JP4118442B2 - 加工用治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は加工用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
金型部品等のワークを例えばフライス盤で切削加工するに際しては、テーブル上に固定した万力にワークを位置決め保持することとしている。このとき、同一ワークを量産する場合には、同一ワークを1個ずつ万力に着脱するたびに該ワークの位置決めを必要としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ワークを短時間で確実に位置決め保持することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、万力にセット可能とされ、柱状の本体部、該本体部に連なるフランジ状被保持部及び該フランジ状被保持部の外周の一部に設けてある平面部を有してなるワークの切削加工時に該ワークを位置決め保持するための加工用治具であって、ワーク位置決め具とワーク回り止め具とワーク押え具から構成され、前記ワーク位置決め具は、両外側面に、前記万力により挟持される平面部を備えるとともに、倒立状態の前記ワークの前記本体部を収容するワーク収容孔部を備え、ワーク収容孔部の開口部の周辺にワーク受座を備え、該ワーク受座の外周の一部に前記ワーク回り止め具を嵌合する切欠部を備え、該切欠部に該ワーク回り止め具を嵌合して固定可能とし、前記ワーク押え具は、前記ワーク位置決め具のワーク受座の周辺の上端面に固定可能とされ、前記ワーク位置決め具に前記ワーク回り止め具を固定した状態で、前記ワーク位置決め具の前記ワーク受座と前記ワーク回り止め具によりワーク装着部を形成し、前記ワークの本体部に連なる前記フランジ状被保持部の外周の一部に設けてある平面部を前記ワーク装着部内の前記ワーク回り止め具に合致させるように、前記ワークの被保持部を前記ワーク装着部に装着することにより、前記ワークを軸直角方向及び、軸まわりの回転方向に位置決め保持可能とし、前記ワーク押え具を前記ワーク位置決め具の上端面に固定し、前記ワーク押え具により前記ワークの被保持部の端面を押えることにより、前記ワークを軸方向に抜け止め保持し、切削加工可能としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
加工用治具10は、図4、図5に示す如く、例えばフライス盤のテーブルに固定されている万力100にセットされた状態で、ワーク1を位置決め保持し、ワーク1の天面側の端面もしくは側面を加工具2により加工可能とするとともに、ワーク1の裏面側の端面もしくは側面を加工具2により加工可能とする。
【0006】
このとき、加工用治具10は、図1〜図3に示す如く、ワーク位置決め具11、ワーク回り止め具12、ワーク押え具13から構成される。
【0007】
ワーク位置決め具11は、図1に示す如く、両外側面に、万力100により挟持される平面部11A、11Aを備えるとともに、倒立状態のワーク1の本体部1Aを収容するワーク収容孔部11B部を備え、ワーク収容用孔部11Bの開口部の周辺にワーク受座11Cを備える。ワーク位置決め具11は、更に、ワーク受座11Cの外周の一部(2位置)にワーク回り止め具12を嵌合する切欠部11Dを備え、この切欠部11Dに図2のワーク回り止め具12を嵌合してボルト14で固定可能としている。また、ワーク押え具13も、両外側面に、ワーク位置決め具11により挟持される平面部13A、13A(平面部13A、13Aの二面幅は、ワーク位置決め具11の平面部11A、11Aの二面幅と同じ)を備え、ワーク位置決め具11のワーク受座11Cの周辺の上端面にボルト15で固定可能とされている。
【0008】
これにより、加工用治具10は、ワーク位置決め具11にボルト14でワーク回り止め具12を固定した状態で、ワーク位置決め具11のワーク受座11Cとワーク回り止め具12によりワーク装着部10Aを形成し、ワーク1の本体部1Aに連なるフランジ状被保持部1Bの外周の一部に設けてある平面部1Cをワーク装着部10A内のワーク回り止め具12に合致させるように、該ワーク1の被保持部1Bをワーク装着部10Aに装着することにより、ワーク1を軸直角方向にも、軸まわりの回転方向にも位置決め保持可能とする。そして、加工用治具10では、ワーク押え具13をワーク位置決め具11の上端面にボルト15で固定し、ワーク押え具13によりワーク1の被保持部1Bの端面を押えることにより、ワーク1を軸方向に抜け止め保持し、加工可能とする。
【0009】
従って、ワーク1の天面側の加工時には、図4に示す如く、ワーク1の正立状態で該ワーク1の被保持部1Bを加工用治具10のワーク装着部10Aに装着し、このワーク1の被保持部1Bの端面をワーク押え具13で押えることにより、ワーク1を位置決め保持し、加工具2で加工できるものとなる。
【0010】
また、ワーク1の底面側の加工時には、図5に示す如く、天面側の加工を終了したワーク1を加工用治具10のワーク装着部10Aから一旦取り外した後、ワーク1を倒立させて該ワーク1の本体部1Aをワーク位置決め具11のワーク収容孔部11Bに収容させた状態で、該ワーク1の被保持部1Bを加工用治具10のワーク装着部10Aに装着し、このワーク1の被保持部1Bの端面をワーク押え具13で押えることにより、ワーク1を位置決め保持し、加工具2で加工できるものとなる。
【0011】
従って、本実施形態によれば以下の作用効果がある。
(a)ワーク1は、例えばフライス盤のテーブルに固定状態にある万力100にセットされた加工用治具10のワーク装着部10Aに単に装着されるだけで、軸直角方向にも、軸まわりの回転方向にも直ちに短時間で確実に位置決めされて保持される。従って、同一ワーク1を量産する場合に、同一ワーク1を1個ずつ単にワーク装着部10Aに着脱するだけで該ワーク1を位置決めでき、生産性を向上できる。
【0012】
(b)前述(a)のワーク1を天面側からも底面側からも加工するとき、該ワーク1の正立状態でその被保持部1Bをワーク装着部10Aに単に装着するだけで該ワーク1を位置決めして天面側の加工を行ない、続いて、該ワーク1を倒立状態にしてその被保持部1Bをワーク装着部10Aに単に装着するだけで、該ワーク1を位置決めして底面側の加工を行なうことができる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ワークを短時間で確実に位置決め保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は加工用治具のワーク位置決め具を示す模式図である。
【図2】図2は加工用治具のワーク回り止め具を示す模式図である。
【図3】図3は加工用治具のワーク押え具を示す模式図である。
【図4】図4はワーク天面加工状態を示す模式図である。
【図5】図5はワーク側面加工状態を示す模式図ある。
【符号の説明】
1 ワーク
1B 被保持部
10 加工用治具
10A ワーク装着部
100 万力

Claims (2)

  1. 万力にセット可能とされ
    柱状の本体部、該本体部に連なるフランジ状被保持部及び該フランジ状被保持部の外周の一部に設けてある平面部を有してなるワークの切削加工時に該ワークを位置決め保持するための加工用治具であって、
    ワーク位置決め具とワーク回り止め具とワーク押え具から構成され、
    前記ワーク位置決め具は、両外側面に、前記万力により挟持される平面部を備えるとともに、倒立状態の前記ワークの前記本体部を収容するワーク収容孔部を備え、ワーク収容孔部の開口部の周辺にワーク受座を備え、該ワーク受座の外周の一部に前記ワーク回り止め具を嵌合する切欠部を備え、該切欠部に該ワーク回り止め具を嵌合して固定可能とし、前記ワーク押え具は、前記ワーク位置決め具のワーク受座の周辺の上端面に固定可能とされ、
    前記ワーク位置決め具に前記ワーク回り止め具を固定した状態で、前記ワーク位置決め具の前記ワーク受座と前記ワーク回り止め具によりワーク装着部を形成し、前記ワークの本体部に連なる前記フランジ状被保持部の外周の一部に設けてある平面部を前記ワーク装着部内の前記ワーク回り止め具に合致させるように、前記ワークの被保持部を前記ワーク装着部に装着することにより、前記ワークを軸直角方向及び、軸まわりの回転方向に位置決め保持可能とし、前記ワーク押え具を前記ワーク位置決め具の上端面に固定し、前記ワーク押え具により前記ワークの被保持部の端面を押えることにより、前記ワークを軸方向に抜け止め保持し、切削加工可能とした加工用治具。
  2. 前記ワークを倒立させて該ワークの前記本体部を前記ワーク位置決め具の前記ワーク収容孔部に収容させた状態で、該ワークの前記被保持部を当該加工用治具の前記ワーク装着部に装着し、前記ワークの前記被保持部の端面を前記ワーク押え具で押えることにより、前記ワークを位置決め保持することで、
    前記ワークの装着部が、ワークの被保持部を該ワークの正立状態でも倒立状態でも保持可能としてなる請求項1記載の加工用治具。
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