JPH11308865A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH11308865A
JPH11308865A JP11045698A JP11045698A JPH11308865A JP H11308865 A JPH11308865 A JP H11308865A JP 11045698 A JP11045698 A JP 11045698A JP 11045698 A JP11045698 A JP 11045698A JP H11308865 A JPH11308865 A JP H11308865A
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JP
Japan
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voltage
power supply
circuit
output
rectifier circuit
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JP11045698A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Tsuji
常生 辻
Fujio Kizaki
富二夫 木崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電記録装置などに使用される電源装置にお
いて、低価格での構成が可能であり、かつ効率がよく、
出力電圧が両極性の範囲に設定可能な電源装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 一次巻線21の電圧を昇圧して二次巻線
22に出力するトランス20と、上記一次巻線21に接
続された交流供給手段と、上記二次巻線22に接続され
た整流回路24と、コンデンサ32と定電圧素子31が
並列接続された蓄電回路30で構成され、上記整流回路
24の出力に上記蓄電回路30を直列に接続した一端と
他端を出力とし、さらに上記出力を検出する電圧検出回
路29と、可変可能な信号源と、上記電圧検出回路29
の信号と上記信号源の信号を比較してその結果により上
記交流供給手段からの供給電圧を決定する制御回路33
を設けることにより、両極性の範囲で出力電圧を一定に
保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やLBPなど
の静電記録装置に用いる電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置の一例を図4により説明
する。1はトランス、1aは上記トランス1の一次巻
線、1bは上記トランス1の二次巻線である。3は交流
電圧発生器であり、上記一次巻線1aに接続され上記一
次巻線1aに交流電圧を供給している。上記一次巻線1
aに供給された交流電圧は上記二次巻線1bで昇圧する
ようになっている。2は整流回路で上記トランス1の二
次巻線1bに接続されている。2aはダイオード、2b
はコンデンサ、2cは抵抗であり、上記トランス1の二
次巻線1bの交流電圧を整流できる構成になっている。
4は電圧検出回路であり、上記整流回路2に接続され、
上記整流回路2の発生電圧を検出している。5は制御回
路であり、上記電圧検出回路4からの信号により上記整
流回路2の電圧が一定になるように上記交流電圧発生器
3からの交流電圧を制御している。
【0003】また、6はトランス、6aは上記トランス
6の一次巻線、6bは上記トランス6の二次巻線であ
る。10は交流電圧発生器であり、上記一次巻線6aに
接続され上記一次巻線6aに交流電圧を供給している。
上記一次巻線6aに供給された交流電圧は上記二次巻線
6bで昇圧するようになっている。7は整流回路で上記
トランス6の二次巻線6bに接続されている。7aはダ
イオード、7bはコンデンサ、7cは抵抗であり、上記
トランス6の二次巻線6bの交流電圧を整流回路2と逆
極性に整流できる構成になっている。上記整流回路7と
整流回路2は、電源装置の出力端子12と接地間に直列
に接続されている。8は電圧検出回路であり、電源装置
の出力端子12に接続されている。11は制御電圧であ
り、電源装置の外部から可変可能となっている。9は制
御回路であり、上記電圧検出回路8の信号と上記制御電
圧11の電圧が同じになるように交流電圧発生器10か
らの交流電圧を決定している。
【0004】以下に図4の動作を説明する。交流電圧発
生器10からトランス1の一次巻線1aに供給された交
流電圧が、トランス1の二次巻線1bで昇圧され、整流
回路2により整流される。また、交流電圧発生器10か
らトランス6の一次巻線6aに供給された交流電圧がト
ランス6の二次巻線6bで昇圧され、整流回路7により
整流される。整流回路2と整流回路7の整流極性は、逆
極性になるように構成されているため、電源装置の出力
端子12には、整流回路2と整流回路7の発生電圧の差
の電圧が出力されることになる。制御電圧11の電圧を
電源装置の出力端子12の電圧が整流回路2と同一極性
の電圧になるように設定した場合は、整流回路2の電圧
が固定されているため、整流回路7の電圧が整流回路2
の電圧より小さい値で安定するように交流電圧発生器1
0からの供給電圧が設定されることになる。
【0005】また、制御電圧11の電圧を電源装置の出
力端子12の電圧が整流回路2と逆極性の電圧になるよ
うに設定した場合は、整流回路7の電圧が整流回路2の
電圧より大きい値で安定するように交流電圧発生器10
からの供給電圧が設定されることになる。このように制
御電圧11の電圧を可変することで、電源装置の出力の
電圧を両極性の範囲で設定できることになる。
【0006】尚、整流回路2の抵抗2cと整流回路7の
抵抗7cは、上記各整流回路の逆極性の出力を発生させ
る場合の電流伝達の役割を果たしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、2個のコンバータが必要となり、高価
格、低効率の原因となっている。
【0008】本発明は上記課題を解決し、低価格での構
成が可能であり、かつ効率がよく、出力電圧が両極性の
範囲に設定可能な電源装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電源装置は、一次巻線の電圧を昇圧して二次
巻線に出力するトランスと、上記一次巻線に接続された
交流供給手段と、上記二次巻線に接続された整流回路
と、コンデンサと定電圧素子が並列接続された蓄電回路
で構成され、上記整流回路の出力に上記蓄電回路を直列
に接続した一端と他端を出力とする電源装置とし、さら
に電源装置の出力を検出する電圧検出回路と、可変可能
な信号源と、上記電圧検出回路の信号と上記信号源の信
号を比較してその結果により上記交流供給手段からの供
給電圧を決定する制御回路を設け、電源装置の出力を上
記整流回路に発生する電圧に対し逆極性で、かつ上記定
電圧素子の電圧よりも低い電圧に設定するものである。
【0010】この構成により、出力の電圧を両極性の範
囲で設定でき、高効率、低価格な電源装置が実現でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一次巻線の電圧を昇圧して二次巻線に出力するトラ
ンスと、上記一次巻線に接続された交流供給手段と、上
記二次巻線に接続された整流回路と、コンデンサと定電
圧素子が並列接続された蓄電回路で構成され、上記整流
回路の出力に上記蓄電回路を直列に接続した一端と他端
を出力とする電源装置であって、電源装置の出力を検出
する電圧検出回路と、可変可能な信号源と、上記電圧検
出回路の信号と上記信号源の信号を比較してその結果に
より上記交流供給手段からの供給電圧を決定する制御回
路を設け、上記信号源の信号を変化させることにより、
上記電源装置の出力の電圧を両極性の範囲で設定できる
ものであり、高効率、低価格にできるものである。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、電源装
置の出力端子と請求項1に記載の整流回路の発生電圧と
異なる極性の電源との間にダイオードと抵抗を直列に接
続することにより、電源装置の出力端子が接地電位にお
いても請求項1に記載のコンデンサに充電することがで
き、電源装置の出力発生時から整流回路の出力と逆極性
の電圧が出力できるものである。
【0013】以下本発明の実施の形態について図1〜図
3により説明する。 (実施の形態1)本発明の第一の実施の形態について、
図1を用いて説明する。
【0014】図1において、20は一次巻線21と二次
巻線22により構成されるトランス、23はトランス2
0の一次巻線21に接続された交流供給手段としての交
流電圧発生器、24はトランス20の二次巻線22に接
続されたダイオード25、コンデンサ26、抵抗27よ
りなる整流回路、28は整流回路24の出力側に設けた
出力端子、29はこの出力端子28に接続された電圧検
出回路、30は整流回路24とアース間に接続された定
電圧素子としてのツェナーダイオード31とコンデンサ
32の並列回路からなる蓄電回路、33は電圧検出回路
29と制御電圧源34に接続されて電圧検出回路29の
信号と制御電圧源34の電圧が同じとなるように交流電
圧発生器23の交流電圧を制御する制御回路である。
【0015】以下、本発明の第一の実施の形態における
電源装置の動作について説明する。交流電圧発生器23
からトランス20の一次巻線21に供給された交流電圧
が、トランス20の二次巻線22で昇圧され、整流回路
24により整流される。また、交流電圧発生器23から
トランス20の一次巻線21に供給された交流電圧がト
ランス20の二次巻線22で昇圧され、整流回路24に
より整流されて電圧が出力されることになる。
【0016】電源装置の出力端子28に整流回路24と
同一極性の電圧が発生するように制御電圧源34を設定
した場合、交流電圧発生器23からの交流電圧がトラン
ス20に供給され、昇圧された電圧が整流回路24で整
流され、電源装置の出力端子28の電圧を設定された電
圧にしようとする。しかし、電源装置の出力電流が流れ
始めると、コンデンサ32に出力電流が流れコンデンサ
32の電圧が上昇する。電源装置の出力端子28の電圧
は、コンデンサ32の電圧と整流回路24の電圧の差の
電圧となるため、コンデンサ32の電圧の上昇に伴って
整流回路24の発生電圧も上昇する。コンデンサ32に
は、並列にツェナーダイオード31が接続されているた
め、コンデンサ32の電圧は、ツェナーダイオード31
のツェナー電圧で安定することになり、整流回路24の
発生電圧は(電源装置の出力端子28の電圧+ツェナー
ダイオード31のツェナー電圧)で安定することにな
る。
【0017】続いて、この状態から電源装置の出力端子
28に整流回路24と逆の極性の出力電圧が発生するよ
うに制御電圧源34を設定した場合でも、電源装置の出
力端子28の電圧が整流回路24の発生電圧とコンデン
サ32の電圧の差となる。このときコンデンサ32の電
圧は、徐々に放電して低下して行くが、整流回路24の
電圧が上記コンデンサ32の電圧の変化分を補うよう
に、トランス20の一次巻線21への供給電圧が制御さ
れるため、電源装置の出力端子28の電圧は、設定され
た電圧に安定することになる。この状態は、コンデンサ
32の電圧が電源装置の出力端子28の設定電圧より小
さくなるまで持続する。
【0018】(実施の形態2)本発明の第二の実施の形
態について、図2を用いて説明する。
【0019】第一の実施の形態では、ツェナーダイオー
ド31と並列接続されているコンデンサ32からなる蓄
電回路30が、整流回路24と接地間に接続されていた
が、第二の実施の形態は、ツェナーダイオード31と並
列接続されているコンデンサ32の蓄電回路30が整流
回路24と電源装置の出力端子28との間に接続されて
いる。動作については、第一の実施の形態と同一のため
省略する。
【0020】(実施の形態3)本発明の第三の実施の形
態について、図3を用いて説明する。
【0021】図3において、35は抵抗、36はダイオ
ード、37は整流回路24と逆の極性の電圧が発生する
電源である。上記抵抗35と上記ダイオード36は直列
接続され、電源装置の出力端子28と上記電源37の間
に接続されている。
【0022】以下に動作を説明する。制御電圧源34を
電源装置の出力端子28が接地電位になるように設定し
た場合において、上記電源37から抵抗35とダイオー
ド36に流れる電流は、整流回路24を介してコンデン
サ32に充電される。コンデンサ32の電圧が上昇する
と、電源装置の出力端子28の電圧を接地電位に保つた
めに整流回路24の電圧も上昇し、コンデンサ32の電
圧と整流回路24の電圧が同一になるようにトランス2
0の一次巻線21へ入力が制御される。この動作は、コ
ンデンサ32の電圧がツェナーダイオード31のツェナ
ー電圧になったところで安定する。
【0023】この状態から電源装置の出力端子28に整
流回路24と逆の極性の電圧が発生するように制御電圧
源34を設定すると、第一の実施の形態で制御電圧源3
4を電源装置の出力端子28に整流回路24と逆の極性
の電圧が発生するように設定した時と同じ動作になる。
またその後、制御電圧源34を電源装置に整流回路24
と同一の極性の電圧が発生するように設定した時も第一
の実施の形態と同様の動作となるので、説明を省略す
る。
【0024】実施の形態1は、最初に電源装置の出力端
子28の電圧を整流回路24の出力と同一極性の電圧を
出力してからでないと整流回路24と逆極性の電圧が出
力できないが、実施の形態3は、電源装置の出力端子2
8の電圧を接地電位の状態から整流回路24の逆極性の
電圧を出力できるものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、一次巻線の電圧
を昇圧して二次巻線に出力するトランスと、上記一次巻
線に接続された交流供給手段と、上記二次巻線に接続さ
れた整流回路と、コンデンサと定電圧素子が並列接続さ
れた蓄電回路で構成され、上記整流回路の出力に上記蓄
電回路を直列に接続した一端と他端を出力とする電源装
置であって、電源装置の出力を検出する電圧検出回路
と、可変可能な信号源と、上記電圧検出回路の信号と上
記信号源の信号を比較してその結果により上記交流供給
手段からの供給電圧を決定する制御回路を設け、電源装
置の出力を上記整流回路に発生する電圧に対し逆極性
で、かつ上記定電圧素子の電圧よりも低い電圧に設定す
ることを特徴とするものであり、低価格での構成が可能
であり、かつ効率が良く、出力電圧が両極性の範囲で設
定できる電源装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電源装置の構成図
【図2】本発明の他の実施の形態による電源装置の構成
【図3】本発明のさらに他の実施の形態による電源装置
の構成図
【図4】従来の電源装置の構成図
【符号の説明】
20 トランス 21 一次巻線 22 二次巻線 23 交流電圧発生器 24 整流回路 25 ダイオード 26 コンデンサ 27 抵抗 28 出力端子 29 電圧検出回路 30 蓄電回路 31 ツェナーダイオード 32 コンデンサ 33 制御回路 34 制御電圧源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線の電圧を昇圧して二次巻線に出
    力するトランスと、上記一次巻線に接続された交流供給
    手段と、上記二次巻線に接続された整流回路と、コンデ
    ンサと定電圧素子が並列接続された蓄電回路で構成さ
    れ、上記整流回路の出力に上記蓄電回路を直列に接続し
    た一端と他端を出力とする電源装置であって、電源装置
    の出力を検出する電圧検出回路と、可変可能な信号源
    と、上記電圧検出回路の信号と上記信号源の信号を比較
    してその結果により上記交流供給手段からの供給電圧を
    決定する制御回路を設け、電源装置の出力を上記整流回
    路に発生する電圧に対し逆極性で、かつ上記定電圧素子
    の電圧よりも低い電圧に設定した電源装置。
  2. 【請求項2】 整流回路と逆極性の電源と電源装置の出
    力とを抵抗で接続してなる請求項1に記載の電源装置。
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