空間に溜るオイルミストの量が必ずしも充分とは言え
ず、上記効果が充分には発揮できなかった。
【0011】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、少ないオイルミストの量で充分な冷却
効果と潤滑効果とが図れ、オイルミストが液化すること
なく、切れ刃の部分に充分なオイルミストが供給でき、
さらにドリル先端と被加工物との間に充分な量のオイル
ミストを溜めることができるオイルミスト加工用ドリル
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、根元部から先端部に向けて貫通するオイル
ミスト導入孔を設け、その先端の噴射口から被加工物に
向けてオイルミストを噴射しながら被加工物に穴開け加
工を行なうオイルミスト加工用ドリルにおいて、先端部
に設けた1又は2以上の噴射口の断面積の合計を、1又
は2以上のオイルミスト導入孔の噴射口よりも上流側の
部分の断面積の合計よりも小さくすることによって、オ
イルミスト導入孔の内部上流側におけるオイルミストの
速度よりも噴射口から噴射するオイルミストの速度の方
を速くせしめるように構成した。また本発明は、根元部
から先端部に向けて貫通するオイルミスト導入孔を設
け、その先端の噴射口から被加工物に向けてオイルミス
トを噴射しながら被加工物に穴開け加工を行なうオイル
ミスト加工用ドリルにおいて、先端部に設けた1又は2
以上の噴射口の中心位置を、ドリル先端の切れ刃の最も
外側の点と回転中心を結ぶ線から回転中心を中心にして
ドリルの回転方向とは反対側に向かって45°以内の範
囲に設けるように構成した。また本発明は、根元部から
先端部に向けて貫通するオイルミスト導入孔を設け、そ
の先端の噴射口から被加工物に向けてオイルミストを噴
射しながら被加工物に穴開け加工を行なうオイルミスト
加工用ドリルにおいて、前記ドリル先端の切れ刃の回転
方向とは反対方向の部分に所定の逃げ角で形成される1
又は2以上の面の内、少なくとも1つの面の逃げ角を3
0°以上とすることでこれら面と被加工物の間の空間に
大量のオイルミストを充満せしめるように構成した。ま
た本発明は、根元部から先端部に向けて貫通するオイル
ミスト導入孔を設け、その先端の噴射口から被加工物に
向けてオイルミストを噴射しながら被加工物に穴開け加
工を行なうオイルミスト加工用ドリルにおいて、根元部
に設けた1又は2以上のオイルミスト導入孔の供給口
に、供給口の端部に向かってその内径が円錐状に広がる
テーパ部を設け、且つ該テーパ部の供給口側端部の直径
をDとし、長さをLとした場合に、〔L/D〕≧2 の
関係となるように構成した。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるオイルミスト加工用ドリル10を示す図であり、
同図(a)は正面図、同図(b)は右側面図、同図
(c)は拡大した左側面図、同図(d)は同図(a)の
H部分の拡大断面図である。また図2はオイルミスト加
工用ドリル10によって被加工物89を穴開け加工する
際に、一方の切れ刃17と被加工物89の位置関係を平
面状に展開して示した図(図1(c)のB−B断面図)
である。
【0014】図1に示すようにこのオイルミスト加工用
ドリル10は、その根元部から先端部に向けて貫通する
オイルミスト導入孔11を設けて構成されている。オイ
ルミスト導入孔11は、その供給口13側は1本である
が、内部で2つに分岐することでその噴射口15,15
は2つになっている。
【0015】なお噴射口15,15はそれぞれ2つの切
れ刃17,17の回転方向とは反対側の部分の面19,
19上に設けられている。なお図2に示すように、面1
9は、切れ刃17に近い側の面19−1と、遠い側の面
19−2とによって構成されており、面19−1の逃げ
角はθ1、面19−2の逃げ角はθ2となっている。
【0016】そして本実施形態においては以下のような
工夫が施されている。 2つの噴射口15,15の断面積の合計は、分岐する
前の1本のオイルミスト導入孔11の部分の断面積Aよ
りも小さくなるように構成されている。
【0017】2つの噴射口15,15はその中心が、
それぞれドリル先端の2つの切れ刃17,17の最も外
側の点Dと回転中心Cを結ぶ線から回転中心Cを中心に
してドリルの回転方向とは反対側に向かって45°以内
の範囲に入るように設ける。
【0018】図2に示すようにドリル先端の切れ刃1
7の逃げ角θ1,θ2は、この実施形態においては切れ
刃17に近い側の面19−1の逃げ角θ1は小さく、そ
の後方の面19−2の逃げ角θ2は逃げ角θ1よりも大
きく形成されているが、少なくとも面19−2における
逃げ角θを30°以上とし、該面19−2と被加工物8
9の間の空間をオイルミストが充満するミスト充満部2
3としている。
【0019】供給口13の部分に、供給口13の端部
に向かって円錐状に広がるテーパ部25を設け、且つ該
テーパ部25の供給口13端部の直径をDとし、テーパ
部25の長さをLとした場合に、〔L/D〕≧2 の関
係となるように構成した。つまりテーパ部25の傾斜角
度を小さく細長い形状に構成した。
【0020】次にこのオイルミスト加工用ドリル10の
動作を説明する。このオイルミスト加工用ドリル10を
例えば図3に示すようなオイルミスト噴霧装置に取り付
けて使用すると、オイルミストは回転駆動されて被加工
物89を加工しているオイルミスト加工用ドリル10の
供給口13からオイルミスト導入孔11内に導入されて
2つの噴射口15,15から同時に噴射され、加工して
いる部分の潤滑や冷却に利用される。
【0021】ところでこのオイルミスト加工用ドリル1
0の場合、前記で述べたように2つの噴射口15,1
5の断面積の合計が、分岐する前の1本のオイルミスト
導入孔11の部分の断面積Aよりも小さいので、供給さ
れるオイルミストの流速よりも噴射されるオイルミスト
の流速の方が速くなり、つまりこのオイルミスト加工用
ドリル10がノズルの機能を発揮し、これによってオイ
ルミストによる加工部分の空冷による冷却効果をより大
きくすることができる。言い替えればその分供給するオ
イルミストの量を減少でき、さらにランニングコストの
低減化が図れる。またこれによって噴射口15,15に
入ろうとする切り粉の排出性を高めることができる。
【0022】また供給口13にオイルミストを供給した
際、供給口13部分の断面積よりも内部のオイルミスト
導入孔11の部分(断面積Aの部分)の方がその断面積
が小さくなるが、本実施形態においては前記で述べた
ように傾斜角度の緩やかなテーパ部25を設けているの
で、断面積の縮小部分で渦が生じることはなく、またテ
ーパ部25の内面にオイルミストの粒子が衝突すること
もなく、これらのことからオイルミストが液化する恐れ
はなくなる。これによっていわゆるボタ落ちによる無駄
が無くなる。
【0023】また2つの噴射口15,15は前記で述
べたようにそれぞれその中心が2つの切れ刃17,17
から45°の範囲内という切れ刃17,17に接近した
位置に設けられているので、オイルミストを最も必要と
する切れ刃17,17の部分にオイルミストを効果的に
供給でき、その効果的冷却と潤滑が行なえる。
【0024】さらに前記で述べたように面19−2の
逃げ角θ2を30°以上と大きくしたので、面19−2
と被加工物89の間のミスト充満部23の体積を大きく
できて該ミスト充満部23に溜るオイルミストの量を多
くでき、これによって加工している部分を充分に潤滑性
を持たせることができると同時に充分な冷却が行なえ
る。
【0025】ところで上記実施形態のオイルミスト導入
孔11は、供給口13を1つとして内部で2つに分岐す
ることでその噴射口15,15を2つとしているが、供
給口13や噴射口15,15の数は1又は2以上の何れ
の数であっても良い。1つの噴射口15に1つの供給口
13が対応するようにオイルミスト導入孔11を複数本
設けても良い。
【0026】また上記実施形態ではドリル先端の切れ刃
17の進行方向の反対側に2つの面19−1,19−2
を設けたが、該面は1つであってもよく、3つ以上であ
っても良い。面が1つの場合はその面の逃げ角を、3つ
以上の場合はその内の何れかの面の逃げ角を30°以上
にすれば良い。なお面が3つの場合はその中央の逃げ角
を30°以上に構成することがさらに好ましい。何故な
ら切れ刃17に最も近い側の面の逃げ角を大きくすると
切れ刃17の強度を弱くする恐れがあり、また切れ刃1
7から最も離れた面の逃げ角を大きくしてもその面は最
も端なので、中央の面の逃げ角を大きくするほどは大量
のオイルダストを溜めることができないからである。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 オイルミスト導入孔の噴射口の断面積の合計を、オイ
ルミスト導入孔の噴射口よりも上流側の部分の断面積の
合計よりも小さくしたので、噴射口にノズル機能を付加
でき、噴射口から噴射するオイルミストの速度を速くで
き、充分な冷却効果を得ることができる。
【0028】オイルミスト導入孔の供給口に設けたテ
ーパ部の形状を所定の細長い形状に構成したので、オイ
ルミスト導入孔の断面積が減少してもオイルミストが液
化する恐れがなくなり、いわゆるボタ落ちによる無駄が
無くなる。
【0029】噴射口を切れ刃に接近した所定の範囲に
設けたので、オイルミストを最も必要とする切れ刃の部
分にオイルミストを効果的に供給でき、その効果的な冷
却と潤滑が図れる。
【0030】ドリルの切れ刃の後方部分の面の逃げ角
を所定寸法以上にしたので、ドリル先端と被加工物との
間に充分な量のオイルミストを溜めることができ、これ
によって加工部分に充分な潤滑性を持たせることができ
ると同時に充分な冷却が行なえる。
【0031】以上の各効果より良好な切削性を発揮し、
工具寿命の延長と切削スピードの向上に寄与することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるオイルミスト加工
用ドリル10を示す図であり、同図(a)は正面図、同
図(b)は右側面図、同図(c)は拡大した左側面図、
同図(d)は同図(a)のH部分の拡大断面図である。
【図2】オイルミスト加工用ドリル10によって被加工
物89を穴開け加工する際の切れ刃17と被加工物89
の位置関係を平面状に展開して示した図である。
【図3】オイルミスト噴霧装置の一例を示す全体概略構
成図である。
【符号の説明】
10 オイルミスト加工用ドリル 11 オイルミスト導入孔 13 供給口 15 噴射口 19(19−1,19−2) 面 17 切れ刃 25 テーパ部 θ1,θ2 逃げ角 89 被加工物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根元部から先端部に向けて貫通するオイ
    ルミスト導入孔を設け、その先端の噴射口から被加工物
    に向けてオイルミストを噴射しながら被加工物に穴開け
    加工を行なうオイルミスト加工用ドリルにおいて、 先端部に設けた1又は2以上の噴射口の断面積の合計
    を、1又は2以上のオイルミスト導入孔の噴射口よりも
    上流側の部分の断面積の合計よりも小さくすることによ
    って、オイルミスト導入孔の内部上流側におけるオイル
    ミストの速度よりも噴射口から噴射するオイルミストの
    速度の方を速くせしめることを特徴とするオイルミスト
    加工用ドリル。
  2. 【請求項2】 根元部から先端部に向けて貫通するオイ
    ルミスト導入孔を設け、その先端の噴射口から被加工物
    に向けてオイルミストを噴射しながら被加工物に穴開け
    加工を行なうオイルミスト加工用ドリルにおいて、 先端部に設けた1又は2以上の噴射口の中心位置を、ド
    リル先端の切れ刃の最も外側の点と回転中心を結ぶ線か
    ら回転中心を中心にしてドリルの回転方向とは反対側に
    向かって45°以内の範囲に設けることを特徴とするオ
    イルミスト加工用ドリル。
  3. 【請求項3】 根元部から先端部に向けて貫通するオイ
    ルミスト導入孔を設け、その先端の噴射口から被加工物
    に向けてオイルミストを噴射しながら被加工物に穴開け
    加工を行なうオイルミスト加工用ドリルにおいて、 前記ドリル先端の切れ刃の回転方向とは反対方向の部分
    に所定の逃げ角で形成される1又は2以上の面の内、少
    なくとも1つの面の逃げ角を30°以上とすることでこ
    れら面と被加工物の間の空間に大量のオイルミストを充
    満せしめることを特徴とするオイルミスト加工用ドリ
    ル。
  4. 【請求項4】 根元部から先端部に向けて貫通するオイ
    ルミスト導入孔を設け、その先端の噴射口から被加工物
    に向けてオイルミストを噴射しながら被加工物に穴開け
    加工を行なうオイルミスト加工用ドリルにおいて、 根元部に設けた1又は2以上のオイルミスト導入孔の供
    給口に、供給口の端部に向かってその内径が円錐状に広
    がるテーパ部を設け、且つ該テーパ部の供給口側端部の
    直径をDとし、長さをLとした場合に、〔L/D〕≧2
    の関係となるように構成したことを特徴とするオイル
    ミスト加工用ドリル。
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