JPH11309525A - パンチ或いはボタンダイ用のリテーナ - Google Patents

パンチ或いはボタンダイ用のリテーナ

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JPH11309525A
JPH11309525A JP11453798A JP11453798A JPH11309525A JP H11309525 A JPH11309525 A JP H11309525A JP 11453798 A JP11453798 A JP 11453798A JP 11453798 A JP11453798 A JP 11453798A JP H11309525 A JPH11309525 A JP H11309525A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工を容易にして製造コストの低減を図り、プ
レス加工時における他部材との干渉を防止したパンチ或
いはボタンダイ用のリテーナを提供する。 【解決手段】 一端に大径の肩部4が形成されたショル
ダーパンチ7を、その肩部4で保持してプレス金型のパ
ンチホルダ8に取り付けるパンチ用のリテーナにおい
て、肩部4の端面とパンチホルダ8との間に、肩部の端
面全体を覆う大きさでかつ剛性を有するバッキングプラ
グ10を介在させた状態で、ショルダーパンチ7を保持
するリテーナ本体9を、パンチホルダ8に直接取り付け
るように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端に大径の肩部が形
成されたパンチ或いはボタンダイを、その肩部で保持し
てプレス金型の取付部材、例えば、パンチの場合にはパ
ンチホルダに取り付けるパンチ或いはボタンダイ用のリ
テーナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチ用のリテーナとして、例え
ば図9に示すものが知られている。すなわち、このリテ
ーナは、一端に大径の肩部が形成されたショルダーパン
チ(ここではノックピン穴付きの丸パンチ)60をその
肩部61で保持するリテーナ本体62を有し、ショルダ
ーパンチ60は、肩部61の端面63がリテーナ本体6
2の一端面64と同一面を形成するようにリテーナ本体
62に保持され、そして、リテーナ本体62の一端面6
4全体にバッキングプレート65を当接させた状態で、
リテーナ本体62をプレス金型のパンチホルダ66にボ
ルト67により取り付けるようになっている。バッキン
グプレート65は、ショルダーパンチ60の軸方向に作
用する力を分散してこの力がパンチホルダ66に直接加
わらないようにし、これによって、パンチホルダ66の
変形や破損等を防止するために設けてある。また、図9
において、符号68はショルダーパンチ60をパンチホ
ルダ66に位置決めをするためのセンターノックピンで
あり、符号69、70は、センターノックピン68を中
心とするリテーナ本体62の角度位置を決めるノックピ
ンであり、符号71、72はノックピン69、70の落
下防止用のスクリュープラグである。そして、バッキン
グプレート65には、ボルト67が挿通するボルト逃げ
孔73と、3つのノックピン68〜70がそれぞれ挿通
するノックピン逃げ孔74〜76が形成されている。そ
して、このパンチ用のリテーナでは、リテーナ本体62
の一端面64の全体とパンチホルダ66の取付面との間
にバッキングプレート65を介在させかつショルダーパ
ンチ60を所定の位置に位置決めした状態で、リテーナ
本体62がパンチホルダ66にボルト67により取り付
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
パンチ用リテーナでは、リテーナ本体62の一端面64
全体とパンチホルダ66の取付面との間にバッキングプ
レート65を介在させているので、バッキングプレート
65を、リテーナ本体62の複雑な外形と同じ形状でか
つリテーナ本体62の一端面全体に当接する大きさに加
工する必要があり、バッキングプレート65の加工が非
常に難しく、製造コストが増大してしまうという問題が
あった。また、バッキングプレート65は、前記軸方向
に作用する力の分散に寄与しない無駄な部分を多く含
み、そのためバッキングプレート65にボルト逃げ孔7
3やノックピン逃げ孔74〜76を加工しなければなら
ず、これによっても製造コストが増大してしまうという
問題があった。さらに、リテーナ本体62の取付け状態
で、バッキングプレート65のボルト逃げ孔73とこの
孔73に挿通したボルト67との間、及びバッキングプ
レート65のノックピン逃げ孔74〜76とこれらの孔
にそれぞれ挿通するノックピン68〜70との間にそれ
ぞれ隙間があるため、リテーナ本体62に対するバッキ
ングプレート65の位置が一定しない。すなわち、バッ
キングプレート65がリテーナ本体62から片方に出っ
張った状態でリテーナ本体62がパンチホルダ66に取
付けられてしまう場合がある。このような場合、出っ張
ったバッキングプレート65の一部がプレス加工時に他
の部品と干渉する虞れがあるという問題があった。本発
明は、このような従来の問題点に着目してなされたもの
で、その課題は加工を容易にして製造コストの低減を図
り、プレス加工時における他部材との干渉を防止したパ
ンチ用リテーナを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る発明は、一端に大径の肩部が形成された
パンチ或いはボタンダイを、その肩部で保持してプレス
金型の取付部材に取り付けるパンチ或いはボタンダイ用
のリテーナにおいて、前記肩部の端面と前記取付部材と
の間に、肩部の端面全体を覆う大きさでかつ剛性を有す
るバッキングプラグを介在させた状態で、パンチ或いは
ボタンダイを保持するリテーナ本体を、取付部材に直接
取り付けるように構成したことを特徴とする。このよう
に構成することによって、リテーナ本体を取付部材に取
付けた状態で、パンチ或いはボタンダイの肩部の端面と
取付部材との間に肩部の端面全体を覆う大きさのバッキ
ングプラグが介在するので、パンチ或いはボタンダイの
軸方向に作用する力がバッキングプラグで分散されて取
付部材に直接加わらない。そして、バッキングプラグ
は、パンチ或いはボタンダイの肩部の端面全体を覆う大
きさで、パンチ或いはボタンダイの軸方向に作用する力
を分散するのに必要な最低限の大きさに加工すればよ
く、上記従来技術のようにリテーナ本体の複雑な外形と
同じ形状にかつリテーナ本体の端面全体に当接する大き
さに加工する必要がない。そのため、バッキングプラグ
の加工が容易になる。また、ノックピン穴付きのパンチ
或いはボタンダイを使用する場合、バッキングプラグに
はそのノックピン穴に嵌合するセンターノックピンが挿
通する貫通孔だけを設ければよく、この点でもパッキン
グプラグの加工が容易になる。また、ノックピン穴のな
いパンチ或いはボタンダイを使用する場合、バッキング
プラグに孔明け加工をする必要がなく、加工がより一層
容易になる。さらに、肩部の端面全体を覆う大きさのバ
ッキングプラグが肩部の端面と取付部材との間に介在し
た状態で、リテーナ本体が取付部材に直接取り付けられ
るので、バッキングプラグがリテーナ本体から出っ張っ
たりしない。
【0005】また、請求項2に係る発明は、リテーナ本
体はパンチ或いはボタンダイが挿入される取付孔を有
し、該取付孔に、バッキングプラグをその端面がリテー
ナ本体の一端面と合致するように収容するプラグ収容部
と、該収容部に連続してこの収容部より小さい内径に形
成されかつ前記肩部を収容する肩部収容部とが設けられ
ていることを特徴とする。このように構成することによ
って、パンチ或いはボタンダイの取付時には、パンチ或
いはボタンダイをリテーナ本体の取付孔に挿入してその
肩部をリテーナ本体の肩部収容部に収容させてから、バ
ッキングプラグをプラグ収容部に収容させる。これによ
って、バッキングプラグを、パンチ或いはボタンダイの
肩部の端面全体を覆うほぼ一定の位置でリテーナ本体に
取り付けることができる。また、プラグ収容部に収容さ
せてあるバッキングプラグをリテーナ本体から簡単に取
り外すことができる。
【0006】また、請求項3に係る発明は、パンチ或い
はボタンダイはその肩部の端面に開口したノックピン穴
を有し、該ノックピン穴に一端側を嵌合させかつバッキ
ングプラグの貫通孔に通したセンターノックピンによ
り、前記取付部材へのパンチ或いはボタンダイの取付位
置を位置決めすることを特徴とする。このように構成す
ることによって、センターノックピンをバッキングプラ
グの貫通孔に通してその一端側をパンチ或いはボタンダ
イのノックピン穴に嵌合させ、センターノックピンの他
端側を取付部材のノックピン穴に嵌合させることによ
り、パンチ或いはボタンダイの取付位置を簡単にかつ正
確に決めることができる。
【0007】また、請求項4に係る発明は、リテーナ本
体には、ノックピン用の2つのノックピン孔が設けられ
ていることを特徴とする。このように構成することによ
って、ノックピン穴付きのパンチ或いはボタンダイで、
リテーナ本体に回り止めされて保持されかつ取付部材に
対する取付角度が重要となる異形パンチ(刃先が異形の
もの)或いは異形ボタンダイ(異形の孔を有するもの)
を使用する場合に、2つのノックピン穴の一方を使った
取付角度がずれてしまっても、他方のノックピン孔を使
ってそのパンチ或いはボタンダイを正しい角度位置で取
付部材に取り付けることができる。また、ノックピン穴
のないパンチ或いはボタンダイで、リテーナ本体に回り
止めされて保持されかつ取付部材に対する取付角度が重
要となる異形パンチ或いは異形ボタンダイを使用する場
合にも、そのパンチ或いはボタンダイを正しい角度位置
で取付部材に取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパンチ用のリ
テーナの実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は本例のパンチ用のリテーナによるパンチの取付状
態を示す縦断面図、図2は図1に示すパンチ用のリテー
ナを下から見た図で、その取付範囲を示す説明図、図3
は図1と同じリテーナによるパンチの取付状態を図1と
は異なる断面で示す縦断面図、図4は図1に示すリテー
ナを右斜め下方から見た斜視図、図5は本例のパンチ用
のリテーナを使用したプレス金型の概略構成を示す縦断
面図である。
【0009】本例のパンチ用のリテーナ1は、図1に示
すように、軸部2の一端に刃先3が形成され、その他端
に大径の肩部4が形成されたショルダーパンチ7を、そ
の肩部4で保持してプレス金型のパンチホルダ(取付部
材)8に取り付けるのに使用される。本例で使用される
ショルダーパンチ7は、その刃先3が円形の丸パンチで
あり、その肩部4の端面中央に位置決め用のセンターノ
ックピン5が嵌合するノックピン穴6が形成されてい
る。パンチ用のリテーナ1は、図1及び図2に示すよう
に、ショルダーパンチ7をその肩部4で保持してパンチ
ホルダ8に取り付けられるリテーナ本体9と、リテーナ
本体9をパンチホルダ8に取り付けるため及び位置決め
するための付属品とからなる。この付属品は、センター
ノックピン5、バッキングプラグ10、ボルト11、位
置決め用のノックピン12、及び、ノックピン12の落
下防止用のスクリュープラグ13(図3参照)からなっ
ている。
【0010】リテーナ本体9は、ショルダーパンチ7の
肩部4の端面(図1で上面)とパンチホルダ8との間に
剛性を有するバッキングプラグ10を介在させた状態
で、パンチホルダ8に直接かつ着脱自在に取り付けられ
る。すなわち、リテーナ本体9は、その端面がパンチホ
ルダ8の取付面に当接した状態で、ボルト11によりパ
ンチホルダ8に締結される。また、バッキングプラグ1
0は例えば金属製であり、その中心部にはセンターノッ
クピン5が挿通するノックピン逃げ孔(貫通孔)14が
穿設されている。そして、ショルダーパンチ7は、パン
チホルダ8にその取付面15に対しほぼ垂直な姿勢で取
り付けられるようになっている。
【0011】また、リテーナ本体9は、三角形の3つの
角に円弧状の丸みを付けた三角形状の横断面を有し、パ
ンチホルダ8の取付面15に当接させる一端面16と他
端面17とがほぼ平行になっている。このリテーナ本体
9には、一端面16と他端面17との間で一端面16に
垂直な方向に貫通し、ショルダーパンチ7が一端面16
側から挿入されるパンチ取付孔18と、該取付孔18の
軸心A(図2参照)と平行に両端面16,17間で貫通
し、ボルト11が他端面17側から挿入されるボルト取
付孔19とが設けられている。パンチ取付孔18はリテ
ーナ本体9の三角形状の横断面における1つの角部の近
傍に設けられている。一方、ボルト取付孔19の軸心B
は、パンチ取付孔18の軸心Aと三角形状の横断面の中
心とを結ぶ線上にあって、その横断面の中心から軸心A
とは反対側にずれた位置に設けられている(図2参
照)。
【0012】パンチ取付孔18には、ショルダーパンチ
7の軸部2が隙間なく嵌合し、他端面17に開口した小
径孔部20と、一端面16に開口し、バッキングプラグ
10を収容するプラグ収容部21と、該プラグ収容部2
1に連続してこの収容部21の奥側に、この収容部21
より小さい内径に形成されかつショルダーパンチ7の肩
部4を収容する肩部収容部22とが設けられている。肩
部収容部22は、ショルダーパンチ7の肩部4が遊嵌す
る大きさの内径を有し、小径孔部20との間に段差部2
3を形成している。この段差部23によって、肩部収容
部22に収容される肩部4が係止される。小径孔部20
は、肩部4を肩部収容部22に収容させた状態で刃先3
及び軸部2の一部が外部へ突出するように作られてい
る。そして、プラグ収容部21は、バッキングプラグ1
0が遊嵌する大きさの内径を有し、この内径より小さい
内径の肩部収容部22との間に段差部24(図3参照)
が形成されている。ここで、肩部収容部22の深さ
(a)は肩部4の厚み(b)より小さく、プラグ収容部
21の深さ(c)はバッキングプラグ10の厚み(d)
より大きく、そして、(a)+(c)=(b)+(d)
となっている。すなわち、肩部4を肩部収容部22にさ
せた状態で、バッキングプラグ10をプラグ収容部21
に収容させると、バッキングプラグ10が肩部4に載置
されかつバッキングプラグ10の端面がリテーナ本体9
の一端面と同一面を形成するようになっている。
【0013】ボルト取付孔19には、リテーナ本体9の
他端面17に開口しボルト(六角穴付きボルト)11の
頭部を収容する大径の頭部収容部25と、一端面16に
開口しボルト11のねじ部が挿通する小径孔部26とが
設けられている。また、センターノックピン5をバッキ
ングプラグ10のノックピン逃げ孔14に挿通させてそ
の一端側をショルダーパンチ7のノックピン穴6に嵌合
させ、センターノックピン5の他端側をパンチホルダ8
に設けたセンターノックピン穴27に嵌合させることに
より、パンチホルダ8へのショルダーパンチ7の取付位
置が位置決めされるようになっている。
【0014】さらに、リテーナ本体9には、図2及び図
3に示すように、一端面16に垂直な方向で貫通し、シ
ョルダーパンチ7の取付位置を位置決めした後に、セン
ターノックピン5を中心に調節可能なリテーナ本体9の
角度位置を決めるノックピン12用の2つのノックピン
孔28、29が設けられている。2つのノックピン孔2
8,29は、軸心A,Bを結ぶ直線に関してほぼ対称な
位置に設けられている。
【0015】図2に示すノックピン孔28,29には、
図3に示すように、リテーナ本体9の一端面16に開口
し、ノックピン12が嵌合する小径孔部30と、ノック
ピン12の下端に当接してその落下を阻止するスクリュ
ーボルト13の雄ねじ部31が螺合するねじ孔部32と
がそれぞれ形成されている。スクリューボルト13に
は、工具を差し込むための六角孔33が設けられてい
る。そして、ノックピン12によってリテーナ本体9の
角度位置を決める際には、リテーナ本体9の角度位置を
調節した後、2つのノックピン孔28、29の一方と合
致するノックピン穴34をパンチホルダ8に設けるか或
いはあらかじめノックピン穴34をパンチホルダ8の所
定位置に設けておき、ノックピン12を2つのノックピ
ン孔28、29の一方に挿入して小径孔部30及びノッ
クピン穴34に嵌合させ、さらに、スクリューボルト1
3の雄ねじ部31をねじ孔部32に螺合させ、工具を六
角孔33に差し込んでスクリューボルト13をねじ込ん
でいく。
【0016】次に、上記の構成を有するパンチ用のリテ
ーナ1によってショルダーパンチ7をプレス金型のパン
チ取付部材8、例えば図5に示すようなピアス、カムピ
アス型のパンチホルダ8に取り付ける作業及びショルダ
ーパンチ7を取り外す作業について説明する。図5に示
すピアス、カムピアス型では、ショルダーパンチ7が固
定されるパンチホルダ(取付部材)8として、3つの部
材が示されている。すなわち、ガイドポスト35により
案内されて上下動する上型36の一部を構成するパンチ
ホルダ8、上型36の下降に連動して斜め左下方へ進む
ように構成された傾斜カムユニット37のパンチホルダ
8(斜め方向移動体)、及び上型36の下降に連動して
水平右方向へ進むように構成された水平ユニット38の
パンチホルダ8(水平方向移動体)の3つの部材があ
る。これら3つのパンチホルダ8の各取付面15に、シ
ョルダーパンチ7が垂直な姿勢でパンチ用のリテーナ1
によって着脱自在に取り付けられる。また、同図におい
て符号39はダイホルダであり、符号40はダイホルダ
39に載置された製品(被加工物)である。
【0017】まず、ショルダーパンチ7をリテーナ本体
9のパンチ取付孔18にプラグ収容部21側から挿入
し、刃先3と軸部2の一部をリテーナ本体9の他端面1
7側から突出させ、肩部4を肩部収容部22に収容させ
ると、肩部4が段差部23で係止されて保持される。こ
の後、バッキングプラグ10をプラグ収容部21に収容
させる。これによって、バッキングプラグ10が肩部4
に載置される。次に、センターノックピン5をバッキン
グプラグ10のノックピン逃げ孔14に通してその一端
側をショルダーパンチ7のノックピン穴6に嵌合させ、
その他端側をパンチホルダ8に設けたセンターノックピ
ン穴27に嵌合させる。これによって、パンチホルダ8
へのショルダーパンチ7の取付位置が決まる。この位置
決め後、ボルト11によってリテーナ本体9をパンチホ
ルダ8に仮止めした状態で、2つのノックピン孔28、
29の一方と合致するノックピン穴34をパンチホルダ
8に設け、或いはあらかじめパンチホルダ8の所定位置
にノックピン孔34を設けておき、ノックピン12をノ
ックピン孔28、29の一方に挿入してその小径孔部3
0とパンチホルダ8のノックピン穴34に嵌合させる。
これによって、ショルダーパンチ7の取付位置及び取付
角度が決まる。この後、スクリューボルト13の雄ねじ
部31をノックピン孔28、29の一方のねじ孔部32
に螺合させ、工具を六角孔33に差し込んでスクリュー
ボルト13をねじ込んでいく。これによって、スクリュ
ーボルト13がノックピン12の下端を受けてノックピ
ン12の落下を防止する。この後、ボルト11をボルト
取付孔19に他端面17側から挿入し、その雄ねじ部を
パンチホルダ8に設けたボルト用ねじ穴41に螺合させ
て締め込んでいく。これによって、リテーナ本体9がパ
ンチホルダ8に着脱自在に取り付けられ、ショルダーパ
ンチ7がパンチホルダ8の所定の位置でかつ正しい角度
位置に取付面15に垂直な姿勢で取り付けられる。
【0018】なお、本例のようにショルダーパンチ7と
して丸パンチを使用する場合には、ショルダーパンチ7
の位置決め後に上述したようなリテーナ本体9の角度位
置の調節を行う必要はない。ところが、ショルダーパン
チとして、リテーナ本体9に回り止めされて保持されか
つパンチホルダ8に対する取付角度が重要となる異形パ
ンチ(刃先が異形のもの)を使用する場合には、この異
形パンチを正しい向きでパンチホルダ8に取り付ける必
要があるので、ショルダーパンチ7の位置決め後にリテ
ーナ本体9の角度位置を調節する必要がある。すなわ
ち、ショルダーパンチ7の位置決め後、バッキングプラ
グ10の端面とリテーナ本体9の一端面16とをパンチ
ホルダ8の取付面15に当接させた状態で、センターノ
ックピン5を中心にリテーナ本体9の角度位置を調節す
る。この角度調節は、図2に示すように、パンチ取付孔
18の軸心Aを中心に360度の範囲にわたって行うこ
とができる。この角度調節後、ボルト11によってリテ
ーナ本体9をパンチホルダ8に仮止めした状態で、2つ
のノックピン孔28、29の一方と合わせてノックピン
穴34をパンチホルダ8に穴明けし、或いはあらかじめ
パンチホルダ8の所定位置にノックピン孔34を穴明け
しておき、ノックピン12をノックピン孔28、29の
一方の小径孔部30とパンチホルダ8のノックピン穴3
4とに嵌合させる。この後、スクリューボルト13の雄
ねじ部31をノックピン孔28、29の一方のねじ孔部
32に螺合させ、スクリューボルト13をねじ込んでい
く。
【0019】ここで、ショルダーパンチ7の向きが正し
い角度位置からずれている場合、ノックピン12を抜い
てリテーナ本9の角度位置を再度調節し、この角度位置
でノックピン孔28、29の他方に合わせてパンチホル
ダ8に別のノックピン孔を穴明けし或いはあらかじめ取
付部材の所定位置に穴明けしてある別のノックピン穴
と、他方のノックピン孔とにノックピン12を嵌合させ
る。この後、スクリューボルト13の雄ねじ部31をノ
ックピン孔28、29の他方のねじ孔部32に螺合さ
せ、スクリューボルト13をねじ込んでいく。これによ
って、ノックピン12の下端がスクリューボルト13で
支えられてノックピン12の落下が防止される。この
後、ボルト11によってリテーナ本体9をパンチホルダ
8に締結する。このようにして、異形パンチを所定の取
付位置でかつ正しい角度位置でパンチホルダ8に取り付
けることができる。
【0020】以上説明したように、本例のパンチ用のリ
テーナ1では、リテーナ本体9をパンチホルダ8に取付
けた状態で、ショルダーパンチ7の肩部4の端面とパン
チホルダ8との間に、肩部4の端面全体を覆う大きを有
しかつ剛性のあるバッキングプラグ10が介在するの
で、ショルダーパンチ7の軸方向に作用する力(例えば
抜き切断力)がバッキングプラグ10で分散されてパン
チホルダ8に直接加わらない。本例のパンチ用のリテー
ナによれば、バッキングプラグ10は、ショルダーパン
チ7の円形の肩部4の端面全体を覆う大きさで、ショル
ダーパンチ7の軸方向に作用する力を分散する最低限の
大きさにかつ円形に加工すればよいので、バッキングプ
ラグ10の加工が容易になり、パンチ用のリテーナの製
造コストを低減することができる。また、バッキングプ
ラグ10は、上述の大きさであればよく、上記従来技術
のバッキングプレートと比べてはるかに小さな形状で作
れる。そのため、従来技術のバッキングプレートのよう
に、複数のノックピン逃げ孔やボルト逃げ孔を加工しな
くてすみ、これによってもパンチ用のリテーナの製造コ
ストを低減することができる。さらに、肩部4の端面全
体を覆う大きさのバッキングプラグ10が肩部4の端面
とパンチホルダー8との間に介在した状態で、リテーナ
本体9がパンチホルダ8に直接取り付けられる。すなわ
ち、バッキングプラグ10がプラグ収容部21に収容さ
れた状態で、同一面を形成するバッキングプラグ10の
端面とリテーナ本体9の一端面16とがパンチホルダ8
の取付面15に当接してリテーナ本体9がパンチホルダ
8に取り付けられる。そのため、バッキングプラグ10
がリテーナ本体9から出っ張ったりしない。したがっ
て、プレス加工中に、バッキングプラグが他部材と干渉
したりしない。
【0021】また、本例によれば、ショルダーパンチ7
の取付時には、ショルダーパンチ7をリテーナ本体9の
パンチ取付孔18に挿入してその肩部4をリテーナ本体
9の肩部収容部22に収容させてから、バッキングプラ
グ10をプラグ収容部21に収容させる。これによっ
て、バッキングプラグ10をショルダーパンチ7の肩部
4の端面全体を覆うほぼ一定の位置でリテーナ本体9に
取り付けることができる。また、バッキングプラグ10
はプラグ収容部21に収容させてあるだけなので、バッ
キングプラグ10をリテーナ本体9から簡単に外すこと
ができる。
【0022】また、本例によれば、センターノックピン
5をバッキングプラグ10のノックピン逃げ孔14に通
してその一端側をショルダーパンチ7のノックピン穴6
に嵌合させ、センターノックピン5の他端側をパンチホ
ルダ8のセンターノックピン穴27に嵌合させることに
より、パンチホルダ8へのショルダーパンチ7の取付位
置を決めることができる。そのため、ノックピン穴6と
センターノックピン5、及び、センターノックピン5と
センターノックピン穴27がそれぞれ隙間なく嵌合する
ように作ることにより、パンチホルダ8へのショルダー
パンチ7の取付位置を正確に決めることができる。
【0023】また、本例によれば、リテーナ本体9に2
つのノックピン孔28,29を設けてあるので、ショル
ダーパンチ7として、ノックピン穴6付きで、リテーナ
本体9に回り止めされて保持されかつパンチホルダ8に
対する取付角度が重要となる異形パンチを使用する場合
に、2つのノックピン穴28,29の一方を使った取付
角度がずれてしまっても、他方のノックピン孔を使って
そのパンチ或いはボタンダイを正しい角度位置でパンチ
ホルダ8に取り付けることができる。具体的には、セン
ターノックピン5によってパンチホルダ8に対する異形
パンチの取付位置を決めた後に、ボルト11によりその
異形パンチを仮止めした状態で、そのパンチが正しい角
度位置となるようにリテーナ本体9の角度位置を調節す
る。この角度位置で2つのノックピン孔28,29の一
方に合わせてパンチホルダ8に穴明けしたノックピン穴
34或いはあらかじめパンチホルダ8に穴明けしてある
ノックピン穴34と、一方のノックピン孔とにノックピ
ン12を嵌合させる。ここで、そのパンチの取付角度が
正しい角度位置からずれている場合、ノックピン12を
抜いてリテーナ本体9の角度位置を再度調節し、この角
度位置で他方のノックピン孔に合わせてパンチホルダ8
に穴明けした或いはあらかじめパンチホルダ8に穴明け
してある別のノックピン穴と、他方のノックピン孔とに
ノックピン12を嵌合させる。このようにして、ノック
ピン穴6付きの異形パンチを正しい角度位置でパンチホ
ルダ8に取り付けることができる。また、ノックピン穴
のないパンチで、リテーナ本体9に回り止めされて保持
されかつパンチホルダ8に対する取付角度が重要となる
異形パンチを使用する場合にも、そのパンチを正しい角
度位置でパンチホルダ8に取り付けることができる。具
体的には、リテーナ本体9に設けてある2つのノックピ
ン孔28,29の一方と、あらかじめパンチホルダ8に
穴明けしてある位置決め用のノックピン穴とにノックピ
ン12を嵌合させることにより、パンチホルダ8に対す
る異形パンチの取付位置を決め、リテーナ本体9の角度
位置を調節する。この後、他方のノックピン孔と、この
ノックピンに合わせてパンチホルダ8に穴明けした或い
はあらかじめパンチホルダ8に穴明けしてある別のノッ
クピン穴とにもう1本のノックピン12を嵌合させる。
このようにして、ノックピン穴のない異形パンチを正し
い角度位置でパンチホルダ8に取り付けることができ
る。
【0024】なお、本例では、バッキングプラグ10を
収容するプラグ収容部21をリテーナ本体9に設けてあ
るが、本発明はこれに限定されるものでなく、プラグ収
容部をパンチホルダ8側に、或いはリテーナ本体9とパ
ンチホルダ8の両方に設けてもよい。また、本例では、
バッキングプラグ10を断面が円形のものとしている
が、バッキングプラグ10を断面が円形以外の形状、例
えば多角形のものにしてもよい。この場合、リテーナ本
体9のプラグ収容部21も多角形のバッキングプラグ1
0を収容するように多角形に形成される。この場合で
も、バッキングプラグ10はショルダーパンチ7の肩部
4の端面全体を覆う大きさで、ショルダーパンチ7の軸
方向に作用する力を分散するのに必要な最低限の大きさ
でよいので、バッキングプラグ10の加工が容易であ
り、これによって製造コストを低減することができる。
さらに、本例では、リテーナ本体9を1本のボルト11
によりパンチホルダ8に取り付けるようにしているが
(図4参照)、図6で示すようにリテーナ本体9を2本
のボルト11、11によりパンチホルダ8に取り付ける
ように構成してもよい。この場合には、リテーナ本体9
をパンチホルダ8により確実に取り付けることができ
る。
【0025】次に、本発明に係るボタンダイ用のリテー
ナの実施の形態の一例を図7及び図8に基づいて説明す
る。なお、本例の説明において、上記のパンチ用のリテ
ーナ1と同様の部位には同一の符号を付して重複した説
明は省略する。本例のボタンダイ用のリテーナ1Aは、
ボタンダイ42を、その肩部43で保持して図5に示す
ようなプレス金型のダイホルダ(取付部材)39に取り
付けるものである。このボタンダイ42は、図1に示す
ショルダーパンチ7(刃先3の横断面が円形の丸パン
チ)の刃先3が挿通する円形孔44と、この円形孔と同
心の逃げ孔45とを有する。円形孔44の上端の内周縁
が刃先になっている。
【0026】そして、このボタンダイ用のリテーナ1A
は、図7及び図8に示すように、ボタンダイ42をその
肩部43で保持するリテーナ本体9と、リテーナ本体9
をダイホルダ39に取り付けるための付属品とからな
る。この付属品は、バッキングプラグ10、ボルト1
1、2つのノックピン(図示略)、及び該両ノックピン
を上から押さえる2つのスクリュープラグ13からなっ
ている。すなわち、ボタンダイ用のリテーナ1Aでは、
図1及び図2に示すパンチ用のリテー1とは異なり、ボ
タンダイ42を位置決めをするための前記センターノッ
クピン5を用いることができない。そのため、2つのノ
ックピン(図示略)を使用する必要があり、両ノックピ
ンによりダイホルダ39へのボタンダイ42の取付位置
及びその角度位置を位置決めするようになっている。そ
して、リテーナ本体9は、ボタンダイ42の肩部43の
端面(図8で下面)とダイホルダ39との間に剛性を有
するバッキングプラグ10を介在させた状態で、ダイホ
ルダ39に直接かつ着脱自在に取り付けられる。
【0027】このように、本例のボタンダイ用のリテー
ナ1Aでは、リテーナ本体9をダイホルダ39に取付け
た状態で、ボタンダイ42の肩部43の端面とダイホル
ダ39との間に肩部43の端面全体を覆う大きさのバッ
キングプラグ10が介在するので、ボタンダイ42の軸
方向に作用する力がバッキングプラグ10で分散されて
ダイホルダ39に直接加わらない。本例のボタンダイ用
のリテーナ1Aによれば、バッキングプラグ10は、ボ
タンダイ42の円形の肩部43の端面全体を覆う大きさ
で、ボタンダイ42の軸方向に作用する力を分散するの
に必要な最低限の大きさにかつ円形に加工すればよいの
で、バッキングプラグ10の加工が容易になり、製造コ
ストを低減することができる。また、バッキングプラグ
10は、上記のパンチ用のリテーナ1と同様に、肩部4
の端面全体を覆う大きさで前記最低限の大きさであれば
よく、小さな形状で使われるので、上記従来技術のバッ
キングプレートように複数のノック逃げ孔やボルト逃げ
孔を加工しなくてすみ、これによっても製造コストを低
減することができる。さらに、リテーナ本体9の取付状
態でバッキングプラグ10がリテーナ本体9から出っ張
ったりせず、プレス加工中に、バッキングプラグ10が
他部材と干渉したりしない。また、本例によれば、バッ
キングプラグ10がプラグ収容部21に収容されている
ので、バッキングプラグ10をリテーナ本体9から簡単
に外すことができる。
【0028】なお、本例では、バッキングプラグ10を
収容するプラグ収容部21をリテーナ本体9に設けてあ
るが、本発明はこれに限定されるものでなく、プラグ収
容部をダイホルダ39側に、或いはリテーナ本体9とダ
イホルダ39の両方に設けてもよい。さらに、本例で
は、ボタンダイ42として、図1に示すショルダーパン
チ7(丸パンチ)の刃先3が挿通する孔で、上端の内周
縁が刃先となっている円形孔44を有するものを示して
あるが、本発明はこれに限定されず、ショルダーパンチ
7として断面が異形の刃先を有する異形パンチを使用す
る場合には、このパンチの刃先が挿通する異形孔を有す
る異形ボタンダイにも適用される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加工を容易にして製造コストの低減を図ることができる
とともに、プレス加工時における他部材との干渉を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパンチ用のリテーナの実施の形態
の一例を示す図で、このリテーナによるパンチの取付状
態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すパンチ用のリテーナを下から見た図
で、その取付範囲を示す説明図である。
【図3】図1と同じリテーナによるパンチの取付状態を
図1とは異なる断面で示す縦断面図である。
【図4】図1に示すパンチ用のリテーナを右斜め下方か
ら見た斜視図である。
【図5】図1のパンチ用のリテーナを使用したプレス金
型の概略構成を示す縦断面図である。
【図6】図1に示すパンチ用のリテーナの変形例を示す
斜視図である。
【図7】本発明に係るボタンダイ用のリテーナの実施の
形態の一例を示す平面図である。
【図8】図7に示すボタンダイ用のリテーナによるボタ
ンダイの取付状態を示す縦断面図である。
【図9】従来のパンチ用のリテーナを示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…………………………………………………パンチ用の
リテーナ 1A………………………………………………ボタンダイ
用のリテーナ 4…………………………………………………肩部 5…………………………………………………センターノ
ックピン 6…………………………………………………ノックピン
穴 7…………………………………………………ショルダー
パンチ(パンチ) 8…………………………………………………パンチホル
ダ(取付部材) 9…………………………………………………リテーナ本
体 10………………………………………………バッキング
プレート 11………………………………………………ボルト 12………………………………………………ノックピン 14………………………………………………ノックピン
逃げ孔(貫通孔) 15………………………………………………取付面 18………………………………………………パンチ取付
孔(取付孔) 21………………………………………………プラグ収容
部 22………………………………………………肩部収容部 27………………………………………………センターノ
ックピン穴 28,29………………………………………ノックピン
孔 39………………………………………………ダイホルダ
(取付部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に大径の肩部が形成されたパンチ或
    いはボタンダイを、その肩部で保持してプレス金型の取
    付部材に取り付けるパンチ或いはボタンダイ用のリテー
    ナにおいて、前記肩部の端面と前記取付部材との間に、
    肩部の端面全体を覆う大きさでかつ剛性を有するバッキ
    ングプラグを介在させた状態で、前記パンチ或いはボタ
    ンダイを保持するリテーナ本体を、前記取付部材に直接
    取り付けるように構成したことを特徴とするパンチ或い
    はボタンダイ用のリテーナ。
  2. 【請求項2】 前記リテーナ本体は前記パンチ或いはボ
    タンダイが挿入される取付孔を有し、該取付孔に、前記
    バッキングプラグをその端面がリテーナ本体の一端面と
    合致するように収容するプラグ収容部と、該収容部に連
    続してこの収容部より小さい内径に形成されかつ前記肩
    部を収容する肩部収容部とが設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のパンチ或いはボタンダイ用のリテ
    ーナ。
  3. 【請求項3】 前記パンチ或いはボタンダイはその肩部
    の端面に開口したノックピン穴を有し、該ノックピン穴
    に一端側を嵌合させかつ前記バッキングプラグの貫通孔
    に通したセンターノックピンにより、前記取付部材への
    パンチ或いはボタンダイの取付位置を位置決めすること
    を特徴とする請求項1又は2記載のパンチ或いはボタン
    ダイ用のリテーナ。
  4. 【請求項4】 前記リテーナ本体には、ノックピン用の
    2つのノックピン孔が設けられていることを特徴とする
    請求項1,2又は3記載のパンチ或いはボタンダイ用の
    リテーナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167920A (ja) * 2005-12-23 2007-07-05 Punch Industry Co Ltd 自動車ボティの穴開け用パンチの保持装置
KR101405378B1 (ko) * 2008-08-29 2014-06-10 현대자동차 주식회사 홀 가공용 프레스
CN104226821A (zh) * 2014-09-25 2014-12-24 创美工艺(常熟)有限公司 一种用于冲压耐裂挤压式凸台的凸模及设有该凸模的冲压模具
CN104827451A (zh) * 2014-09-30 2015-08-12 北汽福田汽车股份有限公司 冲压模具存放单元和冲压模具存放装置
CN105855841A (zh) * 2016-05-27 2016-08-17 滁州学院 一种外六角铜柱压装夹具

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